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2018-07-29 19:50

西に進む台風12号


 昨夜遅くから今日未明にかけて、当地方は台風12号が通って行ったので強い風で我がボロ家はガタガタピシピシ。うるさいので深夜1時半に起きてみたら、台風12号はは三重県の伊勢市辺りに上陸との事。拙宅の気圧計は992hPaを指していた。

しかし今回の台風12号、普通なら台風は西から東に進むのに、今回は東から西へと進んでいる。
気象庁も多分始まって以来の異常な動きと言っているが、まさにその通りだろう。
オマケに台風は徐々に速度も遅くなっているので、豪雨被害にあわれた地方の方には台風に追い打ちをかけられたようなもの。苦労されていると思います。お見舞いいたします。

これは7月29日18時現在の台風進路図
2018-7-29台風12号 


この台風の異常な動きは、現在四国沖に寒冷渦(かんれいうず)があり、この寒冷渦は上空の低気圧で中心に寒気を持っているものなので、台風と干渉してこんな事になったようだ。この寒冷渦は元々北海道の沖辺りで偏西風から切り離されてさまよっていたもので、北海道沖から徐々に移動し、現在の四国沖まで来たという。

7月27日13時の寒冷渦
2018-7-29寒冷渦 

台風12号はこれからどんどん速度を落としていくと思われる。進路に当たっている皆さん、大変ですが頑張ってください。


所でこんな時気になることが有る。
こんな気象庁始まって以来のヘンチキリン台風12号。こんな台風を見た気象予報士やらテレビの電波芸者諸氏は普段「ああせい、こうせい」と煩いのにあまりギャアギャア言わない。前例がないので如何していいか分からないようだ。
こんな時にテレビに巣食う電波芸者の真価が分かるというものだ。

  1. 気候変動
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2018-07-29 10:14

ラオスのダム崩壊に思う事


 ラオスで発電用ダムが湛水を始めた途端に崩壊し、大惨事となっている。特に先回のエントリーで紹介した鉄砲水の映像は衝撃的だった。私も鉄砲水の怖さは知っているつもりだったが、今回の鉄砲水の動画は想像以上。

さてそのダムなのだが、たくさん報道があるモノのどうにも良く分からない。そんな時ラオスの旧宗主国フランスから現場の衛星画像が公表された。フランスの地球観測衛星で急遽撮影したらしい。
フランスの衛星は地表の水のある所と無い所が識別できるようで、そんな衛星画像である。
尚この画像はkamosukeさんから紹介いただきました。kamosukeさん、どうも有難う御座いました。

最初にその画像

これは事故直前の7月13日の画像
この画像は水のある所は黒く表示されていることに注意
2018-7-28ダムの衛星写真決壊前 

これはダム決壊後の映像 7月25日撮影
2018-7-28ダムの衛星写真決壊後 
ソース:http://www.cesbio.ups-tlse.fr/multitemp/?p=13872

Xe Namnoyダム湖がダム決壊後に空っぽになって、下流の村々がアチコチ水没したところが出来たことが良く分かる。素晴らしい映像だ。
そして衛星画像から事故後に湖面レベルが15m下がったことが分かるのだという。(上掲ソースより)

またもう一つ、今まで良く分からなかったことが分かった。最初の情報ではダム湖は二つのダムと五つの副ダムが有ると言われ、どうにも良く分からなかったのだが、これもわかった。

上掲衛星写真にXe Namnoy Dam Lake の右側に Houai Ho Dam Lake という似たような大きさのダム湖が写っている。今回のXepian-Xe Nam Noy Damというのは右側の Houai Ho Damと二つ合わせたものという事で、それなら二つのダムと五つの副ダムというのも理解できる。
ソース:https://thanhnien.vn/thoi-su/dap-thuy-dien-bi-vo-o-attapeu-la-du-an-bot-dau-tien-tai-lao-986731.html (ベトナム語です)

そしてこのダム湖と発電所はこんな関係(不鮮明な画像ですが、概略は分かると思います)
2018-7-28セ・ナムノイダムの構造 

2018-7-29セナムノイダム・システム 

これはyonhapnewsで拾った画像だが、これで見ると右側の Houai Ho Dam Lake と Xe Namnoy Dam Lake は間の谷川を水路として使って繋いでいるようだ。それからXe Namnoy Dam Lake のダム堰堤と反対側に取水口があり、そこから地下の導水管を使って発電所に送っているように見える。
まあ壮大なシステムと言えるだろう。


これからが本題。このダム崩壊の原因はどんなものなのかがなかなか見えてこない。

最初からネットではこれがダム崩壊現場と言われていたし、タイのTVでもここを放映していたのだが・・・。

2018-7-29セナムノイダム崩壊現場1 
https://imgur.com/piQkI0z

余りにも衝撃的で、私もダムの専門家ではないので軽々には書けなかったのだが、やっと韓国のマスコミが現地リポートを書き始めた。何せ今まで立ち入り禁止だったようだ。

<以下引用、自動翻訳です>
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2018/07/28/0200000000AKR20180728038600084.HTML
【ルポ】事故5日目に凄惨なみすぼらしい姿現したラオスボジョデム(補助ダム?)
送稿時間| 2018/07/28 19:38

「崩壊vs損失」論議無色... 長さ770mの巨大な堤防事実上消え
ダム包装したアスファルトすら打ち上げ下がっ... 道路境界石ようやく耐え
、ラオス政府、建設工事疑惑提起も... SK建設側"失わ"重ね説明
(アタープ[ラオス] =連合ニュース)ミンヨウンギュ特派員= 28日午後、直接訪ねて行った、ラオス南部ああタープ(アッタプー)州三彼岸(セピアン) - 歳男ノイ(セナムノイ)水力発電所ボジョデム事故現場は、睡魔が引き裂き間凄惨なみすぼらしい姿そのものだった。

事故が発生したか5日が経ったが崩壊か、失わかをめぐるこれまでの議論が無色ほど多くの構造物が崩れて座り込ん破壊された状態で置かれていた。
・・・以下本文は徒に長いので省略、写真のみ引用します・・・

写真1
2018-7-29セナムノイダム崩壊現場21 

この写真の次には以下のコメントが
>標高900~1千mのこのボジョデムにあった長さ770m、高さ25m、幅5mほどの巨大な堤防は事実上消えたとしても過言ではない。

写真2
2018-7-29セナムノイダム崩壊現場22 

写真3
2018-7-29セナムノイダム崩壊現場23 

・・・以下略、詳細は上掲リンク先参照ください・・・

ここで私の疑問の前にダムの構造について。

写真を見ても外見ロックフィル風ながら、中身は普通の土を盛ったダム。池の堤防じゃあるまいし・・・、
ダムにはコンクリート製のダムと土や石で作る「フィルダム」がありますがそのフィルダムにはこんな種類。

