2015-05-04 22:17

中国が仕掛ける「歴史戦」に決着をつけた安倍首相の米議会演説

 安倍首相の米議会演説、大変好評の様でブサヨマスゴミが発狂しているようだ。良い事である。
所でその発狂の原因は中国様がお気に召さないためらしいのだが、その辺りの事情を石平氏が上手く分析している。
こんな話である。

<以下引用>
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4951

中国が仕掛ける「歴史戦」に決着をつけた安倍首相の米議会演説
2015年05月01日(Fri)  石 平 (中国問題・日中問題評論家)


先月29日午前(日本時間30日未明)、安倍晋三首相が米国議会の上下両院合同会議で行った歴史的な演説はある意味、この2年間中国が中心となって挑んできた「対日歴史戦」に見事な決着をつけることとなった。
2015-5-4安倍首相米議会演説Byウェッジ

原文には無いが此処でこの演説の動画を

Prime Minister Shinzo Abe of Japan's Address to a Joint Meeting of Congress


アメリカを「歴史戦」の主戦場とする中国

 本コラムでもしばしば取り上げてきたように、第2次安倍政権の樹立以来、特に2013年末の安倍首相の靖国神社への公式参拝以来、中国の習近平政権は全力を挙げて「対日歴史戦」を展開してきた。国内において習政権は、2014年の1年間で、日中戦争勃発のきっかけとなった盧溝橋事件が起きた7月7日、戦前の日本陸軍「支那派遣軍」が当時の中国政府に「降伏」した9月3日、いわゆる「南京大虐殺」が始まったとされる12月13日という3つの日を選び出して、「国家的記念日」を一気に制定した。そしてこの3つの「国家的記念日」に習近平国家主席の出席の下で大規模な「国家レベル」の記念行事を行い、全国的な反日ムードを盛り上げた。

 国外においては、安倍首相の靖国神社参拝後、中国政府は世界主要国の中国大使や親中派の知識人・メディアを総動員して、いわば「歴史認識問題」を材料にした日本攻撃の宣伝戦を地球規模で全面展開してきた。「日本は歴史を反省していない」、「日本は戦後秩序を破壊したい」といったレッテルの貼付けを行うことによって、「日本こそがアジアの問題児・悪人」というマイナスイメージを世界的に広げようとしてきた。

 その中で、習政権が最も力を入れているのはやはり、アメリカにおける反日宣伝戦の展開である。理由は後述するが、アメリカこそが中国にとって「歴史戦」の主戦場だからである。そのために、中国政府は駐米大使の崔天凱氏を中心に凄まじい対日攻勢を仕掛けたことは2014年1月24日掲載の拙稿にて克明にレポートしている。
(引用者注:2014年1月24日の石平氏の投稿は以下です。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3541
2013年12月の安倍首相の靖国参拝にキャロラインちゃん大使が「失望した」とのたまわった、その後の中国の動きについての解説です。本文と比較するとこの1年少々の間にアメリカが大きく変わった事が分かります)

 その一方、習政権は対日外交においても、いわば「歴史認識問題」を「最重要問題」として全面的に持ち出している。たとえば2014年11月と2015年4月、習近平主席が2回ほど安倍晋三首相との首脳会談に臨んだが、このわずか2回ほどの短い首脳会談のいずれにおいても、習主席の話の半分以上が「歴史問題」であったことが確認されている。特に中国側の発表を見ている限りでは、習主席が終始「歴史問題」にこだわり、あたかも「歴史問題」を持ち出して日本を叩くという唯一の目的のために安倍首相と会ったかのようにさえ感じられる。

 胡錦濤政権よりもことさらに「歴史問題」にこだわり、「歴史問題」を持ち出して安倍政権を叩こうとする習政権は一体何を狙っているのか。それはやはり、習政権自身が進めようとしている国際戦略と大いに関係があろう。


覇権戦略の「隠れ蓑」として歴史問題を利用

 本コラムでも度々指摘しているように、習近平政権の成立以来、中国は鄧小平時代以来の「韬光養晦」(能在る鷹は爪隠す)戦略を放棄して、アジアにおける米国主導の国際秩序の破壊とそれにとってかわる中国中心の「新中華秩序」の樹立を目指そうと躍起になっている。かつての中華帝国がアジアを支配したのと同じように、中国はもう一度アジアの頂点に立とうとしているのである。

 2014年5月、習近平主席は自ら「アジアの安全はアジア人自身が守る」というキャッチフレーズの「アジアの新安全観」を提唱したが、それは誰の目から見ても、今までアジアの安全保障と深く関わったアメリカ勢をアジアから追い出すための布石であろう。そして今、中国が中心となって進めているアジアインフラ投資銀行構想は、まさに日米主導のアジア経済秩序を引っくり返し、中国中心の「新秩序」を作り上げようとするための戦略と言える。つまりこのアジア地域において、中国は今後、アメリカに対抗してその覇権に挑戦しようとする姿勢を明確にしているわけだ。

 このような「挑戦者」と「既成秩序の破壊者」としての習政権の外交姿勢は当然、アメリカの警戒心を高め、強い反発を招くこととなった。その結果、アメリカは日本との同盟関係の重要性を再認識してその強化に傾いた。2014年4月のオバマ大統領の訪日において、「尖閣防衛」と「同盟関係の強化」を明確に訴えた日米共同声明が発表されたことはまさにその表れの1つであったと言えよう。そして中国中心のアジアインフラ投資銀行成立の動きが世界に広がった後でも、日米両国だけは警戒の姿勢を崩さず一定の距離をおいた。

