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カテゴリ:疫病 の記事一覧

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2020-07-04 12:44

専門家会議の廃止決定、新設の新型コロナ対策分科会長に尾身氏


 武漢肺炎(新型コロナウイルス)対策の専門家会議が唐突に廃止されることが決まった。
しかしそれを引き継ぐ新しい分科会には、元の専門家会議のメンバー12人の内8人が横滑りで登用されることも決まった。
そして新設の新型コロナ対策分科会の会長には専門家会議副座長だった尾身茂氏が着くことが報道されている。
良い事だと思う。
尾身茂氏のような国際的に名声のある立派な医師。どうして今まで副座長だったのか不思議な位だった。
そして八割おじさんこと西浦博北大教授は今まで厚労省のクラスター対策班だったがここからも外れることになった。
西浦教授は緊急事態宣言が発出された翌週の4月15日に「何も対策しなければ42万人が死ぬ」ということを言い出し、国民の恐怖をあおったが、この八割おじさんはもう用無しということだ。
抑々緊急事態宣言が出される前の3月28日には、流行はピークアウトしていたことが分かっている訳。そんなことを知らないはずがないのにだ。

42万人と言うが、それはこの発言当時では全世界での死者数(7/4現在52万人)を超える死者数だった。国民は大いに驚いたものだった。幸い日本は世界から奇跡と言われるくらいで、7/4現在976人であり、アメリカや英仏と比べて圧倒的に少ない。
だからこんな八割おじさんは要らない。そしてこんな変なおじさんを飼っていた厚労省のクラスター対策班も専門家会議との二重組織を改め、新しい分科会に一本化される。

この新しい組織で、私は内閣の厚労省不信が形になったと思っている。
訳の分からない似非専門家を抱えていては国益を損ねるからだ。
尚余談だが、八割おじさんこと西浦博教授は急遽北大から京大に転籍するのだそうで、京大には8/1に着任するそうだ。何が有ったか知らないが、まあ新天地でせいぜい頑張ってほしいものだ。

それではその新組織についての報道から。

<以下読売新聞より引用>
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200703-OYT1T50252/

専門家会議の廃止決定、新設の新型コロナ対策分科会長に尾身氏…週明けにも初会合
2020/07/03 21:29

 政府は3日、新型インフルエンザ等対策有識者会議の下に「新型コロナウイルス感染症対策分科会」を新設した。政府の専門家会議に代わる組織で、感染症専門家や経済学者、労働組合幹部ら18人で構成し、同会議の副座長だった尾身茂・地域医療機能推進機構理事長が会長を務める。週明けにも初会合を開く予定だ。

 政府は同日、政府対策本部を持ち回りで開催し、専門家会議の廃止も決めた。同会議の構成員だった12人中8人が分科会に名を連ね、平井伸治鳥取県知事らが新たに加わる。

 西村経済再生相は3日の記者会見で、「メンバーは幅広い構成にした。感染動向について分析し、ワクチンの接種のあり方なども議論してもらう」と述べた。

 一方、東京都などの感染状況を巡り西村氏は、「ただちに緊急事態宣言を発出するような状況ではない」との認識を改めて示した。
<引用終り>


さて新組織の会長になる尾身茂氏。丁度一か月半前に読売新聞のコラムに登場している。

読売新聞編集手帳 5/25
2020-7-1読売新聞編集手帳5月25日


こんな時から尾身さんは病院が最大の感染場所になる事の危険を訴えていた。
今病院の院内感染をとやかく言う御仁がいるようだが、専門家は分かっていたのである。
それを分かっていながら、何も手を打ってこなかった政治家と報道しない自由を謳歌したマスゴミ、こいつらは本当に卑怯だと言わねばならない。
・・アレッ、だれかのいうことに似てきました。すみません・・・。


しかし、「治療薬やワクチンがなければ、19世紀的古典的手法に頼らざるを得ない」。凄い言葉です。さすが世界の現場で活躍した方だけあります。
そしてこれが武漢肺炎(新型コロナウイルス)でまさにその通りなのが実証された訳です。

それから「先日の国会審議で、野党の幹部が、参考人として出席した尾身さんを激しく攻め立てた」。これは医療関係者の間で非常に尊敬されている尾身さんを罵倒することで、野党・立憲民主党が医療関係者全部の信頼を失ったということ。
恐らく選挙をやってみるとそのことに重大さが多分分かってくるであろう。


余談、こんな八割おじさんだが、私が信頼する掛谷英紀さんがいやに八割おじさんを持ち上げている。微分方程式がどうタラというのだが、何、微分方程式がいくら正しくても、入力する元の基本再生産数の数字がいい加減では答えなど信用できるわけがない。
掛谷さんも騙された一人だということでした。以上これは余談でした。

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2020-06-09 17:51

武漢肺炎<PCR偽陰性の感染者から広がった院内感染


 武漢肺炎(新型コロナウイルス)でPCR検査をもっとやれという大合唱を色々聞いた。
しかしそもそもPCR検査は感度(本当に陽性の人を検査して陽性と出る割合)がどうも70%位で、こんなものに頼っていいのか、これは最初から言われていた。
しかし世界の大合唱はPCR検査一色である。

ど素人ブロガーでもコリャアおかしい、こんなもの信用していたら危ないぞと思っていたのだが、それを裏付ける報道が有った。

曰く、「34人院内感染の原因は“偽陰性”か」、報道しているのは朝日新聞系列のAbemaTV。
もう一つ、「PCR陰性の感染者から広がった院内感染 精度に限界」これは皆さまの朝日新聞デジタルの報道

捏造と虚報で知られる朝日新聞系列、それでも隠し切れない事実をボチボチ報道し始めたようだ。まあ素直に喜んでいいだろう。ということで、記録として引用します。

最初に此れはAbemaTVの報道から

<以下引用>
https://news.yahoo.co.jp/articles/97406ad6b16938cf598805e846c9dc3d45253cf8
「34人院内感染の原因は“偽陰性”か 収束後初めて取材に応じた副院長「PCR検査を過信しすぎてはいけない」
6/8(月) 15:54配信

ABEMA TIMES

 34人の院内感染が起きた神奈川県の小田原市立病院が収束後、初めて取材に応じ、感染拡大の主な原因は感染しているのにPCR検査で陰性が出る「偽陰性だと明らかにした。

【映像】松田副院長「PCR検査を過信しすぎてはいけない」

 「次から次に出てくる患者さんに対して、我々もお先真っ暗という感じは正直なところありました」

 当時の状況をこう振り返るのは、小田原市立病院の松田基副院長。小田原市立病院では、4月下旬から看護師や患者など1カ月で合わせて34人の院内感染が確認された。なぜ病院内で感染が広まってしまったのか。松田副院長は背景について次のように話している。

 「救命センターのある当院では、疑似症患者を受け入れる時に入院が必要な場合には当然個室、1人部屋ということになるが、PCR検査をして陰性であった場合は、多少症状がよくなったという時点で個室の扱いをやめてしまって大部屋に移してしまう。個室を空けることによって、患者さんをまた受け入れなければいけない」

 患者が増加していく中、一般の診療所での受け入れが難しい状況で、小田原市立病院の負担は増していたという。そのため、当時はPCR検査で陰性が確認されれば、次の患者のために個室をなるべく早く空ける方針だったという。

一般診療所での受け入れが難しい状況で負担増

 院内感染の原因として浮上したのが、個室から大部屋に移動した1人の患者だった。4月中旬、発熱と肺炎の症状がありPCR検査を受けたところ、結果は陰性。症状も改善され、6人の大部屋に移り(4日間)その後退院したが、自宅療養中に再び発熱し、再度PCR検査を受けた結果は陽性だった。その後、一緒の大部屋にいた患者5人の感染も確認されたのだ。

 「PCRが主な検査だったが、陽性率が6~7割。裏を返すと、2割3割は陽性であってもそう出ない『偽陰性』として出てしまう」(同)

感染防止対策をとった病床

 病院側は最初のPCR検査の結果が「偽陰性」で、それが院内感染につながったとみている。また、別の病棟でも同じような感染のケースがあったため、病院ではPCR検査は100%ではないという前提のもと、感染防止対策に取り組んでいる。

 「PCR検査が陰性になった時に『ある程度大丈夫』といった判断するのをやめにして、陰性でも少なくとも4日間は個室から出さないで対策を継続する。それを解除する時も、主治医の判断だけではなく、チームとしてみんなの複数の目で判断して、相談して決めていくというような方針も取り入れている。やはりPCR検査に頼らざるを得ないところではあるが、過信しすぎてはいけない。総合的にレントゲンなり検査なりを含めての対応ということと、やはり怪しい時には(個室対応を)解除してはいけない」(同)

(ABEMA/『けやきヒルズ』より
<引用終り>

以下は朝日新聞デジタルの報道
「PCR陰性の感染者から広がった院内感染 精度に限界」
6/1(月) 15:00配信

本文引用は省略、詳細は上掲リンク先参照ください。


日本のやってきたことは、PCR検査の限界を把握したうえで、何とかして医療機関(病院)を守ろうとした。その為他の国にはない保健所という制度を使い、病院の門番として機能させた。そんな事で感染を最小限にしてきた。

上掲事例はPCR検査とはどんな物かのいい事例だと思う。

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2020-06-07 10:02

今日本は文明の衝突の真っ只中


 日本の緊急事態が解除され、子どもたちもやっと学校に通い始めて1週間経った。
長く苦しいウイルスとの闘いもこれから第二ステージに入るのだろう。

所でこのウイルスとの闘い、実は文明の衝突の現場という面がある。だから色んな人が色んなことを言っているが、個々の事象を大きく見て、文明の衝突として理解すると全体像が見えてくる。

ここで文明の衝突と言ってもわかりにくいので、最初にその話から。
文明の衝突とはサミュエル・P・ハンティントンがその著書『文明の衝突(1996年、邦訳は1998年)』で使っているもの。色んな紛争や戦争が文明の境界で起こるという考え方で、今もいろんな意見はあるモノの有効な考え方と思う。

ハンチントンの文明の衝突の文明とは、以下の7つである。(これにも異論があるが)
・西欧キリスト教文明圏
・ロシア正教文明圏
・イスラム文明圏
・ヒンズー文明圏
・シナ文明圏 ・・ シンガポール・ベトナム・台湾・韓国も含む
・中南米ラテンアメリカ文明圏
・日本文明圏 ・・ 日本一国だけである
(他に仏教文明圏(チベット・タイ・ミャンマーなど)、アフリカ文明圏など有るが省略)


前置きが長くなりました。では本論ですが、現状確認として現在の死者数の状況 
(6月6日現在 G7+死者1万人超の国としてブラジル・スペイン・メキシコ)
(更に西欧主要国として、ベルギー・オランダ・スウェーデンを追記しました)

 国名      死者数    人口100万人当たり  人口(単位:百万人)
アメリカ     111.000     337          330
イギリス     40.000     593          67
ブラジル     35.000     165          212 
イタリア     33.000     559          60
フランス     29.000     446          65 
スペイン     27.000     580          46 
メキシコ             13.000               102                            128  
ドイツ          8.700       105             83
カナダ          7.700         204           37
日本            907                   7                            126
<参考:その他西欧主要国>
ベルギー                 9.500               826                              11
オランダ                 6.000               351                              17
スウェーデン           4.600               460                              10


このように、先進国の中で日本だけが異常に死者数が少ないことが分かる。

5月27日のエントリー「武漢肺炎<日本のミラクルに対する見方が変わってきた 2020-05-27 15:33」でこんなことを書いた。

 現代の知性と言われる歴史学者のトインビーが日本の奇跡として、こんな事を言っている。
人類の歴史の奇跡の一つは、日本の明治以降の近代化である
"One of the miracles in human history is modernization of Japan since the Meiji period."

トインビーは更にこんな事も言っている。
「19世紀末の西欧から東方を眺めれば、トルコから清国に至る諸帝国は西欧に抵抗できなかった。インドもベトナムもジャワも、その原住民は羊のように従順に、ただ黙々として毛を刈り取る者に反抗しようとはしなかった。ただ日本だけがきわめて珍しい例外であった」(アーノルド・トインビー『文明の実験』
そして、当時の西欧諸国には、自分たちの文明こそが標準であり普遍であるとの驕慢が染みついていた。(中略)そのような中で、白人西欧列強の植民地政策に対抗して立ち上がった日本には、共に戦い協同する有色人国家はなく、世界の中で孤立していた。当然、西欧諸国からは不快感と敵意を浴びせられた。

トインビーは文明の衝突とは言っていないが、のちの時代から見ると、日本がアメリカとの戦争に踏み込んでいった経緯はやはり文明の衝突だったといえる。

例えば寺崎英成が書いた『昭和天皇独白録』は、彼の死後妻(アメリカ人)が保管したままになっていましたが、1990年に世に出ることになり、出版されました。
(2018年にこの原稿がオークションに出、高須クリニックの院長が3千万円で落札、宮内庁に寄付し有名になった)
この本の最初が「大東亜戦争の遠因」、そこにこんな一節がある。。
「この原因を尋ねれば、遠く第一次世界大戦后の平和条約の内容に伏在してゐる。日本の主張した人種平等案は列国の容認する処とならず、黄白の差別感は依然残存し加州(カリフォルニア)移民拒否の如きは日本国民を憤慨させるに十分なものである」

つまり西欧諸国にとっては自分たちの文明こそが標準であり普遍であるとの驕慢が染みついていた。其処をとやかく言う生意気な存在が日本だった。こんなことが読み取れる。
その事が、西欧諸国からは不快感と敵意を浴びせられることとなった。

こんな文明の衝突が結果として大東亜戦争の敗戦を生んだといえると思う。


さてでは現代です。

武漢肺炎(新型コロナウイルス)は結果として、欧米諸国と日本とで死者数に天と地の違いが出来てしまいました。
死者数の結果を見る限り、西欧文明の「自分らのやり方こそ標準であり普遍である」という考え方が木っ端みじんに粉砕された訳です。

2月のダイアモンドプリンセス号で日本が人類が初めて直面する新しいウイルスに右往左往していた時以来、日本のやり方には欧米からありとあらゆる非難嘲笑が浴びせられました。
更に欧米マスゴミのお先棒担ぎの日本のメディアの日本叩き、安倍たたきも酷いものでしたし、現在も継続中です。現在も特にアカヒ・侮日・中日東京などで、そんな誹謗嘲笑を手を変え品を変え蔓延させています。

今こそ冷静に、日本の国益とは何か、そんな視点で物を考えていくべきだと思います。
他人の悪口を言うだけでは何事も進みません。今が文明の衝突の真っ只中、そんな見方で取り組んでいきたいと思います。

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2020-06-01 18:17

武漢肺炎<ドイツの論調に変化の兆しも安心できない


 日本の武漢肺炎対策は今マスゴミ挙げてボロクソに叩かれている。最近に至っては、専門家会議の議事録があるとかないとかで大騒ぎだ。
兎に角安倍政権のやっていることに何かケチをつけないといけない風潮が蔓延している。
こんなことで足の引っ張り合いをしていたら戦には勝てん。当たり前だ。


所でそんな安倍たたきの論調の原因の一つが、欧米からの執拗な日本たたき報道がある。
特にその日本叩きはアメリカとドイツから出てきている点に注意が必要だ。
この件、私は実は「文明の衝突と言って良い問題を内在」、こう見ているのだが、それは次回にまとめるとして、今ドイツで論調が変わり始めた件をかいてみます。


最初は日経の報道から。

<以下引用>
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59793200Q0A530C2EAF000/?fbclid=IwAR1tfWqAK-jLH6sOle8Tyea5LNT92anwG6JgUIBYhfL0B0ud8m_-IQM3_uw
コロナ対策、日本が「手本」 ドイツ第一人者が指摘、戦略転換も
ドイツ政局 ヨーロッパ
2020/5/30 5:31

【ベルリン=石川潤】ドイツの著名なウイルス学者であるシャリテ大学病院のクリスティアン・ドロステン氏が28日、日本の新型コロナウイルス対策を「近い将来の手本にしなければならない」と語った。一部の感染者から多くの感染が広がっている現象に注目し、日本のクラスター(感染者集団)対策が感染の第2波を防ぐ決め手になりうるとの考えを示した。

