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2016-01-07 17:45

あいさつの言葉のなかに日本がある

 加瀬英明氏のコラムにとても良い話が有った。
メモとして引用します。

<以下引用>

■「加瀬英明のコラム」
2016年01月05日
http://blog.livedoor.jp/crusher_alfin/archives/46480302.html
あいさつの言葉のなかに日本がある

 日本語のなかに、外国語にひとことで訳せない言葉が、沢山ある。

 私は英語屋だ。海外と折衝することによって、糊口(ここう)を凌いできた。

 外国語にならない日本語が多いと思うたびに、日本人として生まれてよかったと、深く満足する。

 箸をとって食事をはじめる時に「いただきます」というが、中国語、韓国語、英語などのヨーロッパ諸語に、このような表現がない。

 英語であれば食卓を囲んでから、主なる神に感謝する、短い祈祷文を唱えたものだ。

 いまでは、多くの英語国民の信仰心が薄くなったが、ほかにきまった言葉がないので、フランス語を借りて「ボナペティ」(よい食欲を)という。 

 お隣の韓国では「チャルモッケスムニダ」(これからよく食べます)、「チャルモゴスムニダ」(よく食べました)だし、中国語では「開始吃飯(クアイスツーファン)」(これから食べます)、満腹になったら「好吃飯了(ハオツーファンラ)」(よく食べました)という。

 天地の万象に感謝

 私たちが「いただきます」「御馳走さま」という時には、天地(あめつち)の万象に感謝する。だから、だされた食事を残してはならない。

 心や、和も、英語にない。親しい友人のヘンリー・ストークス氏にたずねたところ、文面で回答をくれた。『ニューヨーク・タイムズ』や、『ロンドン・タイムズ』などの東京支局長を歴任したジャーナリストだ。滞日50年になる。

 「『こころ』を、英語でどのように訳したらよいか。1語で、とうてい訳せない。そういってしまうと、『欧米人には「こころ」がないのだ』といわれると癪なので、ずっと考えたが、思い当たらない。

 『こころ』の言葉を英語で求めると 

 『こころ』とまったく同じ英語はないが、『こころ』のような意味で、『ハート』や『マインド』を使っている。辞書で調べると、『ハート』や『マインド』には、数多くの意味がある。

 『マインド』は思考に近い。頭で考える範疇で、そこから『アイディア』が生まれてくる。ほかに『マインド』には、『思考、感情、意志などの働きをする』心、『理性を働かせる』知性、記憶や、考えなどの意味がある。

 A strong (weak, clear, shallow) mind 『強い(弱い、明晰な、浅薄な)心』という。A sound mind in a sound body.『健全な精神は健全な肉体に宿る』という格言もある。

 『ハート』は心臓だ。心配ごとがあると、心臓の鼓動が乱れて、胸が苦しくなる。

 My heart leaps up.(心が躍る)という表現もある。My heart is full.というと、『胸がいっぱい』だ。『心』に近いからだ。英語では What the heart thinks, the mouth speaks. (心に思ったことは、口に出る)という諺もある。

 『和』という言葉も外国語にない

 人々のあいだの『和』だが、この『和』も世界のなかで、日本にしかない。

 この『和』という言葉も、ひと言で外国諸語に訳することができない。中国にも、インドにも、どこにもない。

 英語なら、きっと『ハーモニーharmony』――音や、行為、考え、感情などの調和、一致――が近いと、思われるだろう。

 だが、『ハーモニー』は人々が音や、考えや、行動を調和させるか、一致させようと思いたって、参加している人々がそのように決めた結果として、もたらされるものだ。

 『和』は泉の如く湧き出ずる言葉

 だが、日本人にとっての『和』は、つねに日本人のこころのなかにあって、心からごく自然に涌きでるものなのだ」

 私が所蔵している、全20巻の『日本国語大辞典』(小学館)によって、「こころ」が頭についた言葉をひくと、「心相(こころあい)」から始まって、「心有(こころある)」「心合(こころあ)わせ」「心意気(こころいき)」「心一杯(こころいっぱい)」「心入(こころい)り」「心得(こころえ)」「心覚(こころおぼ)え」「心堅(こころかたし)」「心掛(こころが)け」「心構(こころがま)え」「心配(こころくば)り」「心化粧(こころげしょう)」「心様(こころざま)」「心魂(こころだま)」「心盡(こころづく)し」など、400近い言葉がこれでもか、これでもか、というようにでてくる。

