2015-11-04 14:38

中国の鉄鋼の危険信号

 中国の景気減速がいよいよはっきりしてきた。
今日の読売には中国の生産設備の過剰問題が取り上げられている。
この記事、不思議な事に電子版が無い、そこで記事を画像にして紹介したい。



<以下読売新聞11月4日、朝刊経済面から>

2015-11-4読売新聞記事中国設備過剰

実はこの記事、言っている事が実はとんでもない事を言っているのだが、もう少し詳しく見てみよう。

これは昨年3月、最近の鉄鋼事情と言うエントリーをした。
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-928.html


この時紹介した世界の粗鋼生産推移グラフの最新版である、

2015-11-4世界の粗鋼生産推移グラフ

最初に見てほしい部分は中国だけ突出して粗鋼生産量が伸びている。狂乱成長と言って良いだろう。
ドレ位の狂乱振りかというと日本全国の粗鋼生産量が1,1億トン程度。
中国が2003年に2,2億㌧、それが2013年には8,15億㌧、つまり大雑把にいうと2年で日本全国の製鉄所全部に相当する製鉄所が出来ていたことになる。日本の製鉄所は巨大である。代表的な新日鉄住金の君津製鉄所など凄い規模だが、あんなものが雨後の竹の子の如く出来ていたことになる。・・・恐ろしや・・・


そして2014年は2013年とほぼ同じ、つまり横這いである。あれだけの急成長してきた粗鋼増産が急ブレーキがかかった事になる。
そして今年度はどうか。

此処に2015年の9月までの数字がある。

2015-11-4世界の粗鋼生産量9月実績

出典:http://www.jisf.or.jp/data/iisi/documents/worldsteel_2015_09.pdf

此処を見ると粗鋼の2015年1月~9月の実績が分かる。
中国の場合、1月~9月までだが前年比マイナス2.1%となっている。
遂に狂乱成長がマイナスに転じた訳だ。

そしてこんな事は先ず歴史を紐解けばいい前例がある。
ソ連だ。

世界の粗鋼生産推移グラフのソ連の所に書き込みがしてある。これを見てほしい。
ソ連の場合も計画経済なので、粗鋼生産量は戦後すぐからほぼ一直線の右肩上がりで推移している。
それがパッタリ止まったのが1978年、それから12年ほど上がったり下がったり、ほぼ横ばいと言っても良い状態。
そして最後のピークが1990年、その翌年1991年12月にソ連は崩壊した。

其の1978年頃何があったのだろうか。
調べてみても77年6月ブレジネフ就任とか79年6月SALTⅡ調印とか、あまり目立った動きが無い。しかし78年には東欧諸国のソ連離れが顕著になっているのが目立つ程度。つまり経済の実態を隠していたのが隠し切れなくなって生産が停滞してきたのがこの頃と言えるのだと思う。
それから13年、1991年12月ソ連は崩壊した。

さてこんな実例を見ると中国はどうか、中国はこんな変化が従来の色んな国の3~4倍のスピードで進んでいると言う。
そうすると鉄鋼がピークを打って3年くらいで崩壊???、
オイオイ、そんな事を言うとあと2年くらいで崩壊になってしまうぞ、本当かなあ、この話。

この中国の余剰生産設備問題は9月にトルコで行われたG20で麻生さんが鋭く切り込んでいる。
他の国が中国に腫れ物に触るような対応だったのだが、麻生さんはこんな事を言っている。

2015-11-4G20での麻生発言
https://www.youtube.com/watch?v=328qU1WW4Rw

(1) 過剰設備の解消
(2) 人口減少に対応した社会保障制度の構築
(3) 不良債権処理

当然だと思うが、実はこれが大問題である。冒頭の読売記事を見てほしい。余剰設備が4億トン分あると書いてある。
中国全体で生産量は8億トン強なので約半分が余剰、日本全体の4倍近い量になる。

