2011-01-31 17:42

失われた10年

失われた十年は1998年に始まる」というブログエントリーがある。

yuyuuさんの最新のエントリーだが、私はこれを見て積年の疑問が解けた思いだ。

 

先ずyuyuuさんのエントリーで紹介しているグラフを

 

これは日本の消費者物価指数インフレ率)の推移グラフ

 

<以下yuyuuさんのコメントを引用>

 

米国中国に比べても、ゆるやかな日本の消費者物価指数の推移だが、仔細に見ると、こうなる。

 

この曲線は、実業の世界の景気の実感とぴったりである

88-91年まではバブル期の高度成長。

92年から98年までは、さらなる成長である。

しかし、その後は橋本政権による不況が始まる。

財政再建と消費税率の値上が日本経済のゆるやかな成長をストップさせた

この路線は小泉政権にも引き継がれた。

諸外国に比べて「政府による支出が少ない、小さな政府である日本」で、財政再建の名のもとに支出を削減すれば、このようになるのは誰でも分かること。

消費税は加熱した景気を抑えるのは効果があるが、政府の支出を減らして消費税を上げれば、健全な民間需要も勢いを無くし失速する

さらに、優秀は官僚の力を殺いで「民のことは民に」など寝言を言う。
 ・・・以下略

詳細は以下を参照ください

http://yuyuu.iza.ne.jp/blog/entry/2124804/

 

<引用終り>

 

このグラフで何故「積年の疑問が解けたか」、

実は以前から98年を境にして何かが日本で大きく変わった

その何かを解決すれば日本再生の道筋が見える筈。そう思えるからだ。

その典型として年間の自殺者数をいつも注目している。

ある時期から日本の自殺者が年間3万人を越えた事が大きく報道され、今もそのままであることはご承知のとおり。

その有る時期、それが1998年3月である

 

まず自殺者数の推移グラフ

 

詳細は以下を参照ください

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2740.html

 

このグラフで私が衝撃を受けた事。

自殺者は例年季節的な増減がある。しかし一ヶ月の自殺者が2500人を越えた事は今まで無かった。

(ピークで2000人を少し越えるくらい)

 

それが98年3月突如2500人を越え、その後季節的な変動はあるものの2500人前後で終始し、年間では3万人を越え現在に至っている。

月別で見て一番少ない月でも、97年以前のピーク月より多いと言う異常さなのだ。

 

97年以前との比較では年間で約35%増、

日本中での統計でこんな数字が出るのは異常以外の何物でもない。

だから明確な理由があるはずだと考えたのだが、その理由が見つからない。

 

 

 

そんな事でこの原因が対策出来ればと考え以下のエントリーをした。

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1317351/#cmt

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1327062/

 

このエントリーではyuyuuさんから「短足さんは自動車生産の停滞と言うが、台数は大して増えてないが金額は大きく伸びている、停滞ではないではないか」 こんなコメントをいただいた。

これには私も認識不足だったが、実は部品の輸出が増えたのが原因だった。

いい勉強をさせていただいたと感謝しております。

 

本題に戻ってこの景気停滞の原因、yuyuuさんも指摘しているように消費税の値上げや公共事業の大幅削減は間違いない。

だが更に言えばもっと別の問題もあると見ている。

それは又別の機会に取り上げます。

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2011-01-29 21:21

菅首相、日本人安全確保を指示 エジプト衝突 <言うだけです

菅首相、日本人安全確保を指示 エジプト衝突

2011/01/29 18:52更新

 

  スイス訪問中の菅直人首相は29日、エジプト情勢の緊迫化を受け、現地状況の把握や日本人の安全確保に万全を期すよう枝野幸男官房長官に電話で指示した。
 枝野氏は29日夕、首相官邸で記者団に、現時点で邦人の被害は報告されていないと説明。「エジプト政府もデモ隊も、暴力的な行動を取らないでほしい」と強調した。

 

  これに先立ち、外務省は緊急対策本部を設置。前原誠司外相は「ムバラク大統領が国民の幅広い支持を得る改革を実施することを期待する」との談話を発表した。

 談話は反政府デモと治安部隊の衝突で犠牲者が出ている現状について「深く憂慮する。エジプト政府に対し、平和的なデモに暴力を行使しないよう求める」として、国民との対話を呼び掛けた。

<引用終り

 

エジプトは日本人にも人気の観光地で、多数の日本人が行っている。

だがこの言い方は何だろう?

