2016-05-31 16:22

国の立て直しはまず教育から<台湾と日本

 台湾の総統に蔡英文民進党主席が5月20日就任した。
中国べったりだった前総統から独自路線の蔡英文氏の総統就任、日本としても大いに歓迎したいところである。

この蔡英文総統についての詳しい話については丸山光三さんの分析が詳しいので以下参照してください。
http://marcooichan2.blog129.fc2.com/blog-entry-4875.html


「台湾国民はとうとう自らの国を建てる端緒についた」、これが丸山光三さんの見立て。詳細は上掲ブログを見てください。


さてその蔡英文総統、早速手を付けたことがある。それは・・・
反日捏造歴史教科書の是正である。

参考ブログ(バンコクジジイさん)
http://ameblo.jp/bangkokoyaji/entry-12163601069.html


<以下フォーカス台湾より引用>

日本の「植民地統治」強調した教科書、使用中止へ 政権交代で/台湾
【政治】 2016/05/21 16:58
http://japan.cna.com.tw/news/apol/201605210004.aspx

台北 21日 中央社)20日の民主進歩党(民進党)・蔡英文政権発足に伴い、教育部長(教育相)に就任した潘文忠氏は21日、中国国民党・馬英九政権時代に同部が改訂した「課程綱要」(課綱、日本の学習指導要領に相当)を廃止する行政命令を近日中に出すと発表した。

2014年1月に行われた改訂では、公民や歴史の教科書で、戦後長らく続いた政治弾圧「白色テロ」に関する記述の削除や、「日本統治時期」から「日本植民統治時期」への変更、中国大陸とのつながりを強調する内容の充実化などが決定。当時野党だった民進党や民間団体が抗議を行っていた。

改訂に反対する動きは中高生にも波及し、施行直前の昨年7月末には、撤回などを求める生徒が教育部の敷地内に突入する事態にまで発展。約1週間にわたり抗議の座り込みが続けられた。

潘氏は、課綱の改訂は手続きに問題があり、関与したメンバーも偏っていたと指摘。早期廃止を約束した。

改訂版と旧課綱版のどちらの教科書を使うかは各学校の判断に委ねられているため、教育部は今年9月からの1学期に限り、改訂版の使用を許可している。ただ、2学期目以降は旧課綱版の使用が義務付けられる。

また、潘氏は2018年に導入予定だった新課綱について、更なる検討が必要だとして社会科に限って2020年に延期する考えを示した。

(余暁涵、陳至中/編集:杉野浩司)

<引用終わり>

丸山光三さんは
馬英九(元総統)は李登輝総統がせっかく布置した「特殊な国と国との関係」をそれ以前の「一つの中国」へと後退させてしまった。
こう言っている。

そしてこれからもう一度やり直しとなるわけだが、その第一歩が馬英九が手掛けた反日捏造歴史教科書の是正
早速その第一歩を踏み出す。いいことだと思います。



翻って日本では歴史教科書の出鱈目な反日ぶりが問題になっていますが、いまだ是正の動きは鈍い。
それどころか、もう「呆れてものも云えない」教科書が出てきているのだ。

WiLLの6月号、7月号(現在発売中)で水間政憲さんが「トンデモ歴史教科書」と題して告発論文を公表している。
麻布、慶応、灘というエリート校で採用された歴史教科書があまりにも酷いものだと言っている。

2016-5-31Will6月号歴史教科書

そしてこれが水間さんの言うトンデモ地図

2016-5-31Will6月号歴史教科書2

東アジア一帯が「アジア州」、そして日本の地名はありません。しかし白村江の地名は載っています。
笑っちゃうのはベトナムのハノイです。(トンキン)とカッコ書きされていますが、トンキンとは漢字で書くと「東京」です。
しかしベトナムではハノイは漢字表記は「河内」です。
この地図は日本語で書いてあるように見えますが、中共の地図です。こんなものが日本の歴史教科書になる、とんでもない話ですね。


これが7月号

2016-5-31Will7月号歴史教科書1
元寇も文永の役、弘安の役も載っていないとはなんという歴史教科書か、皆さんお怒りと書いてあります。


これが次のページのまとめ

2016-5-31Will7月号歴史教科書2

この15年戦争とは、1931年の満州事変から1937年のシナ事変をはさんで1945年の大東亜戦争終結まで、これを日本が仕掛けた侵略戦争とする歴史観です。
まさに東京裁判史観そのものである。
水間さんはこの教科書は日本解体のための教科書と言っているが、まさにその通りだと思う。

なおこの論文、6月号~20ページ、7月号~26ページの長文なので、とても全文は紹介しきれませんが、大変貴重な論考。
興味のある方はぜひWillでご覧ください。(とこれはコマーシャル)



台湾は新しい総統の下で新しい歩みを始めた、その第一歩として教科書を正しいものにしようとしている。

しかし日本はと言えば、反日教科書が猛威を振るっているわけだ。
一刻も早く反日教科書を放逐せねばいけない自体となっている。
  1. 教育
  2. TB(0)
  3. CM(18)

2016-05-28 16:28

減点主義からの脱却

 5月22日に「「現場の限界認めないといけない」、モノ造りで心すべきこと」をエントリーした。
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1258.html

これは三菱自動車の燃費不正の件だったのだが、こんな事を問題点として取り上げた。
減点主義の弊害

そこへよもぎねこさんから大変興味深いコメントを頂いた。
問題提起として大変参考になるので、ここに全文引用し、ではどうしたらいいか考えてみたい。


ではよもぎねこさんのコメント

 学校のテストがこれですから。
 決まった範囲から出題して、できなければ×を付けて減点です。
 しかし子供が学校で習った事以外を、勉強しても評価対象にはなりません。 
 成績の良い子と言うのは、実はこの減点を減らす事に努力してきた子なのです。
 だからこうした高等教育が普及して、こうした学校式の人間評価に慣れた人間が増える程、こうした減点思想が社会を覆う事になります。
 減点思考の問題のもう一つは、学校のテストと同じで、決められた範囲以外での出題ができなくなることです。
 「数学のテスト範囲教科書の123ページから195ページまで」と決めるように、極めて狭くそして極めて常識的で凡庸なレベルで目標を定めてしまうのです。  
 企業で言えば同業他社が皆やっているような事を、自分達も目標にするのです。
 そうしないと減点法評価の対照になるような目標は作れません。 
 だって他の企業が全く思いつかなかった、誰もやっていないような事では、細かい点数評価の基礎になる目安もありませんから。
 だから減点法が普及すると、独創的な目標など設定不能になります。
 しかし学校のテストと同じで、細かい数値まで決めて目標を設定し、それを減点法で評価すると、形式的には大変公正公平であり合理的に見えます。
 だから減点法で高評価を得てきた人達にとっては、堪らない魅力でしょう。 と言うよりそれ以外の評価自体思いつかないでしょう。 
 ワタシはこれが日本の活力を奪っている大きな原因だと思います。
2016-05-22 12:52 URL よもぎねこ