2018-7-28ロックフィルダムの種類 

このダムは外観はロックフィルダムのように見えるが、中身は違う。ロックフィルダムは中央の遮水コア、又は表面のダム湖側に遮水層としてアスファルトかコンクリートの遮水層がある筈だが、この崩壊したダムにはそんなものはない単に土を盛り上げただけのもの、これは一番右のアースダムという形式だが、これはため池などには当たり前のものだが巨大なダムには不向き(水圧に耐えられない)。
今回のダムは高さ25mなのでアースダムでも不可能では無いのかも知れないが、それならばしっかりした締固めがやってあるかどうかである。
(昔、日本で最初のロックフィルダムである御母衣ダム建設で、ダム中心部のコアという遮水層を作る粘度の質や水分量の選択と管理、それの締固めがダムの成否を決めると聞いたことが有る)

締固めはこんなもの、昔なら「よいとまけ」ですね(古い!)。
2018-7-29よいとまけ今昔 


さてこんな風でこのダム決壊事故、どう見ても欠陥計画と欠陥施工としか見えない。
そんな折、ラオスのエネルギー相が「基準に満たない建設が原因」と記者会見で指摘している。
つまり単なる施工ミスでは無く、計画、設計、施工全ての問題という意味ではないだろうか。
韓国品質のしでかした大惨事という事だと思う。

<以下日経より引用>
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3353526027072018FFE000/
ラオスのダム決壊「基準に満たない建設が原因」 ラオスエネルギー相 
2018/7/27 23:25
 
 【バンコク=岸本まりみ】ラオス南東部のアッタプー県で発生したダムの決壊事故を受け、ラオスのカンマニー・インティラートエネルギー・鉱業相が26日の記者会見で「基準に満たない低水準の建設が事故の原因」との見方を示した。27日、ラオス国営通信が報じた。「降り続いた大雨が原因」とする企業側の主張をはねつけた。

 決壊したセピアンセナムノイダムは韓国大手財閥SKグループのSK建設と韓国西部発電、タイ政府系の発電大手ラチャブリ電力、ラオスの国営企業が合弁で建設していた。筆頭株主は26%を出資するSK建設。2013年に着工し、19年の稼働を目指して建設を進めていた。

 被害の全容はなお不明だが、ダムの決壊で周辺の村落が水没。少なくとも27人が死亡、3千人以上が家を失ったことが確認されている。

<引用終り>

最後にもう一つ、このダムは工期を4か月も短縮し、ボーナスを2000万ドル(22億円)もせしめたとも報道されている。
この原因は多分、私の推定だが、同じラオスで日本が手掛けている別のダムが完成まじかで、来年2月完成予定となっている。(今年5月より試験湛水を始めている)
ダムの名前はナムニアップダム、黒四ダムに匹敵する巨大ダムのようだ。
このダムより早く完成させることで、韓国の技術の優位性をアピールしたかったのでは無いだろうか。

しかし流石韓国品質、とんでもない結果だが、この影響がどこまで行くか想像もつかない所だ。

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2018-07-28 10:30

タイの洞窟事故、日本の報道には誤報虚報が多い


 タイの洞窟騒ぎは閉じ込められていたコーチと少年13人が無事救出され、その少年たちが救出活動中に死亡した軍人への弔いの為出家するに及んで過剰報道も収束した。
しかし今回の洞窟騒ぎ、余りにも誤報虚報が多いように思う。

そんな時、7月21日のエントリー「タイの洞窟救出、日本の支援に国王から感謝状 衛星画像を無償提供」のコメント欄に NINJA300さんからこんなコメントをいただいた。

>今回のタイの報道にはかなりのディスインフォメーション(偽情報)があるようです。
例は以下
・目的は誕生日会ではなくて、洞穴調査だった。浸水した洞穴を泳いで調査していたら、さらに雨が降ってでられなくなった。
・スナック菓子は洞穴に入る前のサッカー練習後にすべて食べていた。コーチがスナック菓子を食べなかったという美談は創作。
・救助の順番は体調の悪い順というのも創作。実際は家の遠い順。家が遠い子供が帰宅の途中に、家が近い子の家に行って「もうすぐ帰る」と伝えるため。
・会見では「救助隊への感謝や謝罪は一切なかった」というよりも、親に怒られることが第一に怖かったらしく。親に謝罪した。さすがタイです。

こんなもんでしょう。笑
2018-07-24 17:37  NINJA300 
<引用終り>


 この件はコメント欄にも書いたのだが、私は日本の報道を見ていてどうにも違和感を感じることが多く、ズバリ言って日本の報道は信用ならない、そう感じていた。
だからこんなタイの話については、日本の報道よりBBC、CNN、AFPを参照してブログを書いていた。とは言うものの日本の報道が信用ならんというのは悲しい。そこで如何して信用ならんのか考えてみた。

 色々考えてみた結果、日本の報道が如何して信用できないか、それは日本の報道は「チマタの噂話で、しかも検証されていない話がベース」だと言って良いのではないか。その原因はと言えば、欧米の記者は基本的に英語で取材します。取材される側も英語の分かるレベルの人。そして疑問点が有ればどんどん質問して精度を上げていきます。日本の記者も同じような人に取材するのですが、多分日本語で取材する。当然相手には分かりませんので通訳をつけますが、その通訳が大したレベルでは無いことが多い。したがって突っ込んだ話や疑問点などをぶつける事はできません。
また現地はタイ北部でタイ北部方言(チェンマイ語、ユアン語とも)地帯ですが、現地の人は標準タイ語を話せるけれど、私的会話などは北部方言で話している。バンコクから連れて行った通訳では北部方言の分かる人は少ないので、現地人との突っ込んだ話がしにくい。

 こんな事を推測するのは私のタイ時代の経験から。
タイ時代に使っていたスタッフには北部出身者も東北部出身者もいまして、普段話をしていてもほとんど分かりません。しかし彼らが仲間内で内緒話をするときは必ず出身地の言葉を使います。それがバンコク周辺の出身者には理解しにくいらしい。こんな経験から今回の洞窟事件も日本の報道が可笑しい原因の一つにそんな事情が有るのではないかと推察する訳です。

結局こんな差が「チマタの噂話を集めた記事」になる原因ではないかと推測しています。またこの事件は日本でも大きく取り上げられ、恐らく日本側のデスクからタイに取材に来た記者には、「何でもいいから面白そうな記事を送ってこい」こんな圧力がかかって来る。こんなことが記事の精度になって出てくるんだと思います。

こんな事はタイで仕事をしている時、日常茶飯事で起こります。(多分タイだけでなく何処でも)
そんな中で正確な情報で仕事をしていくにはどうすればいいか、そんな参考になるのかも知れません。