この余剰設備には全部人がついている訳で、余剰人員も大問題。
更にそんな余剰設備を作ったカネが不良債権になっている筈、麻生さんが言っている上掲3項目はすべて繋がっている訳だ。

そんな折、今日集金平がこれからの経済成長率を6.5%に下方修正すると報道されている。

習主席「6・5%以上」、成長目標引き下げ表明
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151103-118-OYT1T50084/list_KEIZAI

こんな事では収まりそうもない予感。さてさて如何したものか・・・
  1. 中国
  2. TB(0)
  3. CM(14)

コメント

日本のマスコミは中国が起こした日本企業への事件は報じませんね?

短足おじさん、こんばんは・・

中国の鉄鋼業界の真相は興味深い話ですね。少し中国絡みの話としては地味ですが、福井市に本社が在った江守グループホールディングスという東証一部上場企業が今年の5月末に破綻しました。巨額な中国企業への売り上げ金が回収出来なかった事が原因とニュースとして書かれてました。テレビで報じられる事もなかったみたいでした。同じ日本の沖電気の中国の銀行用ATM機の販売会社が今月の2日に200億円もの巨額な金額を回収出来なくなったと極一部でニュースで報じられました。そのおかげで沖電気の株価は一日で二割以上も暴落しました。これもテレビでは報じられる事が無かったように思います。少しあまり関係無い話ですが、日韓中の三カ国の首脳がソウルで会談した二日間で韓国と中国では昼食会もしてもてなしたようですが、日韓では昼食会も日本の働き掛けてもせず、韓国の官邸から出た食堂で安倍総理はランチを食べたそうです。この賓客をもてなすどころか、無礼な事を報じたテレビ番組も無かったように思います。話は逸れましたが、江守グループホールディングスも東証一部の大企業です、が中国では騙されました。沖電気も同じです。日本の企業は中国へのビジネスは撤退する事が必要です。でも日本国はそれを大声で言えません。日本のマスコミが大声で江守グループホールディングスや沖電気が騙された事を報じる事が次の被害企業を防止する事になるでしょう。韓国の朴クネ大統領の安倍総理への無礼もテレビで放送する事は民間放送の責務で責任でしょう。それもしないなら、TBSもテレビ朝日やNHKもニュースなど、放送するなと私は言いたいですね。
  1. 2015-11-05 03:23
  2. URL
  3. 匿名希望のコロ4号 #-
  4. 編集

 あと2年というのは、日本企業は早く撤退しないと大変な事になりますね。マスコミは、未だに中国は大丈夫だと言うところが多いようです。でも先日 高橋洋一さんが、中国のGDPはー3%だと分析されていました。

「衝撃データ入手!大嘘つき中国のGDP6.9%増「本当はマイナス3%」だった」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46125

 最近は李克強指数を参考にする人が増えて、だいたいプラス・マイナス3~4%とする人が多いようです。それに困った日本のパンダ・ハガーが、懸命に中国は「貨物輸送」ではなく「トラック輸送」が主な輸送手段なので中国は順調だと主張していました。良く分りませんが、苦しい言い訳に聞こえました。

 それにしても中国は、短足様が書かれているようにソ連の後追いをしているみたいですね。国民を洗脳しても、70年くらいで解けると何かで読みました。我が国もWGIPから解き放たれつつありますし、中国も共産党主義が終わりつつあるのかも知れませんね。

 なんとか中国が大崩壊ではなく、徐々に言語や民族によって別れてくれると良いと思います。日本に難民が何億もきたら大変です。
  1. 2015-11-05 08:19
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

まず8億トンの鉄鋼生産というもの

冗談だろうと思ってます。まずもって支那のGDP自体が数字として信頼できません。仮に日本の1.5倍規模だとしても鉄鋼生産で8倍という数字は通常有り得ないものでしょう。