よもぎねこさんの言っていることは私もよく分かる。確かにその通りだ。
しかし、実際に各論として、「では自分がどうすればいいのか」、こう考えると簡単ではない。
そんなことの回答になるかどうか、これは私なりの考えを纏めてみたものです。


最初に今の時代がどんな時代なのか、ちょっとそんなことを考えてみたい。
先日来ウィンドウズ10にアップグレードされてしまい、大いに困った話をエントリーしたのだが、こんな事をせねばいけないほどコンピュータの世界が激変しているということと思う。
その一例として、最近良く取り上げられる「第4次産業革命”といったフレーズで語られる『IoT(モノのインターネット化)』」、こんな事のためには今までと全く違う発想のものが必要な時代だと言うことだ。

キャッチアップからイノベーションと言い換えてもいいだろう。
キャッチアップとはお手本や目標が有って、それに向かっていく、日本が長年やってきたことでもある。
しかし今では日本は「お手本のない時代」に入っている


前置きが長くなったが、では減点主義に対してどう考えればいいか。
減点主義の逆なら加点主義。持ち点がないから何もしなければ0点。こんな考え方はどうだろう。
何か成果を上げればその分プラス。うん悪くない。
しかしこれをやろうとすると目標やお手本がなくなる
だからよさそうと思っても採用するのは難しい。


さてそんなことの分かる事例として、こんなものを見てください。

2016-5-28科学の芽賞

http://www.tsukuba.ac.jp/community/kagakunome/

これは日本で2番目にノーベル賞を受賞した朝永振一郎博士の言葉にちなんで筑波大学で毎年やってるもの。

そのもとになった言葉がこれ

2016-5-28科学の芽朝永振一郎

こんなものには減点法などで評価できるものではない。また目標やお手本も有るわけではない
しかしこれがイノベーションの原動力なのだと思う。

そしてこんな考え方の基礎にあるもの
それは
プラス思考とか前向き思考、ポジティブ・シンキングなどと言われる考え方ではないだろうか。

もうお手本は無い。見えない世界、認知できない世界に手探りでアプローチしていかねばならない。
武器は「実践と鍛錬」、これしかない。
そんな考え方を支えるもの。それはこのプラス思考とかポジティブ・シンキングと言われる考え方だと思う。

よもぎねこさんからの問題提起に私なりの答えとしていえること。

職場でも学校でも、あるいは家庭でも共通していえる考え方である。
プラス思考、ポジティブ・シンキング、これに尽きるのではないだろうか。
  1. 社会一般
  2. TB(0)
  3. CM(8)

2016-05-27 23:30

【伊勢志摩サミット】G7首脳が伊勢神宮訪問を称賛「素晴らしい経験をした」「悠久の歴史に感動」



2016-5-27G7伊勢神宮訪問

【伊勢志摩サミット】G7首脳が伊勢神宮訪問を称賛「素晴らしい経験をした」「悠久の歴史に感動」


http://www.sankei.com/politics/news/160527/plt1605270004-n1.html


 主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に参加している先進7カ国(G7)首脳らは26日、三重県伊勢市の伊勢神宮訪問について、同日の討議の中で安倍晋三首相に「素晴らしい教訓と経験を与えてくれた」「聖なる場所に行くことができて感動した」などの感想を寄せた。日本政府が明らかにした。

 ほかにも「日本文化を学べた」「伝統の継続性と悠久の歴史を感じた」「感動を伴うものだった」「精神的によい経験をさせてもらった」との声が相次いだ。

 サミットが行われている三重県志摩市・賢島や会場のホテルについても「素晴らしい会場に感謝している」「景色、自然が非常に最高である」「おもてなしが日本の特徴だと知っていたが、それを証明するおもてなしだった」との評価だったという。

<引用終わり>


 この伊勢志摩サミット、評価はいろいろあるだろうが、最大の成果は伊勢神宮訪問が公式行事に入ったこと。
そして『悠久の歴史に感動』、この言葉にこそ意味があると思う。
日本の国体を世界が認めた、その瞬間だったのではないか。

 今回のサミット、もちろんいろいろな議題もあるだろう。しかし私にはこの伊勢神宮訪問とオバマ大統領の広島訪問、この二つがとても意味があると思っている。
敗戦で壊された日本の国体、それがこのサミットをきっかけに立て直せる、そんな希望が持てる思いだ。
  1. 政治
  2. TB(0)
  3. CM(10)

2016-05-26 17:28

ウィンドウズ10不具合顛末記

 ウィンドウズ10にアップグレードしたのだが、スキャナーのOCR機能がうまくいかず、一旦「7」に戻したりとドタバタだった。
やっとまともに使えるようになったので、その顛末を書いてみたい。

なおこの件は「裏の桜さん」のご助言で解消できた。ご親切なアドバイスに感謝しています。


では最初に私が使っているのはこんなもの

2016-5-25スキャナー

この赤丸内のOCR機能が使えなかった。

2016-5-25スキャナーno

このOCR機能はキャノンがパナソニックから提供を受けてスキャナーにつけているもので、云わば「グリコのおまけ」みたいなもの。
(こんなものをバンドル版というのだとか・・・)
パナソニックの出しているOCRソフト読取革命は現在Ver15、私のスキャナーについていたのは読取革命Liteというバンドル版専用のもので、Ver1.1.01だった。

そしてキャノンではスキャナーのドライバーはwindows10に対応したものを出しているが、OCRは他社製品だということで出してない。
ただし不親切なことに㏋でwindows10対応を見るとOCRは対応してないとしか書いてない。パナソニックを見ろと書いてあれば分かったのだが・・・(ブツブツ)

