2015-10-25 13:41

GEが面白い事を言っている

 昨日GEが製造業に回帰すると言う報道についてエントリーした。今回はその続編、GEのHPにGEリポートと言うものがあり、大変面白い内容が載っている。
GEほどの大会社が製造業への回帰を決めると言う大変革、その一端と思われ大変興味深い。


何はともあれ、どんな事を言っているかを紹介しよう。

最初にGEリポート(正確にはREPORTSだが、分かりやすくリポートと表記)のこんなページ

http://gereports.jp/post/124649266664/inventing-the-next-industrial-era

このGEReportsで「日本のこれからを考える」を見るとこんな画面。
今年7月にGEが日本で開催したフォーラムのパネルディスカッションの様子。

(画像を貼り忘れました、追加します・・・深謝!)
2015-10-25GEリポートジャパン

大変興味深いので、以下その内容。

<以下引用>

名経営者たちが語る、製造業の未来とこれからの指針
Jul 21, 2015


GE REPORTS JAPAN今号では、
日本GEが7月9日に開催したフォーラム「Inventing the Next Industrial Era with Japan」より、
“日本と創造する未来の産業 “と題したパネルディスカッションの模様をお届けします


製造業に押し寄せる、大変革の波
パネリストとして登壇したのは、IHI代表取締役社長 斎藤保氏、コマツ社長(兼)CEO 大橋徹二氏、富士フイルムホールディングス代表取締役会長・CEO 古森重隆氏の三氏とGE会長兼CEO ジェフ・イメルト。一橋大学の米倉誠一郎教授の進行のもと、さまざまな角度から意見が交わされ 「これからの製造業の指針」ともいうべき下の企業姿勢が、パネリストの支持を集めました。

【これからの製造業の指針:パネルディスカッションから】
1. 自らを破壊するほどの覚悟で変革しなくては、生き残ることはできない。
2. ビッグデータは、顧客自身さえ気づいていないニーズを掘り起こし、顧客のビジネスを革新することができる。
3. 顧客起点で考え、ビジネスプロセスを遡って変革することが必要。すべては顧客の利益のためである。
4. 時間をかけて100%を目指すよりも、いち早く上市し修正を重ねる方が、結果的に顧客の利益にかなう。
5. 自前主義に陥らずオープン・イノベーションで社外の力を活用し、スピードを追求することが必要。


指針-1:自らを破壊するほどの覚悟で変革しなくては、生き残ることはできない。
 パネリスト全員が頷いた、今まさに製造業の大変革が巻き起こっている事実。しかし、企業の変革は簡単なことではありません。ましてそれが、成功体験を誇るコア事業であればなおのこと。売上の7割を占めていた銀塩フイルム市場がわずか4、5年のうちに消滅してしまう、という荒波を乗り越えた経験を持つ富士フイルムは、そのとき経営資源を徹底して棚卸し、その実力を客観的に見極め、既存市場/隣接市場における可能性を一から検証したといいます。「銀を使うケミカルプロセスと製薬のプロセスは、化学によって機能を再現するという点で、近いところにありました。化粧品もそうです。こうして医薬品と化粧品という新しい事業領域に取り組むことを決めました」(富士フイルム 古森氏)。

 「成功した要因は、市場選択が正しかったこと。それに社員の力、そして技術・財務力・チャレンジする精神など、会社にアセットがあったことです」(同氏)。



 自分たちの強みを冷静にとらえ、大胆に決断する。金融事業からインダストリアル事業へと事業ポートフォリオの大幅な転換を決意したGEとも共通します。「じつは金融危機の前から“製造業の時代が来る“と考えていました。製造業の中心にはテクノロジーがあります。グローバル化や顧客との関係とも切り離せません。GEはそれらをすべて備えているにも関わらず、金融分野ではこうした強みを生かし切れていないと感じていたのです」(GE イメルト)。


