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2020-02-29 23:20

新型肺炎のウイルスの素性が朧気乍ら見えてきた


 新型肺炎(武漢肺炎、新型コロナウイルス)のウイルスについての情報が乏しい中、福島香織さんが大変貴重な記事をJBPressにあげている。記事は中国軍に関するものだが、ウイルスに関しても貴重な話。
そこでその記事のウイルス関係の分かる部分を引用します。

尚貴重な話なので、全文も本文末に少し小さい字で引用しています。
詳細のコメントはもう少し調べてからにしたいのですが、とりあえずどんな事か見てください。

福島香織さんに記事は前半は見出しだけ、後半だけ引用します。気になる所を太字にしてみました。


<以下引用≳

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59502?pd=all
https://news.biglobe.ne.jp/international/0227/jbp_200227_7299125762.html
異例の公表、中国軍で新型コロナが大規模感染か
2月27日(木)6時0分 JBpress
(福島 香織:ジャーナリスト)

 

新型ミサイル護衛艦、国産空母にも感染者

軍は感染症が最もアウトブレイクしやすい場所

米国が注目する解放軍のロジスティクス能力

きわめて早かった解放軍の動き

「生物兵器」説と「実験室から漏洩」の可能性
 ところで、新型コロナウイルスが軍の「生物兵器」ではないか、という“噂”は医学誌「ランセット」(2月19日)に掲載された27人のバイオテクノロジーやウイルス学の専門家の声明で、今のところ否定されている。彼らはこの新型コロナウイルスの変異が人為的なものではなく自然変異によるものだという大量の証拠があるといい、このウイルスがバイオ兵器だという陰謀論が人類とウイルスの戦の足を引っ張るとして、強く非難した。

 一方、この新型コロナウイルスがバイオ兵器かもしれないとしているのは、感染症の専門家ではなく、イリノイ大学法学部教授のフランシス・ボイル(ブッシュ政権時代、国際バイオテロ法などを起草)やダニー・ショーハム(バル・イラン大学タスパーク・サダト戦略研究センターで中国のバイオ兵器戦略を専門に研究)ら、法律学、戦略・地政学、インテリジェンス、安全保障学の専門家たちだ。ちなみに中国国内やロシア方面からは「米国の生物兵器説」も流れている。陰謀論というのは、とある事象が発生した後に生じる情報戦だと考えれば、イスラエルのインテリジェンスや親共和党系メディアが中国生物兵器説を流し、中露から米国の生物兵器説が流れてくるのは、当たり前の展開といえるかもしれない。

 生物兵器かどうかは別として、実験室からヒューマンエラーで漏洩したウイルスの可能性は、いまのところ明確に否定できる根拠はない

 武漢の疾病コントロールセンターのラボと、何かと注目を集めている国家生物安全実験室の両方で、菊頭蝙蝠(きくがしらこうもり)から分離したコロナウイルスを使ったさまざまな変異の実験を行っていた。それは必ずしも遺伝子組み換えのような人為的変異だけではなく、蝙蝠から鼠、鼠同士といった「自然変異が起きやすい環境」をつくって行うものもあったという。そして、この新型コロナウイルスの起源が菊頭蝙蝠(生息地は雲南、浙江省などで湖北省に自生していない)であることは、中国華南理工大学生物化学工程学院教授の蕭波涛と蕭磊が初期に指摘している。コロナウイルスの実験は、最も危険な病原体を扱えるBSL(バイオセーフティレベル)4ではなく、BSL2の基準で行われていたという説もある。


解放軍が危険視していた新型コロナウイルス
 また米国の医療研究機関、スクリプス研究所の進化生物学者、クリスチャン・アンデルセンは感染者27人分の新型コロナウイルスのゲノム解析によって、この27人の感染したウイルスの同一の起源が10月1日にさかのぼることを突き止めている。

 湖北省に生息していないはずの動物のウイルスから変異した感染源が10月1日以前に存在したとすると、その前に湖北省でどんな事件があったか、なかったかを見直す必要がある。すると、9月18日の武漢の天河国際空港で行われた解放軍による「新型コロナウイルス感染対策演習」の湖北日報の記事が見つかるだろう。

 この演習は、10月18日から10日間、湖北省武漢で「軍事オリンピック」が開催されるにあたって、空港に開設される専用ゲートの警備、チェックを想定した訓練だ。軍事オリンピックは109カ国9308人の軍人が一同に集まり、日ごろの訓練の精度を競技形式で競い合う。競技に必要な軍事物資、ライフルや弾薬などの武器が持ち込まれるので、空港のチェック体制は通常と異なる。このときにさまざまなトラブルが発生することを想定して、その対応を演習形式で行う。たとえば「持ち込まれた荷物から基準値以上の放射能が確認された」「新型コロナウイルスに汚染された荷物が発見された」といったケースを設定して、軍の衛生・防疫部隊が出動し、瞬時に疫学調査、医学調査、臨時検疫区、隔離区設置、感染例確認、病院搬送、衛生処理などのマニュアルを実施する。

 このとき、エボラや炭疽菌といったウイルスではなく「新型コロナウイルス」に対する防疫訓練星としていたことに、なにやら疑いをもつ人たちも少なくないわけだが、まさか本物のコロナウイルスを使って訓練したわけではあるまい。ただSARSのような「新型コロナウイルス」に関する研究が、軍内ではそれだけ重視され、解放軍にとって訓練対象にするくらい危険なウイルスだという認識だったともいえる。起源が10月1日にさかのぼるならば、軍事オリンピック前なので、このイベントに参加した各国軍はちょっと肝を冷やしているかもしれない。

 さて、解放軍内の感染問題がどれほどの深刻さなのかは不明だし、その責任は誰がどうとるのかも想像はつかない。しかし、感染拡大防止の最前線にいて、かつ内部に感染を抱えている軍の動きは注視すべきだろう。

 旧ソ連の崩壊は、政権内部の対立経済崩壊、公共衛生大災害(チェルノブイリ)、そして軍統治の失敗が同時に起こったことによる。中国では前者の3つがすでに始まっている。解放軍が最後のトリガーとなるかどうか。

筆者:福島 香織
<引用終り>

ここで菊頭蝙蝠については以下Wiki参照ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%AF%E3%82%AC%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%83%A2%E3%83%AA
Wikiには
「2003年の重症急性呼吸器症候群 (SARS) アウトブレイク以降、中国国内に棲息するキクガシラコウモリがSARS-コロナウイルス (SARS-CoV) に類似したウイルスを保有していることが分かり、SARS-CoVの大元の保有動物として注目されている」

そして今回の新型コロナウイルスはsars、mersウイルスときわめてよく似ているとの事。
そうするとこの三つのウイルスは、元の宿主は菊頭蝙蝠、それがSARSでは中間宿主がジャコウネコ。MERSでは中間宿主がラクダ。そして今回の物は何が中間宿主かが分かっていない。
こんな現状だということ。

この難題がどうなるか。日々変化しています。今日はここまでにします。



福島香織さんに記事は大変いいことが書いてあるので、以下全文を引用します。

<以下全文引用>
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59502?pd=all
https://news.biglobe.ne.jp/international/0227/jbp_200227_7299125762.html
異例の公表、中国軍で新型コロナが大規模感染か
2月27日(木)6時0分 JBpress


武漢市の病院で新型肺炎患者の症状について話し合う解放軍の医療チーム(2020年1月30日、写真:新華社/アフロ) 写真を拡大
(福島 香織:ジャーナリスト)

 新型肺炎は相手を選ばない。泣く子も黙る中国人民解放軍内にも感染が広がっている気配がある。護衛艦や国産空母を備え、世界に海洋覇権を打ち立てようという解放軍も、ウイルス相手では勝手が違うのかもしれない。

 湖北省孝感市の解放軍空軍降兵軍保障部の軍官に新型肺炎感染が確認されたのは1月25日、すぐさま同じ部隊の200人が隔離されたと1月27日に香港蘋果日報が報じている。孝感市は武漢から70キロ離れた小都市。湖北省は解放軍唯一の空軍降兵軍(空降兵15軍)が配置され、武漢全体で5000人以上の兵士を有する。感染の恐れのある兵士たちは軍用機倉庫に隔離されたというが、そこは暖房設備もなく外と気温がそう変わらず、劣悪な環境であると、香港に拠点のある中国人権民主化運動情報センターが指摘していた。


新型ミサイル護衛艦、国産空母にも感染者
 その後、軍内の感染状況についてはほとんど情報がなかったが、解放軍報が2月17日に、東部戦区の多くの軍官兵士が隔離監察を受けており、その中には新型ミサイル護衛艦「常州」艦長・余松秋も含まれていると報じていた。

 小さな記事ではあるが、解放軍内で新型コロナウイルス感染が起きていることを公式に認めた記事だ。過去、エイズやSARSの感染が軍内で発生したときも、解放軍内の感染状況は国家安全にかかわる問題として公表してこなかったことを考えると、この新型コロナウイルス感染はかなり大規模なものではないか、という憶測も流れている。

「常州」は、解放軍艦艇として初めて紅海での船舶救援オペレーションを成功させ、映画「オペレーション:レッド・シー」のモデルともなった解放軍・東海艦隊のエース艦。感染が発生してからは厳格な管理、体温測定と消毒、隔離措置などを行い、今年の訓練、任務においての影響はない、としている。また余松秋艦長は招待所で1月30日から隔離監察を受けており、隔離先で訓練の難題を研究しているという。

 東部戦区の海軍党委員会としては感染予防のために、今年(2020年)上半期の任務を再検討、再計画し、人員が集まる活動や会議活動をできるだけ少なくして簡略化し、電話やテレビなどで会議を行うとした。東部戦区は山東、江蘇、上海、浙江、安徽、江西、福建などをカバーし、戦区機関は南京に置かれ、主に対台湾任務を中心としている。「常州」の属する東海艦隊の機関駐在地は浙江省寧波だ。

 また、中国人権民主化運動情報センターによれば、国産空母「山東」からも1人の軍人の感染が確認され100人が隔離中という。山東は大連港でメンテナンス中であり、3月に海南島の三亜軍港に戻る予定だったが、帰港は遅れるという。ちなみにCCTV4(国際チャンネル)で放送された最近の山東の様子は乗員全員がマスクをつけ、密閉式の完璧管理で防疫対策を実施しており、「死角なし、感染者ゼロである」と報じている。

 このほか、武漢にある海軍工程大学が1月初め封鎖されたという情報が一部で流れている。


軍は感染症が最もアウトブレイクしやすい場所
 こうした解放軍内での新型コロナ肺炎の影響について、米国のボイス・オブ・アメリカ(VOA)の番組「香港風雲」で元米陸軍の医療指揮官、張立平退役少将がこう指摘していた。

 軍、警察、監獄は人が狭い場所に密集しており、感染症が最もアウトブレイクしやすい場所だ。1918年のスペイン風邪の大流行も、米軍内で発生しヨーロッパ進軍によって世界に広まった。今回のウイルスはSARSと違い、重症化はしにくく、重症化率は感染者の5%程度だが、重症化すれば半分以上が死亡する。そのため多くの人が自覚なしにウイルスをばらまき、非常に感染拡大しやすい。集団生活を送り日々苛酷な任務に耐えている軍内はとくに感染が拡大しやすい条件が整っており、いったん感染拡大が始まると一般市民の間での拡大スピードをはるかに超える速さで拡大する、と。

