2017-05-31 22:13

キツネは犬になれるのか<古代人から近代人になるのも同じかも

 現在発売中の月刊Hanada7月号に大変興味深い記事がある。
犬の祖先が狼であるとはよく言われるのだが、ではどのようにして犬に進化したのかは全く分かっていなかった。それならやってみるかという事で約60年前にロシア(ソ連)の研究者が始めた研究の話。先ずはその内容。

<以下月刊Hanada7月号よりスキャンし引用>

世界の雑誌から
     河村真木

~キツネは犬になれるのか~
  『SCIENTIFIC AMERIKAN』五月号
2017-5-31scientificamerican.jpg 

2017-5-31scientificamerican1.jpg 

 野生の狼が、どう飼い慣らされてペットとしての犬となったのかはわかっていない。ならば実際に試すのみと、一九五八年、ロシアの研究者たちが実験を始めた。ただし、対象となったのは狼ではなくキツネ。
 実験方法はいたってシンプル。キツネを一群入手し、そのなかから〈人間にもっとも好意的な反応を示すキツネを選んで交配を繰り返す〉

 最初の数年間は〈犬というより、口から火を噴く龍〉とかなり攻撃的だった。第四世代過ぎから軟化の兆しが見え始め、第六世代で〈子狐のなかに犬のように尻尾を振る、キャンキャン・クンクンと鳴く、舐めるなど、熱心に人との接触を求めてくるものが現れ始めた〉

 さらに〈犬以外の家畜は特定の人間になつかない〉という通説を検証するため、一九七四年に一人の研究者が第十五世代のキツネと同じ屋根の下に暮らしてキツネの反応を見るという実験を行った。

 最初の数日は〈明らかにイライラして家のなかを駆け回っていた〉が、一週間もするとかなり落ち着き、〈撫でてくれと言わんばかりに仰向けに寝転がってお腹を見せる〉等の行動も見られるように。仲が深まると主人の帰宅を窓際で首を長くして待ち、〈主が家に近づいてくるのを見つけると、玄関で尻尾を振って待って〉いたり。こうなると、もう犬そのものだ。

 研究所で飼育するキツネもいまや五十八世代目、うち七〇%はペットと変わらない程度に人に懐いているDNAレベルでも犬と同等の変化が起こっていることも確認されている。

Hanada-2017年7月号・138
<引用終り>


 この研究で素晴らしいのは59年も研究を継続していること。その間ソ連の崩壊が有り、飼育しているキツネのエサ代にも苦労する時期もあったのだと思う。よくぞ継続してくれたものだ。
このおかげで「口から火を噴く龍」のようだった野生のキツネが「15世代経過すると人間にある程度懐く」、こんなすごいことが分かったことだ。そして58世代も経過すると、約70%がペットと変わらないくらい懐いた」。

これを人間に当てはめてみると、人間の1世代を30年と見ると、15世代は450年。58世代は1740年になる。人間が本当に変われるとしたら、それも古代人から近代人に変われるとしたら・・・、このキツネの事例のように、それには最低400~500年位かかるという事だ。
そう考えると日本の敗戦直後に見せた韓国朝鮮人の古代的凶暴性、これが説明できる。それまでは彼らは近代人の皮をかぶっていただけなのだ。本質は古代人、そうだったんだと思う。

今半島の国は北も南も発狂状態と言って良いだろう。北は禁断の凶器を手に入れてしまったし、南はと言えば完全に先祖返りで古代国家になってしまった。
そしてこれとどう付き合うかだが、キツネの事例の如く400年から500年は進化するににかかる。それまでは手を出さずに静観するのがいいだろう。キツネが半島の古代人とどう付き合うかを教えてくれている。そう考えると実にいい事例だと思います。




  1. 社会一般
  2. TB(0)
  3. CM(12)

2017-05-28 18:45

アカヒと法匪(放屁)のコラボ

 前回のエントリー「自殺死亡率日本は下から6番<これがマスゴミのプロパガンダ<*追記あり」でエコノミストに会った殺人率のデータを紹介した。実はこの時エコノミストの記事に大いなる違和感を感じたのだが、そんなところを書いてみたい。
分かったことはマスゴミと法匪(放屁ではないが大体同じようなもの)の日本貶めだった。
ちょっと長くなるがそのいきさつなどを。

最初に注目するきっかけとなったのはこんな記事。
海外の日本の出来事に関する反応をまとめた「パンドラの憂鬱」という所にこんな話が上がっている。『今回は、エコノミスト誌が掲載した、「犯罪が起きない日本では、警察が暇を持て余している」という記事を元に、米国の大手ネットメディアATTNが、日本の治安について纏めた投稿からです。』と紹介されているものです。
「海外「日本は島国だから…」 『警察が暇なくらい安全な日本』に海外から羨望の声」

今回は、エコノミスト誌が掲載した、「犯罪が起きない日本では、警察が暇を持て余している」という記事を元に、米国の大手ネットメディアATTNが、日本の治安について纏めた投稿からです。

「日本の犯罪率はここ70年間で最も低いものになっている。
 犯罪や事件の発生があまりにも少なすぎるため、
 レンタカーをシェアした人たちを白タク行為で逮捕したり、
 鍵がかかっていない状態で駐車されている車を発見した際には、
 
車上荒らしをしに来た人間を逮捕できるよう一週間見張ったりと、
 日本の警察は暇を持て余さないための滑稽な方法を模索している。

 では日本の犯罪が抑制されている理由は何なのだろうか。
 それは、賃金格差が小さく失業率が低い事に加え、厳しい銃規制がある為だ。
 日本国内で銃を所持している人の割合は0.09パーセントで、
 2015年に日本で起きた銃による殺人事件は1件だけである。

 アメリカのことを想うのならば、日本を見習おうではないか」



詳細は上掲リンク先を見ていただくとして、このソース記事(英文)にこんな表が載っている。主要国の殺人と強盗の件数についてのデータ(前回紹介済み)です。本文でも日本の殺人率は10万人当たり0.3、アメリカは10万人当たり約4、こんな違いがあると書いてありますが、ほかの国との比較が分かります。

2017-5-27エコノミストのよる殺人率 

ここまで見て大いなる違和感を感じる事がある。例えば上掲赤字の部分「車上荒らしをしに来た人間を逮捕できるよう一週間見張ったり」、これは警察に実際を知っている人にはとても違和感を感じる表現。そこでソースの英文記事を見てみた。

ソース記事
As crime dries up, Japan’s police hunt for things to do
(犯罪が干上がって(無くなって)しまったので、日本の警察はやることを探している)
http://www.economist.com/news/asia/21722216-there-was-just-one-fatal-shooting-whole-2015-crime-dries-up-japans-police-hunt

該当部分は
THE stake-out lasted a week, but it paid off in the end. The tireless police of Kagoshima, a sleepy city in the far south of the country, watched the unlocked car day and night. It was parked outside a supermarket, and contained a case of malt beer. Finally, a passing middle-aged man decided to help himself. Five policemen instantly pounced, nabbing one of the city’s few remaining law-breakers.

google機械翻訳
警察の張り込みは1週間続いたが、それは最後に期待の成果を上げた。南方の眠くて疲れた鹿児島の警察は、昼も夜もロックされていない車を見守った。それはスーパーマーケットの外に駐車され、麦芽ビールのケースを積んでいた。最後に、中年過ぎの男が盗むことを決めた。5人の警察官が即座に跳ね返って、残りの少ない法律違反者の1人を取り押さえた。
<引用ここまで>

とまあ、こんなモノなのですが何とも違和感を感じる記事。そこで日本の記事を探すとこんなものが引っ掛かった。比較のため、朝日と産経記事を見てみます。

最初に朝日の記事
http://www.asahi.com/articles/ASK3S3QQ6K3STIPE00N.html
朝日新聞デジタル>記事
車上荒らし「なりすまし捜査」で無罪判決 鹿児島地裁
2017年3月24日20時03分

 車内から発泡酒を盗んだとして窃盗罪に問われた鹿児島県伊佐市の男性(51)に、鹿児島地裁加治木支部は24日、無罪(求刑懲役1年6カ月)を言い渡した。車は、車上荒らしを捜査中の警察官が止めたもので、小畑和彦裁判官は「被告に車上狙いを実行させる目的と推認され、国家が犯罪を誘発した」と指摘した。

 判決によると、男性は昨年9月6日早朝、伊佐市のスーパー敷地内に伊佐署の男性警部補が止めた軽トラックの助手席から、発泡酒1ケースを持ち出したところを、張り込み中の捜査員に現行犯逮捕された。車は無施錠だった。

 男性は発泡酒を盗んだことを認めたが、弁護側は「犯行を働きかけた違法なおとり捜査だ」と無罪を主張。検察側は、車は警部補が捜査のため知人に借りたもので「発泡酒は知人へのお礼に用意した」などと反論していた。

 判決は、警部補らが車を無施錠で止め、助手席に発泡酒や食パンを置いていた点について「被告を検挙する目的で、車上狙いの実行に出るのを待ち設けていたと推認できる」と指摘。男性の行動確認をしていた警部補らが、通常の捜査で犯行現場を押さえることは可能だったとして「本件のような捜査手法を行う必要性はほとんどなかった」と批判。「任意捜査として許容される範囲を逸脱し、違法」と結論づけた。

 犯罪の実行を働きかけた「違法なおとり捜査」との弁護側の主張については、警察官による働きかけがなかったので、おとり捜査ではなく、被害に遭いやすい状況を作った「なりすまし捜査」との判断を示した。(野崎智也、神崎卓征)
<引用終り>

では次に産経の記事
東京産経
2017.3.24 13:47

「車上狙い促す捜査」と無罪判決 わざと無施錠の車用意と認定、鹿児島地裁支部

 鹿児島県伊佐市で無施錠の車の助手席から発泡酒を盗んだとして、窃盗罪に問われた男性(51)の判決で、鹿児島地裁加治木支部は24日、無罪を言い渡した。小畑和彦裁判官は、県警が現行犯逮捕のために無施錠の車をわざと用意したと認定し、判決理由で「犯罪を促す違法な捜査」と批判した。求刑は懲役1年6月。

 判決によると、男性は昨年9月6日、伊佐市のスーパー駐車場に止めてあった無施錠の軽トラックの助手席から、発泡酒1箱(24本入り、2500円相当)を盗んだとして、現行犯逮捕された。

 男性の自宅付近では、昨年3~7月、いずれも無施錠の軽トラックから現金が盗まれる車上狙いが9件発生。県警は男性の犯行を疑い行動を確認するとともに、それまでの被害車両と同車種を用意し、助手席に発泡酒とパン(食パン2袋、ロールパン1袋)を置いて張り込み捜査をしていた。

 判決理由で小畑裁判官は「捜査として許される範囲を超えている。国家が犯罪を誘発し、捜査の公正を害するものとして違法だ」と述べた。
<引用終り>

このほかロイターでも報道されている
jp.reuters.com/article/idJP2017032401001430 リンク切れ

確かに朝日新聞の記事だけを見ると、鹿児島県警はよほど暇なのか、こんな事をしてカッパライを捕まえている。そう感じるのも無理はない。
しかし警察の事を多少でも知っている人なら、「これは可笑しい、何もないのにこんな事を警察がする筈がない、絶対何かある」、そう思うはずだ。

しかし産経の記事を見ると事件の背景が分かる。この地域では類似の車上荒らしが9件連続して発生、状況や目撃情報からアイツだと目星がついていた。しかしそれだけでは証拠がなく逮捕できないのでこんな事をしなければいけなかったようだ。