指針-2:ビッグデータは、顧客自身さえ気づいていないニーズを掘り起こし、顧客のビジネスを革新することができる。
 データによってビジネスを革新した企業といえば、多くの人が日本ではコマツの名前をあげるでしょう。モデレーターの米倉教授の 「“いまのブルドーザーは3Dプリンター。自動で土地を造成し、道路を作る。”そう言った人がいます。コマツはまさにそのように、ソフトとハードを結びつけてきましたね」との問いかけに対しコマツの大橋社長は次のように語りました。 「建設機械・鉱山機械の分野では、こういうものがお客様に受け入れられるだろうという仮説に基づいて商品開発をします。しかし、それが本当に機能しているかどうかは、なかなか判りません。建設機械の情報を遠隔で確認するためのシステム“KOMTRAX”を開発し、実際の機械の使われ方を“見える化”することで、自分たちの仮説を検証できるようになりました。その後導入した“スマートコンストラクション”では、さらに踏み込んで、お客さま自身さえ気づいていない、本当のバリューも“見える化”することができたんです」。



指針-3:顧客起点で考え、ビジネスプロセスを遡って変革することが必要。すべては顧客の利益のためである。
 「データを活用する目的は、顧客企業の生産性向上に貢献すること」GE のイメルトはこう言います。「テクノロジーはそれを達成するための手段であり、最終的な目的はお客さまの成果を高めることにあります」(同)。顧客起点で考えて製造開発など初期プロセスから正しく修正していく、そういう姿勢が、これからのメーカーのあり方だと言えそうです。「設計図面の不備に起因する工事のやり直しが、工事費を3割押し上げているという現実があります。ドローンを飛ばして精密測量をすれば、元の設計図が間違っていることがわかる。バックワードで考えなくてはだめなんです」(大橋氏)。

指針-4:時間をかけて100%を目指すよりも、いち早く上市し修正を重ねる方が、結果的に顧客の利益にかなう。
 「シーズもニーズも多様化しているし、変化も激しい。こうだと決めつけて商品化すると往々にして間違います。製品が市場に導入される頃には、もうニーズとずれている」(富士フイルム 古森氏)。こういった状況は、製造業に携わる多くの人々の実感でしょう。

 GEではFastWorksという考え方を導入、“シリコンバレーのスタートアップ企業流”のやり方を重工業のGEに当てはめようとしています。これは、まずMVPs: Minimum Viable Products(実現可能な最小限の製品)をつくり、顧客の声を反映しながら修正を行うことで、開発スピードを高め、より顧客のニーズに合った製品づくりを行おうというもの。「大事なことは、可能な限り素早く上市し、失敗するならなるべく早く失敗し、機敏に方向転換することです」(GE イメルト)。

指針-5:自前主義に陥らずオープン・イノベーションで社外の力を活用し、スピードを追求することが必要
 インダストリアル・インターネットの時代には、すべての製造業は、ソフトウェアとアナリティクス(分析)の機能を備える必要があります。商品ライフサイクルの短期化と顧客ニーズの多様化にも対応しなくてはなりません。これらをすべて自分たちのリソースだけで行うのは、ますます困難になっていきます。そこで、外部の力を活かしたオープン・イノベーションに取り組む企業が増えてきました。
 「オープン・イノベーションは、自分たちを変えていくツールだと考えています」というのはIHIの斎藤社長。IHIは昨年10月に「IHIつなぐラボ」を横浜に開設。「IHIとパートナー、顧客が共創する場をつくりました。『Realize your dreams』をキャッチフレーズに、顧客自身も気がついていないものを実現しようと取り組んでいます」(同氏)。
 「誰かと一緒にやらないと、自分たちだけではスピードに追いついていけません。技術がもれるという心配はあっても、オープン・イノベーションに取り組むべきです」(コマツ 大橋氏)。


製造業の未来を、日本と創造する
イメルトは、製造業の大転換期を迎えている今こそ、世界における日本の重要度は増しており 共に未来を切り開くパートナーだと考えています。「GEにとっても世界にとっても、日本は大切な国。優れた人材、企業がある。才能あふれる人、技術の素晴らしさ、これらを持つ日本は、インダストリアル・インターネットの時代においても、素晴らしい仕事ができるでしょう」としたうえで「我々企業は、企業文化もビジネスも、刷新していかなければなりません」と語り、リーン生産方式(引用者注:」トヨタ生産方式を研究して体系化した方式の事)やQCなどを生んだ日本にはそれが十分可能だ、とパネルディスカッションを締めくくりました。

