2015-04-20 16:39

正面衝突事故の思い出から法匪の話へ

 福井地裁と言う所は正しく法匪(ほうひ、但し放屁ではない)の巣窟らしい。
先日の高浜原発3・4号機の再稼動差し止めを認める仮処分、これで正しく法匪間違いなしの樋口英明裁判官。
しかし法匪はまだまだいたと見えて、同じ福井地裁で又してもトンデモ判決が出た。出したのは原島麻由裁判官。
ざっと言ってこんな事件である。

2012年、国道8号線での正面衝突事故。

2015-4-20福井の正面衝突事故

この事故で右側の車の助手席に乗っていた車の所有者が死んだ。運転していたのは当時19歳の男子大学生。
しかしこのクルマの保険、運転者限定だったので保険は出ない。
そこで事も有ろうにぶつけられた左側の白いプリウスの人を訴えた。

その判決が「被害者側に過失が無いことを証明できないから」と言う理由で4000万円賠償せよ!
この判決を出したのが法匪、原島麻由裁判官である。日本の司法が此処まで劣化していたのかと改めて愕然とせざるを得ない。
尚この件はno-risuさんが詳しく解説されているので以下参照ください。
http://norisu415.blog.fc2.com/blog-entry-2237.html

no-risuさんが全部詳しく解説されているのでこれ以上は不要でしょう。
そこで私の体験から「過失が無いことの証明」などという事がいかに詭弁か、そんな所を書いてみたいと思います。


正面衝突を目の前で見た話

これは私が車の正面衝突事故を目の前で見た時の体験記です。
正面衝突事故は事故車を見ることは有っても実際目の前でぶつかったのを見ることは極めてまれ。私も百万キロ以上乗っていますが、このケースのただ一度だけ。

もう何十年も前です。その日仕事を終えて帰途につきました。自宅まで後6キロほどの所まで来たとき、道路がやや混んでいて数珠つなぎ状態でした。時刻は夜8時ころ。道路は昔でいう2級国道で片側一車線の道路、左側は海の護岸堤防、右側は市街地はずれでまばらな民家や工場の有る所で見通しも結構いい所でした。

私の2台後ろを走っていたライトバンがノンビリ走行に嫌気がさしたのか、追い越しを始めました。
この道路は制限速度は50キロで追い越し禁止区間でしたが、強引に抜こうとしたのです。
私の車を抜きその前の車と並んだところ辺りで、前から来た小型トラックとまともに正面衝突しました。
ぶつけたライトバンは衝撃で私のクルマの前に真横を向いて止まりました。ぶつけられた小型トラックはその場で横倒し。

幸い私は衝突する直前にはブレーキを踏んでいましたので事故車が目の前に飛び出してきても難を逃れました。
そこで安全な所にクルマを止め、怪我人救助を始めました。ぶつけたライトバンはドアが開かず、運転手はハンドルに顔をつけたまま、ぶつけられた小型トラックは横転した中に若い男女が乗っており血だらけでした。
集まってきた野次馬に救急車と警察を呼んでくれと頼み(まだ携帯電話の無い時代です)、それから怪我人を車から引きずり出しました。
そこへ急を聞いて近くの交番から警察官がバイクでやってきました。「事故の状況は??」と聞くので、「何いっとる、怪我人を助けるのが先だ!」と怒鳴った事を覚えています。
お巡りさんは「ハッ」といって敬礼し、連絡に走りました。
私も後にも先にもお巡りさんを怒鳴ったのも、お巡りさんから敬礼されたのもこの時だけの経験・・・・

この事故から正面衝突が何故起こるのか私なりに理由が分かったと思っています。
今回のケースで対向車線に飛び出し、追い越してゆく車は反対側から車が来ているのを全く認識していません。
多分視野には入っていた、しかし「見えども見えず」状態だったと思います。
ほんの何分の一秒かの事ですがそうだと思います。

