2015-07-16 19:58

温暖化詐欺が隠し切れなくなってきた

 最近地球は寒冷化に向かっているとの報道がアチコチに出てきている。良い事だと思う。
先日コメント欄でコロ4号さんから質問を頂いたし、裏の桜さんは最近のエントリーで取り上げている。
これは裏の桜さんのエントリー
「WSJも「温暖化はウソじゃね?」的なことを書いているんだが・・・」
http://sakuraura.blog.fc2.com/blog-entry-3486.html

私は2009年11月からこの問題を取り上げ、太陽活動と地球の気候変動についていろいろエントリーしてきました。
(古い記事はカテゴリー気候変動で見てください)
そしてこの気候変動については対策は大変である。
そんな事で今分かっている事を掻い摘んで書いてみたい。


最初にWSJが何を言っているか

<以下引用>
http://jp.wsj.com/articles/SB11495408658641713516104581107682925402252?mod=JWSJ_EditorsPicks

地球は「ミニ氷河期」入りか、2030年までに-科学者が警告
By SHAWN LANGLOIS
2015 年 7 月 14 日 19:14 JST

 今から15年かそこらすれば、「極渦」(北極上空を取り囲む強い気流)もそれほど悪く聞こえないかもしれない。

 欧州の科学者たちは、2030年までに過去370年ほど経験したことのない「ミニ氷河期」が訪れる可能性があると警告している。

 バレンティーナ・ザーコバ教授率いる英ノーサンブリア大学の研究者たちは、数学モデルに基づき、太陽活動が60%低下し、地球の気温が急低下すると予想した。英インディペンデント紙によると、前回こうした状況が起きたのは1645~1715年(引用者注:マウンダー極小期と言う)のことだ。

 この説にはもっと多くの検証が必要だが、ザーコバ氏は自身の見解に確信を持っている。

 同氏は、太陽内部にある異なる層を伝わる「2つの波を総合し、太陽の現在の活動周期の実際のデータと比較することによって、われわれの予想が97%の確率で正確であることが分かった」と説明した。

 覚えているだろうか?米航空宇宙局(NASA)のコンサルタントやスペースシャトル・エンジニアを務めた経験のあるジョン・ケイシー氏も同じような懸念を表明したことで知られている。ケイシー氏は「ダーク・ウインター」というタイトルの著書で、穀物の不作や食糧暴動が起きる可能性について警告している。

 ケイシー氏は以前に、米メディア、ニューズマックスに対して「われわれに10年は残されていない」とし、「われわれはオバマ政権の8年間を無駄にしている。8年も無駄にする時間はないのに」と話していた。

<引用終り>


最初にお断り
この記事は「地球は「ミニ氷河期」入りか」と書いてありますが、これは不適当な翻訳です。
原文は「mini ice age」でして、小氷期と訳すのが適当です。元々これは地球の気候変動を調べるのにヨーロッパアルプスの氷河の状態を調査した。温暖期には氷河は小さくなるし、寒冷期には大きくなる、そんな事から名づけられました。地球のかなりの部分が氷河におおわれる氷河期(glacial epoch)とは違います。(この件は別の機会に書くかもしれません)

さて本題です。最初に地球の気温が最近どうなっているか、そんなグラフから。

2014-1-25sekai の年平均気温推移気象庁
全世界的には百年で0.7度の気温上昇(温暖化)である
実はこのグラフは去年アップしたデータで最新のものではない。最新のものは気象庁の以下のページにあります。
http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_wld.html
但し最新版はアメリカのデータが温暖化詐欺で捏造された可能性が捨てきれないので、あえて少し古いものにしました。
悲しい事ですが、世界の気候関係データは温暖化詐欺で相当捏造されているので、検証が必要です。

さてでは日本は何度かと言えば、こんな風です。
2014-1-25日本の年平均気温推移気象庁

百年間で1.1度の平均気温上昇となっています。
このグラフは都市化の影響を受けないように選定した測定点だけのデータ。だから都市化が無ければこんな推移と言う事です。
注目すべき点は日本も世界も同じだが、赤いトレンドの線が直線なので紛らわしいが、気温上昇は20世紀末で終わっている。その後の十数年は多少の変動はあるモノのほぼ横ばい状態と言う事。


しかし実感がわかないのは平均値である事と都市化の影響が排除されているから

これは都市の気温推移、東京の事例です。
2014-1-25東京の年平均気温推移

このグラフは東京の最高気温、平均気温、最低気温の推移。

都市化の影響が無ければ、百年間で1.1℃の温暖化。
しかし東京では最高気温は百年間で1.5℃、平均気温は百年間で3.3℃、最低気温に至っては百年間で4.6℃上昇しています。
平均気温で2度以上の違い、これが都市化の効果と言えます。特に最低気温に至っては百年間で4.6℃上昇。
最近雪が降らなくなったとか氷が張らなくなったと感じると思いますが、こんな風に最低気温が上がってきた効果が大きい。
最高気温は「熱中症ガー」と騒ぐ人が多くなりましたが、都市化の影響は小さいと言えます。


しかし小氷期の話にはもう少し長い期間のデータが必要

例えばこんなデータ
2015-7-16地球の過去1100年の平均気温推移

これは過去1100年間の平均気温推移だが、こんな所に小氷期が出てくる。
20世紀初頭からの現代は「現代温暖期」、歴史の中では特別な時期なのだ。
そして小氷期は現代より平均気温で2度位低温であったと考えられている。

そこに太陽活動が関係してくる。太陽黒点が太陽活動が活発な時は沢山あらわれ、太陽活動が弱くなると黒点数も減る。
そしてその太陽活動が地球の気温に影響を及ぼす、そのメカニズムもかなり分かってきた。
(詳細はこのブログに色々書いてありますが、煩雑なので今回は省略。詳細はカテゴリー気候変動参照ください)


さてそこで太陽黒点だが、その推移がコレ。過去300年の黒点数推移である。

2015-7-16太陽黒点数推移グラフshukushoubann

そして細かい話は抜きにして、太陽活動が活発な時は黒点が増える、。その黒点の周期は大体11年周期で変動するのだが、周期は長いときは12年~14年。短いときは9年~10年。そして活動が活発な時は周期が短く、活動が低調な時は周期が伸びる。特に活動が極端に低調なマウンダー極小期の場合、その直前の活動サイクルは周期が伸びることが分かってきた。

そんな事を頭に於いて上のグラフを見てほしい。
19世紀百年間の太陽サイクル(第5活動周期~第13活動周期)は平均で11.6年。
20世紀百年間では太陽サイクル(第14活動周期~第22活動周期)は平均で10.5年 となっている。

太陽のような巨大なモノの動きが百年単位で比較して活動サイクルが1年も違う。これは実は大変な事なんだと思っている。

こんな所から何を読み取れるか。
江戸時代の終わりから始まった温暖化は20世紀一杯続いてきた。それが太陽黒点サイクルが19世紀と20世紀で全く違う事でも表れている。

そして21世紀の最初の黒点サイクル(第24活動周期)は全く違う様相を示している。
このままで推移すれば次の黒点サイクル第25活動周期には相当の寒冷化が予想される。その時期は2020年代であろう。
ドレ位気温が下がるか、平均気温で2度位低温になると覚悟しなければいけないだろう。
がしかし安易な予想は禁物で更なる研究が必要だと思う。しかし対策は待ったなし。

特に寒冷化にはエネルギー・食料問題が重要になってくる。

冒頭引用したWSJの記事には最後に「われわれに10年は残されていない」とし、「われわれはオバマ政権の8年間を無駄にしている。8年も無駄にする時間はないのに」とある。
アメリカの民主党政権だけではない。日本も民主党のお蔭で酷い目にあってきた。
もうそんな過去から決別し、寒冷化に備える時が来ているのだと思う。
  1. 気候変動
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  3. CM(26)

コメント

半世紀近く前の東京の冬は、とても寒く雪もいまより降っていました。そして夏は、日中暑くても27.8度くらいでしたし夜風は涼しかったと思います。バブルのせいで無計画に海沿いに高層ビルを建て、海風が都内を冷やすことが出来なくなり熱帯夜が始まりました。(クーラーの室外機が増えたせいもあります。)でも石原さんが都知事になり、皇居から東京駅に至る風の通り道を塞いでいたビルを撤去して、お蔭であのあたりの気温が下がったそうです。たしか海沿いの建築も、新築のビルは規制したはずです。