>枝野氏は29日夕、(中略)現時点で邦人の被害は報告されていないと説明

 

これって誰か2~3人死ななければ何にもしないよ。こう言っているんじゃないか。

 

BBCの写真では現地はこうなっている。

騒乱5日目の写真として掲載されたもの

 

 

 

ビルには放火され、装甲車は焼け焦げている。

こんな状況と分かったら、

「日本人は大体何人くらいで、今何処にいる。

安否はどうか云々」と言う説明をするのが政府の仕事の筈。

 

今の所邦人の被害は報告されていない。

こんな事は誰でもいえる。問題は被害が出る前に政府としてどんな手を打つか、それが現地にいる人たちにとって一番の関心事。

 

だが被害が出るまでは知らん顔と言うのがカンカラカン内閣の基本姿勢。

日本人は自分の身は自分で守る以外に手は無い。

それが自分達が選んだ政府のやってくれる事なのだ。

 

ムバラク大統領は恐らく数日以内に退陣に追い込まれるだろう。だが其処に至る過程でどんな事が起こるか、それは誰にも分からない。

そしてその後どんな政権が出来るのか、アメリカが支援した国が倒れるのはこれで何回目だろう?

ムバラク大統領自身がそれを一番良く知っていたようである。

日本人の無事を祈りたい。

 

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2011-01-28 15:34

日本国債格下げの原因、経済よりも政治に<WSJは冷静です

 
  • The Wall Street Journal

日本国債格下げの原因、経済よりも政治に

 S&Pは格下げの理由として、日本の経済的な難題を解決する与党民主党の能力に対する国民の信頼感が欠如していることを挙げた。菅直人首相はねじれ国会への対応や自らの党内部の分裂回避に四苦八苦している。 

 

 S&Pは2002年以来初めての日本国債格下げにあたり、「連立与党が昨年夏、参議院で過半数議席を失ったことも一因となり、民主党政権には債務問題に対する一貫した戦略が欠けている」と格下げの理由を説明している。

 

 民主党は昨年6月、菅氏の首相指名によって人気を取り戻そうと試みた。しかし同首相は7月の参議院選の直前というタイミングの悪い時期に消費税引き上げなど財政再建を議論しようとし、人気回復の機会を台無しにした。参議院選は与党惨敗だった。日本人の大多数は財政改革は必要と認識しているが、消費税に突然言及したことで考えを変えた人も少なくない。民主党は2013年まで消費税は据え置くと約束していたのだ。

 

 日本政治専門の上智大学の中野晃一准教授は「民主党は中道左派から、中道そのものへと政策スタンスを突然変更した」と指摘、「彼らは、こうしたシフトがなぜ必要か有権者をうまく説得できなかった」と述べた。

 一方、野党の自民党は民主党を政権から引きずり下ろし、自らの政権復帰を狙っており、来年度予算案から財政改革まで、大きな争点で菅政権と争っていくとしている。自民党谷垣禎一総裁は民主党が2009年の選挙公約を破ったと批判、総選挙を実施するよう繰り返し要求している。これに対し、菅首相は冷静を装っており、財政改革や重要政策で野党の協力を求めた。また「衆議院解散・総選挙は現時点で全く考えていない」と述べた。

 

 S&Pは、政治的な膠着状態に対する野党の役割にも批判的だ。日本の格付けを担当するS&Pの小川隆平ディレクターはインタビューで、政府は財政再編に真剣であるようにみえるが、野党が政府の計画に反対する立場を強めているため「政治状況は一段と不安定になっている」と述べた。

 

 政治アナリストらは、菅首相が政権を維持するには向こう数カ月間で幾つかの障害を克服しなければならないとみている。野党を国会論議の場に引き入れ、新年度に間に合うように予算案で支持を取り付けなければならない。また4月に全国的に実施される地方選挙でそれなりの成果を上げるため、民主党に対する有権者の支持を集めなければならない。失敗すれば、政治情勢はまたもや流動的になる。その場合、新たな首相の下で新内閣を発足させるか、あるいは総選挙実施になる可能性がある。総選挙になれば民主党が大敗し、党分裂につながる恐れもある。

 

