2015-04-25 10:55

日本の国際収支が赤字にならない理由

 裏の桜さんが興味深い記事をエントリーされている。それが・・
食虫植物を彷彿させる記事
http://sakuraura.blog.fc2.com/blog-entry-3385.html

犬HKの「ここに注目! 続くのか? 日本の貿易黒字 4月23日」と言う記事が食虫植物を彷彿とさせるのだとか。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/215096.html

この記事は今井純子とか言う反アベノミクスおばチャンが書いたものらしい。どこが食虫植物かと言うと

Q)貿易で稼ぐことができないとすると、どうしたらいいのでしょうか?


A)別の形で稼いでいかないといけません。例えば、企業は、海外の事業にどんどん力を入れて、その利益を国内に戻して、次の成長のための投資を増やすまた、外国人観光客を、さらに増やして、国内での消費を増やしてもらう。こうしたエンジンを強化して、日本全体で稼ぐ力=浮上する力を本格的につけていけるのか。それが今後の注目点です。


こんな事を言っている。そして裏の桜さんは「甘い言葉に騙されたらダメでっせ、食虫植物に食べられまっせ」と警告されている。
私も全く同感で、こんな食虫植物おばチャンの甘い言葉に騙されてはいけない。

おばチャンの言っている事は二つ、貿易黒字は続かない、だから貿易以外で稼がないといけない。
具体的には海外の事業にどんどん力を入れて稼ぎを日本に持ってこい。それから外国人観光客をもっと誘致してカネを落としてもらえ。こう言っている。

一見マトモそうである。

がしかし、外国で稼ぐと言って外国人を奴隷の如くこき使って、そこで稼いだ金を全部日本に持ってくるのかね。
それならしっかり稼げそうだが、それじゃあ昔の欧米の植民地支配と一緒じゃないかね?
今井純子おばチャンよぉ、そんな事をしろとでも言っているのかね。
こんな空論をのたまうおばチャンには、こんな事を言ってからんでみたくなる。
此処には海外で苦労した多くの日本人の血と汗が有るのだが、そんな所を少し説明したい。


最初に貿易収支と貿易外収支を合わせたトータルの経常収支(国際収支)から説明したい。

2015-4-24日本の経常収支推移

昔から日本の国際収支(経常収支)は黒字である。そして1980年代までは確かに日本の国際収支の黒字は貿易収支の黒字が大きかった。しかし90年代になると状況は変わってくる。特に1995年辺りを見ると貿易収支が大きく減っている。
この頃から日本が貿易だけで黒字を確保するのが難しくなった。そして98年の第二の敗戦と呼ばれる金融ビッグバンへとつながってゆく。そんな事から企業の海外生産が加速していった。
その状況がハッキリしたのは2005年。そこで初めて海外からの稼ぎの所得収支が貿易収支を上回った。

これは2005年に海外からの稼ぎである所得収支が貿易収支を超えたことの良く分かる図
2015-4-24日本の貿易収支と所得収支推移

これは最近の貿易収支の赤字状況、やっと3月に水面から顔を出したと言ったところ
2015-4-24日本の貿易収支がやっと黒字

そして日本を襲った二つの災難、民主党政権による出鱈目政治と2011年の大震災である。
だから2011年以降は貿易は大赤字。しかしそれでもトータルの経常収支(国際収支)は赤字にならない。
世界があっと驚いたのはこの点だった。
あんな未曾有の大災害、それにも拘らず日本の国際収支は赤字にならない、日本はどれだけ足腰が強いんだと

犬HKで経済を担当する解説委員の今井純子さんとやら。背中の看板が泣きますぜ。
日本の経済の一番の基礎構造を知らなくてどうするの。

そんな事の傍証にこんな話が有る。

「誰も知らない1.8個分の日本<レコードチャイナの報道です」
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-366.html

この記事は2011年のモノだが、この当時でさえ「日本は国外に1.8個分の日本を持っている」、こう評価されていたのだ。だから少々何か有っても平気でいられる、こんな経済構造を作り上げたのである。

私も1998年からタイでの仕事をやってきた。
周りにいる日本人も皆似たようなもの。
中には働きすぎで体調を壊して帰国した人とか、家族がノイローゼになっただとか、そんな事がざらにあるのが海外勤務組。
そんな苦労を皆さんしてきた結果が所得収支の数字になっていると思っています。
最近の日本の所得収支は1ヶ月に1.5兆円位。こんなカネが入って来るので原発反対とか言って原発を止めても何とか経済が回ってるわけです。