 WSJの記事は先日読み、ブログ主さまの主張と同じだと思いました。そして関連した記事がJBプレスにもありました。

「太陽活動の低下がもたらす地球の異変」藤 和彦
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41356

 記事の中で埼玉大の門田教授が「太陽の弱活動期と相まって、地球内部の熱エネルギーはどんどん蓄積されて増大し、これが解放されれば、破壊的な地震・噴火などの大きな災害wお引き起こすのは間違いない。」地球が地震の活動期に入っているのは、太陽の活動と繋がっていると仰っています。

 いぜん農家の方が稲作に適した土地を標高の高い所にしないと、収穫できなくなっているという番組を観ました。そのとき、高温でも大丈夫なように品種改良しないといけないと話していました。これは逆で、低温でも収穫できるように品種改良しないといけないですね。
  1. 2015-07-17 08:38
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

温暖化はアメさんが投機の新たな市場?を作ろうとして
立ち上げた、という話がありましたね。
現在はマウンダー極小期という太陽活動の低下が……って
もうすでに※で書かれてましたかw
食糧問題といえば、ミツバチが突然いなくなるっていうニュース
続報を聞きませんけど、原因や解決策は見つかったのかなぁ。

ある学者さんの話だとミツバチが居なくなるだけで
人間の食糧問題はおろか、生態系に甚大な被害をもたらすだろうと
予測されているとか聞いてます。
  1. 2015-07-17 12:34
  2. URL
  3. ハロン棒 #-
  4. 編集

太陽が割れてきた・・・。その研究を読みながら、太陽を含めた「自然の存在の役割」を考える
http://oka-jp.seesaa.net/article/422298323.html

世界の帯水層の地図を見ると、日本には巨大な帯水層というものがないことに気づきます。

となると、日本はたえず、大雨など「空からの水」がないと、豊かな自然体系や、もちろん人間が使う水にしても、常に不足気味になるような場所であるように見えたのです。

そこで、

「なぜ日本は地理的に台風が頻繁に直撃する場所にあるのか」

という疑問もすんなり解けるのでした。

その理由は、台風があってこそ、日本は文明を存続できるからです。

>寒冷化も悪い結果のみをもたらすという訳ではないかもしれません。
  1. 2015-07-17 15:17
  2. URL
  3. taigen #-
  4. 編集

To:都民です さん

> 半世紀近く前の東京の冬は、とても寒く雪もいまより降っていました。そして夏は、日中暑くても27.8度くらいでしたし夜風は涼しかったと思います。バブルのせいで無計画に海沿いに高層ビルを建て、海風が都内を冷やすことが出来なくなり熱帯夜が始まりました。(クーラーの室外機が増えたせいもあります。)でも石原さんが都知事になり、皇居から東京駅に至る風の通り道を塞いでいたビルを撤去して、お蔭であのあたりの気温が下がったそうです。たしか海沿いの建築も、新築のビルは規制したはずです。
>
>  WSJの記事は先日読み、ブログ主さまの主張と同じだと思いました。そして関連した記事がJBプレスにもありました。
>
> 「太陽活動の低下がもたらす地球の異変」藤 和彦
> http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41356
>
>  記事の中で埼玉大の門田教授が「太陽の弱活動期と相まって、地球内部の熱エネルギーはどんどん蓄積されて増大し、これが解放されれば、破壊的な地震・噴火などの大きな災害wお引き起こすのは間違いない。」地球が地震の活動期に入っているのは、太陽の活動と繋がっていると仰っています。
>
>  いぜん農家の方が稲作に適した土地を標高の高い所にしないと、収穫できなくなっているという番組を観ました。そのとき、高温でも大丈夫なように品種改良しないといけないと話していました。これは逆で、低温でも収穫できるように品種改良しないといけないですね。




そうなんですね。昔はもっと雪が降った、それは東京でも田舎でも同じです。
しかし最近は全く雪が降らなくなりました。まあ暮らすには暖かい方がいい訳でして、私が仕事をしていたタイなどは年中Tシャツ1枚で暮らせる。まこと貧乏人には有り難い所でした。
だから温暖化でシロクマが如何のこうのなどと言うのは全くの嘘八百なんです。

しかしこんな風に暖かい気候になれた生活をしてきた人にはこれからの寒冷化はこたえるでしょうね。

それからご指摘の地球の異変ですが、太陽の話と関連づけるとややこしいので書きませんでしたが、実は21世紀に入って地球全体で近くが活動期に入っています。
地震について言うと20世紀の約7倍位になっています。20世紀百年で起こった地震が21世紀の今までたった15年くらいで起こっています。
以下参照ください
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-278.html
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1101.html
  1. 2015-07-17 18:37
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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To:ハロン棒 さん

> 温暖化はアメさんが投機の新たな市場?を作ろうとして
> 立ち上げた、という話がありましたね。
> 現在はマウンダー極小期という太陽活動の低下が……って
> もうすでに※で書かれてましたかw
> 食糧問題といえば、ミツバチが突然いなくなるっていうニュース
> 続報を聞きませんけど、原因や解決策は見つかったのかなぁ。
>
> ある学者さんの話だとミツバチが居なくなるだけで
> 人間の食糧問題はおろか、生態系に甚大な被害をもたらすだろうと
> 予測されているとか聞いてます。


温暖化詐欺は石油資源の枯渇に驚いた連中が金融資本を巻き込んで起した詐欺でした。
石油資源はシェールオイル等を除いた在来型の石油資源はピークが2005年でしたからもう10年も前になります。
未だに温暖化云々と言っているのは基本的にアラビアの石油への依存度を下げたいという長期的戦略の為です。
日本もそろそろ新しいエネルギービジョンを打ち出さねばいけない時期だと思っています。

それからミツバチの問題は極めて深刻な問題でして、農業どころか生命全体の危機です。
原因は色々あるようですが、大きいのはネオニコチノイド系殺虫剤、今はこれを大問題にしていますね。

しかしまだほかにも道のファクターがあるやもしれません。傲慢になりすぎた人間への自然からの警告と受け止め、検挙に考えていくべきだと思っています。
  1. 2015-07-17 18:52
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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To:taigenさん

> 太陽が割れてきた・・・。その研究を読みながら、太陽を含めた「自然の存在の役割」を考える
> http://oka-jp.seesaa.net/article/422298323.html
>
> 世界の帯水層の地図を見ると、日本には巨大な帯水層というものがないことに気づきます。
>
> となると、日本はたえず、大雨など「空からの水」がないと、豊かな自然体系や、もちろん人間が使う水にしても、常に不足気味になるような場所であるように見えたのです。
>
> そこで、
>
> 「なぜ日本は地理的に台風が頻繁に直撃する場所にあるのか」
>
> という疑問もすんなり解けるのでした。
>
> その理由は、台風があってこそ、日本は文明を存続できるからです。
>
> >寒冷化も悪い結果のみをもたらすという訳ではないかもしれません。


いつも情報ありがとうございます。
太陽に関しては専門家の意見はマウンダー極小期になるのは間違いない、これでほぼ一致していますね。
だから寒冷化は覚悟せねばいけない。

所で帯水層の話ですが、私はあまり詳しくないのですが、基本的にアメリカの農業は収奪農業。
持続可能性など関係ありません。水が無くなったらそこを放棄し、新しい所に行けばよい、こう考えています。
一方日本の、水田農業は持続可能性を永年追及してきました。
恐らく寒冷化になって真っ先にダメージを受けるのは収奪農業でしょう。
日本の水田農業はこんな所でも強みがあると思っています。
  1. 2015-07-17 19:08
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

民主党が政権を取ってから国家エネルギー戦略を描き変えてCO2削減を25%を決めて海外で発表してしまうました。これに対してあらゆる業界団体が反対を表明しましたが、マスコミは華麗なる「報道しない自由」を駆使して、誰も知りません。そして、原発事故でストップしたものの、安部内閣でまたもや2030(平成42)年度に13年度比26%削減する目標を正式決定。
鳩山の上を1%いく26%にしたところが馬鹿にしています。
これに対して自動車、電気、鉄鋼など日本の基幹産業は反対声明を出しており、その文章は実に的確です。お読みになりましたか?
26%案が出てきたのは昨年だと思いますが、今年の4月頃に団体連名で反対声明を出しています。

