2014-11-11 22:40

中国の今は

 今週の週刊東洋経済に面白い記事が有った。
中国の今がどんななのか、それが良く分かる記事だ。
最初にどんな記事か、先ずは全文を紹介しよう。

2014-11-11週刊東洋経済

<以下引用>
http://toyokeizai.net/articles/-/52884
中国が直面する高成長モデルの終わり
日系企業のビジネスも転換点に
杉本 りうこ :週刊東洋経済編集部 記者 2014年11月09日

北京、上海を取材で回った今回の中国出張は、これまでにない苦痛に満ちていた。

20メートル先さえ霞む深刻な大気汚染のせいか、ずっと咳が止まらない。だが「苦痛」の理由はそれだけではない。記者をもっとも苦しめたのは、「何もかもがやたらに高い」ことだった。

たとえば取材の合間に立ち寄ったスターバックス。注文したラテのトールサイズは27元だった。1元=18円換算なら486円で、日本の価格(370円)に比べて3割増しだ。しかも実際に現地で使ったレートは為替手数料を含むため、1元=19.6円。つまり、この1杯のラテは529円に相当したのだ。ちびりちびりと、いつもよりも大切に飲んだ。

ユニクロのシャツが日本の1.8倍

中国で急速に増えているユニクロでも、日中の価格差に驚かされた。女性向けのフランネルシャツは199元で、18円換算なら3582円だ。同じ商品の日本国内での価格は1990円だから、1.8倍の価格ということになる。日本よりもやや高価格帯を狙って戦略的に価格を設定しているということもあるだろうが、日本での価格に慣れた身には衝撃だ。もとより買う予定のない「冷やかし入店」だったが、呆然としながら店を後にした。

上海出張時に常宿にしていた、地下鉄駅や繁華街に近いホテルもかつてない宿泊料の高さで予算オーバー。町外れのチェーンのビジネスホテルを選んだが、駅から遠いわ、壁が薄くて隣の話し声がうるさいわで、部屋に帰っても疲労感が増した。

とにかく一時が万事こんな調子で、予算の限られた出張者としては移動するにも食べるにもいちいち財布の中身を確認せざるを得なかった。中国には一時在住していたし、これまでにも何度となく公私で訪れてきたが、こんなことは初めてだ。

日本から見て中国の価格が高くなったひとつの理由は、足元で急激に進む元高・円安にある。昨年の今ごろ1元は16円程度だったから、この1年だけで13%程度、元が強くなっていることになる。

それだけではない。現地の所得や消費の水準も急速に上昇している。この上昇を背景に、中国人のさまざまな意識も急速に変化しており、それが日系企業の中国ビジネスを苦しめる状況になっているようだ。

在上海の経営コンサルタントが、ある日系メーカーの話を教えてくれた。そのメーカーは中国の工場で生産した製品をもっぱら日本に輸出してきたのだが、社長が高齢になったことから、中国人幹部に会社をまるごと譲渡しようと考えた。現地採用の従業員としては、昇進どころではない大抜擢だ。ところが中国人幹部の答えは「ノー」。その理由は、日本向けのビジネスは工賃も単価も安く、うまみがないからだという。同じ製造業をやるにしても、中国企業向けの仕事の方がもうかる、というのだ。

また上海近郊に工場を構えるある日系メーカー駐在員からは、地方都市に住む両親から仕送りを受けている若い工場従業員の話を聞いた。中国の出稼ぎ労働者といえば、一所懸命に働いて地方の家族に仕送りをするのが定石だったがこの従業員は工場の給与では生活できず、仕送りを親にねだっている。

「この従業員を厳しくしかると、親が『そんな会社で働かなくていい。帰ってこい』となるんですよ」と駐在員はため息をついた。この工場はかつて600人の従業員を抱えていたが、採用難で現在は半分程度の規模で操業しているという。工場勤務であっても日系企業で働ければ豊かになれるというイメージは、もう中国人からは消えつつある。

「チープ・チャイナ」はもはや過去

ホワイトカラーからブルーカラーまで、安い給与で豊富に人が雇える「チープ・チャイナ」はもはや過去のものだ。コスト増に耐えかねた日系企業の中には、中国から撤退する例もじわじわと増え、中国ビジネスは明らかに転換点を迎えている。そしてこの局面は、中国経済そのものにとっても大きな転換点だ。安価な労働力と引き替えに世界中から投資を呼びこむ高成長モデルは終わり、内需主導の安定的・持続的な経済成長を目指そうとしている。