おまけにwindows 10にアップグレードしてしまうと、古いバージョンの読取革命LLiteは開けないのでバージョンアップもできない。

結局やったのは
① 一旦OSをウィンドウズ7に戻す
② スキャナードライバーを最新版にバージョンアップ
③ スキャナーの読取革命Liteをバージョンアップし、Ver1.2.02にする。(このバージョンだけがウィンドウズ10に対応でいる。
④ そのうえでOSをウィンドウズ10にアップグレードする
・・・本来はここでOCRが動くはずなのだが、不思議なことに動かない。
この日は夜遅くまでやってもわからず、一晩たって翌朝パソコンを起動し、あちこち調べていたら不思議なことにOCRが動くことが分かった。その後はまったく以上は出ていない・・・???
(こんなバカなことはと思うのですが、OS切り替え直後はコンピュータ内ではまだ処理が終わっていなかった???、分かりません)

②のスキャナードライバーは
http://cweb.canon.jp/cgi-bin/download/select-product-by-catg.cgi?i_cd_pr_catg=005


③の読取革命Liteバージョンアップは
http://www.panasonic.com/jp/company/pstc/products/yomikaku_l/up_w.html


こんなことで現在は異状なく使えています。
以上がOCR問題の顛末でした。

最後にこの件は裏の桜さんの助言がなければわかりませんでした。
まったく有り難く思っております。

>>ウィンドウズ10不具合顛末記の続きを読む

  1. 社会一般
  2. TB(0)
  3. CM(8)

2016-05-23 19:57

News Up 勝手にアップグレード なぜ?<NHKの報道です

 ウィンドウズ10でいろいろ苦労しているのだが、ついにNHKでも報道された。
どうして勝手にアップグレードしてしまうのか、そんな理由がよくわかるので、NHKの報道を全文引用します。
なるほどなあ、そんな思いです。

なお私のスキャナーのOCR問題はきょう解消しましたが、この件は別途アップします。

ではNHKの報道から

<以下引用>

News Up 勝手にアップグレード なぜ?
5月19日 23時08分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160519/k10010527561000.html

News Up 勝手にアップグレード なぜ?
パソコンの基本ソフトの一つ、Windows。去年から無償で提供が始まった最新版の「Windows10」を巡って、このところインターネットで「勝手にアップデートされる」「問答無用でのアップデートはやめて」などと、戸惑いの声が上がっています。一体、何が起きているのでしょうか。
去年7月から提供が始まったマイクロソフトの基本ソフト、「Windows10」。登場以来、パソコンの画面には、利用者に切り替えを促す通知が現れるようになりました。さらに、このところ、自分が使っている基本ソフトがいつのまにか、この最新版にアップグレードされ、一部では、パソコンが使えなくなったり、ダウンロードしていたアプリが使えなくなったといった、悲痛な叫びがインターネットで目立つようになりました。

ツイッターには次のような投稿がありました。
「勝手に更新されて大パニック」
「朝起きたら完了していて慌てて戻した」
「ソフトが動かない」
なぜ知らないうちに
なぜ、自動でアップグレードされてしまうのか。

これまで基本ソフトは、みずから新しいものを購入して、アップグレードを行う必要がありました。今回は「Windows7」と「Windows8.1」の利用者であれば、期間限定で無償で行うことができるようになったのです。この無償期間は7月29日までです。
今回の騒動について、日本マイクロソフトの担当者は、無償期間の終了が迫っていることから、通知画面を変更したことが理由ではないかと話しています。

通知画面は5月13日に変更されました。この変更によって画面には「Windows10はこのPCで推奨される更新プログラムです。このPCは次の予定でアップグレードされます」などと表示され、併せてアップグレードが実行される日時が示されるようになりました。
最近この画面を見た人も多いのではないでしょうか。中には、あとでアップグレードしようと思い、右上の「×」印をクリックして表示を消した人もいるかもしれません。
しかし、マイクロソフトによりますと、この操作だけでは、通知画面が消えただけで、予定をキャンセルしたことにはならないということです。そのため、利用者の思わぬ形でアップグレードされるという事態が起きているというのです。
「分かりづらかったかもしれない」
今回の通知画面の変更について、マイクロソフトでは、無償期間のうちに「Windows10」へのアップグレードを促すために、「利用者の手間がかからない形」として、導入したと説明しています。つまり、あくまで利用者の利便性を高めるための措置だというのです。
一方で、利用者に戸惑いが広がっていることについて、マイクロソフトの担当者は「画面が分かりづらかったかもしれないので、改善も考えていかないといけない」と話しています。そのうえで、「Windows10に変更すれば、セキュリティー能力が向上し、操作性も高まるので、早めの変更をお願いしたい」と強調しています。
アップグレードしない方法は
それでも、今の「Windows7」などを使い続けたいと思う人はどうすればいいのか。

ネット上ではさまざまな方法が伝えられていますが、マイクロソフトでは次のようなやり方を紹介しています。

通知画面には「ここをクリックすると、キャンセルできます」と書かれた表示があります。このリンクを押せばアップグレードの予定を取り消すことができるというのです。また、もし間違ってアップグレードしてしまった場合は、30日以内なら元の状態に戻すことが可能です。
ただし、キャンセルの表示は少し見つけづらいかもしれません。しかも、無償期間中は、キャンセルしても数日するとまた表示されるので、毎回、同じ作業を繰り返さないといけません。

「詳しい人ほど放っといて」
今回の事態について、テクノロジー分野に詳しい、フリージャーナリストの本田雅一さんは、「利用者にとっては、Windows10に変更することでメリットも多いが、パソコンや周辺機器などが使えなくなるリスクはある。パソコンに詳しい人ほど放っといてほしいと思う人が多く、なかば強制的なやり方はすべきではないと考える」と話しています。
そのうえで「マイクロソフトにとって、今はWindows7などいろいろな基本ソフトが混在している状況だ。今後、クラウドサービスをはじめ新たなサービスを提供するために、何としてもWindows10に統一したいと考えていることのあらわれではないか」と分析しています。
「Windows10」を巡っては、アップグレードを装ったメールが送り付けられウイルスに感染したという被害も海外では報告されています。
今回思わぬ形で騒動となった「Windows10」。騒ぎのもとになった通知画面は今のところ無償期間が終われば表示されなくなる見通しです。

<引用終り>


なるほどねえ。
通知画面には「ここをクリックすると、キャンセルできます」と書かれた表示があります。このリンクを押せばアップグレードの予定を取り消すことができるというのです。また、もし間違ってアップグレードしてしまった場合は、30日以内なら元の状態に戻すことが可能です。
ただし、キャンセルの表示は少し見つけづらいかもしれません。しかも、無償期間中は、キャンセルしても数日するとまた表示されるので、毎回、同じ作業を繰り返さないといけません。