 米ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際研究大学院のケント・カルダー氏は「現状は、日本の政治のもっと根本的な変遷の中継点にすぎないと思う」と述べている。同氏は、日本が今年、また政界再編を経験する可能性があると予想、「政界再編になれば日本ははるかに良くなるはずだ。衆参両院をコントロールできる党が必要だからだ」と語った

 

<引用終り>

 

 

 

この話はIZAブロガーの皆さんも取り上げているが、これはWSJの記事。

 

この話は一言で言って

アホだと思っていたが大馬鹿だった

 

国の運営で何が大切といって歳入ほど重要な物はない。

それを史上空前の大借金予算を編成したのである。

国債総額も史上空前、国民の預金を全部吸い上げたような国債なのだ。

知らん顔できる話ではない。

それを疎いでは国を運営する資質・資格はない

疎い発言中の大馬鹿総理

 

これでは政権担当能力がないことを全世界に発信したような物。

年度内に予算を通さないと国民生活に支障と御託を並べているが、予算は参議院で否決されても衆議院で通せばよい。

 

しかし予算の前提となる国債の発行に関しては、国債関連法案が参院を通らないと国債が発行できないことを知っているのだろうか。

赤字国債発行には「特例国債法案」という国債関連法案の可決が毎年必要だ。しかしこの法案は予算そのものではないため、両院の可決が必要だ。

もし参院でこの法案が否決されれば、赤字国債は発行できない、そうなっている。

 

幾ら予算を無理やり通しても、その前提となる歳入が確保できなければ予算など絵に描いた餅。

この3月はとんでもない事態が待っている。

 

今回の格付け引き下げはそんな所をにらんでの物だと思う。

残された時間はあまりにも少ない。

 

 

  1. 政治iza
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2011-01-27 16:30

世界に誇る文化のない国

アメリカを訪問した胡錦濤を歓迎したホワイトハウスの歓迎晩餐会で、胡錦濤が正装していなかったと話題になっている。

この晩餐会ではピアニストの中国人ラン・ランが反米歌を演奏した事でも話題になったが、服装の話はどうも胡錦濤が単に無礼なだけでは無さそうだ。

 

 

 

どんな服装だったかと言うと

 

オバマ大統領夫妻はドレスコードでブラック・タイ、つまりタキシードとロングドレスである。

しかし胡錦濤はそれより下のランクの服装、ラウンジスーツである。

 

こんなフォーマルな晩餐会は服装については極めてうるさい筈。

当然招待状にはドレスコード(服装の規約)が明記されている。

それを無視したのであれば極めて失礼な話だが・・・

 

この晩餐会には主に中国系アメリカ人や中国人が多数招待されていた。

その人たちの服装はと言うと

 

 

チェロ奏者ヨーヨー・マ中国アメリカ人 ブラックタイである

 

 

バーブラ・ストライザンドと夫のロブリン氏 ブラックタイではないがそれと同格のディレクターズスーツのように見える。

 

これはジャッキー・チェン 中国人 ブラックタイではない 

 

メディア王の妻ウェンディ・デン 中国アメリカ人 ブラックタイ相当

 

こんな風になっている。

出席者の大半はフォーマルな服装(ブラックタイ)だが、一部もう少しくだけた服装が混じっている。

多分招待状のドレスコードがブラックタイ又はラウンジスーツになっていたのであろう。

 

 

格式を重んじる中国が胡錦濤の服装でミスをするはずがなく、これは中国が欧米とは一線を画していることを知らしめたい為ではないかと思う。

当然こんな事は事前に打ち合わせるはずなので、ブラックタイでは中国国内に言い訳できないから、「頼むから背広で出席させてくれ」と頼みこみ、更に何人かの中国人にもブラックタイではなく別の服装にしろ、こんな事を指令したのではないか。

しかし写真を見る限り胡錦濤はアホとちがうか?」としか見えない。

 

 

こんな晩餐会、ホントはどの国でもその国の民族衣装ならOKである。

だが中国に世界に誇れる民族衣装=文化が無いのだろう。

 

こんな服装なら問題ないのだが・・・

これは清国11代皇帝、光緒帝の服装

これでは流石に人前には出てこられないのだろう。

 

 

こんな時思い出すのが川端康成だ。

彼はノーベル文学賞の授賞式に和服で出席した。

紋付・羽織・袴で文化勲章を着用。

 