もう一つ、今井純子おばチャンに言いたい事。
それは日本企業の海外進出は基本的に「共存共栄」が狙いだという事です。
同じように見えますが「収奪狙いの植民地的支配」ではありません。「現地人に奴隷労働させるのではなく、仕事を通じて現地人のレベルアップをはかる」、コレを目標にしています。

こんな事を是非こんな機会に声を大にして言ってほしい。
今アメリカ、そして中韓と歴史戦争をやっています。彼らが言いたいのは日本人は残虐で奴隷支配していた。
こう言っています。
そこに現在はアメリカや中国・韓国企業と違ってこんな奴隷支配的な事はしない、あくまで共存共栄、これが日本人だと言ってほしい。そう思っています。
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コメント

 ≪仕事を通じて現地人のレベルアップをはかる ≫

 全くその通りですね。学校の先生の生活指導のように、朝、門の前に立って出勤する現地従業員に、挨拶してましたよ。ハンカチを持ってるかチェックしたり、食後に使った爪楊枝をきちんとゴミ箱に捨てさせたり。話を聞いたときは、なんでそんなことを大人に指導しなくてはならないのかとおもいましたが、結局生活全体が底上げされないとよい製品はできないということなのですね。今になっていろいろと思うところがあります。
  1. 2015-04-25 15:18
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  3. Cherry Blossoms #-
  4. 編集

こんにちは。

知見がある方は、方々で仰せられています。
「今の日本は先達の努力によって持っている」と。
先達は、戦後の荒廃からあっという間にGDP世界第2位に押し上げ、それにより欧米から叩かれれば、現地生産シフトなど世界と共存するべく努力してきたように考えます。
ハナ肇の映画(タイトルを失念しました)で「(昭和1桁の)俺たちが(今の)日本を作ったんだ~」と言うような台詞がありましたが、その通りだと思います。
現在の日本は、先達のおかげとその後輩の努力によって震災後の化石燃料輸入アップにも何とか耐えています。隣の半島ならとっくに滅んでいるでしょう。
口だけ経済評論家等の御仁は、今更になってやれ観光立国だ、もっと輸出しろだ何だと宣います。日本列島は観光資源が山ほどあるので観光に力を入れるのはとても結構ですし、高品質の農産物の輸出に力を入れるのも大事です。が、もう少し自分の足下の不安定さ、特に一次資源のなさを見てから意見を述べた方がいいように思います。
何だか戦争前夜と似ていますねぇ。
  1. 2015-04-25 15:35
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  3. koguma #-
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To:Cherry Blossoms さん

>  ≪仕事を通じて現地人のレベルアップをはかる ≫
>
>  全くその通りですね。学校の先生の生活指導のように、朝、門の前に立って出勤する現地従業員に、挨拶してましたよ。ハンカチを持ってるかチェックしたり、食後に使った爪楊枝をきちんとゴミ箱に捨てさせたり。話を聞いたときは、なんでそんなことを大人に指導しなくてはならないのかとおもいましたが、結局生活全体が底上げされないとよい製品はできないということなのですね。今になっていろいろと思うところがあります。


そう言うご経験をされましたか、全く日本では想像もできない話です。
でもそんな習慣で生まれ育った人を使って日本人と同じ仕事をさせる、これには相手を理解する以外ないですからね。
まだタイは良い方でして、インドネシアに行った仲間はイスラム教に苦労していました。

でもそんな事を色々経験することが、これからの日本・日本人が世界の中で生きて行くために如何しても必要なんです。
特に今後20年30年先を見ると、今からそんな習慣を身に着けることがいかに大切か分かります。
20年先と言うととても先ですが、今小学校1年生が社会人になりたての頃、そんな目で行動したいですね。
  1. 2015-04-25 18:12
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  3. 短足おじさん二世 #-
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To:koguma さん