産業構造がいくら違うといっても限度がります。ソ連邦のGDPは1985年の時点で当時の日本とほぼ同じであったということが分ってます。その当時で鉄鋼生産が1.5倍です。とするならば当時と同じ比率で鉄鋼生産があるとすれば(当時のソ連邦も相当に重工業に傾斜生産してた国です)、2.5倍までは行かないのではないかということです。現在の支那が造船等の特定の鉄鋼消費が大きい産業に偏った発展をしてることも事実ですが、所要量が3億トンを大きく超えるというのがまず変です。

この生産量もGDPと一緒でどこまで本当か判断は誰もできないというのが正解でしょう。しかも2001年以降はGDPの伸び率とも乖離した異常な数値です。国内で単年度4億トンもの在庫を抱えられるものでしょうか。まずそれが不思議だと思います。

更に問題は需要です。連中はソ連邦と違い輸出に大きくドライブしてますが最大の需要先である造船はその受注量を2015年に大きく減らしています。これはいわゆる造船の2014年問題というもので造船需要自体が大きく減ることが予想されていたことに加え、日本の造船業界が体質改善に成功した上アベノミクスの円安で競争力を大きく取り戻したことが大きいはずです。

ソ連邦は成長停止の数年後に崩壊ということですが連中はそこまで持つでしょうか。ここ数年の経済成長の数字は電力消費や貨物輸送量の統計から見てありえない数字です。ソ連邦でも本当にGDPは崩壊後の調査で初めてわかりました。支那もおそらくはおんなじです。

日本はいわゆる株価の崩壊から不況に沈むまで6年位は経ってるはずです。しかし基礎体力に問題があり内需に問題を抱えてる経済情勢でそこまで持つでしょうか。おそらくは1年前後と小生は見てます。元早い可能性さえあると思ってます。

  1. 2015-11-05 08:57
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

 超巨大土法炉を作って、リアル大躍進しちゃったのですからね。

 実害も大躍進政策を遥かに上回るでしょう?

 しかし何でこんな馬鹿なことばかりやるんでしょうね?

 このエネルギーと資金を、国民の福祉や教育に回していれば・・・・・今頃は・・・・・。

 と、思うんですけどね。
 
  1. 2015-11-05 11:00
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

中華文明圏

 ベトナムに主人が駐在していた時に聞いたのですが、地元の企業はとにかく、金払いが悪かったそうです。それで、日系以外とは取引をしないことにした会社もあったそうです。規模は違うのでしょうが、同じですね。

 最近知ったサイトに、ブルガリア研究室というところがあり、社会主義経済の実態をいろいろ書いてありました。いかに非効率的で、数字合わせになっていくのか、計画経済の様子がよくわかりました。よかったら覗かれてみてください。
  1. 2015-11-05 14:54
  2. URL
  3. Cherry Blossoms #-
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Re: 日本のマスコミは中国が起こした日本企業への事件は報じませんね?

> 短足おじさん、こんばんは・・
>
> 中国の鉄鋼業界の真相は興味深い話ですね。少し中国絡みの話としては地味ですが、福井市に本社が在った江守グループホールディングスという東証一部上場企業が今年の5月末に破綻しました。巨額な中国企業への売り上げ金が回収出来なかった事が原因とニュースとして書かれてました。テレビで報じられる事もなかったみたいでした。同じ日本の沖電気の中国の銀行用ATM機の販売会社が今月の2日に200億円もの巨額な金額を回収出来なくなったと極一部でニュースで報じられました。そのおかげで沖電気の株価は一日で二割以上も暴落しました。これもテレビでは報じられる事が無かったように思います。少しあまり関係無い話ですが、日韓中の三カ国の首脳がソウルで会談した二日間で韓国と中国では昼食会もしてもてなしたようですが、日韓では昼食会も日本の働き掛けてもせず、韓国の官邸から出た食堂で安倍総理はランチを食べたそうです。この賓客をもてなすどころか、無礼な事を報じたテレビ番組も無かったように思います。話は逸れましたが、江守グループホールディングスも東証一部の大企業です、が中国では騙されました。沖電気も同じです。日本の企業は中国へのビジネスは撤退する事が必要です。でも日本国はそれを大声で言えません。日本のマスコミが大声で江守グループホールディングスや沖電気が騙された事を報じる事が次の被害企業を防止する事になるでしょう。韓国の朴クネ大統領の安倍総理への無礼もテレビで放送する事は民間放送の責務で責任でしょう。それもしないなら、TBSもテレビ朝日やNHKもニュースなど、放送するなと私は言いたいですね。