これではまるで罠。
しかしここまでして10へのアップグレードをさせようとする。よくよく何か事情があるのだろう。

しかしこの問題でマイクrソフトは大きな考え方の転換をしたと思っている。
従来のパソコンは原則として「画面に表示されているものが動くもの」だった。
今回のアップグレード案内は「それを消して、画面に表示がなくても動くことに変わりがない」。大きな考え方の違いである。

古い頭には理解しがたいことが起こり始めているようだ・・・。
  1. 社会一般
  2. TB(0)
  3. CM(16)

2016-05-22 08:11

「現場の限界認めないといけない」、モノ造りで心すべきこと

 「現場の限界認めないといけない」、こんな事をSUBARUの富士重工社長が言っている事が昨日(5月21日)報道されている。
これは三菱自動車の燃費不正に関しての読売新聞の報道なのだが、大変興味深い記事だ。

全文はこんな感じ、5月21日の読売新聞経済面(8面)記事

2016-5-22読売新聞5月21日縮小版

記事は三菱の問題で、そこに同じ自動車メーカーの社長としての考え方を聞かれた際の回答として記事になっている。
大変興味深い話なので、吉永社長の話を引用したい。


<以下読売新聞より引用>
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160520-OYT1T50168.html?from=ytop_main3


富士重工社長「現場の限界認めないといけない」
2016年05月21日 11時05分

 富士重工業の吉永泰之社長は読売新聞のインタビューに応じ、三菱自動車の燃費偽装問題に関連し、「燃費に限らず、現場が『今の実力では限界』と言ったら、認めてあげないといけない」と述べた。

 目標達成のために経営陣が部下に過度なプレッシャーを与えることを戒めたものだ

 三菱自を巡っては、軽自動車の燃費目標が開発現場にとって重荷となり、不正に手を染めたとみられている。吉永氏は「取り繕う文化はダメだ」と強調。その上で自身については「『(目標を)絶対に達成しろ』とは言わないように気をつけている」とも述べた。

 富士重工業は創業100周年を機に、2017年4月から社名を「SUBARU」に変更する。主に車のブランドとして知られる「スバル」を採用することについて、「規模は小さいが魅力あるブランドになるため、社員の力を結集したい」と狙いを語った。

<引用終り>


目標必達、誰でも一度は言ったり聞いたりした言葉である。
がしかし、この言葉の中にこんな不正問題の真因が潜んでいる。これが三菱問題の真相のようだ。

『今の実力では限界』と言ったら、認めてあげないといけない」
これを安易に認めれば、皆が「出来ません、出来ません」と言いだして、これならサボった方が勝。
しかしそれを、どうしても無理なものを無理やりやらせると不正が起こる。

これは各自動車メーカーがこの問題で散々苦労してきた。
例えばトヨタは生産販売台数にこだわって失敗し、豊田章男社長は「もっといい車を造ろうよ」に目標の大転換を図った。
つい最近もホンダが矢張り「生産販売台数目標にこだわり過ぎた」と反省し、新社長のもと立て直しに取り組んでいる。
VWだって排ガス不正問題の真因はこんな所だ。

そしてこんな問題は意外な問題をクローズアップさせている。
人の評価、企業の評価で減点主義の弊害である。

ある持ち点を持っていて、目標未達だと減点。目標達成してもある範囲は持ち点の範囲なので特別評価しない。
こんな評価システムが結構アチコチに有る。
例えば「休まず働かず」をモットーにしている痴呆公務員などはこの典型だろう。
働かなければ、「ノープレー、ノーミス」で減点されない、だから働かない事が美徳になっている。

目標必達、これが無ければ企業の発展はない、当たり前の話である。
がしかし、そこにはある限度があり、人の能力や経営資源にも限界がある。
そんな事を考えさせられる話である。
  1. 自動車
  2. TB(0)
  3. CM(16)

2016-05-19 22:56

ウィンドウズ10に引っかかりました

 此処三日間、ウィンドウズ10に振り回されました。
事の発端は17日早朝のこと。朝から外出の為、パソコンを一旦スリープモードにしたつもりだった、しかしどうもその時マイクロソフトの仕掛けた地雷を踏んだらしい。
すぐに帰宅してパソコンを見ると何やら見慣れぬ画面・・・
私はウィンドウズ7を使っているのだが、10にアップグレードが始まってしまっていた。

今迄しつこくウィンドウズ10へのアップグレードをお勧めしますと表示が出ていたが全部無視していたのだが、今度は多分操作ミスしたらしい。

3時間ほどかかってアップグレード終了。
色々やってみても慣れないだけで、さほど変わりはない。特にアップグレードした意味もなさそうだった。

兎に角何とか使えるようにしたのだが困った事がある。
私が時々使うスキャナーのOCR機能がウィンドウズ10は対応していない。
スキャナーの買い替えも検討したのだが、最新版でも10には対応していないことが分かった。

そんなこんなでまる三日間振り回された。

最後に矢張りウィンドウズ7に戻すのが一番と判断したので、先ほどから旧バージョンの復元を始めた。
幸いウィンドウズ10はアップグレード後30日以内なら旧バージョンへの復帰は問題なく出来る。

今ウィンドウズ7への復元をやってみたら案ずるより産むがやすし、12.3分で完了してしまった。

やれやれ、これで今夜は枕を高くして寝られそうだ。
それにしても、参った参ったです・・・。
  1. 日常の話題
  2. TB(0)
  3. CM(19)

2016-05-14 17:16

今も通用するキャラウェイ・スピーチ

 前回のエントリー「報道されない沖縄」で日下公人さんと高山正之さんの対談本を紹介したのだが、その中に「朝鮮と沖縄は似ている」、こんな項目が有った。その中にアメリカの高等弁務官ポール・キャラウェイの発言が取り上げられていた。
曰く『沖縄の「自治」は神話だ』、こんな話なのだが、その全文をkazkさんが見つけてくれた。

kazkさん、どうもありがとうございました。

大変興味深い話なので、以下全文を引用し紹介したい。
読んでみると50年以上前の話なのだが、現代にも十分通用しそうな話である。

最初にポール・キャラウェイとは
ポール・キャラウェイ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BBW%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4

キャラウェイ旋風
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E6%97%8B%E9%A2%A8

そしてこの記事の引用元
宮田裕氏のBログより
http://yugafu-uchina.seesaa.net/article/252998760.html?seesaa_related=category



では以下引用です。

最初に宮田氏の解説が有り、その後にポール・キャラウェイのスピーチが有ります。
但しキャラウェイ自身は英語でスピーチしたと思いますが、引用文は日本語に訳してあります。
誰がどのように訳したのか不明ですが、ソースは明記してあります。
(出所:南方同胞援護会『沖縄問題基本資料集』昭和43年11月)