 その一方、南シナ海において、習政権がアジア覇権の樹立のために進めてきた、「島嶼埋め立て」や諸国に対する挑発的行為などの一連の拡張的政策がアメリカの不興を買っただけでなく、アジア諸国の反発を招くこととなった。今年4月に開かれたASEAN諸国外相会議が一致して中国による「埋め立て」の中止を強く求めたことからも、周辺諸国の憂慮と反発はよく分かる。少なくとも南シナ海においては、中国こそが平和の秩序を破壊しようとする問題児として認識されているはずである。

 つまり、これまでの2年間、習近平政権は自らの進める覇権戦略のいわば「隠れ蓑」として日本との「歴史認識問題」を大いに利用してきた。現実の国際政治において、既成の平和秩序を破壊して覇権主義的政策を遂行しているのは中国自身であるにもかかわらず、というよりもむしろ、まさにそれが中国自身であるからこそ、中国政府としては自らの正体を覆い隠して諸国の目を誤摩化すためには、日本の「歴史問題」をことさらに強調してそれを全面的に持ち出す必要があった。かつて日本がアジアを「侵略」したという往時の歴史を持ち出すことによって、そしてこの日本は今でも歴史を「修正」して「戦後秩序」を引っくり返そうとしているとの嘘の宣伝を展開することによって、「悪いのは日本であって中国ではない」との国際世論を作り上げるのが目的だ。

その際、中国にとってこのような反日宣伝戦を展開する主戦場の1つはアジア地域であることは言うまでもないが、もう1つの主戦場はやはりアメリカだ。アメリカにおいて日本の安倍政権の「歴史修正主義」に対する批判を広げ、日本に対する警戒心を煽り立てることができれば、アメリカの中国に対する警戒がその分和らぐという算段もあり、歴史問題で日本に対するアメリカの信頼を揺るがせることによって日米同盟に亀裂を生じさせることが出来れば、習政権にとってなおさら万々歳の結果であろう。

 アメリカとアジア諸国からの反発をかわして自らの覇権戦略をより進めやすくするための「環境整備」として、歴史問題で日本を徹底的に叩くことはまさに習近平政権の既定戦術である。今年9月3日、中国政府は「抗日戦争勝利70周年」を記念して周辺国首脳を招いて北京で大規模な軍事パレードを開催する予定だが、各国首脳を巻き込んでのこの大々的な反日イベントの開催はまさに、習政権による「環境整備」の一貫であり、その総仕上げでもあろう。そして、その直後に予定されている習主席のアメリカ公式訪問は、彼はおそらく、9月3日の「反日の国際大盛会」の余勢をもってアメリカに乗り込み「歴史問題」を材料にして日本攻撃を一気に盛り上げる魂胆であろう。


安倍首相の米議会演説の効果

 しかしここに来て、習政権のこの戦術が挫折してしまう可能性が出てきている。中国の進める反日宣伝戦が国際的に失敗に終わってしまう流れが、米議会での安倍首相の演説によって作り出されたからである。

 今回の訪米に当たり、中国がアメリカを主戦場の1つとして挑んできた「歴史戦」にどう対処するか、安倍首相は最初から周到に用意していた痕跡がある。

 ワシントンに入ってからの4月29日、安倍首相は第2次世界大戦で戦死したアメリカ兵を追悼する記念碑を訪れて黙とうした。報道によると、安倍首相は「パールハーバー」と刻まれたモニュメントの前で、しばらく身じろぎもせずたたずんでいたというが、こうした「身体言語」の発する意味はやがて、米議会での演説において明らかになったのである。

 40分間にわたる演説の中盤に入り、安倍首相は案の定、この訪問の話を持ち出した。「先刻私は、第二次大戦メモリアルを訪れました。神殿を思わせる、静謐(せいひつ)な場所でした」と切り出してから、次のように静かに語った。

 「一角にフリーダム・ウォールというものがあって、壁面には金色の、4000個を超す星が埋め込まれている。その星一つ、ひとつが、斃れた兵士100人分の命を表すと聞いたとき、私を戦慄が襲いました」

 「金色の星は、自由を守った代償として、誇りのシンボルに違いありません。しかしそこには、さもなければ幸福な人生を送っただろうアメリカの若者の、痛み、悲しみが宿っている。家族への愛も」

 「真珠湾、バターン・コレヒドール、珊瑚海…、メモリアルに刻まれた戦場の名が心をよぎり、私はアメリカの若者の、失われた夢、未来を思いました」

 「歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。私は深い悔悟を胸に、しばしその場に立って、黙祷を捧げました」

 「親愛なる、友人の皆さん、日本国と、日本国民を代表し、先の戦争に斃れた米国の人々の魂に、深い一礼を捧げます。とこしえの、哀悼を捧げます」

 以上が、安倍首相が演説の中で、アメリカとの「歴史問題」、つまり70年前に終結したあの残酷な戦争について触れた一節であるが、そこには、歴史から逃げようとするような姿勢はみじんもなければ、歴史を「歪曲」しようとする「歴史修正主義者」の面影もない。あるのはただ、日本の指導者としてのかつての戦争に対する「悔悟」であり、そして日本国民を代表して捧げるアメリカの若き戦死者に対する心からの哀悼であった。

 テレビの映像では、安倍首相による演説のこの部分を受け、静聴した米国議員がいっせいに立ち上がって拍手した場面が確認されている。「歴史」に対する安倍首相のこの語りは、アメリカ人の心を打つのには十分であり、そしてアメリカの一部で流布されている「安倍=歴史修正主義者」のイメージを払拭するのにも十分であった。