興味深い話、情報ありがとうございます。
江守グループホールディングスで検索して見たらいろいろ出てきました。
しかし中国が売り上げの70%、これを見た時これでは自業自得だと思いました。少なくとも中国の問題等随分前から言われていたことなど知っている筈です。
それでも中国にのめりこんでしまったと言うのは、目先の利益の目が眩んだとしか言えません。
以下は私の推測ですが・・・
多分経営者の方には結構キックバックのある、うまみの有る商売だったんでしょう。
人を騙してやろうとたくらむ連中は相手の脇の甘さをよく見ています。カネが好きなのか、女が好きなのか・・・

そんな事から私も自分の反省をしていかねばいけないかなあ、当事者の方には苦い経験だったと思いますが、それが日本人にはいい勉強になったのかもしれません。

しかし他人事でなく大変な話で、しかも殆ど報道されない、此処が大問題ですね。

  1. 2015-11-05 18:49
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  3. 短足おじさん二世 #-
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To:都民です さん

>  あと2年というのは、日本企業は早く撤退しないと大変な事になりますね。マスコミは、未だに中国は大丈夫だと言うところが多いようです。でも先日 高橋洋一さんが、中国のGDPはー3%だと分析されていました。
>
> 「衝撃データ入手!大嘘つき中国のGDP6.9%増「本当はマイナス3%」だった」
> http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46125
>
>  最近は李克強指数を参考にする人が増えて、だいたいプラス・マイナス3~4%とする人が多いようです。それに困った日本のパンダ・ハガーが、懸命に中国は「貨物輸送」ではなく「トラック輸送」が主な輸送手段なので中国は順調だと主張していました。良く分りませんが、苦しい言い訳に聞こえました。
>
>  それにしても中国は、短足様が書かれているようにソ連の後追いをしているみたいですね。国民を洗脳しても、70年くらいで解けると何かで読みました。我が国もWGIPから解き放たれつつありますし、中国も共産党主義が終わりつつあるのかも知れませんね。
>
>  なんとか中国が大崩壊ではなく、徐々に言語や民族によって別れてくれると良いと思います。日本に難民が何億もきたら大変です。


情報ありがとうございます。
確かに私の調べた数字と大差ない所ですね。しかし中国の数字はあてにならない所が多いので気をつけねばいけません。
恐らく本当の数字は中国が崩壊してからでなければわからないでしょう。
とんでもない数字が出て来る筈です。

所で中国の崩壊が緩やかであってほしいとの話、私も同感なのですが、現実はトンデモナイ大崩壊になるのは間違いないと見ています。
中国は1千万や2千万の人が死ぬことなど平気な国です。
以前「中国人の心の奥が分かる話」をエントリーしました。
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-860.html

つまり中国と言う国は日本でいえば「少年A」が大人になって国を牛耳っているようなものなんです。
現在のヨーロッパの移民問題のもっと大きな規模の問題が起こることを覚悟せねばいけない。
1人でも多くの方にこんな現実を知っていただきたいと思っています。
  1. 2015-11-05 19:14
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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Re: まず8億トンの鉄鋼生産というもの