>>イメルトによる基調講演のレポートはこちら
GE CEOジェフ・イメルト来日講演 「日本には新時代のリーダーとなる技術的な素養がある」
Jul 17, 2015
http://gereports.jp/post/124314635269/jeff-immelt

この講演の動画はコレ


<引用此処まで>


これを読んだときの第一印象。それは「日本と我々が目指すものは同じだ、一緒にやろう」、こんな事をGEが言っている事の驚きである。
そうか、遂にあのGEがこんな事を言っているのか・・・

そしてこの話は今年4月30日、アメリカ上下両院にて安倍首相が演説をした。締めくくりの言葉は「希望の同盟、一緒でならきっとできます」でした。
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1103.html

其れと同じことをアメリカ産業界の雄、GEが日本に対して言ってきているのです。一緒にやろうと。
これこそ安倍外交の成果ではないか、そう思った次第。   ・・・嬉しい話ですね。

アメリカの巨大企業が金融部門を切り捨て、製造業に回帰してきた。そして日本と一緒にやろうと言っている。
こんな事はあのミンス政権時代には夢のまた夢だった・・・
感無量である。
  1. 産業技術
  2. TB(0)
  3. CM(8)

コメント

GEと組む前に二つの事が必要?

私は極小さい会社を経営してます。その昔々に本文の孫会社様とも取引してました。しかし、デジタル時代になって本社の社員以外は切り捨てられました。まあ、退職金の上積みが在ったので、切り捨てでなく職を解かれた人達が大勢いましたね。バブル時代も終わって数年経った頃なので殆どの人が失業者になりました。この本文の元社長氏は改革者としてテレビ番組に何度か取り上げられましたが、孫や子会社の元社員の事を考えた事あるのでしょうか?

私は、日本国には絶対に二つの事が必要です。

一つは、解雇の法制化です。米国は通称、電話帳と呼ばれる雇用契約書を読んで、見てからサインしてくれと言いますね、その為に一週間掛かっても読んでくれと言われるそうです。米国では退職金はありません。替わりに手切れ金があるそうです。二か月働いた人には二週刊分の報酬とか二年働いた人には二か月分の報酬とかあるそうです。その人がその仕事をする能力が無いとなれば解雇出来るらしいのです。日本では大手の銀行の女事務員さんでも長く在職すると年収は世間では高い部類になりますが、米国では同じ仕事をしてる限りは10年経とうが同じ報酬です。だから不満のある人やスカウトされて人はそこを辞めて他社に行くらしいです。よく聞く話は日本では同じ会社に長く在職する人は信頼出来ると言いますが、米国では、その人は他社からスカウト来ず、他社に売り込む事も独立する事もしなかった、人との評価をするとか言われますね。

米国のように極端にせず、人材の流動性をある程度はある社会にしないと、ある会社を解雇されたリストラされた年齢の高い人の行き場が無い今の日本の悲しい社会が続きます。

米国では、私は会社で営業してますとか経理事務をしてますとか自己紹介しますが、日本では東芝に務めてますとか、旭化成に務めてますとか言います。本来は仕事の職種を言うのが企業名になる社会は日本と韓国ぐらい?
この事は最初の大企業の孫会社で職を解かれた人達を見てそう思いました。

二番目はスパイ防止法です。日本は国家も大企業も研究所もスパイだらけです。シャープが倒産間際まで追い詰められたのは、シャープ幹部の油断とスパイ防止法の無い日本国の法律もあると思います。

米国のGEが日本と手を組むなら、上記の二つぐらいは法制化してからしないと、日本は痛い目に遭うかもしれません。
  1. 2015-10-25 15:18
  2. URL
  3. 匿名希望のコロ4号 #-
  4. 編集

Re: GEと組む前に二つの事が必要?