歴史との正しい向き合い方

 そしてその後、安倍首相の演説はこう続いた。「みなさま、いまギャラリーに、ローレンス・スノーデン海兵隊中将がお座りです。70年前の2月、23歳の海兵隊大尉として中隊を率い、硫黄島に上陸した方です。近年、中将は、硫黄島で開く日米合同の慰霊祭にしばしば参加してこられました。こう、仰っています」

 「硫黄島には、勝利を祝うため行ったのではない、行っているのでもない。その厳かなる目的は、双方の戦死者を追悼し、栄誉を称えることだ」

 「もうおひとかた、中将の隣にいるのは、新藤義孝国会議員。かつて私の内閣で閣僚を務めた方ですが、この方のお祖父さんこそ、勇猛がいまに伝わる栗林忠道大将・硫黄島守備隊司令官でした」

 「これを歴史の奇跡と呼ばずして、何をそう呼ぶべきでしょう」

 「熾烈に戦い合った敵は、心の紐帯が結ぶ友になりました。スノーデン中将、和解の努力を尊く思います。ほんとうに、ありがとうございました」

 演説のこの部分では、中国の挑んできた歴史戦に対して、安倍首相はまさに余裕綽々の勝利を手に入れたのではないかと、筆者は演説の原稿を読みながら強く感じずにはいられなかった。

 その前段では、アメリカとの戦争の出来事に自ら触れて戦死したアメリカ兵士に追悼を捧げることによって、安倍首相は中国などによって押しつけられた「歴史修正主義者」の誤ったイメージを完全に払拭したのは前述の通りだが、それに続いて、ここでは安倍首相は見事に、歴史を乗り越えての両国の「和解」を演出してみせたからである。

 その演出のために、事前に新藤義孝議員をワシントンに呼んできてローレンス・スノーデン海兵隊中将の隣に座らせたのはまさに用意周到というべきものであるが、この2人を握手させる場面を米議会で演出させることによって、そして自らの語った「熾烈に戦い合った敵は、心の紐帯が結ぶ友になりました」との詩的な言葉によって、安倍首相はアメリカとの「歴史の和解」を強く印象づけたのと同時に、過去の「歴史問題」に対する一国の指導者の正しい姿勢を世界に向かって示すことも出来た。

 そう、「和解」によって克服することこそ、歴史との正しい向き合い方であると、安倍首相は示したのである。新藤義孝議員とスノーデン海兵隊中将の拍手によって象徴された日米両国の和解は、まさに「歴史の和解」の1つの理想的な形、1つの模範的な見本として世界中の人々に提示された。

 中国の習近平主席は当然その場にはいなかったが、筆者の耳には、安倍首相の発した言葉の一つひとつが見事に、習主席たちの歪んだ論理に対する痛烈な批判にも聞こえた。日米の和解と比べれば、いつまでも「歴史」に固執する中国の了簡はいかに狭いものなのか。中国の主張する「歴史認識」はどれほど歪んでいるか。それはまさに日米の和解との対比において浮き彫りにされた。思えば、習主席はいつも日本に対して「正しい歴史認識」を求めているが、歴史をきちんと見つめた上でそれを乗り越えて未来へ向かって和解の道を歩むことこそ本当の正しい歴史認識ではないのかと、安倍首相は見事に、より高い次元から習主席の歴史認識論を完全に論破した。

 その後、演説は「アジア諸国民に苦しみを与えた事実」に触れてから、戦後日本の歩んだ「平和の道」を強調して、日本と米国は今後、アジアと世界の平和を守っていくためにどうすべきなのか、と語った。まさにこの「未来志向」の演説の部分で、安倍首相は「武力や威嚇は、自己の主張のため用いないこと」との原則を強調して中国の習政権の乱暴な覇権主義政策を暗に批判しながら、それに対処するために、日本はアメリカとの間で、「法の支配・人権・自由を尊重する価値観」の共有に基づく「希望の同盟」関係のよりいっそうの強化を訴えてその歴史的演説を結んだ。


今秋訪米予定の習近平は…

 この演説は大成功であった。議員たちの総立ちの拍手からもその反響の大きさが窺える。その場にいたバイデン副大統領やベイナー下院議長、マケイン上院軍事委員長からも高く評されたが、その中で、たとえばローラバッカー共和党下院議員による次の評価の言葉は特に注目すべきだ。

 「レーガン元大統領のスピーチ・ライターだった経験から、Aプラスを与えられる。歴史問題を威厳ある形で語った。第二次大戦に関し、首相はもう卑屈な態度を取る必要はない」

 アメリカの下院議員からこのような言葉を引き出した時点で、少なくとも中国の展開する「歴史戦」に対する反撃として、安倍首相は決定的な勝利を手に入れたと言えよう。そう、安倍首相は中国などによって押し付けられた「歴史修正主義」のマイナスイメージを完全に払拭してアメリカの政治家たちの信頼を勝ち取っただけでなく、この名演説により、日本はまさに「威厳ある態度」をもってアメリカとの「歴史問題」に永遠の決着をつけることが出来た。

 そしてそのことは、「歴史認識問題」を利用してアメリカの日本に対する不信感を煽り、日米同盟に楔を打ち込もうとする習近平政権の目論みが完全に失敗に終わったことを意味している。今後、彼らがどれだけアメリカで「対日歴史戦」を展開したとしても、アメリカの対日姿勢に影響を与えるほどの効果はもはや期待できないであろう。