最後に会見には謝罪の言葉も一切なかったという噂話がアチコチで流れていますが、事実はこうです。
これは記者会見動画の後半55分位からのモノ
2018-7-28タイ洞窟救助記者会見 
https://youtu.be/DGuy5OoRR4g

死亡した軍人の似顔絵に救出された13人が寄せ書きして、それに向かって最初はコーチ、次にこの少年が追悼の言葉を述べています。
(但しこの少年、緊張したのかこの後お尻を掻いていまして、会場の笑いを誘っています)

  1. マスコミ
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2018-07-26 15:50

ラオスのダム決壊<日本の報道では真相は分からない


 ラオスで建設中のダムが決壊して六つの村、被災者は6千人を超えると報道されている。
このダム崩壊では鉄砲水が村を襲う瞬間が現地の人によって動画撮影されている。実は私も鉄砲水は知っているし、被害の後もあちこちで見たことは有るが、動画でその様子を見るのは初めて。

 そこで最初にその動画を紹介します。
動画の最初の方、下側に人影や動く車が見えていますが、この人たちは無事だったんでしょうか。無事であることを祈って動画を見てください。


https://youtu.be/t6_kVSyE-0A

女の人が「マーレ~オ」と叫んでいますが、「来たぞ~」という意味ですね。
(ラオス語はタイ語の東北方言と同じ)
この動画は鉄砲水の怖さを知るうえで大変貴重。是非参考にしていただきたいと思います。


さて本題です。



これは歪曲報道で知られる赤匪新聞(朝日新聞だったかな?)の報道
<以下引用>
朝日新聞デジタル>記事

ラオスでダム決壊、26人死亡 131人不明
シンガポール=貝瀬秋彦2018年7月25日22時13分

2018-7-26ラオスのダム事故 
ラオス南東部アッタプー県で、セピエン・セナムノイダムの決壊による洪水からボートで救助され、水の中を歩いて避難する人々。24日のソーシャルメディアから=ロイター

 ラオス南東部のアッタプー県で23日夜に起きた建設中のダムの決壊で、トンルン首相は25日、少なくとも26人が死亡し、131人が行方不明になっていると述べた。AFP通信などが伝えた。地元メディアは同日朝の段階の当局者の話として、3千人以上が救助を待っていると伝えており、救助が難航すれば犠牲者の数は増える可能性がある。

ラオスでダム決壊、大量の水流出 数百人が行方不明か
 地元紙ビエンチャン・タイムズ(電子版)によると地元当局者は25日朝、6千人以上が被災し、約2850人が救助されたが、まだ3千人以上が濁流につかった家の屋根や木の上に取り残されていると話した。

 ラオス当局は捜索・救助活動を続ける一方、被災者を支援するため国内外に食料や水、衣服、薬などの提供を呼びかけている。周辺国が救助チームを派遣する動きもある。

 ダムは水力発電用で建設中だった。建設に携わる企業側は、決壊について、暴風雨が続いたのが原因と説明している。(シンガポール=貝瀬秋彦)

<引用ここまで>

日本の報道はこんなものである。だが一寸待てよ!

此処で「建設に携わる企業側」と言っているが、その企業側とはどんなところかというと

 セーピヤン・セーナムノイ水力発電ダムは複数のダムからなり、出力410メガワット。開発運営会社には韓国のSKエンジニアリング・アンド・コンストラクションが26%、韓国電力公社傘下の韓国西部発電が25%タイの電力会社ラチャブリ・エレクトリシティ・ジェネレーティング・ホールディングが25%、ラオス政府傘下のラオ・ホールディング・ステート・エンタープライズが24%出資している。
(引用者注:建設工事は「韓国のSKエンジニアリング・アンド・コンストラクション」が100%受注している。つまり開発運営会社は51%韓国、工事は100%韓国だった)
ソース:ラオス南部で建設中のダム決壊、数百人不明 韓国電力公社など出資
http://www.newsclip.be/article/2018/07/24/37101.html

そしてその建設に携わる企業側の言い分は・・・
・・・「決壊について、暴風雨が続いたのが原因」・・・

だが待てよ、ダムというのは降った雨をためるものだろ。その降った雨を貯めたらダムが壊れた、だからダムが悪いんじゃなくて、<降った雨が悪い・・・>
流石韓国クォリティー、言い訳が凄い、これは笑うしか無いのだが・・

はて、どっかで聞いたような話じゃありませんか・・・。確か落語の枕でよく聞きますよねえ。
〽 熊さん:「おい、お前の釣ってくれた棚な、すぐ落ちちまったぜ」
 八っつぁん:「え、そんなはずはねえがなあ……もしや、何か乗せやしなかったかい」
元は十返舎一九の『臍繰金』の「細工じまん」辺りに出てきた話だそうな。


こんな落語みたいな話は置いといて、では実態はどうかというと、こいつは日本の報道では分からない。その海外代表としてBBCの報道を見てみよう。
これを見れば朝日新聞の言い分が、落語の熊さん、八っつぁんと大して変わらないことが分かると思う。

<以下引用>

ラオスのダム決壊、数十人死亡 6600人以上が家失う
2018年07月25日

2018-7-26ラオスのダム事故bbc1 
ラオス・ダム決壊、屋根の上に取り残された住民たち
(引用者注:元画像は動画です。興味のある方は上掲リンク先参照ください)

ラオス南東部のダム決壊による洪水で、24日までに少なくとも20人が死亡し、100人以上が行方不明となっている。

アッタプー県にある水力発電用のダムが一部損傷しているのが22日夜に見つかり、近隣住民は避難したが、ダムは23日夜に決壊し、鉄砲水が6つの村を襲った。

ラオス国営通信によると、6600人以上が住居を失ったという。

現地の写真から、軒下まで泥水に使った家屋の屋根に、住民が避難している様子がうかがえる。

2018-7-26ラオスのダム事故bbc2 
Image copyrightREUTERS
地元当局は、住民をボートで救出する活動を続けている。さらに、近隣自治体や政府に、衣類や水、食料、医薬品などの支援物資の提供を呼びかけている。

国営メディアによると、トンルン・シースリット首相は予定されていた会議を延期し、アッタプー県サーンサイ郡の被災地を訪れた。

アッタプー県の当局者はAFP通信に対し、洪水被災地は電話が使えない状態になっていると話した。

アッタプー県はラオス最南端の県で、カンボジアやベトナムと国境を接する。農業や林業が産業の中心で、水力発電による電力も主要な輸出品のひとつ。

決壊したダムとは
決壊したダムは、ラオス、タイ、韓国の企業が参加するセピアン・セナムノイ水力発電所の一部。発電所は2つの主ダムと5つのサドルダム(副ダム)からなり、決壊したのは「サドルダムD」と呼ばれるもの。