 さらに「歴史は我々に、多くの軍隊が最も戦力を消耗するのはすべて内部の疾病が原因だということを教えてくれる。政策決定者はこのことをよく理解することだ」と警告し、中国解放軍の戦力が新型コロナ肺炎の影響を受けている可能性を指摘した。


米国が注目する解放軍のロジスティクス能力
 新型コロナウイルスの発生地、感染中心地である湖北省は、習近平の軍制改革後、北京を中心とする中部戦区に編入されている。中部戦区は五大戦区中、最も人口が多い戦区であり、湖北省武漢市は解放軍のロジスティクス(後勤備蓄)を担う解放軍全軍軍聯後勤保障の中枢、聯勤保障部隊総部の所在地。聯勤保障部隊は全軍の中でも副戦区級の重要な位置づけにある。

 軍隊にとって最も重要なのは実は最新鋭武器ではなく、補給線、ロジスティクス。習近平の言うところの「人民戦争」である新型コロナ肺炎との戦いは、この中国解放軍の生命線であるロジスティクス大本営がある武漢で発生したわけで、米国の安全保障関係専門家も注目している。米RFA(ラジオ・フリー・アジア)によれば、米中経済安全審査委委員会委員長のロビン・クリーブランドが2月20日の米議会公聴会で、こう言っている。「今回の新型コロナ肺炎への対応で、解放軍の本質が暴露される。これは中国の軍と人民の関係、そして軍事能力の実力を見極める機会であり注目している」。

 湖北省での感染症対応は、まさに解放軍のロジスティクス能力が試される現場で、同時に、軍が高度なリスクに直面したときに人民の命を優先するか否かの判断も見えてくるという。

 クリーブランドによれば、今のところ、解放軍は中国国内のロジスティクスと補給を優先としており、武漢現地の人民の命に関わるような感染防止工作を任務の重点に置いていない、という。


きわめて早かった解放軍の動き
 2月初めのCCTV(中国中央電視台)によれば、解放軍は感染拡大防止工作として、中央軍事委員会の批准を経て中部戦区で駐湖北感染拡大阻止補給支援部隊を設立し、設立当日だけで50両以上の軍用トラックが200トンの物資を武漢市に輸送したという。もっとも、その程度の支援では武漢市内の食料や医療物資の不足は解消できなかったようだが。

 しかしながら、軍の動きは一部では非常に早くからあったという指摘もある。中国科学院傘下の国家生物安全実験室(バイオセーフティラボ)も、軍事医学科学院バイオ工程研究所長の陳薇少将をリーダーとするチームが早々に接収。火神山、雷神山といった新型コロナ肺炎用の新設病院のオペレーションも軍が行っている。陳薇少将は解放軍の主席バイオ兵器防御専門家であり、北京五輪のときもバイオ化学テロ対策の指揮をとった人物という。

 米国防次官補代理のチャッド・スブラジアも公聴会で、「解放軍と中央軍事委員会が感染防止工作に非常に積極的で、早期に頻繁に厳粛に介入している」と指摘。つまり解放軍としては当初、バイオテロ対策級の危機感をもって初期対応に動いていた可能性もある。それを見たからこそ、米国も1月29日、武漢から米国人を脱出させた米政府のチャーター機をカリフォルニア州の空軍基地におろし、機内消毒にあたった米CDC(疾病対策センター)の検査官が生物化学兵器対応の防護服を着用していたのだろう。


「生物兵器」説と「実験室から漏洩」の可能性
 ところで、新型コロナウイルスが軍の「生物兵器」ではないか、という“噂”は医学誌「ランセット」(2月19日)に掲載された27人のバイオテクノロジーやウイルス学の専門家の声明で、今のところ否定されている。彼らはこの新型コロナウイルスの変異が人為的なものではなく自然変異によるものだという大量の証拠があるといい、このウイルスがバイオ兵器だという陰謀論が人類とウイルスの戦の足を引っ張るとして、強く非難した。

 一方、この新型コロナウイルスがバイオ兵器かもしれないとしているのは、感染症の専門家ではなく、イリノイ大学法学部教授のフランシス・ボイル(ブッシュ政権時代、国際バイオテロ法などを起草)やダニー・ショーハム(バル・イラン大学タスパーク・サダト戦略研究センターで中国のバイオ兵器戦略を専門に研究)ら、法律学、戦略・地政学、インテリジェンス、安全保障学の専門家たちだ。ちなみに中国国内やロシア方面からは「米国の生物兵器説」も流れている。陰謀論というのは、とある事象が発生した後に生じる情報戦だと考えれば、イスラエルのインテリジェンスや親共和党系メディアが中国生物兵器説を流し、中露から米国の生物兵器説が流れてくるのは、当たり前の展開といえるかもしれない。

 生物兵器かどうかは別として、実験室からヒューマンエラーで漏洩したウイルスの可能性は、いまのところ明確に否定できる根拠はない。

 武漢の疾病コントロールセンターのラボと、何かと注目を集めている国家生物安全実験室の両方で、菊頭蝙蝠(きくがしらこうもり)から分離したコロナウイルスを使ったさまざまな変異の実験を行っていた。それは必ずしも遺伝子組み換えのような人為的変異だけではなく、蝙蝠から鼠、鼠同士といった「自然変異が起きやすい環境」をつくって行うものもあったという。そして、この新型コロナウイルスの起源が菊頭蝙蝠(生息地は雲南、浙江省などで湖北省に自生していない)であることは、中国華南理工大学生物化学工程学院教授の蕭波涛と蕭磊が初期に指摘している。コロナウイルスの実験は、最も危険な病原体を扱えるBSL(バイオセーフティレベル)4ではなく、BSL2の基準で行われていたという説もある。


解放軍が危険視していた新型コロナウイルス
 また米国の医療研究機関、スクリプス研究所の進化生物学者、クリスチャン・アンデルセンは感染者27人分の新型コロナウイルスのゲノム解析によって、この27人の感染したウイルスの同一の起源が10月1日にさかのぼることを突き止めている。

 湖北省に生息していないはずの動物のウイルスから変異した感染源が10月1日以前に存在したとすると、その前に湖北省でどんな事件があったか、なかったかを見直す必要がある。すると、9月18日の武漢の天河国際空港で行われた解放軍による「新型コロナウイルス感染対策演習」の湖北日報の記事が見つかるだろう。

 この演習は、10月18日から10日間、湖北省武漢で「軍事オリンピック」が開催されるにあたって、空港に開設される専用ゲートの警備、チェックを想定した訓練だ。軍事オリンピックは109カ国9308人の軍人が一同に集まり、日ごろの訓練の精度を競技形式で競い合う。競技に必要な軍事物資、ライフルや弾薬などの武器が持ち込まれるので、空港のチェック体制は通常と異なる。このときにさまざまなトラブルが発生することを想定して、その対応を演習形式で行う。たとえば「持ち込まれた荷物から基準値以上の放射能が確認された」「新型コロナウイルスに汚染された荷物が発見された」といったケースを設定して、軍の衛生・防疫部隊が出動し、瞬時に疫学調査、医学調査、臨時検疫区、隔離区設置、感染例確認、病院搬送、衛生処理などのマニュアルを実施する。

 このとき、エボラや炭疽菌といったウイルスではなく「新型コロナウイルス」に対する防疫訓練星としていたことに、なにやら疑いをもつ人たちも少なくないわけだが、まさか本物のコロナウイルスを使って訓練したわけではあるまい。ただSARSのような「新型コロナウイルス」に関する研究が、軍内ではそれだけ重視され、解放軍にとって訓練対象にするくらい危険なウイルスだという認識だったともいえる。起源が10月1日にさかのぼるならば、軍事オリンピック前なので、このイベントに参加した各国軍はちょっと肝を冷やしているかもしれない。

 さて、解放軍内の感染問題がどれほどの深刻さなのかは不明だし、その責任は誰がどうとるのかも想像はつかない。しかし、感染拡大防止の最前線にいて、かつ内部に感染を抱えている軍の動きは注視すべきだろう。

 旧ソ連の崩壊は、政権内部の対立、経済崩壊、公共衛生大災害(チェルノブイリ)、そして軍統治の失敗が同時に起こったことによる。中国では前者の3つがすでに始まっている。解放軍が最後のトリガーとなるかどうか。

筆者:福島 香織
<引用終り>

  1. 疫病
  2. TB(0)
  3. CM(4)

2020-02-28 22:42

〇〇殺すにゃ刃物は要らぬ。雨の三日も降ればいい


 〇〇殺すにゃ刃物は要らん。雨の三日も降ればいい。これは私が子どもの頃から聞いていた(多分)都々逸。私が聞いていたのは、〇〇には土方が入るもの。これが一般的らしい。
だから、
土方殺すにゃ刃物は要らぬ。雨の三日も降ればいい」、こんな都々逸になる。
日雇い労働者の苦労を言ったものだが、いま中国で起こっているのは多分こんな事だと思う。

情報統制で実態がさっぱり分からないシナ大陸。漏れ聞こえてくるのは通りが空っぽで、人がいない、車も走っていない。
ここまで経済が委縮すると、当然ながら飯も食えない人たちが出てくるはずだ。
中国ではこれからこの大変な事態が始まると思う。

どうして私がこんな事を言い出したかと言うと、日本が戦後の高度成長の過程で、このような収入の不安定さが社会不安の原因であり、働く人のやる気を阻害する。それが技術や品質の向上の阻害要因にもなる。こんな事で現在では当たり前の給与制度としての日給月給制。こんなものを実現してきた。
これが世界では実は当たり前ではない。こんなことをタイでの仕事を通じて痛感してきたからだ。
(タイでの給与制度構築にあたっては色々ありましたが、そんな色々はまた別の機会に・・・)


ここで、参考までに日給月給制を一寸解説。
例として、当地では一般的なトヨタカレンダー2020年4月~3月を見てみると、
年間稼働日~244日(1ヵ月平均20.3日) 休日121日
月間最小稼働日~16日 (5月と8月の2回)
月間最多稼働日~23日 (7月)
このように最小稼働日の5月や8月と最多稼働日の7月で実に7日も働く日数が違う。しかしもらう給料は同じことになっている(だから月給制)、しかし休んだらその休んだ日数分だけ給料を差し引かれる(だから日給制)。しかしこの差し引く日給は1ヵ月20.3日の年間平均日数によって計算する。
但し大多数の人は有給休暇が有るので、この休んだら差し引きされるのは極例外的な人ということになっている。
この制度の最大のメリットは毎月の給料が安定。だから住宅とかクルマのローンを持っている人が稼働日の少ない月でも支払いで困る事が無い。これは非常に良い制度だった。
日本の安心して働ける社会の基礎をなす制度だ。
こんな制度の適応されない人に例えば学校の非常勤講師がある。非常勤講師は担当した授業時間に対し支払われるので、夏休みなど、授業が無い時は生活が苦しい。今回の新型肺炎騒動で小中高を来週から休校にすることになったが、多分非常勤講師の人たちは頭を抱えているだろう。3月分の給料が無くなってしまった。どうして食べていけばいいか・・・。