 

これでいいのである。

世界に誇りうる文化があれば、別に恥ずかしい事は無い。

 

世界に誇りうる文化が無く、世界中のものをパクリまくっている国はこんな時恥をかく丁度いい事例だとおもう。

 

それにしても胡錦濤、いい恥さらしではある。

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2011-01-26 20:06

タイ人が好む田舎へのお土産

間もなく旧正月が来る。(今年は2月3日が旧暦の1月1日)

タイ人にとっては2度目の正月だ。

 

1度目・・・通常の1月1日

2度目・・・旧正月、又は中国正月。主に華僑系の人が祝う。

3度目・・・タイ暦の旧正月、タイ正月。4月13日~15日

      これが一番盛大な正月である。

 

 

 

この旧正月は主に華僑系の会社などで、1週間ほど休んだりする。だから華僑でない従業員も田舎に帰る。

 

 

帰省するタイ人のお土産はと言えば先ず海産物。

こんな店で売っている。

 

スルメや干しエビなどなど

これはバンコクから100キロほど東、ノンモンと言う所の国道沿いの市場。

 

所狭しと並んでいるのは主に海産物(乾物類)。

中でも一番人気がイカの干物、つまりスルメだ。

 

 

田舎で待っている人たちはスルメが大好物だが買えば高い。

だから帰省するタイ人には一番のお土産好適品。

 

 

 

尚日系企業は普通この旧正月は関係なし。

無論政府の決める祝日でもない。

しかし華僑系は何処に行っても彼等の習慣を押し通そうとする。だから華僑系の会社が休みになる。

 

華僑系の商店などでは漢字で「新年発財」とか「新正如意」と書いた看板などをぶら下げて祝う。

 

新年発財・・・「新年だ、さあ金儲け」 

新正如意・・・「年が改まった、さあ是からは私の思いのまま」

これが華僑の考え方。

 

毎年この季節になると華僑のモノの考え方を思い知らされた物だった。

 

今アチコチのマスゴミはオバマ大統領胡錦濤のホワイトハウスでの晩餐会が話題である。いわく反米ソングが演奏された云々。

しかし彼等の考え方は偉くなったら「如意」、思い通りに行動すれば良い。

だから胡錦濤にはこれは当たり前なのだと思う。

タイ湾でとれたイカの墨でもぶっ掛けたいものだ。

 

 

  1. タイiza
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2011-01-25 18:31

10年で給料が3倍になる国

ネットにこんな情報が有った

中国の給与レベルがどんなものかというデータなのだが・・・

 

http://www.china-b-japan.org/archives/271

 

内容は 

<以下引用>

 

>中国人の年収の推移

>上海の平均年収のデータ推移を「上海統計局」から引っ張ってきました。

 

 

 

  年      給与  前年比

1978年    672元    0.00%
1979年    784元    116.67%
1980年    873元    111.35%
1981年    870元    99.66%
1982年    883元    101.49%
1983年    897元    101.59%
1984年    1,110元   123.75%
1985年    1,416元    127.57%
1986年    1,689元    119.28%
1987年    1,893元    112.08%
1988年    2,277元    120.29%
1989年    2,608元    114.54%
1990年    2,917元   111.85%
1991年    3,375元    115.70%
1992年    4,273元    126.61%
1993年    5,650元    132.23%
1994年    7,401元    130.99%
1995年    9,279元    125.37%
1996年    10,663元    114.92%
1997年    11,425元    107.15%
1998年    12,059元    105.55%
1999年    14,147元    117.31%
2000年    15,420元    109.00%
2001年    17,764元    115.20%
2002年    19,473元    109.62%
2003年    22,160元    113.80%
2004年    24,398元    110.10%
2005年    26,823元    109.94%
2006年    29,569元    110.24%
2007年    34,707元    117.38%
2008年    39,502元   113.82%
2009年    42,789元    108.32%

 

出典)上海統計局 2010年データ

●2010年の上海の平均給与予測

トレンドはおよそ110%前後で推移しているので、2010年の上海の平均給与は
およそ47,000元になると予測されます。
日本円でだいたい66万円ということになります。
(1元=14円で計算)

 

<引用終り>

 