建設事業に参加する韓国のSKエンジニアリング・アンド・コンストラクションは、22日に最初に亀裂を発見したと明らかにした。

22日午後9時(日本時間同11時)― 「サドルダムD」に部分的な破損を発見。当局が通報を受け、近隣住民の避難開始。修理チームがダムに向かうが、豪雨のため作業難航。豪雨で複数の道路も被害を受けている。
23日午前3時(日本時間同5時)― 亀裂の入ったサドルダムDの水位を下げるため、主ダム(セナムノイ・ダム)の1つから水を放出。
23日正午(日本時間同午後2時) ― ダムの破損状態が悪化する危険の知らせを受け、州政府は下流の住民にも避難を命令。
23日午後6時(日本時間同8時)― ダムの亀裂拡大を確認。
24日午前1時半(日本時間同3時半)までに― サドルダム近くの村が冠水。午前9時半までに、7つの村が冠水。
発電所事業に参加するタイのラチャブリ発電ホールディングは、「相次ぐ暴風雨」によって「大量の水が発電所の貯水池に流れ込んだ」ため、ダムに「亀裂が入った」と発表した。大量増水の結果、水が下流へ流出し、約5キロ離れたセピアン川の流域にも流れ込んだという。

Laos Dam Collapse
2018-7-26ラオスのダム事故bbc3 
Image caption
セピアン・ダム(Main Xe Pian Dam site)と決壊した副ダム(Subsidiary dam collapses)から鉄砲水が下流に流れ(surge downstream)、複数の村が冠水した(villages flooded)位置関係
「サドルダムD」は幅8メートル、長さ770メートル、高さ16メートルで、近くの貯水池に水を迂回させるよう設計されていたという。

ラチャブリ発電ホールディングとSKエンジニアリング・アンド・コンストラクションは共に、避難・救助活動に参加していると明らかにした。

地元メディアなどによると、ラオス政府は、メコン川と支流を活用した水力発電事業を強力に推進し、「アジアのバッテリー」を目指している。2017年には46カ所の水力発電所を稼動させ、54カ所が新設中だ。2020年までには、54の送電線と16カ所の変電所を増設する方針。

ラオスはすでに水力発電による電力の3分の2を輸出しており、電力輸出が総輸出量の約3割を占める。


<引用終り>


最後にこのダム決壊と関係は無いのだが、ラオスの電気事情は昔から気にしていた。
何故か?
ラオスは貧しい国だが、山ばっかりなので水力発電には向いている。そしてそこで発電した電気は国民を明るく照らすのではなく外国(主にタイ)に売ってしまっていた。だから国民が真っ暗な中で暮らしている時隣国タイはラオスの電気で夜も煌々と明かりをつけ、文化的な生活を楽しんでいた。
厳しい現実だった。

そんな事の分かる写真など

これはタイ東北部ムクダハンからメコン川と対岸ラオスを望む。今から6年ほど前のモノ。
12月の朝6時7分、もう人々の生活は始まっているのだが、明かりはポツンポツンと
尚下の写真とは少し方角が違うので、送電鉄塔は写っていない。
2018-7-26ラオスメコン川の朝6時07分 

同じ場所から朝7時、メコン川の夜明け
2018-7-26ラオスメコン川の朝6時50分 

高々と鉄塔が見えます。タイに電気を送る送電線の鉄塔。この鉄塔の下にも家が有るのが見えるが、殆ど明かりがついていない。
この貧富に差がタイとラオスの差という事です。
  1. ラオス
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2018-07-24 19:45

「朝日新聞」がタイ洞窟少年の会見で「日本人へのメッセージ」を求めようとしてしまう


 タイの洞窟から奇跡的に救出された13人の記者会見の様子が報道されている。
所でこの記者会見、世界中から注目されていたことも有り、メディアからの質問は事前に受付されていたのだが、そこに日本の「朝日新聞」が世界が注目するタイ洞窟少年の会見で「日本人へのメッセージ」を求めようとしてしまう。こんなアホな事が起こっている。



最初のこの記者会見の様子(タイ語です)

https://youtu.be/DGuy5OoRR4g

この動画の続きはこれです
https://youtu.be/xtIKHjcHYeg

前列左端がコーチ(25歳)、左から3番目が唯一英語が話せるアドゥン君14歳。尚後ろに幕があり、山の風景写真があるが、この山の直下に閉じ込められたタムルアン洞窟が有る。頂上からは500~600m位下になる。

こんな記者会見の様子ですが、タイの流儀として徒にダラダラと長く、見るだけでれてしまうので興味のある方はどうぞ。
21:40辺りから最初に発見したイギリス人ダイバーと話をした少年が写っている。13人中唯一英語が話せるアドゥン・サム・オン君14才
6才の時に貧困を逃れるため両親とともにミャンマーから逃れてきた少数民族の「ワ族」で現在も無国籍状態。タイ語・英語のほか、ビルマ語、中国語、ワ族の言葉も話せるそうで、彼がイギリス人ダイバーとコーチなどとの通訳をしていた。彼がいなかったらイギリス人ダイバーとのコミュニケーションは困難だったようだ。
動画でチラッと英語を話しているが、アドゥン君の英語はイギリス英語のように聞こえる。賢い子のようだ。
 尚この少数民族のワ族は以下参照ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E6%97%8F

*追記します
上掲記者会見動画は内容が更新されていまして、最初の方で全部見られます。
それから22:30位からアドゥン君がダイバーが来た時の様子を話しているのですが、最初に発見した英国人ダイバーが撮影した映像がサブ画面で出ています。


前置きが長くなったが、この記者会見に寄せられた各国メディアの質問はこんな風。

<以下「親日国タイの反応」より>
日本の「朝日新聞」が世界が注目するタイ洞窟少年の会見で「日本人へのメッセージ」を求めようとしてしまう
http://thailog.net/2018/07/20/350819/

世界の新聞、メディアからタイ洞窟少年に寄せられた質問

チェンライ県のタムルワン洞窟に閉じ込められ、無事に救出されたサッカー少年とコーチ13人が7月18日に放送されるテレビ番組『ドゥーンナー・プラテートタイ』で会見を行います。事前に寄せられた各国のマスコミからの質問は以下のようなものでした。

BBCの質問
最初にダイバーに発見されたとき、アドゥン君が話す英語を聞きました。

マンチェスター・ユナイテッドがオールド・トラッフォードにあなたたちを招待していますが、この招待を受け入れますか?

洞窟内を潜水して脱出するにあたって、どのような準備をしましたか? 泳ぎの練習ですか?

家に帰って、一番最初にやりたいことは何ですか?

ダイバーに発見される前、どのように気力を保ちましたか?