 日本人は、心の民なのだ。

 ちなみに三省堂の『最新コンサイス英和辞典』で、heartをひくと、heartache(心痛)、heartbeat(心臓の鼓動)から、heartwood(材木の心材)まで、僅か26の熟語しか載っていない。英語をはじめとするヨーロッパ諸語では、「心」は動物の心臓に近いのだ。

 世界諸語のなかで、「お猫さん」「お猿さん」「トンボさん」「お寺さん」「新聞屋さん」「飲み屋さん」「御馳走様」「世間様」というように、あらゆるものに「さん」「様」の敬称をつけるのは、日本だけである。人間様だといって、威張ることがない。

 万物は全て神様

 私はよく祖母から、「そんなことをしたら、世間様に顔向けできません」「世間様に感謝しなさい」と、たしなめられたものだった。

 世間が神になっているのは、日本だけだ。和の心から、発するものである。和が神なのだ。

 私は地方を訪れるたびに、駅の構内に駅弁が並んでいるのに、見とれてしまう。仙台駅の「炭焼牛タン弁当」、横川駅の釜に入った「峠の釜めし」、鎌倉駅の「かまくら旬彩弁当」‥‥日本中の主要な駅の数だけある。

 駅弁の数々は日本の心の風景である

 世界の二大美術館といえば、ロシアのサンクトペテルブルグのエルミタージュと、パリのルーブル美術館が有名だが、駅弁は足を停めて、目で堪能するだけで、エルミタージュや、ルーブルを訪れるのと、同じ価値がある。

 盛り付けが美しい。幕末から明治にかけて、ヨーロッパの人々がはじめて日本の浮世絵に出会った時と、同じような衝撃を受ける。

 日本は世界のなかで、美的感覚がもっとも突出した文化だ。これほどまで、美にこだわる国民は他にない。

 日本人が寡黙なのは、何ごとにつけ、心を大切にするからである。

 心が美しいことや、ものを、求める。私たちが論理を疎(うと)んじて、理屈を嫌ってきたのは、美は言葉で説明すべきでないからだ。

 私たちは中国人や、韓国人や、西洋人のように、饒舌に理屈を用いて、何が正しく、何が悪だときめつけることをせずに、何ごとについても、美しいか、清くないかということを、尺度とする。言葉は少ないほうがよい。言葉は邪魔になる。

 言葉は主張と弁解により生きる

 私は言葉に備わっている最大の機能は自己(エゴ)の主張と、弁解することにあると思う。日本人は和を大切にするから、言葉を信用しない。

 言葉は言い争って、相手を負かす道具である。

 いま、中東を舞台として、イスラム教の二大宗派であるスンニー派と、シーア派が殺し合いに明け暮れているが、このあいだまでキリスト教が旧教(カトリック)と新教(プロテスタント)に分かれて、ヨーロッパを荒廃させた宗教戦争を再演している。

 私たちには、キリスト教や、イスラム教や、その分派である共産主義は、論理を振り翳して諍(いさか)うからなじまない。言葉を乱用すると、心が和まない。

 私たちの先人が、世界に類(たぐい)がない寡黙な文化を培ってきたのは、素晴しいことだ。

 古来から、日本では言挙(ことあげ)する――声を張りあげて強調していうことを、嫌ってきた。

 和を大切にしてこそ存在がある

 私たちは和を大切にして、譲り合って生きてきた。いがみあうのは醜く、美しくない。

 日本には外国であれば、ありえない戒めが多いが、「負けるが勝ち」という言葉も、日本にしかない。外国人にいくら説明してみても、怪訝な顔をして、理解してもらえない。日本の外の世界では、一度負けてしまったら、再び立ち上ることができない。

 だから、河野官房長官談話のように、心にないのに詫びたら、外国では通用しない。

 日本は「美(うま)し国(くに)そ あきづ島大和の国は」(万葉集、あきつは蜻蛉(とんぼ))というように、諍(いさか)うことを嫌う、美しい心が宿る国なのだ。

<引用終り>


オマケ

最後に「あきつしま」と出てきたので巡視船としては世界最大、「巡視船あきつしま」

2016-1-7巡視船あきつしま
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2016-01-07 16:59

大波乱の年明け

 今週は月曜日が中国株の暴落で始まり、本日も暴落しサーキットブレーカーとやらで市場はストップ。
凄い展開になったのだが、その上北朝鮮が核実験を行うなど、凄い年明けになったものだ。