こんなことで、今中国では不安定要因のマグマが静かに溜って爆発のチャンスを待っている。そんな状況だと思う。


丁度いい記事がWSJに有った。

<以下wsjより引用>
https://jp.wsj.com/articles/SB11387729423772654443704586223810843971854
中国の出稼ぎ労働者、都市に戻れず 経済停滞も
経済の迅速な平常化は地方労働者の職場復帰にかかっている
2020 年 2 月 25 日 13:05 JST

 【北京】中国経済が迅速に平常に戻れるかどうかは、チャン・フアさんのような出稼ぎ労働者の究極の選択に大きく左右されることになるだろう。仕事がないまま地元にとどまるか、新型コロナウイルス封じ込めを目的とした14日間の隔離措置をへた上で仕事に復帰するかの二択だ。

 北京でハイヤーの運転手として働くチャンさんは、春節(旧正月)休暇で帰省した数億人の中国人の1人。チャンさんの場合、約190キロ離れた場所に暮らす妻と子供に会うことが目的だった。だが北京市当局は14日、新型コロナウイルス流行阻止に向け、他の地域から戻る市民全員に2週間の隔離期間を義務付けると発表した。

 一家の稼ぎ手であるチャンさんの月収は約6000元(約9万5000円)。毎月、自動車のライセンス費に142ドル(約1万6000円)、北京市の外れにある別の男性と共同で住む部屋の家賃に156ドル支払っている。また1400ドル近いクレジットカードの支払いの期限が来週に迫っている。

 現在は家族と河北省にとどまっているが、貯金が底を尽き始めていることから来週は北京に戻らざるを得ないかもしれない。「家族の生活は私にかかっている」とチャンさんは話す。
・・・以下略・・・


またこんな記事も

<以下wsjより引用>
https://jp.wsj.com/articles/SB10057081603234524024204586228223380025058
新型肺炎長期化で中国売上高が半減も=米企業調査

2020-2-27wsj記事1
デリバリー商品の準備をする武漢市のマクドナルド店員(26日)
2020 年 2 月 27 日 15:09 JST

 在中国の米商工会議所が実施した調査によると、米企業の一部は、新型コロナウイルスの感染拡大が夏まで続けば、中国事業の年間売上高が最大で半減するとの見方を示した。渡航制限や基本的な防護用品が不足する中で、米企業が業務を正常化できずにいる実態が明らかになった。

 調査は2月17~20日に実施。加盟企業169社から回答を得た。

 それによると、中国で事業を展開する米企業の半数近くは、4月末までに通常の業務が再開できない場合、売上高が減少するとの見方を示した。2割は感染拡大が8月末まで続けば、2020年の中国売上高が50%超落ち込むだろうと回答した。

・・・以下略・・・
<引用終り>

2番目の記事にはデリバリーの準備をするマクドナルドの店員らしき人が写っているが、こんな事であの中国人の巨大な胃袋を満足させられるだろうか。
甚だ疑問だと思う。

多分3月の5日~10日頃、このメシが食えん。如何するんだという問題が噴出してくるはずだ。
(中国の会社は給料日が5日とか10日が多い。この辺りで問題が噴出しそうな予感)

明日で逃げる二月が終わる。三月はどんな月になるか・・・?。
  1. 疫病
  2. TB(0)
  3. CM(6)

2020-02-22 19:20

米GM、年内にタイから撤退 中国長城汽車にラヨン工場売却 


 タイにあるGMタイ工場が身売りすることになったと報道されている。
GMはタイ工場では最初オペル・ザフィーラを作ることからスタートした。しかししばらくしたら、何とGM大宇(現GMコリア)のクルマに変えてしまった。この車、ピニンファリナデザインでカッコいい車だったが、いかんせん中身が悪すぎた。コリアの中でもマイナーブランドのクルマ、とても日本車の牙城タイで通用する筈も無かった。

そんなGMタイ工場だが、私のタイでの仕事と同じ工業団地に有り、色々思い出深いものが有る。一寸そんな所を書いてみたい。

最初にこれはnewsclipの報道

 米GM、年内にタイから撤退 中国長城汽車にラヨン工場売却 
2020年2月18日(火) 00時46分(タイ時間)
http://www.newsclip.be/article/2020/02/18/41940.html

【タイ】米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)は16日、タイ東部ラヨン県の工場を中国の自動車メーカー、長城汽車に売却し、年内にタイ国内市場から撤退すると発表した。販売不振で工場の稼働率が低く、事業の続行が困難と判断した。

 タイの自動車市場では日本車のシェアが9割近く(2019年87%)、GMは苦戦が続いていた。

 GMはタイで「シボレー」ブランドの乗用車、ピックアップトラックを製造販売。2019年の販売台数は前年比25.4%減、1万5161台(市場シェア1.5%)だった。

<引用終り>


GMタイ工場はこんな所にある
2020-2-22イースタンシーボード工業団地地図

GMタイ工場
2020-2-22GMタイ工場空中写真
https://www.nna.jp/news/show/2008851

この工場の生産能力は自動車~年産18万台(月産1万5千台)、パワートレイン~年産12万台。
それに対しタイ市場でのシボレー車の販売は2019年の1年間で1万5千台。
(タイ国内専用と考えれば、工場を1ヵ月稼働させれば、販売1年分出来てしまう)

この為この工場は殆どアメリカ輸出用の車両を作っていた。しかし作っている車はシボレー・キャプティバ(GMコリア(旧GM大宇)のクルマ)、シボレー・コロラド(タイいすゞの1トンピックアップD-MAXと同じもの)だった。
要するに「あの国のあの法則」がこんなでっかい工場を吹き飛ばしたということだろう。


私はこのGMタイ工場には結構色んな思い出がある。
例えばこれは2000年8月のグランドオープニングの時の写真。
別にGMが普段象を飼っている訳ではない。開所式に合わせて客寄せパンダならぬ客寄せ象を連れてきたもの。この日はシリントン王女様をお迎えしてグランドオープニングセレモニーを行った。さすがGMと感心したものだった。

2020-2-22GMタイグランドオープニング(2000年8月)

当日もらった記念品、最初の生産車種はオペル・ザフィーラのシボレー版。

2020-2-22GMタイ工場グランドオープニング記念

このザフィーラは良い車でした。
そして私もGMタイでザフィーラのパネルの図面と現物を検討し、ドイツ流のモノ作りのいい勉強をさせてもらったと思っていますが、これはまた別の機会にでも・・・。

結局、GMタイ工場はあの国のあの法則で開所以来20年にして身売り。
諸行無常、諸行無常・・・。

  1. 自動車
  2. TB(0)
  3. CM(8)

2020-02-20 10:20

新型コロナウイルスはラボ由来


 新型肺炎が国内でも問題が大きくなっているが、先日大紀元の報道を引用し、こんなエントリーをした。
武漢肺炎のウイルスには人工的痕跡  2020-02-18 09:40

そして引用したのがこの大紀元の記事
欧州のウイルス専門家、新型コロナウイルスに「消すことのできない人工的痕跡」
2020年02月13日 15時28分

ここでコメント欄で、この大紀元に記事はガセではないかとの指摘をいただいたので、私の考えを書いてみたい。
結論は大紀元の記事は私の見る所ではガセとは思えない。しかし今ネットで大騒ぎしている噂話とは言っていることが違う。そこで論点を整理し。内容を検討したい。

① 大紀元の記事の論点
 前提として、欧州在住の伝染病研究者である董宇紅氏という人の会社はと言うと・・・。
SunRegen Healthcare AG 社長:管和昌,1998年に大学を出て。最近7年前に会社設立。
中国人が欧州で最近作った会社、社長も若いが会社としても若い会社。
 董宇紅氏は直接この病原体を調べたわけではないので、言っていることは他ソースを見た、聞いた話をまとめたもの。ソースは全て誰それの話と言っているので間違いはなさそう。

論点①:新型コロナウイルスは蝙蝠由来の二種類のウイルス(引用者注:SARSとMERSと推定)に似ているが、違うところが多い。大きく異なる部分は遺伝子組み換えに使う「シャトル」の痕跡が残っている。だから人為的にウイルスを改造する実験室から漏れたものと考えられる。但し生物化学兵器ではない。
論点②:このウイルスは全世界に対する脅威だから、アメリカも中国に調査、情報公開を要求している。(しかし情報が公開されていない)、是非とも情報公開すべきである。

この2点に収斂すると思う。これについては誤魔化し様が無いのではないか。
特に重要なのは、生物化学兵器については最初から否定している事である。
他にも歩いている人が突然倒れ死亡している動画が出まわっていたりしているが、これは良く分からないとしか言えない。こんな事もあるが分からないのでそれ以上言及しようがない。これは②の情報公開の問題になると思う。

石平氏によれば、中国軍は1月2日の時点で異常を掴み、2月16日の時点ですべての実験室のウイルス管理強化を指示している、つまり1月2日の時点で武漢の実験室から漏れたことを把握しているとの事。(2月17日付虎ノ門ニュース、29分頃から)


しかし噂では、例えば高須先生の息子さんがこんな事を言っている。これが大紀元のニュースがガセの理由になっていたりする。

新型コロナウィルスは中国の生物化学兵器という噂は本当ですか
https://www.youtube.com/watch?v=RAUHeUhfnV0
高須幹弥高須クリニック

高須幹弥医師は流石専門家で、言葉を選びながら誤解の無いように話している。が言っていることはただ一つ、「新型コロナウイルスは生物化学兵器ではない」、これだけだ。
そして新型コロナウイルスは蝙蝠由来などが考えられるが、詳細は言及していない。ラボ由来と言う話は多分情報不足で言及出来なかったと思われる。
これは勿論正しいであろう。

しかし大紀元で董宇紅氏の言っていることは、新型コロナウイルスは「人為的にウイルスを改造する実験室から漏れたもの」、そして生物化学兵器ではない。これだけである。

結論は大紀元の記事と高須医師の言っていることは矛盾した話ではないということだ。


しかしネットではとんでもない話が飛び交っているのも事実。
これもコメント欄で指摘があったのだが、こんなニュース。

新型ウイルス 全米各地に検査キット配付へ 確認迅速化へ
2020年2月6日 8時23分

これはNHKの報道だが、この記事の中に「CDCは、これまでに217人から採取された検体を検査し、このうち11人が新型のコロナウイルスに感染していることを確認」と言う文言が有るのをとらえ、アメリカでも大流行しているという人もあります。

それについてはアメリカの状況をCDCのページで確認してみてください。
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/cases-in-us.html
Coronavirus Disease 2019 (COVID-19) in the U.S.
Updated February 19, 2020
Persons Under Investigation (PUI) in the United States
Positive 15
Negative 412
Pending§ 52
Total 479
ここでの調査した人数は19日現在、陽性~15、陰性~412、保留~52、合計~479
こんな風ですね。

ネットの情報は玉石混淆、真贋を見極める目が必要です。

最後に、この新型コロナウイルス、ラボ由来としても如何してそんなオバケを実験室で作っていたのか。とんでもないオバケ研究していたものが未完成で漏れたのか、こんな疑問は残る。
これは中国が公開しない限り出てこないだろうが、人類の危機に対する中国の説明責任だろう。