 そして、アメリカとの「歴史の和解」を演じることによって、この和解の意味するところの「歴史の克服」を世界中に示すことによって、安倍首相の演説はまた、世界範囲における中国の対日歴史戦を無力化するほどの効果をもった。今後、習近平政権がいくら「歴史だ、日本が悪かったのだ」と騒いでも、アジアの国々に対してもはや説得力を持たなくなり、世界からの共鳴と支持を呼ぶことはいっそう難しくなるだろう。逆に、「歴史問題」で中国が騒げば騒ぐほど、彼ら自身の認識と度量の狭さと国柄の異様さを曝け出すこととなろう。

 「歴史問題」を利用した日本叩きが一旦失効してしまえば、今度は、中国自身が進めようとする覇権主義政策がむしろ現実の問題として浮き彫りになる。70年前の「歴史」においてではなく、まさに21世紀現在のアジアの国際政治において、一体どの国が平和を脅かしているかは一目瞭然だからである。

 短期的には、米議会における安倍首相の演説が成功したこの状況で、今秋に予定されている習近平国家主席の訪米はかなり難しい問題を抱えることとなった。安倍首相が米議会で演説した以上、同じ国賓として習主席は当然同様の待遇をアメリカに求めなければならない。さもなければメンツが丸つぶれとなる。しかし今秋のアメリカ議会で、習主席は一体何を語るのだろうか。アメリカに対して日本との「歴史問題」を蒸し返すことの無意味さは中国も既に分かったはずだが、かといってアメリカと「共有の価値観」や「希望の同盟」を語れる立場でもない。

 歴史を乗り越えて未来に向け同盟関係を固めた日米両国を前にして、自分たちは一体どうやって対処すればよいのか、それこそが習近平外交の抱える最大の悩みとなるであろう。

<引用終り>

そしてこの演説について池田元彦氏が興味深い見方をしている。

曰く
AIIBへの英国を始とする想定外の60か国以上の参加表明は、米一極支配の根本戦略の崩壊の始まりだ。国力の減衰と孤立化が避けられない米国にとり日本は当面の救世主だ。
冷戦を日米が共に勝ち、民主主義国経済No1とNo2が軍事同盟強化の安倍主張は、実は渡りに船だ

 因みに、米上下院合同議会での演説は、1874年ハワイ王以降115回あり、敗戦国ではドイツ歴代首相5回、イタリア6回、敗戦国でないが槿恵韓国大統領を含め、韓国は6回も演説している。
(引用者注:それなのに日本は初めてなのだ。私も初めて知った。アメリカの本音を垣間見た思いである)
 
それは何故か。原爆・空襲の国際犯罪、FDRの陰謀、日本無条件降伏の嘘等の米公認歴史が覆される懸念があったからだTV生中継と同じで取り返しが付かない。保守層には一部不満が残るが、反日メディア以外は欧米のメディアも高い評価をする演説だった。安倍さん、グッドジョブ!

引用此処まで


この「原爆・空襲の国際犯罪、FDRの陰謀、日本無条件降伏の嘘等の米公認歴史が覆される懸念があったからだ」
この点こそがアメリカの日本に対する本音である。
安倍さんもこの微妙なアメリカの心理を読んだうえで、硫黄島のスノーデン中将と栗林大将の孫・新藤元総務大臣をアメリカ議会で握手するよう演出したのだろう。
こんな点を超えて希望の同盟を作った、正に戦後70年にピリオドを打つ良い演説だと思う。


最後に付け足し。
冒頭部分に紹介した石平氏の2014年1月24日の投稿は大変面白い。是非本文と見比べて頂きたいと思います。
  1. 政治
  2. TB(0)
  3. CM(12)

コメント

水に流す文化

安倍総理の米国議会演説の興奮はまだ私の中では余韻を響かせています。そこへ今回ご紹介の解説を聞いて再び興奮が湧く思いです。

中韓そして米国の左派マスコミ・反日議員の執拗な歴史戦の嫌がらせを安倍さんが封じた! いまだに戦後を終わらせたくない勢力へ、安倍さんはその無意味さを格調高く訴えたのです。これで終わりです。

日本人は良い意味で「水に流す」文化を持っています。確かに原爆があった、大空襲があった。しかし広島に慰霊に来た歴代の米国大使に日本人は石を投げたか?ましてや大使の顔をナイフで切ったか?
「ノーサイド」=戦いは終わった、遺恨はなし、ではなく、水に流す文化=過去は問わない「静かな文化」はこれからの世界でも有用でしょう。

日本人は米国人が内心忸怩たる思いのある過去をとっくに乗り越えているのです。それを安倍さんが分らせた。
改めて政治家は目の前の現実を言葉で語って相手の心に響かせねば、政治として動かぬものだと思わされました。

但しこれは共通の価値観を有する間柄でなければ通用しない。理屈をつけて日本を敵視する相手にはどれ程の時間を有さねばならぬか分りません。

昨日も超党派の国会議員が中国に出発したと報道がありました。中韓へはしばしばこの手の訪問がありますが、その逆は実に少ない。私は「朝貢外交」も大概にせよと思う者ですが、安倍さんの言葉が届かぬ国にはこうした「善意」の積み重ねで「平和」を維持する他ないのかと思わざるを得ません。
  1. 2015-05-05 07:25
  2. URL
  3. 相模 #-
  4. 編集

