2015-02-12 22:11

チャンタブリの海運博物館

 この所重い話題が続いたのでちょっと軽い話題、タイの観光案内など。
バンコクでいつも面白い話題をアップしている「バンコクジジイのたわ言」と言うブログが有る。
http://ameblo.jp/bangkokoyaji/

バンコクジジイさんは最近バイクでタイ東部アランヤプラテート、タイ東南部チャンタブリ、ラヨンなどを回ってこられたらしい。

でも折角チャンタブリまで行ったらこんな所も有るという事で観光案内などアップすることにしました。
若し次回行く機会が有りましたら参考にしていただきたく。
これは田舎の小さな博物館なのですが、地元のタイ人でもほとんど知らない、いや知っている人に有った事が無いのです。
チャンタブリ出身の従業員など何人かに聞いてみたが、知っている人は皆無。
そんな珍しい所なので・・・


昔タイ東南部チャンタブリの沖をこんな船が走っていました。
200トンくらいでしょうか。中国式のジャンク船です。

2015-2-13マリタイムミュージアム1

有る時、嵐に襲われました。乗組員も必死で頑張ったのですが
2015-2-13マリタイムミュージアム2
沈没してしまいました


そして時は流れ、30年ほど前チャンタブリ沖の海底30メートルほどの所に沈没船が発見されました。
水中考古学で調査、そして色んなものが出土(出水と言うべきか)しました。
2015-2-13マリタイムミュージアム3


極めて珍しい発見という事で、タイ国では田舎町チャンタブリに出土品を展示する博物館を作る事にしました。
此れがその博物館。
この博物館の目玉は発見されたジャンク船の実物大の復元模型。中国のジャンクなので船のへさきにはこの写真の様な絵が描いてある。
博物館所在地は1800年代初頭の要塞跡。
2015-2-12マリタイムミュージアム

博物館名は国立海運博物館(The national maritime museum)
所在地はノンウォン要塞(noen-wong fort)

尚博物館はタイ語ではピピタパーンと言うのですが、現地ではこれでは通じません。
ノンウォン フォートと言うと分かるようです。


そしてこれが館内展示
主な積荷の陶器類がこんな風に積み込んであった。
2015-2-13マリタイムミュージアム4

これは他の積荷、農産物や金属地金など。
2015-2-13マリタイムミュージアム5

これは食料のコメ
2015-2-13マリタイムミュージアム6

最後にこの博物館の所在地、ノンウォン フォートの入り口。
小さくて見にくいが右端の城壁の銃眼には大砲が覗いている。
2015-2-13マリタイムミュージアム7

城壁の上から見た所、ズラリとカノン砲が並んでいる。
砲身には1812年製の刻印
2015-2-13マリタイムミュージアム8

この要塞が建設された当時は要塞の目の前まで海だった。
ラマ2世はこの要塞をチャンタブリの街をベトナムの攻撃から守るために建設した。
チャンタブリの街にはその当時のベトナムからの難民の末裔が今でも住んでいる。
(ベトナム系の人は宗教がカトリックなので分かる。今でも立派なカトリックの教会が有る。)

余談だがタイ人はこんな歴史が有るのでベトナム人が嫌いである。


尚最後にタイの博物館は月曜日と火曜日が休みである。
若し行かれる場合はご注意のほどを。
実は私も月火休みとは知らなかった。だから秘書にこの博物館を探してもらうのに散々苦労した。
・・秘書曰く、電話番号は分かったが何度電話しても出ないんです・・・ 月火と何度も電話しても出る筈がないのだが、そんな事はタイ人も知らなかった・・・(苦笑)







  1. タイ
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コメント

なるほど
次回行く時には予定に加えたいと思います
ありがとうございました
  1. 2015-02-12 22:44
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  3. バンコクジジイ #mQop/nM.
  4. 編集

残念

 知っていたらぜひ行ってみたかったです。
 海中から引き揚げたことは知っていたのですが、博物館があったとは。一できたのですか。ちょっと調べてみましたが、建築情報はありませんでした。そこまでする気力の問題かも。。。。バンコクの博物館のボランティアガイドをしていたのです。
久しぶりにタイのサイトを見ていたら、とても懐かしいですね。行きたくなってきます。
  1. 2015-02-13 08:34
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  3. Cherry Blossoms #-
  4. 編集

To:バンコクジジイさん

> なるほど
> 次回行く時には予定に加えたいと思います
> ありがとうございました


コメント有難うございます。
見る価値ありです。機会が有りましたら是非どうぞ。
  1. 2015-02-13 09:08
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

Re: 残念

>  知っていたらぜひ行ってみたかったです。
>  海中から引き揚げたことは知っていたのですが、博物館があったとは。一できたのですか。ちょっと調べてみましたが、建築情報はありませんでした。そこまでする気力の問題かも。。。。バンコクの博物館のボランティアガイドをしていたのです。
> 久しぶりにタイのサイトを見ていたら、とても懐かしいですね。行きたくなってきます。


チャンタブリの国立海運博物館は2001年3月のバンコク週報に載っていました。私はタイ国日本人会の雑誌「クルンテープ」2001年8月号の記事で知りました。
うろ覚えの記憶ですが秘書に調べてもらったとき、現地の人は「以前は別の所に仮保管していたが最近これが出来た」と言っていたそうですから、余り時期は違わないのではないでしょうか。