> こんにちは。
>
> 知見がある方は、方々で仰せられています。
> 「今の日本は先達の努力によって持っている」と。
> 先達は、戦後の荒廃からあっという間にGDP世界第2位に押し上げ、それにより欧米から叩かれれば、現地生産シフトなど世界と共存するべく努力してきたように考えます。
> ハナ肇の映画(タイトルを失念しました)で「(昭和1桁の)俺たちが(今の)日本を作ったんだ~」と言うような台詞がありましたが、その通りだと思います。
> 現在の日本は、先達のおかげとその後輩の努力によって震災後の化石燃料輸入アップにも何とか耐えています。隣の半島ならとっくに滅んでいるでしょう。
> 口だけ経済評論家等の御仁は、今更になってやれ観光立国だ、もっと輸出しろだ何だと宣います。日本列島は観光資源が山ほどあるので観光に力を入れるのはとても結構ですし、高品質の農産物の輸出に力を入れるのも大事です。が、もう少し自分の足下の不安定さ、特に一次資源のなさを見てから意見を述べた方がいいように思います。
> 何だか戦争前夜と似ていますねぇ。


全く同感です。先人の偉大な努力が無ければ今日の日本は有りません。
そしてご指摘の
>震災後の化石燃料輸入アップにも何とか耐え・・
この件ほど先人の力の有り難さを感じたことは有りません。
そして本文にも書きましたように、世界があっと驚いたのです。
あれだけの災害にあっても決してへこたれない強靭な国だと。

ですが今は戦争前夜に似ている、これは正にその通り。
あの戦争に引っ張り込まれた失敗を繰り返してはいけません。
その為には一人一人の自覚が大切だと思っています。
  1. 2015-04-25 18:20
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  3. 短足おじさん二世 #-
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タイでは1980年代の日本を見る思いでした

バンコクBTSの延伸区間、夕方には工場の制服姿の女の子たちでいっぱい。日本でもかつての企業城下町など大企業の制服は信頼の証でもありました。タイの中国系企業は狭い土地に建物だけ、日系企業は福利厚生はもとより緑地帯を作るなど環境にも配慮している。一番ひどいのが韓国系企業、奴隷労働でカンボジアやバングラでも焼き討ちにあっています。
インドネシアでのバンドン会議60周年記念会議、安倍総理の演説では日本の支援が人材育成による国造りであり、共存共栄を目指すものであることが語られました。為政者のために豪邸を建て、建設工事の材料も人も送り込み地元にはなんの利益もない中国の支援とは正反対。
以前、NHKの番組ではタイでの金型技術者養成のための無償援助が取り上げられていました。日本と競合することを恐れるのではなく、タイに進出する日系企業を側面から支援するものです。日本は戦争には負けながら大東亜共栄圏の理想を実現したのですね。
  1. 2015-04-26 07:19
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  3. nanashi #-
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>例えば、企業は、海外の事業にどんどん力を入れて、その利益を国内に戻して、次の成長のための投資を増やす。
 
 NHKご用達の先生ですから自称リベラリストと思いますが、連中って実はこの手の無神経な帝国主義的発想を結構平気でやるんですよね。

 彼等の大好きな「侵略と植民地支配の反省」は何処へ行ったのでしょうね?
  1. 2015-04-26 10:41
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  3. よもぎねこ #-
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この部分は日本の保守派といわれる方達にも分かってない気がしますね。日本企業がアジアに設立した会社はグループ企業である前に、まずは立地国の経済成長に貢献し、雇用を守り、さらに生産性向上の基本である5S等を実効性にある水準まで引き上げる努力をしており、かつ推進してきました。米国進出の時もそうですね。
私は欧米資本の企業の方も多く知ってますが、彼らにはそのような発想は全くありません。そんな面倒なことはしない・・・というより、現地の従業員とあまり触れあうこともしたくないようです。営業なども焦点を1軒、一軒訪ねて話を聞く、お願いする等は死んでもしません。まずは政府に働きかけて、そこから市場を動かそうとする。彼らは日本でも同じことをやっていますけど。
  1. 2015-04-26 15:12
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  3. 友遊 #-
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Re: タイでは1980年代の日本を見る思いでした