約30年分のデータなのだが、これは

1979年 ・・・   784元

1989年 ・・・ 2,698元   対1979年比 3,44倍

1999年 ・・・14,147元   対1989年比 5,24倍

2009年 ・・・42,789元   対1999年比 3,02倍

こうなっている。

10年で3倍から5倍給料が上がっている。

 

 

これが日本ならこうなる。

 

例として

(注:この例は分かりやすくする為月収で表示しました。上の中国の収入は年収です。) 

 

1979年 昭和54年  給料 月給 10万円

1989年 平成 元年   給料 月給 30万円 (3倍)

1999年 平成11年  給料 月給150万円 (5倍)

2009年 平成21年  給料 月給450万円 (3倍)

 

こんな事になる。

これで物価がそこそこのレベルなら万々歳なのだが・・・

 

私にはこんな事で世の中がうまく行くはずがないとしか思えない。

うまく行ったとしても狂乱物価

どう考えても、これはまともな経済ではない。

単純に言って破滅への道まっしぐらだと思うのだが・・・

 

そしてこんな事では(30年も続いたのだから)人心は既に荒廃しきっている

そうではないだろうか。

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2011-01-24 14:57

地球温暖化詐欺<若手研究者が声を上げ始めた

地球温暖化詐欺は壊れたテープレコーダー宜しく未だにこの寒波は地球温暖化が原因などといっている。

しかし今年の世界的な寒波で温暖化ではなく、寒冷化の備えを始めるべきとの意見を述べる若手研究者が増えつつある。

 

<以下MSN産経ニュースより引用>

【寒蛙(かんがえる)と六鼠(むちゅう)】
論説委員・長辻象平

2011.1.23 02:58

 ■お日さまの冬眠と寒さ

 200年前の1812年、モスクワに侵攻したナポレオン軍は、いてつく冬の寒さで敗北した。

 「地球はあのころの寒さに向かうのではないか」。気候変動に関心を持つ研究者の間で最近、そう考える人が少しずつ増えている

 この冬の日本列島の冷え込みは厳しい。今年の元日は大雪で明けた。かなりの地点で積雪の観測史上最高記録も報告されている。

 だが、冒頭の見通しは今冬の冷え込みからの発想ではない。じつは太陽の活動が近年、かなりおかしいことに基づく予測である。具体的には、黒点の数が少ないのだ。

 黒点数は太陽活動を反映し、多いときには太陽が活発だ。それが少ない。それどころか前の周期では黒点がゼロの日数も増えていた。この少なさは1900年ごろ以来の水準で、100年ぶりの落ち込みだ。

 太陽の黒点は11年の周期で増減の波を繰り返す。直近の谷底は2008年12月。今は右肩上がりで増えていく時期にあたっている。しかし、伸びが悪い。黒点数の次回のピークは13年6月ごろだが、その山は低くなりそうだ。

 国立天文台も今年の「理科年表」で、太陽黒点活動の低迷期入りについて解説するほどの状況である。

 「以前にも太陽黒点の少ない『ダルトン極小期』がありましたが、その再来の可能性を、かなりの確度で見積もる論文が出始めています」。京大教授で宇宙総合学研究ユニット長の柴田一成さんは話す。このダルトン極小期における歴史的事件が、ナポレオン軍の壊滅だったのだ。

 太陽の黒点数と気温の間には、密接な関係がある。黒点が多い時期は温暖で、少ない時期は寒冷だ。黒点の本格的な観測は1610年からガリレオによって始められている。

 1600年代の欧州は、非常に寒かった。ロンドンのテムズ川の完全凍結もあった。40年からの約70年間は、黒点がほとんど消失しており、「マウンダー極小期」と呼ばれる。気候上はミニ氷河期だ。日本でも江戸時代は寒かった。

 歴史上では、それより前の中世に温暖な時代のあったことが知られている。この900~1200年ごろには太陽の黒点数が多かった。

 観測記録がないのに、どうして黒点の多少が言えるのか。

 「屋久杉など古い樹木の年輪中に含まれている放射性同位元素の炭素14の量を量ることで分かります」。東大宇宙線研究所特任助教の宮原ひろ子さんの説明だ。

 炭素14は、宇宙線が地球の大気に衝突してできるのだが、太陽活動が盛んだと太陽系の磁場が強くなり、地球への宇宙線が遮られる。

 そのため、太陽が活発で黒点が多いときの年輪中の炭素14は少なく、不活発なときには多くなる。かくして、炭素14の測定で年ごとの黒点数が推定できるのだ。宇宙線と雲と気温の因果関係が注目されている。