ドロステン氏は新型コロナの検査の「最初の開発者」(メルケル首相)とされ、ドイツ政府のコロナ対策にも大きな影響力がある。2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)の共同発見者としても知られるウイルス学の第一人者だ。

ドイツではドロステン氏が連日配信するポッドキャストの人気が高い。同氏は28日の放送で「スーパースプレッディング」と呼ばれる一部の感染者から爆発的に感染が広がる現象を取り上げ、これを防ぐためには対策の修正が必要で、日本の対応に学ぶ必要があるとの考えを示した。

ドロステン氏は、日本はほかのアジア諸国と比べれば厳格な「ロックダウン」なしに感染を押さえ込んでいると指摘。ひとたびクラスターが見つかれば、検査よりも先に関係者全員を隔離することが戦略の「核心」になっていると説明した。

もともとドイツは、多くの検査で新型コロナを封じ込めた韓国を対策の参考にしてきた。日本の対策は分かりにくいとの声が強かったが、英語での情報発信が最近増え始めたこともあり、注目が高まりつつある。

ドイツは検査数や病床などの医療体制で日本を上回り、ほかの欧州諸国と比べれば死者数も低く抑えている。ただ、感染の第2波を避けながらいかに正常化を進めるかが課題で、日本のクラスター対策やスマホアプリを使った追跡など、新たな対策を取り入れようとしている。

<引用終り>

もう、突っ込みどころ満載の記事で、例えば「ドイツは、多くの検査で新型コロナを封じ込めた韓国を対策の参考にしてきた」とか、「ドイツは検査数や病床などの医療体制で日本を上回り」とか、言いたいことは山ほどあるが、こんな出羽の守記者の記事を文句言っても仕方ないので省略します。

しかし、日本の新型コロナウイルス対策を「近い将来の手本にしなければならない」とか、日本のクラスター(感染者集団)対策が感染の第2波を防ぐ決め手になりうるとの考え。これについては有難い話だと思う。

そこでドロステン氏がどんな事を言っているのか、出羽の守記者の言ではなく原典で当たってみました。

幸い肝心な部分を和訳してくれた方が見つかりました。ネットは有難いものです。


上掲日経記事に「ドロステン氏が連日配信するポッドキャスト」という一文があるが、そのポッドキャストがどんなものか、このことが分かる内容です。

umwerlinさんという方の記事で、
タイトルは「Drosten教授の日本に関するコメント umwerlin 2020/05/29 21:15」

実は私はumwerlinさんは全く知らない方なのだが、ドイツがどんな事を言っているか分かるので、そのまま引用します。

尚引用文は、最初がumwerlinさんの意見、途中からポッドキャストの翻訳(青色の部分)になります。尚詳細はリンク先参照ください。

<以下引用>
Drosten教授の日本に関するコメント
umwerlin
2020/05/29 21:15

ドイツではコロナ禍発生以来、ベルリンのChariteという医科大学のウイルスの専門家Christian Drosten教授がポッドキャストでウイルス学の知見から見た最新状況を報告しています。(ポッドキャストはNDRという放送局の科学キャップKorinna Hennig氏が彼にインタビューする形をとっています。)彼はSARSの権威でもあり、今回のCOVID-19に関してもドイツの学術的知見を牽引する立場でコメントしています。

2020-6-1ドイツのドロステン氏

彼に対する意見は様々ありますが、ポッドキャストでも非常に丁寧に説明してくれる上に、情報の出典の取り扱いも非常に丁寧で、ほとんどの人は彼を信頼していると言って良いと思います。

彼のポッドキャストも44回目になるのですが、ここ数回日本を取り上げることがあり、マスメディアでもDrostenが日本について言及という感じで取り上げることが増えました。

そこで、最新の5月28日の第44回で彼が日本について言及した部分について日本語に訳してみたのでご紹介します。この部分は日本も学べることがあると思います。

スクリプト(注:引用略)はこちらから。()内は私がつけています。

Drosten氏(以下D):(今後)スーパースプレディング(Super-Spreading、少数のスーパースプレッダーが多数に感染させること)を防ぐためには、現在の対策をどのように修正していくのかを精査する必要があります。なぜ私がこれを言うかというと、すでに前例(used-case)があるからです。その事例とは日本です。昨日(5月27日、注おそらく5月19日の記事ではないかと思われる)の『サイエンス』に掲載されていた記事ですが、日本は症例統計で観察される全ての数値について、長期に渡りゆっくりと這うような下降曲線を描いています。
そして、日本は実はロックダウン対策をとってはいるものの、その中身が他のアジアの多くの国ほど厳しいということはありません。また、スウェーデンなどのように自己責任だけに頼るでもなく、(スウェーデンとも)対策は異なっています。
長い間、誰も日本が実際にどう対策しているかを正確には理解していませんでした。日本からの積極的なコミュニケーションはなかったものの、みな驚いていました。
日本はドイツよりも少し人口が多く、都市部に人口が集中している国です。そんな日本では他の国では見られないようなことが起きました。
(日本では)政治、疫学分野で舵取りをしている人たち自身が、SARS1の流行時に最初の試練(火の洗礼、Feuertaufe)を経験しており、その時に原則となる教訓を得ています。その時の感触を非常に大きな実行権限(Durchgriffskraft)をもって現在に活かしており、「我々はこうやります」と伝えました。
つまり、「我々の対策は、クラスター発見のために絞って検査を行います。クラスターが発見されればそれ以上検査は行わず、クラスターの構成員を感染者と断定し、直ちに隔離します。」
これが日本の戦略の核心であり、成功していると見ています。

Hennig氏:日本の死者数は非常に少ないですね。

D:はい。発生率も、完全にロックダウンした国のような激減ではありませんが、ゆっくりですが確実に下がっている。(他国より)遅いながらも恒常的に少しずつ低下しています。
日本がなぜ、どのような対策をとってきたかが明らかになってきました。他方で、他の多くの国では、日本と同じようなことは全く不可能だったのではないかと思います。
日本の例では、本当に(冗談ではなく、wirklich)権限が与えられた個人が、データから得られる知見(エビデンス)を持たないまま、正に(単に、einfach)自身の経験と見解(勘)で対策を行ったに違いありません(*引用者注:この部分は見解の違いがあり、下記参照)。SARS-1の時のようにです。明らかにその個人がそうしたのです。うまくいきましたが、うまくいかなかったかもしれませんでした。
(意思決定当時)十分なデータがあったとは言えません。(意思決定した)人は、日本で早い段階から自身で全体像を観察、おそらく早い段階から自分のために観察しており、それに頼っていたのではないかと思います。大胆であり(勇気があり、mutig)うまくいったように見えます。
近い将来のためにも、絶対にこれ(日本の経験から得られた知見)を手本にしなければなりません。何度も何度も繰り返していますが、これから夏に突入していくわけですから(特に手本にする必要があります)。ドイツも対策を修正する時間的余裕があります。学校や幼稚園の再開など、特定の対策を実践し、成果を出せるところがあります。夏休みまでは一ヶ月あまり、夏休みは実質的に強制的な時間的余裕となります。対策を試してみてうまくいかなかったことがあるとすれば、私たちが思うに今本当に試してみるべきは、クラスターの早期発見とクラスター構成員の即座の隔離です。
言い換えれば、(学校で)教師が感染すれば、数日逆上ってどのクラスで授業をしたかを確認し、授業を受けた生徒すべてを1-2週間自宅待機とすることです。このウイルスの感染期は当初私たちが考えていたものよりも短いものだったので、私の感触では1週間で良いと思います。学校閉鎖はおそらく必要ないだろうと思います。

以上です。
第43回では4月16日に公開された日本の研究について、興味深くしっかりした研究(Interessant und Robut)であるとして、屋内感染リスクが屋外よりも19倍高いことに言及しています。
<引用終り>


*注1
データから得られる知見(エビデンス)を持たないまま、正に(単に、einfach)自身の経験と見解(勘)で対策を行ったに違いありません
*引用者注:この部分は見解の違いがあります。日本の対策方針が確定したのは、ダイアモンドプリンセス号3711人という箱庭環境での隔離実験の成果によるものですから。

**注2
スーパースプレディング(Super-Spreading、少数のスーパースプレッダーが多数に感染させること)
これについては、以下記事が良く分かる。
 NHKスペシャル「新型コロナウイルス瀬戸際の攻防 感染拡大阻止最前線からの報告」(4月11日)によれば
国内の感染者110人の分析の結果、8割(88人?)は誰にも感染させていなかった。残りのほとんど(19人?)が1人に対する感染。驚くべきは、3人の感染者だった。1人は4人に、1人は9人に、あと1人は12人にも感染させていた。クラスターの存在が浮かび上がる


日経記事を見ると、単にドロステン氏が日本のやり方がすぐれていると言っているように感じます。しかしumwerlinさんの翻訳を見ると、どうも手放しで喜べる内容ではないようで、エビデンスもないまま経験と勘でやったことが偶々上手くいっただけだと言っているようにも感じます。

そして、矢張り日本は運が良かっただけという記事が最近もNewsweekに出ています。

Newsweek
いまだに新型コロナ検査が脆弱な日本 「抑え込み成功」は運が良かっただけ?
2020年5月29日(金)15時57分

日本は自分のやっていることを堂々と世界に発信すべきです。良い所はコレ、足らない部分はコレとはっきり言うべきなんですね。
でないとNewsweekみたいな「揶揄記事」が書かれてしまう。おまけに書いたのが日本人なんだから何をか言わんやですね。

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2020-05-24 10:36

武漢肺炎<死の淵から生還した人の手記


 武漢肺炎(新型コロナウイルス)による緊急事態宣言が間もなく全面解除になるようだ。
報道では26日から解除とのこと。先ずは良かったということだが、それでも800名を超える方が命を落としている。ご冥福を祈りたい。

所でアメリカでは5/24現在で死者は9万8千人を超えた。NY市の3/11~5/2の死者数は19.000人だが実際は24.000に上るとの推計もある

そんななか、NY在住の日本人医師加藤友朗さんが武漢肺炎に感染、しかも重症化し、生死の境をさまよったが現在回復の方向に有るとの事。
その加藤さんの手記が週刊新潮5/21号に掲載されている。
加藤さんは約3週間意識不明だったとか、腎臓にも障害を受け人工透析を受けていたり、余病でくも膜下出血まで併発したりと大変だったそうだ。
偶然だが、加藤さんは週刊新潮の「人生で必要な英語はすっべて病院で学んだ」という連載記事の著者。そんな事情で未だ退院前という段階だが、この手記が掲載されたもののようだ。

武漢肺炎の特徴が良く分かるので、記録の為、週刊新潮の記事をそのまま紹介します。

<以下週刊新潮2020.5/21号より>

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私はこうして死の淵から生還した
在NY臓器移植の権威「加藤友朗(外科医)」が告白


 志村けんを救えなかった人工肺、ECMO(エクモ)。新型コロナウイルスから命を守るための「最後の砦」だが、それを使用せざるを得ない状況にまで追い込まれながら一命を取り留めた日本人がいる。ニューヨークのトップドクターはいかにして生還したのかーー。



(加藤) 私はマラソンが趣味で、年に7~8回は市民マラソンの大会に出ています。直前になると仕事の合問を縫って週3回、5~10キロほど走るトレーニングをしています。結局中止になってしまいましたが、この3月にもハーフマラソンの大会に出る予定かあり、トレーニングしていたので、新型コロナウイルスに感染した時期、体調はかなり良い状態にありました。にもかかわらずここまで重症化してしまったわけです。逆に言えば、元々体調管理に気を使っていたからこそ、体外式膜型人工肺、ECMO(エクモ)を使用しなければならないほど重症化しても回復できたのかもしれません。ある意味奇跡です。もし持病があったり、年齢のわりに体力が衰えていたりしたら、助からなかったかもしれません。

(編集部) 療養のため、現在は休載中の本誌連戟「人生で必要な英語はすべて病院で学んだ」の著者、加藤友朗氏はそう振り返る。医師で米・ニューヨークのコロンビア火医学部外科教授でもある加藤氏は東京大薬学部、大阪大医学部を卒えた後、1995年に渡米。同国で脳死ドナーからの肝臓及び小腸の移植手術を多数手がけるほか、世界初の多臓器摘出体外腫瘍切除手術を成功させたことでも知られる臓器移植の世界的権威である。

(加藤)最初に症状が出だのは3月19日のことです。インフルエンザに罹った時よりももっと強烈な筋肉痛に見舞われました。倦怠感も強く、とにかく気分が悪かった。筋肉痛が出たのは全身で、特に背中がひどかった。翌20日には38・5度の熱が出て、その日の夕方に勤務先のコロンビア大学付属病院でPCR検査を受けました。翌日に出た結果は、「陽性」。率直に「嫌だな」とは思いましたが、さほど危機感はなかった。今では、新型コロナウイルスに感染し、重症化してから助かるというのは大変なことで、回復したとしてもなかなか社会復帰できない人も多いということが分かっていますが、当時はまだ「治る病気だ」という認識が強かったですから。感染経路については、病院内で患者さんからうつった可能性が高いと思います。
 症状がそれほど重くなかったのですぐに入院するよりは家にいたほうが良いだろうと思い、24日までは抗マラリア薬のヒドロキシクロロキンと抗生物質のアジスロマイシンを同時服用しながら自宅で待機していました。このコンビネーション療法が効く、と言われていたので。自宅待機中、熱はありましたが、朝起きた時は意外と楽なのに昼から夜にかけて熱が上がっていくような感じでした。下痢症状もあり、水様便が出ていたものの、咳は案外軽かった。痰のからまない咳がたまに出る、という感じです。パルスオキシメーター(引用者注:皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定する装置、赤い光の出る装置(プローブ)を指にはさむことで測定)でサチュレーション(血中酸素飽和度)を測ったところ、93~94%程度まで低下してはいましたが、それくらいなら大丈火だろうと思っていました。ちなみに酸素飽和度は95以上あれば問題ないとされています。

(編集部) 異変があっだのは3月25日だった。自宅でシャワーを浴びたところ、蒸気で呼吸ができなくなってしまったのだ。

(加藤)酸素飽和度を測ってみると80台まで落ちていて、その後も上がっていかなかったので夕方にコロンビア大学付属病院に入院しました。そこで酸素吸人をしたことで、感覚的には一瞬良くなった気がした。しかし、翌26日にはまた酸素飽和度がガクッと下がり、ICUに入って人工呼吸器を気管挿管することになりました。細かい数値は聞いていませんが、酸素マスクで最大限の処置をしても酸素飽和度が上がらなかったそうです。人工呼吸器は麻酔で眠った状態で装着しますので、それ以降、意識は全くありません。通常、そこまで酸素飽和度が低下すると息をするにもあっぷあっぷするはずなのですが、人工呼吸器を装着するまで、実は意外に元気でケロッとしていました。新型コロナウイルスの特徴である「(ハッピーハイポクシア」(幸せな低酸素症)の状態にあったのだと思います。ICUに入る直前まで電話したりメールしたりする人もいると聞きますが、私も麻酔科にいる仲間などに「今から人工呼吸器の気管挿管を行うよ」とメッセージを打っていました。なぜハッピーハイポクシア状態になるのかは分かっていません。

(編集部) 加藤氏が意識を取り戻したのは4月15日。人工呼吸器を外した日である。意識がなかった期問は、実に3週間にも及んだのだった。

くも膜下出血も併発

(加藤) 意識が戻ってからも、1週間ほどはゆめうつつの境を漂っているような感じでした。医師や看護師に言われたことは覚えているのですが、夢と現実がごっちゃになっているのです。
 後から聞いたところによると、人工呼吸器を装着してからすぐに容体が急速に悪化し、それから6日間、エクモを使用したそうです。重症肺炎になり、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の症状も出ていたと聞きました。

(編集部) ARDSは国民的歌舞伎役者、卜八代・中村勘三郎の命を最終的に奪ったことでも知られる。2012年、食道がんの手術は無事に成功したものの、重い肺炎に罹り、ARDSを発症した勘三郎。最終手段としてエクモが使われたが、帰らぬ人となった。