> バンコクBTSの延伸区間、夕方には工場の制服姿の女の子たちでいっぱい。日本でもかつての企業城下町など大企業の制服は信頼の証でもありました。タイの中国系企業は狭い土地に建物だけ、日系企業は福利厚生はもとより緑地帯を作るなど環境にも配慮している。一番ひどいのが韓国系企業、奴隷労働でカンボジアやバングラでも焼き討ちにあっています。
> インドネシアでのバンドン会議60周年記念会議、安倍総理の演説では日本の支援が人材育成による国造りであり、共存共栄を目指すものであることが語られました。為政者のために豪邸を建て、建設工事の材料も人も送り込み地元にはなんの利益もない中国の支援とは正反対。
> 以前、NHKの番組ではタイでの金型技術者養成のための無償援助が取り上げられていました。日本と競合することを恐れるのではなく、タイに進出する日系企業を側面から支援するものです。日本は戦争には負けながら大東亜共栄圏の理想を実現したのですね。


全くその通りなんです。
私も自分自身でやってきたことですし、タイの日系企業の皆さんと話し合うときも片時も忘れませんでした。
その代り口で言うほど簡単ではない。
特に田舎からやってきた人たちは純朴ではあるけれど我々の言う事との落差が大きすぎる。
そこが一番苦労した部分です。
1人ずつ一本釣りで分かる人を増やしてゆくしかないのですが、まあこれを語りだすと止まりませんね。

多分まもなくタイの鉄道が工事が始まるでしょうが、第二の泰麺鉄道です。
多分開通したら多くの英霊がきっと喜んでくれると思っています。
  1. 2015-04-26 18:27
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  3. 短足おじさん二世 #-
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To:よもぎねこさん

> >例えば、企業は、海外の事業にどんどん力を入れて、その利益を国内に戻して、次の成長のための投資を増やす。
>  
>  NHKご用達の先生ですから自称リベラリストと思いますが、連中って実はこの手の無神経な帝国主義的発想を結構平気でやるんですよね。
>
>  彼等の大好きな「侵略と植民地支配の反省」は何処へ行ったのでしょうね?


本文で取り上げた犬HKのセンセもそうですが、彼らは現場・現実を知りません。
いや知ろうともしないで妄想に生きています。その分口が上手いので空論をペラペラ。

日本は本当は文武両道の国なので、例え女性でも薙刀を持って戦う姿勢が必要。
そんな所から現場・現実を見る目が養われると思っています。
こんな姿勢が植民地支配ではない共存共栄が実現できる、そう信じています。
  1. 2015-04-26 18:34
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  3. 短足おじさん二世 #-
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To:友遊 さん

> この部分は日本の保守派といわれる方達にも分かってない気がしますね。日本企業がアジアに設立した会社はグループ企業である前に、まずは立地国の経済成長に貢献し、雇用を守り、さらに生産性向上の基本である5S等を実効性にある水準まで引き上げる努力をしており、かつ推進してきました。米国進出の時もそうですね。
> 私は欧米資本の企業の方も多く知ってますが、彼らにはそのような発想は全くありません。そんな面倒なことはしない・・・というより、現地の従業員とあまり触れあうこともしたくないようです。営業なども焦点を1軒、一軒訪ねて話を聞く、お願いする等は死んでもしません。まずは政府に働きかけて、そこから市場を動かそうとする。彼らは日本でも同じことをやっていますけど。


流石友遊さん、鋭い所を見ていますね。
彼らのやり方は昔の植民地支配時代と何ら変わりません。
先ず現地に自分たちの息のかかった管理監督層を作ります。
その連中には無茶苦茶な高給を払って自分らに忠誠を誓わせます。
その上で一般作業員は安くこき使う。勿論自分らが前面に出ることは有りません。
現地採用の自分らの手下を使う訳です。

丁度いい例が最近マスゴミに出ていました。
マクドナルドの不祥事問題です。
アメリカ人の女社長はお詫び会見には出てきません、出てくるのは日本人だけです。
あのやり方をどこの国でもやっている訳です。
形を変えた植民地支配ですね。
  1. 2015-04-26 18:42
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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トヨタの期間工で稼いだ資金でメキシコやグァテマラ(アンティグアという所でスペイン語を勉強もしました)などを一か月旅行したことが有ります。東南アジアなども同様だろうと思いますが、ラテンアメリカは欧米の草刈り場で単品の農作物を作らされてきたという歴史が有ります。そういう状況に反発する現地人が共産主義にはしる。それに対抗して米国は独裁者を支援する。
http://ja.wikipedia.org/wiki/サルバドル/遥かなる日々

結局米国の成功例(?)は日本しかないのです。
  1. 2015-04-26 21:19
  2. URL
  3. taigen #-
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To:taigenさん