 地球温暖化は、産業革命以降の温室効果ガスの増加が原因とされている。だが、それだけで中世や縄文時代の暖かさは説明できない。

 ちなみに、最近の70年間の太陽は8千年ぶりの高い活動レベルであったとする報告もドイツの研究者などによってなされている。

 太陽を表す「日」の字は「○」の中に「・」を置いた形に始まる。

 この点は、古代人が肉眼で見た黒点だそうだ。太陽学者の柴田さんに教えてもらった。

 

http://sankei.jp.msn.com/science/news/110123/scn11012303000003-n1.htm

 

<引用終り>

 

 

この問題は当ブログでも度々取り上げてきた。

そして欧米では地球温暖化の話など、今では誰も信用しない状態だと聞く。

唯一地球温暖化を信じているのは日本。それも馬鹿な日本政府とマスゴミが未だ地球温暖化を信じているようだ。

しかし今は寒冷化への備えを急ぐべきときだと思う。

 

 

若し今急に200年前の寒さになったら農業などは甚大な影響を受ける。

幸い今は技術が進んでいるので、ある程度時間をかければ問題は大きくはならないだろう。

今はそんな時期に来ているようである。

昨年暮、若手研究者の話を聞く機会があったが、彼らも相当危機感を抱き始めているようだ。

 

産経ニュースにあった「温室効果ガスが原因では、中世や縄文の暖かさは説明できない」、これこそ事の本質をはっきり表す物だろう。

 

 

幸い日本には中世の暖かさの証人がいる、紫式部である。

 

流石日本の誇る才女である。紫式部の気象に対する目は極めて正確。

中世の京都において「マラリア」があっただとか、ゲリラ豪雨があっただとか、源氏物語には沢山出てくる。

詳細は「平安の気象予報士 紫式部」石井和子著を参照ください。

 

紫式部に笑われぬよう、そろそろ現代の日本人も目を覚ますべきではないだろうか。

  1. 気候変動
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2011-01-22 22:31

タイでは決められた事を守らせることが出来ないのが悩み

数日前知り合いの方からこんな質問をいただいた。

 

>実はすでに決められたことを決められた通りに

>守らせることに苦慮しています。

>単純にホースがはずれ水が漏れていたら直す。ぐらいの

>簡単に思っていることが、繰り返しあります。

>俗に言う当り前管理なのですが、すっきりしません。

>何かアドバイス頂けたら幸いです。

 

こんな話であった。

 

 

 

タイでは良くある話である。

そしてこんな回答をした。

タイで日夜悪戦苦闘している方々への参考になればと思い、その内容を紹介します。

 

 

<以下 私の回答内容>

 

実は簡単なようで大変難しい話、これだけで間違いなく一冊の本が書けます。
と言ってもそれでは答えにならないので、先ず考え方を纏めました



決められた事が守れない、如何したらいいか
                  タイでの事例について


タイで仕事をしていて一番困る事。それはごく簡単な、決められた事が守れない事である。
例えばゴミのポイ捨て、こんな事がいけないのは当たり前と日本人は誰でも思っている。
しかしポイ捨ては無くならない、さて如何したらいいか。
これを考えてみよう。

 参考だがタイ語で「ポイ」と言うと「捨てる」という意味で、だから「ポイ捨てしてはいけない」と言うのはタイ語では「ポイ・メダーイ」である。
(メダーイと言うのは、出来ないとかいけないという意味)
だから日本人にも分かりやすい。


本論に入る前にタイの日常の習慣についての理解の為の事例を紹介しよう。

ゴミのポイ捨ては何処でも困っているが、タイの会社では作業員のユニフォームが清潔なのは気がつくと思う。

 

これは某カーメーカーの生産ライン風景


こんな写真でも作業員が清潔な服装だと言う事が分かると思う。

これは特定に職場ではなく、従業員全員がこんな清潔な服装なのだ。

(汚れやすい職場では全員が前掛けなどで汚れを防いでいる)

 

日本では鉄工所などの従業員の作業服はアブラだらけが当たり前、最近随分綺麗になってきたが、それでも結構汚いところが多い。
何処が違うのか?