一方反対から来て正面衝突されたクルマはまさか自分のクルマのところまで突っ込んで来るとは思わなかった、だから衝突直前、対向の小型トラックはヘッドライトをパカパカッとやって、ホーンをバーと鳴らした瞬間、ぶつかっていました。そりゃあ、対向車にぶつけられる経験など殆どの人はしたことが有りませんから無理ないと思います。

こんな事で正面衝突と言うのはぶつけるほうは見えども見えず状態、ぶつけられる方はまさかぶつかって来るなんてと思っていた。こんな事だと思います。

そう考えると福井地裁の法匪共の判決、実に許せない
こんな時「過失が無いことの証明」、こんなことが出来るでしょうか。
福井地裁の法匪どもは事実と言うモノがどういうモノか全く知りません。だからこんな絵空事を平気で言うのです。


所で私の事故体験談は続きが有ります。
間もなく救急車とパトカーが到着し、怪我人を運び始めたので、私は警察官に目撃者だという事、必要なら詳細を説明しても良いと言うこと。そして住所氏名と私の帰宅後の予定、当時家人が入院していたのでそこに行く事、その病院と部屋番号も教えました。
私が家人の病室に着くと何と先まわりして警察官が家人の病室に居ました。
曰く、怪我人二人は重傷で死ぬかもしれない、そうすると事故の状況が分からなくなるので詳細を聞かせてくれと言うのです。
でも家人に聞くと警察官はご主人の事故ではないが聞きたい事があるとやってきた、そこへ当人が血だらけで病室に入ってきた。あんな驚いた事は無かったと言っていました。
私も言われるまで気がつかなかったのですが、胸のあたりが血まみれになっていました。

後日談です。警察からあとでけが人は何とか一命をとりとめたと連絡が有りました。
良かったです。
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コメント

この裁判官は 免許を持っていないのではないでしょうか。
車を運転したことが有れば こんな判決にならないと思います。

昔 伊吹山からの帰り、道がすいているのに前の車がゆっくり走っていたので、追い越そうとしたら その車がスピードを上げてしばらく併走になりました。
向かいからトラックが来て危うく正面衝突しそうになりました。
すんでのところで追い抜き 前に回り込み 事なきを得たのですが、冷や汗をかきました。
今はこんないやがらせをする車は減りましたが 40年前は結構ありました。
  1. 2015-04-21 11:18
  2. URL
  3. 八目山人 #4lXsiBFM
  4. 編集

To:八目山人さん

> この裁判官は 免許を持っていないのではないでしょうか。
> 車を運転したことが有れば こんな判決にならないと思います。
>
> 昔 伊吹山からの帰り、道がすいているのに前の車がゆっくり走っていたので、追い越そうとしたら その車がスピードを上げてしばらく併走になりました。
> 向かいからトラックが来て危うく正面衝突しそうになりました。
> すんでのところで追い抜き 前に回り込み 事なきを得たのですが、冷や汗をかきました。
> 今はこんないやがらせをする車は減りましたが 40年前は結構ありました。


あの辺りは今でも長閑な良い所。そんな所で嫌がらせをされたらホント困りますね。

ご指摘の裁判官が免許なんか持ってないのではとのご指摘、私の言われて気が付いたのですが可能性ありです。
でも一番の問題は多分死んだ人が全くの死に損、救いようがない事です。カネが全く出ませんのでね。
だから法律の番人が法律無視するんでしょうね。

若し私がこの白いプリウスの運転者だったら・・・
多分この裁判官を誣告罪で逆に訴訟を起こすでしょう。事故現場の写真を持ってアチコチで署名活動を始めると思います。言わねばいけないのは「キチガイ裁判官のお蔭で罪人にされそう、助けてくれ」。
それ位やらないといけないのではないかと思います。
  1. 2015-04-21 18:41
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

no-risuさんの所で書いたコメントですが…

この訴訟は意味が分かりませんでしたね。判決ではありません。

車ぶつけた側がぶつけられた側を相手取って訴訟した、という時点で本来おかしいんです。通常は、この場合はぶつけられた側、この事件ではプリウスの側が被害者として訴えるという形でしょう。

