2015-02-06 14:25

中国などで横行、偽物鋼材…日本メーカー装う

 何でも有りの中国だが、とうとう日本製を騙る粗悪鋼材が出回っているのだと言う。
先ずはその報道から。


<以下引用>

中国などで横行、偽物鋼材…日本メーカー装う
2015年2月5日15時4分 読売新聞

 日本の鉄鋼メーカー製を装った偽物の鋼材が、中国などで出回っていることが、国内鉄鋼大手の調べで分かった。

 被害の全容は不明だが、少なくとも100件以上の偽造が見つかっているという。自動車や家電などだけでなく、原材料の分野でも偽物が横行する実態が明らかとなり、企業側は対応を強化する方針だ。

 鉄鋼メーカーが製品に添付する品質保証書を、卸売業者が日本製品であると偽造する例が多いとみられる。価格が安い現地製の鋼材を業者が高値で建設会社などに販売しており、鉄鋼メーカーが直接取引する自動車向けなどでは被害は見つかっていない。

 国内大手のJFEスチールでは2012年頃から、中国のほか、東南アジアで自社ブランドを勝手に使った建設用鋼材を確認した。中東でも油田開発用パイプの自社の偽物を見つけた。最大手の新日鉄住金も中国などで被害に遭っている。経済産業省によると、2~3年前から相談が寄せられるようになったという。

 偽造品の品質は低く、鋼材の破断など事故を起こすことにもなりかねない。日本の正規鋼材まで不良品の疑いを持たれる可能性もある。

 このため、新日鉄住金は中国当局に協力を求め、中国側も偽造品の没収処分や、悪質業者の営業免許取り消しなどに乗り出している。JFEも、各国の販売拠点で偽造品の確認と取引先への注意喚起を急いでいる。

 ただ、中国の鉄鋼生産量は世界最大で、2位の日本の約7・4倍に当たる8億2270万トン(14年)に上る。中国で鉄鋼製品を取引する卸売業者は10万社以上あるとされ、JFEの担当者は「悪質業者を見つけても摘発前に逃げられ、別の場所で販売を再開するなど、もぐらたたきの状態だ」と話す。国内メーカーは、業界団体を通じて品質保証書の偽造防止に向けた連携策などを検討している。

http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150205-118-OYT1T50071/list_ECONOMY1

<引用終り>

鋼材の偽装は深刻である。
何故か?
鐡は見た目では品質は中々分からない。
しかも(これが大事なのだが)例えば強度不足としても、それが表面化するのは何年も後になってから
その時になって鋼材の問題と分かる為には膨大な調査が必要で、当然インチキした連中などその時にはもう居ない。

半年ほど前だが、そんな事が懸念されると韓国が騒いでいた。

中国製の粗悪な鋼材が、韓国の建物の“時限爆弾”になっている―韓国紙
レコードチャイナ 2014年8月26日 05時56分
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20140826/Recordchina_20140826010.html

2014年8月22日、中国紙・環球時報は、「韓国メディアが自国を棚に上げて中国製の鋼材を侮辱している」と伝えた。

韓国・東亜日報は21日、中国製の偽の鋼材が韓国の建築物の脅威になっていると伝えた。中国から輸入する鋼材は一律に不合格の偽物で、韓国建築物の安全の脅威となっていると主張する内容だ。

・・・以下略 詳細は上掲リンク先参照ください・・・
<引用終り>


まあ捏造とパクリの韓国が中国に文句を言っても、中国様が言う事など聞くはずがない。
正しくお前が言うな!
この件はお笑いであるが・・・・
しかし韓国が見ても「中国から輸入する鋼材は一律に不合格の偽物で、韓国建築物の安全の脅威」
どんだけ品質が悪いんだという事でしょうね。