一方で、記者が体験したような「エクスペンシブ・チャイナ」に耐えうる豊かさを、すべての中国人が得ているわけではない。北京大学中国社会科学調査センターによると、中国の上位1%の富裕家庭が全個人資産の3分の1を握る一方で、下位25%の家庭は資産のたった1%しか所有していないという。過去30年の高成長が残した格差やひずみを、中国はこれから解消していかなくてはならない。

<引用終り>


此処で中国の異常な物価高について述べている。
私は2008年1997年のアジア通貨危機をその危機の最中に経験したのだが、そんな時危機直前というのはモノの値段が異常な高値になっている。
そして通貨危機で通貨が暴落してみると、なるほどこの価格なら納得という事に落ち着く。そんな経験をした。


こんな目で見ると週刊東洋経済の記事にある中国の異常な物価高は経済崩壊直前の様子を示しているとしか思えない。
そこで中国の経済の実態について、産業のコメ、鉄鋼についてみてみたい。

3月15日に最近の鉄鋼事情についてエントリーした。
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-928.html

此処にこんなグラフ、国別の粗鋼生産量グラフである。

2014-3-15世界の粗鋼生産推移

此処で注目してほしい事。
他の国に比べて中国だけがムチャクチャな右肩上がり。グラフが突き抜けるのでスケールを変えざるを得ないほどだ。

そしてその鉄鋼の材料の鉄鉱石の価格推移。これがこんな風。

2014-11-11鉄鉱石価格推移

昨年12月に鉄鉱石はトン当たり135.79ドルだった。それが10月には80.09ドルになった。
10ヶ月で40%強も価格が下落しているのだ。
だがこの価格はさらに下落するとみられている。
SteelFirstの報道では、2015年の年平均は65ドル、第三四半期には50ドルになると言う

今は鉄鉱石の価格下落である。こんな価格の崩壊が経済の崩壊につながらない訳が無い。
こんな所に中国の経済崩壊の芽が潜んでいると見ているのだが、さてどうなるだろうか。


尚最近オーストラリアがいやに日本にすり寄ってきているのだが、オーストラリアの主要な産業が鉄鉱石と石炭。
その価格の下落がそんなオーストラリアの行動の陰にあるのではないだろうか。


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コメント

 この東洋経済の記事を読むと、それでも中国人は結構リッチになって良かったじゃないか・・・・とも言えるのですが、しかしどうも引っかかるんですよね。

 中国は未だに義務教育の無償化ができなていないのです。 目標では2015年までに無償化するようです。 

 ワタシは実は90年代半ばにやはり、日経が「中国は豊になった。 これからは労働力と言うより市場としても中国に注目するべきだ」と煽っていました。

 しかしその時も中国の小学校の悲惨な状態を知って、凄い違和感を感じました。

 物価が上がっているのは事実でしょうが、本当の国民生活はどうなんでしょうね?
  1. 2014-11-11 23:39
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  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

海上保安庁と海自の強化が即必要でしょう。

支那はもはや社会主義国ではないでしょう。
資本主義のしかも19世紀英国でマルクスが予言した最悪の形を実現してるのですね。
まともな医療保険もないと言うでしょう。

これで経済の崩壊となれば想定されるのは、国内分裂、内乱、大量のボートピープルの出現です。
小生は友人に支那経済が破綻したならば大量の難民が来るから玄界灘でそれを撃沈する訓練をしとかなきゃあいけないと言って笑われましたがもはや冗談ではないでしょう。

ソ連邦はその体力さえなくてできませんでしたが、とことんの危機の時には対外戦争に打って出るというのはありうる選択です。しかし支那にしても食糧と燃料のオータルキーが一応は可能であった70年代ならともかく今ではそれは採れない選択肢でしょう。

こうなれば餓死者が出るところまで行くしかないでしょう。これはもはや詰みでしょう。もう一度国家崩壊というものを見られるというのはなかなかの経験でしょうね。最悪人口の半減少数民族の独立となり、明代当初程度のところまで国家は小さくなるのではないでしょうか。

人道的なんたらとか言っても規模が大きすぎます。不可能でしょう。
  1. 2014-11-12 02:26
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  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

To:よもぎねこさん

>  この東洋経済の記事を読むと、それでも中国人は結構リッチになって良かったじゃないか・・・・とも言えるのですが、しかしどうも引っかかるんですよね。
>
>  中国は未だに義務教育の無償化ができなていないのです。 目標では2015年までに無償化するようです。 
>
>  ワタシは実は90年代半ばにやはり、日経が「中国は豊になった。 これからは労働力と言うより市場としても中国に注目するべきだ」と煽っていました。
>
>  しかしその時も中国の小学校の悲惨な状態を知って、凄い違和感を感じました。
>
>  物価が上がっているのは事実でしょうが、本当の国民生活はどうなんでしょうね?