そしてここからが問題。こんな誰でもすぐ分かるようなことが朝日新聞の記事には書かれていない。だから朝日の記事を見ると、警察は何をやっとるんだ、こんなバカなことをやりおって、そんなに暇なのかとなる。

朝日新聞を読んでいる皆さん、こんな風に情報を操作されて「日本はダメだ、ダメだ」、こんな事を思いこまされているのです。ぜひこんな事実を知っていただきたいと思います。

そしてこの判断が多分害人記者クラブなどを通じて世界に発信されたのであろう。
だからロイターが報道し、エコノミストがさらに論評するという事になった。目的は日本貶め以外の何物でもない。

更にエコノミストの原文を読んでみると、単に日本の事を称賛している記事では無い。皮肉に満ち、悪意さえ感じるものが有り、おまけに日本人の法律家が二人名前が出ている。
高山佳奈子と安田好弘だ。
高山佳奈子は京都大学教授で、wikiによれば刑法学者だが京都大学職員組合の中央執行委員長を2012年度に務めたとなっている。京都大学かあ、最近ここは中核派が暴れて大学内に警察が入らねばいけなくなったところだぞなあ・・・。教授様が組合の委員長様・・・。

もう一人の安田好弘は弁護士で光市母子殺害事件の主任弁護人を務めた日本を代表する法匪・・放屁では無いが、まあ似たようなもの)。大多数の心ある日本人は此奴を決して許してはいないだろうなあ。

こんな事で日本貶めを企んだ基地害連中が世界に拡散した記事。ただし今回だけはちょっと狙いが外れたようだ。日本は治安が良いことにかまけてアホなことやっとる、こう言いたかったのだが、読者の出した結論は
アメリカのことを想うのならば、日本を見習おうではないか」だった。

最後にこの判決に対し、検察は上告しないことを決めたとのこと。警察の捜査や証言などにも揚げ足を取られるような所があったようだ。詳細はある弁護士の方の下記ブログを参照ください。




  1. マスコミ
  2. TB(0)
  3. CM(2)

2017-05-26 16:54

自殺死亡率日本は下から6番<これがマスゴミのプロパガンダ<*追記あり



 内閣参与としてデフレ脱却・日本再生のため頑張っておられる藤井聡先生。しかしさすがの藤井先生もマスゴミの日本下げプロパガンダに引っかかったようだ。5月22日の藤井先生のFBにこんな記事がある。

2017-5-25藤井先生FB 
藤井先生はYahooニュースの記事からこんな事を仰っている。しかしこの自殺問題は以前から私は注目してきた。その理由、自殺者数は1998年3月突如ポンと跳ね上がり、年間3万人越えという過去にない人数になった、そのまま10年以上そんな状態が続いた。自殺者数・年間3万人オーバー問題である。この問題が解決すれば日本再生は成功する。そう信じてきたし、このブログでも色々エントリーしてきた。
そして藤井先生の意見には「藤井先生!、違いますよ!。マスゴミに騙されてはいけません。これはマスゴミの安倍さん貶しプロパガンダですよ」と言いたいと思う。そんな所を書いてみます。

*追記します。自殺に関連して殺人についての英文のデータが有りましたので、本文末に追記します。


最初に藤井先生の言われるYahooニュースの記事の元記事(毎日)から

<以下引用>
https://mainichi.jp/articles/20170519/k00/00m/040/187000c

自殺死亡率>日本はワースト6位 先進国の最悪レベル
毎日新聞 5/19(金) 2:00配信
 
 <自殺死亡率>日本はワースト6位 先進国の最悪レベル
自殺死亡率ワースト10(10万人あたりの人数)=厚労省の自殺対策白書から
 ◇厚労省が分析結果をまとめる
   2017-5-25毎日新聞の自殺に関する記事    2017-5-25毎日新聞の自殺nipponnigai 主要国の自殺率比較    
    

 厚生労働省は世界各国の自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)を比較し、日本はワースト6位だとする分析結果をまとめた。先進国の最悪レベルで、特に女性は同3位と高い。今月下旬に閣議決定される「自殺対策白書」で公表される。

 自殺死亡率は統計の信頼性や更新頻度が国によって異なるため単純な比較が難しく、世界保健機関(WHO)が2014年に初めてまとめた「世界自殺リポート」でも順位付けはしていない。厚労省はWHOのデータベースを使い、13年以降の人口と自殺者数が把握できている中から上位国を抽出した。

 日本の14年の自殺死亡率は19.5で、アジアでは世界ワースト2位の韓国の次に高い。男性(27.7)は同12位、女性(11.7)は韓国、スリナムに続き同3位。主要8カ国(11~14年)との比較では、ロシアの21.8に次いで高かった。
(引用者注:日本の最新の自殺死亡率を計算すると2016年には16.8になる)

 警察庁の自殺統計によると、16年の自殺者数は2万1897人(男性1万5121人、女性6776人)で、03年の3万4427人をピークに減少傾向が続いている。しかし、自殺が最も多い中高年の男性に比べて若年層は減り幅が小さく、白書は「20~30代の自殺死亡率を低下させることが課題」と分析している。【山田泰蔵】

<引用終り>

そもそもこの記事は可笑しいのです。理由は簡単、上掲の左側の表は日本がワースト6位に輝いた表。ところで右の表はG7+ロシア(つまりG8)の各国の表なのだが、そのロシアは日本より自殺率は高い筈なのだが左側の表にはない(???)。何じゃコリャア・・・・。ロシアは何処へ???。

もう一つ、日本の自殺者数は1998年3月に突如ポンと跳ね上がり、そのまま高止まり状態、この年間3万人超え状態が14年間続いた。やっと年3万人を下回ったのは2012年の事である。

2017-5-26自殺者数推移 
http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_tyosa-jikenjisatsu


そしてこのように2012年以来下がり続けている。昨年(2016年)は2万1千人台になった。
ピークの2003年の3万4427人に比べれば1万2千人以上もの減少。これは素晴らしいことではないだろうか
藤井先生、政府に問題があるという前に、ここまで下がってきたんです。皆さんの努力のたまものと言えませんかねえ。

そしてもう少し詳細に見てみると

2017-5-26失業者数と自殺者数推移
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2740.html


このグラフは月別にプロットしたグラフ。
1998年3月に突如ポンと跳ね上がってそのまま高止まり。永年この原因が分からなかったがデフレで給料が下がったこと、その前年の消費税増税などが原因と考えられる。
そしてこの時の政府はと言えば自社さ連立政権で首相はポマード男の橋龍。そうです。中国でハニートラップに引っかかって国益を損ねた奴が首相の時でした。

それから2011年の東日本大震災、この時は大災害の為色々混乱が有り、集計が遅れたこともあり、5月に大きなピークが出来た。しかしその後の月別推移は明らかに震災前と違う。大震災で日本人の考え方に何か変化が起きたのだ。そして2012年12月、民主党から自民党が政権奪還、アベノミクスが始まった。ここでも明らかに自殺件数が減っており、昨年の2万1千人台に繋がったと思う。失業者・自殺者ともにすごい勢いで減り続けている。これは凄いことだと思えないんですかねえ。お~~い、そこの仕訳オンナのレンホーよ。こんな数字を見ても未だ騒ぐのかね。


ここでもう一つ、世界主要国の自殺率長期推移を見てみるとこうなっている。

2017-5-26世界の自殺率長期推移 
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2774.html


講師て百年以上のデータを見てみると、国別に色々変動はあるが大まかな傾向は変わらない。
日本(黒の太線)は1901年以来波はあるがある範囲内である。イギリスやイタリアとは明らかに違う。フランスとは似ている所を見ると同じキリスト教国でも相当違いがある。国民性、民族性、宗教など色んな原因が考えられると思うが、私はこんな風に考えた。

日本人は他人(ひと)には優しいが自分には厳しい。だからアメリカやイギリスに比べれば自殺件数は多い。これは国民性だ。しかし長いスパンで見てみると現在は自殺者は特別多いほうでは無くなった。

一方その逆に日本人は他人(ひと)には優しいから人を殺さない。だから殺人事件件数は他の国よりはるかに少ない。

冒頭の毎日新聞記事のデータにちょっと追加するとこんな風。

2017-5-26主要国の自殺率と殺人件数 
殺人事件件数は以下から拾いました
http://www.globalnote.jp/post-1697.html


おせっかいな国連辺りが日本は自殺が多いなどとイチャモンでもつけてきたら・・・
こう言ったらどうだろう。
「日本人は自分に厳しいから自殺は多いが他人(ひと)は殺さない。もし日本に文句を言うんなら、まずお前の国の殺人事件件数を日本並みにしてから言ってくれ。イギリスやドイツなら三分の一、アメリカなら十分の一以下だぞ。それが出来るなら文句言ってこい」
これで口うるさい国連も黙らせることができるでしょう。

最後にこの自殺者数が減少しているというデータをつまみ食いして安倍誠二が問題があると書く。これこそマスゴミの「安倍貶し」作戦だと思います。国民全員で監視が必要です。



* 追記します。
海外の日本の出来事に関する反応をまとめた「パンドラの憂鬱」という所にこんな話が上がっている。『今回は、エコノミスト誌が掲載した、「犯罪が起きない日本では、警察が暇を持て余している」という記事を元に、米国の大手ネットメディアATTNが、日本の治安について纏めた投稿からです。』と紹介されているものです。
「海外「日本は島国だから…」 『警察が暇なくらい安全な日本』に海外から羨望の声」

詳細は上掲リンク先を見ていただくとして、このソース記事(英文)にこんな表が載っている。主要国の殺人と強盗の件数についてのデータです。本文でも日本の殺人率は10万人当たり0.3、アメリカは10万人当たり約4、こんな違いがあると書いてありますが、ほかの国との比較が分かります。

最初にソース記事
As crime dries up, Japan’s police hunt for things to do
(犯罪が干上がって(無くなって)しまったので、日本の警察はやることを探している)
http://www.economist.com/news/asia/21722216-there-was-just-one-fatal-shooting-whole-2015-crime-dries-up-japans-police-hunt

2017-5-27エコノミストのよる殺人率

本文の上のほうに書いたデータと大差ありませんが、殺人の外に強盗も入っているので参考になります。日本の治安の良さは大いに誇るべきものです。

但しエコノミストの原文を読んでみるとこの記事は単に日本の事を称賛している記事ではありません。皮肉に満ち、悪意さえ感じるものが有り、特に弁護士の安田好弘(光市母子殺害事件の主任弁護人を務めた日本を代表する法匪・・放屁では無いが、まあ似たようなもの)が出てくるところなど、かなりバイアスのかかった記事ではあります。
しかしそれを読んだ人が素直に犯罪が無い、良いことだ、こう受け取ってくれているようで、有り難い話ではあります。
尚この件は別エントリーにしたいと思っています。

  1. マスコミ
  2. TB(0)
  3. CM(15)

2017-05-23 17:30

モグラに注意

 宮崎正弘さんのメルマガ「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」5月22日号に面白い記事があった。
アメリカの情報機関CIAが中国に構築した情報網がCIA内部の二重スパイによって壊滅させられているというのだ。何やらスパイ映画のような話だが、日本も他人ごとではない。つい最近も日本人が中国で6人も拘束されているという報道があるが、恐らくこれも内部に潜むスパイの存在があるのだろう。


では最初に宮崎正弘さんのメルマガから
<以下引用>

 中国で18~20名以上のCIAスパイが殺害、拘束されていた
  オバマ政権下で、CIAの不手際がつづき、米国に「もぐら」がいた
2017-5-23bbcのモグラ 
(引用者注:「もぐら」とあるが原文は「mole」だろう、意味は①もぐら ⓶スパイ又は二重スパイで、この文脈では二重スパイだと思われる)