(加藤)私かやってもらった治療は、静脈から採った血液をエクモに送り、酸素を加えてから体内に戻す、というものです。同時に抗ウイルス薬のレムデシビルも投与され、エクモ装着後、容体は良くなっていったようです。担当した感染症の先生は「レムデシビルの注射が効いたんだろう」と推測していましたが、必ずしも効くわけではない、と言う先生もいるようなので、効果のほどははっきり分かりません。
 ただ、コロンビア大学付属病院が、エクモの利用が非常に進んでいる病院だったことは、私にとっては幸運だったかもしれません。この病院では、肺炎患者の治療の際や患者の心臓の負担を軽減するためにエクモを頻繁に使用しているので、スタッフの経験が豊富なのです。どこかほかの病院でエクモを使う必要が出てきた際、この病院のスタッフがわざわざ駆り出されるほど使い慣れている。ICUも大半がエクモに対応できるようになっています。
 エクモは早い段階で使うことに意味があるのです。人工呼吸器は圧力によって酸素を体内に送りこむものですが、その圧力によって肺が深刻なダメージを受けてからでは遅い。一方、感染症の治療の際にエクモを使うと、かえって体中にウイルスを蔓延させてしまう恐れもあるため難しい選択ではあるのですが、少なくとも担当医は私にエクモを使うことにためらいはなかったようです。

(編集部) 意識を失っている間、処置が必要だったのは肺だけではなかった。

(加藤)理由はまだ分かっていないのですが、新型コロナウイルスに感染すると、腎不全を併発する患者さんがすごく多い。私も意識を失っている最中に腎不全を起こし、エクモと同時に人工透析を受けていました。もうフルサポートですよね。意識が戻ってからも4月末までは透析治療を受けていました。今は腎臓も正常に戻っています。また、エクモを使用している間は血液を薄くする薬が投7されるので、脳出血を起こす場合もある。私はくも膜下出血を起こしてしまいました。もう出血は止まり、頭痛だけが残っている状態ですが、今では痛みもかなり改善しました。
 私たちはこの病気を「新型コロナ肺炎」と呼びます。しかし、私の例を見ても分かる通り、様々なところにいっぺんに症状が出るわけですから、実際は「新型コロナ症候群」と言ったほうが適切なのかもしれません。

ギリギリの状態

(編集部) あの志村けんも死の直前、エクモと並行して人工透析を行う状況に陥っていた。かくも過酷な闘病を経て生還した加藤氏。にもかかわらず、氏は自らが見舞われた悪夢について「情けない話」と嘆く。加藤氏が意識を失っている間、コロンビア人学付属病院は医療崩壊の危機に瀕していたのだ。

(加藤)本当なら私も医療現場の最前線に立って患者さんのケアに当たるべきだったと考えると、情けない話です。
 コロンビア大学付属病院には元々100近いICUがあるのですが、もっと増やさなければ対応しきれないということで、緊急手術用に1部屋を残して他の手術室を閉鎖。手術室をICUとして使いました。そうしてICUの数を倍以上に増やして患者さんの治療に当たっていた。それでも、私か意識を失っている間に、200人以上の患者さんが人工呼吸器を付けなくてはならない状況になり、一時は臨時のICUも全て埋まってしまったそうです。人員的にも、看護師や研修医はほぼ全貝が何らかの形でコロナウイルスに対応するコロナシフトを敷いていました。
 また、これも私か意識不明だった時期ですが、一時的にPPE(個人防護具)などの備品も不足し、2日以上同じものを使わなければならない状態にも陥っていたそうです。比較的速やかに解消されたようですが、政府で対応できるレベルを超えており、裕福な人がプライベートジェットに乗って買ってきてくれたものを使ったりしてしのいでいたとも聞きました。医療崩壊とまではいかずとも、相当厳しいギリギリの状態ではあったようです。

(編集部) 体調は回復傾向にあるものの、加藤氏はまだまともに歩くことができない状態が続いており、今もリハビリフロアに人院中だという。

(加藤)感染初期や回復期は元気でも、いつ症状が悪化するか分からないという恐怖やPTSD(*下記注参照)は、コロナに罹った人はみんな感じるものだと思います。私もせっかくここまで回復したのに、もしもう一回電症化してしまったらと考えると眠れないことがあります。今回、私は奇跡的に助かりましたが、振り返ってみると、やはり本当にひどい病気です。
<引用此処まで>
(*引用者注:PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)とは、強烈なショック体験、強い精神的ストレスが、こころのダメージとなって、時間がたってからも、その経験に対して強い恐怖を感じるもの)


加藤医師はシミ辞意行っています。
「振り返ってみると、やはり本当にひどい病気です」
この一言がこの病気をすべて言い表しているのでしょう。

恐らくこんな体験をしている人がアメリカには沢山いる筈です。そんな方の反中国感情は恐らく消えることは無いでしょう。
武漢肺炎(新型コロナウイルス)は中世の社会を激変させたペストと同じ社会の激変をもたらす、そんなことをこの手記を読んで痛感しました。

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2020-05-21 15:43

武漢肺炎<ジャパニーズ ミラクルに答えを出すべき時が来ている


 武漢肺炎(新型コロナウイルス)で日本のやっていることがPCR検査が少ないとか、安倍政権のやることが後手後手だとか、日本は今ケチョンケチョン状態だ。
しかし冷静に死者数を見ると、日本の死者数は先進国の中でも際立って少ない。桁違い、それも最悪の国と比べれば二桁違いである。

この非常に少ない死者数について、ジャパニーズ ミラクルという声が聞こえてきた。

ちょっと本題に入る前に現在の死者数の状況 (5月19日現在 G7+スペイン)

国名       死者数    人口100万人当たり
アメリカ     91.000     278
イギリス     34.000     513
イタリア     32.000     529
フランス     28.000     433
スペイン     27.000     593 
ドイツ        8.000       97
カナダ        5.800     155
日本          749      6

こんな風で、同じ島国のイギリスを見ても、日本より約100倍多いと言ってもいいだろう。

色んなところから、どうして日本の死者がこんなに少ないのか、その秘密は何なのだ。こんな声が日増しに大きくなっているようだ。

このジャパニーズ ミラクルについて、5月10日夜放送されたNHKスペシャルで、WHOのシニア・アドバイザー進藤奈邦子さんがこんな事を言っている。
(影の声:WHOにもまともな人もいるようだ・・・)

・日本では相当早い時期から患者が発生したにも関わらず、非常に低いレベルで抑え込んで来ている。これは世界的には、「ジャパニーズ・ミラクル」と言われている。

・この原因としては、

  (1)世界から仰ぎ見られるような感染症の専門家がおり、陣頭指揮をとっている。

  (2)以前から国民の高い衛生意識、感染症に対する理解がある。

・「検査の遅れ」と言うのは間違い。日本の戦略的検査を、私たちは高く評価している。
ソース:大道無門さんのブログより拝借
https://plaza.rakuten.co.jp/kenske/diary/202005100001/


また青山繁晴さんは5/15放送 ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」でジャパニーズ ミラクルについて話している。
全体は「ぼやきくっくり」さんのブログを参照いただきたいが、以下要点だけ。
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid2322.html#sequel

青山さんの発言要旨

・客観的数字として、人口100万人当たりの死者数を見ると、日本は英国の1/100、アメリカは1/50である。だからジャパンミラクルと言われている。

・何時もきかれるのが「何をやってそんな風に抑え込んだのか」である。
本当は何をやったんだと、どういう裏の手があったんだと言われるから(笑)、国民に自粛求める時に裏の手はないよと言っている。

・同じアジアでも韓国は個人情報をスマホとかラインとか何でも使って追跡しているが、日本はそんな事は一切やっていない。
(引用者注:ラインの危険性がこんな所でバレた・・・)

・じゃあ何だと聞かれるから、「連帯感」だと答えている。

・不安の声があるが、不安は痛みと同じで人類に必要なモノ。痛みが有るから病気やケガが分かる。不安も痛みと同じ。不安があるのが自然と考えて欲しい。
<青山さんの発言要旨終り>



こんな件は私は色々エントリーしてきた。

武漢肺炎<なぜ日本はコロナ被害少ない? スペイン人監督が驚き「人口1億2600万人の国で…」  2020-05-06 16:23

武漢肺炎<日本の新型コロナウイルス対策が評価されない理由  2020-04-26 16:46


この二つの記事の内。4月26日の記事についてもう一度見てみます。

 日本在住のオーストラリア人ジャーナリストがアジアタイムズに寄稿したものです。
以下要旨抜萃。

題して『日本の新型コロナウイルス対策が評価されない理由』、サブタイトルが『日本は隣国に比べて低い死亡率を維持しているのに非難されている。そこには「フクシマ」の影があった』

まあ色々書いてあるが、特に気になっていること。

日本は諸外国のように都市のロックダウン(封鎖)をやっていない。しかしこれはソーシャルディスタンシング(『社会的距離』を保つこと)を実行できる民衆にとって必要性は低い。さらにソーシャルディスタンシングは、手洗い習慣が比較的根付いている民衆にとってさほど重要性は高くない。

こんな風に日本のやり方が元々日本人が持っている衛生観念から見ないと理解できない。

日本にとっての真の武器は、新型コロナウイルス感染症の出現後も特に新しい何かが必要となったわけではないことだ。基本的衛生への注意はインフルエンザシーズンの要となっている。福島のメルトダウン後に日本の一般大衆にも使用されるようになった手指消毒液は、完全になくなってはいない。端的に言えば、必要となったものの多くは、すでにあったものを強化すればよいだけのものであった。

そして問題はコレ。
ドイツ、アメリカ両国が日本の検査数不足を非外交的に批判したこと、これが問題をややこしくしているのだ。
元米軍軍人でアジア・ウォッチャー、アル・ジョンソンは「日本というのは、ジャンクフードを食べて運動もしないくせにスリムな女の子のようなものだ。半数の人は彼女を無視したがる。もう半数は彼女を憎らしく思う」と書いている。

こんなことが起こるのは、日本を非難する連中は、彼らが日本に手本を示すことになると思っていたのだ
しかし現実は日本に手本を示す代わりに、日本のやり方の方が正しかったと認めざるを得ない。
今そんな状況が起こっていることを理解したうえで、日本の何が良かったのか、これから世界はどうすべきなのかを世界に向かって示す必要があるのだと思う

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2020-05-13 16:16

武漢肺炎<大変革、イタリア人は玄関で靴を脱ぐように


 武漢肺炎も日本では収束に向かっているが、ヨーロッパでも街の封鎖を少しずつ解除する動きが始まっている。
昨日長女と電話で今回のウイルス問題の話をして、日本が欧米諸国と比較して死者数が桁違いに少ない理由の一つが日本社会の清潔さもある。そんな事を話したら、長女のロンドンでの経験を話してくれた。
長女は4年ほど前、ロンドンに3週間ほど行ってきた経験が有るのだが、ロンドンの町はとても汚い。
その例として「ミュールを履いて街を歩くと足がとても汚れる。あんな汚れ方は日本では経験した事が無い」、こんな話だった。

実はミュールと言われても私には何のことか分からないので、ネットで写真を拾ってきた。
ミュール
2020-5-13ミュール

長女には、欧米は室内でも靴を履いたままなので、街の汚れが室内に入ってくるんだろうなあ。ミュールを履いてみると分かる日本とは格段に違う町の汚れ、これもウイルス問題に影響しているんだろうなあ。こんな話をしたら、長女は「でもイタリアでは玄関で靴を脱ぐようになってきたらしいよ」と言う。

調べてみると、ネットにいい記事が有った。
イタリアでは封鎖された街が少しずつ解除され始め、再び立ち上がろうとしている。そんな現地からのリポート。

大変いい記事なので全文紹介したいと思います。日本のこれからを考えるうえで大いに参考になると思います。
私は特にテレビのCMが、商品PRをやめ、この危機を一緒に乗り越えようというCMに切り替えたこと、これに大いに興味がわきます。
ではその記事をどうぞ。

<以下引用>
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/72459

玄関で靴を脱ぐように…コロナから再起、イタリアの「新しい生活様式」
大変革を余儀なくされた人々のいま
2020-5-11
田島 麻美フリーライター


新型コロナウイルスで大きな打撃を受けたイタリアでも、人々の活動制限が少しずつ緩和されつつある。賑やかな食事も、路上でのキスも抱擁もできない「新しい生活様式」を、イタリア人は大騒ぎもせず受け入れ、再び立ち上がろうとしている――イタリア在住のライター・田島麻美氏による現地最新ルポ!


新規感染者は増え続けているが…

新型コロナウイルス感染拡大防止策として3月10日から長期に渡る全土封鎖を行なっていたイタリアが、ゆっくりと動き始めた。

コンテ首相が4月26日に発表した「フェーズ2」の緩和政策により、5月4日から主として製造業・建設業に従事する約440万人が職場に復帰した。

新型コロナウイルスが残した深い爪痕が今なお生々しいイタリアでは、現在も新規感染者数が日に1000人以上増え続けている。それを考えると、まだまだとても手放しで喜べるような状況ではないが、医療現場の状況は好転しており、5月6日には統計を取り始めて以来初めて、完治者の数が現在の感染者数を上回った。

新規感染者の増加ペースが鈍るのと反比例して、完治者の増加ペースが加速していることはとても嬉しいが、同時に移動規制が緩和されることによって感染の再爆発が起こらないかという不安もある。

段階的な活動再開の最初の一歩となる「フェーズ2」の首相令は、この安堵と危惧の間を、慎重にバランスを取りながら進むよう市民に要請する内容となっている。


恋人とは会えるが、友達とは会えない

移動規制の緩やかな解除を実施する前に、イタリア政府は市民が遵守すべき詳細なルールを次のように明示した。

この2ヵ月間会うことが叶わなかった家族、そして恋人同士は会うことができるが、友達と会うことはできない。これまで自宅の半径200mに限られていた移動範囲規制は無くなるが、州をまたいでの移動は不可。原則として不要不急の用事でない限り、一般市民の外出禁止措置は5月17日まで継続する。

外出の自己申告書の携行義務は継続する。葬儀は15名までの参列者であれば認められるが、可能な限り屋外で行うこと。スポーツ選手は練習を再開できる。一般市民も自宅付近だけでなく広範囲での運動が認められる。

飲食店はデリバリーに加えテイクアウトの料理の提供が認められるが、それらを消費する場所は自宅か職場に限定する。いずれの場合も大人数での集会は不可。バスや地下鉄など公共交通機関の車内は乗車率を50%とする。

交通機関の利用時や屋内で周囲の人と1m以上の距離が保てない環境ではマスクの着用が義務付けられ、違反者には罰金が科される。小売店の営業に関しては、4月中旬に営業再開が認められた書店、文房具店、子ども用品店以外は引き続き休業とし、5月18日の営業再開を目安に商品や店内の消毒などの準備を始められる。


5月4日から「できること、できないこと」を項目別に明示した一覧表。美容院やレストランの営業再開は6月1日まで見送られることになった(図表:L’EGO-HUB)
2020-5-13イタリアの規制解除リスト
(引用者注:
(Si=英語のYes、giugno=6月、maggio=5月、uso della mascherina=マスクの使用)



この首相令の有効期間は5月4日から17日までで、その間の状況変化を判断した上で、18日に新たな首相令が発表されることになっている。

コンテ首相はフェーズ2の発令に際し、感染拡大を抑えつつ本格的な経済活動を再開するためには国民一人ひとりがさらに長期的な犠牲を払わなければならないこと、ウイルスとの共存は不可避であり、警戒を怠れば再び感染が拡大すると警告した上で、「イタリアを愛しているのなら、距離を保とう」と訴えた。また、マスク着用の義務化に先立ち、マスクにかかる付加価値税を免除した上でマスクの価格を一律1枚0.5ユーロ(約60円)に統一することを決定した。


商店街に出かけてみると…

フェーズ2に突入した翌日の5月5日、久しぶりに家から徒歩10分の距離にあるスーパーまで足を伸ばした。

ロックダウンの2ヵ月間、買い物は週に一度、自宅から一番近いスーパーで済ませるようにしていたので、少し離れた所にあるお気に入りのスーパーまで行くことができなかった。距離にすればほんの900mの位置にあるスーパーが、なんと遠かったことか。