> トヨタの期間工で稼いだ資金でメキシコやグァテマラ(アンティグアという所でスペイン語を勉強もしました)などを一か月旅行したことが有ります。東南アジアなども同様だろうと思いますが、ラテンアメリカは欧米の草刈り場で単品の農作物を作らされてきたという歴史が有ります。そういう状況に反発する現地人が共産主義にはしる。それに対抗して米国は独裁者を支援する。
> http://ja.wikipedia.org/wiki/サルバドル/遥かなる日々
>
> 結局米国の成功例(?)は日本しかないのです。


凄い経験をお持ちですね。世界を見る目が違うのも納得。
そんな目で見ると日本は正に奇跡の国なのでしょう。
ある経済学者が世界は先進国と途上国、そしてアルゼンチンと日本しかない、こんな事を言いました。
この発言自体が白人の傲慢さなのですが、それを差し置いても日本は特別な国。
そして途上国が必要としているもは日本だと言う事実は百年前も今も変わらない。

エジプトの故ナセルは「アジアには日本が有ったが、アラブには日本が無い」と言いました。
中南米にも日本が無かったという事なのですね。
  1. 2015-04-27 04:17
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  3. 短足おじさん二世 #-
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この手の記事を見ると本当に腹立たしくなります。
現状認識が全然出来てないことでもうあれなんですが、この先この状況が続けば次に出てくるのは新しい植民地主義だとか途上国からの収奪だとか言ってくるに決まってます。

だが見てみるべきです。いったい有史以来基幹産業の海外移転を図り、それを実行した国がどれだけあるか…原料の収奪、製品市場として外国を使ったというのが圧倒的であり、産業の移転なども精々が同じ程度の発展段階にある水平移転です。

戦前こそ米国自動車産業はこの手の投資をしたことがありますが(日本に対してです)戦後は懲りたのか殆どやってないでしょう。もしこれを米国がやってれば歴史はずいぶん変わっただろうという気がするのです。

ちなみに戦前ずいぶん状態の悪い時でも当時の基幹産業たる紡績業は支那に出て行ってます。在華紡ですが以下を参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E8%8F%AF%E7%B4%A1

ブサヨはこれを植民地収奪といいます。でもこれって今の視点じゃあたりまえのことでしょう。ものの見方は立場により変わるでしょうがどんな良いことだってなんとでもケチはツケられるものです。

これを一見識者とみられるような人間がやる、本当に困ったことです。
  1. 2015-04-27 11:26
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
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To:kazkさん

> この手の記事を見ると本当に腹立たしくなります。
> 現状認識が全然出来てないことでもうあれなんですが、この先この状況が続けば次に出てくるのは新しい植民地主義だとか途上国からの収奪だとか言ってくるに決まってます。
>
> だが見てみるべきです。いったい有史以来基幹産業の海外移転を図り、それを実行した国がどれだけあるか…原料の収奪、製品市場として外国を使ったというのが圧倒的であり、産業の移転なども精々が同じ程度の発展段階にある水平移転です。
>
> 戦前こそ米国自動車産業はこの手の投資をしたことがありますが(日本に対してです)戦後は懲りたのか殆どやってないでしょう。もしこれを米国がやってれば歴史はずいぶん変わっただろうという気がするのです。
>
> ちなみに戦前ずいぶん状態の悪い時でも当時の基幹産業たる紡績業は支那に出て行ってます。在華紡ですが以下を参照
> http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E8%8F%AF%E7%B4%A1
>
> ブサヨはこれを植民地収奪といいます。でもこれって今の視点じゃあたりまえのことでしょう。ものの見方は立場により変わるでしょうがどんな良いことだってなんとでもケチはツケられるものです。
>
> これを一見識者とみられるような人間がやる、本当に困ったことです。


確かにブサヨ連中は現実を見ないので、外国に行って稼いで来いと言えば明日にでもカネが入ってくると思っている。
実際は外国に出ようと決めてから現地工場が稼働するまでに少なくとも2,3年。それからどう頑張っても収益が上がるまでに又2,3年かかります。
海外進出と言うモノはそれ位難しく大変。しかし机上の空論をこね回すアホには分からないでしょう。