 CIAの士気の低下はオバマ政権下で顕著だった。
 殆ど機密情報が取れず、また重要な亡命希望者(王立軍)らをオバマは放置した。
 2010年から2012年にかけて、18名から20名のCIA協力者(中国人)が逮捕され、殺害もしくは刑務所に送られていた。

 かつてCIA、FBIの内部にロシアのスパイが紛れ込んでいた。オルドリッチ・アーメス(CIA)とロバート・ハンセンン(FBI)事件は米国のインテリジェンス機能に大きなマイナスとなった

 CIAが、米国の情報漏洩と中国の工作員ネットワークの消滅に気付いたのは、協力者の北京における中枢からの情報が途絶え、工作員らが消えてしまったことだった。そのうえ、類似の機密が中国のハッカーと推定できるルートからウィキリークスに漏洩していた。

 CIAの高層部の内部にモグラ(上掲注参照)が潜んでいたのだ。
「その男」(The man)は永年にわたってトップの機密、暗合のマトリックス、スパイの落ち合う場所や方法などCIAテクニックを、中国に漏らしていた。CIAが、その男を疑い始めたことに気付くと、かれはさっとCIAを退職し、アジアに移住して企業経営を始めた。その資金はおそらく中国が用意したのだろう。

 以上の衝撃的なニュースは『ニューヨークタイムズ』(電子版、5月21日)のトップ記事。BBCなどが後追いで報道し始めており、在米中国語新聞も大きく採り上げている。「中国逮捕殺害20名美国間諜」(博訊新聞網、5月21日)。

 CIA、FBIはともに、この情報に関して一切のコメントを出していない。中国もこのニュースをまったく伝えていない。
<引用終り>


このニュースはアメリカの情報機関には重大な問題だが、ほかにもいろいろ気になることがある。
・ なぜ今この時期に公表されたのか
・ 日本として考えるべきことは何か


そしてこの件について宮崎さんが「BBCなどが後追いで報道し始めており」とある、そのBBCの報道を見ると面白い。

China crippled CIA by killing US sources, says New York Times
http://www.bbc.com/news/world-us-canada-39989142

特にこの部分
・北京は外国人スパイの秘密情報に対する多額の現金報酬を提供
・中国はスパイとの「危険な愛」を警告
・Wikileaksの新しいリリースによってCIAの業務が中断される可能性がある

この二番目の危険な愛という項目がこの問題の厄介な部分を示している。日本でも西山事件があったが、こんなのは氷山の極々一角なのだろう。
そしてこんな動画がBBCの記事にあるのだが、大変興味深い。中国はここまで機密漏洩に気を使っているのに日本にはスパイ防止法すらない。それを思うと暗澹たる思いだが、テロ等準備罪法案の次はスパイ防止法ですね。

このBBCの動画そのものは私はコピーする方法を知らないので、以下さわりだけ。詳細は上掲リンク先参照ください。
2017-5-23BBCの動画1 

2017-5-23BBCの動画2 

2017-5-23BBCの動画3 

2017-5-23BBCの動画4 
危険な恋についてのポスターがあるようです

2017-5-23BBCの動画5 
政府の女性職員が目をつけられているらしい

2017-5-23BBCの動画6 


  1. 中国
  2. TB(0)
  3. CM(15)

2017-05-21 18:30

韓国人のアイデンティティを一言で言えば「憎悪」

 韓国の保守派ジャーナリスト趙甲濟(チョ・ガプジェ)さんという方が韓国のごくごく少数派の、つまりまともな意見を発信している「趙甲濟ドットコム」、それとそのミラーサイト「【韓国の反応】みずきの女子知韓宣言」、ここに現在の韓国に関して大変興味深い意見が載っている。
現在の韓国人の状態は「日本に対する憎悪で凝り固まっている。その理由は自分の正当性を主張するためだ」、こんな意見である。

大変面白い話なのと、韓国人自身が自分達の問題点を言っている所が興味深い。そこで少々長いが全文を引用したい。

長文なので要約すると、
① 最初に「趙甲濟ドットコム」の記事では「井戸の外のバンダービルドさん」と言う人の書き込みで、「韓国人は愚民と思っていたが悪鬼だった」というもの。

⓶ この書き込みに「福27810諭吉」さんからのコメントで無明さんのブログ紹介。そして日本に最後の頼みをするとするなら、韓日関係を壊すだけで、韓国は落ちぶれて消滅する。だから日本に対しては、「韓国を助けるな」というお願いをしたい。

③ 無明さんのブログで「韓国人のアイデンティティを一言で言えば「憎悪」である」というもの。

この憎悪による前任者・前政権否定については、その為に滅びた国の事例を知っている。アンコール王国(現カンボジア)である。この件については最後に紹介したい。


では早速行きます。(所々にみずきさん自身のコメントも入っています)
<以下「みずきの女子知韓宣言」より引用>
http://oboega-01.blog.jp/archives/1063732391.html

2017年01月13日23:55       
【韓国の反応】韓国人「米国と日本が離れていったら、韓国はどうなるのか?」

分かってみると愚衆ではなく悪鬼だった
韓国のアイデンティティ

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから「井戸の外のバンダービルドさん」と、「無明」というブログの人。

分かってみると愚衆ではなく悪鬼だった
バンダービルド

 私は、韓国人の多くは、よく騙されて扇動される愚衆だと思っていたが、現在の一般的な韓国人たちが見せている不気味な態度は、韓国人たちの多くが単純な愚衆ではなくて、悪鬼に属するという感じを消すことができない。

愚衆とは、愚かで騙されやすい人々という意味である。
これに対して悪鬼は、悪いことをする者を意味する。
最近の混乱期に徐々に現れているのは、相当数の韓国人たちが悪鬼に近いという点である。
最近の韓国人が見せている行動をもとにして、その源となるそれぞれの思考や潜在意識を推測すると、具体的な例(象徴的な例)としてこのような表現が可能である。

「米国は嫌いだから退け!日本も嫌いだから退け!財閥(大企業)も全部嫌いだから退け!」

しかしこれはおとなしい表現で、もっと誇張してリアルに表現すると、相当数の韓国人たちの今日の精神状態はこれに近い。

「米国を引き裂いて殺し、日本も引き裂いて殺そう!財閥も全部引き裂いて殺そう!」
(引用者注:この考え方が韓国朝鮮人が時折見せる凶悪な犯罪の原点と言ってもいいだろう)

一言で言うと、今日の多くの韓国人たちにあるものは、毒気と充血である。
今日の大韓民国の危機は、少数の不純勢力(親北左派など)のせいだが、決定的には韓国人の多くを占める彼ら「悪鬼たち」のせいだと見ることができる。
今日の自由大韓民国が存在できるようになったのは、優れた指導者(李承晩、朴正煕)と、自由陣営国家(米国、日本など)の大規模な支援、国内の大企業(サムスンなど)の頑張りが決定的だった。
それでも今日の「悪鬼たち」は、苦労というものを全くせずに豊かに育ってきたからなのか、虚偽と偽善にだけハマッて、妄想と妄動が極に達した状態である。

愚衆は何も知らずに扇動されて国を台無しにするのに対し、悪鬼は自ら悪心を抱いて国を台無しにするために積極的に先頭に立つという点が、互いに決定的に異なる点である。
そして、最近の様子をみると、このような「悪鬼たち」が事実上韓国人の半分以上はいるようだ。

過去、手に手に石を持って殺気だって女性を殺そうとして飛び掛った輩や、「イエスを殺せ」と叫んでいた民衆が、まさに悪鬼の典型例だと見ることができる。
残念ながら今日の自由大韓民国の土地には、このような悪鬼が大挙出現していて、手に手に石を持って跋扈しているところだ。 
21世紀の自由大韓民国国民の多くが、分かってみると「野蛮な悪鬼たち」だったという事実は、健全な韓国人たちの立場では、肺を刺すほどの衝撃であり、痛みである。
偶然このような状況にまでなったのだろうか。嘆かわしいだけだ。

バンダービルド

引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=140168&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1


*バンダーさんの絶望は深くなるばかりのようです。


韓国人のコメント


・福27810諭吉(ハンドルネーム)
慰安婦像を立てまくろうとする無駄な意志を見れば分かります。
世の中に肯定的なものを一つも生産できず、ひたすら憎悪だけを生産していて、さらに輸出までしています。
慰安婦像は、慰安婦の精神を慰労するとか、歴史の教訓を反芻するとか、そういう意味ではもともとありませんでした。
慰安婦像は、ひたすら日本に対する憎悪の発散であり、嫌がらせであり、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。
その憎しみのエネルギーがあまりにも強烈で…体がゴウゴウと燃えながら、地獄に向かって思いっきり走っているようです。
http://blog.naver.com/zero53/220893483327(*←これ、下で翻訳しました。)
↑このブログで、韓国のアイデンティティについての詳しい説明があります。
韓国と韓国人を把握するために、非常に有益な記事です。
韓国のアイデンティティは「憎しみ」という言葉ですべてを説明できます。
バンダービルド様は悪鬼という表現を使いましたが、非常に適した表現だと思います。
さて、この悪霊を今どのようにすべきかという問題が残っています。
日本にずっと頼ってお世話になるのも申し訳ないですが…日本に最後の頼みをするとするなら…韓国という悪鬼に対して直接手を汚して処断するまでもなく、韓日関係を壊すだけで、韓国は落ちぶれて消滅するでしょう。
韓国はその程度の国です。
韓国という国は、米国と日本が両方から支えてくれている構造の国です。
一つの軸が崩れても崩壊します。
だから日本に対しては、「韓国を助けるな」というお願いをしたいです。


*そのお願いなら、私は聞きたいです。
でもね、朝日新聞みたいなサヨクやらお花畑さんやら「韓国を守らないと日本は危険になる」と信じてる人たちがいるのでなかなか難しいんですよね。


↓これは上で福27810諭吉さんの紹介したリンクのブログ記事の翻訳です。


韓国のアイデンティティ

「無明」というブログの人

韓半島は、三国時代と、これを統一した新羅と高麗を経て、長い期間仏教の地だったし、その期間は儒教時代よりも長いのに、今は文化財がたくさん消滅し、残っているのは朝鮮後期のものだけである。
何故このようになったのだろうか?
シン・チェホによると、こうである。

シン・チェホ(申采浩)1880 - 1936
「後にできた王朝が前の王朝を憎んだ。高麗ができると新羅の歴史を抹殺し、李氏朝鮮ができると高麗の歴史を抹殺した。このようにして、今まで過去をずっと抹殺し続けてきたので、歴史的文化財が貧弱になったのである」

韓半島では、国ができたとき、前にあった国を継承したり発展したりするよりも、その逆のこと、つまり破壊を介して正統性を認めてもらおうとする。
絶え間ない破壊行為を通じたネガディブな方法だけが、歴代の韓半島の国々がアイデンティティを確立する手段だったのだ。
そのため、韓国人のアイデンティティを一つの単語でまとめるとするなら、まさに「憎悪」である。
一般的に知られている「恨(ハン)」が韓国人のアイデンティティではないかと反問する人もいると予想されるが、「恨(ハン)」というのはあくまでも支配される側の感情の状態であり、韓国の支配層まで含めたアイデンティティではない。
韓国の歴史的伝統を勘案するなら、支配される側に限定される「恨(ハン)」というものを意図的に強調するのは、真実を覆い隠してしまうとも言える。