CNNの質問
あなた達の救出劇に世界中が注目していました。

このニュースに注目していた人達に何か伝えたいことはありますか?

洞窟の中での瞑想から得たことは、あなた達をどのように助けましたか?

共同通信の質問
洞窟内に閉じ込められるという厳しい状況を、どのようにして乗り越えましたか?

洞窟内での時間をどのように過ごしていましたか?

洞窟内に閉じ込められている時、どのような気持ちでしたか?

どのようにして恐怖に打ち勝ちましたか?

FIFAは9月にロンドンで行われる「年間表彰式(World’s best players)」に、また、マンチェスター・ユナイテッドとベンフィカもあなた達を招待していますが、行くかどうかもう検討していますか?

NHKの質問
洞窟に閉じ込められているとき、どのように感じていましたか? また、なぜそのように感じましたか?

朝日新聞の質問
最後に救出されることになったコーチを含む5人に質問です。最後に救出されるグループに選ばれ、友人8人が先に救助されていった時、どう感じましたか? 待っている時間は何をしていましたか?

英国人ダイバーに発見された時、彼と会話した最初の一言はなんですか?

発見される前、救出への希望を諦めることはなかったのですか?

多くの日本人もこのニュースに注目しています。なにか日本人に伝えたいメッセージなどはありますか?

読売新聞の質問
洞窟に閉じ込められている間、どんなことをしていましたか? どんな話をしていましたか?(ダイバーに発見される前と後でどう違いますか?)

有名なサッカー選手がたくさん(おそらく少年の尊敬する人も)応援していました。どう感じましたか?

潜水して救出されることを知ったのは何日前ですか? どのような説明を受けましたか? また、どう感じましたか?

救出の順番は自分達で決めたと聞きました。これは本当ですか? どのように決めたのですか?

TBSの質問
もし可能なら、また洞窟に入りたいと思いますか?

潜水して救助されることを知った時、不安や恐怖などはありましたか?

救助されている瞬間のことを覚えていますか?

家に帰って最初にやることはなんですか?

フジテレビの質問
退院後に一番何をしたいですか?

洞窟から無事に救助された現在の気持ちを聞かせてください。

洞窟に閉じ込められている時は、不安や恐怖があったと思います。どのように気持ちを前向きにしましたか?

ダイバーに発見される前、自分達だけで脱出する計画を考えましたか?

潜水して脱出するという方法を聞かされた時、どのように感じましたか?(不安、嬉しい等)

AFPの質問
サッカー少年ということで、サッカーに関する質問をさせてください。ワールドカップの決勝戦はもう観ましたか?(生放送、録画に限らず) もし観たのであれば、感想も教えてください。

洞窟に閉じ込められていた時、どのように命を繋ぎ止めていたのか詳しく聞かせてください。たとえば、できるだけ寝て過ごす、瞑想をする、何らかの活動をする。

無事に救助されて、どのような気持ちでしたか? それとも、知事が説明したように「寝続けていた」から何も感じる暇はありませんでしたか?

<引用終り>


朝日新聞の質問だけが世界の中でも異常だという事が良く分かると思う。
そしてこんな事が起こるのは「朝日新聞には極めて強い自己愛が有り、それが捏造・隠蔽癖に繋がるという心の病が有る」という人がいる。
最近「反日という病 2018/5/24」を上梓した木佐芳男氏だ。
その木佐氏の論稿が今発売中のWiLL2018年8月号に載っている。曰く「心の病としてみた朝日の『捏造・隠蔽』癖」

木佐氏によれば朝日の捏造・隠蔽癖は記者個人ではなく組織として記事をでっちあげ隠蔽したケースが有る。この原因は実はアサヒはどの組織よりも自己愛が強い、つまり自分たちは〈良い日本人〉であり、戦争の過去を反省しない〈悪い日本人〉とは違う。こんな価値観が捏造に走らせてしまう。こんな意見である。これは心の病としての『自己愛性パーソナリティ障害』と言えるのではないか。これが木佐氏の意見で、今回のタイの洞窟救出記者会見でも朝日だけ異常な質問をしているが、その原因が心の病気なんだとなれば良く分かる。
この件が次回もう一度取り上げようかと思いますが、今回の朝日の異常さをみて取り上げてみました。

  1. マスコミ
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2018-07-23 18:02

酷暑41.1℃


 毎日無茶苦茶に暑い日が続いています。とうとう今日は41.1℃と今までの日本記録(40.0℃)を更新しました。

2018-7-23今日の猛暑 

何でも日本一なら良いってもんじゃないですね。暑いです。

我が町に近いアメダスポイントは大府市ですが、今日の最高気温は38.8℃。
名古屋でも17:55現在で35.2度でした。


そして今週はオートバイの真夏の祭典「鈴鹿8耐」こと鈴鹿8時間耐久レースが予定されている。
これは去年の様子
2018-7-23鈴鹿8耐2017 

今年は敵が一つ増えて酷暑との闘いの8耐、昨年まではヤマハが勝っていたのですが、今年はどうでしょうか。
  1. 社会一般
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2018-07-21 15:00

タイの洞窟救出、日本の支援に国王から感謝状 衛星画像を無償提供


 タイ北部の洞窟に閉じ込められた少年たちとコーチ13人の救出は世界中の注目を浴びた。残念ながら救出活動中に犠牲者も出たが、少年たち13人が全員無事だったことは明るいニュースだった。

所で結果オーライとは言うものの、こんなニュースはどういう訳か日本では殆ど報道されないが、日本も相当な貢献をしていたようだ。

<以下西日本新聞より引用>

タイの洞窟救出、日本の支援に国王から感謝状 衛星画像を無償提供
7/17(火) 10:58配信 西日本新聞

 タイ北部の洞窟に閉じ込められた少年ら13人の救出作業では、日本の国際協力機構(JICA)タイ事務所の支援に対しても国王から感謝状が贈られた。JICAは、洞窟につながる地表の穴などからの救出準備も進めていたタイ当局を手助けするため、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)と連携。現場上空を通過するJAXAの地球観測衛星「だいち2号」が詳細な地形の画像を撮影し、タイ側に無償提供していた。

 JICAタイ事務所の三宅繁輝次長によると、タイ当局は少年らに洞窟内を潜水させて救出する作戦と並行して、地表で別の穴や亀裂を探し、そこを掘って救出する準備も進めていた。しかし地表は樹木で覆われるなどしているため、穴を探す作業は難航した。

 そこで日本側は、過去に衛星が撮影した解像度の高い地図画像に、等高線や洞窟のルート予想図を書き加えて提供。さらに5日夜には現場上空を通過した「だいち2号」がレーダー電波の照射を行い、地形を詳細に撮影。穴などを見つけやすいように樹木を取り除いた画像の処理を行い、タイ当局に渡したという。