本当に、いつまで地球温暖化詐欺をやるつもりなのか。
  1. 2015-07-18 09:08
  2. URL
  3. 友遊 #-
  4. 編集

仮説と数字遊び。

こんにちは。
炭酸ガス排出と地球温暖化問題、この問題にコメントするのは始めてですね。

最初から胡散臭い話だと信じていませんが、無法図に化石燃料を浪費するのも宜しくないので、一応騙された振り、悪く言えば詐欺でしょうねw
そもそも陸上に於ける炭酸ガスの排出と植物による固定しか考えていない人が多いのではないでしょうか。海洋微生物の吸収量、海洋表面での収支とか入れたら、仮説に仮説を上塗りした数字遊び。更に石灰岩(炭酸カルシウム)で固定されている炭素量は、生物界より遥かに多く、その収支まで入れたら、ほぼ計算不可能でしょう。
また温暖化とヒートアイランド現象を混同している言動もよく見かけますが、後者の原因はたぶん井戸水の汲み上げ制限だと見ています。
色々ツッコミが入ったのか、最近は温暖化ガスと言葉を濁していますね。

370年前というとアメリカ人にとっては遥か未知の世界なのかも知れませんね、日本だと元禄文化華やかりし時代でしょうか、テムズ川に氷が張ってスケートをしている銅版画はもう少し前かな。

寒冷化即食糧危機という方も、楽観視しています。
植物の成長も含めて、およそ生物の活動は化学反応の連鎖ですから、温度の影響は反応速度の速さと考えられ、収穫までの一連の挙動の指標として、有効積算温度を使います。
http://had0.big.ous.ac.jp/ecologicaldic/w/warmthindex.htm
ここに簡単な説明がありますが、有効温度15℃が2℃低くなったとすると、栽培期間が15%伸びるだけです。
(開花・結実の条件はもう少し複雑で、成長が遅いと病害の危険が増します)
北海道のように栽培限界を超えてしまう地域は出てくると思われますが、それが一体どの程度なのでしょうか。
一般に穀倉地帯と呼ばれる地域は、元々栽培期間に余裕がありますし、より基準温度(成長限界温度)が低い作物・品種に転換することも可能ですので、比較的短期間に対応可能だと思っています。
この辺の農業技術も日本基準で考えてはダメでしょうかね。
  1. 2015-07-18 18:47
  2. URL
  3. fcq821 #/lkjinTE
  4. 編集

To:友遊 さん

> 民主党が政権を取ってから国家エネルギー戦略を描き変えてCO2削減を25%を決めて海外で発表してしまうました。これに対してあらゆる業界団体が反対を表明しましたが、マスコミは華麗なる「報道しない自由」を駆使して、誰も知りません。そして、原発事故でストップしたものの、安部内閣でまたもや2030(平成42)年度に13年度比26%削減する目標を正式決定。
> 鳩山の上を1%いく26%にしたところが馬鹿にしています。
> これに対して自動車、電気、鉄鋼など日本の基幹産業は反対声明を出しており、その文章は実に的確です。お読みになりましたか?
> 26%案が出てきたのは昨年だと思いますが、今年の4月頃に団体連名で反対声明を出しています。
>
> 本当に、いつまで地球温暖化詐欺をやるつもりなのか。


この問題は私もあっけにとられました。
がしかし良く考えてみると気候変動などはどうでもいい、問題は石油の消費量を何とかして削減したい、その為には環境問題が一番だ。こんな思惑と理解すれば分からないでもないですね。
世界の不安定要因の最大のモノは働きもしないアラビアにカネが集まる事ですから、そんな点では狙いは分かります。
恐らく安倍総理もアメリカからの物凄い外圧に苦渋の決断をしたのでしょう。
しかしこの決断、代償が大きすぎます。
困った事です。
  1. 2015-07-18 21:55
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

Re: 仮説と数字遊び。

> こんにちは。
> 炭酸ガス排出と地球温暖化問題、この問題にコメントするのは始めてですね。
>
> 最初から胡散臭い話だと信じていませんが、無法図に化石燃料を浪費するのも宜しくないので、一応騙された振り、悪く言えば詐欺でしょうねw
> そもそも陸上に於ける炭酸ガスの排出と植物による固定しか考えていない人が多いのではないでしょうか。海洋微生物の吸収量、海洋表面での収支とか入れたら、仮説に仮説を上塗りした数字遊び。更に石灰岩(炭酸カルシウム)で固定されている炭素量は、生物界より遥かに多く、その収支まで入れたら、ほぼ計算不可能でしょう。
> また温暖化とヒートアイランド現象を混同している言動もよく見かけますが、後者の原因はたぶん井戸水の汲み上げ制限だと見ています。
> 色々ツッコミが入ったのか、最近は温暖化ガスと言葉を濁していますね。
>
> 370年前というとアメリカ人にとっては遥か未知の世界なのかも知れませんね、日本だと元禄文化華やかりし時代でしょうか、テムズ川に氷が張ってスケートをしている銅版画はもう少し前かな。
>
> 寒冷化即食糧危機という方も、楽観視しています。
> 植物の成長も含めて、およそ生物の活動は化学反応の連鎖ですから、温度の影響は反応速度の速さと考えられ、収穫までの一連の挙動の指標として、有効積算温度を使います。
> http://had0.big.ous.ac.jp/ecologicaldic/w/warmthindex.htm
> ここに簡単な説明がありますが、有効温度15℃が2℃低くなったとすると、栽培期間が15%伸びるだけです。
> (開花・結実の条件はもう少し複雑で、成長が遅いと病害の危険が増します)
> 北海道のように栽培限界を超えてしまう地域は出てくると思われますが、それが一体どの程度なのでしょうか。
> 一般に穀倉地帯と呼ばれる地域は、元々栽培期間に余裕がありますし、より基準温度(成長限界温度)が低い作物・品種に転換することも可能ですので、比較的短期間に対応可能だと思っています。
> この辺の農業技術も日本基準で考えてはダメでしょうかね。


炭酸ガスによる効果ですが、実は炭酸ガスが無いと地球は寒冷になりすぎるので困ることが分かっています。
これは地球の歴史で3回あった(以前は2回と言われていた)全球凍結の研究などから言われています。
だから炭酸ガス悪者論は全く間違っている訳ですが、困った事に化石燃料対策には一番わかりやすいプロパガンダ。
まだまだこの状態が続くでしょう。

それから寒冷化の農業への影響ですが、稲の場合、温度にはとても敏感です。
間もなく出穂期ですが、そこから登熟までが一番温度に敏感で、0.5度単位で出来不出来が変わります。特に東北北海道は限界状態なので気をつけねばいけない土地柄。
特に私が問題と思っているのが今は単一品種栽培になってしまっている。
昔のように収穫時期をずらして作付けするようにしないといけないですね。
  1. 2015-07-18 22:15
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  3. 短足おじさん二世 #-
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燃料と食料は人間の生存には絶対必要です。

私のバブル時代の見聞きした経験と冬山登山の経験についてコメントします。まず90年に頂点を迎えたバブルでは同業者の今は他界した社長さんの持ってる都心の20坪足らずの土地が10億円以上も評価されて自慢気に吹聴していた事を思い出します。そこには私も行って見ましたが、大きな道路から少し離れて在り長屋的に小さい会社のビルなどが建ってる所でした。でも確かに都心の真ん中には違いはありません。でもこの土地が坪一億円って絶対にオカシイと思いました。今では坪100万円でも無理でしょう。でもあの時代は土地も株も景気も狂ったというぐらい上がったのです。今の地球温暖化の全マスコミの言い分はバブル景気と同じぐらい自分達が正しい言う確信です。温暖化はオカシイと言う少数意見など受け要れる気が少しもありません。

若い頃に3千メートル級の冬山に十日間ほど何度か行きました。その時に夜はマイナス10度以下になる所で生存出来るのは冬山装備を除くと燃料と食料が本当に命の綱です。まず外国製のガスバーナーで雪を溶かしい水にしてそれで保存食のペミカンという野菜と肉の炒めて冷凍したモノを沸騰した湯に入れてカレーなどにして同じく保存食のご飯も同じように湯で戻して食べます。あと昼と登山中は魔法瓶のコーヒーとビスケットを食べます。冬山装備もモチロン絶対必要ですが、ガスバーナーのような燃料と食料も人間の生存には絶対必要です。(残ったペミカンと保存食の米を下山した家で食べたら、こんなに不味いモノ食っていた言うモノですが山ではそんな気がしませんので不思議です)