道々、動き出した街の様子を観察しながらゆっくりと歩いた。小さな商店が軒を連ねる通りには先週よりも多くの人の姿が見られたが、心配していたような人混みはできていない。

すれ違う人は皆マスクを付け、さらに半数以上の人はゴム手袋もしっかり付けている。パン屋や八百屋に並ぶ人々は、既に慣れた様子で1mの距離を目で測ってはチョコチョコと移動している。

これまでデリバリーのみ許可されていたピザ屋やバールの店先にはテイクアウトの客用にメニューを置いた仕切りテーブルが置かれ、簡易注文窓口が出来ていた。シャッターが半分だけ開いた衣料品店や靴屋、雑貨店は、18日からの営業再開に向け、店内にできるだけ広いスペースを確保しようと、商品の陳列に四苦八苦している。

誰もが「1日も早く仕事を再開したい」と欲していることが肌で感じられるような光景が、商店街のあちこちで見られた。

ピザ屋の店頭に作られた即席のテイクアウト専用カウンター
2020-5-13イタリアのピザ屋


変化を甘んじて受け入れた

ロックダウン直後から始まったマスク、手袋、店頭の消毒ジェルの使用は、もはやイタリアの日常生活に不可欠なものとなった。

スーパーや食料品店、薬局はもちろんのこと、営業再開の準備をしている靴屋や衣料品店の店先、駅の改札口にも消毒ジェルのスペースが出来ていた。さらに、1日に何度も手洗い、うがいをする習慣がついたことは言うまでもないが、私のイタリア人の友人は皆、「玄関で靴を脱ぐようになった」と話していた。

2ヵ月前まで目にしていた路上のキスも抱擁も、大きなテーブルを囲んでの賑やかな食事風景も、もうしばらくの間は見ることが出来ないだろう。やたらと人とくっついて、大勢でワイワイやるのが当たり前だったイタリア人の日常生活は、新型コロナウイルスによって大変革を余儀なくされた

だが、イタリア市民はそれらの変化を特に大騒ぎすることもなく、甘んじて受け入れた。その切り替えの早さと徹底ぶりは、個人主義を貫き通すイタリア人を見慣れた私にとって、眼から鱗が落ちるほどの見事さだった。

本格的な経済活動を一日も早く再開し、ウイルス感染をこれ以上拡大させないこと。イタリアは今、一丸となってそのたった2つの目標を見据えながら、ゆっくりと歩き出した。


商品PRをやめたテレビCM

移動制限が解除されたとはいえ、大半の市民は次の法令が発表される18日までの間はこれまでとさほど変わらない隔離生活を続けている。自宅にこもる時間がここまで長くなると、以前はテレビとは無縁の生活を送っていた我が家でも、夜はテレビを観る習慣がつく。

ロックダウンが始まった直後から、どのチャンネルを回してもCMの前後に「コロナウイルスは深刻な問題です。あなたと大切な人を守ためにもマスクを付けましょう。手洗いを頻繁にしましょう。1mの距離を保ちましょう」と言うメッセージが流れ続けていた。

と同時に、どの企業も一斉に商品PRをやめ、「この危機を一緒に乗り越えよう」と視聴者を勇気づけるようなCMに切り替えたことには少し驚いた。

大手スーパー・チェーンは「あなたに寄り添い、一緒に乗り越えていくために、私たちは商品の値段を下げて提供しています」というコピーとともに、危機的状況の中で献身的に働くマスク姿の従業員を前面に押し出したCMを作成した。

大手食品メーカーや消費財メーカー、保険会社も銀行も軒並み同様のCMを流し、商品の訴求よりも視聴者の共感を呼ぶことに専念していた。

いつもの明るく快活で楽しいCMは影を潜め、変わって力強く頼もしいトーンのナレーションとともに過酷な医療現場のスタッフやボランティアの人々の姿を追ったCMは、イタリア人でなくとも思わず胸が熱くなるようなものだった。


人間的な心を取り戻そう

その後、段階的な制限解除が発表された4月の下旬から、テレビのCMにも変化が見られ始めた。それまでの重さが消え、今度は「共に力強く立ち上がろう」とアピールするCMに切り替わった。

相変わらず自社商品のPRは控え、代わりにイタリア各地の美しい風景や人々の姿、歴史の1シーンなどを繋ぎながら、イタリア人としての誇りや愛国心、団結心に訴求するCMが流れるようになった。これらのCMに共通しているのは、より人間的な心を取り戻そう、というメッセージである。

つい先日、イギリスの医療現場にバンクシーが残した絵画が話題になったばかりだが、イタリアでも早くから医療の最前線で命がけで治療にあたってきた医師や看護師、スタッフは英雄として讃えられてきた。

特別な力や才能を持ったスーパーヒーローではなく、人間としての思いやりや使命感、責任感を持って、一人でも多くの命を救おうと危機に立ち向かっている「身近にいる普通の人」こそ英雄と呼ぶのにふさわしい。誰もがそう思うようになった。

イタリア各地の病院には、医療スタッフを英雄・守護天使と呼ぶ子どもたちからの感謝の手紙や励ましのメッセージが毎日たくさん届いている。ウイルスという未知の脅威に直面している今、スーパーヒーローよりも、より人間らしい心の強さと優しさを持った人たちが強く求められている。

ローマのスパランツァーニ病院の門に掲げられた感謝の横断幕は、付近の幼稚園児から寄せられたもの(画像:RomaToday)
2020-5-13イタリアの病院
(引用者注:Asilo spallanzani=スパランツァーニ幼稚園・・)


旅行者の再来を待ちわびて

保健省から毎日発表される感染者のデータは引き続き好転が続いているものの、規制緩和後の状況が判明するまでにはまだ1〜2週間を要する。

被害が特に甚大な北イタリアでは一刻も早く全ての経済活動を始めたいという動きが激しくなっているが、新型コロナウイルスによる犠牲者の80%近くが同エリアに集中していることを考えると、規制解除にはかなり慎重にならざるを得ない。

今後の活動再開に向けては州ごとの状況の違いを考慮しつつ、各州と政府が協議の上で臨機応変な対応をしていくことが必要になってくるだろう。

一方、観光業やサービス業の従事者が多いローマでは、予定されている6月1日よりも早く美容院やレストランなどの営業を再開しようという動きもあり、そのための準備が急ピッチで進められている。

鉄道の主要駅であるテルミニ駅、空の玄関口であるフィウミチーノ空港では徹底した体温チェックを行う準備も整い、旅行者の再来を待ちわびているが、本格的な活動再開がいつになるのかはまだ誰にもわからない。

今、イタリア国民は息を潜めてカレンダーの5月18日を見つめている。その日が来れば、次の道も見えてくる。その道が明るいものになるかどうかは、市民一人ひとりの責任ある行動にかかっている。
<引用終り>


参考までに今日現在の死者数を見てみると
      死者数      人口
アメリカ  83.400      3億2800万人
イギリス  32.700       6600万
イタリア  30.900       6000万 
フランス  26.900       6700万
スペイン  26.900       4700万
ドイツ     7.700       8300万
日本       657        1億2600万 

日本が欧米諸国とは比較にならない死者数の少なさであることが分かります。
この原因の一つに日本、日本人の清潔さ、日本社会の清潔さがある。
その一例として、日本人は玄関で靴を脱ぐ。こんな事が効いている。そう思います。

こんな習慣一つでも、あちこちに下駄箱(靴箱)や上履きを用意するとか、いろんな準備をしないと簡単にできるものではない。
でもイタリアは変わろうとしているようです。文明のひとつの脱皮かも知れません。
注目してみていきたいと思います。

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2020-05-10 19:27

武漢肺炎<危機管理の最中における非難や批判は有害無益


 武漢肺炎(新型コロナウイルス)が収束の方向だが、未だ緊急事態宣言は解除されていない。
そんな中、私がとても気になること。それは全マスゴミ挙げて「アベ批判」の大合唱中だということだ。しかもこのアベ批判、残念なことに今まで保守と言われていた論客の多くが、些細なアベ政権のやり方への不満から声高に批判を繰り返している。
いわば大同を捨てて小異を問題にしている訳だ。

勿論私だって気に入らないことは一杯ある。
例えば習近平の国賓訪日などはそもそも失敗で、安倍政権をそこまでやらせた経団連などは本当は切腹ものだ。その為に中国人の入国を止められなかった。
また自由社の教科書不合格問題も腹に据えかねている。文科省は前川助平氏だけでなく全部が赤く染まっているかと思うと情けなくて涙も出ない。
がしかし、今この国難に対し、不平不満を言う前に敵に対し団結する時では無いのか。

こんな日本の内輪揉めを見てチャンスと手ぐすねを引いているのが中国、そして蝙蝠の韓国だ。
人類が初めて遭遇する新型ウイルス。治療法も薬も無い状態の時、些細な事で上げ足をとっている時だろうか。
外敵と戦う時、先頭に立っているリーダーの安倍さんの後ろから背中を撃って何か良い事があるだろうか。こんな時こそ小異を捨てて大同につくべき、大同とは日本の国益であり、日本人の生命財産の安全だ。そんなことが分からない言論が特に新聞・テレビに溢れている。


こう思っている時、日本政策研究センターの情報誌「明日への選択 5月号」の編集者のコラム欄にこんな記事が有った。
曰く、『力を合わせて(この難局を)乗り切ろう』、良い話なので、この記事をスキャンし引用します。


明日への選択
2020-5-10明日への選択5月号表紙
表紙の写真は新潟県十日町市の星峠の棚田 ・・・余談ですが美しい棚田です。
(本文末に写真を載せました)


<以下引用>
読者への手紙
力を合わせて乗り切ろう

日本政策研究センター所長 岡田邦宏


 緊急事態宣言のなか、仕事の一環として新聞に目を通し、ウェブサイトのニュースをチェックし、一応テレビのニュース番祖も時々見てはいる。しかし、ウイルス禍を巡っては、日本人の道徳観はどこに行ったのかと思わざる得ない惨状を呈している。

 緊急事態になれば私権制限が起こると強調していたテレビ番組のキャスターが実際に緊急事態が宣言された途端もっと早くすべきだったと言い、何をおいても先ずPCR検査と言っていたテレビのコメンテーターは何の説明もなく突然宗旨替えして医療崩壊の危機を叫び始める。いまだに外出白粛より検査が大事という「専門家」を一面に登場させる全国紙……思い出せばこんな話はいくらでも挙げられよう。

  * * *

 なかでも盛んなのが安倍首相批判。これはもう書き切れないほどあり、ウエブ上のニュースサイトを開けば、全国の休校措置、一律十万円問題からマスク配布問題等々、よく種が尽きないなと思えるほどである。おそらく今の緊急事態の区切りとなる五月六日が過ぎても外出自粛要請が続くようなことになれば(引用者注:現にそうなった)、あたかも首相の責任であるかのような主張が出てくるだろう。

 むろん、そんな追及ばかりにうんざりしている人もいる。コピーライターの糸井重里氏は「わかったことがある。新型コロナウイルスのことばかり聞いているのがつらいのではなかった。ずっと、誰かが誰かを責め立てている。これを感じるのがつらいのだ」と書いている (四月九日のTwitter)

 また、ミュージシヤンの山下達郎氏はこうも書いている。「なんでも反対、プロパガンダはお休みになりませんか。責任の追及、糾弾は、このウイルスが終息してからいくらでもすればいいと思います。冷静さと寛容さが何よりも大事です。正確な判断は冷静さでしか生まれません。我々は我々ができることをしましょう」(四月十二日放送のFMラジオ番組『サンデー・ソングブック』)。

 こんな発言を聞くと、常識というものがまだ生きていると感じるのだが、実はあまり注目されていないというのが実情らしい。

 * * *

 日本社会は、言論は基本的に自由という社会だが、今はまさに緊急事態のなかにある。緊急事態にはリーダーシップに対する国民のあり方、フォロアーシップのあり方がもっと議論されて良いはずなのだが、そうした議論もあまり表面に出てこない。

 少ないなかで記者なりに気付いた発言を引用すると、
国家の危機にこれほど一国のリーダーの決断を既す国はない」という織田邦男氏(元空将)は危機管理についてこう書いている。

 「危機管理は政府だけでやるものではない。国民一人一人の理解と協力がなければ危機管理は成功しない。危機管理にはリーダーとフォロアーが一体となった『ワンチーム』 が求められる」「今はリーダーの決断を批判する時ではない。危機管理の最中における非難や批判は有害無益であり、結果的に自分達の首を絞めるだけである。国民には、リーダーの決断に対し、積極的、自主的に協力するフォロアーシップが求められる。リーダーの評価は事後、選挙で行えばいい。これが民主主義国家の危機管理である」と(『正論』五月号)。

 危機管理論と言えば堅苫しく聞こえるが、奇しくも毎日のようにテレビに出てくるお笑いコンビの一人もほぼ同じことを言っている。サンドイッチマンの伊達みきお氏は「文句が止まらない方は、落ち着いたら選挙に立候補して国会議員になって総理大臣になればいい。家で、関連の番組見てると文句ばかりが目立つ。今は、まず一致団結してコロナウイルスをやっつける事で同じ方向を見ないと乗り越えられないですからね」(四月八日・ブログ)。

 緊急事態の今だからこそ、力を合わせて乗り切ろうというのが、単純だが大切なメッセージである。
<引用終り>


ずっと、誰かが誰かを責め立てている。これを感じるのがつらいのだ。
これが今の日本を覆っているもの。

いったい今何をすべきか、そんな事が話題にもならずに人の揚げ足をとる。そんな情けない日本人になってしまったのではないだろうか。


<オマケ>
辛い話が続いているのでちょっと休憩。
冒頭紹介した情報誌「明日への選択5月号」に有った新潟県十日町市星峠の棚田の写真です。

武漢肺炎騒ぎの喧騒を忘れて、美しい棚田風景をお楽しみください。
(但し、緊急事態宣言を受けて現在閉鎖中で地元関係者以外立ち入り禁止だとか)
2020-5-10十日町市の星峠の棚田
https://niigata-kankou.or.jp/spot/10051

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2020-05-06 16:23

武漢肺炎<なぜ日本はコロナ被害少ない? スペイン人監督が驚き「人口1億2600万人の国で…」


 サッカーJ1・セレッソ大阪のロティーナ監督が武漢肺炎について語っている。
ロティーナ監督は当然ながら専門家では無く、日本滞在経験も今4年目に入った所で長くない。
そんな門外漢の人の話だが、ロティーナ監督の母国スペインは人口が日本の37%ほどなのに死者が2万5千人を超えている。その差が出た要因についてのスペイン人としての見方が面白い。
ロティーナ監督は『日本の文化を形作る複合的な要因が、武漢肺炎の対策につながっている』と見ているようだ。

武漢肺炎については、日本の死者数が突出して少ないのが世界的には謎。残念ながら日本自身がこの事について明確な発言をしていない為、或いは反日日本人による日本貶め発言などの為、日本はあらぬ疑いをかけられている。
酷い話、死者7千人のドイツは(英仏伊より死者が少ないので)よくやっていると褒められている。メルケル首相の指導力まで持ち上げられている。
日本はと言えば、死者556人なのに日本政府の対応は可笑しい、遅いとケチョンケチョンだ。安倍さんに至っては、明確に外出禁止を打ち出せばいいのに「要請」などと手ぬるい事を言っている。指導力の欠如も甚だしい。もうボロクソだ。
本当は外出禁止などやりたくても憲法が邪魔になって出来ないのに、有ろうことか護憲派を名乗る連中まで「憲法を無視してでも外出禁止をするべきだ。やらないアベが悪い」などと言い出す始末。

そんな中での外から見た日本・日本人についての話は大変貴重。そんな事でこの話を引用したいともいます。

尚日本の死者数が少ない原因は大きな要因として、日本の国民皆保険制度がうまく機能していること。武漢肺炎の診断にはCTスキャンが大いに役立っており、日本は世界のCTの約1/3を保有するCTスキャン大国であることなどもあげられる。
しかしこんな事を除外しても、『日本の文化を形作る複合的な要因・・・』という話は興味深い。

ではその記事から。

<以下引用>
https://www.football-zone.net/archives/260297
なぜ日本はコロナ被害少ない? スペイン人監督が驚き「人口1億2600万人の国で…」
2020.05.05 