バンコクの博物館のボランティアガイドをされていたんですか。そうしたらレヌカーさんもご存知。
私もレヌカーさんに有る情報提供をして、レヌカーさんの訳した本の中に私の名前を書いて戴きました。
そうしたら私の小学校~高校まで一緒だった幼馴染の女性からある日いきなり電話をもらったり・・・
「レヌカーさんの本を見たよ、あなたでしょう・・・」

いやあ、懐かしいですね。
  1. 2015-02-13 09:29
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  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

 レヌカーさんには、いろいろお世話になりました。ツアーもたくさん行きましたが、楽しかったですね。GOD MOTHERと思ったりしてます。
  1. 2015-02-14 23:09
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  3. Cherry Blossoms #-
  4. 編集

To:Cherry Blossoms さん

>  レヌカーさんには、いろいろお世話になりました。ツアーもたくさん行きましたが、楽しかったですね。GOD MOTHERと思ったりしてます。


そうですか、
人間何処で御縁が有るか分からないモノですね。
  1. 2015-02-15 11:48
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

こういう話を聞くたびに

タイ人というのは海洋民族には絶対ならないなと思います。これが日本ならばおそらくこういう珍しいものは絶対に皆が見たがるに決まってます。間違えてもいつ博物館に行ったのだなどとはならないでしょう。

世界の中で海洋国家となる資格がある国は本当に限られてるのだと思います。
タイ人はもとより支那人にしてもおそらくその資格はないはずです。
かつてのソ連邦と一緒で見せ掛けの海軍は作れても海軍をきちんと運用することは至難のはずです。
  1. 2015-02-18 00:28
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  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

Re: こういう話を聞くたびに

> タイ人というのは海洋民族には絶対ならないなと思います。これが日本ならばおそらくこういう珍しいものは絶対に皆が見たがるに決まってます。間違えてもいつ博物館に行ったのだなどとはならないでしょう。
>
> 世界の中で海洋国家となる資格がある国は本当に限られてるのだと思います。
> タイ人はもとより支那人にしてもおそらくその資格はないはずです。
> かつてのソ連邦と一緒で見せ掛けの海軍は作れても海軍をきちんと運用することは至難のはずです。


私も全く同様の見方をしていたのですが、タイの歴史を色々調べてみて奇妙な事に気が付きました。
中国雲南省あたりにいたタイ族が南下を始めた13世紀前後。或る一部のタイ族がどうも海を目指したようなのです。
タイ中部、チャオプラヤデルタに入ってそこからマレー半島を海沿いに現在のマレーシア国境付近まで南下しています。
今でもその連中の末裔が居るようですが、まあ少数派ですね。

そしてこう言う博物館ですが、ご指摘の様にこんなモノに興味を示すのはごく一部の国の人だけ。
タイ人・中国人・朝鮮人は全く興味を示しません。
しかし欧米人と日本人はこう言う文化に興味がある。
私が特に凄いと思うのはフランス人ですね。
バンコクなどでは街中でフランス語を聞く事は殆どありませんが、博物館に行くと必ずフランス人がいます。
私がG5の国が超別格と思っている理由の一つでもあります。
  1. 2015-02-18 09:13
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  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

博物館

 レヌカーさんのエジプト旅行に行った時に伺ったのですが、イギリスも、植民地にした国に、博物館や水族館を作っていたのだそうです。カイロの水族館は、現状、ひどいものでした。金にならないものに興味を示し、趣味に精力を傾けたりするのは、一部の民族だけかもしれませんね。
 ただ、欧米のコレクション好きは、どうかなと思ってます。仏像などは、やはり本来の場所において、礼拝の対象としておいてほしいと思います。買う人がいなければ、遺跡から盗むものも無くなっていくでしょう。
  1. 2015-02-18 17:38
  2. URL
  3. Cherry Blossoms #-
  4. 編集

Re: 博物館

>  レヌカーさんのエジプト旅行に行った時に伺ったのですが、イギリスも、植民地にした国に、博物館や水族館を作っていたのだそうです。カイロの水族館は、現状、ひどいものでした。金にならないものに興味を示し、趣味に精力を傾けたりするのは、一部の民族だけかもしれませんね。
>  ただ、欧米のコレクション好きは、どうかなと思ってます。仏像などは、やはり本来の場所において、礼拝の対象としておいてほしいと思います。買う人がいなければ、遺跡から盗むものも無くなっていくでしょう。


確かにご指摘の通り、カネにもならないモノに興味を持つのはある特定の民族だけなのでしょう。
そんな意味で西欧と言ってもG5のアメリカ・フランス・イギリス・ドイツ、そして日本の5か国だけが別格なのだと思っています。
タイなどもアチコチ博物館を見て歩きましたが、見に来るタイ人はごくまれ。
バンコクの博物館を見ていると分かると思いますが、タイ人が興味を持つのはスコータイ・アユタヤ・そして現王朝と続く王朝の歴史部分だけではないでしょうか。

スコータイにサンカローク博物館と言うサンカローク焼き(スンコロク焼き)の博物館が有り、実に素晴らしいコレクションですが、タイ人は殆ど興味が無いようです。

焼き物と言えばバンコク大学(ランシット・キャンパス)にビルマとの国境から出土した陶磁器を展示する博物館が有ります。素晴らしいコレクションですが水害で被災し、まだ復旧されていない。
どうも中心になってやっていた人(白人です)が急死したので手がつかないようです。
  1. 2015-02-19 19:06
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  3. 短足おじさん二世 #-
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