所でその北朝鮮による核実験、カリアゲ君(金正恩)は水爆実験が成功したと言っているが、マスゴミの論調を見ると水爆かどうか疑わしいと言っている。
しかし私にはこの核実験、水爆でもブースト型原爆でもどちらでも大して違いは無い。それよりかなり小型化が進んでいる事が問題ではないかと思えるのだ。

小型化すればミサイルに簡単に乗せられる。日本にとっても大問題なのだが、もう一つ考えて欲しい事がある。
イランである。

悪の枢軸、イランと北朝鮮はそう言われてきた。そして実は核兵器でもイランと北朝鮮は協力関係にある。
イランと北朝鮮の核協力については以下参照ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%A8%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%81%AE%E9%96%A2%E4%BF%82


以下は私の妄想ですが・・・

考えてみるとイランは核開発を凍結し、アメリカと仲直りしているように見える。しかしイランの代わりに北朝鮮がイラン向けの核開発をしているのなら、イランとしては別に取り立てて心配することも無い。
イランとアメリカとの合意にはこんな裏があるのではないか。
そしてカリアゲ君が世界中を敵に回して核実験をした様に見えるが、そんな裏がありそうだ。
何せあの強かなイランと北朝鮮である。


所でもう一つの心配がペルシャ湾の石油問題である。
現在サウジアラビアがイランと国交断絶。
そんなイランの手に小型核でも渡ったら深刻な事になる。

実はそんな事を心配させる出来事が有った。
2010年7月、日本の巨大原油タンカー(16万㌧)がペルシャ湾で正体不明のテロ攻撃を受けたのだ。
この件は以下のエントリー参照ください。

http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-172.html


http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-174.html


北朝鮮の核実験問題は悪の枢軸「イランと北朝鮮」としてとらえないといけない。
そのイランは現在サウジと揉めていて、サウジは断交している状態、こんな背景の中でこの核実験問題を見ないといけないと思う。

正月早々、トンデモナイ事が次々起こっている。
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2016-01-05 06:54

新春早々、物騒な話<再掲

 1月4日に「新春早々、物騒な話」をエントリーしましたが、原因不明ながらテンプレートが異常のような現象が発生していますので、コメントも含め再掲載します(1月4日付エントリーは削除します)。
尚再掲載は単純にコピー貼付ではなく、一旦メモ帳に落とし、そこから再度貼り付けました。

正月早々お騒がせして恐縮です。尚本件は裏の桜さんからの連絡で気が付きました。どうも有難うございました。

以下が4日付のエントリーです。

「新春早々、物騒な話」

 今年の正月は異常気象でいやに暖かく、スキー場は雪不足で大変だったでしょうが、初もうでには雪の無い所が多かったと思います。
所でそんな暖かい正月を吹き飛ばすような物騒な話が中国から聞こえてきました。

中国が陸・海・空の三軍に加え「ロケット軍」を新設させたとも報道です。
「核」でアメリカに対抗するためと報道されていますが、中国の狙いの敵国はアメリカと日本、そんな事が見え見えです。

最初にそれを報道する2016年1月3日の読売新聞の記事から紹介したいと思いますが、その関連で中国軍事委員会に関する余命記事なども紹介したい。

全体が分かりにくいので以下時系列的に何が起こったかを見てみたい

1) 2012年9月  日本が尖閣諸島の国有化
2) 2012年9月  中国で反日デモ荒れ狂う
3) 2012年12月 安倍政権発足
4) 2013年3月  中国習近平政権発足
5) 2013年3月  中国軍事委員会 ・・日本に対する開戦は当分考えない・・・ 余命記事
6) 2013年終り頃 中国が南シナ海の南沙諸島(スプラトリー諸島)で暗礁を埋め立て開始
7) 2013年11月 中国が東シナ海に防空識別圏設定
8) 2013年12月 安倍首相靖国参拝
9) 2014年1月  アメリカ、兵器級プルトニウム300キロの返還請求
10) 2014年10月 中国の漁船によるサンゴ密漁事件
11) 2014年12月 翁長 雄志(おなが たけし)沖縄県知事就任
12) 2015年7月  安保法案成立
13) 2015年10月 中国が国連総会で日本のプルトニウム保有非難 朝日新聞記事
14) 2015年10月 覇権を再び、野心隠さず 金立群・AIIB初代総裁   日経記事
15) 2016年1月1日  中国軍にロケット軍を新設、陸・海・空軍にロケット軍を加え四軍体制に