> 私は極小さい会社を経営してます。その昔々に本文の孫会社様とも取引してました。しかし、デジタル時代になって本社の社員以外は切り捨てられました。まあ、退職金の上積みが在ったので、切り捨てでなく職を解かれた人達が大勢いましたね。バブル時代も終わって数年経った頃なので殆どの人が失業者になりました。この本文の元社長氏は改革者としてテレビ番組に何度か取り上げられましたが、孫や子会社の元社員の事を考えた事あるのでしょうか?
>
> 私は、日本国には絶対に二つの事が必要です。
>
> 一つは、解雇の法制化です。米国は通称、電話帳と呼ばれる雇用契約書を読んで、見てからサインしてくれと言いますね、その為に一週間掛かっても読んでくれと言われるそうです。米国では退職金はありません。替わりに手切れ金があるそうです。二か月働いた人には二週刊分の報酬とか二年働いた人には二か月分の報酬とかあるそうです。その人がその仕事をする能力が無いとなれば解雇出来るらしいのです。日本では大手の銀行の女事務員さんでも長く在職すると年収は世間では高い部類になりますが、米国では同じ仕事をしてる限りは10年経とうが同じ報酬です。だから不満のある人やスカウトされて人はそこを辞めて他社に行くらしいです。よく聞く話は日本では同じ会社に長く在職する人は信頼出来ると言いますが、米国では、その人は他社からスカウト来ず、他社に売り込む事も独立する事もしなかった、人との評価をするとか言われますね。
>
> 米国のように極端にせず、人材の流動性をある程度はある社会にしないと、ある会社を解雇されたリストラされた年齢の高い人の行き場が無い今の日本の悲しい社会が続きます。
>
> 米国では、私は会社で営業してますとか経理事務をしてますとか自己紹介しますが、日本では東芝に務めてますとか、旭化成に務めてますとか言います。本来は仕事の職種を言うのが企業名になる社会は日本と韓国ぐらい?
> この事は最初の大企業の孫会社で職を解かれた人達を見てそう思いました。
>
> 二番目はスパイ防止法です。日本は国家も大企業も研究所もスパイだらけです。シャープが倒産間際まで追い詰められたのは、シャープ幹部の油断とスパイ防止法の無い日本国の法律もあると思います。
>
> 米国のGEが日本と手を組むなら、上記の二つぐらいは法制化してからしないと、日本は痛い目に遭うかもしれません。



全く同感です。
日本の場合一旦採用した人を解雇する事は殆どできません。しかしこれでは今の様な変化の速い時代には大変。
だからもっと解雇しやすくする必要があるのですが、同時に、いやそれ以上に解雇された人の再教育などのシステム化などで雇用の場を広げる、そんな事が必要です。
その為には若い人が起業しやすくするとか、公的援助するとか、そんな事をもっと積極的にする必要がありますね。

私は若い頃からの持論としてマッチと百円ライターの話を良くしていました。
百円ライターが出現するとマッチのメーカーは95%以上があっと言う間に無くなりました。どんな品質の良いマッチを作っていてもダメなものはダメ。技術革新と言うのはかくも恐ろしいものなんですね。
そんな世の中に生きて行かねばならない、今はそんな事が日常茶飯事になってしまいました。

それからスパイ防止ももっときちんとした法律が要りますね。同感です。

アメリカの企業と付き合うのは本当に難しいと思います。しかし避けて通れない道なんですね。
  1. 2015-10-25 18:24
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

 日米が製造業でも一緒にやろうと呼び掛けているのですね。以前書いておられクリントン大統領の時の経済戦争の時とは、雲泥の差ですね。
 
 オバマ大統領は今までの方達とはタイプが随分違いますし、専門家の方でも何をしようとしているのかとても分かりにくいそうです。そして弱腰外交などと、批判されても仕方のないことも多いと思います。ただ途中からですが、安倍総理への対応が変わり日本にとっては結果的に良い対応をしている様な気がします。

 確か大統領は、最初から製造業の米国内回帰を奨励していましたし、その件で米国在住の日本人実業家が大統領就任式にも招かれ、大統領にもアドバイスをしていました。大統領は熱心に聞いていたと、実業家の方がテレビで話していました。それにルール造りも色々されていて、多国籍企業の租税回避に対応するOECDの体制も出来て来ました。これからは、先進国の製造業がもっと戻ってくると仕事が増えて良いことだと思います。
  1. 2015-10-25 21:54
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