*2/2016:45 追記します
藤井厳喜さんはこんな事を言っています。研究所からの流出だと。





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2020-02-18 09:40

武漢肺炎のウイルスには人工的痕跡


 中国初の新型肺炎でストップしていたトヨタなどの工場が昨17日から稼働が再開された。しかし稼働は限定的で、問題が解決したわけではない。

これは日経の報道
トヨタ、中国の一部工場再開 VWは一部24日に延期  2020/2/17 12:01 
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55712010X10C20A2EA1000/


そしてこの新型肺炎、原因のウイルスは「人工的に作られたもの」との見解がウイルス研究者によって示された。

これは大紀元の報道
欧州のウイルス専門家、新型コロナウイルスに「消すことのできない人工的痕跡」
2020年02月13日 15時28分
https://www.epochtimes.jp/p/2020/02/51700.html
(本文後半にこの記事全文が引用してあります)

これを読んでみると、この新型肺炎が震源地の武漢がいきなり都市封鎖という荒業に出た理由が良く分かる。人口1000万の武漢を封鎖してしまう。さすが中国である。この都市を見捨てたといってもいいやり方だ。

しかし事態は武漢だけではない。他のいくつかの都市も封鎖しているが、もっと凄いのは広州市、深圳市では個人資産を収用できるように法律を変えた。つまり完全な戦時体制、軍が全てを支配するということのようだ。


広州市と深セン市、個人資産収用を緊急立法「実質上、軍の管理下に置かれる」
2020年02月13日 21時33分
https://www.epochtimes.jp/p/2020/02/51718.html

湖北省2地区、戦時管理を実施「外出禁止」生活用品は政府が配達
2020年02月14日 12時03分
https://www.epochtimes.jp/p/2020/02/51755.html

そして中国はこの新型肺炎に関してアメリカの支援を拒否している。
これは単に面子の為と言うより、ウイルスが人工的に作られたもので、それが何らかの理由で漏れた。こんな不都合な事実がバレるのが困る。こんな事だと思う。
2020年2月3日 / 07:55 / 14日前
米大統領、新型肺炎対策に自信 中国は支援提案に回答せず
https://jp.reuters.com/article/china-health-usa-idJPKBN1ZW0UP

ここで支援しようとしている「疾病対策センター(CDC)」、WHOと並んで世界トップの研究レベルの組織だ。しかしこんな所が調査に入れば、中国にとて都合の悪いことも全部ばれる。特に人工的なものと言う部分は絶対明らかにしたくない所。それ故支援拒否ということになったのだが、現在の感染拡大は恐らくそれを許さぬレベルだと思う。


それで、冒頭紹介した大紀元の報道を全文引用したいともいます。
長文で、おまけにウイルス関係の難しい言葉が出てきますが、現実を理解するため少々我慢を。

それでは大紀元の報道です。

<以下引用>
https://www.epochtimes.jp/p/2020/02/51700.html

欧州のウイルス専門家、新型コロナウイルスに「消すことのできない人工的痕跡」
2020年02月13日 15時28分

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欧州在住の伝染病研究者である董宇紅氏はこのほど、新唐人テレビの番組に出演し、新型コロナウイルスについて「人工的に作られた可能性が大きい」と指摘した(新唐人テレビより)


中国で猛威を振るう新型コロナウイルスについて、一部の海外の専門家は、同ウイルスが実験室で人工的に合成されたと指摘した。米ホワイトハウスはこのほど、アメリカの科学者に対して、ウイルスの発生源について調査するよう求めた。

欧州在住の中国出身ウイルス学者・董宇紅氏は2月9日、新唐人テレビの「熱点互動」番組に出演し、新型コロナウイルスが人工的な産物だとの見方を示した。

董宇紅氏は、中国の北京大学医学部を卒業、伝染病学博士を取得したのち、北京大学附属第一医院で勤務していた。現在、スイスのバイオテクノロジー会社、SunRegen Healthcare AGで首席科学官を務めている。

以下は、番組インタビューの内容である。

司会者:新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大につれ、医学界はこのウイルスの発生源について関心を寄せています。最近、複数の医学研究者がこのウイルスの構造と特性について研究を行い、このウイルスには人工的に作られた痕跡があると指摘しました。欧州に住むウイルス専門家の董宇紅さんは先日、大紀元に寄稿し、新型コロナウイルスについて自らの見解を示しました。

董さん:視聴者の皆さんこんにちは。

司会者:董さん、こんにちは。董さんは先日、大紀元に寄稿されました。この寄稿の中で、董さんは、一部の医学研究報告を分析した結果、新型コロナウイルス(2019-nCoV)について、今まで見たことのない特徴があると述べました。つまり、このウイルスは自然発生の可能性が非常に低いということです。言い換えれば、人によって作られたと言えます。なぜこのような結論にたどり着いたのでしょうか?

董さん:私の専門は伝染病研究です。80代の両親と他の親戚、兄弟は皆、都市封鎖措置が実施された湖北省黄岡市と武漢市に住んでいます。今、家族や親戚は非常に不安になっています。家族の話を聞いて、私は事態の重大さに気づきました。実に、2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)がまん延していた際、私は北京にいました。あの時、私は体調が悪くて、北京市内の病院で1、2カ月間入院していました。その時の北京市内も、市民はかなり不安でしたが、しかし今の新型肺炎は、比べものになりません。それに、当時、感染拡大の影響で外出に少々不便はありましたが、都市封鎖の措置はなかったのです。アメリカの研究者、エリック・ファイグルーディン(Eric Feigl-Ding)博士は新型肺炎について、「熱核反応のような」大流行だと警告しました。

多くの医学研究報告が、新型コロナウイルスにこれまで見られなかった特徴があると指摘しました。

イギリスの医学誌「ランセット(The Lancet)」に最近掲載された報告書では、41人の感染者を臨床研究しました。このうちの3分の1の患者が集中治療室(ICU)での治療を受けなければならなかったのです。半分の患者に呼吸困難の症状が見られました。さらに、致死率が15%に達したと報告されました。医師として、私はこの感染拡大は尋常ではないと直感しました。

それに親、他の親族や友人、中国のすべての国民は今、非常に不安になっています。これを見て、私はこのウイルスがどういうものかと考え、「ランセット」「サイエンス」「ネイチャー」など国際医学誌で発表された研究資料を調べ始めました。これは、感染防止の最前線にいる中国の医師や科学者による研究資料です。なかに、中国疾病予防管理センターや国家生物安全重点実験室、武漢市金銀潭医院の専門家や医師がいるので、信ぴょう性が高いと思います。

新型コロナウイルスのゲノム配列情報は、すでに国際的な遺伝子データベースに送られたので、海外の専門家は非常に注目しています。各国の研究者はこのゲノム配列の情報を基に、それぞれ研究を行っています。私は、客観的公平性を重視しているので、公式に発表された論文しか読まないようにしています。それで、おおよそ10数本の論文を読みました。ここで今まで得た知見を皆さんに紹介したいと思います。

司会者:はい、お願いします。

董さん:科学者が新しいウイルスを発見した時、一般的にまず、ウイルスのゲノム配列を調べるのです。つまり、この新しいウイルスは他のウイルスと比較して、配列にどのような違いがあるのかを調べるのです。この配列とすでに知られているウイルスのゲノム配列の類似性から、ウイルスの種類を分類していきます。

1つ目は、多くの研究論文は、この新型コロナウイルス(2019-nCoV)をコロナウイルスに分類しました。しかし、新型コロナウイルスは、コロナウイルスの中で「非常に新しいメンバー」だと言えます。新型コロナウイルスは、2種類のコウモリ由来のコロナウイルスと非常に似ていますが、それでもそのゲノム配列の類似性は高くないのです。

これを見て最初に、私は、新型コロナウイルスのタンパク質をさらに調べる必要があると思いました。なぜなら、ゲノムはタンパク質が(生体の)機能を決めるからです。

2つ目は、皆さんが知っているように、ウイルスと言うのは寄生体で、宿主の細胞に寄生してはじめて生きられます。では、新型コロナウイルスの場合、どのようにして宿主の細胞に入ったのでしょうか。これは、受容体と呼ばれるヒトの細胞のタンパク質がこのウイルスの表面にあるタンパク質と結合しなければならないということになります。新型コロナウイルスの表面にあるタンパク質が「鍵」であるなら、ヒトの細胞の表面にある受容体は「錠」です。受容体がウイルスのタンパク質と結合した後、受容体を持つ細胞には食作用(phagocytosis)が起きます。つまり、細胞が細胞外にある物質を取り込むエンドサイトーシス(endocytosis)が発生するのです。これによって、ウイルスが宿主の細胞に侵入するのに成功したと言えます。ここから、ウイルスは宿主の細胞の構造とタンパク質や酵素を利用して、自身の生命活動と増殖を始めるのです。だから、ウイルスは非常に狡猾な微生物だと言えます。細胞内に入り込んだ後増殖するというこのウイルスの特徴から、抗ウイルス剤による薬物治療が難しくなっており、ワクチンの開発も困難です。

コロナウイルスには共通点があります。この種のウイルスは特有のスパイク・タンパク質(Spike Protein)を持っています。専門家は、このスパイク・タンパク質が人の細胞の内部に侵入するコロナウイルスの表面にあるタンパク質であると認識しています。このスパイク・タンパク質は、宿主に感染する際に親和性を大きく発揮しているだけではなく、毒性も発揮しています。

スパイク・タンパク質について、多くの論文はある共通の現象に言及しています。このスパイク・タンパク質のゲノム断片は、新型コロナウイルスの他のタンパク質、つまり、スパイク・タンパク質ではないタンパク質のゲノム断片と大きく異なり、それぞれのゲノム配列も違っています。仮に、新型コロナウイルスのその他のタンパク質が同種類のコロナウイルスと、80~90%似ているとします。しかし、新型コロナウイルスのスパイク・タンパク質と同種類のコロナウイルスのスパイク・タンパク質の類似性は70%しかないです。この差は歴然です。

なぜこのように大きく異なっているのでしょうか? 専門家は、新型コロナウイルスのスパイク・タンパク質の中間配列について困惑しています。この中間配列の源を見つけることができていないのです。多くの研究者は、このウイルスのゲノム配列を解析していますが、しかし、そのうちの数千の塩基対(base pair、略してbp)はすべてのウイルスデータベースに照合しても、見つけることができませんでした。だから、専門家はみな驚いています。

3つ目、新型コロナウイルスのスパイク・タンパク質のタンパク質構造にも、異なる点があります。ご存知のように、タンパク質は三次構造となっています。一部のゲノム配列はタンパク質の表面に現れます。これが、他の受容体と結合する際大きな役割を果たすのです。

ある2本の論文は、新型コロナウイルスのスパイク・タンパク質にある4つの重要なアミノ酸残基が人為的に替えられたと指摘しました。4つのアミノ酸残基が替えられたにもかかわらず、スパイク・タンパク質と受容体の結合性に変化がないのです。1本の論文は、中国科学院パスツール研究所の専門家、崔傑氏が書いたものです。もう1本の論文は、インド工科大学のプラダン(Pradhan)教授らが執筆したものです。インドの研究チームは、新型コロナウイルスのタンパク質はHIVウイルスと酷似していると指摘しました。中国の研究チームは、新型コロナウイルスがACE2(血管機能に関わるアンジオテンシン変換酵素2)細胞受容体に結合して感染するとの見方を示しました。