非常にややこしい話なのだが、大まかに纏めてみると

・ 2013年3月 中国は対日開戦を議論し、当面開戦は考えない事にした
・ 東シナ海では尖閣問題は静かにし、沖縄を政治的に中国に取り込む作戦にした(翁長知事)
・ 中国から太平洋への出口として南シナ海の暗礁埋め立て工事開始
・ 中国としては日本の防衛力強化は困るので反対運動、また核保有をけん制する動き
・ 中国の攻撃力強化の為、組織変更しロケット軍新設

とまあ、こんな動きである。本当に新春早々物騒な話だ。



では最初にロケット軍新設を伝える1月3日の読売新聞記事から

<以下引用>
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160103-118-OYTPT50272/search_list_%25E4%25B8%25AD%25E5%259B%25BD%25E3%2580%258C%25E3%2583%25AD%25E3%2582%25B1%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E8%25BB%258D%25E3%2580%258D%25E7%2599%25BA%25E8%25B6%25B3_2016%252F01%252F03_

中国「ロケット軍」発足 宇宙・サイバー部隊も
2016年1月3日3時0分

 【北京=蒔田一彦、五十嵐文】中国国防省は1日、「ロケット軍」「戦略支援部隊」「陸軍司令部」がそれぞれ発足したと発表した。軍トップの習近平シージンピン共産党中央軍事委員会主席(国家主席)が米軍に対抗するため2020年の完成を目指す、建国以来最大規模とされる軍改革が具体的に動き出した。

 ロケット軍は、核戦略を担う第2砲兵(戦略ミサイル部隊)が改称されたもので、名称で「軍」と位置づけられたことで、陸海空軍と同格に地位が引き上げられたものとみられる。

 新華社通信によると、習氏は昨年12月31日、北京での発足式で、ロケット軍を「我が国の戦略抑止力の核心」とし、「核抑止力や核反撃能力、中長距離・精密攻撃力の強化」を指示した。国防省の楊宇軍報道官は1日、「中国は核兵器の先制不使用で一貫しており、自衛防御の核戦略を堅持する」と述べ、核政策に変更はないとの姿勢を強調した。

 新設の戦略支援部隊はサイバー攻撃や宇宙の軍事利用などを担うとみられ、楊報道官は「国家の安全を守る新型の作戦力」と説明した。陸軍司令部は、陸軍主体の中国軍で軍総参謀部が事実上兼ねていた機能を切り離し、機構上、海空軍、ロケット軍と同格に位置づけるもので、陸軍偏重の体制を見直し、4軍の一体運用の実現を急ぐ狙いがある。

「核」で米に対抗 主席に権力集中

 中国軍の「ロケット軍」「戦略支援部隊」の発足は、米軍への対抗を念頭に、核ミサイル戦力の強化や宇宙の軍事利用を加速するものだ。軍トップの習近平シージンピン・共産党中央軍事委員会主席(国家主席)は一連の軍改革を主導する中で、自らへの軍権集中をさらに進める狙いもあるとみられる。

 1960年代に発足し、戦略ミサイル部隊の位置づけだった「第2砲兵」が「ロケット軍」へ格上げされたことは、中国が世界の核軍縮の流れに逆行し、核戦力の強化を進めている証左だ。スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、2015年1月時点の中国の推定核弾頭数は前年より10発多い260発で、核兵器保有国とされる9か国の中で唯一増加した。

 中国は昨年末、解析度の高い地球観測衛星「高分4号」の打ち上げに成功。これまでも弾道ミサイルによる衛星破壊実験を実施するなど宇宙の軍事利用を加速させてきた。戦略支援部隊は軍内での位置づけは不明ながら、宇宙作戦のほか米国が中国を批判しているサイバー攻撃も担うとみられており、米国への対抗姿勢を鮮明にするものだ。

 一方、中央軍事委は1日、中国軍と治安維持を担う武装警察部隊(武警)を含めた武装組織について、「中央軍事委の集中、統一した指導を強化する」と発表した。これまで、中央軍事委と政府の一部門である公安省から二重の指揮を受けていた武警は、中央軍事委の直属となるものとみられ、習氏が事実上、軍と武警を掌握することになる。