今世界の人口は72億人ですよ。15年経つと82億人になります。もし小氷河期になれば食料は今の3%や5%しか収穫出来ないとなると99%の人は死ぬ事になります。そんな事が現実に成り始めたら絶対に石油や天然ガスと食料の調達の為の戦争になります。たいへんな問題です。国連など全く頼りにならないでしょう。たぶん米国とEUとその他で生き残りの為の利己主義の戦争に近い闘争になるかもしれません。日本は自国の為だけの事を考えて
軍国主義社会になってでも生き残りに必要かもしれません。
  1. 2015-07-19 22:38
  2. URL
  3. コロ4号 #-
  4. 編集

温暖化についてはもう言いたいことは全部言いましたが

人の感覚なんぞは長いスパンではいい加減なものだということです。皆自分が記憶できるのはせいぜい10年位のことだというのが小生の結論です。

1955年に日本の南極観測が始まりましたが、これは国際地球観測年だったからで1955年は55年周期で持って太陽黒点が極大化するということから認められたものでした。当時からマウンダーやダルトンは知られてましたから今後の寒冷化を危惧する声が昔からあったということです。

小生が少年時代はちょうど60から70年台ですが、当時の少年サンデーかマガジンかは忘れましたが寒冷化の釣行が当時有ったのです。2番めのグラフが一番分かり易いのですが1910年代から1945年まで平均気温は下降気味、その後上昇に転じ1960年代以降はまた80年台にかけて下降気味です。当時の少年雑誌では当たり前にこれは太陽黒点の増減が大洋の活動に影響しその結果気温の変動が起こると書いてありました。小生はいわゆる電波少年でしたので(いまのとは少し意味が違うが)海外放送受信のための電離層情報はごく当たり前に持ってました。1970年代のBCLブームは対応黒点の減少で安めの短波ラジオでも海外放送の受信が楽になるから起こったことです。

その後のことは皆様もご存知のとおりですが、CO2の増加はおそらく正しいのでしょう。都市部の気温上昇は間違いない事実です。でもそれが地球温暖化に結びつく、なぜ?という問いかけがどれだけ有ったのか。後は南極の氷がどうたら、海水面がどうたら、アホくさい縄文時代には海進があ李今よりはるかに海水面は高かったのだが人類は別にどうということもありませんでした。

寒冷化のほうがはるかに問題は深刻なのです。歴史の本を見ればゲルマン民族の大移動やローマの滅亡は世界の寒冷化が書か淡っています。マウンダーやダルトンが歴史にどう影響してたかは少し年表を見ればすぐわかることです。

温暖化論者はこの辺りの落ち着きが全くありません。

温暖化論者の連中がかなり原発関係者がいるとか何とか言われてますがどうでもいいことです。彼等はおそらく温暖化を煽りCOがの削減を唱えその結果地球が救われたという絵を書きたかったのだと思います。どうせ55年で太陽黒点の周期がまわりますから少しタイムラグがあっても放っといてもまた寒冷化しだすわけです。

でも小生も2008年にはビビリました。太陽黒点ゼロの期間がどれだけ続いたか…しかも周期が伸びている、これは明確に寒冷化の兆候というのが歴史の教えるエビデンスです。温暖化論者が言うような頭の中の仮想の議論じゃありません。これは大変なことになるだろうと直感しました。

皆忘れていますが寒冷化は同時に乾燥化を招くはずです。燃料に関しては小生相当以上に楽観的ですが、食い物に関してだけはどうしようもなかろうとまで思います。インドあたりは寒冷化の影響が相対的に小さいですから穀物ベースなら自給率の大きな影響はないはずです。ただ支那あたりはどうなるのでしょう。問題は乾燥化だと思います。

そして嫌なことですがこの傾向は100年単位で続くと考えねばいけません。否が応でも農業の債権は急務でしょう。米国の農業だって水がなければどうしようもありません。

それともうひとつ化学肥料のリン酸はどうするのでしょう。おそらく石油の枯渇よりもこちらのほうが早いはずです。冗談抜きに渡り鳥の糞をあつねるということをせねばならぬかもしれません。

温暖化論者あたりは一体何を心配してるのか小生には本当に不明です。後世の人類は今の我々のことを本当に愚かだったと評価すると思います。分かってるのにデマに乗っんだから。というわけです。

時間はないと思います。政府はCOが削減26%と公約したそうですが、こんなものどうでもよろしい。検証する頃にはそんな議論は吹っ飛んでるはずです。
  1. 2015-07-20 09:49
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
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Re: 燃料と食料は人間の生存には絶対必要です。

> 私のバブル時代の見聞きした経験と冬山登山の経験についてコメントします。まず90年に頂点を迎えたバブルでは同業者の今は他界した社長さんの持ってる都心の20坪足らずの土地が10億円以上も評価されて自慢気に吹聴していた事を思い出します。そこには私も行って見ましたが、大きな道路から少し離れて在り長屋的に小さい会社のビルなどが建ってる所でした。でも確かに都心の真ん中には違いはありません。でもこの土地が坪一億円って絶対にオカシイと思いました。今では坪100万円でも無理でしょう。でもあの時代は土地も株も景気も狂ったというぐらい上がったのです。今の地球温暖化の全マスコミの言い分はバブル景気と同じぐらい自分達が正しい言う確信です。温暖化はオカシイと言う少数意見など受け要れる気が少しもありません。
>
> 若い頃に3千メートル級の冬山に十日間ほど何度か行きました。その時に夜はマイナス10度以下になる所で生存出来るのは冬山装備を除くと燃料と食料が本当に命の綱です。まず外国製のガスバーナーで雪を溶かしい水にしてそれで保存食のペミカンという野菜と肉の炒めて冷凍したモノを沸騰した湯に入れてカレーなどにして同じく保存食のご飯も同じように湯で戻して食べます。あと昼と登山中は魔法瓶のコーヒーとビスケットを食べます。冬山装備もモチロン絶対必要ですが、ガスバーナーのような燃料と食料も人間の生存には絶対必要です。(残ったペミカンと保存食の米を下山した家で食べたら、こんなに不味いモノ食っていた言うモノですが山ではそんな気がしませんので不思議です)
>
> 今世界の人口は72億人ですよ。15年経つと82億人になります。もし小氷河期になれば食料は今の3%や5%しか収穫出来ないとなると99%の人は死ぬ事になります。そんな事が現実に成り始めたら絶対に石油や天然ガスと食料の調達の為の戦争になります。たいへんな問題です。国連など全く頼りにならないでしょう。たぶん米国とEUとその他で生き残りの為の利己主義の戦争に近い闘争になるかもしれません。日本は自国の為だけの事を考えて
> 軍国主義社会になってでも生き残りに必要かもしれません。


なるほど、貴重な経験談有難うございます。
バブルは経済破たんで被害は深刻なのですが、私は国民の人間性に与える影響がもっと深刻だと理解しています。
「まちぼうけ」の歌にあるように、汗水流して働くより寝て待てばいい、こんな考えが染み付くと再び元の生活には戻れません。
日本もバブル崩壊からもう20年以上たちました。しかし未だにそんな尻尾が残っています。
コロ4号 さんのような健全な考え方の方が増えてくれるのは素晴らしい事だと思っています。

そして燃料と食料は日本の最大の弱点、これは絶対忘れてはいけないですね。

所で小氷河期の件ですが、今心配しているのは江戸時代初めのマウンダー極小期頃の事。
現在より平均気温で2度くらい低いので、農業なども大変ですね。
とは言っても農業はイネの品種改良などで何とか切り抜けると思います。但しコメの味が少々落ちる、此れ位は覚悟せねばと思います。
もう一つ心配なのが氷河期がまたやって来るのではないか、これは映画「ディ アフター トゥモロー」の世界です。
このテーマは今から12800年前のヤンガードリアス期に実際起こった事です。
この時の気温変化は激烈でして、僅か数年で7度位(年平均気温で)下がったとか上がったとか。
この原因は太陽活動ではなくメキシコ湾流(世界最大の暖流)が止まってしまったためと見られています。
しかし氷河期そのものについては過去40万年くらいの気温変化を見るとその大部分が氷河期、そして10万年に1回の間氷期がある。現在はその間氷期で、何時それが終わってもおかしくない。
今そんな状況ですね、
  1. 2015-07-20 11:20
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  3. 短足おじさん二世 #-
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Re: 温暖化についてはもう言いたいことは全部言いましたが

