2015-02-03 12:03

中国発の不況

 2015年の世界10大リスクと言うモノが有るそうだ。
こんなモノと言う。

世界10大リスク 2015年

1位:ヨーロッパの政治
2位:ロシア
3位:中国経済減速の影響
4位:金融の兵器化
5位:「イスラム国」拡大
6位:「現職」指導者の弱さ
7位:戦略部門の台頭
8位:サウジアラビア対イラン
9位:中国と台湾
10位:トルコ

http://fx832.com/fx/819/

ヨーロッパの政治、ウンなるほど。ギリシアで極左政党が勝ったのでこの件は良く分かる。
ロシア、そうだろうなあ。
金融の兵器化、こんな考え方、気が付かなかった。確かに今これでロシアを攻撃してるよなあ。
イスラム国拡大、確かにその通り、日本ももろに巻き込まれている。

がしかし私は中でも3番目の中国経済原則の影響が大いに興味が有る。
既にこんなデータもある。

<以下引用>

隠しきれない中国経済悪化 景況感2年4カ月ぶり低水準
2015.02.02

 中国国家統計局と中国物流購買連合会が発表した1月の景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)は49・8となり、景況判断の節目となる50を2年4カ月ぶりに割り込んだ。不動産市況の悪化の影響で、製造業の生産活動が低迷している。

 昨年12月の指数は50・1だった。50を割り込むのは2012年9月以来、2年4カ月ぶり。中国の製造業PMIは、金融大手HSBCも発表しているが、国家統計局による指数は良い数字が出やすいとされる。“官製指数”でも隠しきれないほど中国経済の実態は深刻ということか。

 内訳を見ると、生産や新規受注、雇用の動向を示す指数が下落した。統計局は「国内外の市場の需要が引き続き弱い」と指摘した。

 中国は昨年の実質国内総生産(GDP)成長率が7・4%と、24年ぶりの低水準に落ち込み、政府は秋以降、利下げなど景気下支え策を打ち出していた。高速道路や空港建設といった公共投資プロジェクトも次々に認可したが、PMIの上昇につながらなかった。

 一方、HSBCが2日公表した1月の製造業PMI改定値は49・7と速報値から0・1ポイント下方修正された。

 「2015年の世界3大リスク」の1つとされる中国経済の悪化が現実となりつつある。

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150202/frn1502021205009-n1.htm

<引用終り>

中国経済の減速は表面的な数字では実態が分からない。
1月の景況感が49.8で50を割り込んだと言われても、とうとう隠し切れなくなったのか、そう思うのだが実際はどうか。


今中国にいる「トロさん」のブログに興味深い話が載っている。
http://ameblo.jp/toro-999/entry-11980488576.html

トロさんのブログは公式発表では分からない生の声が聞こえるので面白い。
しかし、単に景気の縮小などと言うレベルを通り越して、物価が凄い事になっているようだ。

以下その部分を引用すると

 今年は景気が悪くて客が来ないんだから
 仕方がないよ。

 昨年末、500グラム13.8元だった
 中華菓子の店が、今年に入って
 いきなり、500グラム7元に。
 正味半額近くの値下げ。

 今年はって、まだ1月だぞ。

 生活の趣向品は真っ先に影響受けますからね。
 そのうち、食料品などの生活用品にも影響が
 出てくるんでしょう。
 周りの中国人(もろ庶民)からは
 「景気が悪い」との言葉しか聞きません。
 日本で爆買いしてる中国人とは層が違いますが
 経済を下支えしてるのは、間違いなく庶民です。

 2010年 1万円を人民元に両替すると
 800元前後有りましたが、
 今年2015年は
 500元です
 1元13円から
 倍近い
 1元20円です。


<引用終り>

景況感指数が12月の50.1から1月には49.8になった。
此れも凄い事だが、実際の街中では「菓子の値段がいきなり13.8元から7元と約半値。
それだけ消費が縮小してるわけだ。

今年はいよいよ中国経済の大減速が始まる。そんなモノの一端が市井の物価に現れているのではないだろうか。

注意して見ていきたい。

  1. 中国
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  3. CM(2)

コメント

自分は経済学者でも何でもないので鵜呑みにしているのですが……
ロシアについては、それほど心配していません。
確かに金融に関しては外貨準備額が減って大変ですけど
ロシアの強みは何と言っても資源国であるという事。
石油も天然ガスも取れるので自前でエネルギー確保が可能であり
打撃はあっても自国で何とかできるポテンシャルがあると思っています。
もちろん多少の時間はかかるでしょうが……

EUも心配ですけど中国の方がこの問題で一位でない事に驚きますね。
あの国は民族・宗教・資源・格差・言語・身分・経済、と
ありとあらゆる問題の爆弾が炸裂しそうなのですから……
  1. 2015-02-04 19:11
  2. URL
  3. ハロン棒 #-
  4. 編集

To:ハロン棒 さん

> 自分は経済学者でも何でもないので鵜呑みにしているのですが……
> ロシアについては、それほど心配していません。
> 確かに金融に関しては外貨準備額が減って大変ですけど
> ロシアの強みは何と言っても資源国であるという事。
> 石油も天然ガスも取れるので自前でエネルギー確保が可能であり
> 打撃はあっても自国で何とかできるポテンシャルがあると思っています。
> もちろん多少の時間はかかるでしょうが……
>
> EUも心配ですけど中国の方がこの問題で一位でない事に驚きますね。
> あの国は民族・宗教・資源・格差・言語・身分・経済、と
> ありとあらゆる問題の爆弾が炸裂しそうなのですから……


私も同じく経済には疎い、そんな目で見たやぶにらみですが・・・

中国経済の問題点の最大のモノ、それはアメリカとリンクしている点です。
中国がムチャクチャなゴーストタウン作りをしたりしています。それの原資がムチャクチャなマネー供給。
普通の経済学の常識はこんな事をすれば持たないのですが、危険水域と言われてもう何年もまだ生きている。
問題のカギはアメリカです。

アメリカの無茶苦茶な金融緩和でドル垂れ流しをしています。
2008年からのQE1で1兆7250億ドル、QE2で6000億ドルです。
経済学の常識はこんな事をすればハイパーインフレになる筈なのですがならない。
その理由はこのダブついたドルは中国が吸収してくれた。だから中国の外貨準備がベラボウに積みあがった。
だからアメリカは中国にいつもヘラヘラしている訳です。
つまりアメリカがハイパーインフレになるのを中国が代行してインフレになっている、変な話ですがそう見ないと分からない動きだと思います。

アメリカが金融緩和を止めようとした時、中国が大慌てで反対しました。
理由はこれだったんだと思います。

しかし中国ももう限界地まで来てしまった。
今年の色んな指標の不気味な動きがそれだと見ています。

中国の破たんで一番影響を受けるのは多分ヨーロッパではないかと思います。
何せ世界の贅沢品は殆どヨーロッパブランド、自動車などもVWなどが中国に入れ込んでいるのが半端じゃないですから。

そんな意味で私も中国を注視しています。
  1. 2015-02-05 09:59
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

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