 中国軍関係筋によると、中央軍事委では1992年に廃止した秘書長ポストを復活させ、主席を頂点とした体制をさらに強化する案が検討されているという。

 習氏は、今後、事実上の「陸軍司令部」として機能してきた総参謀部などの統廃合を進め、権限を主席・秘書長ラインに集中させる狙いがあるとみられる。

<引用此処まで>


所で「第二砲兵」と言う名前は以前余命ブログで見たことがある。
中国が日本への戦争を仕掛けるのを一旦中断したなどと言う物騒な話なのだが

107 中国軍事放談会
http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2015/08/21/107%E3%80%80%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E6%94%BE%E8%AB%87%E4%BC%9A/


114 驚きの中国軍事委員会(遺稿記事)
http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2015/08/21/114%E3%80%80%E9%A9%9A%E3%81%8D%E3%81%AE%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%EF%BC%88%E9%81%BA%E7%A8%BF%E8%A8%98%E4%BA%8B%EF%BC%89/

この記事で割愛された部分が以下のエントリーで記載されています。

124 中国軍事委員会対日開戦議論(遺稿記事)
http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2015/08/21/124%E3%80%80%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%E5%AF%BE%E6%97%A5%E9%96%8B%E6%88%A6%E8%AD%B0%E8%AB%96%EF%BC%88%E9%81%BA%E7%A8%BF%E8%A8%98%E4%BA%8B%EF%BC%89/

このブログで「第二砲兵」が超タカ派ぶりを発揮し、日本への開戦の論陣を張っている。

以下該当部分を引用する。尚全文は上掲リンク先参照ください。また太線は引用者が加工。

<以下引用>

先般「驚きの中国軍事委員会」を記述の際、記事の内容がわからず、カットした部分がありました。今回はこれをアップします。
 日本関連の記事で、2013年3月以降2回の軍事委員会の最初の会でのやりとりだと思いますがテープを起こしたようです。陸、海、空、第2砲兵の議論です。(中略)
第2砲兵とは戦略核ミサイル部隊のことです。他の三軍と独立しています。語句の解説は注として記事末に記述してあります。

....第2砲兵
現時点では日本側に戦争に対する準備行為はほとんど見られない。我々としては、この機会に奇襲攻撃をかけて日本を屈服させるべきだと考える。現状、来月5月打ち上げを含めてすでに7基の北斗と韓国から購入のムグンファだけで完璧なミサイル攻撃が可能である。
 北斗の測定誤差は約30m程度だが、攻撃目標の識別には充分だ。米軍を除いた日本軍基地と東京、大阪以外の都市攻撃の飽和攻撃により日本は1日もたずに屈服するであろう。この選択攻撃に対し、米軍は核のリスクをおかしてまで日本を助けることはない。


....陸軍
何らかの大義名分がないと奇襲は難しいのではないか。それにミサイル攻撃の後はどうするんだ。

....第2砲兵
真珠湾攻撃をした日本に、文句を言われる筋合いはない。力と結果がすべてだ。ミサイル攻撃の後は別に侵攻の必要はないだろう。核攻撃のスタイルを見せているだけですべては中国の勝利に終わる。

....陸軍
それではローカルの空軍基地は叩けるかもしれないが、米軍と日本自衛隊のほとんど、特に海上自衛隊は無傷だ。ミサイル攻撃だけで日本が屈服するとはとうてい思えない。日本本土に上陸侵攻は絶対に必要である。もしそれができないようであれば作戦そのものを放棄すべきだと思うが。

....空軍
制海権と制空権なくして勝利はあり得ない。日本が何の抵抗もしないで屈服するわけがない。世界の一流国と戦ってきた国を侮っては、それこそ大変なことになる。国民性からいって、もし我々がそのような攻撃を仕掛けたなら、即、一致団結し、平和憲法などかなぐり捨てて核武装に走るだろう。日本国内の反対勢力など一瞬で粛正される。後は地獄だ。
スクランブルにおける自衛隊の対応からみると彼らのレーダーは我々より遙かに高性能だ。ミサイルは飽和攻撃ということだが、対空能力については充分検討しているのか。