韓半島では、新しい王朝が開かれると、改革を叫びまくったが、その実像は、単に王族の姓が変わっただけで、新しい独裁体制(despotism)が樹立されただけだったのだ。
姓が変わっただけの支配集団に統制されるだけなので、歴史的発展というものはなかった。
それでも王朝の正統性とアイデンティティは立てなければならないので、前に存在していた政治集団に対するネガディブキャンペーンと破壊を、滅亡するその日までずっと続け、暗黒の戦いを繰り広げて、お互いがお互いの後頭部を殴りながら、憎しみを育てていったのである。
中国を中心とした中華世界は、近代に至るまで常にこのパターンを無限ループしていて、少数の名君がいたとしても、パターンは継続されていた。

新しい王朝が発生したら、受け継いで発展させるのではなくて、「リセット(reset)」をしたのだ。
奴隷国家を確立した朝鮮王朝のように、リセットの後にどんどん逆行することもあった。
肯定的な部分は出てきたくても出てくることができない。
支配集団が政治的にすることというと、常に前に存在していた政治集団に対し、絶え間ないネガティブキャンペーンをして、破壊をして、アイデンティティと正統性を確立して、腐った名分論で国を治めるのが精一杯である。

口先だけで新しさや創造を叫んでいる韓国人は、救済不能なほど邪悪で、何も新しいものを作ることができない。
支配政治集団が変わるたび、外部から入ってきた思想を体制維持のために使う韓国の歴史的伝統においては、最終的にはすべてが憎悪へと帰着するのである。

日本から独立した後、韓国が日本に絶え間ない憎しみを燃やし、365日反日扇動をするのは、韓国の邪悪な歴史的伝統に沿った極めて当然の行動である。
総督府の建物を使った期間が日本よりも韓国の方が長くて、だから多くの歴史的な場所となったというのに、破壊して、憎しみを介して名分を確立したのだ。(引用者注:この件は後半で記載します)
そうして大衆を制御するのが邪悪な韓国人の心なのだ。
だから韓国人にとって文化財の破壊は、民族の精気の実現になるのだ。
これは到底救済できない。
なぜなら、破壊の実行者も、それを支持する大衆も、邪悪を邪悪だと認識できず、極めて正当な行為だと認識しているからである。
それこそ骨の中から邪悪無道の群れだといえる。
文化財を破壊するイスラム原理主義者たちが、自分たちの行動を悪だと認識できるだろうか?それと同じである。

「純粋な韓国語を探す」とか、「純粋な私たちの歴史を見つける」とか、「日帝の遺産をすべてきれいに消す」とか、こういったものはすべてこのような次元で行われる極めて韓国的な習性から出てきたものである。
韓国がアイデンティティを確立する道は、憎悪しかないのだ。
前に存在していた韓半島の王朝がそうだったように、韓国は、国民にポジティブ(positive)なものを提供するのではなく、憎悪に基づいた名分で統治する。
大衆も憎悪のほうを簡単に受け入れる。
それが韓国人の習性である以上、他の方法を探すほうがむしろ非合理的だということになる。
そう、悪魔が悪を望むのは当然のことだから。

今の韓国人は、自分たちが素晴らしい名分を実現していて、自分たちは正当だと勘違いをしているが、実際には、韓半島にあった歴代王朝がしていたことを再現しているに過ぎない。
近代教育とメディアを通じて、大衆までそれに加わったので、邪悪がさらに濃くなったというのに、邪悪な大衆はやはり逆の解釈をしている。

そういった過去の朝鮮半島の歴史とは異なり、日本は今も存在している国であり、韓国より強く、韓国がどうすることもできない国で、さらに友好国で、韓日基本条約後も援助を通じて韓国の成長を支援してくれたというのに、それでも日本に憎悪を燃やしている。
こんな外道な韓国に、一体どんな真実性があるだろう?

憎しみがアイデンティティの韓国を、短期間だとしても満足させる唯一の道は、日本の滅亡である。
反日がアイデンティティの韓国の希望は、まさに日本の滅亡なのである。
だから韓国は憎悪の実現のため左傾化しているものであり、さらに日本の左翼や共産党と手を握って親中外交をするのも、日本の滅亡を希望しているからである。
これは極めて韓国的な行動なのである。

韓国は民族社会主義と非常に相性が良い。
米国と日本の影響力がなくなったら、韓国がどうなるのか知りたいなら、北朝鮮を見ればよい。
この世界のすべてのことは、一見矛盾が多いように見えるかもしれないが、分かってみるとすべてが必然である。
矛盾に満ちた外道韓国が憎悪を叫べば叫ぶほど、それに合った世界観を持つことしかできないし、それによる結果が来るしかない。

「無明」というブログの人

引用ソース
http://blog.naver.com/zero53/220893483327

<引用終り>


最初に無明という人の言っていること。「総督府の建物を使った期間が日本よりも韓国の方が長くて、だから多くの歴史的な場所となったというのに、破壊して、憎しみを介して名分を確立したのだ。」について書いてみます。

これが朝鮮総督府(韓国中央庁)、日本統治時代の1926年(大正15年)に完成、しかし1995年当時の金泳三大統領の指示で爆破解体された。

2017-5-20旧朝鮮総督府1 
こんな建物である。日本として使用したのは20年ほど、しかし韓国として使ったのは47年ほどで独立宣言もここで行われた。

2017-5-20旧朝鮮総督府2 
1990年代初めころの様子

2017-5-20旧朝鮮総督府内部 
内部の様子(1992年頃)

2017-5-20旧朝鮮総督府3 
1995年、金泳三大統領の指示で破壊された。

無明さん曰く
「総督府の建物を使った期間が日本よりも韓国の方が長くて、だから多くの歴史的な場所となったというのに、破壊して、憎しみを介して名分を確立したのだ。」


この前政権のやったことの全否定と憎悪については私はカンボジアのアンコール遺跡で
そんな事を見てきた。
先ずこんなもの、アンコールワットである。
2017-5-20アンコールワット全景 

素晴らしいものです。数ある世界遺産の中でもピカイチ。
このアンコールワット、最盛期はジャヤヴァルマン七世(1181-1220)の時代、その全盛期は1300年ころまでは続いていた。しかしその後衰退し、1431年には新興国のシャム(タイ国)との戦争に敗れ、この地域の小国になってしまった。

何故そんな僅か百年くらいで衰退したか、その証拠がこのすぐ近くのバンテアイ・クデイ寺院で最近発見された。発見したのは上智大学の石沢教授のグループである。

バンテアイ・クデイ寺院
2017-5-20バンテアイ・クデイ寺院 

この門の真ん前の境内からそれは出土した。

2017-5-20バンテアイ・クデイの仏像出土 

首を切られたりしているが、手厚く埋められた仏像が二百数十体。

これを見つけたカンボジア人研修生は思わず手を合わせたという。


この発見で今まで謎とされてきたアンコールの衰退の原因が判明した。アンコールでは王位継承のルールが無く、王位は実力で奪い取るものだった。だから王位継承は血みどろの権力闘争、その結果王位継承した王様は前政権のやったことを全否定。この首を切られた仏像は大乗仏教の仏像で、ジャヤバルマン七世の進行したもの。次の王様は前政権の大乗仏教ではなくヒンズー教を信仰した。この為猛烈な廃仏が起こったことがこの首を切られた仏像から読み取れる。

このような廃仏は僧侶だけでなく、その寺に属していた官僚や技術者、そしてアプサラなどの芸能に至るまですべての人材が追放されたと思えるのだ。


こんな事でアンコールワットのような超一流の建築が出来るような技術力と財力を持った大国が僅か百数十年で衰退し、2,300年後にはアンコールワットが何なのか、そこに書いてある文字は何を意味するのかも分からなくなってしまった。


前政権の信仰していた宗教を全否定することは、その寺院に教師や官僚・技術者・職人などが所属していたので、この様なテクノラートが廃仏運動で僧侶と共にアンコールを去って行ったのではないか。


この件については以下参照ください

アンコールの衰退を考える

http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-437.html



こんな所を見ると、韓国の場合も現在の反日、憎悪の中からは国家の衰退の道しか見えてこないと思えます。こうなると、コメント欄で縄文人さんが言っていたように「渋茶をすすりながら、韓国がのたうち回るのを見物」、こうなりそうですね。



  1. 朝鮮韓国
  2. TB(0)
  3. CM(16)

2017-05-13 17:05

韓国はモノづくりには不適な国

 韓国の新大統領が決まりました。親北反日だそうで、先ずは予想通りでした。
今回の新大統領、この方はあのノムタンの腹心と聞くが、ノムタンは漢字が読めなかった。だから大清国属高麗国旗と書いてあっても気がつかなかった。この大統領閣下は大丈夫なんだろうか。


 所で、韓国の現在の民度を見てみると『すっかり先祖返りをしてしまった、最早モノづくり一つ満足に出来そうもない』、こんな風に見える。
原因は「書いてあっても理解できない機能性文盲」と言われるものが国中に蔓延しているせいなのだが、それがどんなものかいくつかの事例で考えてみた。
今後の韓国との関係を考える意味で良い機会なので、物作りの面からそんな韓国人の実態を見てみたいと思う。


 最初に取り上げる事例はポスコ・インドネシア工場(クラカタウ・ポスコ)の高炉事故。この事故は業界用語でいう釜抜け事故といって、高炉下部が破損し熔けた高温の銑鉄(溶銑)が流れ出てしまう事故。最悪の場合高炉がパーになってしまう重大事故だ。

参考エントリー
ポスコ・インドネシアの高炉事故<現在いえる事
ポスコのインドネシア製鉄所で何が・・・ <朝鮮日報記事

そしてこの事故の原因に関して、上掲「ポスコのインドネシア製鉄所で何が・・・ <朝鮮日報記事」ではこんな記述がある。

<以下部分引用>
ポスコの現地下請け業界では、同社が海外投資の成果を上げるため、クラカタウ・ポスコの建設工事を急ぎ、その結果さまざまなミスが発生したと指摘している。現地の工事関係者は「ポスコから渡された設計図を見ると、工事が難しいほどでたらめなものだった。工事期限も設定できず、資材の供給にも問題があった」と振り返った。
<部分引用終り>

もし日本でこんな事が起これば、技術指導体制とかチェック管理とか、下請け・孫請けまで含めた問題点が議論される筈だ。それをポスコは下請けに出鱈目な図面で丸投げ。酷いものだ。
そしてこんな事の背景に書類を見ても中身が理解できていない、話してもわかっていない、やって見せても理解できないというとんでもない問題が潜んでいる。

機能性文盲が国中に蔓延している・・・

原因は漢字を廃止しハングル専用とした教育にあるが、書類を見ても中身が理解できていない、話してもわかっていない、やって見せても理解できない、こんな状態を機能性文盲というのだが、そんな事が分かる話がある。
以下はシンシアリーさんのブログだが、そんな事が具体的に分かる。

<以下引用>

韓国の実質文盲率、「恥ずかしいから隠してきた」?
2015-08-31 17:58:44 

・・・前段省略・・・
本ブログで扱った内容の中で、続報が書きたくても、「国内の問題で、しかも深刻な問題なのに、データが全然出てこないし話題にもならない」と、不思議だった件があります。