この際に自賠法ではいわゆる中間責任というやつで、加害者側が被害者側の過失を立証するという形で被害者の立証責任を軽減します。

そうするとこの場合の加害者、つまりバンの運行供用者の側は被害者側の過失の立証なんか出来ませんから被害者側勝訴となった事例でしかありません。被害者(プリウス)の側が極端な速度超過や無灯火といった過失があれば相殺されるだけでしょう。


ところがこの事件では運行供用者たるバンの持ち主がプリウスの側を訴えている事例です。これはえらく筋が悪いのですが一応こうなるでしょう。バンの持ち主が被害者ですから自賠法3条で相手方が(プリウスの側です)被害者の過失を立証しろという形になります。普通は立証責任を負うほうが負けるのですがこ場合は簡単、相手側の違法性は明白ですので被害者側敗訴で終わりです。筋が悪いというのは勝てる勝てないと言う前に弁護士が見込みの無い立証を負わされるという意味です。

事情は分かりませんがプリウスの側は(保険会社でしょうが)何もしなかったかと言いたくなります。この場合通常は保険会社ならば警察の資料を元に保険金の算定基準の根拠を示してそれで相手方の過失立証で終わりです。

だからこの場合は相手側の訴訟に反訴をかければ何の問題もなかったはずなのです。


この問題以上が前提です。
この訴訟の問題点はプリウスの側に何も反論の機会を与えていないんじゃないかということが第一の問題です。まともな当事者ならば勝訴がほぼ確実な反訴をしないわけがありません。

次に裁判官が立証責任を間違えたんだろうという疑いです。本来、バンの側が自賠法3条で訴えても上記の問題はすぐわかるはずです。ところが何をトチ狂ったのか立証責任の完全転換を図ってしまった、ということでしょう。しかも民法709条でやってるようです。(被害者側の無過失の立証なんてその場合しか考えられません)

いわゆる「悪魔の証明」云々はここの問題です。
これは「ないこと」の証明はできないということです。


その上でプリウスの側に法的な主張の場を与えているんでしょうか。これでは完全に手続き違背です。その上でプリウスの側が何もしなかった場合のコラボでしょうか。

色々考えられると思いますがこんな基地外判決がでるのはおそらく裁判官の側が8割、弁護士の側が2割位の責任だと思います。

報道等によるとこのバンの持ち主が知り合いの大学生に運転させていて事故を起こしたのでこの大学生から銭が取れないからこういう訴訟を起こしたということらしいですが、こんな物保険を掛けていなかった側が馬鹿なだけで「しょうもない馬鹿だわ、こいつ」で終わりです。好意同乗者の過失責任は昔から問題ですが、これはそれ以上に自己責任の事例でしょうね。

大学生には不幸かもしれませんが追い越し禁止の所で追い越してる以上自分の違法は明白、責任を取るとでもしなければ同しようもないでしょうね。
福井の検察が立件したかは知りませんが、こんなこと本来は身内で解決する問題です。

既にして訴えを起こすという側が狂ってます。それに法曹関係者が更に狂っていたということでしょうか。


以上です。
この裁判官、原島某、40%合格したゆとり世代らしい。
その前に福井にはまともな弁護士はいないのでしょうか。
当事者はおそらく保険会社ですからこの判決を生かすとは思えませんので上級審で覆るでしょうが、筋の悪い訴訟に筋の悪い法曹、何よりも諦めの悪い加害者側、素晴らしいコラボです。
  1. 2015-04-22 11:02
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