> 冗談だろうと思ってます。まずもって支那のGDP自体が数字として信頼できません。仮に日本の1.5倍規模だとしても鉄鋼生産で8倍という数字は通常有り得ないものでしょう。
>
> 産業構造がいくら違うといっても限度がります。ソ連邦のGDPは1985年の時点で当時の日本とほぼ同じであったということが分ってます。その当時で鉄鋼生産が1.5倍です。とするならば当時と同じ比率で鉄鋼生産があるとすれば(当時のソ連邦も相当に重工業に傾斜生産してた国です)、2.5倍までは行かないのではないかということです。現在の支那が造船等の特定の鉄鋼消費が大きい産業に偏った発展をしてることも事実ですが、所要量が3億トンを大きく超えるというのがまず変です。
>
> この生産量もGDPと一緒でどこまで本当か判断は誰もできないというのが正解でしょう。しかも2001年以降はGDPの伸び率とも乖離した異常な数値です。国内で単年度4億トンもの在庫を抱えられるものでしょうか。まずそれが不思議だと思います。
>
> 更に問題は需要です。連中はソ連邦と違い輸出に大きくドライブしてますが最大の需要先である造船はその受注量を2015年に大きく減らしています。これはいわゆる造船の2014年問題というもので造船需要自体が大きく減ることが予想されていたことに加え、日本の造船業界が体質改善に成功した上アベノミクスの円安で競争力を大きく取り戻したことが大きいはずです。
>
> ソ連邦は成長停止の数年後に崩壊ということですが連中はそこまで持つでしょうか。ここ数年の経済成長の数字は電力消費や貨物輸送量の統計から見てありえない数字です。ソ連邦でも本当にGDPは崩壊後の調査で初めてわかりました。支那もおそらくはおんなじです。
>
> 日本はいわゆる株価の崩壊から不況に沈むまで6年位は経ってるはずです。しかし基礎体力に問題があり内需に問題を抱えてる経済情勢でそこまで持つでしょうか。おそらくは1年前後と小生は見てます。元早い可能性さえあると思ってます。


中国の統計が当てにならない事は分かります。
しかし鉄鋼の場合ですが原料の石炭はオーストラリアからの輸入が相当部分を占めている筈です。
そこの輸出統計などからどれくらいの鉄庫が生産されたのか推定が付きます。
中国の製鉄所がどんな設計家詳しい事は知識がありませんが、新日鉄が指導した宝山から設計図や技術情報が漏れている筈。それともっと多いのが韓国のポスコが流した技術情報でしょう。
この辺りは高速鉄道で日本の技術を盗んだのと全く同じ構図。
でなければ、あのような高度成長など出来る筈がありません。
私も前から鉄鋼関係の情報は当たっていますが、若し出て来る数字が出鱈目なら新日鉄辺りからそんな事が漏れ出てきてもおかしくないと見ています。

それから中国の鉄鋼は国内に無茶苦茶なゴーストタウンを作ったり、全く役に立たない長大橋を作ったりしています。
そんな金は何処から出て来るか、麻生さんが言う不良債権ですが、これも天文学的数字でしょう。
オマケにそのカネのでどことはアメリカです。アメリカが金融緩和でドルを刷って垂れ流す。これが中国に回ってバブルを引き起こしている。そんな構図ですね。

しかし仰るようにあと1年しか持たないかもしれません。
そんな事にしっかり備えねばいけない事は事実です。
  1. 2015-11-05 19:30
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  3. 短足おじさん二世 #-
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実は以前から

この数字は怪しいということを言ってる人々はいました。一例はこれ

http://jp.wsj.com/layout/set/article/content/view/full/241840

確かに輸入統計は相手国があるからごまかせませんがそれをすべて清算してるわけがないということです。連中は一時資源の爆買いをやってましたがそれをすべて加工したわけではなさそうです。鉄鉱石の価格が品の在庫如何で大きく変わるというのはこの世界では常識のようですし、製品在庫はどれだけあるか…鉄鋼連盟の数字だって確か自己申告のはずです。