「実質文盲率」です。

2013年にエントリーしましたが、あの時に使っていたのも2004年の調査データでして。

なぜシンシアリーがこの件を気にしているのかというと、

「話が通じない」人が、実際、多すぎるからです。

歯医者という職業柄もありますが(患者にご老体が多い)・・

もちろん、「人の話を聞こうとしない人」も多いです。しかし、この場合は違います。

何かを説明しても、ぜんぜん理解してもらえません。しかも、なぜか私のほうが怒られます。

例えば何かの注意事項を話しても、ぜんぜん守ってくれません。後になって何かの副作用が起きて、それから「なぜ事前に言わなかった」と逆切れされます。

「前に説明したじゃないですか」と話しても、「私のようなヌルグニ(※)にそんな言葉がわかるか」と返されるのがワンパターンです。

※老人。この場合、話がわからなかったことを正当化するための自己卑下表現となります。歳のせいにする一種の「逃げ」ですね。でも、私の経験だと、「話が通じない」は、歳とは関係ありません。90歳以上でもちゃんと話を理解する人もいます。聴力とも、また別の問題です。

今日、やっと続報(っぽい?)ものを見つけたので、紹介します。

2014年11月24日のKBSの報道です。

・韓国に実質文盲率が高いという話を聞いた。ありえないと思った

・ある区役所、福祉館の「中級インターネット教室」を訪れた。ほとんど60代以上の人たちだったが、数ヶ月もPC(ネット)教育を受け、コンピュータをうまく扱う人たちだった

・彼らを相手に、前に入手したOECDの文字読解力テストの問題でテストしてみた。薬の説明書に書かれている10行ほどの注意事項を読んで、その薬の「最大服用可能期間」を答える問題だった(※説明書に書いてあります

・結果は驚くべきものだった。 17人のうち9人、半分以上が間違えた

・韓国は20代までの読解力が世界最高水準だが、中・長年層の読解力は世界最低水準だ。しかも、韓国は20代を過ぎると読解力が急激に低下する(他国の場合、30~35歳が頂点となる)

・一部の研究者の間では、「恥ずかしい統計だから広く知らせようとしなかったのではないか」という話も出てきている。しかし、否定的な統計であるからこそ、社会の発展のために、より多くの関心とクローズアップが必要であろう。
・・・以下略 詳細は上掲リンク先参照ください・・・
<引用終り>


もう一つ、今度は別の面から。
これはminaQさんのブログに関連したエントリー

頑迷で噂話にだまされやすい人の作り方

これは参照したminaQさんのブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/illuminann/13330744.html

<以下抜粋引用>
そんなひとたちに자택 격리(引用者注:自宅隔離)って言っても(もちろん書いて渡しても)通じないですよ
なにしろ新聞に出てくる文字のうち意味のわからない単語が5%を超えるまではどうにかなるが、意味が通じなくなる10%を超えて、20%以上の単語が理解できない場合には文章全体と前後の文脈から内容を推測するしかなくなり、30%を超えるとほとんど意思疎通のツールとしての価値を失うとありますから、とにかく書いてあってもダメ、話して見てもダメ、やってみせてもダメという三重苦のような暮らしをしているひとたちなのです、そしてそうした生活が日常化していますから頑迷で噂話にだまされやすい韓国人ができあがるのです。 いえいえ、そーじゃないひとも少数ならいますよ、たぶんいます。いたかなぁ。
・・・以下略・・・ 

<引用終り>


意味の分からない単語が30%を超えると、殆ど意思疎通のツールとしての価値を失う、この話には私も納得できる。私はタイで仕事をしてきた。その中でタイ人に仕事をさせないといけないのだが、これをきちんと教えるのは難物なのだ。特にタイに無い概念の事を教えるのは難しい。

このケースでは자택 격리(引用者注:自宅隔離)が全く理解されていない。その結果「とにかく書いてあってもダメ、話して見てもダメ、やってみせてもダメ」となり、そうした生活が日常化することで「頑迷で噂話にだまされやすい韓国人ができあがる」。


所で上掲エントリーに皆さんから色々コメントを頂いたのだが、その中でもよもぎねこさんのコメントが大変面白いので紹介したい。

<以下引用>
よもぎねこさんのコメント

昔、学習塾の講師をしていた頃の体験を思い出しました。 
 ホントにできない中学生は、教科書の1行に二つぐらい読めない漢字があるのです。 
 しかし漢字の読み方を教えてもダメなのです。 なぜならそういう子は漢字で書かれた概念の意味を知りません。 

 例えば「幕府は日米修交通商条約を締結した。」と言う文章で、「条約」「締結」と言う単語の意味がわからないのです。 
 こうなるとワタシがドイツ語の新聞を読むみたいな話なのです。 

 これじゃ歴史の教科書だって理解できるわけはないのです。 

 しかしこれは特別できの悪い中学生だから日本人の中では特異なケースです。 
  
 でも国民の大半がこれではどうしようもないでしょう。 

 それにしても韓国の話を読んでいて思い出したのが、中世に生きる人々です。 ワタシはヨーロッパ中世史が好きなのですが、この時代の人々は聖書やギリシャ・ローマの古典の理解に非常に苦労するのです。 

 つまりこの時代の人々は抽象概念の理解が非常に苦手で、聖書に書かれている禁忌なんかでも、少し抽象的なモノは何を言っているか全然わからない。 
 だからエライ坊さんたちが合議して、個別具体的に「あれは良い」「これは悪い」と決めていくのです。 

 現代人からすると非常に窮屈で強圧的に思えるのですが、でもこの時代は大碩学でなければ、聖書は理解できない(それもホントに理解していたかわからない)状態だったのです。 

 以前西丸震也の著書で、パプア・ニューギニアの奥地で宣教師が使う聖書を見たら、同様のスタイルだったそうです。 でも西丸はパプア・ニューギニアの奥地の人々も抽象概念の把握は苦手なので、このような聖書が必要なのだと理解していました。 

 抽象概念と言うのは、それでなくても理解するのが難しいモノですが、それでも理解できるのはそういう言葉を使ってのコミュニケーションを日常的に行うからです。 

 ところがそういう言葉が日常の用語になければ、それを外国語の文献を読む事だけで理解するのは、大碩学と雖も至難の業なのです。 

 韓国の場合は自国語の文献なのですが、代わりに同音異義語が続出では難しさは、中世の人々がラテン語で哲学や宗教の文献を読む場合と同様でしょう。 

 それにしても韓国のお蔭で、中世に生きる人々の思考や知性が活き活きと感じられるようになりました。 凄く感謝しています。
  • 2015-06-15 10:58
  •  
  • URL
  •  
  • よもぎねこ 
  • <引用終り>



  • 私が言いたいことは、韓国ではハングル専用教育の徹底で意味の分からない言葉が蔓延するようになった。その為『読めても意味が理解できない』人たちが多数存在する

    そんな人たちがモノづくりをするのである。マニュアルを見ても理解できない(本人は理解したと思っている)、説明しても分からない(説明する人もわからない、聞く人もわからない)、こんな状況で物を作った結果が冒頭揚げた事例、ポスコ・インドネシア工場の大事故なのだと思う。
    注:この事故は続報が無いのでさっぱり分からない。しかし世界の鉄鋼統計月報によればインドネシアの粗鋼生産は現在もゼロ、しかし同工場からの素材提供を受ける後工程のクラカタウ・スチールは操業しており、どこかから素材である厚板・スラブを内密で仕入れているようだ。しかしクラカタウ・スチールは前工程のスラブが不足しているため自前で小型高炉を作ると言っていたりする。良く分からないことが多い。

    もう一つ、よもぎねこさんが指摘しているように「抽象概念と言うのは、それでなくても理解するのが難しいモノですが、それでも理解できるのはそういう言葉を使ってのコミュニケーションを日常的に行うから」という問題があります。日常会話の中にそんな言葉が無ければ会社などでも仕事がまともに進むわけはないですね。


    韓国がらみのとんでもない不具合はウクライナの高速鉄道問題、サムスンのスマホのバッテリー問題など沢山ある。こんな事の裏に読めても意味が理解できない』多数の人の存在がある。
    もはや韓国は古代国家に先祖返りしてしまったと言って良いだろう。これからも色んな所、品物でこの問題が出てくるはずだ。
    韓国は物作りには不適な国、こう理解し、非韓三原則に徹するべき時が来た。こう思います。

    非韓三原則
    【 助けない、教えない、関わらない 】
    経済で困っても助けない、企画や技術を教えない、歴史問題などで絡んできても関わらない。

    1. 朝鮮韓国
    2. TB(0)
    3. CM(24)

    2017-05-09 15:26

    ダージリンで出会った韓国若者から見えてきた奇怪な思考方法

     今日5月9日は韓国の大統領選挙ですね。まあ誰が当選しても従北反日に変わりはない訳で、選挙結果には別に期待も何もない。
    しかし現在の韓国の状況を見ると、アメリカの韓国切り捨ては間違いなさそうであるし、その為にはやはり韓国の実態だけはきちんと認識する必要があると思います。

     所で、新幹線車内などで売っている雑誌「WEDGE」の電子版「WEDGE Infinity」に面白い記事があった。定年バックパッカーを名乗る方がインドで韓国の若者と出会った話なのだが・・・。
    韓国人のモノの見方考え方が実に良く分かり、日本としてもこんな人間が隣国にいる、改めて愕然とするのだが、とにかく実情を知る上では大いに役に立つ話。そこで内容を紹介したい。

    <以下引用>
    http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9490?page=3

    「WEDGE Infinity」 定年バックパッカー海外放浪記

    2017年5月7日
    ダージリンで出会った韓国若者から見えてきた奇怪な思考方法
    高野凌 (定年バックパッカー) 


    それぞれの思いを抱えた3人の韓国の若者

     4月15日から22日まで私はインド東ベンガル州の紅茶で有名なダージリンに滞在。安宿の4人部屋で3人の韓国人の若者と同宿となった。彼らのプロフィールは私がこれまでバックパッカー旅行で出会った韓国若者の平均像と一致していた。すなわち韓国の普通の快活で明朗な若者達であった。

     彼らと話しているうちに韓国人の思考回路がとても経済先進国とは思えない不思議なものであることが分かってきた。先ずは3人のプロフィールから紹介しよう。

     韓国人バックパッカーの定番コースを歩むキューちゃん:北朝鮮との国境に近い地方の町の出身で大学には進学せずにアルバイトをしては世界各地を旅行している21歳の男子。彼は時間があれば英語の小説を辞書片手に読んで英語を学習していた。

     日本には四回訪れており大の日本ファン。日本食が大好物。将来何をしたいのかはこれから探してゆくという。今回の旅が終わったら秋から兵役に就く予定だ。

     富裕層出身、迷える脚本家志望のチェリ君:ソウルにある芸術大学で油絵を専攻している大学2年生。ソウルの裕福な家庭で育ったらしく真面目な受け答えをする。チェリ君の母親は中国大陸出身で父親と結婚後韓国籍に帰化したという経歴。彼女は財閥系商社で中国関係の仕事をしているキャリアウーマン。

     チェリ君は油絵を専攻したが入学したら定型的な課題制作が嫌になった。今年6月に2年の課程を終了したら7月から兵役に就いて復学後は脚本・シナリオ制作を学ぶ学科に転向したいという。

     ちょっとイイ感じのアラサー女子プリア:3人目は釜山近郊出身、30歳の看護師のプリアさん。身長が165センチくらいでロングヘヤーにスレンダーボディー。ちょっとイイ感じの女子である。彼女は仕事を始めてから毎年1カ月くらいの休暇を取っては海外旅行をしてきたが、今回は大手病院を辞めて一年間の予定で世界一周旅行中。


    北朝鮮危機には無関心な韓国人の心情

     4月17日に安倍首相が北朝鮮有事に備えて関係閣僚に対応策を指示したことに韓国政府が「北朝鮮を徒に刺激して朝鮮半島情勢を悪化させる無思慮な態度」と非難したことがニュースとなった。日本のメディアでは北朝鮮問題に鈍感な韓国国民に疑問を呈するコメントがなされていた。