<以下引用>

7.高等弁務官の沖縄支配(5)

 米軍支配下の沖縄に君臨したキャラウェイ高等弁務官は、絶対的権力をバックに軍参謀的手法で直接統治、布令政治に乗り出した。
金門クラブ会員を対象に演説で沖縄の自治は「神話」であると発言し、「キャラウェイ旋風」を巻き起こすことになる。

 注:金門クラブとは
米陸軍省後援による米国留学を経験した人たちの親睦団体。初期の留学生たちは、軍輸送船で金門橋(ゴールデン・ゲートをくぐったので、これにちなんで命名された。1947年7月にスタートし、施政権が返還された1972年までに支給された米留学奨学資金件数は1,110件、そのうち、博士号取得者は28人、修士号262人、学士号155人。
(出所:沖縄タイムス『沖縄大百科事典』上)

 キャラエェイ高等弁務官の演説は米軍支配を特徴づける。その全文を掲載する。

キャラウェイ高等弁務官の演説全文
 (1963年3月5日:ハーバービュークラブ)
  ポール・W・キャラウェイ陸軍中将.

沖縄の「自治」は神話

 昨年の6月22日私は、金門クラブ会員の諸君に「現実を直視して」という題でお話しした。その時、私は世界情勢や琉球の情勢をよく把握し、かつ直視するばかりでなく、琉球住民の間でこれまで信じられている多くの神話を払拭するため、諸君の才能や説得力を活用されるよう諸君に要望したのである。今晩もその時お見かけした同じ顔ぶれが多く見えているが、ある意味では同じ男女ではないのである。

 金門クラブは、長足の進歩を遂げてきたのである。諸君はもはや琉球における指導者の地位の幾つかを引き受けてくれと頼まれる日が来るのを待ちわびる必要はないのである。諸君は諸君に投げかけられた指導権を把握しつつあるのである。

 今晩は昨年のテーマから一歩進んで、現在依然として神話が現実を覆っている分野、すなわち、自治と誤称されいろいろな表現であいまいにされている分野について、少しばかり話し合いたいと思う。

 私には琉球において自治とは何を意味し、また何を包含し、あるいは何を暗示しているかについて全般的に理解されていないように見受けられるのである。諸君はこれまでにインドスタンの5人の盲人に1頭の象を吟味させ、象とはどのようなものであるかを言い表せる話を聞いたり、あるいは読んだりしたことが多分あると思う。象のしっぽを偶然つかんだ盲人は「象とは網のようなものである」といい、もう1人は象の太い足にふれて「象とは木のようなものであるといった。3番目の盲人は、たまたま象の腹のところへ歩いて行って突き当り、「象とは壁のようなものである」といった。そして4番目、5番目の盲人もおのおの自分が得た印象を伝えたということである。

 私は「自治」に対しても何かこれと同様の考え方があるのではないかと観察しているものである。つまり、だれでも自己の経験の範囲内でそれを理解しているのである。

 定義によれば「自治」とは、自治政府を意味しているのである。この定義を論理的に結論づければ、琉球列島における自治論者は、外部からいかなる抑制を一切受けない自治政府の樹立に尽力していることになるのである。これはとりもなおさず独立国家を主張していることを意味するのである。

 しかし、彼らは果たして独立国家を主張しているのであろうか。もし、ある人間が新聞で読むものや住民の代弁者だと自称する人々の言葉をそのまま信じるならば、自治の真の意味は著しく誤解されるであろう。あるいは、この用語が故意に人を惑わす意図のもとに使われているのである。

 政治とは実際的な問題を処理していくことであって空想的な計画を作ったり、圧力団体がスローガンを叫ぶことではないのである。政治というものは可能なものを行う芸術であり、琉球において可能なことは、自治とはかなりかけ離れたものである。なぜならば、琉球列島においては、ある段階の政府から他の段階の政府に対して行われる責任の委任が存在するだけである。

 もし私たちが事実を直視するならば、琉球においても、また行政上一区分を構成するいかなる地域においても自治政府はあり得ないという結論に到達するに違いないのである。

 対日平和条約第3条で規定されているように、米国民政府の下で自治政府があり得ないと同様、1州、1省あるいは1県の場合でもそれは不可能である。

 現在の時点で自治政府は架空のものであり、実在しないのである。そして、琉球の住民である諸君の自由意思で再び独立国家となる決定を下さない限り、将来においても自治は存在しないであろう。


まず、責任と能力の実証

琉球列島の最終責任を実際に有するものとして、私は、それ相当の責任を持つとか、または持たないとか、行動する能力を示すとか、または示さないとかという完全な行動の自由について話すのではなく、政治的現実に限定して話を進めたいと思う。

琉球政府に対し、「いつ如何なる状況の下に、もっと多くの機能を委任できるかを決定するために、琉球列島における政治的諸機能を継続的に検討していく」のが米国の政策である。このような検討は、現在も継続して行われているのである。
諸機能の移管に当たって私としては、「自治」を要求する声よりも、むしろその実績によって裏付けられた「責任」と「能力」の度合いに考慮を払わざるを得ないのである。

大統領行政命令には、国防長官はその権限を行使するに当たって「効果的でかつ責任ある琉球人による政府の促進を助長しなければならない」と規定しているのである。これを簡単に言えば、琉球政府がさらに「責任」ある、かつ「効果的」なものになるにつれて諸機能が同政府に委任されるということである。

如何なる場合に責任ある政府といえるであろうか。私の答えは
1.単に実質のない装飾的な政府の特権ではなく、委任された義務と職分を受領する場合
2.政府が全住民の福祉向上を図るために真に努力する場合
3.政府が真に政府自体およびその各職員を住民の公僕として考える場合
4.適正な政治を行い、経済および社会の発展を助長し、一般生活水準を向上させるため政府に合法的に帰属するあらゆる必要な施策を進んで講ずる場合

 如何なる場合に効果的な政府といえるだろうか。私の答えは、納税者の最小限の負担で政治の安定並びに住民の福祉で最大の効果を上げながら合法的な機能を効率的に行使する場合において、効果的な政府といえると思うのである。
琉球政府はその行為および決済に対する責任を喜んで受け、政府の機能を十分行使する能力があることを実証することによって、一層大幅な責任を得ることができるし、また、現に得つつあるのである。