> 人の感覚なんぞは長いスパンではいい加減なものだということです。皆自分が記憶できるのはせいぜい10年位のことだというのが小生の結論です。
>
> 1955年に日本の南極観測が始まりましたが、これは国際地球観測年だったからで1955年は55年周期で持って太陽黒点が極大化するということから認められたものでした。当時からマウンダーやダルトンは知られてましたから今後の寒冷化を危惧する声が昔からあったということです。
>
> 小生が少年時代はちょうど60から70年台ですが、当時の少年サンデーかマガジンかは忘れましたが寒冷化の釣行が当時有ったのです。2番めのグラフが一番分かり易いのですが1910年代から1945年まで平均気温は下降気味、その後上昇に転じ1960年代以降はまた80年台にかけて下降気味です。当時の少年雑誌では当たり前にこれは太陽黒点の増減が大洋の活動に影響しその結果気温の変動が起こると書いてありました。小生はいわゆる電波少年でしたので(いまのとは少し意味が違うが)海外放送受信のための電離層情報はごく当たり前に持ってました。1970年代のBCLブームは対応黒点の減少で安めの短波ラジオでも海外放送の受信が楽になるから起こったことです。
>
> その後のことは皆様もご存知のとおりですが、CO2の増加はおそらく正しいのでしょう。都市部の気温上昇は間違いない事実です。でもそれが地球温暖化に結びつく、なぜ?という問いかけがどれだけ有ったのか。後は南極の氷がどうたら、海水面がどうたら、アホくさい縄文時代には海進があ李今よりはるかに海水面は高かったのだが人類は別にどうということもありませんでした。
>
> 寒冷化のほうがはるかに問題は深刻なのです。歴史の本を見ればゲルマン民族の大移動やローマの滅亡は世界の寒冷化が書か淡っています。マウンダーやダルトンが歴史にどう影響してたかは少し年表を見ればすぐわかることです。
>
> 温暖化論者はこの辺りの落ち着きが全くありません。
>
> 温暖化論者の連中がかなり原発関係者がいるとか何とか言われてますがどうでもいいことです。彼等はおそらく温暖化を煽りCOがの削減を唱えその結果地球が救われたという絵を書きたかったのだと思います。どうせ55年で太陽黒点の周期がまわりますから少しタイムラグがあっても放っといてもまた寒冷化しだすわけです。
>
> でも小生も2008年にはビビリました。太陽黒点ゼロの期間がどれだけ続いたか…しかも周期が伸びている、これは明確に寒冷化の兆候というのが歴史の教えるエビデンスです。温暖化論者が言うような頭の中の仮想の議論じゃありません。これは大変なことになるだろうと直感しました。
>
> 皆忘れていますが寒冷化は同時に乾燥化を招くはずです。燃料に関しては小生相当以上に楽観的ですが、食い物に関してだけはどうしようもなかろうとまで思います。インドあたりは寒冷化の影響が相対的に小さいですから穀物ベースなら自給率の大きな影響はないはずです。ただ支那あたりはどうなるのでしょう。問題は乾燥化だと思います。
>
> そして嫌なことですがこの傾向は100年単位で続くと考えねばいけません。否が応でも農業の債権は急務でしょう。米国の農業だって水がなければどうしようもありません。
>
> それともうひとつ化学肥料のリン酸はどうするのでしょう。おそらく石油の枯渇よりもこちらのほうが早いはずです。冗談抜きに渡り鳥の糞をあつねるということをせねばならぬかもしれません。
>
> 温暖化論者あたりは一体何を心配してるのか小生には本当に不明です。後世の人類は今の我々のことを本当に愚かだったと評価すると思います。分かってるのにデマに乗っんだから。というわけです。
>
> 時間はないと思います。政府はCOが削減26%と公約したそうですが、こんなものどうでもよろしい。検証する頃にはそんな議論は吹っ飛んでるはずです。


私の言いたい事を全部書いて戴いたので、最早短足の出番なし・・・(笑)・・・であります。
しかしご指摘の通り、この太陽活動の異常がやっとわかってきたと言う事なので、これからどうするかでしょうね。
低温と乾燥化は避けられない大問題ですが、そこに人災の面がプラスされます。
一番顕著なのが中国の大気・土壌・地下水汚染ですね。
最早取り返しのつかないレベルになってしまったので、恐らく何百年も後遺症が残るでしょう。

そんな意味ではアメリカの収奪農業ももう限界ではないでしょうか。豊富な地下の化石水もそういつまでも有るわけではない。
今こそ食料安全保障です。
それと日本の水田稲作のような持続可能な仕組みが世界中に普及させねばいけないです。
難しいけれど避けて通れないですね。
  1. 2015-07-20 11:45
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  3. 短足おじさん二世 #-
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はじめまして。
一つお伺いしたいのですが、昔の再現気温のグラフに、なぜIPCCの最新のものではなく、古い(1990年)ものを引用しておいでなのでしょうか?
この古いIPCCのグラフは、本文の周辺の説明を読めば分かるように、当時は古気候を再現する手法が無かったため、文章記録に基づいて、定量的と言うよりも定性的に描かれたものです。要するに原理的に厳密に扱えない性質のものでした。
また文章記録の残っているのがヨーロッパや東アジアなど限られた地域しかなく、全球平均気温を代表するものとは言えないものでした(ただし、1990年当時できる最善に近い再現であったとは思いますが)。

一方、2014年時点のIPCCのデータは下記の5章、図5.7です。これは年輪や安定同位体比等の気温代替データを用いた、不確実性はあれどもひとまず定量的なデータ達です。
http://www.climatechange2013.org/report/full-report/
これを見ると、振れ幅の特に大きい再現手法1つを除けば、確かに1000年頃に20世紀後半と同程度に暖かい時期があったかも知れないと言えそうです。ただし、それでもおそらくはここ数年ほどには暖かくなかったというのもおそらく確からしいですが。
  1. 2015-07-23 19:35
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  3. Sus-edu #-
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To:Sus-edu さん

> はじめまして。
> 一つお伺いしたいのですが、昔の再現気温のグラフに、なぜIPCCの最新のものではなく、古い(1990年)ものを引用しておいでなのでしょうか?
> この古いIPCCのグラフは、本文の周辺の説明を読めば分かるように、当時は古気候を再現する手法が無かったため、文章記録に基づいて、定量的と言うよりも定性的に描かれたものです。要するに原理的に厳密に扱えない性質のものでした。
> また文章記録の残っているのがヨーロッパや東アジアなど限られた地域しかなく、全球平均気温を代表するものとは言えないものでした(ただし、1990年当時できる最善に近い再現であったとは思いますが)。
>
> 一方、2014年時点のIPCCのデータは下記の5章、図5.7です。これは年輪や安定同位体比等の気温代替データを用いた、不確実性はあれどもひとまず定量的なデータ達です。
> http://www.climatechange2013.org/report/full-report/
> これを見ると、振れ幅の特に大きい再現手法1つを除けば、確かに1000年頃に20世紀後半と同程度に暖かい時期があったかも知れないと言えそうです。ただし、それでもおそらくはここ数年ほどには暖かくなかったというのもおそらく確からしいですが。


こちらこそ初めまして、コメント有難うございます。
また貴重な情報、有難うございます。
最初にご指摘のグラフの出所ですが、出典は東大教授・渡辺正氏著の「地球温暖化神話、終わりの始まり」2012年3月5日刊 です。
その112ページにあるグラフを使いました。だからグラフで「著者が追記」とある著者は渡辺氏です。
このグラフを使用した理由は中世温暖期とその後の寒冷期、そして現代温暖期が分かりやすいからです。精度についてはご指摘の問題があるかもしれませんが、それがこのグラフを紹介した主目的ではない、そう言う事情です。

それからSus-edu さんがどんなお立場なのか存じ上げませんので失礼かもしれませんが、私はIPCCのデータを私のブログではあまり使用しません(と言いながら使っていますが・・・)。理由はズバリ言ってクライメートゲート事件のような事を起こして、そのキチンとした反省も事実検証もしていない、そう思っているためです。
私のブログで「気候変動」というカテゴリーを見ていただきたいのですが、2009年から太陽活動の異常に気が付きまして色々エントリーしています。私はこの分野には全くのシロウトなので研究者の方の意見を纏めたりしているのですが、自分の経験からある程度シッカリ言えることが有ります。
それは私は子供の頃、考古学少年でした。大学の先生が遺跡の発掘をしている所に勝手にもぐりこんでお手伝いなどしていたものです。そんな経験から、そして中世の色んな遺跡などを見てきたことで中世温暖期と言うのは間違いないと断言できます。
例えば貝塚を掘っていると見たことのない貝殻が出てきます。現在では日本だと九州にしかないような貝が東北でいくらでもみつかるとか(これは中世の話ではありませんが)。そんな事で気候が分かるんです。