>>原爆・空襲の国際犯罪、FDRの陰謀、日本無条件降伏の嘘等の米公認歴史が覆される懸念があったからだ。TV生中継と同じで取り返しが付かない。

わたしはアメリカは傲慢だと思いますが、安倍総理の言うとおり、日米同盟を強化してシナに対抗するのが国益にとって一番と思います。軍備を強化して、インド、豪州、ASEANと密接化すべきです。日本人はシナが独裁国家だということを忘れているのでは?アメリカはダブルスタンダード外交をやめるべきでしょうね。平均のアメリカ人は果たして戦前の日本の歴史に興味などあるのでしょうか?ぜひ、日本の「マンガ」でいいから翻訳して出版し、普通のアメリカ人によんでほしいですね。
  1. 2015-05-05 13:02
  2. URL
  3. NINJA300 #/xzFVZWc
  4. 編集

Re: 水に流す文化

> 安倍総理の米国議会演説の興奮はまだ私の中では余韻を響かせています。そこへ今回ご紹介の解説を聞いて再び興奮が湧く思いです。
>
> 中韓そして米国の左派マスコミ・反日議員の執拗な歴史戦の嫌がらせを安倍さんが封じた! いまだに戦後を終わらせたくない勢力へ、安倍さんはその無意味さを格調高く訴えたのです。これで終わりです。
>
> 日本人は良い意味で「水に流す」文化を持っています。確かに原爆があった、大空襲があった。しかし広島に慰霊に来た歴代の米国大使に日本人は石を投げたか?ましてや大使の顔をナイフで切ったか?
> 「ノーサイド」=戦いは終わった、遺恨はなし、ではなく、水に流す文化=過去は問わない「静かな文化」はこれからの世界でも有用でしょう。
>
> 日本人は米国人が内心忸怩たる思いのある過去をとっくに乗り越えているのです。それを安倍さんが分らせた。
> 改めて政治家は目の前の現実を言葉で語って相手の心に響かせねば、政治として動かぬものだと思わされました。
>
> 但しこれは共通の価値観を有する間柄でなければ通用しない。理屈をつけて日本を敵視する相手にはどれ程の時間を有さねばならぬか分りません。
>
> 昨日も超党派の国会議員が中国に出発したと報道がありました。中韓へはしばしばこの手の訪問がありますが、その逆は実に少ない。私は「朝貢外交」も大概にせよと思う者ですが、安倍さんの言葉が届かぬ国にはこうした「善意」の積み重ねで「平和」を維持する他ないのかと思わざるを得ません。


私も全く同じで、石平氏の投稿には心を打たれました。
そしてアメリカが持つ日本に対する複雑な意識、原爆投下などと言うあんな残虐な事をしたんだ、何時復讐されてもおかしくない。それに日本は復讐するだけの技術力を持っている。これを今度ほど痛感したことは有りません。
正しく戦後70年、やっと戦後の頸木から解き放たれる時が来たのだと思います。

さてこれで終わるかと言えば多分そうでは無い。
これからも手を変え品を変え、色んな手で日本叩きをしてくるでしょう。
日本人一人一人の矜持が今ほど大切な時は無いと思っています。
  1. 2015-05-05 17:35
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:NINJA300 さん

> >>原爆・空襲の国際犯罪、FDRの陰謀、日本無条件降伏の嘘等の米公認歴史が覆される懸念があったからだ。TV生中継と同じで取り返しが付かない。
>
> わたしはアメリカは傲慢だと思いますが、安倍総理の言うとおり、日米同盟を強化してシナに対抗するのが国益にとって一番と思います。軍備を強化して、インド、豪州、ASEANと密接化すべきです。日本人はシナが独裁国家だということを忘れているのでは?アメリカはダブルスタンダード外交をやめるべきでしょうね。平均のアメリカ人は果たして戦前の日本の歴史に興味などあるのでしょうか?ぜひ、日本の「マンガ」でいいから翻訳して出版し、普通のアメリカ人によんでほしいですね。


鋭い見方ですね。同感です。
もっと日本の事をマンガなど誰でも見られる媒体で発信してゆくことが今日ほど必要な時は無いでしょう。
アメリカは今人種差別問題で苦しんでいます。
日本が第一次大戦後の国際連盟で世界に先駆けてこの問題を提案した、この時其れを潰したのがウッドロー・ウィルソン大統領(民主党)でした。
民主党とは名前と異なり戦争大好き、人種差別大好きなのです。
そんな事情を踏まえ、日本がやろうとしている事、昔からやってきたことを発信する、これが非常にいいですね。
  1. 2015-05-05 17:43
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

第一次、第二次世界大戦を考えると、アメリカの国力を利用した国々が戦勝国となった現実があります。アメリカの国力の衰えウンヌンをバカなマスゴミは流布していますが、第二次世界大戦直後のアメリカの世界における総生産が8割強だったのが、ヨーロッパの復興と日本の台頭により徐々に減少してきて当たり前なのです。わたしはアメリカの覇権はあと50年は続くとみています。
第一の理由、戦後の世界秩序がドルをベースとしてできていること、世界の貿易決済はアメリカで行われているはず。そこから排除されれば即座に干上がる。
これを壊すにはもう一度戦争をしてアメリカを敗北させる必要がある。
第二の理由、アメリカの国防予算は残りの全世界の国防費の合計より多い。
第三の理由、世界の最先端科学の研究業績の8割から9割がアメリカ発であること。
アメリカは多くの産業基盤を失っており、50年前とは違うのは明らかです。
しかしその力を蓄えたのは我が国、日本であり、ヨーロッパでも中国でもありません。60年代、日本企業はアメリカの産業にほぼ全品目にわたり戦いと挑み、そのほとんどで互角以上の成績を収めました。

Made in America―アメリカ再生のための米日欧産業比較 (参考書)