遺伝子の突然変異について、特にウイルスの遺伝子突然変異は一般的に、自然突然変異と言います。これは無作為で、いかなる機能性や目的性を持たないので、遺伝的浮動(genetic drift)と言い、ウイルスの自然的な再集合とも言います。しかし、新型コロナウイルスについて、われわれはこのウイルスが、受容体タンパク質の働きを保ちながら、正確に「異変」していることに驚いています。

このウイルスはなぜ、その働きを保ちながら、正確に異変したのでしょうか。自然界では、このような現象はありますが、しかしウイルス研究者として、このような現象を目にする確率は非常に低いのです。だから、その2本の論文は、新型コロナウイルスが人為的に合成されたものだという仮説を唱えたのです。


新型コロナウイルスにpShuttle挿入の痕跡
  
司会者:董さんは大紀元に寄稿された後、米国の科学者、ジェームス・ライオンズ・ウェイラー(James Lyons-Weiler)博士と意見を交換したと聞きました。ライオンズ・ウェイラーさんは、別の角度から新型コロナウイルスを研究して、同じような結論にたどり着きました。

董さん:このアメリカの科学者は生物遺伝学の専門家です。彼はエボラウイルス(Ebola)について研究してきました。中国で新型コロナウイルスの感染が拡大してから、ウェイラー博士は新型コロナウイルスに注目し、ウイルスのデータベースを通じて、新型コロナウイルスのゲノム配列を調べていました。彼は自分のブログで研究結果を掲載しています。

新型コロナウイルスを調べている私がウェイラー博士のブログを読んだ後、彼に連絡しました。ウェイラー博士もまず、新型コロナウイルスのスパイク・タンパク質が、このウイルスのほかのタンパク質のゲノム配列と大きく相違していると指摘しました。

彼はこのように言いました。「なぜこのウイルス(2019-nCoV)の多くの遺伝子の中で、このタンパク質だけが配列が全く異なっているのでしょうか。これは全く筋道が通らないことです。他の場所から由来したとしか考えられません」

ジェームス博士の専門は進化生物学だから、この現象に違和感を感じたのでしょう。彼は最初、中国の科学者が発表した新型コロナウイルスのゲノム配列の論文に注目しました。この論文は、新型コロナウイルスのスパイク・タンパク質のゲノム配列にマッチするゲノム配列がないと気づき、仮説として、ヘビ由来のコロナウイルスのゲノム配列と関連性があると主張しました。しかし、その後この仮説は覆されました。

ジェームス博士はその後、分子生物学のゲノム解析方法で、新型コロナウイルスのあの不自然なシークエンスを、非ウイルス由来のシークエンスと比較しました。この結果、博士は、SARSウイルスの再集合に必要なpShuttle-SNと呼ばれる特異の遺伝子配列に非常に近いと気づきました。Shuttle bus、シャトルバスをよく聞きますね。Shuttleは、定期往復便という意味です。遺伝子の研究では、Shuttleというのはある種を別の種に運ぶことを指します。遺伝子を運ぶ道具だと言えましょう。このpShuttle-SNを開発した実験室は、中国のSARS遺伝子ワクチンタンパク質を生成した実験室であります。

ジェームス博士は、新型コロナウイルスが人為的に作られた生物兵器だとは思っていませんが、しかし実験室で行われた遺伝子組み換えによって、非常に危険なウイルスが合成されたとの見方をしています。研究員があるウイルスの一部の配列を別のウイルスの一部の配列に組み込んだことで、人工的な遺伝子組み換えウイルスを作り出したのです。このような人工的な遺伝子組み換えウイルスは、予想もしなかった毒性を持つようになるかもしれません。

司会者:一部の専門家は、新型コロナウイルスにpShuttleを挿入した痕跡がはっきりしていて、指紋を残したかのようだと指摘しました。

董さん:そうですね。このpShuttleはウイルスに見られますが、生物には存在しないのです。この配列は、一般的に遺伝子組み換えを行うときに使われます。これは人の指紋のようです。人の指紋がそれぞれ異なっているのと同じように、生物の遺伝子の一部の配列も特徴的です。特徴的な配列はそれぞれ違うのです。だから、(pShuttleを挿入したことは)まるで「絶対に消すことができない人工的な痕跡」を残したということになります。

司会者:ジェームス博士の結論は?

董さん:ジェームス博士は、この新型コロナウイルスについて、90~95%の確率で「ラボ・イベント(lab event)」によって引き起こされたとの結論を付けました。ラボ・イベントは、人為的にウイルスを改造する実験室を指します。


米政府が調査を要求

司会者:アメリカ政府の科学技術政策局(OSTP)は最近、科学者や医療研究者宛てに公開書簡を送って、新型コロナウイルスの源を迅速に解明するよう求めました。

董さん:中国で新型肺炎の感染拡大は深刻で、突如に現れた災いと言えます。このウイルスの生物学的特徴、感染ルート、遺伝子断片、毒性の強さなどはまだわかっていません。さらに、このウイルスによる動物実験や臨床研究においても、データが混在していて不明な部分が多いです。

世界を巻き込む重大な公衆衛生事件として、中国だけではなく、全世界に脅威を与えています。アメリカには、世界トップレベルのウイルスや伝染病の研究者がいます。アメリカ政府は、新型肺炎の感染拡大を阻止するために、中国や国際社会に協力する義務があると思います。

もちろん、アメリカだけでなく、他の国も医師や研究者チームを中国に派遣すべきだと考えます。なぜなら、中国に降りかかった災いは全世界の人々の災難であり、中国の問題は全世界の人々の問題でもあると思います。

司会者:董さんがおっしゃったように、新型コロナウイルスが人為的に作られた、あるいは実験室のミスによって合成されたものだとすれば、誰がこの責任を負うべきだと思いますか?

董さん:バイオテクノロジーにおいて、現在、遺伝子操作や遺伝子組み換えの技術があります。過去数十年来、科学者たちは、さまざまな遺伝子組み替え技術を通じて、ウイルスを改造したり、ウイルスを再集合させたりしてきました。この技術によって新しいウイルス、新しいワクチンが生まれました。また、この技術で治療のために、有益なタンパク質を人体に組み込みました。

しかし、物事は弁証的に見なければなりません。物事にプラスの面があれば、マイナスの面もあります。たとえば、私が読んだ一部の論文は、遺伝子操作技術によって作られたキメラウイルスについて研究しています。研究者は、野生由来のウイルスにある毒性の高いタンパク質を、すでに知られたウイルスの中に結合させてから、その後遺伝子組み換えによって生じたタンパク質や、この新ウイルスの毒性を調べています。この技術は分子生物学の研究のためにあります。しかし、新しく作られたウイルスの毒性はもっと強い可能性があります。人類に潜在的な脅威を与えることになります。

アメリカの分子生物学者のリチャード・エブライト(Richard Ebright)博士は2015年、「ネイチャー」誌に論文を発表しました。エブライト博士はウイルスの遺伝子組み換えによって新しいウイルスを生成したことは、「実験室で新しい非自然のリスクを作り出した」と警告しました。先ほど話したジェームス博士は、新型コロナウイルスはSARSワクチンの研究と関係があるという仮説を唱えています。

なぜなら、SARSワクチンも遺伝子組み換え技術によって作り出されたからです。新型コロナウイルスが実験室で人為的に合成されたとすれば、その動機とやり方はともかく、実験室は、毒性を持つウイルスが外部に漏れないように責任を持って扱うべきだと思います。

私は科学の発展が重要だと考えています。しかし、これは人類にとって有益で、人類の基本的な道徳観に基づくものであるべきだと思います。道徳観を無視して科学を発展させるのは、必ず大きな危機を招くことになります。人類は、科学技術の過剰な発展によって壊滅される危険性にされされています。


なぜ街で市民が突然倒れるのか

司会者:一部のネットユーザーは、中国の街で、あるいはスーパーなどで、市民がバタッと倒れる様子の写った動画を投稿しています。このことについて、どう思いますか。

董さん:私もこのような動画をたくさん見ました。本当に恐ろしいです。今までの医療活動で、あるいは(中国で)SARSがまん延した当時もこの現象を見たことがないです。動画では、市民は買い物袋やトランクを持っていて、突然、倒れました。しかも、倒れた後、びくともしないです。

これは、苦痛やけいれんが見られないので、心臓や肺の機能が停止したと見受けられます。一般的に心肺停止状態になると、人が死亡したと判断しても良いです。しかし、検視報告書を読まなければ、この現象について結論を付けることはできません。

このような突然死に関して、まず中国の衛生当局が数十件の検視報告を提供しなければならないです。その次に、心肺停止になった原因を調べなければならないと思います。

新型コロナウイルスに感染した患者の半分以上に呼吸困難が報告されました。そのうちの12%の患者に急性の心臓損傷がみられました。さらに、60%以上の患者には急性リンパ球減少が起きました。これは、血液に流れたサイトカインというタンパク質と関係します。サイトカインは砲弾のように、各臓器の細胞を攻撃し、多臓器の機能障害や多臓器不全を引き起こします。あの突然死の映像を見ると心が痛みます。今までこのような現象を見たことがなかったです。今後これについての研究報告を期待します。


新型コロナウイルス新たな現象

司会者:現在、新型コロナウイルスに関する研究の発見が多くなっています。一部では、このウイルスが変異し続けています。報道では、マスクを着けない場合、数十秒の接触でこのウイルスに感染するとか、無症状感染、母子感染などがあります。中国当局も、エアロゾル感染の可能性も示しました。

董さん:ウイルスの人体への危害を判断する上で2つの基準があります。1つ目は伝播性、あるいは感染力です。人々の間で感染が広まる速度とその能力です。2つ目はウイルスの毒性です。先の質問は、新型コロナウイルスの感染力に関する話です。

中国当局の発表では、このウイルスには2つの感染ルートがあります。1つ目は、SARSと同じように、咳やくしゃみなどによる飛沫感染です。2つ目は、接触感染です。しかし、最も恐ろしいのは無接触感染、またはエアロゾル感染という感染経路があります。中国当局は、エアロゾル感染は新型コロナウイルスを含んだ飛沫が空気中で微粒子となって、空気の流れとともにさらに遠く飛ばされ、これを吸い込むと感染すると説明しました。つまり、新型ウイルスは遠距離伝播ができるということです。このエアロゾル感染は新型コロナウイルスの伝播能力を反映していると思います。

司会者:遠距離伝播はどのくらいの距離ですか?