 


タイでは着ているものは毎日洗うのが当たり前、そして洗ったらアイロンをかけるのも当たり前、アイロンをかけピンと線がついていると清潔だと感じる。
タイ人は毎日汗だくになるので毎日シャワーを浴びる、だから服も毎日取り替える。更にタイ人は臭いに敏感で「汗くさい臭い」をことさら嫌う。
また洗濯物は毒虫がついたりするのでアイロンをかけないと危ない。
こんな事でこの習慣が出来た。

さらに毎日洗濯する為にタイでは洗濯屋が沢山有り、一ヶ月300バーツとか500バーツで何枚出しても良い。こんな契約で仕事をしている。

(工場従業員の場合多分もっと安い所を使っていると思う)
町で夕方などオバチャンが洗濯物を抱えバイクの後ろに乗っているのを良く見ると思う、このオバチャンが洗濯屋である。
(大抵は個人経営の商売なので、洗濯オバチャンと言った方がいいだろう)
近くに洗濯屋が無い所では従業員は朝早く(3時とか4時とか)起き出してアイロンをかけている。

 

またタイ人の「会社から支給されるユニフォーム」に対する感覚は、日本人が背広に対して持つ感覚に似ている。
いわばフォーマルウエアなのだ。
だから結婚式に会社のユニフォームで出席すると言う、日本人には信じられないことも起こる。


纏めると「清潔なユニフォームを着る」習慣とは
1)    
子供の頃からの親や先輩から教わった習慣・感覚があり
2)    それを支える洗濯屋のような環境があり
3)    それを社会的に支持する社会の風土・習慣がある。
こんな事が言えると思う。


本論に入って、ゴミのポイ捨てである。


これは昨年タクシン派によるバンコク中心部占拠が軍により排除された直後の状態。
これは酷い例だがタイ人が多数集まったら何処でもこんなもの。

 

 

そして問題点を整理すると

 

<最初に彼等の生まれ育った習慣・感覚から>
彼等のゴミに関する習慣は彼等の住まいを見ると分かる。
昔ながらの住まいは高床式の住まいである。
この住まい、床は木の板だが隙間だらけであることをご存知だろうか。
例えば食事中などで食べ残しなどもゴミが出たら・・・
その隙間から下に落とすだけ、下には鶏がいるのでそれを食べてしまう。
こんな習慣である。
この部屋を掃除すると言っても、箒を持ってきてパッパッと払うだけ。
ゴミは下に落ちる。これだけだ。
タイ人の行くレストランに行って見ると分かる。
タイ人が食事をした後は落花狼藉状態、これが良い事と思っているから始末が悪い。と思っているのは日本人。タイ人は「アァ美味しかった」だけである。

 

高床式住宅の例


これはタイ東北部の田舎の中学生 ポムちゃんの写真だが、見て欲しいのは後に写っている家。

酷いあばら家だが、これがタイの田舎の当たり前の家。

(注:ポムちゃんは私の奨学生のひとり。奨学金で最初に買ったのがこの制服なのでこんな写真を送ってくれました。だからこの子にとってはこの制服は特別の服。)

こんな家に生まれ育った子がキチンと掃除をすることを覚えるだろうか?

 


<次に環境である>
タイの会社では一般に掃除はメイド(タイ語ではメーバーン)の仕事である。
だから掃除の道具やゴミ箱の管理、ごみ収集などは別会社(いわば場内外注)になっている可能性が高い。
そんな場合、掃除をしろといっても道具もない状態となる。


<最後に社会的風土・習慣である>
タイは一見分からないが階級社会である。
僅か100年ほど前まで奴隷制度があった国、奴隷は偉い人の前では土下座するくらいは当たり前。一つ間違えれば殺される事だって当たり前だった。
だから一般の人は掃除は「卑しい仕事」と思っており、普通の人がすべきでない。
ましてや「マネージャーやエンジニア等のエリートは決してやってはいけない」と思っている。


余談だが、この奴隷を解放したのがラマ5世(チュラロンコン大王)である。
日本の明治天皇と大体同世代の人、現国王(ラマ9世)の祖父にあたる。
この奴隷解放にラマ5世は30年の歳月をかけて実現した。だからタイ人の尊敬を集めている。そして何処にでも肖像画が掲げてあるわけだ。