わたしはドイツの実力は20世紀初頭がピークであり、その後はそれほどでもないと観察しています。これから50年間はパックス、ジャポ-アメリカーナの時代になるのではないか。サムライ魂とヤンキースピリットはあんがい相性がいい。そしてアメリカ人と日本人の勤労観は結構似通っていますよ。
  1. 2015-05-05 19:12
  2. URL
  3. 朝鮮人は日本の敵 #-
  4. 編集

>>わたしはアメリカの覇権はあと50年は続くとみています。

おっしゃるとおりです。米国とその他(英国、欧州、ロシア、インド、シナ、日本ほか)が戦争してもアメリカの勝ちでしょう。w

しかし、シナや半島のいやがれせにはうんざりします。慰安婦を世界遺産?東京裁判証拠文献50巻を出版?各国の学者の署名入り文書を安倍首相に送付?日本の産業革命遺産を登録阻止?・・米国フォーブスは優良企業番付でシナは二位に浮上。1-4位は中国の4大銀行だそう。5位はハサウェイで6位がJPモルガンチェース・・日本の最高は11位のトヨタ。アメリカ人はシナの不動産バブル崩壊を知らないのでしょうか?
うんざりです。

それから、いつもためになる貴重情報ありがとうございます。
  1. 2015-05-07 18:31
  2. URL
  3. NINJA300 #/xzFVZWc
  4. 編集

To:朝鮮人は日本の敵 さん

> 第一次、第二次世界大戦を考えると、アメリカの国力を利用した国々が戦勝国となった現実があります。アメリカの国力の衰えウンヌンをバカなマスゴミは流布していますが、第二次世界大戦直後のアメリカの世界における総生産が8割強だったのが、ヨーロッパの復興と日本の台頭により徐々に減少してきて当たり前なのです。わたしはアメリカの覇権はあと50年は続くとみています。
> 第一の理由、戦後の世界秩序がドルをベースとしてできていること、世界の貿易決済はアメリカで行われているはず。そこから排除されれば即座に干上がる。
> これを壊すにはもう一度戦争をしてアメリカを敗北させる必要がある。
> 第二の理由、アメリカの国防予算は残りの全世界の国防費の合計より多い。
> 第三の理由、世界の最先端科学の研究業績の8割から9割がアメリカ発であること。
> アメリカは多くの産業基盤を失っており、50年前とは違うのは明らかです。
> しかしその力を蓄えたのは我が国、日本であり、ヨーロッパでも中国でもありません。60年代、日本企業はアメリカの産業にほぼ全品目にわたり戦いと挑み、そのほとんどで互角以上の成績を収めました。
>
> Made in America―アメリカ再生のための米日欧産業比較 (参考書)
>
> わたしはドイツの実力は20世紀初頭がピークであり、その後はそれほどでもないと観察しています。これから50年間はパックス、ジャポ-アメリカーナの時代になるのではないか。サムライ魂とヤンキースピリットはあんがい相性がいい。そしてアメリカ人と日本人の勤労観は結構似通っていますよ。


アメリカは巨大な国でズバリ言って二つのアメリカが有る、この二つは水と油なのですが同じ星条旗の下にいると思っています。
大まかに言えばアパラチアとロッキーの間のアメリカと東海岸のアメリカ、西海岸のアメリカです。
この中でアパラチアとロッキーの間が本当のアメリカという事を言う人もいますが、此処に開拓者精神あふれる働き者のアメリカが有ります。
この人たちなら日本人と同じような価値観を持っています。
東海岸のアメリカはウォール街などに代表される連中ですが、日本式に言えば悪代官と越後屋でしょうか。山吹色のお菓子の好きな連中ですね。

こんな価値観のすり合わせは長い時間をかけて一緒に汗をかくことでしか成り立たない。そんな意味でアメリカ軍と日本とは結構相性がいいのではないかと思います。

パックス、ジャポ-アメリカーナですか、面白い考え方、上手くいくように頑張りたい所です。
  1. 2015-05-07 19:13
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:NINJA300 さん

> >>わたしはアメリカの覇権はあと50年は続くとみています。
>
> おっしゃるとおりです。米国とその他(英国、欧州、ロシア、インド、シナ、日本ほか)が戦争してもアメリカの勝ちでしょう。w
>
> しかし、シナや半島のいやがれせにはうんざりします。慰安婦を世界遺産?東京裁判証拠文献50巻を出版?各国の学者の署名入り文書を安倍首相に送付?日本の産業革命遺産を登録阻止?・・米国フォーブスは優良企業番付でシナは二位に浮上。1-4位は中国の4大銀行だそう。5位はハサウェイで6位がJPモルガンチェース・・日本の最高は11位のトヨタ。アメリカ人はシナの不動産バブル崩壊を知らないのでしょうか?
> うんざりです。
>
> それから、いつもためになる貴重情報ありがとうございます。


私も全く同感ですが、一つだけ将来の姿としてありうるのはアメリカの分裂です。
その前、前提条件として先ず中共が分裂せねばならない。中狂の大きさは昔の南宋位の大きさが一番いい。
勿論チベットも東トルキスタンも、それから満州も独立。ソ連の解体と同じですね。
そんな事が落ち着いたらアメリカが大国である必要がなくなるので、いくつかに分裂した方がいいと思っています。
何年先になるでしょうか。