     数日後夕食のあとで韓国若者男女3人と雑談中に「アベはなぜ軽率な発言ばかりするのか理解できません」とチェリ君が小生に疑問を投げてきた。チェリ君はキャンドル革命での集会に5回参加したという政治意識が高い青年だ。他の2人も全く同感と小生の反応に興味津々。

     「北朝鮮が戦争を挑発する危険な行動に出ていることに韓国民は危機感を抱いていないの」と逆に尋ねると「北朝鮮危機はクレージーなトランプとアメリカ軍部が煽っているのが原因。韓国次期大統領候補は太陽政策を掲げて北朝鮮との話し合いを表明しているのでアメリカが静観していれば平和的に事態は収拾します。日本はいつも米国に追従して事態を混乱させる行動を採るので韓国国民は不愉快に感じています」と逆に米国と日本を批判。

     話し合いで解決できると妄信しているようだ。中国が尖閣を攻撃してきたら話し合えばいいと主張していた横浜の青年弁護士を思い出した(続地中海編第3回ご参照)。あまりに素朴な楽観論と当事者意識の欠如に言葉を失った。

    北朝鮮戦争は米ソが作り出したもので韓国民には何の関係もない

     「米ソ冷戦のなかでソ連が画策して中国が後押しして朝鮮戦争となった。米国は絶好の機会とばかりに参戦。日本も米国に追従した。すなわち韓国国民も朝鮮国民も関係ない大国の利害が原因だ」とキューちゃんは強調。

     「韓国人は被害者なので積極的に北朝鮮危機に関与する必要も義務も一切ないわ」とプリアは顔を紅潮させた。キューちゃんは「そもそも日本が朝鮮半島を不法軍事占領して収奪して国力を疲弊したことが原因で独立後も十分な国家体制を確立できなかったことが朝鮮戦争の本当の原因ですよ。」と止まらない。

    国内政局のほうが北朝鮮問題よりも深刻で喫緊の課題

     チェリ君は「セウォル号事件発生時における朴槿恵の空白の時間の問題の解明のほうが韓国民には重大ですよ。そしてサムソンなどの財閥との癒着を徹底的に追及してパククネを一生刑務所で反省させることこそ韓国民が望む正義(justice)ですよ。それに比較すればトランプが仕掛けている朝鮮危機は韓国民には意味がないことですよ」と国民感情を説明。

     これに他の2人も全く同感だと同調。国際情勢を直視せず事大主義に甘んじて国内政局に明け暮れていた19世紀末の李氏朝鮮王朝の末期と国民意識が変わっていないと愕然とした。彼らが若者らしく誠実に真剣に政治問題に関心を持っているのは痛いほど理解できるが、広く国際情勢を見ずに目前の国内政局に固執してしまう背景が理解できなかった。

    キャンドル革命は韓国民主主義の偉大なる勝利

     3人が口を揃えたのがキャンドル革命への称賛である。チェリ君は朴槿恵大統領の弾劾(impeachment)が決定したときに感激のあまり泣いたと感情を高揚させる。チェリ君とキューちゃんによると「歴史上最高の指導者は金大中と廬武鉉です。彼らは北朝鮮との関係を改善して国民に民主主義を与えた。朴正熙・全斗煥は国民を弾圧した独裁政治家であり韓国民にとっては暗黒の歴史時代。そして李明博・朴槿恵の二人は全くの無能力者で国家を大混乱に陥れた。」と滔滔と語る。そして2人の見解は10代、20代の若者の意見を代表していると胸を張った。

     金剛山プロジェクトや開城工業団地も失敗に終わり太陽政策は何ら成果を生まなかったことを指摘してもほとんど無反応である。具体的事実関係を確認することなく白黒二元論で政治を断罪してしまう怖さを知らない。

    韓国の高齢者層の政治意識レベルが低いのは日本の軍事占領の結果

     朴正熙の強い指導力で韓国は高度経済成長を遂げたと史実を指摘すると「韓国民が優秀だから独裁者の下でも経済発展することができたんですよ。朴正熙がいなければもっと韓国は発展したはずです」と猛反発。さらに「独裁者を許してしまったのは当時の国民の大半が日本支配時代に教育機会を奪われ文盲状態だったからです」と補足。諸悪の根源は日本という論法は韓国人の定番である。ソウル帝大を頂点に寒村部まで初等教育を普及させたのは日本であるが愛国反日歴史教育のおかげで史実を学んでいないので反論しても意味がない。過去を全否定する思考では「歴史から学ぶ」ことはできないのではないかと危惧した。

    次期大統領最有力候補は信頼できる経験豊富な政治家

     「李明博も朴槿恵も韓国民が自由公正な選挙で選んだのになぜ彼らを全否定できるのか。韓国民にも責任があるのではないか」と質すと「韓国では中高年層の投票率が高くて若年層の投票率が極端に低いことが原因で2人を選んでしまった。中高年は長年の保守政治に慣れてしまっていた。キャンドル革命は多数の中高生も含む若年層主体の政治運動であったので次回選挙では正当な結果が期待できますよ」と意気込む。

     3人とも現在支持率トップの文在寅氏を支持するという。理由を聞くと単純で「すべて朴槿恵と反対の政策を掲げているからです。彼は弁護士で廬武鉉政権でも活躍した政治家なので信頼できます。朴槿恵を支持していたような保守系候補だけは絶対にダメです」とのこと。具体的政策論ではなく感情論・善悪論で判断するのが韓国民主主義らしい。

    韓国は歴史的に中国の一部であったことはない

     習近平とトランプ会談における「朝鮮半島は歴史的に中国の一部であったことがある」という発言については、韓国政府よりも強硬に反発。高麗が元の支配下にあったことや、歴代李氏朝鮮王朝が中国の保護国として朝貢外交により政権を維持してきた史実は知らないようであった。

     3人ともに素晴らしい若者であるがどうして客観的史実や国際政治の現実から乖離した思考をするのか大変残念に思った。やはり長年積み上げてきた韓国の愛国反日教育が彼らの思考を歪めているのであろうか。一度韓国の歴史教科書を読んでみたいと思った。

    <引用終り>


    このトンデモ話の中でも特に私が気になったこと。それは朝鮮戦争に関する韓国人の捉え方である。

    朝鮮戦争が、アメリカにとって無かった事にしたい戦争だった、こんな風に考えられていることを先回エントリーしたのだが、韓国人自身は「米ソ冷戦のなかでソ連が画策して中国が後押しして朝鮮戦争となった。米国は絶好の機会とばかりに参戦。日本も米国に追従した。すなわち韓国国民も朝鮮国民も関係ない大国の利害が原因だ」、こんな風に考えている訳だ。
    この関係ない戦争で400万人とも500万人とも言われる死者を出した、この死者数は日本が大東亜戦争を戦っての死者が310万人だったのに比べてもあまりにも多い。
    定年バックパッカーさんも、彼らが「客観的史実や国際政治の現実から乖離した思考」をするのか理解できないと言っているがまさにその通りだと思う。しかしこれこそ現在の韓国である。

    こんな国民の考え方では、もはや「パカに付ける薬はない」状態。切って捨てるしかないようです。
    そんな時我々はどうするか、今はやりの言葉で言えば「断捨離」でしょうね。


    所でこれは蛇足の蛇足話。
    この3人の韓国人若者だが、男性二人は兵役前のお遊び旅行、これについても言いたいことがあるのだが、もっと気になるのがもう一人の30歳の女性。勤めを辞めて1年間の世界漫遊の旅。
    こんな事をするのはまず売春でカネを稼ぎながらの遊び旅行だろう。若者がこんな事にウツツを抜かす国には未来はないと思うのだが、どうなんだろう。

    1. 朝鮮韓国
    2. TB(0)
    3. CM(52)

    2017-05-07 14:45

    朝鮮半島有事、在韓邦人の退避は日米で分担

     5月6日(土)の読売新聞朝刊一面に半島有事の際、在韓邦人の退避をどうするかという記事がトップで出ている。この時期には良い記事ではないか。

    記事のポイント。半島有事の際、陸路は米軍が、海路は日本自衛隊が退避支援を行うと書いてある。そして日本人と一緒に米人も日本に受け入れるという案になっている。

    そして大事な事。半島有事の際、邦人の退避には韓国は協力しない、だからこんな案になっていると明記してある点。韓国とはそういう国・国民であることはかなりの人が知っているが、今回読売新聞という大手新聞の一面トップ記事になった意義は大きいと思う。

    2017-5-7読売新聞朝刊一面5月6日 

    <以下読売新聞より引用>
    (引用者注:読売電子版の記事には新聞紙面に有った「見出し・小見出し」の一部が欠けているので追記しました。追記部分はアンダーラインが付けてあります)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170505-118-OYT1T50079/search_list_%25E5%259C%25A8%25E9%259F%2593%25E9%2582%25A6%25E4%25BA%25BA%25E9%2580%2580%25E9%2581%25BF%25E3%2580%2580%25E6%2597%25A5%25E7%25B1%25B3%25E3%2581%25A7%25E5%2588%2586%25E6%258B%2585__

    朝鮮半島有事、在韓邦人の退避は日米で分担 政府検討
    半島有事 釜山から海自艦に
    2017年5月6日6時0分
     政府が朝鮮半島有事に備えて検討している在韓邦人・米国人の退避に関する日米の役割分担の概要が分かった。

     韓国の民間空港が閉鎖された場合、在韓米軍が南部まで日米の民間人を陸路で輸送し、海上自衛隊の輸送艦などで釜山プサンから福岡などの西日本まで運ぶことが柱だ。複数の政府関係者が明らかにした。ただ、5万人以上の在韓邦人を実際に退避させるには課題が多く、政府は詰めの作業を急ぐ方針だ。

    2017-5-7読売新聞朝刊一面5月6日画像 

    陸路は米軍 実現には課題も

     在韓邦人の退避にあたっては、軍事的緊張が高まった段階ですぐに政府が退避勧告を発出し、チャーター機を含む民間機で可能な限り多くの邦人を日本に輸送して、韓国滞在者を減らすことが基本方針だ。

     北朝鮮が軍事攻撃に踏み切った場合は、空港閉鎖が想定され、民間機での移動が困難になる見通し。その場合、まずはシェルター(退避施設)に避難し、72時間を目安に事態が沈静化すれば退避を開始する。

     具体的には、あらかじめ指定した複数の集合場所から、在韓米軍が日米などの民間人を釜山まで陸上輸送し、その後、海自艦などが福岡県など西日本の港にピストン輸送する。邦人とともに退避した米国人は、一時的に日本で受け入れる。

     軍用機による民間人の輸送が可能な状況なら、米軍機がソウル南方の在韓米軍・烏山(オサン)空軍基地から韓国南部や日本などへの移送を行う。

     ただ、釜山を拠点として海自艦を活用する退避には、韓国政府や自治体の同意が前提条件となるが、韓国側は同国内での自衛隊による活動には否定的で、調整は進んでいない。このため、韓国が同意しない場合を想定し、海自艦が可能な範囲で釜山に接近し、ヘリや小型船が海自艦との間を往復することも検討している。

     また、民間航空機による空路輸送や在韓米軍の協力を見込む陸路輸送に関する詳細の調整もこれからだ。韓国内のシェルターの周知をどう図るか、日本海をピストン輸送する海自艦の輸送能力の限界をどう補うかなど、多くの検討課題が残っている。