以上のことまで分かれば対策は簡単だが、その為には武器が要る・・・・

以下各論に入るので此処では省略します。

 

 

こんな内容を質問への回答にしました。

タイで同じ問題で苦労している方が多いと思うので、何か参考になればと思います。
 

  1. タイiza
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2011-01-19 22:47

朝日新聞崩壊中

朝日新聞 収支低迷で英字新聞撤退

 

  朝日新聞社は18日、日刊英字新聞「ヘラルド朝日」の発行から2月末で撤退する方針を明らかにした。収支の低迷が理由。ヘラルド朝日は、3月1日からインターナショナル・ヘラルド・トリビューン(IHT)社が発行元となり、朝日新聞の英文記事の紙面はなくなる。

 朝日新聞は英語ニュースについて、すでに電子端末や多機能携帯電話向け配信を始めており、紙面からの戦略的撤退によって「国際発信を強化する」としている。

 ヘラルド朝日は、朝日新聞とIHTが提携して2001年4月から発行し、最近の公称発行部数は約3万3千部という。

 

 [ 2011年1月18日 16:39 ]

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/01/18/kiji/K20110118000074530.html

 

<引用終り>

 

今日はいいニュースを見たので前祝に一杯飲んで寝ます。

南無阿弥陀仏、 南無阿弥陀仏。

  1. マスコミ
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2011-01-18 12:57

東京オートサロン<こんなクルマなら欲しい

 もう終わってしまったが1月14日~16日、東京オートサロンが開催されていた。

クルマのチューニング・ドレスアップの総合展示会なのだそうだが、こんな車なら欲しい、そんな物がある。

 

 

 

このクルマ、懐かしいトヨタ2000GT・・・?

フロントビュー

 

そして内装も

 

リアビューも

 

いやあ、こんなクルマなら欲しいですねえ。

でも正体は

 

 

 

<以下レスポンスより引用>

【東京オートサロン11】トヨタ 2000GT レプリカ、ベースは…

2011年1月15日(土) 22時15分 
 

東京オートサロン、ロードスターガレージのブースに、どこから見てもトヨタ『2000GT』にしか見えない車両が展示。多くの来場者が注目したその車両は、なんとマツダ/ユーノス『ロードスター』(E-NA6CE)がベース車両だ。

コンプリートレプリカ『龍妃』(リュウキ)と名付けられたその車両は、外装キットによるカスタムではなく、ボディーパーツの大部分がワンオフによる手作り。内蔵、外装を見る限りでは、ベース車両はまったくわからないと言ってもいい。ボディーカラーもオーソドックスな「白」ではなく、当時の2000GTに近づけるため、試行錯誤をして選んだ色でペイントされている。

また、ノーズやホイールのバランスは、2000GT独自のスタイルに近づけるためフロント周りを延長する徹底ぶり。しかし、ロードスターのフレーム自体には手を入れていないため、安全・耐久性はベース車両のままだ。今回の発表と同時に受注も開始。価格は480万円程度を予定している。

 

http://response.jp/article/2011/01/15/150444.html

 

<引用終り>

 

若者のクルマ離れが色々取りざたされているが、こんな車をどんどん作れば新しい需要が出てくると思うのだが、如何だろう。

但し現在の安全基準には合致しない所が有るかもしれない。

そこはお役人さんも柔軟な姿勢を見せて欲しいものだ。

 

 

 

東京オートサロンはコンパニオンも元気だったらしい。

こんな元気さはスケベ人間としては大歓迎。

 

 

 

そしてこれは面白いと思ったもの、モンキーレンチである。

モンキーレンチ・・・ボルトやナットを締め付ける工具。

英語ではアジャスタブル・レンチだが日本ではなぜかモンキーレンチ

 

これが普通のモンキーレンチ、何処にでもあるもの。

 

 

 

 

これは東京オートサロンで工具メーカーのロブテックが出したブース

なんとこんな所に工具の展示を行なっている。

 

 

そしてこれは新型モンキーレンチの説明

 

工夫次第でこんな物にまで新技術が出てくる。

そんなことに感銘を受けた。

まだまだ日本のものづくり、未来はあるのだと思った次第。

  1. 自動車
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