でも中共の崩壊はもう秒読み段階ですね。
  1. 2015-05-07 19:24
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  3. 短足おじさん二世 #-
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おそらく、アメリカの覇権国としての地位に代わりうる国は日本です。
過去、覇権の交代は3度あったわけですが、覇権国の経常収支の赤字基調が続き、次期覇権国の黒字基調が続いた時、起きているように思います。
しかし、覇権の維持には軍事力に象徴される政治力、技術力に象徴される経済力が兼ね備わっていなければ難しい。日本は残念ながら、地理的制約、すなわち、国土の懐が浅い。軍事力を増強しても単独覇権は難しすぎる。ナポレオン戦争の時のロシアの退却戦略、中国の長征のような戦略が取れません。イギリスはドイツの脅威にさらされたとき、亡命政府をカナダへ置くことを考えていました。東京を占領されればそれまでです。覇権国としての条件を決定的に欠いているのです。それゆえ、アメリカにとっても、経済力の衰えを補う日本の存在は重要なのです。100年後、今回の安倍演説はパックスジャポアメリカの始まりとなったと歴史に刻まれるかもしれません。
  1. 2015-05-07 20:44
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  3. 朝鮮人は日本の敵 #-
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To:朝鮮人は日本の敵 さん

> おそらく、アメリカの覇権国としての地位に代わりうる国は日本です。
> 過去、覇権の交代は3度あったわけですが、覇権国の経常収支の赤字基調が続き、次期覇権国の黒字基調が続いた時、起きているように思います。
> しかし、覇権の維持には軍事力に象徴される政治力、技術力に象徴される経済力が兼ね備わっていなければ難しい。日本は残念ながら、地理的制約、すなわち、国土の懐が浅い。軍事力を増強しても単独覇権は難しすぎる。ナポレオン戦争の時のロシアの退却戦略、中国の長征のような戦略が取れません。イギリスはドイツの脅威にさらされたとき、亡命政府をカナダへ置くことを考えていました。東京を占領されればそれまでです。覇権国としての条件を決定的に欠いているのです。それゆえ、アメリカにとっても、経済力の衰えを補う日本の存在は重要なのです。100年後、今回の安倍演説はパックスジャポアメリカの始まりとなったと歴史に刻まれるかもしれません。


確かに日本にはご指摘の地政学的欠点が存在します。それに気が付いていたのが明治の賢人たち。
しかし残念ながらWW2で失敗しました。
明治の賢人たちは元々江戸時代からの武人です。彼らはそれなりにエリート教育を受け、武人としての心も鍛えてきました。それが明治になって開花したのだと見ています。
戦後の荒廃からの復興もこの明治以来の伝統の延長線上の人材が作ったと思います。
そして今ですが、一番の問題はアメリカが目指した日本骨抜き作戦にまんまと引っかかった、そんな連中が大手を振っています。ここを何とかしないと覇権国家の地位は難しい。

パックスジャポアメリカ、良いですねえ。是非とも一歩でも近づけたいターゲットです。
そしてその為には日本の中の骨抜き日本人を何とかしないといけないです。
骨抜き日本人は特に組合、地方公務員の中にわんさといます。
そんな連中を如何するか、日本人一人一人が考えないといけないですね。
  1. 2015-05-08 10:02
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  3. 短足おじさん二世 #-
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アメリカとは良い補完関係になれると思います。

こんにちは。

先頭の相模様が言われる「水に流す文化」、実際に先の戦争の被害に遭われた方の前では口にはできませんが「戦争による被害は仕方が無い」というのが、大多数の日本人の感覚ではないでしょうか。
WGIPや占領憲法のことも、敗戦の狂気の中で実際に経験した人が心底戦争を憎み、戦勝国が唱える集団安全保障の枠組みで無用な軍備を廃棄しようと考えたとしても不思議ではありません。つまりアメリカに押し付けられたものではなく、日本人自身が選んだものであると。
それはそれで良いではありませんか、必要なら改めれば良い。

シャングリラ会議、バンドン会議、米議会演説、実に見事にまとめたと思います、余韻がまだ響いています。
全てに共通したのが「法の支配による平和」、何も目新しいことではなく、既にベルサイユ会議で確認されたこと。
そこから皆さんとは少し異なる考察をしてみました。

ベルサイユ体制で二つの宿題が残されました、共産主義と植民地主義。
ここで言う植民地とは、レーニンの帝國主義批判で「成熟した資本主義は余剰資本の投資先として植民地を必要とする」というもの、その先の「だから植民地争奪が起こる」の部分は、資本が国境を越え得ることから的を射ていません、逆に主権国家が相手であっても植民地主義は成立します。

この植民地主義に陥らない資本主義のあり方として、日米で全く異なる答えを提示した、それに因る相互不信が長く続いてきたのではないでしょうか。

アメリカはその建国の精神から、自ら市場を開き双務的関係を築き、また独占資本の弊害を軽減する為に企業体の新陳代謝を良くした。日本もその恩恵に与りました。
そうしたアメリカの目線でみると、閉鎖的な市場を持ち、老舗企業が跋扈する日本の体制は、極めて異質に見えたことでしょう。これが1980年代の反日運動の「倫理無き資本主義」の意味するところではないかと。

稲作農業の水田開発に端を発する日本の資本主義は、そこに組み込まれた資本に対する考え方が少し異なります。なので植民地主義がグローバルスタンダードであった時代に、「コレジャナイ」感で政策が混迷したのではないでしょうか。
ベルサイユ体制の限界が露呈したのが満州事変であり、アメリカの資本凍結で破綻した。
戦争には負けました、戦後秩序は戦勝国の理論で組み立てられました、しかしその中で大東亞共同宣言で指し示した共栄の灯火と、額に汗することを捨てませんでした。