機能の移譲は要求されているのが責任ではなく、権力だけであるということが明白に実証される場合はあり得ないことである。また、機能を移譲することによって特殊な利益団体が納税者の負担で利益を享受し、あるいは一般住民を無視して社会のある特権層が利益を享受ことになるということが記録によって明らかに示される場合も権限の委譲はあり得ないのである。


委譲責任を拒否した琉球行政府、立法院

 琉球政府の立法府や行政府のこれまでとった措置について客観的に検討すれば、何人たりともこの政府がある場合においては責任を果たし、効率的であったが、また一方では無責任で効果的でなかったと結論付けざるを得ないのである。効果的でかつ責任ある措置によって特色づけられている分野においては、ほとんど自動的により大きな責任を得たのであり、また今後とも継続して責任をえられるであろう。


琉球政府は提供された権力を躊躇なく取り入れたが、これまで幾度となく同政府に委任された責任を受諾しなかったのである。その1、2の例をあげて話してみたいと思う。


1.琉球政府は失業保険制度が制定されたとき、その資金の管理者にされたのである。しかし、同資金は琉球政府のものではないのである。その資金は被雇用者や雇用者が納入した者であり、それから利益を受ける労働者に所属するものである。琉球政府は単に、その資金を労働者のために保管しているのに過ぎないのである。しかし、同資金を労働者の利益以外の目的のために流用しようとしたことが、これまでに幾度となくあったのである。同資金の保全にとっての脅威は、やっと最低必要な保護策が立法されるまで続いたのである。

2.琉球政府は、労働争議の一部である小さな暴力になるかもしれない行為と、争議の一部ではなく、実際に刑事上の行為である暴力行為とを区別することをこれまで一貫して拒否してきたのである。政府は労働争議中のすべての行為を、争議の一部とみなす傾向があったのである。庫の主張は、法律的見地から支持することはできないのである。これは、その平和と安隠を保つため社会に対して責任を持つ当局によって、全社会を相手として犯された欺瞞行為である。そして、これは琉球政府の方で責任を取ることを拒否することになるのである。

3.西原地区における二つの競合する製糖工場の問題は、責任回避の一例である。道をへだてて二つの製糖工場を設立し、同じ農民からサトウキビの奪い合いをさせることに経済的な妥当性がないことは知られていたのである。それにもかかわらず、琉球政府は二つの製糖工場を許可したのである。この措置には、その地域の住民への、ひいては琉球経済全般に対する影響についての考慮がなされていなかったのである。今日、農民も工場側もこの問題および少なくともこれと性質を同じくするもう一つの問題に対して、無謀にも無責任であった琉球政府も、砂糖産業を合理化することを狂気のように試みており、その反面それと同時に他地域からの競争に対処するため、より大型の、したがってさらに小数の製糖工場にする決裁を避けようとしているのである。

4.多年にわたって琉球の銀行は、ほとんど完全な許可証を受けて運営を許されてきたのである。私は自由という言葉よりむしろ許可証という言葉を用いる。というのはここでもまた、私たちは、銀行と政府による信用機関の甚だしい濫用を見出すからである。この分野における不正行為の一例として、理事たちは彼らが経営している営利会社に無担保貸し付けを行うことが認められていたのである。これらの資金は、銀行に彼らの貯金を任せた大小多数の預金者の預金から出たのである。このような行為は他国ではほとんどどこでも重罪となるのである。琉球政府は、これに対して措置を取ることを拒否し、その代り弱々しくもその責任を回避して、米国民政府にそれを転嫁しようとしたのである。

私は琉球政府の行政部門がその責任を果たし得なかったか、または効果的でなかった状態の例は他にもあるが、その中からほんの二、三の例を述べたにすぎないのである。同時に行政府は、その住民によって寄せられた信頼に応えるために、必要なすべての責任と行動の自由を持っていたのである。


琉球立法院も同様にその責任に応じた活動をすることができなかった場合がある。歴史をさかのぼるまでもなく1962年の議会に適切な例がある。

1.医療法案は病院、診療所および助産院が一般大衆保護のための最低基準に適っているか、いないかを確かめるために必要な年次監査を規定しなかったのである。法律違反に対する刑が専門的水準を維持する上に全く不十分であり、また、不法営業を除去したり、厳重に防止することもできなかったのであろう。
2.立法院は、その労働者災害保障保険法案の草案の中で労働者が被った業務上障害のため、雇用者が当然も持つべき負担額を納税者に負わせるように法案を書き表して、納税者の税金の不当な使用を許可しようとしたのである。

 立法院は、行政府と同様、琉球住民の利益のため必要とされているすべての法律を制定する権限を委任されているのである。立法院がそれをなし得なかったことに対して、高等弁務官が立法院に十分な権限を委任しなかったり、その行動に対する責任を与えなかったとして、高等弁務官のせいにして逃れることはできないのである。
 司法部門は、その義務と責任の性質上、責任を引き受け、それを遂行するのに最も優れた記録を持っているのである。したがって司法府はおそらくもっとも広範囲の責任を持っているのである。しかし、ここにも法律上迅速な裁判をなす場合、それをよほど遅らせたり、法曹人の職業的水準が望まれているよりも低いのを黙認している例があるのである。

偽りの「住民の願望」を見極めよ

これらのことからどういう結論が得られるのであろうか。私はなぜ誤りと失敗について、長々とこのような話をしているのであろうか。私が意図したことは、架空の理論の核心を深く探求し、それが何であるかを見極めるように私たちを導くことであった。
 今日、琉球には選択と行動の自由がある。諸君の政府は琉球の社会の要求を満たすための、すべての必要な権限を委任されているのである。

 この社会の政治的、経済的あるいは社会的分野は、いずれもいちいち手を引いて教えられている段階にあるのではないのである。また、政治的に隷属の身分にあるのでもなければ、自身で誤りを犯すことを許されてもいないのである。

 「自治」やすべての拘束を受けない完全な自由や責任、または実証された能力を伴わない支配権力を要求する叫びは、偽りの「住民の願望」である。それは意識的になされようと、また気まぐれになされようと、無能力や無責任、並びにそれに対して権限を与えた社会に対する不忠実を隠すかくれ蓑である。

そうでなければ、それは社会の他の人々を利用して私腹を肥やしている特定の利益および特殊の利権のためのものである。それが何であるかを見分けてもらいたい。そして、それを拒絶してもらいたい。それは、事実、下働き政治屋といかさま経済人に残された最後の架空の理論である。(終わり)

(出所:南方同胞援護会『沖縄問題基本資料集』昭和43年11月)