....第2砲兵
1000発のミサイル飽和攻撃に対応は不可能だ。日本など恐れるに足らずだ。

....海軍
韓国から日本の軍事機密が提供されている。約2年にわたって分析しているが驚異的な防御能力である。日本列島周辺はもとより、我が国のすぐ近くまでケーブルセンサーで覆われている。本線ケーブルからの支線を疑って半年ばかり周辺を底引き調査したが、すでに支線は情報解析によるとノンケーブルになっているようだ。海中通信も我々の想像をこえている。機雷敷設状況はわからないが、すでにかなりの量が敷設してあって、スイッチオン態勢にある可能性はかなり高い。
我が潜水艦隊は、列島線突破作戦によって日本の能力を探ってきたが、残念ながらすべての作戦において完璧に探知追尾されている。一方、我々の潜水艦は日本の潜水艦を全く探知できない。静粛性において全く歯が立たない。原潜など論外だ。
当初、解決策として南シナ海深部における待機作戦を検討していたが、ここも網の中に入っていることが判明した。対潜水艦については、我々の潜水艦は日本潜水艦に対して対抗能力がゼロであるといってもいい。東シナ海のような浅い海域においては魚雷戦もありうるが深度300mをこえると、もはや対応する潜水艦を保有していないし、また対応する深深度攻撃魚雷も保有していない。日中戦争においては残念ながら潜水艦の戦力は全く期待ができない。
2013年から配備といわれるP-1哨戒機についても詳細に分析しているが、この能力はまさに中国軍の天敵と言ってもいい凄まじさだ。(P-1については略。検証座談会でどうぞ)

....空軍
中国空軍は空自に比べると圧倒的に数が多い。しかしその能力となるとはっきり言って侵攻能力はゼロに等しい。平和時には誇大表示や誇大宣伝はそれなりに結構だとは思うが、現状では話にならない。海軍と同様空軍も日中開戦は現状不可能、夢物語だと考える。
ミサイル飽和攻撃のあとは核の恫喝で日本は屈服するといわれるが、いいかげんな形は米の攻撃を招くのではないか。そもそも米に対する大陸間弾道ミサイルは瞬時に発射できるのか。固定基地、移動基地の態勢は万全なのかを聞きたい。

....第2砲兵
言われるまでもなく態勢は完璧である。

....陸軍
陸軍の保有する短距離ミサイルはすべて固体燃料であるが、核ミサイル、特に米に対する長距離弾道弾は従前の液体燃料からすべて固体燃料への切り替えが完了しているのか。
中国の核はすべて監視されているのは疑いもない事実であって、米の監視衛星の解像度は数十㎝のレベルである。また各種のセンサーが組み合わされており実質秘匿は不可能だ。四川省地震における核施設の被害状況の衛星写真は10分の1の精度であるという。しかしその解像度は驚愕の鮮明さである。
核の恫喝を意図した基地の動きは米の先制攻撃を招きかねない危険行為だ。
陸軍としては通常兵器による戦争については世界中どの国に対しても自信があるが、核戦争は次元が違う。ミサイルの先制飽和攻撃と言われるが、数百に及ぶ発射準備が完全に秘匿できるものではない。逆に先制攻撃を受ける可能性を生じさせる。
米の原潜の約1000発の核ミサイルは報復攻撃による抑止を目的としているが、この場合には先制攻撃に使用される可能性があるということだ。この場合、中国の核基地は即、全滅するであろう。かろうじて移動ミサイルの数発の報復攻撃が可能なレベルで戦争は終了だ。中国は確実に崩壊してしまう。日中戦争は限りなく低レベルの米を巻き込まない限定的抑止戦争でなければならないと考える。

....第2砲兵
そのあたりの対応は政治レベルの問題だ。固体燃料の問題は現在、鋭意研究中で数年中には切り替えが可能となるだろう。

....海軍
軍事GPSについては米空母対策もあって海軍ではそれなりに研究しているところだが、他方で取り組んでいる北斗システム以外はほとんど進んでいないようだ。特にガリレオについてはウクライナ、韓国等を組み込んで力を入れているが成果が上がっていない。このままでは韓国も北斗に入れるしかないだろう。
担当研究部署では、中国独自の北斗については2020年頃までには現行の約25mといわれる測定誤差を10m程度までにはあげたいということだが、打ち上げ数の拡大は当然として、これでは軍事利用できるのだろうか疑問符がつく。
GPSに限って言えば、日本では民間のカーナビでも10mは実現し運用されている。自衛隊の軍事情報では誤差1㎝の軍事衛星が実質完成しているという。現在の中国との差がどんどん開いていく。数年後は精度の差が2000倍以上となる。これで戦争などできるか。