董さん:私が今まで見た伝染病ウイルスの症例の中に、このような遠距離伝播ができるエアロゾル感染がないです。なので、正確には言えないです。しかし、近距離伝播の5~10メートルまでより遠くなることは間違いないです。武漢市政府はなぜ、厳戒令を発動するのではなく、都市封鎖措置を実施したのかを考えると、やはり中国当局は新型コロナウイルスの感染力の速さと広さに気づいたからだと思います。当局が、数十メートル、あるいは数百メートル、さらに遠い距離でも他の人にこのウイルスを感染させてしまうことがわかったと推測します。

新型コロナウイルスのもう一つの特徴は、ヒトからヒトへの強い感染力です。このウイルスの潜伏期間に、他の人に感染する可能性があるのです。一般的なウイルス性伝染病の場合、症状が現れてから、初めて他の人に感染するのです。なぜなら、症状が出た時、体内にあるウイルスの毒性がピークになっているから、人にうつすことが可能です。

しかし、新型コロナウイルスは潜伏期間内に他人にうつしています。公共施設にいる市民のなかに、誰がこのウイルスの感染者かを知る余地もないでしょう。だから、感染拡大防止に大きな困難をもたらしました。すべての人にウイルス検査を行うのは不可能だからです。

新型コロナウイルスの致死率の高さにも注目しなければならないです。SARSが発生した当時は、致死率が9.3%でした。最近、医学誌「ランセット」で発表された論文は41人の感染者について調査を行い、致死率が15%だという見方を示しました。

したがって、新型コロナウイルスの毒性が非常に強いとわかるのです。毒性は、ウイルスのタンパク質の機能と特性によって決められます。これが、私がなぜ新型コロナウイルスのゲノム配列をさらに研究する必要性を訴えるかの理由です。スパイク・タンパク質はこのウイルスの感染力を決めるのです。スパイク・タンパク質によってこのウイルスが人体の細胞に侵入するのです。だから、どのようなタンパク質がこのウイルスの毒性を生じさせたのか、どのように受容体、あるいは細胞に結合するのかなど、このような研究にさらに取り組む必要があります。


中国当局に「情報の透明性を」

司会者:医師として、中国当局の対応をどのように見ていますか?

董さん:中国は今、今まで見たことのない危機と災難に直面しています。中国当局は最大限に情報やデータを公開する必要があります。当局は、現在把握している症例、研究結果を公にするべきです。これができて、はじめて各国の専門家や医師が中国当局に支援の手を差し伸べることができます。

新型コロナウイルスの由来、毒性の特徴、感染力、人体の臓器組織への危害を明らかにして、われわれ研究者ははじめて感染防止の方法を見出すことができます。

同時に、中国側は国際社会の支援を受け入れるべきだと思います。感染者が毎日急増しています。だから、これは極めて困難な防疫任務で、全世界の科学者と医師、政府関係者が一丸となって共に解決していく必要があります。新型肺炎のまん延は人命にかかわる重大なことです。中国で起きた今回の災難は、重大な人道的な災難だと言えます。われわれは、すべての資料を公開するよう中国当局に呼び掛けています。

司会者:ありがとうございました。
(翻訳編集・張哲)

<引用終り>

現場で直接関係した専門家の話ではないので、この話には検証が必要だと思うが、今の所他には適当な情報が無い。しかしあまりにも衝撃的な話なので、専門家と言えども簡単には話せない内容だと思う。
恐らくこの話はほぼ真実に近いと見て対応策を考える必要があるだろう。


  1. 疫病
  2. TB(0)
  3. CM(12)

2020-02-12 15:15

日本の5eyes参加は本物らしい


 武漢肺炎は日を追うごとに増加の一途。中国では武漢だけでなく多数の主要都市が閉鎖されている。この影響は甚大で、恐らく中国の崩壊につながる事態ではないかと見ている。
がしかし、今回はこの話とは別に、以前から噂のあった日本がファイブアイズの仲間に入ったらしいということについて書いてみます。


最初にファイブアイズはめったに聞かない言葉だが、米国中心の情報同盟体の名前(通称)で、「ファイブアイズ」(5eyes)=米国、英国、カナダ、豪州、ニュージーランドの五カ国のみ、正式名称は私も知りません(笑)。アメリカの本音の同盟国はこの5カ国で、ここで国家安全保障に関しての情報を交換している組織。
組織の性格上、内容が報道されることは殆ど無い。特にこの中に独仏も入っていないことに注意。


では最初に宮崎正弘さんの1月31日付のメルマガにこんな記事が有った。

<以下引用>
宮崎正弘さんのメルマガは現在メール配信のみの為、和栗のトルタさんのブログより引用
2020年01月31日 11時32分24秒 
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和弐年(2020)1月31日(金曜日)弐  通巻6353号  

 日本は事実上「シックス・アイズ」と認められたらしいゾ
英米豪加NZの「ファイブ・アイズ」に准メンバーとして仲間入り?

・・・前段略・・・
 さて「ファイブ・アイズ」とは、米国CIA、英国のMI6など西側の情報機関が、同盟国で、大英連邦メンバーのカナダ、オーストラリア、ニュージーランドと国家安全保障に関しての情報、データを交換しているシステムを意味する。
とくに米国がファーウェイ(華為技術)排斥に踏み切り、中国との技術戦争を本格化させて以来、集中的な、多岐な情報活動が日本にも求められている。

 米国政府筋の観測として、このファイブ・アイズに、日本、仏蘭西、そして韓国(引用者注:これは有りえない)を加える流れがあると『サウスチャイナ・モーニングポスト』が報道した(2020年1月30日)。
とくに米国は日本が中国の軍事動向と北朝鮮の動きに敏感であり、中国機へのスクランブル発進やレーダーによる偵察と警告、ミサイル発射関知情報にもすぐれた能力があると評価し、事実上「六番目」のファイブ・アイズの仲間、すなわち「シックス・アイズ」の仲間入りをしたかのように扱っているという。
・・・以下略・・・
<引用終り>

宮崎正弘さんはサウスチャイナモーニングポストの記事を引用しているが、この話は以前からチラチラ出ていた。
その代表的な事例がこれ。これは韓国の中央日報記事だが、元記事は読売新聞。

韓国らしく、日本だけがこんな事に・・・、ウリは悔しいニダ・・・(笑)。

<以下引用>
韓国は派遣できない「米国防大サイバー指揮官課程」…日本が自衛官派遣へ
中央日報日本語版2019.10.07 10:58
日本政府が来年度の米国防大学サイバー戦争指揮官養成課程に自衛隊将校1人を派遣する計画だと、読売新聞が7日報じた。米国は同盟国とも最先端サイバー戦争実行能力は制限的に共有するほど極秘を維持している。この課程に米国中心の情報同盟体「ファイブアイズ」(5eyes=米国、英国、カナダ、豪州、ニュージーランド)以外の国が参加するのは日本が初めて

同紙によると、大佐級将校が派遣される予定だ。教育修了後には自衛隊新設組織「サイバー防衛隊」の指揮官として起用する方針という。自衛隊は2023年までにサイバー攻撃への対応体制を拡充する計画だ。

日本政府は北朝鮮、中国、ロシアなどからのサイバー攻撃が増えている現実に対応するため、サイバー戦争実行能力を急速に高めている。このため特に米国と宇宙・サイバー安全保障協力を強化している。

同紙は「日本防衛省はその間、世界的なセキュリティー分野研究機関の米カーネギーメロン大に少佐級自衛官を派遣してきた」とし「民間大学であるため習得できる技術や能力に限界があり(米当局の許可を受けて)国防大に派遣することになった」と伝えた。

一方、防衛省は沖縄県宮古島への陸上自衛隊警備・ミサイル部隊の配置に先立ち、弾薬庫など関連施設の建設に7日にも着手すると、産経新聞が同日報じた。中国の侵攻などに対応する戦力として今年3月に部隊の新設が決定した。
<引用終り>

こんな事で、日本がファイブアイズのメンバーになったと理解してもいいだろう。勿論今は「昔風に言えば足入れ婚の足入れ状態」、実績をあげないと正式入会とは認められないかもしれないが。


このファイブアイズに関連がありそうなのが2年半前のこと。当時イギリス首相はメイさんだったが、メイ首相は安倍首相に会うためだけに来日した。そして日本の海上自衛隊の護衛艦いずもを視察した。
以下はその報道。

<以下引用>
メイ英首相、護衛艦「いずも」視察 小野寺五典防衛相、英国生まれ“先代”出雲のエピソード披露
2017.8.31 12:57

 来日中の英国のメイ首相は31日午前、海上自衛隊横須賀基地(神奈川県)で海自最大のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」を視察した。小野寺五典防衛相が同行した。日英の安全保障協力の深化を内外にアピールする狙いだ。

 艦上で小野寺氏はメイ氏に、“先代”の大日本帝国海軍巡洋艦「出雲」が英国製で、日露戦争にも参加した歴史を紹介。「日露戦争はそのおかげで勝つことができた第一次世界大戦では(地中海に派遣され)英国を助け、さまざまな船をエスコートした。ちょうど百年前だ」と語りかけた。

 メイ氏は「両国は長きにわたり協力してきた。私たちが防衛分野のパートナーシップを強めていることは、この訪問で示されている」と応じた。

 このほかメイ氏は、今年6月に米領グアムで機雷掃海の共同訓練を行った日英両国のダイバーと懇談。英国から伝わり、海自の伝統となったカレーライスの調理風景も見学した。
<引用終り>

ここで特に注意すべきは、日露戦争でロシアに勝つことができた理由の一つが日英同盟の存在。だから日本がイギリスと近づくのをプーチンさんは苦虫を噛み潰してみている事だろう。


もう一つ、このメイ首相来日に関して、産経の元ロンドン支局長の岡部さんがこんなことを書いている。

<以下引用>
英国が「日英同盟」復活を急ぐ理由
2019年10月16日 公開

・・・前段略・・・
・・・・・・、EUから抜けた後、英国はどうするつもりなのか。

参考になるのが、メイ前首相が2016年6月の国民投票から4カ月後、同年10月の保守党大会で掲げた「グローバル・ブリテン」構想である。EU離脱後の新たな経済、外交、軍事的な戦略として、インド洋から太平洋へと進出する構想で、EU離脱によって低下すると予想される英国の国力を維持するための方策でもある。そのパートナーとして英国がとくに期待するのが、日本である。
・・・中略・・・

17年8月30日、アジア諸国へ歴訪するのではなく、安倍晋三首相と会談する目的だけで日本を訪問したメイ前首相は、日本を「アジアの最大のパートナーで、like - minded(同士)の国」と評した。

英国人が「like - minded の国」という表現を使うのは、オーストラリアやニュージーランド、カナダなど、英連邦の中でも英国と関係が深い「兄弟国」に対してだけだ。メイ前首相が日本を「like - minded の国」と呼んだことは異例だった。

その言葉通り、両首脳は「安全保障協力に関する日英共同宣言」を発表し、日本と英国の安全保障協力を新段階に押し上げ、日英関係をパートナーの段階から「同盟」の関係に発展させることを宣言した。

さらに、メイ前首相は「日本の国際協調主義に基づく『積極的平和主義』の政策と英国の『グローバルな英国』というビジョンに基づいて」、英国がグローバルパワーとして日本との同盟関係を活用し、インド太平洋地域の安定に関与していく方針を明確にした。

日英が互いを「同盟国」と公式に呼び合ったのは、1923年に日英同盟が破棄されて以来、初めてのことだった

すでに英政府は、2015年の国家安全保障戦略で、戦後初めて日本を「同盟」と明記した。日英関係を「同盟」という言葉を使って表現し始めたのは、英国側が先である。

つまり日本側ではなく、英国主導で「日英同盟」が復活されたことを明記したい。

国民投票直後の16年8月に上梓した拙著『イギリス解体、EU崩落、ロシア台頭』(PHP新書)で、筆者は日英関係を発展させ、「日英同盟」の復活を目指せと主張した。その後、この21世紀に新たな日英同盟へと進化させる時代が来ていることは喜ばしい。
<引用終り>