To:都民です さん

>  日米が製造業でも一緒にやろうと呼び掛けているのですね。以前書いておられクリントン大統領の時の経済戦争の時とは、雲泥の差ですね。
>  
>  オバマ大統領は今までの方達とはタイプが随分違いますし、専門家の方でも何をしようとしているのかとても分かりにくいそうです。そして弱腰外交などと、批判されても仕方のないことも多いと思います。ただ途中からですが、安倍総理への対応が変わり日本にとっては結果的に良い対応をしている様な気がします。
>
>  確か大統領は、最初から製造業の米国内回帰を奨励していましたし、その件で米国在住の日本人実業家が大統領就任式にも招かれ、大統領にもアドバイスをしていました。大統領は熱心に聞いていたと、実業家の方がテレビで話していました。それにルール造りも色々されていて、多国籍企業の租税回避に対応するOECDの体制も出来て来ました。これからは、先進国の製造業がもっと戻ってくると仕事が増えて良いことだと思います。


クリントン政権との違いという話しですが、私はアメリカと言う国は強かなので決して油断できない。何せクリントンもオバマも同じアメリカ民主党、そして同じ中国金脈の系列ですのでね。
ですから決して手放しで喜んではいけないと見ています。
コメント欄で他の方が仰っていますが、解雇の問題とスパイ防止、これは絶対心すべきでしょう。

製造業の国内回帰は簡単ではありません。最大の問題は労働の質、人の質が大きく変わらないといけない事です。
昔国内でやっていたことを海外に持って行った、出来るようになった、それをそのまま人件費の高い国内に持ってくる、そんな事は成り立ちません。海外で出来ないような事をやる。それしかないのです。
その為には人の質、労働の質が変わらないといけないのです。

丁度GEのCEOが動画の中で面白い事を言っているので、それに関して、ご指摘の製造業の国内回帰について近日中に書いてみたいと思っています。
今しばらくお待ちください。
  1. 2015-10-26 08:42
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

これもグローバル化でしょうか。

こんにちは、

興味深いページをご紹介ありがとうございます、
リンク先の記事を次から次へと読み進んでしまいました。

雲の上の巨人とも思っていました、あのGEがこれだけ日本語で情報を発信している、その低姿勢ぶりには非常に驚きました。
そして記事の多くが未来志向で、新しい技術の可能性に概ね肯定的。

悪い面ばかり強調されてきましたが、こうした国際分業もグローバル化の一面でと考えて良いのではないでしょうか。
こういった分業の流れの助走は2000年頃、F-2やH-2Aの頃からあったように思いますが、物が伴う製造業は金融ほどフットワークが軽くありませんので、ようやく目に見えてきた感じでしょうか。

TPPの発動でこの流れは更に加速すると思われます。
巨人と共存していなければならない、市場が広がるという好意的な見方もあると思いますが、これから大変だというのが率直な感想です。

クリントン政権下での親中に関しては、天安門事件の後に居残った日本に対して、出遅れた焦りだとも解釈できると思います。シナに関する幻想は中々消えないようですね、未だに欧州は幻想の中のシナを見ているような気がします。
  1. 2015-10-27 18:26
  2. URL
  3. fcq821 #/lkjinTE
  4. 編集

Re: これもグローバル化でしょうか。

> こんにちは、
>
> 興味深いページをご紹介ありがとうございます、
> リンク先の記事を次から次へと読み進んでしまいました。
>
> 雲の上の巨人とも思っていました、あのGEがこれだけ日本語で情報を発信している、その低姿勢ぶりには非常に驚きました。
> そして記事の多くが未来志向で、新しい技術の可能性に概ね肯定的。
>
> 悪い面ばかり強調されてきましたが、こうした国際分業もグローバル化の一面でと考えて良いのではないでしょうか。
> こういった分業の流れの助走は2000年頃、F-2やH-2Aの頃からあったように思いますが、物が伴う製造業は金融ほどフットワークが軽くありませんので、ようやく目に見えてきた感じでしょうか。
>
> TPPの発動でこの流れは更に加速すると思われます。
> 巨人と共存していなければならない、市場が広がるという好意的な見方もあると思いますが、これから大変だというのが率直な感想です。
>
> クリントン政権下での親中に関しては、天安門事件の後に居残った日本に対して、出遅れた焦りだとも解釈できると思います。シナに関する幻想は中々消えないようですね、未だに欧州は幻想の中のシナを見ているような気がします。


そうなんですねえ。私もあの巨大企業GEが此処まで、そんな思いでこの記事を書きました。
発端はGEのコマーシャル、そのコマーシャルらしからぬ真面目さ、そんな所から調べた結果です。
しかしご指摘の通り、これがグローバル化なんでしょうね。そしてそんな中でGEが一緒にやろうと日本に提案している。
日本も本当は一人一人が考えなければいけないテーマと思います。