 JICAは排水や土木の専門家など延べ7人を現地に派遣。少年らは8~10日に外国人潜水士や海軍特殊部隊によって全員救出され、地表から救出する選択肢は採用されなかったが、三宅次長は「ニーズに合うよう改良を加えながら支援を行ったことが、評価されたと思う」と語った。

<引用ここまで>


 私はタイ最北端のチェンライ県メーサイには一度だけ行ったことは有るが、もう昔々の事。
そしてこの洞窟救出劇は現地事情がキチンと報道されない為もあり、分からないことが多い。
例えば救出された13人の内、コーチと3人の子どもがタイ国籍を持っていないという話なのだが、あの辺りはそんなに無国籍が多い?、良く分からない。国籍の件はタイ政府が国籍付与に動いているので問題ないだろうが、気になるところ。

それにも増して、タイ国王から日本のJICAに感謝状が贈られた、そんな凄い事をやっていたにしては国内で報道がない。まあ、日本のゴミメディアは、日本の良い事は報道してはいけないことにでもなっているのであろう。しかしタイには衝撃的な事をしたようだ。

西日本新聞の報道では「JAXAの地球観測衛星「だいち2号」が詳細な地形の画像を撮影し、タイ側に無償提供していた。また穴などを見つけやすいように樹木を取り除いた画像の処理を行い、タイ当局に渡した」とある。これはまるで軍事機密では無いか。現地の写真を見ると極めて険しい山である。まともな地図など作りようも無い所。こんな所の詳細な地形図があっという間に出来てきた。素晴らしいことだと思う。普通なら軍事機密で門外不出になるところ。


何はともあれ、現地の事情をグーグルアースなどで確認してみた。

これは現地の地図(グーグルアースを筆者加工)
2018-7-20タムルアン洞窟(メーサイ) 

タイの最北部メーサイの町から5,6キロの所。ラオスとの国境まですぐです。

これはタムルアン洞窟の地図、大幹線の国道1号線から直線距離で3キロほど
2018-7-20タムルアン洞窟の地図 
http://www.afpbb.com/articles/-/3181162
複雑で長い長い洞窟です。しかも洞窟の上は標高900~1100mn険しい山


どんな所なのか、グーグルアースで写真を拾ってみました。

白地に赤で記載したA地点から見ると
2018-7-20タムルアン洞窟のある山を池越えに望む 


B地点、これはタムルアン森林公園の入口ゲート
2018-7-20タムルアン洞窟入口ゲート


これはグーグルアースに載っていた洞窟内部 C地点
2018-7-20タムルアン洞窟内部 


これが洞窟入り口周辺風景 D地点
2018-7-20タムルアン洞窟周辺風景 

これは洞窟の真上の山の向こう側 この道路のすぐ向こう側はミャンマーです。
2018-7-21タムルアン洞窟上の自転車道


この道路までがタイで、その先はミャンマーのシャン州。シャン州は沢山の少数民族が暮らしているが、メインの民族はシャン族で約200万人位。シャン族自身は自分らのことを「タイ」と言っており、「タイ・ヤイ(大タイ)族」である。タイ・ヤイ族はタイ国のタイ族を含め、広い意味のタイ族
で、言葉もタイ語の系統。
そして私がタイ時代にはタイ・ヤイの人は非合法の筈なのに結構タイに働きに来ていた。勿論まともな会社には勤められないが、農業労働者やレストランなどのサービス業ではよく働いていた。
勿論我々日本人にはタイ・ヤイの人と普通のタイ人は区別がつかない。レストランで飯を食べるときに通訳の子に聞いてもらうとそんな事が分かる。当時鎖国中のミャンマーからくるのに問題ないかと聞いてみると、タイ・ヤイは言葉も宗教も同じなのでうまく立ち回れるようだった。

思い出話が長くなった。洞窟に閉じ込められ、無事救出された13人の中の4人の無国籍者は多分こんな事でタイに入ってきた人かその子どもだと思う。写真を見ると分かる通り、数キロ先はミャンマーで、抜け道は色々あるだろうから。

  1. タイ
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2018-07-18 16:18

熱中症の兆候は汗が出なくなる時


 連日の猛暑で大変ですね。特に水害の被災地の方は猛暑の追い打ちで苦労されていると思います。
また昨日は愛知県で小学生の子どもが熱中症で死亡との悲報。
実は私にも私が生まれる前に死んだ兄(当時小3)がいたのですが、8月中旬に炎天下で遊んでいて死亡。父母は病名が良く分からなかったようですが、多分現代の病名なら熱中症。

熱中症は処置が早ければ点滴で治癒可能ですが、処置が遅れると命にかかわります。そしてこんな時期はテレビなどで「危険な猛暑です。熱中症に気をつけてください」とは言うものの熱中症とはどんなモノかは殆ど言われない。そこで私のタイでの経験などを少々。
(熱中症とは「熱(ネツ)に中る(アタル)こと」ですが、こんな事もなかなか分かりにくい)


 日本には春夏秋冬の四季が有りますが、タイの季節は三つ。「暑い季節」と「蒸し暑い季節」、そして「無茶苦茶に暑い季節(3月~5月)」、この無茶苦茶に暑い季節は丁度いまの日本とほぼ同じです。

こんな時期は現場の作業員でも(タイ人なので暑さに慣れている筈ですが)暑さで気分が悪いと言って医務室で寝たりしています。(タイは法律である程度以上の規模の会社・事業所には医務室の設置が義務付けられていますが、現地で仕事をしてみてこれは納得)。

そんな中でタイ時代には休日の楽しみはゴルフ。特にタイ時代の後半は仲間にゴルフキチガイがいたことも有り、日本では考えられない経験をしました。
例えば夜が白々と明ける頃にスタート、3ホールくらい行った所でやっと日の出。ハーフラウンドが終わったら事務所に行ってプレー代とキャディフィーを払う。其のまま1ラウンド終わったら食事。そして2ラウンド目。それが終わって未だパワーが有ったら3ラウンド目。最後は日没と競争で何とかホールアウト。こんなキチガイゴルフをしましたので色々面白い経験も。

猛暑の中のゴルフでどれくらい汗をかくか。全身汗ダクですが、例えば顔は吹き出た汗の塩が固まって砂だらけみたいになったり、ズボンや下着がずぶぬれ状態で歩くので、太ももの内側が擦れて股ズレ(笑)が出来たり・・。
まあこんな中なので熱中症になりかけたことも何度かありました。私だけでなく一緒の仲間の場合も。
そんな経験からいえること。