C大阪を率いるロティーナ監督、日本文化に言及 「他人に迷惑をかけず、何事にも敬意」

2020-5-6セレッソ大阪のロティーナ監督
セレッソ大阪のロティーナ監督

 J1セレッソ大阪を率いるスペインの智将ロティーナは今季で来日4年目を迎えているなか、世界中で蔓延する新型コロナウイルスの状況に触れて「人口1億2600万人の国で、500人の死者しかいない」と驚きを露わにしている。スペインメディア「Deia」が報じた。

 ロティーナ監督は2017年からJ2東京ヴェルディで2年間指揮を執り、自身初となるJ1での采配となった昨季はC大阪をリーグ5位に導いた。Jリーグで4シーズン目の今季は開幕戦後に新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断している。

「街には行かず、カフェにも行っていない。スーパーマーケットだけは4日おきに行っている。1日約2時間、誰とも話さずに朝12キロ歩く。それ以降は家にいて、ビデオ会議などでクラブのスタッフやメンバーとやり取りしているよ」

 そう語るロティーナ監督は、世界中で拡大する新型コロナウイルスについて言及。母国スペインは人口4694万人のなか、感染者24万7000人、死亡者2万5200人と甚大な被害が及んでいる(worldometers集計/4日20時時点)。欧米に比べて感染拡大のペースを抑えている日本に関して、ロティーナ監督は「人口1億2600万人の国で死亡者500人という事実が示すように、日本のすべての習慣が直面している危機の克服に役立っている」と率直な思いを口にしている。

「日本に来て4年目になるが、他人に迷惑をかけず何事にも敬意を払う文化を知っている。健康面で言えば、誰もが家にマスクを置いていて男性も含めて手をきれいにするためのものを持ち歩いていたりする。誰かに紹介された時には、敬意を表して頭を下げ、握手をする人はそこまで多くはない

 日本の文化を形作る複合的な要因が、新型コロナウイルスの対策につながっていると主張するロティーナ監督。先の見えない日々のなか、改めて異文化について思考を深めているようだ。
<引用終り>

ロティーナ監督も指摘しているが、手を綺麗にする習慣、こんな事一つが実はとんでもない長い歴史と伝統、そしてそれを支えるインフラなどの蓄積がある。

例えば手水(ちょうず)
2020-4-10手水


また水道事業でも、日本は江戸時代から立派な水道設備を東京に設けている。
文京区本郷にある東京都水道歴史館
https://www.gakken.co.jp/kagakusouken/spread/oedo/01/haiken.html

また世界で水道の水が安心して飲める国は日本以外ではあと15ヵ国位の様です。
そんな国は安心して手も洗えるのでしょうが、他の国では手を洗うこと自体が水があるかという問題が付きまとうようです。
(参考)
水道水が飲める国は15か国?日本と世界の水道水のいま
https://www.sarastear.com/blog/b3094/


手を洗う、たったその一つでも長い歴史と文化、そしてそれを支えるインフラがある。
こんなことが今回の武漢肺炎(新型コロナウイルス)で明るみに出てきたと思います。

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2020-05-04 17:30

武漢肺炎<新型コロナウイルス「最前線の医師」が語った本音

 
 武漢肺炎(新型コロナウイルス)と日夜戦っている現場の医師の貴重な体験談が「デイリー新潮」に掲載されている。

その書き出しは
新型コロナウイルス関連の報道では、数多くの医師がメディアに登場して、自身の知見を述べている。しかし、最前線で感染者たちと接している医師の話をじっくりと聞く機会は意外と少ない。実際にはその患者を診たことがない「専門家」(中には医師ではない者もいる)のオピニオンのほうが多く流布されている。現場からの声として紹介される多くは、治療現場の苦境といったところに限定されているようにもある。
 そこで今回、ある総合病院で新型コロナウイルスを実際に診察し、また現場の統括もしているベテラン医師に匿名を条件で本音を語ってもらった。

こんな書き出しで始まるのだが、内容は大変素晴らしい。
是非とも多くの方に見ていただきたいので紹介します。

新型コロナウイルス「最前線の医師」が語った本音
5/2(土) 6:32配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200502-00625938-shincho-soci&p=1

全文はデイリー新潮の方を見てください。
(本当は全文引用したいが、デイリー新潮に敬意を表してタイトル紹介に留めます)

中でも私が注目しているのは最後のこの一文。

<以下引用>
 また、特にメディアの方にお願いしたいのは、善意や問題意識からなのでしょうが、常に「国(厚労省)や都のやっていることは間違いだ」といった論調の報道は考えていただきたいところです。

 先ほども申し上げたように、日本のこれまでの対応は決して間違っていません死者数を見れば明らかです。「世界が疑問視している」といった報道ばかりが目立ちますが、海外では日本を評価する報道も出ています。単にそれがあまり紹介されていないだけです。

 死者数が少ないことをもっとポジティヴに捉える論調が増えてもいいのではないでしょうか。

 私たちは国や都の定めた方針の中で動いており、それに背くことはありません。しかし、国も都も、いろいろと考えたうえで方針を打ち出しています。その決定過程には私たちも関与しています。

 明らかに間違った方針が出れば、私たちも声をあげますそういう判断ができないほど現場の医師たちは馬鹿ではないのです
<引用終り>

この話は恐らくここで終わることは無いでしょう。このウイルス騒ぎがある程度終息してきたら、では日本はどうして成功したのか、そんな議論が始まる筈です。

日本が世界にお手本を示す番がくる。そう思います。

武漢肺炎が開く新しい世界は日本の役割がもっと大きくなるはずです。
その為に今私たちが何をしていけばいいか、そんな事をみんなでで考えていきたいと思います。

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2020-05-01 16:54

武漢肺炎<NYの惨状(下)


 前回に続きNYの惨状です。
読んでいくと、こんな事が先進国で起こっていいのかと思いますが、これが現実です。
こんな地獄を経験した人たちが猛烈な反中になるのは間違いなく、アメリカを大きく動かすでしょう。

日本もウロウロして中国寄りとみられると・・・、とんだとばっちりを受けるかもしれません。特に中国に進出している日本企業は要注意でしょう。

では後半です。

<以下引用>
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00119/043000018/

池松由香のニューヨーク発直行便
「独りで死なせたくなかった」 応援看護師が見たNYの惨状(下)

池松 由香  ニューヨーク支局長
2020年4月30日 

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ノースカロライナ州からニューヨークの医療現場を支援するために駆けつけた看護師のアラン・グリザードさん

 「『あのとき』も異常な状況だったけれど、今回も信じがたい異常さでした。同じ異常でも、今回ほどの絶望感にさいなまれたことはありません」

 ノースカロライナ州で看護師として働くアラン・グリザードさん(43歳)もまた、新型コロナウイルス感染爆発まっただ中のニューヨークに応援にやってきた医療従事者の一人だ。政府が緊急時に提供する制度を利用した短期派遣で、2020年4月初~中旬をニューヨークで過ごした。

 看護師資格を取得する前は、救急救命士として働いていた。01年9月11日に発生した同時多発テロ事件のときも、ニューヨークに駆けつけて地元の消防士を支援した。

 「あのときは、建物の中に何人いて、どのくらいの被害が出ていて、これから何が起こりそうかの予測が少しはつけられました。でも、COVID-19(新型コロナ感染症)では、一体どのくらいの人がやってきて、どんな処置をすればいいのかという前提がありません。医療の現場は能動的に動くのが理想ですが、受け身でしか動けない。最悪の状況でした」

 前回の「『殺さないで!』が最期の言葉 応援看護師が見たNYの惨状(上)」に続き、今回も州外から応援にやってきた看護師が見たニューヨークの医療崩壊の現実を取り上げる。

 救急救命士と看護師という2つの立場から、常に生と死を見つめ続けてきたグリザードさん。彼の言葉は、働くことと生きることの意味と、人々に働く場を提供する企業の経営者が大事にすべきことを教えてくれる。

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グリザードさんがニューヨーク滞在中に見たエンパイアステートビルは、しっかりと「鼓動」し続けていた


なぜニューヨークに行こうと思ったのですか。

アラン・グリザードさん(以下、グリザードさん):看護師としてそうすることが当たり前だと思ったからです。決断に迷いはありませんでした。行かなければ! ただそれだけでした。

 米連邦緊急事態管理局(FEMA)が資金を提供し、緊急時に医療従事者の有志を被災地に送る制度があるので、それに応募しました。通常は、竜巻やハリケーンなどで大きな被害が出たときに活用されるものです。

 今回は、新型コロナのパンデミックにより崩壊状態にあったニューヨークの医療現場を支援するのがミッションでした。4000人以上の医療従事者が、この仕組みを通じてニューヨークの病院に送り込まれたと聞いています。

 私が割り当てられたのは、ニューヨーク市ブロンクス地区のとある病院でした。

外に飛び出して5秒間だけ息をする

ブロンクスの病院ではどんな働き方をしていたのですか。

グリザードさん:朝の5時40分に宿泊先のホテルからバスに乗り、病院に移動します。6時半に職場に入り、仕事を始めます。シフトが終わるのは夜の7時半。ホテルに戻れるのは8時半くらいでした。そこからシャワーを浴びて、食事をして、就寝する。これをただひたすら繰り返します。

ご自身もいつ感染するか分からない状況でした。怖くなかったのですか。

グリザードさん:多少は怖かった。PPE(感染から身を守るための防護具)を装着してはいても、いつ感染してもおかしくないことは認識していました。

 というのも、病院のER(救急救命室)には60床のベッドがあったのですが、そこに150人の患者さんがひしめいていました。その90~100%がCOVID-19の患者さん、または検査こそしていないけれど限りなくCOVID-19の可能性が高い患者さんでしたから、コンセントにフォークを突っ込んでいる状態がずっと続いているようなものです。危険性は十分に認識していました。

 何時間もそんな状況の中で働いているので、時々、息苦しくなって外に飛び出すことがありました。そこで、5秒間だけ、PPEを外して息をする。そして、またPPEを着け直して現場に戻るのです。たった数分のことだけれど、私にはそれが必要でした。

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PPEを装着して新型コロナと闘う


どんなときに最も怖いと感じましたか。

グリザードさん:最も……そうですね。滞在最終日の2日前だと思います。滞在期間の終盤に差し掛かり、入院してくる患者さんの数が徐々に減って、病院内の空気が少し良くなってきたかな、と思った頃でした。私の勤務時間中だけで、9人もの方が亡くなられたのです。しかも、その全員が45歳以下でした。

誰一人として独りで死なせない

グリザードさん:私と同い年ぐらいの人たちです。そのうち何人かは、もともと何らかの病気にかかっていたわけでもない健康な人たちでした。「怖い」。そう思いました。

 この出来事は、大きな衝撃とともに我々の目を覚まさせてくれました。ディフェンスのガードの手を下ろすな。「ピークは越えたかな」と少し気を緩めそうになっていた我々に、状況の厳しさを改めて教えてくれたのです。

数多くの人が亡くなっていく場にいるのはつらいことです。

グリザードさん:死は誰もが人生で経験するものですが、どんな死でも心が痛み、つらいものです。でもCOVID-19が本当に残酷なのは、患者さんが最期に話し、会うことができるのは、我々看護師だけだということなんです。

 私がいた病院には、同じ制度を使って州外から支援に来ていた看護師が私を含めて3人いました。それぞれが患者さんを受け持っていたのですが、3人で決めていたことがありました。

 それは、お互いの患者さんへの目配りを十分にするだけではなく、もし、そのうちの誰かが死にゆく準備に入ってしまったら、必ず我々のうちの誰かがその人とともにそこにいる、ということでした。

 誰一人として、独りで亡くなってほしくなかったからです。こんな状況だけれど、最期を迎える人たちに、人としての威厳を保ってもらいたかった。

「人生のはかなさを学んだ」

グリザードさん:この病が残酷なのは、無差別で、人によって全くたどる経過が違うことです。共通しているのは、X線で見た肺の状況が似ているということくらい。かなり悪い状態で入院してきても治る人もいれば、それほど具合が悪そうではなかったのに10分後に容体が急変して亡くなる人もいます。
(引用者注:X線で肺を見ていますがCTスキャンは言及なし。日本と違う所です)

 亡くなるときは多くの患者さんが人工呼吸器を装着していますが、意識がない人もいれば、話すことはできなくても意識のある人もいます。

 私たち3人は、どんな場合でも、患者さんのそばに寄り添い、手を握り、話しかけて、我々もこんな状況で亡くなってほしくはなかったことが伝わるように努力しました。契約の21日間、これをやり続けました。

今回の経験から学んだことは何ですか。

グリザードさん:1つは、この世の中に何一つとして我々の思い通りになることなんてないということです。いつ何が起きてもおかしくない。だから、何事も与えられて当たり前、そこにあって当たり前だと思ってはいけないと感じました。

 もう1つは、世の中には人の善意や温かみがまだまだあるということ。ニューヨークの人々にそれを教えられました。

 毎日午後7時になると、感染拡大を防ぐために自宅にこもっている人たちが、我々のために拍手や歓声を送ってくれていました。送られる側にとっては、本当にそれが支えになりました。よしっ、またあしたも頑張ろう。現場で力を尽くそう、と思えました。

 人生ははかないものであることも学びました。何事も優先順位を付けて後悔のないように生きよう。今まで悩んでいたことも、なんとちっぽけなことだったかと、考え方が変わりました。

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ともに汗を流した仲間たち


人口密度が高い東京は気をつけて

家族を故郷に残すことにためらいはなかったのですか。

グリザードさん:つらい決断ではありました。感染拡大が深刻化しているときに妻や子どもたちを守ってやれないことが1つ。状況が状況なので、もしかしたら自分が戻ってこられなくなることも頭に浮かびました。結果としては、本当にラッキーなことに、新型コロナに感染せずに帰ってこられました。家族もつらかったと思いますが、彼らはたくましい。何せ私の「ロックスター」ですから(笑)。

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笑顔でグリザードさんを見送った家族


日本でも新型コロナの感染拡大を抑制するために外出自粛をしています。メッセージはありますか。

グリザードさん:世界中が同じ危機に直面していますが、日本、特に東京は人口密度が高いので、ニューヨークと同じように危険だと思います。どうか、政府や地方自治体が推奨する対策に従ってください、と伝えたいです。

 ソーシャル・ディスタンシングは特に大切です。手も洗って、できればシャワーも浴びてください。推奨されていることは全てやってほしい。最初は中国だけのことかと思っていたけれど、もはやこれはニューヨークだけの問題でも日本だけの問題でもありません。世界の問題です。

特に企業の経営者やビジネスパーソンに伝えたいことはありますか。

グリザードさん:経営者の方々には、どうか従業員たちを守ってください、と言いたい。

 今、米国では数百万という人が仕事を失い、経済力を失っています。経済活動が早く再開すればいいけれど、早すぎるとまたパンデミックがぶり返し、振り出しに戻ってしまいます。私は、こんな状況になってもまだ仕事があることに本当に感謝しています。少なくとも家族を食べさせられることができますから。でも、それができない人が我々の国にはたくさんいるのです。

 また管理職の方々には、部下の方の心のケアもお願いしたい。会社がいかに社員を必要としているか、会社にとってどんなに社員が価値ある存在なのかを伝えてほしいと思います。

 人は一人では生きていけません。今、私たち全員が、同じ敵と闘っているのです。できる範囲で、一人ひとりがお互いを助けながらベストを尽くすべき時なのだと思います。

<引用終り>

こんな凄い話をどう未来につなげるか、日本人として考えて行かねばいけない事例だと思います。

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2020-05-01 16:40

武漢肺炎<NYの惨状(上)


 4月28日のイギリスBBCでこの日イギリス全土で医療従事者の死者を慰霊する黙とうがささげられたと報道していた。
何せ医療従事者だけで100人以上が死亡したのだという。
医療従事者は国民の命を救うため、壮烈な戦死を遂げたといってもいいだろう。
5月1日現在のイギリスの死者数は26.900人で、アメリカ(63.800人)、イタリア(27.900人)に次いで3番目となっている。 

黙祷する人たち
2020-5-1イギリスで医療従事者の死への黙祷4月28日
https://www.nagoyatv.com/news/kokusai.html?id=000182852