ここで日英同盟が出てくる。今から100年近く前だが1923年に日英同盟をイギリスが破棄。これは当時台頭してくる日本に敵愾心をむき出しにしていたのがウイルソン大統領のアメリカ。そのアメリカがイギリスに圧力をかけて日英同盟を破棄させたのだった。ここからアメリカの日本敵視政策が始まり、日米開戦に繋がった。

冒頭取り上げた5eyesへの参加、これは新しい形での日英同盟の始まりであり、日米英で地球を取り囲む大三角同盟が出来たということだと思う。

これに苦虫を噛み潰しているのが、プーチン・メルケル・習近平、何か凄い事が起ころうとしているようです。

  1. 政治
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2020-02-06 19:47

民主党は日米とも異なる意見が嫌い


 アメリカのトランプ大統領の一般教書演説、この直後下院議長のペロシが演説原稿コピーを破っているところが目撃された。
民主党と言うのは、日米とも異なる意見は聞こうともせず、排他的で攻撃的な性質を持つらしい。
つまり民主党と言うのは日米とも民主主義が嫌いな政党ということのようだ。

しかしこんな事が全米に映像で流れる。アメリカ民主党の没落を象徴する事件として後世記憶されることになった。
まあ奴らの正体が分かっただけよかったということか・・・。


<以下BBCの報道>

トランプ氏、「アメリカの復活」を自賛 一般教書演説
2020年02月5日
2020-2-6アメリカ一般教書演説byBBC
(引用者注:大統領の後ろ左がペンス副大統領、右がペロシ下院議長(民主党))
(尚大統領が万一の時、大統領職継承順位1位がペンス副大統領兼上院議長、2位がペロシ議長)

ドナルド・トランプ米大統領は4日夜、議会で毎年恒例の一般教書演説をした。弾劾裁判で無罪評決が予想されるなか、「偉大なアメリカの復活」を自賛した。

トランプ氏は、野党・民主党が多数を占める議会下院で演説。昨年12月に弾劾を決議された場で、再選への意気込みを表明した。

大統領の失職を狙った民主党議員たちを直接批判はしなかったが、遠まわしに責めた。

ナンシー・ペロシ下院議長は、トランプ氏の背後で、演説の原稿のコピーを破った。
<引用終り>

参考:動画はコレ


動画最初に出てくるが、大統領は登壇に際し、最初に演説原稿コピーを後ろのペンス副大統領兼上院議長とペロシ下院議長に渡している。ペロシはその原稿コピーを破っている訳で、多分視聴者は「ガキの喧嘩」と受け取ったと思う。アホやなあ・・、バカですか・・・。
ペロシも大人気ないことをしたものだ。

日本の旧民主党は季節外れの桜騒動にうつつを抜かし、アメリカ民主党はトランプ貶めに狂奔中。
どちらの似たようなアホバカですね。

  1. アメリカ
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2020-02-06 11:03

韓国についての二つの病理<西尾幹二先生と呉善花氏の話


 韓国の状況が末期的だ。月刊Hanada3月号では「総力大特集 北も南も断末魔」、こんなタイトルで特集記事を載せている。そこに西尾幹二先生が問題の病理を鋭く指摘した寄稿文を寄せている。
西尾先生は『韓国人が日本人に仕掛けてくる論争はなぜ一〇〇パーセントを勝ち取ろうとするイデオロギーの政争となるのか。日本側が真ん中を取って五〇パーセントで手を打とうとするとなぜ失敗するのか』、こんな切り口で、呉善花さんの話を引用しながら熱弁をふるっているのだが、この話は大変面白い。
そして韓国の反日が病理だが、日本の平和主義が事態を一層悪化させていると説く。


1月27日のエントリー「呉善花女史による何故日韓は和解し合えないのか?」で呉善花さんのことを取り上げたのだが、西尾先生の取り上げているのが問題の本質のように思うので、西尾先生の記事を一部紹介したいと思う。

尚西尾幹二先生の寄稿文は20ページ以上あり、全文は長すぎる。見たい方はどこかで「Hanada 3月号」を手に入れて見てください。
(尚念のため、Hanadaは毎月26日発売なのだが、3月号は1月27日朝イチでいつも行く本屋に行ったらもう売り切れ(この月だけ3月号は1月24日発売だったのだが、それにしても売り切れるのが早い)、慌てて別の本屋を確認してそちらに行って入手しました。)


<ではHanada3月号から一部引用>
引用者注:部分引用ですが長文です。急ぐ方は青太字で書いた呉善花さんの発言だけ見てください。

Hanada-2020年3月号・p294-p315 総力特集 北も南も断末魔より

二つの病理
ーーー韓国の反日と日本の平和主義   西尾幹二
Hanada-2020年3月・310ページ中段より
2020-2-5-1.jpg
・・・中略・・・
韓国人の不安の原因

 以上のすべてが韓国人の特性だと言っているわけではないが、韓国社会で信じられている古代史の妄想、檀君神話五千年とか、中国大陸の南部から奈良京都に及ぶ百済大帝国の存在とか、堂々たる誇大妄想が正史として担がれているすさまじさは、現在のあの半島の住民の日々の暮らしを支えるものの考え方と一体と化している。

 世界のなかの自分の哀れさ、惨めさを決して認めない。すなわち「現実」を認めることから決して出発しないリアリズムを欠いた観念世界への空砲にじつは支えられている韓国社会のいまのひとびとの生き方こそが、われわれ日本人に深刻な障害をもたらしているのである。

 韓国人が日本人に仕掛けてくる論争はなぜ一〇〇パーセントを勝ち取ろうとするイデオロギーの政争となるのか日本側が真ん中を取って五〇パーセントで手を打とうとするとなぜ失敗するのか。これこそが今本稿に求められている最大の問いである。

 明治日本の産業革命遺産のテーマは日韓併合より前の歴史なのであるから、韓国に関係がなく、外務省はユネスコの会議の入り口で韓国人の介入を拒否すべきであった。このテーマの討議参入を許諾しない意志を表明すべきであった。少しでも甘い顔を見せるとすべてを奪い取りにかかってくる彼らの本当の動機はなんであるか。それを説明してくれる唖然とさせる事件が私の身辺に起こった。

 私は坦々塾という私の主催する勉強会に拓殖大学教授の呉善花さんをお招きして講演をしてもらったことがある。そのなかに韓国人の心の奥底を開いてみせてくれるような大変に気になる言葉があった。間もなく二人で対談本『日韓悲劇の深層』(祥伝社新書)(引用者注:この本のことは後ほど書きます)を出版した。同書の巻末に呉さんの講演を全文収録することができて、気になっていた問題の言葉も再録することが可能になった。
 
 呉さんは韓国生まれの韓国育ちのひとであるが、いまは帰化して日本人である。そして日本人であるための努力はすさまじかった。韓国の官憲から不当な迫害を受け、身をもって文化移動を実践した悲劇の人であったということもいえる。

2020-2-5-05-1.jpg
日本が理解できず不安になり最後には許せなくなる

 ここで悲劇というのは単なる文学的形容ではない。日韓の垣を越えて移動する実行が言葉の最も高貴な意味における自己犠牲の実験的精神であったということの内実を示唆している。

 呉さんは講演のなかで次のようなことを言っていた。
 「韓国人からすると、日本人は全く分からない国民だ。日本人の精神の軸、そう呼べるものは一体何なのか。はっきりしない。韓国人にとっては、それは謎であるだけでなく不安の原因なのだ。

 韓国は朱子学の儒教社会である。これが軸といえるだろう。日本人は神道なのか武士道なのか仏教なのか一体何だ。他にもあるかもしれない。韓国人はそこで戸惑ってしまう。八百万の神々というが、太陽であったり樹木であったり。自然を敬うアフリカ人なら分かるけれども、いやしくも文明国ではあってはならないことだ。どういう精神性なのか。ここで韓国人は困ってしまう。

 頭が混乱するだけでなく、許せないという気持ちになってくる。韓国では祖先以外のものを拝むのは迷信の部類なのである。日本の室町時代のころ、韓国は仏教も陽明学も捨てて朱子学に絞った。文治主義の徹底化を図った。ところが日本ではこれ以降も野蛮な武士の戦いが一向に治らない。どうにもならない国だ。と自分たちの先祖は考えた。日本人には価値とか道徳とかはない」


現実が見えない知性

 こう述べたあと、呉さんはさらに次のように断定した。これは呉さん自身が日本人についてそう考え、信じているというのではなく、韓国人の立場に立つと、こういうことが言えるのではないかと言っているのである。誤解のなきよう願いたい。

 「でたらめな基準で生きている日本人は、真の価値が理解できないからいつも頭を叩いておかないと彼らはなにをするか分からない、と韓国人は考える。すぐ日本人は考えを変えてしまう。常にきちんと教え込んでおかないといけないのだ。韓国人が言うところの歴史認識とはこれであった、双方の国民がそれぞれ意見を主張しあって互いに歩み寄るというようなものでは決してないのである。日本人がやることは韓国が主張するものを受け取るだけ。反論や異論などとんでもない。繰り返し繰り返し韓国の言うことを日本人は心して聞け、ということなんです」

 非常に明快である。すさまじい話でもある。朴槿恵も文在寅もこのとおりに実行した。文治主義の誤解がどうの、朱子学の理解はどうのと、日本の知識人が口出ししそうな言葉づかいがチラホラ見えるが、思想史の文脈を相手にする必要はない。何かに追い立てられ、これほど純粋にイデオロギーに凝り固まった事例は、黙って見送る以外に方法がない。しかしここに彼らのある意味での本音が語られていることも、また疑い得ないと私は考えている。

 北朝鮮の食糧危機と集団餓死、政治犯収容所の残酷と見せしめ公開処刑の心も凍る光景、苦難の旅路をくぐり抜けた脱北者の悲痛な叫びー-そうした闇と光が交叉する生命の限界状況について韓国人がわれわれ日本人よりもはるかに少ない情報しか伝えられていないなどと考えることはできないだろう。

 近いがゆえに感覚的にかえって麻癖するということはあるかもしれない。けれども共産主義的全体主義に対し香港や台湾の人々がはっきり見せている恐怖、拒否の感情と、最も近い韓国人がそれをまったく見せない、どころか異様な北朝鮮にすり寄ってさえいるというのは、いかにも理解できない現代政治史の七不思議の一つである。彼らの知性にはまさに「現実」が見えない、というある種の欠陥があるせいではないか。それが時代遅れのマルクス主義的旧左翼型信仰を加速させてきたもとではないだろうか。

 呉善花さんは別のところで韓国が自国語をオールハングルにして漢字を捨てたことに知性の退行する原因があると述べている。同じような意見は何人もの人から聞いているが、私に学問的にそこまで言い切れる知識はない。ただ漢文で書かれていた自国語の歴史-―十九世紀まで朝鮮人は漢字漢文の最高の書き手であったーーをいまでは自ら読むことさえもできないというのは、いかにも不自然であり、致命傷と言わずして何と言うべきだろう。

 日本語から離れたいというナショナリズムが漢字放棄の動機であったといわれるのがもしも正しいなら、韓国人に特有のナショナリズムは、罪深い自縄自縛のやはり自己破壊型の「病理」であったという他ないであろう。