小生がガキの頃新日鉄の君津製鉄所が出来ましたが、それはある意味国家的な慶事でもありました。それがここ数年で君津を超えるような大製鉄所がいくつもできてるということです。もちろん投資したことは事実でしょうがそう簡単に大製鉄所を運営できる人材が育つでしょうか。連中がどんな鉄を作ってるのかということまで含めれば本当にしんようがならない、としか言えない気がします。

ジム・ロジャーズも言ってましたが、おそらく株式市場は投入できる資金がなくなればおそらく次の底が来るはずです。銭の切れ目が命の切れ目としか言えないでしょう。
  1. 2015-11-05 20:47
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

To:よもぎねこさん

>  超巨大土法炉を作って、リアル大躍進しちゃったのですからね。
>
>  実害も大躍進政策を遥かに上回るでしょう?
>
>  しかし何でこんな馬鹿なことばかりやるんでしょうね?
>
>  このエネルギーと資金を、国民の福祉や教育に回していれば・・・・・今頃は・・・・・。
>
>  と、思うんですけどね。


正に超巨大土法炉でしょうね。
しかしそれでも一応鉄が出来てくる、困ったもんです。
こんなエネルギーを福祉や教育・・・、これは無理でしょうね。
彼らの目的は自分の腹を肥やす、これ以外有りません。
教育? なにそれ食えるんか?、こう言う所でしょう。
マルクスは子供の教育をせよとは言っていないんですよね。
そんな連中が国を運営している訳です。
  1. 2015-11-05 21:36
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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Re: 中華文明圏

>  ベトナムに主人が駐在していた時に聞いたのですが、地元の企業はとにかく、金払いが悪かったそうです。それで、日系以外とは取引をしないことにした会社もあったそうです。規模は違うのでしょうが、同じですね。
>
>  最近知ったサイトに、ブルガリア研究室というところがあり、社会主義経済の実態をいろいろ書いてありました。いかに非効率的で、数字合わせになっていくのか、計画経済の様子がよくわかりました。よかったら覗かれてみてください。



情報ありがとうございます。
社会主義の問題点は一言でいえば人間の本質に合わない、そうなんだと思います。
そうでなければ共産主義黒書なんて名書物が出来て20世紀で少なくとも一億人以上殺した、こんな事が書かれる筈が無いですから。

其れとベトナムは中国の劣化コピーと言う面があるので、気をつけねばいけませんが彼らは基本的に親日です。
理由は昔中国に有った越(呉越同舟の越)という国、この越の民がインドシナ半島方面に逃げたのがベトナム(漢字表記は越南)、海に逃げ北上したのが日本人(だから日本には越前とか越後がある)、彼らはそう思っていますのでね。
  1. 2015-11-05 22:12
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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Re: 実は以前から

> この数字は怪しいということを言ってる人々はいました。一例はこれ
>
> http://jp.wsj.com/layout/set/article/content/view/full/241840
>
> 確かに輸入統計は相手国があるからごまかせませんがそれをすべて清算してるわけがないということです。連中は一時資源の爆買いをやってましたがそれをすべて加工したわけではなさそうです。鉄鉱石の価格が品の在庫如何で大きく変わるというのはこの世界では常識のようですし、製品在庫はどれだけあるか…鉄鋼連盟の数字だって確か自己申告のはずです。
>
> 小生がガキの頃新日鉄の君津製鉄所が出来ましたが、それはある意味国家的な慶事でもありました。それがここ数年で君津を超えるような大製鉄所がいくつもできてるということです。もちろん投資したことは事実でしょうがそう簡単に大製鉄所を運営できる人材が育つでしょうか。連中がどんな鉄を作ってるのかということまで含めれば本当にしんようがならない、としか言えない気がします。
>
> ジム・ロジャーズも言ってましたが、おそらく株式市場は投入できる資金がなくなればおそらく次の底が来るはずです。銭の切れ目が命の切れ目としか言えないでしょう。