     政府は1994年の北朝鮮核危機を受け、有事の在韓邦人退避計画の検討に着手した。米国と事務レベルで協議を続け、計画の更新を重ねている。外務省によると、在韓邦人は約5万7000人(短期滞在者約1万9000人含む)。在韓米国人は20万人以上と推定されている。

    <引用終り>

    韓国が邦人退避に協力しないのなら・・・、退避する日本人に紛れて「アイム ザパニーズ族」も入ってくると予想される訳だが、これを断る大義名分が出来たことになる。
    「ウリは日本人退避に協力しないニダ。だけど自分たちが日本に逃げるから助けるニダ」、こんな事が通用しないのは当たり前である。

    現在韓国にいる邦人の方はこんな事情なので大変だと思う。そんな事を念頭に有事に備えてほしいと思います。
    しかし、こんな事が報道されても未だ韓国へ行く人がいるんだよなあ・・・。

    1. 朝鮮韓国
    2. TB(0)
    3. CM(12)

    2017-05-01 16:19

    アメリカの朝鮮戦争についての見方

     4月28日のエントリー「韓国北朝鮮に対するアメリカの見方」で朝鮮戦争に関してのアメリカの世論を紹介した。
    韓国北朝鮮に対するアメリカの見方
    http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1386.html

    ここで引用した記事は現地を指揮した司令官が見た韓国軍の様子、

    「韓国守る必要なし」トランプ氏に喝采送る米有権者、かつて「敵前逃亡」した韓国軍に“根深い”不信

    多くの米国民が、「本当の朝鮮戦争」を知っているのだ。そして、上官と部下が揃って逃げる韓国軍の実態も-。


    ここに以前裏の桜さんからいただいたコメントを紹介した。

    無かった事にしたい戦争だった

    朝鮮戦争に関して、米国には「非常に冷淡」な社会風潮があるらしいです。ハッキリ言ってしまえば「無かったこ事にしたい戦争」らしいのです。 

    この無かった事にしたい戦争だった、これについて裏の桜さんは以前のエントリーを再掲されたので、その中身を引用紹介したい。
    参照ブログは
    アメリカは、朝鮮戦争をなかったことにしたい・・・再掲載

    この該当部分を引用します。詳細は上掲ブログ参照ください

    <以下引用>
    「朝鮮戦争」といえば、日本人も何か思う人もおられるだろう。
     
    だが、事実上朝鮮戦争で最前線で戦ったアメリカにとっては、「忘れたい戦争」「無かったことにしたい戦争」のようだ。
     
    私の手元に上・下巻、一千ページを超える本がある。本の題名は「ザ・コールデスト・ウィンター 朝鮮戦争」著者「ディヴィッド・ハルバースタム」発行元「株式会社文芸春秋」
     
    この本は、朝鮮戦争で戦い帰還した元アメリカ軍兵士からの膨大なインタビューをもとに、アメリカにとっての「朝鮮戦争とは何か?」ということを書いた本だ。
     
    少し長めの引用になるが、一部を引用してみよう。

     
    【兵士たちの多くは朝鮮に送られたことに、怒りをもち続けた。ある者は第二次世界大戦に出征し、その後予備役入りして民間の職業についていたころに招集がかかりしぶしぶ応じた。告げられたのは十年の間に二度目となる国外戦争への従軍だった。同世代の大勢の者がそのどちらにも招集がかからなかったのにである。第二次世界大戦で兵役に就いてそのまま陸軍に残った者たちは、北朝鮮軍が攻めてきた当時の米軍の哀れな状態に憤った。定員も訓練も足りない部隊、欠陥だらけの旧式装備、驚くばかりの低水準の指揮官層。かれらが知っている第二次世界大戦最盛期の陸軍の強さ、職業軍人魂とたくましさ。それらと朝鮮戦争緒戦のころの米軍の貧弱さとの落差はショック以外の何ものでもなかった。経験が深ければ深いほど、戦いに強いられる諸条件への失望と驚きはいよいよ大きかった
     朝鮮戦争の最悪の側面は「朝鮮戦争そのもの」と第二歩兵師団第二三連隊所属の大隊長だったジョージ・ラッセル中佐は書く。工業生産とその所産である兵器、とりわけ戦車への依存度の高い軍隊には朝鮮半島は最悪の地勢だった。スペインやスイスのような国々にも急峻な山岳地帯はあるが、じきに平坦な平野が開け、そこでは工業諸大国の戦車の投入が可能である。ところが、朝鮮は、ラッセルによれば、アメリカ人の目には「重畳折りなす山また山」だった。もし朝鮮を色でたとえるとすれば「茶褐色のグラデーション」になる。朝鮮で戦った功労に対して贈られる従軍勲章があったとするなら、従軍したGI全員が勲章の色として茶褐色を選んだだろう。
     朝鮮戦争は、テレビニュースが本来の力を発揮する以前に起こった。アメリカの情報化社会に入る前の時代で、そこがベトナム戦争とは異なる。朝鮮戦争のころのテレビのニュース番組の放送時間帯は一晩に十五分間しかなかった。内容もそっけないもので、影響も限られていた。当時の技術では、朝鮮からの素材がニューヨークの本社もニュースルームに届くのは通常、深夜で、全国民を震撼させることはめったになかった。朝鮮戦争は、まだプリントメディアの時代の戦争だった。白黒印刷の新聞で報道され、国民の意識もその域を出なかった。
     この本の執筆中の二〇〇四年、わたしはたまたまフロリダ州キーウエストの図書館を訪ねたことがあった。書架にはベトナム戦争関係の書籍は八十八点あったのに朝鮮戦争のものはわずか四点しかなかった。これはアメリカ人の意識をそのまま反映したものだ。
     若いころ第二歩兵師団の工兵で中国の捕虜収容所に二年半いたことがあるアーデン・ローリーは苦々しげにこう語っている。
     朝鮮戦争で行われた主要戦闘の五十周年記念が催された二〇〇一年から二年かけてアメリカでは三本の大型戦争映画が作られた。『パール・ハーバー』『ウィンドトーカーズ』『ワンス・アンド・フォーエバー』がその三本で、前の二本は第二次世界大戦物、三番目はベトナム戦争に関するものだった。これに、一九九八年制作の『プライベート・ライアン』を加えると、トータルで四本になるが、朝鮮戦争物は皆無だった。もっともよく知られた朝鮮戦争がらみの映画は一九六二年の『影なき狙撃者』。中国の捕虜収容所で洗脳されてアメリカ大統領候補をつけねらう共産主義者の暗殺ロボットに仕立てられたアメリカ人捕虜の話だ。
     戦時中の陸軍移動外科病院をあつかったロバート・アルトマン監督の反戦映画『マッシュ』。その後テレビシリーズとなったこの映画は朝鮮戦争に見せかけているが、実はベトナム戦争が主題である。封切られた一九七〇年は反戦運動が最高潮に達したころで、ハリウッドの役員たちは反ベトナム戦争映画の制作には神経質になっていた。映画をつくる最初から朝鮮戦争は、ベトナム戦争の隠れミノだった。アルトマン監督と脚本家リンダ・ラードナー・ジュニアはベトナムに焦点を当てながら、ベトナム戦争の当時の段階では、まだコメディにするには繊細すぎる問題だと考えたのだった。映画に登場する兵士も士官もベトナム戦争時代のもじゃもじゃ髪で朝鮮戦争期のクルー・カットではない。
     この戦争が持つ残虐性の実相はアメリカ人の文化意識にまったく浸透しなかったのだ。この戦いでアメリカ人の死者は推計で三万三千人、ほかに十万五千人が負傷した。韓国側の損害は死者四十一万五千人、負傷者四十二万九千人だった。中国と北朝鮮はその死傷者数を固く秘匿しているが、米軍当局者は死者およそ百五十万人だったと見積もっている。
     朝鮮戦争は冷戦を一時熱くし、アメリカと共産陣営との間ですでに顕著になっていた(しかも、ますます高まっていた)緊張を高め、アジアで存在感を見せつつあった共産勢力とアメリカとの亀裂を深めた。二極間紛争の当事者間の緊張と分裂は、アメリカの誤算が中国の参戦を招いた後、一段と深刻化する。戦いが終わり軍事休戦が実現すると、双方が勝利を主張した。もっとも、朝鮮半島の最終的な分割線は開戦前とあまり変わらなかった。だが、アメリカは同じアメリカではなかった。対アジア戦略像は変化し、国内の政治状況は大幅に塗り換えられた。
     
     朝鮮戦争で戦った兵士たちは母国の同胞から疎んじられたと感じることが多かった。その犠牲は感謝されなかった。同世代の人びとの目には重要度の低い遠隔の地の戦争であるにすぎない。朝鮮戦争には、第二次世界大戦にあったあの栄光と正統性はかけらもなかった。第二次世界大戦では、国民が国を挙げて一つの偉大な目的を共有し、兵士一人ひとりがアメリカの民主精神と至善のアメリカ的価値観を広宣流布する使徒と目され、高く賞賛された。
     いっぽうの、朝鮮戦争は退屈な限定戦争であった。そこからはこの先、あまりいいことは何も生まれてこない、と国民はさっさと決めてしまった。兵士が帰還して気がついたのは、かれらの体験に隣人たちが総じてさしたる興味を示さないことだった。会話のなかで戦争話はすぐに無用の話題にされた。家庭内のできごとや職場での昇進、新しい家屋や新車の購入のほうがもっとも興味を引くテーマだった。その原因の一部は、朝鮮からのニュースがほとんどいつもたいへん暗いからだった。戦況がよいときでも、必ずしも非常によいとはいかなかった。戦局の飛躍的進展の公算が近いと見えたことはほとんどなく、ましてや勝利に近づく気配は何もなかった。とりわけ、一九五〇年十一月下旬、中国が大兵力をもって参戦すると皆無になった。膠着状態を表す自嘲的なフレーズが兵士たちの間で人気になった。「Die for a tie(ダイ・フォー・ア・タイ)」。勝利のためではない、引き分けるために死ぬのだ。
     朝鮮戦争で戦った兵士たちと祖国の人びとの間には大きな心理的隔たりがあった。兵士らがどんなに勇猛果敢に大義のもとに戦おうと、第二次世界大戦の兵士にくらべれば、しょせん「二流」だったのである。兵士たちは、戦後も、そのことでやりきれない思いをした。しかし、彼らは静かに耐え忍ぶしかなかった。】
     

    このような本で、残念なことがある。ある意味仕方がないことなのだが、どうしてもアメリカ人というか、第二次世界大戦の先勝国側から朝鮮戦争のことを書くとなると、日本の戦前戦中のことを書くこととなる。書かなければ、なぜ朝鮮半島が分断されたのか?かつドイツは東西統一を果たせたのに朝鮮は未だ果たせないのか?ということが見えてこなくなるからだ。その時にどうしても「日本は悪い」という観点がこのような著書に書かれることとなる。
     

    著者は、この本を書き上げた後、不慮の事故で亡くなっている。本の著者紹介で著者を次のように紹介している

    《デイヴィット・ハルバースタム。
     作家。アメリカが生んだ最も偉大なジャーナリスト。
     1955年にハーバード大学を卒業後、『ニューヨーク・タイムズ』入社、ベトナム特派員としての経験と広範な取材をもとに、ケネディ政権がベトナムの悲劇に突き進む様を描いた『ベスト&プライテスト』(1972年)で大きな賞賛をあびる。以降、徹底したインタビューと、エピソードを積み重ねるニュージャーナリズムと呼ばれる手法で、アメリカのメディア産業の勃興を描いた『メディアの権力』(1979年)、日米自動車戦争を描いた『覇者の驕り』(1986年)など、骨太な現代史のテーマを次々にものにした。
     本書は、10年越しの仕事。ゲラに最後の筆をいれた翌週の2007年4月23日、交通事故で死亡。次の本のインテビューへ向かう途上の悲劇だった。日本語版版権は、直後から遺族と交渉し独占入手したものである》
     