熱中症になるときは今まで汗がタラタラ出ていたのが、突然汗が出なくなる、これが私の経験した熱中症の特徴です。
(汗をかくことで体温を調節していたのが出来なくなったという事だと思います)
こんな時は兎に角手近な日陰なり茶店なりに入って体を冷やす。ゴルフ場の場合は此れしか無かったですね。
この突然汗が出なくなる時は鏡を見ると顔が真っ赤でした。そしてこんな時、水を飲もうとしても体が水を受け付けません。そして多分体温を測ると相当熱が出ていたんだと思います。
一緒にいた仲間がこんな風になることも有りましたが、ちょっと歩くのが遅くなったりした、そんな兆候を見てすぐプレーを打ち切ったりして休憩したものです。

家人も似たような経験をしていまして、小学校の遠足に行ったら子どもが体調が悪くなり、慌てて近くの医者を探して連れて行った。点滴をしてもらったら30分位で元気になり、水が飲みたいというので飲ませたらペットボトルに2本水を飲んで、すっかり元気になったことが有る。こんな事を言っています。

テレビなどで熱中症、熱中症とうるさく言いますが、熱中症の症状はこんなものです。何かの参考になればと思い紹介しました。

  1. 日常の話題
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2018-07-15 14:25

小川榮太郎氏の嘆息


 評論家の小川榮太郎氏が「おお~い、短足!」と呼んでいるようだ。
へいへい、朝っぱらから何でしょうかねえ?

ん? 字が違ったかな?
2018-7-15小川榮太郎FB 
https://www.facebook.com/eitaro.ogawa/posts/1927987287294083

Eitaro Ogawa
【嘆息】最近講演、企画や収録、著書の打合せなどで色々な方と会う度に、寄ると触ると話題になる事がある。一体反安倍のマスコミや野党は「本当に一体なにがやりたいのか、何が目的なのか」という事だ。
やる事なす事、人間性の壊れた単なる異常行動ばかりだ。オピニオンや政策の批判でないのは勿論、不正や疑惑の追及も実際には一つもしていない。そしてこの異常な妨害で損をしているのは安倍政権ではなく(結局支持率は歴代でもお化けレベルの50%越えに戻るのだから)、日本国民でしかない。毎度毎度被害者は日本国であり日本国民だ。しかも損なわれている国益はもう尋常ではない。彼らがいないでくれただけで日本と世界は安倍政治の利益と平和増進をどれだけ享受できるかを考えると私は言葉もない思いがする。
 だから会う人毎に皆慨嘆して私に尋ねるのだ、「小川さん、あの人たちは一体何が目的なんでしょう?」
 私も知らんわ。アホ過ぎて外国の工作機関も使えまい。官邸の陰謀でアホを演じてもらって安倍政権のまともさを際立たせているのかと言っても、もう冗談にもならない。人生でここまで冗談にならない存在に出会うとは思わなかった。
<引用終り>

 まったく正論なのだが、この小川榮太郎氏の話を聞いて、数日前友人たちとこんな話をしたことを思い出した。


 ある友人曰く、「最近またN社の不祥事が報道されているねえ。情けないなあ。やはりトップが外国人ではダメなのかねえ。如何思う?」
こんな話である。
以下は私の藪にらみでの話だが・・・
N社は20年前に巨額の負債を抱え危機に陥った。結果としてルノーに身売りしてしまった。ゴーンという剛腕経営者の力で積弊を断ち切ることに成功、最近はルノーをはるかに上回る業績で、逆にルノーは日産がなければ立ち行かないくらい。さすが日産だと思う。
しかし再建の過程で自動車メーカーとしての本来の目的=「良い車を作りユーザー・社会に貢献」を忘れ、会社の目的が「金儲け」になっていないだろうか。
クルマメーカーに限らずだが、企業は自浄能力が無いと不祥事は無くならない。自浄能力とは自分らのやっていることをその企業の方針とか目的・ポリシーから見て正しいかどうか考えて、自ら問題点を明らかにし、その改善を進める活動だと思うのだが、その為には大きな方針とかポリシーが明確になっていなければいけない。若し大きな目的・ポリシーが金儲けだとすると不祥事と思っても儲かっているんだからと臭いものに蓋。これでは話にならんだろ。
勿論儲からなければ話にならん。しかし利益・儲けは良い車を作るための絶対必須の条件、目的ではない。とはいうもののカネが無くなると苦しい。貧すれば鈍す。いくらいいことを言っていてもカネがなければ何ともならんことも事実。ここのバランスが難しい。
こんな事を話し合った。

朝から「おお~~い、短足~ぅ!(字が違う!)」
こんな事を呼ばれたような気がした、いや夢の続きだったかな、そんな事で思いで話を書いてみた。

旧民主党、改め民進党、改め立件民主党、酷民民主党、次はなに党になるのか知らんが、君らの目的は何なのかねえ。
まあ、そんな事は忘却の彼方に消えて久しい、今更思い出せと言っても無理なんだろうなあ。
朝から夢の続きをブツブツ言っております・・・。

  1. 政治
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2018-07-14 21:33

日本が普通の国になるチャンスがやってきた


 トランプがNATO首脳会議で防衛費をGDP比4%への増額を要求したと報道されている。
特にドイツに対しては、「ドイツはロシアの人質」とまで言っている。これは冷静に考えれば間違ってはいない。ロシアから主要エネルギーである天然ガスの供給を受けるという事は、何かトラブルが有ればエネルギー源のガスを止められるわけで、人質は事実だからだ。現にロシアとウクライナとの間ではこの問題が2005年から2009年にかけて表面化した。
ロシア・ウクライナガス紛争

日本だって他人ごとではない。石油を止められた日本がアメリカと戦わざるを得なかった事を思い出せば当然である。

 しかし、この発言がドイツ人の反米感情に火をつけたことは間違いないだろうが、今回は日本について考えてみたい。ドイツと日本はWWⅡから軍事費に関してはアメリカの圧力で押さえつけられてきた経緯がある。その頸木をとり外そうという話である。

日本にとっては、戦後73年、やっと真の独立国になるための道筋が出来たと思えるからだ。

何はともあれ最初にその報道から。

<以下ロイターより引用>

ワールド2018年7月12日 / 03:36 
トランプ氏、防衛費GDP比4%へ拡大要請 NATO首脳会議

[ブリュッセル/ワシントン 11日 ロイター] - トランプ米大統領は11日開幕した北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、加盟各国による防衛費の支出を国内総生産(GDP)比4%に引き上げるよう要請した。ホワイトハウス高官が明らかにした。

同高官によると、トランプ大統領の要請は正式な提案ではない。

トランプ大統領自身は、NATO加盟国が直ちに防衛支出の対GDP比率を2%に引き上げる必要があるとツイッターに投稿。「ドイツがロシアに対し(天然)ガスとエネルギーを巡り多額の支払いを行うなら、NATOにどのような価値があるのか。米国は欧州の防衛のために多額の支出を行う一方、貿易で多額の損失を出している。防衛支出の対GDP比率を直ちに2%に引き上げる必要がある。2025年までではない」との考えを示した。