昔ならこんな連中はあっという間に役に立たないという事で殺されたのですが、今は良い時代ですね。
矢張り現場を知るという事はどんな仕事でも、政治でも絶対必要な事だと思います。
そんな意味で尊敬に値するのはイギリス王室。
王子と言えども軍務についてますので、とても良い経験だと思います。
  1. 2015-04-27 16:09
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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海外での経済活動の蓄積が

本稿、及び2011年の記事を読まさせてもらいました。
海外での経済活動の蓄積が、今の日本経済を支えており、私たちの生活を支えていることがよくわかりました。

私は国内で安穏と仕事をしてきました。
個人的には懸命に働いたつもりですが。(笑)
確かに海外での活動は国内と違うむずかしさがあるのですネ。

>未曾有の大災害、それにも拘らず日本の国際収支は赤字にならない
>日本は国外に1.8個分の日本を持っている

こういう事実を示されると目が覚めますし、力強く感じます。

>日本経済は20年間、成長が止まり低迷している
>実はこれは全くの誤解である。
>根本から言えば、日本経済には「失われた20年」は存在しない。

こう言われると改めて納得します。
街に失業者があふれているわけでもなく、就職率も終わってみれば90%?
不況にあえぐ外国の様相とずいぶん違う。
誰かが不安や不満を煽っているとしか…。

ケント・ギルバート氏が書いていました。
「日本で身近に餓死者を見たことはない」
つまり本当の不況とかの意味を知らない、ということでしょう。

>日本企業の海外進出は基本的に「共存共栄」が狙いだ

そうですネ。日本人の特質なのでしょう。
程度の差はあっても、昔から日本は他人の利益を一方的に搾り取るという発想はなかったのではないでしょうか。
過酷な支配で富を搾り取った、と言う某隣国はありますが。
  1. 2015-04-29 10:14
  2. URL
  3. 道草人 #-
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Re: 海外での経済活動の蓄積が

> 本稿、及び2011年の記事を読まさせてもらいました。
> 海外での経済活動の蓄積が、今の日本経済を支えており、私たちの生活を支えていることがよくわかりました。
>
> 私は国内で安穏と仕事をしてきました。
> 個人的には懸命に働いたつもりですが。(笑)
> 確かに海外での活動は国内と違うむずかしさがあるのですネ。
>
> >未曾有の大災害、それにも拘らず日本の国際収支は赤字にならない
> >日本は国外に1.8個分の日本を持っている
>
> こういう事実を示されると目が覚めますし、力強く感じます。
>
> >日本経済は20年間、成長が止まり低迷している
> >実はこれは全くの誤解である。
> >根本から言えば、日本経済には「失われた20年」は存在しない。
>
> こう言われると改めて納得します。
> 街に失業者があふれているわけでもなく、就職率も終わってみれば90%?
> 不況にあえぐ外国の様相とずいぶん違う。
> 誰かが不安や不満を煽っているとしか…。
>
> ケント・ギルバート氏が書いていました。
> 「日本で身近に餓死者を見たことはない」
> つまり本当の不況とかの意味を知らない、ということでしょう。
>
> >日本企業の海外進出は基本的に「共存共栄」が狙いだ
>
> そうですネ。日本人の特質なのでしょう。
> 程度の差はあっても、昔から日本は他人の利益を一方的に搾り取るという発想はなかったのではないでしょうか。
> 過酷な支配で富を搾り取った、と言う某隣国はありますが。


お久しぶりです。コメント有難うございます。
日本が失われた20年の間も海外で発展していた、これは私自身の経験でもあるので、皆さんにご理解いただけると本当に有り難いです。

yuyuuさんがどこかに書いていましたが、欧米から来た人と話をすると日本が不景気だと聞いていたが来てみたら嘘じゃないか。失業者はいないし、町は平穏だ。どうしてこれで不況なんだとよく言われるそうです。
そんな所が欧米の人には疑問だのだと思います。

それからケント・ギルバート氏の著書は私も読みました。それから道草人さんの書評も見せていただきました。
私も全く同感です。
この日本不死鳥説は海外では良く聞きます。
不死鳥は自ら火の中に飛び込んで体についた穢れを焼き切って再生すると。
1回目は明治維新の時
2回目は敗戦の時、あの焼け野原から不死鳥が飛び立った。
そして
3度目は大震災・大津波、そして原発事故、そこから又しても不死鳥が今飛びたとうとしている。
今そう言われていますね。
  1. 2015-04-29 18:30
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

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