<引用終り>




 
  1. 社会一般
  2. TB(0)
  3. CM(10)

2016-05-11 18:09

報道されない沖縄

 最近こんな本を読み終わった。いや最初にざっと読んでみて色々考えさせられるところが有り、もう一度読んでみたのが終わったと言う所。

2016-5-11日下高山対談本表紙

色々興味深い所があるが、その中にこんな項がある。

『朝鮮と沖縄は似ている』

この項の全文は長いので文末に全文を乗せました。
(著書をOCRでスキャンし電子情報化しましたので、変換ミスなど有るかもしれませんがご了承を)

しかし聞き捨てならぬ話だが、そんな事が現実に起こっている事の大変良い事例がある。

これは「no-risu」さんがブログ『日本の定跡』でこんなエントリーをしている。

『沖縄サヨクには見えない「構造的差別」』
http://norisu415.blog.fc2.com/blog-entry-2470.html#comment


詳細は上掲ブログを見ていただきたいのだが、沖縄読谷村(よみたんそん)の米軍飛行場跡(2006年に返還)のダイオキシン汚染などが問題になっている。捨てたのは地元の業者なのだが、左翼連中がそれでも国と米軍が悪いから国が何とかしろと言っているとの事。

no-risuさんのブログによれば
沖縄県読谷村の読谷米軍飛行場は2006年に返還された。しかし、2014年に環境基準の8倍を超すダイオキシン汚染が発覚し、跡地利用計画は遅々として進んでいない。汚染原因ははっきりしていて、複数の地元業者が不法投棄したことによる。

読谷米軍飛行場は敷地を柵などで囲っておらず、地元民の出入り及び利用は黙認されていた。監視の目が届きにくい米軍敷地であることをいいことに、地元業者が杜撰なゴミ処理をしていた。国・米軍・読谷村が認めており、証拠もバッチリある。

したがって、土壌汚染の除去は自治体が責任を負う。問題の業者を追及するなり、自治体の予算を使うなりして除染するしかない。当たり前の話だ。

これに猛反発しているのが反基地サヨクの皆様である。「原状回復の責任は国・米軍にある」と主張し、自治体の自主的な除染を認めようとしない。勝手に侵入して野グソたれ、「クソの後始末は地主がやっとけ!」と暴言を吐いている。

<引用此処まで>

まるで893の因縁のような話がまかり通っている。
こんな沖縄の現実を我々はもっと理解しないといけないと思う。良くも悪くも沖縄は日本なのだから・・・。

尚no-risuさんのブログには沖縄についての色んな話がある。我々の知らない、報道もされない沖縄事情、大変興味深い。

私が中でも興味深いと思っているのはno-risuさんの沖縄紀行のこんなもの。
「裏沖縄旅行記 Part6 海中道路」
http://norisu415.blog.fc2.com/blog-entry-2427.html

この中には、辺野古に座り込んでいる左翼連中が地元民からは「大変凶暴で危険なので近寄らない方がいい」と言われている。こんな事が分かる、
尚no-risuさんの沖縄紀行は色んな意味で面白い。私には沖縄の食べ物がおいしくないと言う話が気になるのだが、それはまた別の機会に・・・・・。



<以下「日下公人・高山正之対談本、世界は邪悪に満ちている。だが日本は・・・」より抜粋引用>

第4章 残虐な中国と付き合うのをやめよ

朝鮮と沖縄は似ている

 高山 朝鮮も中国もひどい国ですが、朝鮮は中国と相似形ですね。大きさが違うだけで気質もよく似ています。
 朝鮮は、日本がまともな国になるように支援して、教育を普及させてやっても、恨み言しか言わない。何を言っても因縁を付けてきて、嫌がらせをしてくる。金が欲しいのだろうが、自分の大義名分みたいなものも欲しがる。格好付けが欲しい。援助は欲しがるけれど、彼らはあまり働こうとしない。
 日下 働かないね。
 高山 朝鮮の人は、「ケンチャナヨ」、つまり、「もういいじゃない≒適当なところで」 つてよく言う。
 かつて大島紬をやっている人が、朝鮮に最初に工場をつくったときに、朝鮮の人だちは糸を飛ばしても平気で、困ったものだと言っていました。「紬って、そういうものじゃないんだよ」と言っても、「まあ、いいじゃないの。それくらい」と、目立たなければいいという考え方をしている。すべてがそういう精神なんです。
 そのくせ、「日本は我々にひどいことをした」とばかり言っている。日本が何かを教えても、恩というものはまったく感じない人だちなんです。
 セウォル号の事故だってそうでしよ。わからなければいいと思って、適当なことをやって、乗客の安全のことなんか考えなかった。そういう精神。
 実は、沖縄も朝鮮と気質は似ているようです。

 日下 まあ、そうかもしれないな。

 高山 沖縄が復帰する前の一九六〇年代に、ポール・キャラウェイという高等弁務官が沖縄にいた。彼が日本を去る前に「沖縄の自治なんて神話だ」と言い残して帰って行った。実際には短い文ではなくて、長いスピーチの全文があるんですけど、そこには沖縄人がいかにダメかということが、書き連ねてある。
 彼は、グアムやハワイなど米軍基地の中で、沖縄を一詐没かでいいところにしようと思った。それで医療から金融まで援助した。
 たとえば、沖縄の銀行に資金を流人すると、銀行の理事たちは自分の身内にだけ無担保融資をしてしまう。要するに資金の横流しをして、島民の福利厚生なんかまったく考えなかった。こんな人たちではどうしようもない。沖縄人には政治能力はないと書き残しています。
 組合問題しかり、役所の問題しかり、すべての分野において沖縄人っていうのはまったく当事者能力、がないと言っている。「当事者能力がない人間が、何で自治権が欲しいんだ」と言う。
 普天間基地問題で二〇一五年四月に、翁長雄志知事が菅義偉宣房長官互面談しましたよね。そのとき、翁長知事は「粛々」という言葉を何度も使う菅長官が「ギャラウェイと重なる」 つて言ったんです。
 沖縄が自分たちの当事者能力を少し反省したのかと思ったのですが、全然違った
(笑)。
 ギャラウェイが沖縄に対して言った言葉は、アメリカが朝鮮に対して言った言葉と同じです。
 先けども言いましたけど、一丸〇五年に日露戦争、が終わった後、ルーズベルトは朝鮮にある公館を全部引き払った。その言い分か「あなたたちには、国としての能力はまったくないんだ」ということだった。それで日本に「朝鮮を引き受けろ」と言ったわけです。