しかしその劣悪な品質の鋼材を「日本製」と言って高値で売りつける。
勿論バレそうになると素早くトンズラ。

メイド・イン・ジャパンの信頼にかかわる話である。
徹底的な調査とPRが必要だろう。


尚この問題の背景には中国の無茶苦茶な鉄鋼増産とその結果の過剰生産、過剰在庫が有る。
ドレだけ無茶苦茶をやってきたか。

このグラフを見てください

2014-3-15世界の粗鋼生産推移


中国だけ無茶苦茶な増産でグラフが突き抜けている。
こんな無茶苦茶な増産をする為にはそれだけの無茶苦茶な消費が必要で、その為中国中に無人のビル群を並べたゴーストタウン(中国名:鬼城)を作ったり、無用の長物の橋を作ったりしてきた。
当然品質などは無視。
それが遂に息切れ、そして猛烈にダブついた品物をさばくため、大挙して韓国に安売りしていると言ったところ。
この辺りは以下参照ください
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-category-21.html


色んな意味で影響の有りそうな話、目が離せないですね。
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コメント

 以前中国ではニセの日本製農薬が出回ってメーカーは非常に苦労したと言います。
 農薬もパッケージさへそれらしく作れば、中身は分析しないとわかりません。 

 しかし中国製のニセ薬も沢山出回っています。 薬だってパッケージと外見ではニセ物と本物の区別はつきません。 人の命に係わるのですが、それでも平気でニセ薬を作ると言う発想は恐ろし限りですが・・・・。
 
 しかしそういう国なら鋼材のメーカーを偽るぐらい平気の平左でしょう。

 それにしても中国は未だに義務教育の無償化もできていないし、学校だって満足にないのです。
 無人のマンションを作るぐらいなら学校を作れよ!!
 
 と、言いたいのですが、しかしそんな気はさらさらないのでしょうね。
  1. 2015-02-07 11:07
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  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

To:よもぎねこさん

>  以前中国ではニセの日本製農薬が出回ってメーカーは非常に苦労したと言います。
>  農薬もパッケージさへそれらしく作れば、中身は分析しないとわかりません。 
>
>  しかし中国製のニセ薬も沢山出回っています。 薬だってパッケージと外見ではニセ物と本物の区別はつきません。 人の命に係わるのですが、それでも平気でニセ薬を作ると言う発想は恐ろし限りですが・・・・。
>  
>  しかしそういう国なら鋼材のメーカーを偽るぐらい平気の平左でしょう。
>
>  それにしても中国は未だに義務教育の無償化もできていないし、学校だって満足にないのです。
>  無人のマンションを作るぐらいなら学校を作れよ!!
>  
>  と、言いたいのですが、しかしそんな気はさらさらないのでしょうね。


全く中国の偽物作りは恐れ入ったレベルです。
しかも彼らの感覚は偽物が悪いと思っていない、本物は高すぎるから廉価版を作った、そう信じています。
だから薬で言えば少々効き目が良くないとか、副作用が有るとか、それは廉価版だから仕方ない。
これが彼らの感覚です。

勿論先進国では通用しませんが、中国が先進国になることは百億年たとうとも無理でしょう。

偽物もですが、中国のゴーストタウン作り、これが間もなく破綻するはずです。
影響は凄まじいでしょうね。
今日家族でオーストラリアの事を話していたんですが、オーストラリアのバブルもひどいものです。
トラックの運転手が年収3千万円、こんな事が起こっています。
中国バブルがはじけたら、オーストラリアなど吹っ飛ぶでしょう。
危険ですね。
  1. 2015-02-07 18:04
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

本当に困った話ですね。

こんにちは。

シナ人の偽物作りは今更驚きませんが、こと鋼材となると一般の製品と異なり外見では見分けが付き難く、建造物に埋め込まれてしまうと、後から品質を調べることは事実上不可能、その建造物が異常をきたすまで分かりませんから厄介。

私よりも短足さまの方がお詳しいと思いますが、局所的な不純物の分布や冷却の不均等で結晶に傷が入りやがて大きな亀裂に発展する、そこまで進まなくても強度不足や錆びによる劣化の進行など。
粗鋼の段階で冷やして検査することなく、一貫製鋼で鋼材の品質を保証できるって、実に凄い技術なんだと感じます。
いくら外観で分からないからと偽造されて、困るのは利用者でしょう、いやシナ人全体が鐵というものに理解が浅いのでしょうか。