中国経済の実態については、日本の報道を見ていても絶対に、絶対に、絶対に(くどいなあ)分かりません。
理由は日本の報道は通行人・旅行者の目で見ているからです。
その為ある特定のレベルの人たちの事しか見ていません。

物価が極端に上がって多分貧しい人たちは今は無茶苦茶でしょう。だからあちこちで暴動が起こる。
其れとは少し違いますが良いサンプル。
今中国はAPECですが、町には本つに久しぶりに青空が戻ってきているそうです。
このAPECブルーの為に工場を全部止め、交通を遮断している。
この点を問題にすべきでしょう。

このエントリーでも記者は物価が高いと驚いている。
そこでもう一方に見方として鉄鋼の生産と鉄鉱石の価格暴落を並べました。
真実が何処にあるかを考えるためには、こんな視点が必要と思ったのですが、どう見ても中国経済は破たんするしかない。
今は何が引き金になるか、それを考えるべき時期です。
  1. 2014-11-12 09:14
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  3. 短足おじさん二世 #-
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Re: 海上保安庁と海自の強化が即必要でしょう。

> 支那はもはや社会主義国ではないでしょう。
> 資本主義のしかも19世紀英国でマルクスが予言した最悪の形を実現してるのですね。
> まともな医療保険もないと言うでしょう。
>
> これで経済の崩壊となれば想定されるのは、国内分裂、内乱、大量のボートピープルの出現です。
> 小生は友人に支那経済が破綻したならば大量の難民が来るから玄界灘でそれを撃沈する訓練をしとかなきゃあいけないと言って笑われましたがもはや冗談ではないでしょう。
>
> ソ連邦はその体力さえなくてできませんでしたが、とことんの危機の時には対外戦争に打って出るというのはありうる選択です。しかし支那にしても食糧と燃料のオータルキーが一応は可能であった70年代ならともかく今ではそれは採れない選択肢でしょう。
>
> こうなれば餓死者が出るところまで行くしかないでしょう。これはもはや詰みでしょう。もう一度国家崩壊というものを見られるというのはなかなかの経験でしょうね。最悪人口の半減少数民族の独立となり、明代当初程度のところまで国家は小さくなるのではないでしょうか。
>
> 人道的なんたらとか言っても規模が大きすぎます。不可能でしょう。


中国の崩壊、これは日本にとっては最大のリスクです。
その中でも最大中の最大は三峡ダムの崩壊が引き金になっての中国の崩壊。
コイツは余りにも危険です。
上海あたりは壊滅するのは当然なのですが、実は上海辺りと日本には弥生時代からの因縁が有る。
弥生人は色んなルートからやってきているのですが、中でも大きいのが上海あたりからの移民。
上海あたりからは日本へは実は伝馬船や竹の筏でも渡れる時期が有るのです。
この時期を上手く利用したのが倭寇でした。

三峡ダムが危険なのは自然災害だけでなく、テロや内乱の標的であることも心配です。

仰るように海上自衛隊と海上保安庁の抜本的な拡大が必要な時期ですね。
  1. 2014-11-12 10:02
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  3. 短足おじさん二世 #-
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大変参考になるエントリーでした。ありがとうございます。夏に北京、西安へ行きました。駅前でラーメンチェン店で食いましたが、価格は日本と変わりません。いや、日本の牛丼の方が安いです。シナはこれからrmbをさらに安く誘導するとおもいます。しばらくはokでしょうが、次第に追い詰められると見ています。来年はあぶばい。
  1. 2014-11-13 00:49
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  3. NINJA300 #-
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To:NINJA300 さん

> 大変参考になるエントリーでした。ありがとうございます。夏に北京、西安へ行きました。駅前でラーメンチェン店で食いましたが、価格は日本と変わりません。いや、日本の牛丼の方が安いです。シナはこれからrmbをさらに安く誘導するとおもいます。しばらくはokでしょうが、次第に追い詰められると見ています。来年はあぶばい。


矢張りNINJA300さんのご経験でもそうですか。
もう中国は物価が異常ではなく、国全体、国民全体が狂っているんでしょうね。
昔日本でも土地バブルに踊っていた頃は皆さんそうでした。何年も値段が上がり続けると永遠に上がり続けると思い込んでしまうんでしょうか。
日本にトバッチリが来ない事を願っています。
幸い習近平が日本が嫌いなので、歌の文句じゃないですが「どうぞそのまま」と行きたいです。
  1. 2014-11-13 08:32
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  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