さてここからが本題。
死者数の最も多いアメリカ、中でもニューヨークは感染爆発で大変な状況で、4/22現在でニューヨーク州だけで死者は15.000人を超えた、4/27現在17,000人以上と報道されている。

そんな中、感染爆発で医療崩壊したNYの現場からの生の声が報道されている。

恐らく、この疫病が全く違う世界を作ることは間違いなく、その為の貴重な資料と思い、この現場からの声を全文引用したいと思う。
凄まじい話ですが、日本の未来を考えるうえでも大いに参考になると思います。

尚今回の引用文は個人の顔写真なども(いつもは割愛するところを)あえて掲載しました。
こんな報道がアメリカで猛烈な反中感情を書きたてることは間違いなく、今後の世界を考えるうえで貴重だと思ったからです。

またこの記事は全文は長いので、前半(「殺さないで!」が最期の言葉)と後半(「独りで死なせたくなかった」)を分けてエントリーします。

尚こんな記事を紹介するのは、死の危険の中で人のために尽くす活躍と言えば日本では3.11の福島の事例を思い出すが、日本とアメリカの事例での報道の違いぶりも見てください。
こんなのを見ると、日本のマスゴミがいかに日本の害になっているかが良く分かると思います。


では前半部分です。日経ビジネスより。

<以下引用>

「殺さないで!」が最期の言葉 応援看護師が見たNYの惨状(上)

池松 由香  ニューヨーク支局長
2020年4月28日 

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オハイオ州からニューヨークの窮地を救うために応援にやってきた看護師のブルックリン・ヘイゼルさん

 「最初は誰かが銃で撃たれでもしたのかと思いました」

 米オハイオ州コロンバスからニューヨーク市に21日間限定の「助っ人」としてやってきていた看護師のブルックリン・ヘイゼルさん(31歳)は、2020年4月22日に迎えた最終日の様子をこう振り返って笑う。ヘイゼルさんが勘違いしたのは、勤務を終えて病院の外に出ると、消防車やパトカーが何台も並び、大勢の警官や消防士たちに出迎えられたから。

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大勢の警官や消防士に見送られてニューヨークを後にした

 「でもそこにいたテレビ局のリポーターが、皆、あなたたちにお礼を言うために集まっているんだよ、と教えてくれました。田舎町から出てきた私にとっては信じられない光景でした」

 助っ人看護師たちが乗り込んだバスはその後、まるで大統領でも乗せているかのようにパトカーに先導されて市内を移動した。

 4月27日現在、新型コロナウイルス感染による死者数が5万5000人を超えた米国。中でもニューヨークは他に類を見ない感染爆発を経験し、同日までに全米の合計の3割を上回る1万7000人以上の命を失った。ピークは4月第1~2週にかけて。4月1日に1日当たりの死者数が400人を上回ると、最大時で799人を記録した。なお、25日には4月で初めて1日当たりの死者数が400人を下回り、減少を続けている。

 今回から2回にわたり、そのピークを支えるために州外から応援に来ていた看護師たちが見た「医療崩壊現場の実情」を取り上げる。初回の主人公は、前出のヘイゼルさん。州外出身だからこその客観的な目で見たニューヨークの医療現場は、想像以上に残酷で、かつ改善への示唆にあふれていた。医療関連の企業はもちろん、ITや製造などあらゆる分野の企業に勤めるビジネスパーソンに、生きることの意味だけではなく新規事業のヒントも与えてくれるはずだ。

なぜニューヨークへ行こうと思ったのですか。

ブルックリン・ヘイゼルさん(以下、ヘイゼルさん):ニューヨークでは新型コロナウイルスの感染拡大が深刻で、看護師の手が足りていないとSNS(交流サイト)で知ったからです。すぐに同僚と、21日間の契約で働きに行こうと決めました。

 普段からPRN(医療現場の必要に応じて1日単位で勤務する認定看護師)として働いているので、短期で働くのは慣れています。実際にニューヨークに滞在したのは4月3日から23日まで。23日の夜遅くに同僚とレンタカーでオハイオまで帰ってきました。

(編集注:米連邦政府の緊急事態管理局=FEMAが資金を提供し、医療従事者の有志を新型コロナと闘う地域へ送り込む制度が始まっていた。旅費や滞在費はもちろん給料も支給される)

乳児のお子さんがいるそうですが、ご家族が反対しなかったのですか。

ヘイゼルさん:私のパートナーは軍人経験もある警官で、こういった社会奉仕への理解がありました。ちょうど新型コロナで2週間ごとの交代勤務になっていたので、息子の面倒を休みの期間に見てもらうことができました。タイミングが良かったのです。

ニューヨークでの体験はいかがでしたか。

ヘイゼルさん:特に最初の1週間半が過酷でした。

 私が勤務したのはニューヨーク市のブロンクス地区の病院です。もともとニューヨークの病院がどのように運営されているのか知りませんが、ER(救急救命室)の状況は本当にひどいものでした。

モノが散乱、トイレも足らず……

 とにかく不衛生なんです。病室も廊下も患者さんであふれかえっていて、本来の収容人数を超えて1つの部屋に3人も4人も押し込められていました。患者さんにプライバシーなどありません。モノが散乱していて、トイレも足らないので、その辺に便器が置かれ、患者さんたちは人前で用を足さなければなりませんでした。

 そんな状況なので、自分が担当する患者さんを探そうにも、なかなか見つかりませんでした。どこに誰がいるかの把握すらできていないのです。患者さんによっては、ずっと何も処置されないまま放置されている人もいました。

 現場にいた看護師の心理状態も最悪でした。看護師が患者さんに向かって怒鳴る。怒鳴られた患者さんも怒鳴り返す。忙しいからそうなのか、状況が悲惨だから精神的に参っていたのか。理由は分かりませんが、看護師がナースステーションで人目もはばからず泣いているのを見たときは、「あり得ない!」と感じました。看護師が職場で涙を見せるのは、絶対にやってはいけないことだと思っています。

 医師としてまだ「赤ちゃん」の新米医師が、最前線に立たされているのを見るのもつらいものでした。私には、彼らが責任を持った決断ができるようには見えませんでしたが、患者さんの生死を分ける重大な決断に迫られていた。とても見ていられませんでした。


「人工呼吸器をつながないで」

最もつらかったのはどんなときでしたか。

ヘイゼルさん:これが一番つらい、と思っても、それと同じくらい、あるいはもっと悲しい体験をして塗り替えられる。その繰り返しで、つらいシーンは枚挙にいとまがありません。

 ある50代のイタリア系の男性は、呼吸が苦しい状態に陥っていました。でも、廊下に響き渡るくらいの大きな声で叫んでいた。人工呼吸器を装着しないといけなかったのですが、看護師たちに大声で、涙ながらにこう懇願していたのです。

 「お願い、お願いだから人工呼吸器をつながないで! お願いだから、私を殺さないで!」

 何度も何度も、泣きながら訴えていました。すると、周囲の看護師たちも泣き始めました。人工呼吸器を装着したくない気持ちを痛いほど理解できたからだと思います。

 他の病院のことは調べてみないと分かりませんが、私が勤務していた病院では、人工呼吸器をつないで生還した例は1割ほどで、9割が亡くなっていました。人工呼吸器につながれるということは、死刑を言い渡されるようなもの。そのことをほとんどの患者さんが知っていて、彼も知っていました。だから泣いて拒んだのです。

 「お願いだから私を殺さないで」

 それが最期の言葉となり、彼は翌日に亡くなりました。


最後は皆、1人で亡くなっていく

ヘイゼルさん:こんなこともありました。ある女性の患者さんに死が近づいていました。彼女は私に「助けて」と言ってきました。息がほとんどできない中、泣きながら、「息子に連絡を取りたい」と懇願してきたのです。

 息子さんに電話をして、スピーカーで彼の声を聞かせてあげました。できればFaceTimeやSkypeなどの機能を使って顔を見せてあげたかったけれど、息子さんには、それが使えないようでした。

 息子さんは泣きながら、「そこに行ってあげられなくてごめんね」と言っていました。新型コロナ感染症の患者さんのご家族は、感染リスクがあるため会いには来られないからです。今、思い出しても、胸が痛みます。

 病院にいた新型コロナ感染症の患者さんは全員、1人で亡くなっていきます。そこには、私たち看護師がいるだけなのです。家族がそばにいられたら、どんなにいいか。そう何度も思いました。

PPE(感染から身を守るための防護具)や人工呼吸器などは足りていましたか。

ヘイゼルさん:ニューヨークの多くの病院でPPEが不足していましたが、幸い私たちの病院には在庫がありました。ただ、患者さんのための備品が全く足りていませんでした。

 人工呼吸器も(州や市からの)供給を増やしてもらったようですが、現場の立場から言うと、足りていたとは言えません。

 というのも人工呼吸器には、病院の所定の場所に設置し、長期にわたって使うこともできる比較的大型のタイプと、移動中などの短期的な利用を目的に作られた小型のタイプがあります。大型のモノは信頼できるのですが、小型のモノはそもそも長期的に使うために作られているものではないので、使うときに不安がありました。

 大型のモノは常に使用中だったので、仕方なく小型のモノを使っていました。だから、数としては足りていても、十分だったとは言えません。


家族とともに最期を迎えられるツールを

ヘイゼルさん:今でも忘れられませんが、遺体安置所には本当にたくさんの方が重なるようにして置かれていました。それでも場所が足りないので、いくつかの部屋を遺体安置所の代わりにして使っていました。

 葬儀サービスの担当者も忙しいのか、なかなかご遺体を引き取りに来てくれません。葬儀をあげる資金力のない家族も多くいたと聞いています。私がその日のシフトを終えても、まだ同じ場所に放置されているご遺体もたくさんありました。何時間も経過しているのに、ずっとそこにあるのです。この状況に直面したことも、とてもつらい経験でした。

今回の経験を通して学んだことは何ですか。

ヘイゼルさん:これまで当たり前だと思っていたことが、どんなに感謝すべきことなのかを痛感しました。コロンバスで私が勤めてきた病院は、どこも本当に素晴らしい環境だったことに気づかされました。だからもう、ちょっとやそっとのことで不満を口にすることはないと思います。

 ニューヨークの医療施設が常にこんな状況にあるのかは分かりませんが、私が勤務していた期間は、状況が劣悪だったことは否めません。

 ただ、ニューヨークの方々には本当によくしてもらいました。これほど「両手を広げて受け入れてもらっている」と感じたことはありません。

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消防士たちから食事を届けられることも
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ニューヨークで苦楽をともにした仲間たちとともに

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日本の読者の多くは企業の経営者やビジネスパーソンなのですが、伝えたいことはありますか。

ヘイゼルさん:新型コロナ感染症の現場を体験して、人生の最期を家族とともにいられることの大切さを思い知りました。病院には、死に至らないまでも長期間を1人で過ごさなければならない人たちがたくさんいます。こういった人たちのために看護師たちが、いつでも手軽に、患者さんと家族をつなげてあげられる専用のデバイスやアプリケーションがあればいいと思います。

 すでにあるFaceTimeやSkypeをすぐに使えるようにするモノでもかまいません。そんなツールがあったら本当にありがたいのに、と心の底から思います。ぜひ、そんなモノを開発してもらいたいと言いたいです。 

<引用終り>

  1. 疫病
  2. TB(0)
  3. CM(6)

2020-04-26 16:46

武漢肺炎<日本の新型コロナウイルス対策が評価されない理由


 日本の武漢肺炎対策が欧米からボロクソに非難されている。「バカ・阿呆・頓馬・間抜け・お前のカアチャンでべそ」、こんな調子だ(笑)。
人によっては、「日本というのは、ジャンクフードを食べて運動もしないくせにスリムな女の子のようなものだ。半数の人は彼女を無視したがる。もう半数は彼女を憎らしく思う」(詳細は後述)、こんな事を言う人までいるようだ。

理由は簡単だ。日本のやっていることが理解されていない。日本の死者数が欧米と比べて桁違い(それも二桁違い)という事実がどうにも欧米には理解できないようだ。
更にもっと悪いことに、反日日本人、反日メディアが日本の発表する数字は信用できないとまで言い出す始末。
この反日日本人の代表として、WHOの上級顧問渋谷健司のことを2回にわたって取り上げた。
WHOの反日日本人<*追記あり  2020-04-22 18:10
武漢肺炎<反日日本人への反論  2020-04-23 18:00


しかし渋谷健司などはどうでも良い。問題なのは日本・日本人・日本メディアがキチンとその理由を発言していない事。
例えば、ノーベル賞学者の山中伸弥先生は橋下徹によれはこんな事を言っている。
以下関西テレビ・えらいこっちゃニュースより引用
https://twitter.com/vG2AZlCr4F3hx6Y/status/1254039735300845568
橋下徹氏「IPSの山中伸弥教授と対談させてもらった時に、欧米に比べて桁違いに感染者が少ないのは、世界にはない、日本人特有のファクターXがあるんじゃないかと」
4月 25, 2020

その死者数をここで見てみたい(G7+スペイン+ベルギー) 2020-4-26現在
  国名   死者数    人口100万人当たり
1.アメリカ  54.256     164
2.イタリア  26.384     436
3.スペイン  22.902     490
4.フランス  22.614     346
5.イギリス  20.319     299      
6.ベルギー    6.919     597 
7.ドイツ     5.877       70
13.カナダ     2.465      65
30.日本       360       3

日本の死者数は先進国の中でも桁違いに少ない。特に人口百万人当たりで比較すると英仏の百分の一、西欧諸国のなかで死者数の少ないドイツと比較しても二十分の一以下だ。

だから山中先生がファクターXという訳だが、そんな事を言われてもねえ・・・、ブツブツ。


丁度そんな時、日本在住のオーストラリア人ジャーナリストがアジアタイムズに面白いことを寄稿している。
題して『日本の新型コロナウイルス対策が評価されない理由』、サブタイトルが『日本は隣国に比べて低い死亡率を維持しているのに非難されている。そこには「フクシマ」の影があった』

大変興味深い話なので何とか紹介しようと考えました。英文を四苦八苦して翻訳していた時、翻訳文がタイムアウトに掲載されているのを見つけました。それで早速紹介したいと思います。

原文  Asia-Times 2020-4-17
Why Japan gets no Covid-19 respect
Japan is criticized despite a lower death rate than regional peers. Blame it on the legacy of Fukushima
https://asiatimes.com/2020/04/why-japan-gets-no-covid-19-respect/

訳文  タイム アウト 東京 2020/4/22
https://www.timeout.jp/tokyo/ja/things-to-do/conid-19-no-respect?fbclid=IwAR1aDeA49owE8Y60AwqFEJz9-sWtHKvNZawEWg0KM-Asfbhbsd7Xt1EevMA

<以下タイムアウトより引用>
日本の新型コロナウイルス対策が評価されない理由

日本は隣国に比べて低い死亡率を維持しているのに非難されている。そこには「フクシマ」の影があった

2020-4-26タイムアウト1
マスクをした首相の安倍晋三
作成者: Time Out Tokyo Editors
投稿日: 2020年4月22日
テキスト:ポール・デ・ヴリース
翻訳:イリ・サーリネン
 

※本記事は、Asia Timesに4月17日付けで掲載された『Why Japan gets no Covid-19 respect』を翻訳し、転載。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)時代における「英雄」的な場所と、「悪者」的な場所が明らかになりつつある。前者には香港、韓国、台湾が含まれる。後者は特に中国だ。北京はウイルスを制圧したかもしれないが、それは明らかに独裁主義的なやり方であった。否、制圧できたのだろうか? そのデータには大きな疑問が残る。

日本はこれらの両極の間の不安定なところに位置づけられる。成熟し、安定した民主主義国家であり、隣国の韓国よりも新型コロナウイルス感染症による死亡率が低い。人口が2倍以上で、国民は世界で最高齢であるにもかかわらずだ。日本のこの人口統計学的特徴は、パンデミックに対する同国の独特の脆弱(ぜいじゃく)さをもたらしている。

しかし日本は、主要メディアやソーシャルメディアで正当な評価も敬意も得られていない。多くの議論において、日本は無視されるか中国と並列に扱われている。新型コロナウイルスへの対応に関して外交上の批判すら受けている。

なぜだろうか?