....空軍
中途半端な開戦は絶対に避けるべきだ。日本は平和憲法をもちながら実態は世界でも屈指の軍を保有している。非核三原則と言いながら米軍の核持ち込みを黙認している。日本国内で約8000㎏、英仏に処理済み約45000㎏のプルトニウムを保有し、この量は世界1である。現状、日本国内保有分だけで1000発の核弾頭が製造できる量だ。米の方針は最近大きく変化して、日本の核保有を容認するレベルまできている。現状、日本が独自に開発保有することは認めないが、米から核弾頭を購入という形であれば黙認というところまできている。中国が唯一日本より優位であるのが核弾頭である。しかし、これは技術のレベルの優位ではなく、有無の問題であり、日本がその気になれば半年もたたないうちに崩れてしまう砂上の楼閣である。我々は現実を直視しなければならない。

....?
この場は軍事委員会であるが当然のことながら政軍を議論している。今、冒険が必要かどうかをバランスをとった冷徹な視線で見る必要がある。ここ十数年の我が国の発展は経済的にも軍事的にも目をみはるものがある。しかし、その発展は本物であろうか。地に根がはっているであろうか。
今、開戦を議論している日本からは未だにODA、国連分担金ははるかに下、国の環境問題、社会保障、民族問題その他、国力を総合的に考えていかなければ不毛の議論になってしまう。抗日戦争から今日まで中国はすべて勝利としているが....(ここできれている)

 この後は激論となったようですがなぜかテープはここで切れています。中途半端ですがこれでも流れがよくわかりますね。その後の対応については、おそらくはガス抜きでしょう、いずれも香港紙に5月、7月には日中戦争には益がない。現状では開戦は避けるべきだという社説記事があり、8月にはなんと現状の開戦は中国が負ける可能性があるとまで記述しています。政府ご用新聞ですから周近平は各方面の反発を心配したのでしょうか用心深いですね。
ここの記事では、すでに韓国は完全な中国属国になっていることがわかります。また四川省地震における各施設の軍事衛星の撮影精度に驚愕。そして今でも核ミサイルが液体燃料であることもわかってしまいました。中国は遅れていますね。
中国では軍事委員会の中身はほとんどいろいろな形で報道されていてみな知っているようです。知らないのは報道スルーの日本人だけのようですね。その他詳細は「驚きの中国軍事委員会」をどうぞ。以下は注、資料です。

・・・以下略・・・

<引用終り>


さてこの話だが、軍事委員会での議論で、若し中国が日本を攻めれば、日本は核武装に走るとの事が議論されている。

そして昨年10月、中国は国連総会の場で唐突に日本のプルトニウム保有を非難する演説を行った。

<以下朝日新聞より引用>

中国、国連委で突然日本批判 「プルトニウム大量保有」
ニューヨーク=金成隆一2015年10月22日00時15分
http://www.asahi.com/articles/ASHBP3SCRHBPUHBI018.html

 核軍縮を審議する国連総会の第1委員会で20日、核保有国の中国が「日本はプルトニウムを大量保有し、それは1350発の核弾頭の製造に十分な量だ」と日本を批判した。突然の「自説」の展開に日本は反論。議論の応酬になった。

 中国の傅聡・軍縮大使は演説の前半では「核開発競争に関与しない」と自国の姿勢をアピール。ところが後半になって、「(原子力発電所から出る)分離プルトニウムを国内で大量保管している」「一部の政治勢力に核武装論がある」と日本を名指しして批判した。

 日本の佐野利男・軍縮大使は、すべての物質は国際原子力機関(IAEA)の査察を受け、平和利用と結論づけられている点などを強調。「日本の努力は国際社会に認識されている」と冷静に反論した。

・・・以下略・・・
<引用終り>


更にこんな報道も

<以下日経より引用>

覇権を再び、野心隠さず 金立群・AIIB初代総裁
アジアひと未来(2)
2016/1/3 2:00日本経済新聞 電子版
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF08H0I_W5A211C1MM8000/

 「中国は発展し、余裕ができた。我々の出番が来たのだ」。2015年10月、米国の首都ワシントン。英語でよどみなく語る男の話に聴衆は聞き入った。金立群(66)。中国が主導してつくったアジアインフラ投資銀行(AIIB)初代総裁だ。