韓国の「未来」の意味

 呉善花さんはこうもつけ加えている。

 「多くの韓国人は、歴史認識に関して日本の常識や世界の常識と、韓国の常識を付け合わせてみようなどとは思いもしません。韓国人にとって日帝が韓国から収奪したということは揺るがすことのできない歴史認識の大前提なのです。韓国が『未来を向きましょう』という意味は、韓国は正しい、日本は間違っているということ、それ以外には理解もへったくれもないということなのです。とにかく謝って謝って、日本人は一生謝って過ごすべきなのだというふうに思っているのです」

 韓国人の本音を呉さんが伝えてくれているな、と思ったのはたとえばいまのこの部分である。

 どうもこういうことが本当らしい、ということは日本人もやっと分かってきた。恐ろしい話である。またじつにバカバカしい話でもある。が、ここまでくれば日本人もきっぱり拒絶すればいいだけのことだ。韓国ばかりでなく、中国もこの点では同じである。精神構造は基本的に変わらないからである。

 たとえば相手国の政権が変わるたびに日本は「未来志向」かどうかを試金石としたがる。日本の求める方向に協力的であるのを「未来を向いている」と名づけようとする。そうでないのには失望し、これからの外交は容易ではない、などと言う。

 呉さんの伝える韓国人の本音で「未来」はまったく逆の意味であることをわれわれは知り、氷水を浴びせられる思いもしようが日本人が覚悟を決めて相手国に対座するためには、甘い期待の言葉が封じられているのは当然とむしろ知っておかなくてはいけないのだ

・・・以下略・・・
<引用終り>


ここで
韓国が『未来を向きましょう』という意味は、韓国は正しい、日本は間違っているということ、それ以外には理解もへったくれもないということなのです。とにかく謝って謝って、日本人は一生謝って過ごすべきなのだというふうに思っているのです。

此処まで言われては当に取り付く島のない状態、そう言えます。
私もこんな事は理解したつもりでしたが、改めて元韓国人から言われるとその重みは格別です。
西尾幹二先生が「韓国人の心の奥底を開いてみせてくれるような大変に気になる言葉」と言っているのは、ズバリそんな事なのでしょう。

しかし、最近の某アカヒ新聞はじめ左翼反日メディアは未だに行っています。「未来志向」だと。
それに乗せられて、自民党内にも未来志向などと言う現実無視連中がいますね。

多分呉善花さんは今までに2回、韓国に入国しようとして拒否されました。呉善花さんは1983年に訪日、1988年に日本に帰化なので、日本人として入国しようとしたのですが、2007年に母の葬儀の為韓国に入国しようとして拒否。この時は日本人だったため日本領事館が動いて入国できた。2013年7月には親戚の結婚式出席のため仁川に入国しようとして完全入国拒否(本国送還命令 Repatriation Order、韓国入国法76条)。この時は日本行きの飛行機の機内に着席するまで係官が付いてきて確認した・・・、まるで犯罪者扱いだったようです。
こんなことでいろいろ紆余曲折が有って、韓国人の心の奥底を知ったということでしょう。西尾先生がこんな事を言っています。
 呉さんは韓国生まれの韓国育ちのひとであるが、いまは帰化して日本人である。そして日本人であるための努力はすさまじかった。韓国の官憲から不当な迫害を受け、身をもって文化移動を実践した悲劇の人であったということもいえる。

この韓国入国拒否がどんなものだったか、これがその報道。

<以下元記事はzakzak記事だがリンク切れの為アーカイブより引用>
「韓国、評論家・呉善花氏の入国拒否「文明国としてあってはならない」
2013.07.28
・・・前段略・・・
 成田空港で同夜、取材に応じた呉氏は「文明国としてあってはならないこと。人権も何もない。もっと冷静に対応してほしい」と、韓国側の対応を批判した。
・・・以下略・・・
<引用終り>

呉善花さんは文明国としてあってはならない事と言っているが、本心は「自分は日本国籍になったが、韓国は母国で文明国と思っていた。しかし韓国は文明国では無かった」、こう思ったのだと思う。しかし自分の母国を「土人国」と認めるには自分の中に相当の葛藤があったはずだ。それを西尾先生は「日本人であるための努力はすさまじかった」と言っているのだろう。


さてその西尾先生をしてここまで言わせた呉善花さんtの対談だが、こんな本として2015年に出版されています。
内容は私も読んでないので(注文したが未入手)、amazonのカスタマーレビューに内容の良く分かるものが有ったので引用します。

日韓 悲劇の深層 (祥伝社新書) (日本語) 新書 – 2015/10/2
西尾 幹二 (著), 呉善花 (著)
直いい親父」さんと言う方のカスタマーレビューより引用
タイトル: 保守派の評論家西尾幹二さんと呉善花さんの対談集です!!!
2015年10月7日に日本でレビュー済み
 保守派の評論家の西尾幹二さんと、韓国済州島生まれですが、「スカートの風」を著して以来、祖国からは「売国奴」と罵られ、「入国拒否」さえされている呉善花さんの2人の対談集です。
 元々は、呉さんは、「日本人には精神の軸がない」についての真相を知りたい、西尾さんはそれに対し所見を述べたい、ということから本書の企画はスタートしています。
 全体は以下の章に分かれています。   
第一章:朴槿恵韓国の悪夢   
第二章:反日は愛国 親日は売国
第三章韓国を覆う李朝の亡霊   
第四章:世界に希なるひイデオロギー国家・日本   
第五章:これからどうする 日本の朝鮮半島政策
付章:講演「『恨』と『もののあはれ』」 呉善花
 近年、特に朴槿恵大統領になってからの対日政策はひどいもので、限度を超えていて、今だ日本との首脳会談すら開かれていない有様です。(引用者注:2015年当時の話です)
 旧日本軍慰安婦問題を始めとする歴史の捏造、日本領土である竹島の不法占拠、そしてこともあろうに中国へのすり寄り。
 最近では、明治日本の産業革命遺産に対する韓国のいちゃもん、告げ口外交・・・・・・。
 これらは、韓国の華夷思想、そして、日本に対するコンプレックスによるものと思われますが、韓国から見れば日本人は、精神の軸がなく不気味に映るようです。
 呉さんによると、韓国の特有の精神性は『恨』で、日本のそれは『もののあはれ』ということになります。
 西尾さんは、日本人は自分を抑え、人と人との親和で平穏な関係を生み出していくことを第一とする生き方ですが、韓国人は個人主義で自己主張が強く、むしろ欧米に近いと考えています・・・ただし、欧米人の主張はもっと紳士的でマイルドです・・・・。
 さらに、西尾さんはドイツの戦後賠償の問題、謝罪の問題・・・ドイツは日本のように講和条約を結んでいないし、謝罪したのはホロコーストだけで、賠償もそのことに関しての個人賠償のみ・・・・・西尾さんの専門ですからね!!
 さらにお話は、両国の文化的なことについても言及し、呉さんが、「スカートの風」を著して以来、正しいことを言っているのにもかかわらず、自身だけでなく、家族、身内のものまでが迫害を受け、入国拒否さえされている経緯について話は進みます。
 はっきりと言えることは、日本人と韓国人、同じ東洋人で、近くの国でよく似ているよ思われますが、その中身、考え方は、全く違っているということです。そして、韓国と中国と北朝鮮はただの「反日」国家でなく、既に「敵性国家」の段階に入ったと考えたほうが良いということです。
<引用終り>

呉善花さんが身を持って体験した「韓国は敵性国家」、これをもっと皆さんに知ってもらいたいものです。

  1. 朝鮮韓国
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2020-02-01 09:58

中国からの全ての米国人の撤退が始まった


 2月になりました。1月往ぬる、2月逃げる、三月去る、早いものですね。

さて今日イギリスはEUを離脱しました。私は昨夜からBBCを見ているのですが、もちろん話題はEU離脱一色ですが、他の大ニュースとして「アメリカと日本はコロナウィルス問題で中国への渡航を禁止しようとしている」、これだけがBrexit以外の大問題でした。

さてその大ニュースですが、WSJ・CNNはこう伝えている。

<これはWSJの報道>
https://jp.wsj.com/articles/SB11756598984438514912204586173191649890756
米、中国の渡航情報を「渡航禁止」に引き上げ
2020 年 1 月 31 日 13:07 JST 更新

 米国務省は30日、中国への渡航情報を最高レベルの「渡航禁止」に引き上げ、中国訪問を控えるよう呼びかけた。世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの感染拡大で「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を宣言したことを受けたもの。

 国務省は中国に滞在中の米国人に退避の検討を要請し政府関係者の不要不急の渡航も延期するよう求めた。同省が渡航情報を「渡航禁止」にしているのは、アフガニスタンやシリアなどがある。
・・・以下略・・・


<これはCNNの報道>
https://www.cnn.co.jp/usa/35148774.html
「中国へ渡航してはいけない」、米国務省の警戒レベル最大に
2020.01.31 Fri posted at 15:30 JST

(CNN) 米国務省は30日、新型コロナウイルスの流行に関連して、中国への渡航に関する警戒レベルを4段階で最も高い「渡航禁止」に引き上げた。

国務省の警戒情報では、中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスを理由に「中国へ渡航してはいけない」と述べ、世界保健機関(WHO)が同日、新型コロナウイルスについて「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言したと指摘した。

さらに、「渡航者は、ほとんどあるいは一切の予告なく、渡航制限が敷かれることに備えなければならない。民間航空会社は中国便について減便あるいは運航を中止している」「現在、中国にいる人は、商用手段を使った出国を検討する必要がある」としている。
・・・中略・・・
北京の米大使館と、成都、広州、上海、瀋陽の領事館についても、コロナウイルスの感染拡大が引き続き懸念されるとして、緊急要員を除く職員の退避を許可した

中国では各都市でおよそ6000万人が、一部封鎖あるいは全面封鎖された状況に置かれている。
<引用終り>

普通はこんな時でも、先ず自国民を退避させ、それから大使館領事館などの要員を退避させるものだが、今回は逆。先ず大使館などの職員から逃げ出している。
アメリカが中国に対する姿勢を全く変えた証拠だと思う。


こんなニュースに対し、渡辺哲也氏はこんなことを言っている。
これが正解Aと思います。

2020-2-1渡邊哲也氏のツイッター
https://twitter.com/daitojimari/status/1223145335012200450

渡邉哲也
中国からの全ての米国人の撤退、これで、中国の先端分野研究 共同開発の停止と技術者研究者の離脱でガタガタになるでしょう。米国は再出発の際にもチェックを厳格化するでしょうから、中国に戻らない研究者も多いでしょう。
午後4:25 · 2020年1月31日·



アメリカはまさにこの瞬間を待ち構えていた、こう理解すべきでしょう。
これは貿易戦争の一環、そう思います。
アメリカはこの国が敵だ、こう狙いをつけたらどんな屁理屈をつけてでも痛めつけにかかります。
古い話を思い出すべきでしょう。日本が昭和16年に対米開戦に踏み出さざるを得なかった事情。
今それをアメリカは中国に対し発動している。

日本も覚悟すべきです。桜騒動にかまけているヒマは有りません。

  1. 中国
  2. TB(0)
  3. CM(22)