宝山製鉄の完成が確か1985年だったと思います。これ新日鉄君津と同じもので、浦項製鉄とも同じです。
わが社もこれに17億円ぐらい売りました。上は久保田鉄工ー日商岩井でした。お金が入らず輸出担当者がノイローゼにまで追い込まれました。

上のグラフを見ると、2000年代にものすごく伸びてますが、この時期にたくさんの製鉄所が立ち上がったのでしょうか。
機械は日本から買ったのか それとも例のごとくパクったのか?
そんなに作れたのか 不思議です。
  1. 2014-11-17 08:43
  2. URL
  3. 八目山人 #4lXsiBFM
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To:八目山人さん

> 宝山製鉄の完成が確か1985年だったと思います。これ新日鉄君津と同じもので、浦項製鉄とも同じです。
> わが社もこれに17億円ぐらい売りました。上は久保田鉄工ー日商岩井でした。お金が入らず輸出担当者がノイローゼにまで追い込まれました。
>
> 上のグラフを見ると、2000年代にものすごく伸びてますが、この時期にたくさんの製鉄所が立ち上がったのでしょうか。
> 機械は日本から買ったのか それとも例のごとくパクったのか?
> そんなに作れたのか 不思議です。


この粗鋼生産量グラフはどう考えても信じがたいグラフです。
しかし鉄鉱石が価格が10倍になったりしていますのでトンデモナイムチャクチャをしていること間違いなし。

中国の製鉄技術は宝山からもですが、メインはポスコから流れたと思っています。
ポスコは中国へは新日鉄からの図面やら何やら全部流したとチラッと聞いた事が有ります。
そうでなければ君津級の製鉄所が毎年一つ以上出来るなんてことは有りえません。
しかもその高炉がどいつもこいつもオーストラリア産の鉄鉱石で無いと不味い設計。
つまり全部新日鉄のパクリでしょう。

他にもロシアの技術が入っている可能性もあります。
これは傍証ですが、ポスコのインドネシアの高炉は窯抜け事故を起こしましたが、この高炉運転の技術者はロシア人です。
ロシアは製鉄業が衰退していますので、人が余っているんですね。

まあ中国はこの手の話には事欠きませんので、何が有ってもおかしくない。
全く分野の違う話しですが、中国海軍御自慢の空母。
此れの操艦指導員はブラジル人です。
今は有りませんがブラジルはフランス製の空母を持っていたことが有り、空母の扱い方はフランスから指導されています。
そんな所からでも人を引っ張って来るんですね。

何が有ってもおかしくない、それが中国だと思います。
  1. 2014-11-17 22:40
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

韓国も物価がひどいようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00000019-rcdc-cn&pos=2

韓国やシナから日本へわたれる季節があるというお話ですが、その期間(一ヶ月くらい?)にすべての漁船や筏を導入して、難民が日本に来るとして何人くらい日本へ到着するでしょうか?シナ人はその期間について知識があるか?筏で海を渡る勇気があるか?わたしはあくまで限定的だと思いますね。

北がつぶれたときのシナ。シナが潰れたときの台湾やベトナム、ラオス、タイとは比較にならないと思いますがどうでしょう?
  1. 2014-11-20 16:22
  2. URL
  3. NINJA300 #/xzFVZWc
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To:NINJA300 さん

> 韓国も物価がひどいようです。
> http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00000019-rcdc-cn&pos=2
>
> 韓国やシナから日本へわたれる季節があるというお話ですが、その期間(一ヶ月くらい?)にすべての漁船や筏を導入して、難民が日本に来るとして何人くらい日本へ到着するでしょうか?シナ人はその期間について知識があるか?筏で海を渡る勇気があるか?わたしはあくまで限定的だと思いますね。
>
> 北がつぶれたときのシナ。シナが潰れたときの台湾やベトナム、ラオス、タイとは比較にならないと思いますがどうでしょう?


なるほど、興味深い情報ありがとうございます。

シナからの日本への渡来ルートですが、これについては近いうちに纏めたいと思います。
以前もアップしたのですが、一番いい例は倭寇です。
そして、動力船なら全く問題ない、季節はあまり関係ないです。
帆船や伝馬船、そして筏になると季節を選ばないといけない、その最適季節が年に2回あるという事です。
今しばらくお待ちください。
  1. 2014-11-21 14:33
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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そのエンジンやボートの購入kanouseiへの言及も期待します。実際、エンジン価格が高騰して買えないケースもありえますので、絵にかいた餅にならないためです。
  1. 2014-11-22 13:32
  2. URL
  3. ninja250 #/xzFVZWc
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To:ninja250さん