おお! ここにも有りましたか、なるほど良く分かります。
私も中国の統計の可笑しい事は異論の余地は有りませんが、あんまりおかしいなら新日鉄辺りからデータがリークされるのではないかと見ているのです。
例えばVW問題、トヨタはとっくに気が付いていたと報道されていますが、ライバル研究は当たり前です。
鉄鋼の場合は特に一度火を入れたら10年20年止められない。そんな高炉の性質上全世界の需要と供給の詳細は情報は不可欠。
だから新日鉄などライバル社の詳しいデータをつかんでいる筈。そう思っています。

それから銭の切れ目の問題。
中国のカネは元はアメリカ発です。それが回りまわって中国へ来る。今のグローバル経済は訳分かりませんね。
アメリカの金融緩和問題に中国が一喜一憂しているのはそんなわけです。
  1. 2015-11-05 22:49
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

無計画経済

こんにちは、連投すいません。

相変わらず麻生閣下はキレが良いですね、思うに市場に任せるべき問題と、国家が介入すべき問題の切り分けがハッキリしている。

ソビエト連邦の行き詰まりが計画経済の国家独占資本の弊害だとすると、現在の中国は盲目の無計画経済の成れの果てではないかと。
自動車生産も、2500万台/年の需要に対して5000万台/年の生産能力で、稼働率50%だとか。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM05H3O_V00C15A5MM8000/

豪州在住者からいつも聞く話で、シナ人同士が近くでキャンティーンを始めると、差別化することなく値引き競争を繰り返して、結局双方とも行き詰って廃業してしまうとか。

資本の集積が無ければ小売店レベルの話で済むのですが、一つの成功モデルに皆が群がって焼畑にしてしまう、韓国では財閥がこれを行い1997年に破綻し、今の中国はシャドウバンキングが国家規模の焼畑経済を作り出してしまった。
もうこれは特アの宿命ではないかと、傍からは全く迷惑な話です。

市場が機能していれば資本利益率の低下から過剰投資の暴走が止められ、また需要予測から考えれば適正な生産規模が想定にできるにも拘らず、その辺りが目隠しされてしまって暴走が止まらなかった。
嘗ての鉄不足で悩んだ記憶から国内に無限の需要があるような感覚だけで邁進、いやそう思い込まないとシャドウバンキングが機能しない、結局は遅れてきたマネーゲームの結果の一面もあるかと思うところです。

焼畑に対して未知の分野には中々進出しない、そのため製品や中間財の輸入依存度が低くならない。輸出依存度が高いのは輸入依存度が高いことの裏返し過ぎないと思えてきました。

昔聞いた話で、1980年頃までの中国は深刻な鉄不足に悩まされていて、普通なら鉄骨で作るトラス構造まで、苦労して鉄筋コンクリートで作っていたそうです。なるべく圧し応力になり引張り応力が加わらないように構造設計していたそうで、継承されていればその辺りのコンクリートの技術はあるはずなのですが。

そうすると更新していない古い設備が残っているという話は、そもそもそのような設備が元々あったのかと、俄かに信じ難いのです。溶銑炉程度はあったとしても、鉄鋼生産には組み入れられないものでしょう。

建材用途やアングル・チャンネルといった定型の鋼材はありますが、厚板も薄板も注文に応じて作るものと聞いていますので、山積みの在庫の鉄鋼とは何を指すのかも少々疑問なのです。
果たしてその在庫は需要とマッチングしてそのまま使えるものなのか、再度融解して成型し直す必要があるなら、スクラップと同じではないかと。
それを指して「宝の山があるぞ」と言っている、そんな気もしないではないのです。
  1. 2015-11-07 18:19
  2. URL
  3. fcq821 #/lkjinTE
  4. 編集