それから中世温暖期の傍証ですが、 『南部八戸藩飢饉一千年小史』という資料が有ります。
詳細はこれを見てください。
http://archive.is/ug0n#selection-17.0-23.14
此処に「357年間飢饉の記録が無い」部分があります。中世温暖期の有った証拠です。
中世温暖期が有ったであろうと言うご意見と伺いました。
であったらこんな資料に反論できるでしょうか。こんな事を多角的の考えるべきではないでしょうか。

最後に今回の小氷河期ナンタラと言う報道には私は問題ではないかという立場です。日本の江戸時代に相当する小氷期は氷河とは関係ありません。氷河期はもっと恐ろしいもので、それも近いうちに来ることは間違いないと思っています。
理由は過去40万年を見ると10万年に一度が間氷期で残りの大部分が氷河期です。現在は間氷期ですが間氷期は1万年とか1万5千年とかだと言われていますが其れならもう終わり。
この間氷期が終わったら、その先は恐ろしい。もっと研究すべきです。

最後の氷河期はヤンガードリアス期ですが、これが発生した原因は海洋循環が停止したことと言われ、アメリカとイギリスが調査船を作って調査しています。
こんな活動をもっとやるべき、声を大にして言わねばいけません。これがやれるのはアメリカ・イギリス・日本の3か国だけですから。

色々書きました。これからも宜しくお願いします。
  1. 2015-07-23 22:46
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  3. 短足おじさん二世 #-
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短足おじさん二世様
早速のお返事ありがとうございます。

考古学に親しんでおられたということであれば、縄文海進もご存じでしょう。今と同程度かそれ以上に暖かかったと考えられる時代にも人類は生きていた、それは確かです。しかし当時は沖積平野に何千万人の住む巨大都市があったりしませんし(そもそも現代の沖積平野は概ね水没していた)、大規模な農業で何十億の人口を養ったりもしていませんでした。
縄文海進は氷期直後で海底が今より相対的に浅かったからあそこまで海面が上がったのであって、もし当時と同じ気温になったとしても同じだけ海面が上がるわけではありませんが、それでもたとえば東京がどれだけシビアな状況に置かれるだろうかは容易に想像出来ます。
貝の種類が変わるほどの温度の変化があれば、農作物にも影響が出ます。温度が高くなれば収量が上がる、なんていうのは米作の北限に近い日本だからたまたまそう思うのであって、植物も適温から外れれば当然に高温障害が出る物です。リンゴが南日本であまり栽培されないゆえんです。植える物を変えることも当然出来ますが、それにはしばしば大規模な農業インフラの作り替えが必要ですし、農業に頼る途上国ではこの困難は一層切実になります。
暖かい縄文時代にも人類は繁栄していたけれども、それは人口の桁が3つ4つあるいはそれ以上少ない場合に当てはまるのであって、現代にそれが起こったとき、あまり楽天的になれないのです。

中世温暖期については、文字記録の残る日本・中国・ヨーロッパ等には確かにあったのですが、文字記録の無い地域の代替気温データも含めると、それらの地域ほどに暖かくはなかった事が明らかになっています。それでもたかだか数十地点の結果ではありますが、IPCCの最新の結果の方が昔の結果より多角的に検討していると言えるでしょう。
渡辺氏は化学の分野では一角の人物ですから、この古気候学の部分については、新しいIPCCの報告書の方が(真とは言わず)より妥当であると判断できそうなものだと思うのですが、IPCCを批判しつつこんな古いIPCCのグラフを引っ張り出したり、気候変動関係ではよく分からないことをなさいます。

いわゆる温暖化が氷河期よりも恐ろしい、と言うつもりは全くありませんが、地球の公転周期を見る限り、次の氷河期は4万年弱ほど先の事だと言われています。
太陽活動の変動も目に見える程度には影響が出かねませんが、それでもせいぜい全球平均気温にコンマ何度という程度で、人為的温暖化を打ち消すほどの騒ぎにはそうそうならないと考えられます(もちろん、元記事のさらに元ネタには書かれていない60%減などとなったらスノーボールアースですけれども。笑)。
  1. 2015-07-24 02:29
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  3. Sus-edu #-
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To:Sus-edu さん

> 短足おじさん二世様
> 早速のお返事ありがとうございます。
>
> 考古学に親しんでおられたということであれば、縄文海進もご存じでしょう。今と同程度かそれ以上に暖かかったと考えられる時代にも人類は生きていた、それは確かです。しかし当時は沖積平野に何千万人の住む巨大都市があったりしませんし(そもそも現代の沖積平野は概ね水没していた)、大規模な農業で何十億の人口を養ったりもしていませんでした。
> 縄文海進は氷期直後で海底が今より相対的に浅かったからあそこまで海面が上がったのであって、もし当時と同じ気温になったとしても同じだけ海面が上がるわけではありませんが、それでもたとえば東京がどれだけシビアな状況に置かれるだろうかは容易に想像出来ます。
> 貝の種類が変わるほどの温度の変化があれば、農作物にも影響が出ます。温度が高くなれば収量が上がる、なんていうのは米作の北限に近い日本だからたまたまそう思うのであって、植物も適温から外れれば当然に高温障害が出る物です。リンゴが南日本であまり栽培されないゆえんです。植える物を変えることも当然出来ますが、それにはしばしば大規模な農業インフラの作り替えが必要ですし、農業に頼る途上国ではこの困難は一層切実になります。
> 暖かい縄文時代にも人類は繁栄していたけれども、それは人口の桁が3つ4つあるいはそれ以上少ない場合に当てはまるのであって、現代にそれが起こったとき、あまり楽天的になれないのです。
>
> 中世温暖期については、文字記録の残る日本・中国・ヨーロッパ等には確かにあったのですが、文字記録の無い地域の代替気温データも含めると、それらの地域ほどに暖かくはなかった事が明らかになっています。それでもたかだか数十地点の結果ではありますが、IPCCの最新の結果の方が昔の結果より多角的に検討していると言えるでしょう。
> 渡辺氏は化学の分野では一角の人物ですから、この古気候学の部分については、新しいIPCCの報告書の方が(真とは言わず)より妥当であると判断できそうなものだと思うのですが、IPCCを批判しつつこんな古いIPCCのグラフを引っ張り出したり、気候変動関係ではよく分からないことをなさいます。
>
> いわゆる温暖化が氷河期よりも恐ろしい、と言うつもりは全くありませんが、地球の公転周期を見る限り、次の氷河期は4万年弱ほど先の事だと言われています。
> 太陽活動の変動も目に見える程度には影響が出かねませんが、それでもせいぜい全球平均気温にコンマ何度という程度で、人為的温暖化を打ち消すほどの騒ぎにはそうそうならないと考えられます(もちろん、元記事のさらに元ネタには書かれていない60%減などとなったらスノーボールアースですけれども。笑)。




ハンドルネームをみますとSus-edu さんはサステナビリティー学にご興味があるか、それともそのご専門の方かと推察しました。
専門家に対し私のような全くの門外漢がこう言うのは失礼かと思いますが、私の考えです。

最初に気候変動が温暖化にせよ寒冷化にせよ、これは全く科学の問題です。
しかしその気候変動に対し、人間がどう生きるか、食料は如何するか、こう言ったことは社会を如何するか、政治はドレを進めるか、或いは個人として何をするか、こう言ったことは分けて考えるべきです。
私は温暖化議論が始まったその最初は石油資源の枯渇問題、そして産油国に世界中の富が溜まってしまい異常な富の偏在が発生している、こんな事が根底にあると見ています。
その上で気候変動を冷徹に見るべきなのではないかと思っています。