GEのCEOが基調講演で話している動画で大変興味深い事を言っています。
このエントリーの続編でそれを取り上げようと思っています。
  1. 2015-10-28 05:51
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

これは2001年までCEOをやってたジャック・ウェルチの路線の決別なんでしょうね。
奴はGEの業態のうち、世界1か2位のもの以外はすべて売却し、金融を中心としたコングロマリットにGEを作り変えたのでしたよね。これで確かに収益は上がり、株主様とやらは満足なさいましたがこれで良いわけがない。

企業は継続してこそ価値が有るのです。株主は株を売り抜ければそれでサヨナラですが会社は続くのです。今、世界一ということは次の時代は確実に下降線をたどるはずです。そしてその次の儲けの種はどこにあるか。ウェルチが利益を生まないとして売っぱらった部門だろうということです。儲けがあろうとなかろうと明日を信じて研究投資をする。それがまさに製造業の業態そのものだったはずです。その原則を奴は完全に外しました。

おそらくウォール街の目端の効く奴らは日本の大企業が伝統的な業態を捨てず苦しんでるのを最初は馬鹿にして見てたはずです。しかし日本人が歯を食いしばって耐え、努力を積み重ねた重厚長大産業こそがこれからの花になるのです。それに気がついたかをらこそGEの決断を褒めてるのでしょう。ウォール街も馬鹿ばかりではないということです。

金融と流通、ITとバイオだけで21世紀が乗り越えられるはずがない、そんな当たり前が通用する時代に早くなってもらいたいものです。
  1. 2015-10-29 01:13
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

To:kazk さん

> これは2001年までCEOをやってたジャック・ウェルチの路線の決別なんでしょうね。
> 奴はGEの業態のうち、世界1か2位のもの以外はすべて売却し、金融を中心としたコングロマリットにGEを作り変えたのでしたよね。これで確かに収益は上がり、株主様とやらは満足なさいましたがこれで良いわけがない。
>
> 企業は継続してこそ価値が有るのです。株主は株を売り抜ければそれでサヨナラですが会社は続くのです。今、世界一ということは次の時代は確実に下降線をたどるはずです。そしてその次の儲けの種はどこにあるか。ウェルチが利益を生まないとして売っぱらった部門だろうということです。儲けがあろうとなかろうと明日を信じて研究投資をする。それがまさに製造業の業態そのものだったはずです。その原則を奴は完全に外しました。
>
> おそらくウォール街の目端の効く奴らは日本の大企業が伝統的な業態を捨てず苦しんでるのを最初は馬鹿にして見てたはずです。しかし日本人が歯を食いしばって耐え、努力を積み重ねた重厚長大産業こそがこれからの花になるのです。それに気がついたかをらこそGEの決断を褒めてるのでしょう。ウォール街も馬鹿ばかりではないということです。
>
> 金融と流通、ITとバイオだけで21世紀が乗り越えられるはずがない、そんな当たり前が通用する時代に早くなってもらいたいものです。



私は恥ずかしながらGEには明るくない、その間の事情を教えていただいてなるほどです。
正直言って金融業と製造業は全く相反する仕事、特に製造業があってこその金融でして、金融だけで世の中が成り立つわけではない。その辺の所、今の世間の風潮は狂っていると思っています。
金融業はあくまで潤滑油で、確かに潤滑油なしでは機械は動きませんが、潤滑油だけでは物は作れませんからね。

GEはそんな所に気が付いたんだと思います。だからこその金融業からの撤退、英断でしょう。

私が注目しているのはGEの見たもの造りの未来。
物造りに占める人件費の割合がどんどん下がってきている。だから日米の様に人件費の高い国でもモノづくりが出来る時代になったと言う部分です。
私も全く同感なのですが、では各論に入って如何するか。これは人間の質を上げることの一言に尽きると見ています。
だから学校教育も一層重要ですが、社会人になってからももっと教育が重要になる。こう見ています。
さてでは私は如何するか?・・・
難しいですね。日暮れて道なお遠し・・・。
  1. 2015-10-29 14:40
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する