2014-10-15 18:52

ゼロ戦が里帰り

 今日隣町の大型スーパーに行ったのだが、そこの本屋で航空関係の雑誌を買ってきた。
見たかったのは50年ぶりの国産ジェット旅客機MRJについてだった。
所が何気なくパラパラ見ているとアメリカからゼロ戦が里帰りしたとの記事。

アメリカにある飛行可能な零戦(零式艦上戦闘機)は現在5機あるんだそうだが、その内の1機は日本人の所有。
それが9月4日、横浜港に到着したのだと言う。
来年が終戦から70年の節目なので、その記念の為の里帰りらしい。


これがそのレストアされた零戦、A6-M3の22型と同じ仕様に仕上げられたとのこと。
(写真は2枚とも航空情報11月号27ページより)

2014-10-15ゼロ戦-01縮小版

こんな雄姿が来年には見られるようだ。
ゼロ戦の好きな人には嬉しい話。
なおこの機体、エンジンだけは栄エンジンではなくP&W社製エンジンを搭載している。

2014-10-15ゼロ戦-02縮小版

尚この機体の所有者「ゼロ・エンタープライズ」では、現在米国に所属している本機を日本国内で永続的に維持補完する方向性を模索中とか。

但しこんな古い機体は日本では通常は飛行できない。
何とか飛行できるようにしてほしいものだ。

いずれにしても飛行機好きには嬉しい話です。
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コメント

前から思ってるんですが

この手のものは新製は出来ないのですかねえ。

大戦に使われたものをレストアすることの意義は重々分かりますしそれを保存することに全く異議はありません。
しかし、世界で飛べる零式艦戦のうち栄エンジンを積んでるのはただ1機だけのはずですしこれにしてもたしかP&WのR1820のはずです。オリジナルの零式艦戦より排気量にして3L程度多く、そのためオリジナルよりも頭が大きくなってます。
確か去年アメリカから来た奴はオリジナルの栄でしたね。これは栄で飛べる唯一の機体です。

日本には靖国神社の遊就館に52型が展示されていますがこれはエンジンがダメなはずでもちろん飛べません。皆零式艦戦の優秀さを言いますが一度行ってみてみるといいと思います。同時に展示してある彗星艦爆と比べてもその期待のやわさは明らかでよくこんなもので戦わせたなと考えねばいけません。
それだけ人と機体に無理をさせたものだったのです。

だから、その意義を知るためには現在の我々の基準から言って安全とみなせるようなものを新製することが必要なんだろうと思うのです。大戦機のレストアとは違いますが当時の技術水準や問題点を今の人々に知らす意義は少なく無いと思います。

小生が見てみたいのは陸軍の5式戦闘機です。陸軍は4式戦に入れあげてましたが玄人筋の評価はこちらが上、何よりも本来は1942年中に出せたはずで真の名機たり得た機体だからです。冗談抜きにこれをうまく使えば戦勢の回復が可能だったと思ってます。

そういう無駄や無理、無能を今に伝えることも重要なのです。
  1. 2014-10-18 11:28
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Re: 前から思ってるんですが

> この手のものは新製は出来ないのですかねえ。
>
> 大戦に使われたものをレストアすることの意義は重々分かりますしそれを保存することに全く異議はありません。
> しかし、世界で飛べる零式艦戦のうち栄エンジンを積んでるのはただ1機だけのはずですしこれにしてもたしかP&WのR1820のはずです。オリジナルの零式艦戦より排気量にして3L程度多く、そのためオリジナルよりも頭が大きくなってます。
> 確か去年アメリカから来た奴はオリジナルの栄でしたね。これは栄で飛べる唯一の機体です。
>
> 日本には靖国神社の遊就館に52型が展示されていますがこれはエンジンがダメなはずでもちろん飛べません。皆零式艦戦の優秀さを言いますが一度行ってみてみるといいと思います。同時に展示してある彗星艦爆と比べてもその期待のやわさは明らかでよくこんなもので戦わせたなと考えねばいけません。
> それだけ人と機体に無理をさせたものだったのです。
>
> だから、その意義を知るためには現在の我々の基準から言って安全とみなせるようなものを新製することが必要なんだろうと思うのです。大戦機のレストアとは違いますが当時の技術水準や問題点を今の人々に知らす意義は少なく無いと思います。
>
> 小生が見てみたいのは陸軍の5式戦闘機です。陸軍は4式戦に入れあげてましたが玄人筋の評価はこちらが上、何よりも本来は1942年中に出せたはずで真の名機たり得た機体だからです。冗談抜きにこれをうまく使えば戦勢の回復が可能だったと思ってます。
>
> そういう無駄や無理、無能を今に伝えることも重要なのです。


この写真などの引用元航空情報の記事によれば、このレストアに38万時間かかったとか。
(38万時間=38人で5年!)
勿論そんな時間が有ったら新しく作った方が遥かに安上がりで、しかも早い筈。
現代の材料、工作機械、測定技術なら丸々復元して性能試験までできるでしょう。

今年の2月のエントリーでパブリカスポーツの話を書きましたが、トヨタOB7,8人であんな車を復元してしまったのです。
このケースではエンジンと部品は補給品を流用したのですが、ゼロ戦だったら部品点数も少ないはずなので不可能ではない。
問題はそれだけのカネを誰が出すかでしょうね。

今昔の城の復元活動が盛んで、昔と全く同じ工法の城しか城と認められない時代になりました。
名古屋城は本丸御殿が完成したら次は天守閣をコンクリートから昔と同じ木造との意見が有ります。
三菱がゼロ戦を復元し、川重が飛燕か5式戦を復元したら面白いでしょうね。
MRJ完成記念位でやってくれませんかねえ。
  1. 2014-10-18 15:02
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