私のブログの読者の方に東日本大震災後の津波対策を質問された時こう返事しました。
縄文海進の地図を紹介し、この時代にこんな風に海だった。だから自分の住んでいる所がこの海進で海だったら、そこはそう言うリスクのある所だから避難路の確認などしっかりやってほしい。もし海進でも海で無かったら、そこはその面では安全な所。
その単純な見分け方は貝塚の有る所は大丈夫、そこより下はそう言うリスクのある所。こう説明しています。

それから縄文時代がいかにに温暖だったか、貝で説明します。
縄文時代の貝塚では「ハイガイ」と言う貝が見つかります。現在それがとれるのは九州の有明海辺り、北限は愛知県の三河湾と言われていますが、私は愛知県知多半島在住ですが、その貝は見たことが有りません。私はタイで仕事をしていましたが暖かい海の貝なのでタイでも良く食べられています。美味しいですよ。
しかし縄文時代はと言うと青森県の三内丸山遺跡でもこの貝が沢山出てきます。だからこの当時の青森県は現在の九州有明海周辺並みかそれ以上に暖かかった筈。こう考えられます。

尚気候変動に関してですが、愛知県の知多半島に縄文時代早期の貝塚が地下約10メーターの所から見つかりまして、この当時海面が急上昇した証拠となっています。
恐らく世界でも他に例のない貴重な遺跡ですが、余り注目されないのが誠に残念です。
以下ブログにそれを書いてありますので宜しければご一読いただければ幸いです。
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-141.html
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-144.html
  1. 2015-07-24 09:36
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  3. 短足おじさん二世 #-
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人為的な影響無しに氷期・間氷期の移行が起こってきたのは事実ですが、それは人為的に似たような気温変化は引き起こされ得ないということを導かないですよね?人為的な気候への影響はフリーランの気候の変化に可算(マイナスも含む)することが出来るし、それは別にある時点において人為的な影響の方が自然の変動よりも大きく効く場合がある。今起こっていることを説明するかどうかは別として、ひとまず間違ったことは言っていないでしょう。

その上で、ここ百年の気温の変化について、IPCCの報告書の(いまだそこそこ不具合のある)説明よりも精度の高い説明を出来ている人は、残念ながらいないようです。たとえば太陽の影響の方が大きいと主張する人も居ますが、彼らがこの気温のトレンドを説明するような太陽活動の記録を見せてくれることもありません。そこで、暫定的にはIPCCの報告書が一番現状をよく説明していると考えています。


ちなみに、温室効果ガスの疑いが当時シリアスに議論され始めていたCO2について、大気中濃度を簡便な方法で経時的にモニタリングする必要があるとキーリングらが考え、マウナロアで測定を開始したのは1957年のこと、オイルショックもまだ遠い未来だったころの話です。もっとも、こうした科学者の声を受け止めた政治家が、他のイシューも(ついでに、場合によっては何らかの陰謀も)抱き合わせで大きく取り上げるようになった、という事例はあるのかも知れませんし、今の全ての関係する科学者が政治的でない、とはさすがに言い切れませんが。
  1. 2015-07-24 19:57
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  3. Sus-edu #-
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To:Sus-edu さん

> 人為的な影響無しに氷期・間氷期の移行が起こってきたのは事実ですが、それは人為的に似たような気温変化は引き起こされ得ないということを導かないですよね?人為的な気候への影響はフリーランの気候の変化に可算(マイナスも含む)することが出来るし、それは別にある時点において人為的な影響の方が自然の変動よりも大きく効く場合がある。今起こっていることを説明するかどうかは別として、ひとまず間違ったことは言っていないでしょう。
>
> その上で、ここ百年の気温の変化について、IPCCの報告書の(いまだそこそこ不具合のある)説明よりも精度の高い説明を出来ている人は、残念ながらいないようです。たとえば太陽の影響の方が大きいと主張する人も居ますが、彼らがこの気温のトレンドを説明するような太陽活動の記録を見せてくれることもありません。そこで、暫定的にはIPCCの報告書が一番現状をよく説明していると考えています。
>
>
> ちなみに、温室効果ガスの疑いが当時シリアスに議論され始めていたCO2について、大気中濃度を簡便な方法で経時的にモニタリングする必要があるとキーリングらが考え、マウナロアで測定を開始したのは1957年のこと、オイルショックもまだ遠い未来だったころの話です。もっとも、こうした科学者の声を受け止めた政治家が、他のイシューも(ついでに、場合によっては何らかの陰謀も)抱き合わせで大きく取り上げるようになった、という事例はあるのかも知れませんし、今の全ての関係する科学者が政治的でない、とはさすがに言い切れませんが。


なるほどねえ、私は少々違う事を考えています。
地球全体の気候変動で大きなファクターとして太陽活動や温室効果ガス、海洋循環などが有りますがその中で太陽活動については1998年にスベンスマルク仮説が発表され、初めて太陽活動が地球規模でも気温変化に与える影響が見えてきました。
そんな事で太陽活動が一層注目されるようになってきたと言うのが現在だと思っています。
そして本文で紹介した太陽の黒点数推移グラフが国立天文台のデータですが、7月1日付で黒点数を過去300年にわたって見直したデータがのっています。
昔の小さな望遠鏡での観測結果と最新のデータでは精度が全く違うので、それを公平に比較できるように校正したものと理解しています。そして太陽活動が活発な時には活動周期が短くなると言う事も分かってきています。
本文で書きましたが、19世紀約百年間の活動周期は平均で11.6年、20世紀百年間では平均で10.5年 です。

太陽活動は約11年周期と一般に言われますが、詳しく見ると19世紀が11.6年、20世紀が10.5年と約1年違います。
20世紀が温暖な世紀だった、こんな事がこれで証明できると思っています。
尚この計算はwikiの「太陽活動周期リスト」を使いました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%91%A8%E6%9C%9F%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88

こんな所をご注目いただければ私の危機感がご理解いただけると思っています。
  1. 2015-07-25 16:27
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  3. 短足おじさん二世 #-
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太陽の活動を予測するのは難しいのでさておいて(それこそがこのエントリの本題であったとは思いますが)、どのぐらい太陽の活動が影響しそうかを見てみます。

最初にご紹介したIPCCの最新の報告書で、図5.1(b)が過去の太陽活動の記録になっています。これは黒点数と、放射性同位体のベリリウム等も使って再現してあります。マウンダー極小期のころ、大きく下にずれているグラフが1つあり、他のグラフも明らかに現代より低調です。
この縦軸は面積あたり熱量ですが、人為的な温室効果ガスによる追加的な熱量が現時点でだいたい2W強ですので、マウンダー極小期の最悪の推計が当たっているとすると、この再来でだいたい工業化以前の全球平均気温になるでしょうし、それ以外だと、概ね人為的温暖化の半分弱を打ち消す程度の影響だろうと考えられます。

影響は確かに目に見えて出そうですが、マウンダー極小期程度でも、人為的な気温上昇を抑えきるまでの影響は出にくそうに見えます(この部分は私の独創です)。なお、このグラフを見ても、20世紀の全球平均気温上昇との関連は、工業化以前と以後と二分して見れば無関係ではないが、詳しくトレンドを見れば関連がさほど強くないのが分かるかと思います。
  1. 2015-07-27 19:34
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  3. Sus-edu #-
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To:Sus-edu さん

> 太陽の活動を予測するのは難しいのでさておいて(それこそがこのエントリの本題であったとは思いますが)、どのぐらい太陽の活動が影響しそうかを見てみます。
>
> 最初にご紹介したIPCCの最新の報告書で、図5.1(b)が過去の太陽活動の記録になっています。これは黒点数と、放射性同位体のベリリウム等も使って再現してあります。マウンダー極小期のころ、大きく下にずれているグラフが1つあり、他のグラフも明らかに現代より低調です。
> この縦軸は面積あたり熱量ですが、人為的な温室効果ガスによる追加的な熱量が現時点でだいたい2W強ですので、マウンダー極小期の最悪の推計が当たっているとすると、この再来でだいたい工業化以前の全球平均気温になるでしょうし、それ以外だと、概ね人為的温暖化の半分弱を打ち消す程度の影響だろうと考えられます。
>
> 影響は確かに目に見えて出そうですが、マウンダー極小期程度でも、人為的な気温上昇を抑えきるまでの影響は出にくそうに見えます(この部分は私の独創です)。なお、このグラフを見ても、20世紀の全球平均気温上昇との関連は、工業化以前と以後と二分して見れば無関係ではないが、詳しくトレンドを見れば関連がさほど強くないのが分かるかと思います。