 現在の国際金融秩序は第2次大戦後に米国が築いた。その米国で金は訴えた。「70年たち、世界の景色は変わった」

 新たな世界は中国を軸に動く――。現代の中華思想を伝える金の経歴は華麗だ。財政次官から中国人初のアジア開発銀行(ADB)副総裁に転じ、投資銀行トップも務めた。だが、前半生は華麗とはほど遠かった。

 高校生だった1968年、文化大革命を進める毛沢東が知識青年を農村で再教育するよう指示した。憧れの英語教師がいる高校に進学し「英語の辞書を丸暗記していた」(母校の元教師、李頴達=74)という金も江蘇省の農村に赴いた。

 過酷な農作業に耐えかね、周りの青年は次々に勉学を諦めた。金はひとり、ランプを頼りに深夜までシェークスピアなどの原書を読みふけった。

 村の住人、張春元(69)は金が李白の詩を口ずさんでいたのを覚えている。「天が私という人を生み出したのだから、必ず役に立てることがあるはずだ(天生我材必有用)」。大学院への進学を許され、修士号を得たときは30歳を過ぎていた。

 10年に及ぶ農村生活は回り道だったのではないか。15年11月、ロンドンの高級ホテルでのフォーラムの後、金に聞いた。答えは「土に触れ、農民の厳しい生活を知った。35年以上、農民の生活を向上する開発支援に携わったのは私の誇りだ」。

 そう語る金はカフスボタンが光るシャツを着こなし、英国の詩人マーベルの言葉などを織り交ぜ話す。世界銀行やADBがあるのになぜ中国は新銀行をつくるのか。こう聞かれれば「地域に新しい店を開こうと思ったら、既にある2店ではなく消費者の声に耳を傾けるべきでしょう」と巧みに切り返す。

 ADB時代の金を知る米国の元ADB大使カーチス・S・チン(50)は振り返る。「ほかの中国人幹部は中国企業の受注を優遇するといわれてきたが、金はそうした印象を与えなかった」

 そんな金が洗練された物腰をかなぐり捨てたことがある。15年秋シンガポールでのフォーラム。「公平に扱ってくれないなら格付け機関はなくてもいい。我々は中国の市場で資金を調達できる」。金は人さし指を突き立てまくし立てた。日米が入らないAIIBは最高格付けの取得が疑問視される。その弱点を米格付け会社に突かれた時だ。

 金だけでなく習近平(62)ら今の中国の指導層は青春期に文革という辛酸をなめた後、高度成長をなし遂げた世代だ。植民地主義に踏み荒らされた屈辱の歴史を経て、米国に次ぐ大国として再び世界の覇権をうかがう今の中国の姿と重なる。ときに過信とも映る強気の根底には生と死が隣り合わせの泥沼をはいあがった彼ら一人ひとりの執念がある。(敬称略)

<引用此処まで>


何とも正月早々物騒な話だ。しかしもう少し冷静に見てみよう。

新設されたミサイル軍は中長距離ミサイルを中心にした部隊。
長距離ミサイルはアメリカが目標だが、中距離ミサイル(主に、射程3,000-5,500km程度のもの)では中国からアメリカには届かない。
だからこれはもっと近い国を狙うと考えれば、ロシアなども入るが、当然主目標が日本であることは間違いないだろう。

こんな事で従来でも陸・海・空三軍から独立していた訳だが、この第二砲兵部隊が対日開戦強硬派。その第二砲兵がロケット軍として陸・海・空軍と同格になったのだ。
こんな事を日本人一人一人が真剣に考えねばいけない事態になった。新春早々そんな物騒な話である。

今年は本当に日本が独立国として生きていけるのかが問われる年になりそうだ。
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2016-01-01 16:13

謹賀新年

 謹賀新年、

昨年は色々お世話になり、有難う御座います。本年もどうぞ宜しくお願いします。


矢張り今年のイメージはコレにつきます。天気晴朗なれど波高し。

2015-12-28神奈川沖波裏3

海には大波が襲いかかろうとしていますが、富士は凛としてそこに立つ。




おまけ
ドビッシーの交響詩「海」



おまけのオマケ

交響詩「海」の楽譜初版本表紙

2016-1-1ドビッシーの海初版本楽譜



おまけのオマケ、その又オマケ

大英博物館の土産物売り場でも売っています。

2016-1-1大英博物館の土産物売り場の北斎

世界は見ています。知っています。私も頑張りたい、そんな元旦になりました。
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