豪州の話が上がりましたので姉が在住ですので少々。
労働党が政権を取る度に最低賃金が引き上げられ、高い人件費に製造業が音を上げてフォードもトヨタも工場を閉鎖してしまいました。
他方でブルーカラーは移民に押し付けて、白人種というのは困った連中で。
最近は中国製品の大量流入で、一部の製品は随分と安くなったものの、日本企業が指導したものでないだけに、品質の方は推して知るべし、製品輸入が増えて製造業のブルーカラーが余剰になったことが、不法移民排斥の運動の背景にあるような気もします。
もしかして中国製鋼材の問題は豪州でも起こるかもしれませんね。

住友,日立,古河,安川・・・この辺りは鉱山から企業を起こし、採掘や精錬の技術の内製化を通して、重工業化が進んだといえるでしょう。
現在は鉱物資源の輸出があるというものの国際相場に左右されますし、どうも国内でそういう資本の循環が上手く形成されない、加えて労働者の権利意識ばかりが高まってしまったようです。
資本も技術も海外頼り、オーストコリア宜しく、これも植民地病の一種なのかと話しています。
  1. 2015-02-08 18:32
  2. URL
  3. fcq821 #/lkjinTE
  4. 編集

Re: 本当に困った話ですね。

> こんにちは。
>
> シナ人の偽物作りは今更驚きませんが、こと鋼材となると一般の製品と異なり外見では見分けが付き難く、建造物に埋め込まれてしまうと、後から品質を調べることは事実上不可能、その建造物が異常をきたすまで分かりませんから厄介。
>
> 私よりも短足さまの方がお詳しいと思いますが、局所的な不純物の分布や冷却の不均等で結晶に傷が入りやがて大きな亀裂に発展する、そこまで進まなくても強度不足や錆びによる劣化の進行など。
> 粗鋼の段階で冷やして検査することなく、一貫製鋼で鋼材の品質を保証できるって、実に凄い技術なんだと感じます。
> いくら外観で分からないからと偽造されて、困るのは利用者でしょう、いやシナ人全体が鐵というものに理解が浅いのでしょうか。
>
> 豪州の話が上がりましたので姉が在住ですので少々。
> 労働党が政権を取る度に最低賃金が引き上げられ、高い人件費に製造業が音を上げてフォードもトヨタも工場を閉鎖してしまいました。
> 他方でブルーカラーは移民に押し付けて、白人種というのは困った連中で。
> 最近は中国製品の大量流入で、一部の製品は随分と安くなったものの、日本企業が指導したものでないだけに、品質の方は推して知るべし、製品輸入が増えて製造業のブルーカラーが余剰になったことが、不法移民排斥の運動の背景にあるような気もします。
> もしかして中国製鋼材の問題は豪州でも起こるかもしれませんね。
>
> 住友,日立,古河,安川・・・この辺りは鉱山から企業を起こし、採掘や精錬の技術の内製化を通して、重工業化が進んだといえるでしょう。
> 現在は鉱物資源の輸出があるというものの国際相場に左右されますし、どうも国内でそういう資本の循環が上手く形成されない、加えて労働者の権利意識ばかりが高まってしまったようです。
> 資本も技術も海外頼り、オーストコリア宜しく、これも植民地病の一種なのかと話しています。


中国の粗悪鋼材の話ですが、日本製に近づけるには如何するか、ある専門家の話です。
「中国は先ず粗悪な高炉を作り直す所から始めなければダメだろう」、こんな話でした。
高炉で出来るのは銑鉄、その後工程の転炉で精錬し鋼鉄にする訳ですが、転炉だけでは駄目なようです。
まあ日本の場合でも高炉から出た銑鉄を都度分析し、それで転炉の運転条件や添加物を決めていますが、多分こんな細かな管理など出来ないのでしょうね。

それからオーストラリアの興味深い現地情報、有難うございます。
最近中国バブルの崩壊に興味が有るのですが、実はこのバブル、アメリカ。中国、オーストラリアの合作バブルだったとしか思えないのです。だから影響は甚大。
オーストラリアの事はあまり報道されませんが、例えば漏れ聞こえてくる話はトラック運転手の給料が年収3千万だなどと信じられない話です。
こんなモノが長続きする筈はない。
今のアボット首相は何とか軟着陸を狙っているようですが、これには痛みが伴う。
恐らく中国ともどもハードランディングになるでしょう。
大変ですね。
  1. 2015-02-09 10:49
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

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