色々ご教示有難うございます。
どうも議論がかみ合わないので、改めて私の考えを纏めてみます。
最初に20世紀の温暖化、これは厳然たる事実です。しかし太陽活動が2008年以降可笑しくなっている。
これが私のこの問題提起の出発点でして、それはSus-edu さんもご理解いただけると思います。

次に太陽活動が気候に与える影響ですが、太陽活動が活発な時と不活発な時とで光の量の変化は極微々たるもの、これも理解しています。その上で太陽の地球に与える影響として磁力線と宇宙線の関係、これはスベンスマルク氏が1998年に発表したもので目下いろんな方が研究中ですが、これで太陽活動が地球に与える影響がハッキリした。
ですから太陽活動については黒点もですが太陽の磁場についても研究しないといけない、今そんな所です。

IPCCの1500ページも有る報告書を紹介していただきましたが、残念ながら今述べた所は最新のトピックスなのでまだ取り上げてないと思います。(とても全1500ページを読む力は市井の市民の私には有りません)

こんなわけでしてスベンスマルク効果に関して、Sus-edu さんのご見解を示していただかないとこの議論はかみ合わないのではないでしょうか。
マウンダー極小期であっても太陽光の量がそんなに多くないと言う研究も大事ですが、矢張り宇宙線にも注意を払わないといけないと思っています。

そしてIPCC報告に関しての説明を頂いたので、こんな素朴な疑問。
IPCC報告書の22ページに地球の気温の1850年からの推移グラフが有ります。
この推移グラフを見ると確かに全体では平均気温は上昇していますが、1870年~1910年くらいまでは下降傾向。
その後上昇に転じますが、1950年~1975年頃まではまたもや下降傾向です。
そして1980年~1998年頃までは上昇傾向ですが、その後今日までは多少の変動はあるモノのほぼ横バイです。
この理由が説明できますでしょうか。

それからもう一つ、37ページに気温の予測データが有りまして、2005年までは実績、その後はこんな上昇が予測されると書いてあります。しかしこの予測からもう既に9年経過しています。現在の気温の状況は22ページの図で傾向は分かりますが、37ページで予測した気温上昇はもう既にIPCCの報告書内のデータでも矛盾していませんか。

尚こんな議論はコメント欄だけではなかなか進めにくい。Sus-edu さんが若しブログをお持ちでしたら、そこでご意見を発表していただければデータなど明らかにできるのでより議論が深まると思っています。
宜しくお願い致します。
  1. 2015-07-28 10:25
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  3. 短足おじさん二世 #-
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スベンスマルク説は確かに検討に値する仮説でしたが、最新の報告書ですと第一作業部会フルテキストの第7章、7.4.6節に検討結果が書かれています。一言で言うと「少なくとも大きな影響は無さそうだ」。20本程度の論文(スベンスマルク自身のものを含む)を持ち寄って検討したところ、相関は(あっても)弱く、また局地的にはあったとしても全球的な影響は見られないという結果になっています。

これまで気候変動というと(とりわけ地表)気温が注目されてきていますが、海洋ももちろん大気と熱の交換をします。近年のいわゆる気温のハイエイタス(上昇鈍化)も、実は海洋が普段より余計に熱を吸収していたことが明らかになってきています(たとえばhttp://www.aori.u-tokyo.ac.jp/research/news/2014/20140901.html)。衛星観測によれば、地球全体では2001年から2010年でも太陽からの放射よりも地球からの輻射が小さい、つまり吸熱していることが示されています(ただしこのデータは単年度での傾向が追えるほどの精度ではありません)。これは第2章2.3.2節に出てきます。
歴史的な気温の変化についても、実測データが足りないので程度は不明と言わざるを得ませんが、地表気温への太陽等の影響と温室効果ガス・エアロゾルの影響を除いた差分の多くは、海洋との熱のやりとりの年次変動と関連していると考えられます。

一口にIPCC報告書といっても、AR4とAR5、またSPM・TS・フルテキスト、さらに英語版や和訳(あるいはその他言語)といろいろあるので、どれのページを参照されたのかは分かりませんでしたが(実測が2006年までとのことなのでAR4かとは思いましたが)、いずれにせよ、コメント欄で書けるのはこの程度かと思います。

一応URLにブログへのリンクも残していますが、最近は恥ずかしながらほとんど手入れしておりません。

それではこの辺で。
  1. 2015-07-31 16:37
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  3. Sus-edu #-
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To:Sus-edu さん

> スベンスマルク説は確かに検討に値する仮説でしたが、最新の報告書ですと第一作業部会フルテキストの第7章、7.4.6節に検討結果が書かれています。一言で言うと「少なくとも大きな影響は無さそうだ」。20本程度の論文(スベンスマルク自身のものを含む)を持ち寄って検討したところ、相関は(あっても)弱く、また局地的にはあったとしても全球的な影響は見られないという結果になっています。
>
> これまで気候変動というと(とりわけ地表)気温が注目されてきていますが、海洋ももちろん大気と熱の交換をします。近年のいわゆる気温のハイエイタス(上昇鈍化)も、実は海洋が普段より余計に熱を吸収していたことが明らかになってきています(たとえばhttp://www.aori.u-tokyo.ac.jp/research/news/2014/20140901.html)。衛星観測によれば、地球全体では2001年から2010年でも太陽からの放射よりも地球からの輻射が小さい、つまり吸熱していることが示されています(ただしこのデータは単年度での傾向が追えるほどの精度ではありません)。これは第2章2.3.2節に出てきます。
> 歴史的な気温の変化についても、実測データが足りないので程度は不明と言わざるを得ませんが、地表気温への太陽等の影響と温室効果ガス・エアロゾルの影響を除いた差分の多くは、海洋との熱のやりとりの年次変動と関連していると考えられます。
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> 一口にIPCC報告書といっても、AR4とAR5、またSPM・TS・フルテキスト、さらに英語版や和訳(あるいはその他言語)といろいろあるので、どれのページを参照されたのかは分かりませんでしたが(実測が2006年までとのことなのでAR4かとは思いましたが)、いずれにせよ、コメント欄で書けるのはこの程度かと思います。
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> 一応URLにブログへのリンクも残していますが、最近は恥ずかしながらほとんど手入れしておりません。
>
> それではこの辺で。


詳しいご説明有難うございます。特に紹介いただいた最新の件について、大変参考になりました。感謝いたします。
世界の気候を左右しているモノが海洋ではないかとの議論は私も承知しています。
特に世界最大の海流であるメキシコ湾流の動向は気になります。
一番気になるのはメキシコ湾流がグリーンランド海で深海に沈みこむのですが、昔はその沈み込む所には巨大な渦巻きが出来た、チムニー(煙突)と呼ばれるものですが、最近このチムニーがなくなっているそうです。
とても気になります。
尚このグリーンランド海の問題については中村元隆氏が詳しく説明しています。
http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20130629/

こんな事ですが、私としては現在の太陽活動第24期が何時どんな風に終了するかを注目しています。
  1. 2015-08-01 10:01
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  3. 短足おじさん二世 #-
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 時期アメリカ大統領が、温暖化詐欺だと言ってしまいました。でも実際に脱退するのは面倒な手続きが必要だそうですが、トランプさんならやるような気がします。詐欺グループはどうするのでしょうね?

【トランプ氏、パリ協定脱退も 「気候変動はでっち上げ」主張】
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/161112/mcb1611120500009-n1.htm
  1. 2016-11-14 18:22
  2. URL
  3. 都民です。 #-
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To:都民です さん

>  次期アメリカ大統領が、温暖化詐欺だと言ってしまいました。でも実際に脱退するのは面倒な手続きが必要だそうですが、トランプさんならやるような気がします。詐欺グループはどうするのでしょうね?
>
> 【トランプ氏、パリ協定脱退も 「気候変動はでっち上げ」主張】
> http://www.sankeibiz.jp/macro/news/161112/mcb1611120500009-n1.htm



これは仰る通り脱退はとても面倒です。
でもアメリカには良い手がある。これを無視すればいいんです。
他の国がどんなにギャアギャア騒いでも関係ない、無視する。アメリカが昔からやってきたことです。
ただしこの手は日本は使えません。資源大国で経済大国だからこそできること。
アメリカ以外ではできる国はロシアしかありません。中国は国民の民度が低すぎて駄目ですね。

  1. 2016-11-15 07:42
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  3. 短足おじさん二世 #-
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