まさか、検査なし?

日本に対する主な疑念は、検査を広範囲に行わないことで意図的に統計上の新規感染者数を抑えてきたのではないか、というものだ。

これは疑惑というより単なる事実に近い。日本の方針は当初から、せきが出て不安な全国民を病院に向かわせて待合室をいっぱいにするような事態を避けるというものであった。認めようと認めまいと、正当な戦略ではある。

しかし、新型コロナウイルス感染症との戦いにおける成功と失敗を測る図る真の指標は、決して感染者数ではない。総死者数、あるいは、間違いなくより重要なものとして、重症患者数である。重症患者の数が医療施設の受け入れ能力を圧迫するからだ。

日本の病院はこれまで、需要に対応することができてきた。広くうわさされる死亡者数の抑制や隠蔽の疑惑は無根拠、茶番、ないし都市伝説の域を超えない。簡単に言えば、証拠がないのだ。

いまだ進行中の新型コロナウイルス感染症を制圧するためのグローバルな戦いにおいて、日本が見習うべき国として見られていない主な理由は、おそらく2点ある。

第一に、日本が成功した理由(コロナ危機はまだ終わっていないので、あくまでも現時点においてだ)が議論の的となっており、あいまいで不透明であること。第二に、日本の新型コロナウイルス感染症との関わりが、最初から幸先悪く始まっていることである。

日本が初めて新型コロナウイルス感染症と関わったのは、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の検疫においてであった。西洋諸国の反応はおおむね嘲笑的なもので、「フクシマの時と同じだ」という論調も多かった。2011年の原発メルトダウンの際に破滅的にひどかったとされる、日本の官の対応に言及してのものだ。


2020-4-26タイムアウト2
ダイヤモンドプリンセス号の乗客にとっては忘れられない旅となったことだろうし、この航海はクルーズ船産業全体にも大きな影を落とした(写真:AFP/読売新聞 )

クルーズ船から解放された乗客がその後東京の地下鉄で帰路に就くと、あざけりはさらに増した死亡者が波のように発生すると予想された。しかし、そうはならなかった。 

その後、注目は日本から韓国、イタリア、ヨーロッパ、アメリカへと移った。日本が再び望まない注目を浴びるようになったのは3月下旬に入ってからのことだ。

東京都知事の3月25日の『非常事態』宣言(外出自粛要請)は実際のところ、民衆が責任をもって行動するようことを求める、おおむね緊急の要請であった。制度上、都知事の持つ強制力が弱いためだ

しかし、要請がオリンピック延期決定の翌日に発表されたことで、しばしば疑惑の目が向けられている。その疑惑は、オリンピックを強行するために官がアウトブレイクの真の深刻さを隠してきたのではないか? というものだ。

しかし、そうではないかもしれないのだ。 

3月下旬は桜が満開になったころ。3月21、22日の週末には、東京では新型コロナウイルス感染症など起こらなかったかのように桜の名所に人が押し寄せた。その不可避の結果が、感染者の増加である。

その時ソーシャルメディアの批評家は、東京はひどい状況に陥っているニューヨークのわずか1、2週間後を追っていると予測した。だがこの予測は顕著な点を見過ごしていた。実は日本は、アメリカよりも数週間先に新型コロナウイルス感染症との戦いを始めていたのだ

ゆえに、日本がニューヨークの恐ろしい増加曲線の後ろにいるならば、日本は数週間の間で何か正しいことをしていたはずである。

フクシマの再来

日本がなぜ今のところ比較的傷が浅くて済んでいるのかを考えてみると、その始点は皮肉なことに、2011年、日本が目に見えない恐ろしい脅威に直面したときに嘲笑の対象となったいくつかの出来事にある。実のところ、「二つのフクシマ」があった。一つ目は官の反応、二つ目は日本国民の反応だ。

大惨事となり得た状況に対して最終的には1週間かからずに安定をもたらすことに成功したものの、政府および主要電力会社の東京電力の反応はだらしなく、混乱を招くものであった。 

公衆の反応に関しては、世界のほとんどが救いがたいほどのパニック状態に陥った一方で、日本人は落ち着きを保っていた。

日本が比較的平静を保っていたのは、日本国外の多くの人が理解していなかった3点の理解に基づいている。


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2011年3月15日に東京電力(TEPCO)が撮影したこの写真は、福島県の大熊町、福島第一原子力発電所3号機から立ち上る白煙を写し出している(写真:AFP/TEPCO)

1. 放射能は隠すことができないため、『隠蔽』自体しようがなかった。非独裁主義の政府は新型コロナウイルス感染症による死者の遺体を隠すことはできないが、同じようなものだ。ガイガーカウンターを持つ個人なら、誰でも放射能の計測は可能だ。

2. ラドンという化学元素があれば、ガイガーカウンターは地球上のほぼどこでも反応を示す。それゆえ、ゼロよりも大きい計測値が出たところで、直ちにパニックを起こす原因とはならないはずである。

3. 目に見えない放射能という脅威に対する、迷信にも近い恐怖心は、パニックを起こすしきい値8閾値)が低いことを意味する。ゆえに、もし計測値が許容される基準値の40倍だと言われても、空港に急ぐのではなく、それが実際何を意味するのか専門家の確認を待つことが賢明である。

「フクシマと同じ」という表現は侮蔑的ではあったものの、実のところ先見の明があったとも言える。このところ日本の民衆が再び頭角を現してきたからだ。 

民衆の力

ロックダウン(都市封鎖)は新型コロナウイルス感染症への対応として既定の措置方針となった。しかしロックダウンは、入念にソーシャルディスタンシング(『社会的距離』を保つこと)を実行できる民衆にとって必要性は低い。さらにソーシャルディスタンシングは、手洗い習慣が比較的根付いている民衆にとってさほど重要性は高くない

全ての人がキャリアである、もしくはキャリアになり得ると想定することが最善の保護対策となる。このことを日本の民衆は理解し、実行している。

日本にとっての真の武器は、新型コロナウイルス感染症の出現後も特に新しい何かが必要となったわけではないことだ。基本的衛生への注意はインフルエンザシーズンの要となっている。福島のメルトダウン後に日本の一般大衆にも使用されるようになった手指消毒液は、完全になくなってはいない。端的に言えば、必要となったものの多くは、すでにあったものを強化すればよいだけのものであった

それゆえ、日本政府の対応への絶え間ない批判は、さほど重要ではないと言える。木曜に首相の安倍晋三が行った非常事態宣言の全国拡大などの政府指令も、日本においては欧米諸国と同等の影響があろうはずもないのだ。

加えて特筆すべきことは、日本の保健システムの質の高さだ。国民皆保険制度で、日本の人口に高齢者が多く占めるがゆえに呼吸器疾患の治療が非常に進んでいる同国のシステムは、世界最上級の評価を受けている

現時点では、独善的にすら見えた3月の逸脱的な対応はうまく中和できたかのように見える。感染者の爆発的増加は起こっていない。


2020-4-26タイムアウト4
日本が緊急事態に入り、新宿駅にはいつもの人通りはない(写真:AFP)

 本記事執筆時点におけるジョンズ・ホプキンズ大学のデータによると、人口1億2600万人に対し感染者数8626人となっている日本において患者数は増加しているものの、管理可能な程度に収まっている。死亡者数は178人となっている。 

比較のために挙げると、韓国(人口5100万人)、感染者1万0613人、死者229人。イギリス(人口6600万人)、感染者  10万3093人、死者1万3729人。ドイツ(人口8300万人)、感染者  13万5633人、死者3856人。アメリカ(人口3億2800万人)、感染者64万0291人。ニューヨークシティだけで死者1万0899人となっている。

最後の2つの数字は特に衝撃的である。ドイツアメリカ両国が日本の検査数不足を非外交的に批判したことを踏まえれば特にそうだ。

元米軍軍人でアジア・ウォッチャー、アル・ジョンソンは「日本というのは、ジャンクフードを食べて運動もしないくせにスリムな女の子のようなものだ。半数の人は彼女を無視したがる。もう半数は彼女を憎らしく思う」と書いている。

公平のために言えば、日本を無視する人は許されてもいいだろう。韓国モデルの主要な手段である「検査、検査、検査」は分かりやすいし、応用しやすい。しかし日本モデルはというと、そうとは言えない

ならば、日本を憎らしく思う人はどうだろうか? この人たちはあのダイヤモンド・プリンセス号の時点では、我々がみんな一緒に「フクシマ」状態になることになると予想できなかった人たちだ。彼らが日本に手本を示すことになると思っていたのだ(引用者注:この部分重要、詳細は後述)。彼らの「フクシマ」コールは、やがて「再び、アメリカ(人)ファースト、アメリカナンバーワン」に置き換えられることになるのかもしれない。

Paul de Vries(ポール・デ・ヴリース)

日本在住のオーストラリア人ライター、教育者。著書『Remembering Santayana: the Lessons Unlearnt from the War Against Japan』はAmazonにて販売中。
<引用終り>


大変興味深い話だと思う。日本人でさえ説明できなかった日本の強み、日本モデルとはどういうものか、そんな所を上手くまとめている。
そして欧米人の日本に対する見方が「フクシマの再来」、これであることも良く分かった。

フクシマ県民、関係者の方には大変不愉快な見方であるが、残念ながらこんな見方をされていることも事実。民主党政権の負の遺産を日本が清算していないことが、こんな所で火を噴いているということだろう。


さてこの寄稿文、実はネットで検索中に英文の記者と面識のある方のツイッターを見つけた。そこには記者自身のコメントが紹介されていた。

<以下引用>
雨雲 StayAt家
@xAegvg0JipIY0hD
前に紹介した“日本はダイエットもしてないのにスリムなままの少女。半分は彼女を無視したがり残りの半分は彼女を憎んでいる”という記事について、記者ご本人より「日本の外国人コミュニティでも反響が大きく、反応はポジティブだったよ」とのこと。これもまた興味深いです。
<引用終り>


最後にこの記者の著書を確認してみた。
著書は『Remembering Santayana: the Lessons Unlearnt from the War Against Japan』。
でもSantayanaと言われても私も知らないが、ネットの本の紹介に手がかりが書いてあった。
<以下引用>
サンタヤナを思い出して:日本との戦争から学ばなかった教訓
ポール・ド・フリース

概観
2003年のイラク戦争へのプロローグの期間中、ジョージWブッシュは、日本を例に繰り返し、なぜイラクを西側同盟内の民主国家として作り直すことができるのかを主張した。 彼が日本と同じくらい多様でユニークな国が快く変容することができれば、どんな国でもできると彼は考えた。 ジョージW.ブッシュの戦前の仮定の大部分は、長い間馬鹿にされてきましたが、この特定の前提は広く保持されたままです。 失敗が目に見えない今日でも、最終的にはイラクが最終的に別の「日本」として浮上するという一般的な感覚がまだあります。

スペイン生まれの哲学者、ジョージサンタヤナの格言に触発された「過去を覚えていない人々は、それを繰り返すことを非難されている」というタイトルでインスピレーションを得たサンタヤナを思い出し、ジョージW.根本的に間違っています。

西洋と日本の交流の歴史を振り返り、誤解が生んだ問題を特定し、間違いを作り直すのではなく、教訓を学ぶ未来への道を歩みます。
<引用終り>

アメリカ(特にその中のエスタブリッシュメント層)がこんな見方をしている。このことを私ももう一度考え直さねばと思います。
「日本を作り直した」、これがアメリカの考え方です。
本文で『彼らが日本に手本を示すことになると思っていたのだ』とあります。ここにアメリカと日本の間の考え方の違いが現れている。今回の武漢ウイルス問題で最終的に此処が問題になるような気がします。
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2020-04-23 18:00

武漢肺炎<反日日本人への反論


 今回の武漢肺炎について、日本人の中に安倍首相はじめ日本のやることなすことにケチをつける輩がいる。代表的なのが反日の牙城朝日新聞などで、その言質は目に余るものが有る。
その反日日本人の言いがかりの根拠が欧米のメディアの反日報道なので厄介なのだが、そんな事への反論として、現時点での私の知る限りの日本の強み弱みや特徴などを纏めてみた。

長文なので簡単にまとめると
① こんかいの武漢肺炎(COVID-19)は急激に症状が悪化することがある。
その時は間質性肺炎を起こしている。
間質性肺炎はCTスキャンで特有のカゲが出るので分かる。
日本は世界一のCTスキャン大国なので、これを活用しPCR検査との併用で確実に感染者を把握している。
この件は以下参照:http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1748.html

② 日本は一般病床は世界トップだが、集中治療室は全く不足。この少ない医療資源を上手く使っていくことが重要だ。
武漢肺炎(COVID-19)に対応する感染症病床は大きく減らされてきた。現在では病床・人材とも不足。この不足した資源をパンクさせないようにすることが重要である。
だから保健所と病院の共同作業で不足している医療資源(病床)を上手く使う様努力している。

③ この結果が日本での死者数が他の国より大きく少なくなっている理由の一つ。
(4月23日現在の死者数)
アメリカ  47,681
イタリア  25,085
スペイン  21,717
フランス  21,340
イギリス  18,100
ドイツ     5,315
日本       299

こんな現状を踏まえ、また私は医師ではないので、見当違いもあるかも知れないが、大まかなところは分かると思います。
皆様の忌憚のないご意見をお待ちしています。



まず最初にそのウイルスの姿などから。

この武漢肺炎の原因ウイルス(新型コロナウイルス、SARS-CoV-2)の姿から。
(以下エントリー参照:http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1731.html

これは東京都健康安全研究センターが2月7日に分離に成功した新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真。
2020-3-20新形コロナウイルス(SARS-CoV-2)電顕写真

このウイルスの大きさはほぼ100nm(ナノメートル)、
1000nmが1µm(マイクロメートル、昔はミクロンと言ったが今は使わない)なのでウイルスの大きさはほぼ1ミリの1万分の1程度。
この大きさでは普通の光学顕微鏡では見えないので電子顕微鏡を使う。
このように普通の顕微鏡でも見えないものだが、その構造はこんな風になっている。

2020-3-20新形コロナウイルス(SARS-CoV-2)の構造
雑誌ニュートン 2020年4月号 p10 『猛威を振るう新型コロナウイルス』より

さてこのウイルス、感染しても約8割の人は症状が出ないかごく軽症。いわばちょっと風邪を引いた程度。しかし約2割の人は症状が強く出て、重篤化することもあるし、あっという間に死に至ることもある。
この重篤化するのはサイトカインストームなどというらしく、ウイルスが免疫細胞に感染し、免疫細胞が暴走し肺を攻撃するらしい。感染する免疫細胞は好中球、細胞障害性T細胞(キラーT細胞)。詳細は以下エントリーなどを参照ください。
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1735.html
https://gigazine.net/news/20200323-coronavirus-explained/


次にこのウイルスに感染すると、間質性肺炎を引き起こすようです。

間質性肺炎の解説(引用者注:これは一般的解説ですが分かりやすいので掲載)
<以下抜粋引用>
http://kompas.hosp.keio.ac.jp/sp/contents/000261.html
間質性肺炎(かんしつせいはいえん)

概要
間質性肺炎(かんしつせいはいえん)とは、肺の間質(肺の空気が入る部分である肺胞を除いた部分で、主に肺を支える役割を担っている)を中心に炎症を来す疾患の総称です。特発性肺線維症(単に肺線維症ともいう)など多様な病型を含んでいますが、その多くは原因が不明であり、また治療も困難な疾患です。肺は血液中のガス(酸素、二酸化炭素)を大気中のものと交換する臓器であり、大気を取り込む肺胞と毛細血管とが接近して絡み合っています。この肺胞の壁(肺胞壁)や肺胞を取り囲んで支持している組織を間質といいます。