ブルガリアのラデフ大統領も記者団に対し「トランプ大統領が防衛費を対GDP比で2%に拡大する目標の達成だけでなく、4%という新たな目標を設定した」と語った。

NATOはこれまでに加盟国の防衛費を対GDP比2%以上とする目標を掲げているが、ドイツなど目標を達成してない加盟国は多く、トランプ大統領は首脳会談に先立ち、各国の拠出が不十分として批判していた。

加盟国首脳らは共同声明で「加盟各国のコストや責務の負担において均衡を取ることにコミットする」とし、防衛費支出を拡大する目標の達成に向けた「揺るぐことのないコミットメント」を確認。トランプ大統領の批判を考慮した格好だ。

また、ロシアやイラン、北朝鮮による脅威について懸念を表明した。

<引用終り>


最初に日本の防衛費が世界の中でどうなっているかを見てみます。

これは金額ベース
2018-7-13国別防衛費トップ15 
http://www.garbagenews.net/archives/2258794.html

このトップ15を対GDP比で見ると
2018-7-13国別防衛費トップ15の対GDP比 

こんな風に見ると、日本とドイツが国力の割に防衛費が少ない、特に日本は対GDP比で0.9%となっていますので、主要国の中では極端に少ないですね。
しかし、これは歴史的経緯から来ているもので、特にアメリカは日本に対する恐怖心が有ることを忘れてはなりません。
以前こんなエントリーをしました。
「日本は潜在的な敵性国  2017-03-18 」
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1363.html

この中でアメリカの潜在的敵性国はロシア・中国・ドイツ・日本、この四カ国であるとし、日本に対しては「冷戦後の日本を国際政治におけるアメリカの潜在的敵性国と定義し、日本に対する封じ込めを実施する」、これがアメリカの方針であるとされた。これが策定されたのはブッシュ(父)政権末期だが、その後のクリントン政権にも引き継がれている。しかも不倫トンは根っからの日本嫌い。そんな事を前提にもう少し詳しく見てみよう。以下上掲エントリーより。

 一九八九年末にベルリンの壁が崩れて東西陣営の対立が終わると、米政府は即座に、「世界を一極構造にして、アメリカだけが世界を支配する。他の諸国が独立したりリーダーシップを発揮したり、独自の勢力圏を作ろうとすることを許さない」というグランド・ストラテジーを作成した。ブッシュ(父)政権のホワイトハウス国家安全保障会議が、「冷戦後の日本を、国際政治におけるアメリカの潜在的な敵性国と定義し、今後、日本に対して封じ込め政策を実施する」という反日的な同盟政策を決定したのも、一九九〇年のことであった。
 (筆者は当時、「ブッシュ政権は日本を潜在的な敵性国と定義して、『対日封じ込め戦略』を採用した」という情報を、国務省と国防総省のアジア政策担当官、連邦議会の外交政策スタッフから聞いていた。ペンタゴン付属の教育機関であるナショナル・ウォー・カレッジ〔国立戦争大学〕のポール・ゴドウィン副学長も、「アメリカ政府は、日本を封じ込める政策を採用している」と筆者に教えてくれた。)
 ブッシュ(父)政権が、レーガン政権時代に国防総省からの強引な要求によって決定された自衛隊の次世代戦闘機の日米共同開発合意を一方的に破棄・改定したり(注1)、日本に対して国際通商法(GATTルール)違反のスーパー三〇一条項を適用して、米製品を強制的に購入させる「強制貿易」政策を押し付けてきたりしたのも、「アメリカが支配する一極構造の世界を作るためには、。潜在的な敵性国”である日本を封じ込めておく必要がある」という戦略観に基づいたものであった。
 当時のアメリカ外交に関して優秀な国際政治学者(リアリスト派)であるケネス・ウォルツ教授(カリフォルニア大学バークレー校とコロンビア大学)は、「ソ連が没落してアメリカに対抗できる国が世界に存在しなくなったため、米政府は傲慢で自己中心的な外交政策を実行するようになった……カントやニーバーが指摘したように、国内政治であれ国際政治であれ、一旦、絶対的な権力(覇権)を握ると、どこの国も不正で腐敗した統治行為を行うようになる。アメリカが一極構造を作って世界中の国を支配しようとすれば、そこに権力の濫用と権力の腐敗現象が発生するのは当然のことだ」(Realism and International Politics)と述べている。
 公式の席では日本に対して、「日米同盟は、価値観を共有する世界で最も重要な二国間同盟だ」とリップ・サービスしておきながら、実際には日本を”潜在的な敵性国”とみなして強制的な貿易政策を押し付けてきた一九九〇年代のアメリカーーブッシュ(父)政権とクリントン政権ーーのやり方は、ウォルツが指摘したように「権力の濫用と腐敗」を体現したものであった。

今こんな事を書くのは、私がバブル崩壊後の1990年代から、散々苦労してきた、その苦労の原点がこんな所にあった。そんな思いがするからだ。

そして日本の将来のためにはどうしても避けて通れないのが憲法改定。平和憲法だなどと騙されているが、アメリカの勝手な都合で日本貶めのために押し付けられた憲法。押し付けられたときには「天皇陛下を戦犯で訴追だとか、原爆を示唆するような発言とか、B29を超低空で飛ばして威嚇とか」、こんな脅迫が有るようだ。
「押し付けられた日本国憲法、GHQの社会主義者が9日間で作る」
https://www.sankei.com/premium/news/170129/prm1701290009-n3.html

この産経の記事を読むと今でも血が騒ぎますが、それはちょっと置いといて、この憲法制定以後冷戦が激化し、さらに朝鮮戦争が勃発するに及びアメリカからは改憲と再軍備を要求されます。当時の首相吉田茂は警察予備隊(のちに保安隊→自衛隊)は作ったものの改憲は拒否します。その後もベトナム戦争当時にも同じ動きが有りましたが、やはり改憲は拒否。この判断は当時としては日本人の血を流さずに済んだという意味で正しかったと思います。(但し朝鮮戦争では機雷除去の掃海作業には日本人も狩りだされており、殉職者も出ています。忘れてはいけません)
しかしその後国際情勢は大いに変わりました。

そして今ではこんな事を言われる始末



http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1535.html

このバイデンの認識はアメリカを支配するエスタブリッシュメントの共通認識だと思う。しかしトランプはアメリカのエスタブリッシュメントとは対立した考え方を持っている。そんなことから、現在の状況は日本が戦後73年の頸木を外す絶好のチャンス、日本が普通の国になるチャンスだと思います。

  1. 政治
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