2008-12-23 22:41

GMに明日は有るのか<続編>

管理された破産と思われたアメリカ ビッグスリーのGM・クライスラーにとりあえず越年資金が融資されることとなった。

最末期の現政権にとって、次期オバマ政権に下駄を預ける為の最小限の支援と言ったところだと思う、

しかしこの支援、 もしかするとGMにとって最悪の選択だったのではないかとさえ思える。

 

GMの問題点として言われていることは(前回エントリーでも書いたが)

1) 商品企画の失敗

2) 品質管理のレベルの低さ

3) 高い労働コスト

この3点だ。

 

そして今回のアメリカ政府の救済策はこの3点をなんら解決しないまま金を出してしまった、

だがよく考えてみると自動車メーカーはお客さんが車を買ってくれることで成り立っている商売、

お客さんがこのメーカーは好ましくないと判断したらどうなるか、

「お客さんには買わないと言う選択肢が有る」ことをGMは忘れている。

 

今マスコミの報道はこの救済策についてのことしか報道していない、

しかしお客さんの行動は正直なはず。

今回の問題が大きく報道されてからのGM車やクライスラー車の販売状況は恐らく壊滅状態、

お客さんの信頼を取り戻すのは現状では不可能ではないか、

 

私が今回の救済劇が最悪のシナリオと見るのはここにある。

問題を先送りしたことで傷口をいっそう広げてしまった、

今の体質のままいくら金をつぎ込んでも大飯食いのUAWや経営陣が食い尽くしてしまう。

 

日本ではトヨタとホンダが急激な市場の縮小で営業赤字で大変だと騒いでいる。

トヨタとホンダはアメリカ市場の異変に気がついているはずだ、

その異変とは・・・市場の縮小以上にGMなどの販売がダウン、

メーカー別のシェアーに大変動が起こっている可能性が高い、

 

管理された破産でなく、本当の破産となる日が近づいている。

<続>

 

 

 

 

  1. 自動車
  2. TB(0)
  3. CM(0)

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する