 日下 「ここから後をやれ」つてことでしよ。
 高山 そうです。それでルーズベルトは朝鮮を捨てたのですが、同じように、ニクソンも沖縄を捨てたわけです。基地以外の県民をね。
 ルーズベルト、が朝鮮に言ったこととまったく同じことを、ギャラウェイは沖縄に対して言った。
 ギャラウェイは、グアムよりも、ハワイよりも、沖縄を一番高い収入を得られる立派な地にしようと思ったのに、自治能力のない沖縄人に裏切られたという。
 米国がサジを投げた沖縄のために日本政府はサトウキビを作らせた。沖縄振興のためです。アジアから買えばもっと安く買えるのに、補助金まで付けてやった。それでも収穫が上がらない。
 日下 いや、彼らはもらった補助金で韓国人を雇ったんですよ。自分たちは遊んでいた(笑)。
 高山 その通りです。フィリピン人や韓国人を入れて働かせて、沖縄の人たちは働かないわけです。
 だから、朝鮮と沖縄も相似形と言ってもいいんです。朝鮮と中国もまったく相似形。
 日下 アメリカと中国も相似形ですよ。アメリカと中国は、中世がなくて古代からいきなり現代になったことも同じだから。
 高山 アメリカも似ているんですよね。
 日下 そう。だから、日本はヨーロッパのほうが近いのですよ。

<引用終り>
  1. 社会一般
  2. TB(0)
  3. CM(26)

2016-05-07 07:31

最新鋭技術の難しさ

 オーストラリアの親型潜水艦プロジェクトが日本でなくフランスに発注されることをエントリーした。
 受注できなかったが失敗ではない
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1252.html

ここへkazkさん、gai-yaang さんから最新鋭技術の難しさに関して色々ご指摘いただいた。
丁度そんな事の良いサンプルが有るので紹介したいと思う。



最近相次いで初飛行に成功した国産旅客機MRJ、国産ステルス実証機X-2(ニックネーム心神)である。

MRJ初飛行

2016-5-1MRJ初飛行


X-2初飛行

2016-5-1X-2初飛行

何時見ても心の弾む嬉しい写真ですね。
所でこれをみて奇異に感じた人も多かったと思います。
何で「アシ(脚)」を引っ込めずに飛んでるんだ??。


実はここに新技術開発の難しさがあるのだが、それにはこの動画を見てほしい。
これは30年も前のモノだがT-2CCVという実験機の初飛行のモノ。

CCVとはControl Configured Vehicle、の頭文字で「制御する系の能力を前提として設計された乗り物」と言う意味。
此処では「運動能力向上機」と言っている。
従来の航空機の操舵はロッドや油圧などメカで操縦桿から繋がっていた。これを電気信号に変え、アクチュエーターで昇降陀を操作することで人間では出来ないような高度な操舵を可能にし、高度な運動性能を実現しようとしたもの。
この技術を一般の航空機に応用したものを今は「フライ・バイ・ワイヤー」と称している。

前置きが長くなった。先ずはその動画をご覧ください。

Tー2CCV初飛行



昭和58年(1983年)10月ですから、今から32年以上前のモノですが、驚愕の映像です。
あんな風に動くのは従来のメカで操縦する機体だったら、操縦かんを滅茶苦茶に振り回さないとあんな風にはならないでしょう。
しかしこれがコンピュータ制御の恐ろしさですね。プログラムの小さな不具合であんな風に暴れだすんだから。


いきなりあんな風に機体が暴れだしたら、パイロットもですが見守っていた関係者も真っ青だったでしょう。
管制官がベイルアウト(緊急脱出)を指示したのも当然だと思います。
しかしこのテストパイロットは素晴らしい技量の持ち主です。こんな風に機体が暴れている、管制官はベイルアウトを指示しているのを聞きながら、冷静に脚上げで不具合が起きた事を判断し、脚下げで対応した。
素晴らしいですね。

そしてこのT-2CCVは実験のみで終わったが、この実験機で開発されたフライ・バイ・ワイヤー技術がその後生きることになる。


自衛隊ではこの頃次の主力戦闘機を国産にすることで進めてきたが、アメリカからイチャモンが付いた。戦闘機を開発するな、F16が有るからそれを買えと。
結局すったもんだの末、F16ベースで日本仕様を織り込んだ独自の機体を作ることになった。
しかしまたまたアメリカの横槍。
今度はF16のフライ・バイ・ワイヤー(当時の世界最先端技術)のソースコードは公開しないことになってしまった。このままでは飛行機は作れない・・・
しかし日本にはT-2CCVで開発したフライ・バイ・ワイヤー技術が有った。
そして出来上がったのがコレ、F2である。

F2戦闘機

2016-5-6自衛隊F2



冒頭あげたMRJ、X-2初飛行の写真を見るといずれも脚を出したまま飛行している。
これはT-2CCVでの苦い経験から出てきたものだと思う。
フライ・バイ・ワイヤーはプログラムの僅かなミスでトンデモナイ異常事態が発生する。その為慎重に慎重を重ねた結果だろう。

あの時制御不能に陥ったT-2CCVからテストパイロットが脱出していたら、少なくとも機体はパー。
そして何十億円かの開発費もパーだが、それ以上にフライ・バイ・ワイヤー技術が日本は大きく遅れてしまったと思う。

脚を出して飛ぶMRJやX-2、その陰にこんな開発秘話が有る事は今は誰も話題にもしないが、これからもこんな新しい技術が出てくると思う。大いに参考にすべき話ではないかと思う。


残念ながら最近も失敗事例が出てきたX線天文衛星「ひとみ」である。
2月に打ち上げられ、当初成功と思われていたが故障して修復不可能で観測は断念された。
原因は衛星のプログラムミスと地上から送られたデータのミスと発表されている。

これなどもT-2CCVの問題と似たようなものだと思う。プログラムの小さなミスがトンデモナイ結果を生んでしまうと言う事だ。

最後にこんな事を同対策するかについて。
個々の事例はそれぞれの理由があり、一概にこうだとは言えないが、色んな事例に共通するキーポイントがある。
コミュニケーション不足である。
設計する人、試作する人、評価する人、テストする人、予算を管理する人、そして決断をする人(最高責任者)等々いろんな部署の人が絡んでいるが、相互のコミュニケーションはシステムが巨大化すればするほど重要だ。

そんな事を考えさせられる話ではある。、
  1. 科学技術
  2. TB(0)
  3. CM(8)