> そのエンジンやボートの購入kanouseiへの言及も期待します。実際、エンジン価格が高騰して買えないケースもありえますので、絵にかいた餅にならないためです。


今纏めているのですが、ちょっとそこまで詳しくは無理みたい。
何せテーマの間口が広すぎます。
間もなくエントリーしますので、その節はよろしくお願いします。

  1. 2014-11-23 16:40
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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鉄鋼生産量。分かるような分からない様な…

鋼材価格が倍々ゲームで上昇し始めたのは2000年頃でした。
トンでもない時代がやってくると言われていたのですが、最初年一回の価格改定(まぁ数年に一回が現実ですが)が年2回、3回、4回と数が増えていきました。
その結果「鋼材を持っている奴が儲ける」と言う事で、某有名鉄工所は、鋼材のストック量を増やしていました。その重さ、コンクリートの基礎が沈む程で、鉄が足らなくなれば、逆に蓄積が増える典型と思っていました。
虫獄の鉄鋼は、そこでもメインの鋼材で、また形鋼も中国製が殆どです。
そこは今も快調で、工場が2つも増えました。ですが中国が駄目になっても、鉄鋼業は、さほど影響は無いだろうと思えます。
何しろ半年分は蓄えていますし、そんな問題にはならないでしょう。
虫獄は軍事とか政治とか経済ではなく環境問題となるでしょう。
とにかく、自然を守るという文化は世界中日本暮らしか持ち合わせていません。
虫獄の問題は、それが一番でしょう。いっその事、公害を含めて、中国が消えた方が世界の為でしょう。
  1. 2015-05-05 19:04
  2. URL
  3. 無名之輔 #JYvpOoFU
  4. 編集

Re: 鉄鋼生産量。分かるような分からない様な…

> 鋼材価格が倍々ゲームで上昇し始めたのは2000年頃でした。
> トンでもない時代がやってくると言われていたのですが、最初年一回の価格改定(まぁ数年に一回が現実ですが)が年2回、3回、4回と数が増えていきました。
> その結果「鋼材を持っている奴が儲ける」と言う事で、某有名鉄工所は、鋼材のストック量を増やしていました。その重さ、コンクリートの基礎が沈む程で、鉄が足らなくなれば、逆に蓄積が増える典型と思っていました。
> 虫獄の鉄鋼は、そこでもメインの鋼材で、また形鋼も中国製が殆どです。
> そこは今も快調で、工場が2つも増えました。ですが中国が駄目になっても、鉄鋼業は、さほど影響は無いだろうと思えます。
> 何しろ半年分は蓄えていますし、そんな問題にはならないでしょう。
> 虫獄は軍事とか政治とか経済ではなく環境問題となるでしょう。
> とにかく、自然を守るという文化は世界中日本暮らしか持ち合わせていません。
> 虫獄の問題は、それが一番でしょう。いっその事、公害を含めて、中国が消えた方が世界の為でしょう。


初めまして、コメント有難うございます。
この問題は実は90年代の冷戦終結から読み取らないと良く分かりません。
冷戦が終わりソ連が崩壊しました。
そのときアメリカで何が起こったか、軍備拡張に向けられていたカネが行き場を失いました。
多数の軍需産業に従事していた有能な人材が行き場を失いました。
そのカネがアチコチ彷徨ってバブルを引き起こしたのですが、その結果がリーマンショックです。
しかもこのカネが溢れたのを吸収する役目を負ったのが中国でした。
そこに中国の鉄鋼ブームがやってきます。
鉄鋼需要を増やすため、全く人の住まないゴーストタウンを作り、車の通らない橋をかけました。
その結果は凄まじいい鉄鋼の大増産、それはグラフに示す通りです。
それでも鉄が足りないため、ご指摘の鉄鋼の価格の急激な値上がりが発生しました。
現在その収束段階ですが、ご存知のようにまだまともな価格には程遠いです。

更にこの超巨大バブルは鉄鉱石や石炭の価格急上昇につながり、資源大国オーストラリアでは僅か十数年で給料が10倍を遥かに超えるインフレ、所得アップが発生しています。
此れも今はその調整段階ですが、一度甘い汁を吸った人たちが簡単にもとに戻る筈もなく、その調整は困難を極めています。

こんなムチャクチャがそう長続きする筈もなく、間もなくバブルがはじける。
今こんな状況です。
鉄鋼の需給と価格は国内だけ見ていても分かりません。世界全体、特に中国の動向が問題です。
既に中国で余った鉄鋼が韓国辺りには相当な安値で入ってきています。
今のままでは間もなく大きな製鉄メーカーがぶっ倒れるでしょう。

こんな目で見ていただきたいと思います。
  1. 2015-05-06 11:44
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

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