    1955年に大学を卒業となっているから、もろに戦後史、第二次世界大戦史とその戦後史はリベラルだと思う。日本でデカイ顔をしてる今現在七十歳代の自称ジャーナリストたちと同じ第二次世界大戦史観を持っていたと考えられる。
     
    ともかく、驚かずにはおられまい。引用した文にも書いてあるように、第二次世界大戦後間もなく始まった戦争で、あれだけの損害をアメリカは出しながら、朝鮮戦争を重要な戦争とは受け止めていないのだ。

    ---------------------------------------

    このエントリを記したのは、平成22年(2010年)1月である。

    <引用終り>

    正しく奇々怪々な戦争、私も調べてみて本当に不思議です。 
    兎に角将軍が戦争に勝とうとするのを政治家(大統領)がストップをかけた。 
    将軍が報告すると敵に筒抜け、信じられません。 
    中共軍が国境の河を渡って来るので橋を爆撃しようとすると大統領がノー。 
    ミグ戦闘機が都合が悪くなると満州に逃げ込む、その飛行場を爆撃しようとすると矢張り大統領がノー。 
    挙句の果ては将軍の首を切ってしまった。 
    朝鮮戦争であれだけ多数のアメリカ兵が死んだのに、その死はなんだったんでしょうね。 
    そんな所がアメリカ人があの戦争を忘れたい理由なんでしょう。 

    所で冒頭揚げた4月28日のエントリーはどちらかというと朝鮮戦争を戦った現地司令官の見た朝鮮戦争の実態。
    裏の桜さんの記事は最前線で戦った兵士の見たものが中心だと思う。

    そこでもう一つの見方、この戦争を戦った「将軍」の見た見方である。
    良い証言がある。
    マッカーサーの腹心「ウィロビー」の回顧録に詳細が見える。
    チャールズ・ウィロビー(Charles Andrew Willoughby, 1892-1972):アメリカ陸軍の軍人。最終階級は少将。マッカーサー将軍の情報参謀で、GHQ参謀第2部 (G2) 部長)

    このウィロビー回顧録に関して、「しばやん」さんが大変うまくまとめている。

    朝鮮戦争で、国連軍を勝たせないようにしたのは誰なのか


    仁川上陸作戦で北朝鮮軍の補給路を断ち攻勢に出た国連軍を指揮するマッカーサーに対し、米統合参謀本部は北進攻撃の許可と詳細な指令を1950年9月28日に出し、いよいよ38度線を超える北進攻撃が開始された。
    しばらくウィロビーの回顧録を引用する。

    「連合国軍による38度線を突破しての北進攻撃は、まず韓国軍の二個師団によって開始された。1950年9月30日、これらの部隊は東海岸沿いの道路を一挙に北上、10月3日には38度線を突破して100マイル近くも前進していた。そして10日後には、これらの師団は軽い抵抗を受けただけで元山を攻略していた。
    一方、西海岸沿いでは米第8軍が国連決議を待つかのように、10月8日に38度線を突破し、平壌の南部近郊へと一直線に攻め込んだ。第187空輸部隊は平壌の北25マイルにパラシュート部隊を降下させ、マッカーサー元帥と第8軍司令官ウォーカー中将も、この落下傘部隊を追うように平壌の飛行場にその姿を現わした。」(知られざる日本占領 ウィロビー回顧録』p.278) 

    国連軍は北朝鮮の首都平壌を占領し、破竹の勢いで鴨緑江近辺まで進軍したが、ここで868千人の中国軍の大軍に遭遇することになる。
    再びウィロビーの回顧録を引用する。

    「この危機的局面に直面しているマッカーサーの部隊はといえば、残余の北朝鮮軍を壊滅させ、北朝鮮全域に秩序を回復するだけの能力は十分持っていた。…だが、中共軍が本格介入した場合、その兵力比は5対1の割で敵の方が圧倒的に多く、おそらく今年の終わりには10対1にまで開く可能性さえある。しかしワシントンは、すでにマッカーサーにはこれ以上兵力を増やすことはないと知らせてきたのだ。
    1950年11月26日、中国軍司令官・林彪は全兵力を挙げて鴨緑江を渡り、攻撃を開始した。かくして中国は、米国その他の連合諸国とおおっぴらな戦争状態に突入したのであった。」(同上書 p.292-293) 

    国連軍は中国軍の兵力に圧倒されて12月4日に平壌を放棄して後退し、1951年1月4日には再びソウルを共産軍に奪われてしまう。

    ウィロビーの回顧録を読み進んでいくと、大量の中国軍が国境付近に集結し北朝鮮支援のために参戦する可能性が高いことを、ウィロビー率いるGHQ参謀第2部(G2)が何度もワシントンに詳細に報告していたことや、台湾の国民党筋も1950年8月27日に中共の介入をアメリカに警告していたことなどが縷々述べられている。そのような重要情報を入手していながら米統合参謀本部は、「中共が本格的攻勢をかけようとしているか確認できない」として、マッカーサーに対し北進を指令したのだが、それは何故なのか。
    また中共軍が参戦して国連軍が敗走し再びソウルを失うと、自らの状況判断ミスを棚に上げて、結果責任をもっぱらマッカーサーに擦り付け、「わが部隊は中国の農民兵を前にして敗走したが、これは米国戦闘史上にあってもっとも恥ずべき敗北である」とマッカーサーを非難したという。

    前回の記事でもいくつか紹介したが、米統合参謀本部はマッカーサーにとってプラスになるような有用な情報を伝えるどころか秘匿し、マイナスになるような命令を何度も出した。またマッカーサーが敵軍の補給路を断って緒戦の戦況を一変させた「仁川上陸作戦」には、何故か根強く反対したのである。
    米統合参謀本部の中枢には、少なくともマッカーサーが活躍することを喜ばず、できれば失敗をさせることによってマッカーサーを失脚させたいと考える人物が中枢にいて指示を出していた可能性を感じる人は私だけではないだろう。その問題については後で書くことにしよう。

    話を中国軍と国連軍との戦いに戻す。
    兵力では圧倒的に中国軍の方が優勢であったのだが1951年の2月ごろから不思議なことに中国軍の戦闘力が低下していった。

    ウィロビーはこう解説している。
    「1951年2月10日には奪われていた仁川港を再び攻略したわが軍は、態勢を立て直して反撃を開始し、共産軍にカウンターを食らわせつつあった。
     とはいえ、共産軍の猛攻が失敗に帰して、2月以降、その戦闘力が低下したことは、わが軍がすばらしい戦闘能力を示したというだけでは説明がつかない。なぜなら、わが兵力は数の上で圧倒的劣勢に立たされていたからである。これには別の要因も働いていた。つまり流行病という天罰が敵に下っていたのである。天然痘、腸チフス、発疹チフス、回帰熱等の流行病が北朝鮮全域に蔓延したのである。…」

    かくして国連軍は態勢を建て直し、3月14日には再びソウルを奪還している。そして戦いは膠着状態に入ったと言われているのだが、武力においてはすでに国連軍のほうが優勢であったと言われている。
    ところがトルーマン米大統領は4月11日にマッカーサーを突然解任し、彼のすべての指揮権を剥奪してしまったのだ。

    ウィロビーの回顧録にはこう記述されている。
    「トルーマン大統領は、新たな勝利が朝鮮戦争でもたらされようとしていたその矢先、彼の最高の野戦司令官を解任するという暴挙に出た。その結果、トルーマンは敵が恐れていた一人の男を取り除くことになった。
     当時、マッカーサーは中国内の聖域を攻撃する決定を下すように、強硬に主張していた。彼はワシントンに、わが軍に対して活発に展開していた鴨緑江以北の軍事施設を空爆し、敵の補給をたつために中国の海岸を封鎖することの許可を求め、さらに台湾の国府軍を使わせてほしいとの要求を再三再四行った。だが国防長官のマーシャル、国務長官のアチソン、それにトルーマンはこれを握りつぶしてしまった。おかげでわれわれは陣地戦で行き詰まり、消耗多くして実りの少ない戦争を継続する羽目に陥った。
     トルーマンは、中国内の聖域どころか鴨緑江にかかる橋を空爆することさえ許可しようとしなかった。中国軍が鴨緑江を渡ってきたとき、マッカーサーは河にかかる6つの橋を空軍で破壊するよう命じたが、彼の命令はたちどころに飛んできたワシントンからの電報で撤回されてしまった。鴨緑江の橋はいまも相変わらず架かっている。その橋桁には、共産軍を増強して国連軍を撃破しようと、何十万という兵士たちの足音がとどろきわたり、何百万トンという補給物資と弾薬が車輪の音を響かせたのである。」(同上書p.320-321) 

    普通に考えれば仁川上陸作戦で敵軍の補給路を断つのに成功したならば、鴨緑江に渡る橋を破壊すれば、北朝鮮軍の全面的敗北は確実であったと思われる。ところが、それをさせじとする勢力がワシントンの中枢部にいたことは極めて重要である。

    <引用終り>


    裏の桜さんのブログにある最前線で戦った兵士の言葉、「定員も訓練も足りない部隊、欠陥だらけの旧式装備、驚くばかりの低水準の指揮官層」、これをマッカーサーの目で見るとこうなる。
    マッカーサーの作戦は国防長官のマーシャル、国務長官のアチソン、それに大統領トルーマンによって拒否された。おかげで国連軍は陣地戦で行き詰まり、消耗多くして実りの少ない戦争を継続する羽目に陥った。

    これが朝鮮戦争に実態である。
    そしてアメリカ政府中枢部に多数の共産主義者やソ連のスパイがいることは、マッカーシーの赤狩りで知られているが、その後1990年になってソ連とアメリカ内のスパイとの通信文書=ヴェノナ文書が公開され、マッカーシーが指摘したよりスパイの数は多く、アメリカ政府内でも300名ほどのスパイがいたことが明らかになっている。
    ヴェノナ文書については以下エントリー参照ください。
    ヴェノナ文書についての本


    こんな事で朝鮮戦争という不可解な戦争、こんな裏が有ることを考えると、現在進行中の北朝鮮問題も一筋縄ではいかないことが分かる。
    アメリカのマティス国防長官、ティラーソン国務長官、ペリー副大統領、このトランプ政権の首脳は日本と韓国で米軍関係者からこの厄介な話を縷々聞いたのではないか。

    戦後72年の共産主義との闘いがいよいよ最終章に向かっていると思う、そんな中で日本、日本人がどうするか、日本人の覚悟が問われていると思います。


    最後に1951年5月3日、アメリカ議会上院の軍事委員会でのマッカーサー証言で彼はこんな事を言っています。
    2015-12-26マッカーサーの上院での証言風景 

    マッカーサーは、朝鮮戦争を通じて北朝鮮の背後にいるソ連、中国(中華人民共和国)という共産主義国の脅威を痛感した。
     「過去100年に米国が太平洋地域で犯した最大の政治的過ちは共産勢力を中国で増大させたことだ。次の100年で代償を払わなければならないだろう」
    以下ブログ参照ください
    老兵・マッカーサーはなぜ「日本は自衛の戦争だった」と証言したのか…

    まさにこの予言通りのことが、今起ころうとしています。


    1. 朝鮮韓国
    2. TB(0)
    3. CM(12)