Re: no-risuさんの所で書いたコメントですが…

> この訴訟は意味が分かりませんでしたね。判決ではありません。
>
> 車ぶつけた側がぶつけられた側を相手取って訴訟した、という時点で本来おかしいんです。通常は、この場合はぶつけられた側、この事件ではプリウスの側が被害者として訴えるという形でしょう。
>
> この際に自賠法ではいわゆる中間責任というやつで、加害者側が被害者側の過失を立証するという形で被害者の立証責任を軽減します。
>
> そうするとこの場合の加害者、つまりバンの運行供用者の側は被害者側の過失の立証なんか出来ませんから被害者側勝訴となった事例でしかありません。被害者(プリウス)の側が極端な速度超過や無灯火といった過失があれば相殺されるだけでしょう。
>
>
> ところがこの事件では運行供用者たるバンの持ち主がプリウスの側を訴えている事例です。これはえらく筋が悪いのですが一応こうなるでしょう。バンの持ち主が被害者ですから自賠法3条で相手方が(プリウスの側です)被害者の過失を立証しろという形になります。普通は立証責任を負うほうが負けるのですがこ場合は簡単、相手側の違法性は明白ですので被害者側敗訴で終わりです。筋が悪いというのは勝てる勝てないと言う前に弁護士が見込みの無い立証を負わされるという意味です。
>
> 事情は分かりませんがプリウスの側は(保険会社でしょうが)何もしなかったかと言いたくなります。この場合通常は保険会社ならば警察の資料を元に保険金の算定基準の根拠を示してそれで相手方の過失立証で終わりです。
>
> だからこの場合は相手側の訴訟に反訴をかければ何の問題もなかったはずなのです。
>
>
> この問題以上が前提です。
> この訴訟の問題点はプリウスの側に何も反論の機会を与えていないんじゃないかということが第一の問題です。まともな当事者ならば勝訴がほぼ確実な反訴をしないわけがありません。
>
> 次に裁判官が立証責任を間違えたんだろうという疑いです。本来、バンの側が自賠法3条で訴えても上記の問題はすぐわかるはずです。ところが何をトチ狂ったのか立証責任の完全転換を図ってしまった、ということでしょう。しかも民法709条でやってるようです。(被害者側の無過失の立証なんてその場合しか考えられません)
>
> いわゆる「悪魔の証明」云々はここの問題です。
> これは「ないこと」の証明はできないということです。
>
>
> その上でプリウスの側に法的な主張の場を与えているんでしょうか。これでは完全に手続き違背です。その上でプリウスの側が何もしなかった場合のコラボでしょうか。
>
> 色々考えられると思いますがこんな基地外判決がでるのはおそらく裁判官の側が8割、弁護士の側が2割位の責任だと思います。
>
> 報道等によるとこのバンの持ち主が知り合いの大学生に運転させていて事故を起こしたのでこの大学生から銭が取れないからこういう訴訟を起こしたということらしいですが、こんな物保険を掛けていなかった側が馬鹿なだけで「しょうもない馬鹿だわ、こいつ」で終わりです。好意同乗者の過失責任は昔から問題ですが、これはそれ以上に自己責任の事例でしょうね。
>
> 大学生には不幸かもしれませんが追い越し禁止の所で追い越してる以上自分の違法は明白、責任を取るとでもしなければ同しようもないでしょうね。
> 福井の検察が立件したかは知りませんが、こんなこと本来は身内で解決する問題です。
>
> 既にして訴えを起こすという側が狂ってます。それに法曹関係者が更に狂っていたということでしょうか。
>
>
> 以上です。
> この裁判官、原島某、40%合格したゆとり世代らしい。
> その前に福井にはまともな弁護士はいないのでしょうか。
> 当事者はおそらく保険会社ですからこの判決を生かすとは思えませんので上級審で覆るでしょうが、筋の悪い訴訟に筋の悪い法曹、何よりも諦めの悪い加害者側、素晴らしいコラボです。


法律と言うのはそもそもそれを守る人を保護するためにあるモノです。
法律を守っていたら罪を着せられた、これでは何の為の法律か分かりません。
このケースではプリウスの人。これで4000万円払えがまかり通るならプリウスの人は相手のクルマの人に10倍返しの4億円払えと言ってもおかしくないでしょう。

私は此処まで来たら裁判官を法廷侮辱罪などで訴えても良いと思っています。
少なくとも誣告罪なら間違いなく該当するでしょう。

久しぶりに猛烈に腹の立つ話でした。
  1. 2015-04-22 18:09
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  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

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