1990年代の市場開放交渉、アジア諸国の勃興の中で、アメリカも理解が進んだのではないかと、資本主義・法の支配という価値観を共有できる異質なものが存在し得ると。
もしこれが正しいのであるなら、戦後秩序の問題だけでなく、脱植民地主義の協調という世界史的な大転換点、「希望の同盟」の意味するところではないでしょうか。残念ながら欧州はまだその事に気付いていないようです。

現在話題になっているAIIB、欧米が築いた秩序が絶対のものとは言えませんので、まずお手並み拝見といったところですが、漏れ聞くところでは植民地主義の臭いがプンプンする、嘗て共産主義を排除したのと同様に、その嗅覚は間違っていないと思います。
反資本主義を掲げながらAIIBを推す、この人達の嗅覚はどうなっているのでしょうね。
  1. 2015-05-09 17:11
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  3. fcq821 #/lkjinTE
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Re: アメリカとは良い補完関係になれると思います。

> こんにちは。
>
> 先頭の相模様が言われる「水に流す文化」、実際に先の戦争の被害に遭われた方の前では口にはできませんが「戦争による被害は仕方が無い」というのが、大多数の日本人の感覚ではないでしょうか。
> WGIPや占領憲法のことも、敗戦の狂気の中で実際に経験した人が心底戦争を憎み、戦勝国が唱える集団安全保障の枠組みで無用な軍備を廃棄しようと考えたとしても不思議ではありません。つまりアメリカに押し付けられたものではなく、日本人自身が選んだものであると。
> それはそれで良いではありませんか、必要なら改めれば良い。
>
> シャングリラ会議、バンドン会議、米議会演説、実に見事にまとめたと思います、余韻がまだ響いています。
> 全てに共通したのが「法の支配による平和」、何も目新しいことではなく、既にベルサイユ会議で確認されたこと。
> そこから皆さんとは少し異なる考察をしてみました。
>
> ベルサイユ体制で二つの宿題が残されました、共産主義と植民地主義。
> ここで言う植民地とは、レーニンの帝國主義批判で「成熟した資本主義は余剰資本の投資先として植民地を必要とする」というもの、その先の「だから植民地争奪が起こる」の部分は、資本が国境を越え得ることから的を射ていません、逆に主権国家が相手であっても植民地主義は成立します。
>
> この植民地主義に陥らない資本主義のあり方として、日米で全く異なる答えを提示した、それに因る相互不信が長く続いてきたのではないでしょうか。
>
> アメリカはその建国の精神から、自ら市場を開き双務的関係を築き、また独占資本の弊害を軽減する為に企業体の新陳代謝を良くした。日本もその恩恵に与りました。
> そうしたアメリカの目線でみると、閉鎖的な市場を持ち、老舗企業が跋扈する日本の体制は、極めて異質に見えたことでしょう。これが1980年代の反日運動の「倫理無き資本主義」の意味するところではないかと。
>
> 稲作農業の水田開発に端を発する日本の資本主義は、そこに組み込まれた資本に対する考え方が少し異なります。なので植民地主義がグローバルスタンダードであった時代に、「コレジャナイ」感で政策が混迷したのではないでしょうか。
> ベルサイユ体制の限界が露呈したのが満州事変であり、アメリカの資本凍結で破綻した。
> 戦争には負けました、戦後秩序は戦勝国の理論で組み立てられました、しかしその中で大東亞共同宣言で指し示した共栄の灯火と、額に汗することを捨てませんでした。
>
> 1990年代の市場開放交渉、アジア諸国の勃興の中で、アメリカも理解が進んだのではないかと、資本主義・法の支配という価値観を共有できる異質なものが存在し得ると。
> もしこれが正しいのであるなら、戦後秩序の問題だけでなく、脱植民地主義の協調という世界史的な大転換点、「希望の同盟」の意味するところではないでしょうか。残念ながら欧州はまだその事に気付いていないようです。
>
> 現在話題になっているAIIB、欧米が築いた秩序が絶対のものとは言えませんので、まずお手並み拝見といったところですが、漏れ聞くところでは植民地主義の臭いがプンプンする、嘗て共産主義を排除したのと同様に、その嗅覚は間違っていないと思います。
> 反資本主義を掲げながらAIIBを推す、この人達の嗅覚はどうなっているのでしょうね。


今アメリカが苦しみぬいている、原因はアメリカの衰退と言う考え方には賛成です。
そしてその答えが日本にある、その事にアメリカが気が付いたと言う点で安倍外交は世界の転換点になる。これは間違いないでしょう。

日本人が戦前からの、いやその前の江戸時代からの遺産を忘れず、戦後の荒廃の中から立ち上がった。
この額に汗して働く思想、生き方、もう一つ正に日本独特の神道を中心にした宗教観、この西欧・キリスト教文化の全くのアンチテーゼが今正しかったことが証明されてきています。
日本は国際連盟発足当初、人種差別撤廃を主張しました。
しかしアメリカのウィルソンに潰されました。ウィルソンの弟子フランクリン・ルーズベルトには戦争に引きずり込まれ、最後は原爆という人類史上最大の悲劇。
しかし70年たってやっとその頸木から脱出できたと思います。

国際連盟から間もなく100年、やっと日本の主張が正しかったことが現実になりました。
実は殆ど報道されませんが、東京オリンピックの2020年は国際連盟から100年の記念の年。
恐らく国際連盟再評価の機運が高まる筈です。

そう言う意味でも安倍さんの掲げた希望の同盟、この意義はとてつもなく大きい。そう思っています。
日本が国連の常任理事国になった時、世界はこう言うと思います。
遂に不死鳥日本が再び立ち上がって戻ってきたと。
  1. 2015-05-10 06:10
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  3. 短足おじさん二世 #-
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