Re: 無計画経済

> こんにちは、連投すいません。
>
> 相変わらず麻生閣下はキレが良いですね、思うに市場に任せるべき問題と、国家が介入すべき問題の切り分けがハッキリしている。
>
> ソビエト連邦の行き詰まりが計画経済の国家独占資本の弊害だとすると、現在の中国は盲目の無計画経済の成れの果てではないかと。
> 自動車生産も、2500万台/年の需要に対して5000万台/年の生産能力で、稼働率50%だとか。
> http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM05H3O_V00C15A5MM8000/
>
> 豪州在住者からいつも聞く話で、シナ人同士が近くでキャンティーンを始めると、差別化することなく値引き競争を繰り返して、結局双方とも行き詰って廃業してしまうとか。
>
> 資本の集積が無ければ小売店レベルの話で済むのですが、一つの成功モデルに皆が群がって焼畑にしてしまう、韓国では財閥がこれを行い1997年に破綻し、今の中国はシャドウバンキングが国家規模の焼畑経済を作り出してしまった。
> もうこれは特アの宿命ではないかと、傍からは全く迷惑な話です。
>
> 市場が機能していれば資本利益率の低下から過剰投資の暴走が止められ、また需要予測から考えれば適正な生産規模が想定にできるにも拘らず、その辺りが目隠しされてしまって暴走が止まらなかった。
> 嘗ての鉄不足で悩んだ記憶から国内に無限の需要があるような感覚だけで邁進、いやそう思い込まないとシャドウバンキングが機能しない、結局は遅れてきたマネーゲームの結果の一面もあるかと思うところです。
>
> 焼畑に対して未知の分野には中々進出しない、そのため製品や中間財の輸入依存度が低くならない。輸出依存度が高いのは輸入依存度が高いことの裏返し過ぎないと思えてきました。
>
> 昔聞いた話で、1980年頃までの中国は深刻な鉄不足に悩まされていて、普通なら鉄骨で作るトラス構造まで、苦労して鉄筋コンクリートで作っていたそうです。なるべく圧し応力になり引張り応力が加わらないように構造設計していたそうで、継承されていればその辺りのコンクリートの技術はあるはずなのですが。
>
> そうすると更新していない古い設備が残っているという話は、そもそもそのような設備が元々あったのかと、俄かに信じ難いのです。溶銑炉程度はあったとしても、鉄鋼生産には組み入れられないものでしょう。
>
> 建材用途やアングル・チャンネルといった定型の鋼材はありますが、厚板も薄板も注文に応じて作るものと聞いていますので、山積みの在庫の鉄鋼とは何を指すのかも少々疑問なのです。
> 果たしてその在庫は需要とマッチングしてそのまま使えるものなのか、再度融解して成型し直す必要があるなら、スクラップと同じではないかと。
> それを指して「宝の山があるぞ」と言っている、そんな気もしないではないのです。


麻生さんの話ですが、中国では日本が中国を苛めている(!)、こんな風に報道されているようです。
欧米の白人連中でさえ今までのしがらみなどからゴニョゴニョブツブツしか言えなかった。そこへ麻生さんが舌鋒鋭くズバリと言った。欧米では流石日本だ、良く言ってくれたという評価の様です。
こんな所が麻生さんの強みなんでしょうね。

豪州在住者の話、興味深い話ですね。
実はタイで華僑街近くに住んでいましたので、華僑のこの習性は良く分かります。こんな習性が華僑街を作るんでしょう。
しかし商売でこんな習性を大々的にやるとトンデモナイ事が起こる。それが中国の鉄鋼業でしょうね。
キャンティーン位なら影響も小さいのですが鉄鋼業や自動車産業では世界規模になりますから。
世界規模で粗悪な鉄をばら蒔いてくれると世界が迷惑します。
まあこの粗悪な鉄は韓国が始めて中国にそれを伝授したので、中韓合作の大失敗でしょうね。


  1. 2015-11-08 07:31
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  3. 短足おじさん二世 #-
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