通常、肺炎といった場合には気管支もしくは肺胞の炎症であり、その多くは細菌やウィルスなどの病原微生物の感染によるものです。間質性肺炎の場合は、肺胞壁や支持組織から成る間質に生じる原因不明の炎症であり、一般の肺炎とは異なった症状や経過を示します。間質性肺炎では、炎症が進むと肺胞の壁の部分(肺胞壁)が厚くなり、肺胞の形も不規則になって、肺全体が固くなります。その結果、肺のふくらみが悪くなり、肺活量が落ちると同時に、酸素の吸収効率も悪くなっていき、息苦しくなったり、咳が出たりします。進行すると、肺がさらに縮み、一部は線維性成分の固まりとなり、その部分は肺として機能しなくなります。肺全体の機能が落ちて、血液中の酸素が不足し、日常生活に支障を来す状態を呼吸不全といいます。間質性肺炎の種類によってはこの呼吸不全までは進まないタイプのものもあり、残りの部分で十分に呼吸を続け、日常生活を送ることが可能です。

2020-4-23間質性肺炎
<引用終り>

さて間質性肺炎で具体的に肺がどうなっていくか、医師の方が解説しています。

新型コロナウイルスによる肺炎とは?他の肺炎と何が違うの? 2020.03.29更新

詳細は記事を読んでみてください。サイトカインストームについても説明が有ります。


次にこれが重要、この間質性肺炎はCTスキャンで特有のカゲが見られるので、肺炎の患者をCTで確認するとCOVID-19の可能性が有るかどうかが分かるそうです。この所見を見てPCR検査をすれば間違いない様です。

日本集中治療医学会のページの分かりやすい画像が出ています。

2020-4-23武漢肺炎胸部CT所見


このようにCTスキャンで特有のカゲが見える。これがCOVID-19の特徴ですが、ここに他の国ではまねのできない事が有ります。それは日本が世界一のCTスキャン大国で、日本だけがこのCTスキャンでの確認ができるという利点があることです。

これが人口100万人当たりのCTスキャン台数国際比較。日本が断トツで台数が多いです。
2020-4-23百万人当たりCT台数国際比較

これはCTの絶対数のG7諸国との比較。日本はアメリカと肩を並べています。
2020-4-23CT数推移G7比較

CT台数は日本には世界の1/3が有るという人がいますが、納得できるグラフです。
これが日本の強みです。


所が日本には厄介な弱点が有ります。
日本は病院の一般のベッド数は世界トップレベル。しかし重症者対象の集中治療室では他の先進諸国に大きく後れを取っています。

これは一般の急性期病床数の国際比較
2020-4-23人口当たりの急性期病床数国際比較
(引用者注:急性期以外は長期間の療養型や介護型が有るので、区別の為急性期とした)

日本のベッド数は足りている云々という議論はこのデータを見ているのですが、それは落とし穴。集中治療室を見ると愕然とします。

これは集中治療室病床数の国際比較
2020-4-23人口当たり集中治療病床数比較
ソース:https://diamond.jp/articles/-/233783?page=2

これを見ると、集中治療室では大きく出遅れています。
更に問題は集中治療室学界資料によれば、日本の集中治療室は2:1体制だそうで。患者二人を一人の看護師で見ているのですが、武漢肺炎(COVID-19)に必要なのは1:2だそうで、例えば病床8の集中治療室でも(つまり看護師4人)、二人のCOVID-19患者が来れば(理屈としては)キャパ一杯ということになる。

更に国際比較のデータが見つからないのですが、日本の感染症対策病床は過去20年で見ても大きく減っています。

2020-4-23感染症対応病床数推移
ソース:https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2020040100044_2

こんなことでダイアモンド・プリンセス号がやってきたとき、患者を収容する病院が無く、結局遥々愛知県まで患者を運ばなければいけなかった。こんな事態に至ったわけです。


結論です。日本の対策は、ダイアモンド・プリンセス号でドタバタを繰り返しましたが、そこでこんな日本の強み、弱みをしっかり認識した。
その結果PCR検査を絞り、病院に患者があふれることを防いだ。こうだと思います。

若し病院に患者があふれれば、医師・看護師などの感染は避けられず、医療崩壊してしまうでしょう。

日本のマスゴミは多分知らないのか、阿呆なのか分かりませんがこんな事は報道しない。
そこで医学的知識ゼロながらこんな事を纏めてみました。

海の向こうからの外圧に惑わされず、今こそ国民みんなが結束すべき時。そんな思いで纏めてみました。こんな認識で先の見えない武漢肺炎と戦っていきたいと思います。

  1. 疫病
  2. TB(0)
  3. CM(12)

2020-04-22 18:10

WHOの反日日本人<*追記あり


 WHOに日本人がいるのだが、どうにも食えない反日日本人のようだ。
コメント欄でかんぱちさんから色々情報をもらったので纏めてみた。
今回はその反日言動について、次回はその反日言動への反論について書くつもりです。

最初にその反日日本人の言動について。

これは新聞アカハタが嬉々として報じているもの。

<以下新聞アカハタ電子版より引用>
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-04-18/2020041801_04_1.html

2020年4月18日(土)
検査少なく氷山の一角 医療機関直接発注こそ
WHO事務局長上級顧問 渋谷医師が警鐘
TBS系番組

 新型コロナウイルス感染症対策をめぐって、16日夜放送のTBS系番組「NEWS23」では、世界保健機関(WHO)事務局長上級顧問の渋谷健司医師が日本の検査体制の問題と逼迫(ひっぱく)する医療現場への財政的支援について語りました。渋谷氏はイギリスから中継で出演しました。

 日本の感染症対策について問われた渋谷氏は、現状では「人と人の接触8割減は困難だ」として、「家にいるというインセンティブ(動機づけ)が足りない。休業補償も含めた、お店に対して休んでもいいよというような施策を出すべきだ」と述べました。

 渋谷氏は感染を調べるPCR検査の遅れを指摘し、「日本はクラスター対策をメインにしていたので検査数を絞っていた。非常に検査数が少ないので表れている数字は氷山の一角に過ぎない」「おそらく(感染者が)10倍以上はいる」と強調。検査数が伸びない背景には保健所を経由し、承認を得ないと検査ができない体制にあるとして、「保健所はパンクしている。負担を和らげるためにも医療機関から直接検査を発注できることが大事だ」と主張しました。

 また、「肺炎で亡くなった方でも診断がついていないケース」などをあげ、公表されている死者数に反映されていない死者がいる可能性を指摘しました。

 さらに、医療体制について、「日本は一番肝心な集中治療のベッド数が医療崩壊したイタリア、スペインの半分ぐらい。集中治療医も非常に少ない」「そもそも日本はコロナに対応する強靱(きょうじん)さがない。そこを今こそサポートしないといけない」と語りました。

<引用ここまで>

まあ言いたい放題です。WHOの上級顧問という立場であれば、日本政府のやっていることをWHOに伝える、或いはWHOの考えていることを日本に伝えるという当たり前の責務があるのですが、そんな気配は見えません。

最初にPCR検査の少なさを問題にしています。しかしPCR検査が如何いうものか、科学者(と自称している)なら最初にそこを言及すべきです。PCR検査は感度70%程度と言われ、むやみやたらに検査しまくれば擬陽性、偽陰性の人であふれます。
日本の狙いに異論があるなら、先ずするべきことは日本のやり方を主導している専門家に問いただすべきでしょう。尾身茂さんなどはWHOの西太平洋地域事務局にて、第5代事務局長を務め、退任後、世界保健機関より西太平洋地域事務局の名誉事務局長の称号が贈られた人です。
その人が現在の日本のやり方を主導しているのです。
安倍首相が記者会見する時、隣に座っているのを見ても分かります。

集中治療のベッド数の不足は事実です。日本の差し迫った課題です。
しかしそれを言うなら、COVID-19の診断の有力な方法であるCTスキャンにも言及すべきです。
日本は世界一のCTスキャン大国です。世界のCTスキャンの約1/3位を日本が持っているのではないでしょうか。他の人ならともかく、渋谷健司には知らんなどとは言わせませんぜ。


このCTに関しては、安倍首相の3月28日の記者会見でも言及されています。
いい機会なので、その発言を抜萃紹介します。
記者会見全文は以下ページで見られます。
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2020/0327kaiken.html

記者団との質疑の最後にこんな事が話されています。

記者の質問(抜粋)
<ビデオニュースの神保記者>
それで伺いたいのは、総理はなぜ日本はぎりぎり、でも、もっているというふうに本当にお考えなのか。つまり、日本は中国からも近いし、中国からの入国制限も結構、なかなかやらなかった。しかも、外国からの入国制限も結構遅かった。なのに、日本が欧米に比べてもっているとすれば、何か総理なりに納得する理由がなければ、何か奇跡が起こっているみたいな話になってしまいかねませんので、総理御自身はなぜ日本はもっているとお考えなのか。ただ有識者がそう言っているからとお考えなのか、それとも、総理なりにやはり日本はこういうところがあるからもっているのだというふうに自分は信じられる根拠があるのか。そこをお話しいただければ幸いです。

これに対する安倍首相の答え。

<安倍首相>(抜粋)
では、今、欧米諸国と比べて相当、日本が感染者の数が少ない。PCR検査は少ないではないかと、こう言われています。確かにPCR検査の数は少ない中において、私もほぼ毎日のように、厚労省に対して、医師が必要とする、判断すれば必ずPCR検査ができるようにしてくださいねということは重々、申し上げております。日によっても非常に少ない日がありますから、なるべくしっかりとPCR検査はやってくださいと言っています。
 では、果たして日本はそれを隠しているのかという議論があります。これは、私は違うと思います。例えば死者の数は、PCR検査の数が少ないけれども、死者の数が多いということではありません。では、死者の数、肺炎で亡くなっている方は、実はコロナではないかということをおっしゃる方はいるのですが、コロナウイルスの場合は専門家の先生たちが、これはみんな、私も確認したのです。私も、これはそういう批判があるんだけれども、どうなんだろうかと。このPCR検査、これが少なくてという話で、伺ったのですが、これは、肺炎で亡くなった方については、基本的に肺炎になって、最後はCTを必ず撮ります。それで、CTにおいて、これは間質性肺炎の症状が出た方は必ずコロナを疑います。必ず。そういう方については、これは必ず大体、PCRをやっておられます。ですから、そこで間質性肺炎でない肺炎で、例えば細菌性等々の肺炎で亡くなられた方等について言えば、これはコロナではない。ですから、コロナではなくて肺炎で亡くなったという方はコロナではないのだという説明を私は受けて、私は納得したところでございます。

<引用終り>

ここでこの武漢肺炎は、間質性肺炎を起こす。その診断はCTスキャンではっきり分かる。こんな事を踏まえて安倍首相も言っている訳です。
更に死因に不審なところのある患者は、死亡していてもCTをとって確認しているとの事です。
このCTについての詳細は次回書きます。

それからもう一つ、渋谷健司は日本の死者数は公表されているより多いと言っています。
これは日本人に対する侮辱以外の何者でも有りません
日本の制度で「死因を誤魔化す」ことはほとんどできません。これはいろんなケースを見ていますから「医師が死因を間違えた」、これは人間ですから有り得ます。しかし死者数を減らすために恋にゴマ化した数字をあげる。これは某特亜国なら有り得る話ですが、日本人は決してそんなことはしません。渋谷健司は日本人に対し謝るべきだと思います。

安倍首相が間質性肺炎などという専門用語を使っている所に注目してください。
はるばるロンドンで安穏に暮らしている渋谷健司には、こんな安倍さんの戦いぶりなど理解不能かもしれませんが、重要なポイントと思います。


実はこの間質性肺炎、これが武漢肺炎があっという間に劇症化する問題の所です。
ここに出てくるのがサイトカインストームという問題ですが、このサイトカインストームという言葉、4/9付のフランスのニュースサイト「クーリエジャポン」によれば、「2週間前まで医師たちすら、あまり耳にすることのなかった「サイトカインストーム」と呼ばれる現象だそうで、とにかく全く新しいウイルスには新しい問題があるようです。


所で渋谷健司に関しては、もう一つ厄介な問題が有ります。
以下はどうしても書きたくなかった問題ですが、日本、日本人の名誉にかかわる問題なのであえて書きます。
渋谷健司はWikiによれば、「雅子皇后の妹、小和田節子と1999年6月に結婚、2017年秋に離婚。2018年春にフリーアナウンサー舟橋明恵と再婚」とあります。
上皇陛下が天皇を退位(譲位)される意向が明らかになったのは2016年夏のこと。この頃までは、渋谷健司はプリンセス雅子の妹の夫。いくら皇室とは関係ない一般国民だといっても、世界的には通用しない。まぎれもなく当時プリンセス雅子の妹の夫なのだ。日本人を代表する立場であることは変わりない。
ましてや、日本の天皇というのは世界に31人いる君主の中で、ただ一人「エンペラー」と言われる立場。ローマ教皇、エリザベス女王と並んで君主の中の君主である。
現在でも天皇陛下の皇后雅子の妹の元夫。世界はそう見ている訳で、発言には気を使うべき立場であることに変わりはない。

この項はここまでにします。次回この渋谷に対する反論を書いてみます。

* 追記します、4月24日07:30。
渋谷健司が2月28日に、当時安倍首相が小中高の一斉休校を要請したことにイチャモンをつけています。この件はコメント欄で名無しの権兵衛さんから情報をいただきました。有難う御座います。
何が何でも安倍を貶す、そんな発言がよくわかると思います。この発言の一か月半後には「最早手遅れ」と言っています。こんな嘘吐きが科学者を名乗るいい例なので、本文に追記します。

<以下日経より引用>
全国一律の休校、効果に疑問 渋谷健司・英大学教授
2020/2/28 10:40

渋谷健司・英キングス・カレッジ・ロンドン教授(国際保健)の話 集団感染が発生している地域はまだしも、全国一律の休校は唐突感を否めない。児童のいる家庭にも大きな負担を及ぼし、社会的混乱を招く可能性がある。実際に看護師が出勤できずに外来を開けない医療機関が続出している。誰がどのような根拠でどのような効果を期待して導入が決定されたのか全く分からない。

そもそも現時点で新型コロナウイルスは子どもでの感染が少ない。小児で流行するインフルエンザでも学校閉鎖の効果のエビデンス(科学的根拠)はほとんどないため、今回の方針が有効だとは思えない。
<引用終り>

こんな嘘吐きがWHOの上級顧問ですぜ。
唾棄すべき人物とは当にこんな野郎のことです。こんなことを書きながら頭から湯気が立ち上るくらい腹を立てています(笑)。
こんな時はタイ語では「チャイ ィエン ジェン、チャイ ィエン ジェン(冷静に 冷静に)」と言いますが、そんな事をしょっちゅう言っていたことを思い出しました(笑、笑)。

・・・追記は此処までです。以下は本文続きです。


以下は参考ですが、もう一つの渋谷健司の罵詈雑言を紹介します。
不快ですので小さい字にしました。興味のある方はどうぞ。


これはアカヒ新聞系のアエラの記事。

<以下引用>
https://dot.asahi.com/aera/2020041700078.html?page=1
WHO上級顧問・渋谷健司さんが警鐘 「手遅れに近い」状態を招いた専門家会議の問題点
  
小田健司2020.4.18 08:00AERA

WHO事務局上級顧問で英国キングスカレッジ・ロンドン教授の渋谷健司さん
2020-4-20渋谷健司
 (引用者注:ケンジケンジのWケンジで不快な画像をお見せし恐縮です)

 WHO事務局上級顧問で英国キングスカレッジ・ロンドン教授の渋谷健司さんが、日本の感染拡大防止策に警鐘を鳴らしている。政治から独立していない「専門家会議」の問題点、クラスター対策、自粛ベースや3密の限界――。いま何が問題で、何が求められているのか。

*  *  *
――日本の状況をどう見ていますか。

手遅れに近いと思います。4月8日に出された非常事態宣言ですが、タイミングとしては1週間遅れたと考えています。

専門家会議のメンバーの西浦博・北海道大学教授は4月3日、東京が爆発的で指数関数的な増殖期に入った可能性を指摘しています。その2日前の、1日には専門家会議が開かれていました。この日は、宣言を出すように促す最後のチャンスだったと思います。1週間の遅れは、新型コロナウイルスの場合、非常に大きいのです。

■クラスター対策は有効だったか

――新型コロナの感染拡大防止には「検査と隔離」が基本と言われています。けれども、日本は「クラスター」と言われる感染集団の対策を重視してきました。日本の対策は有効だったのでしょうか。

クラスター対策とそれを支える『積極的疫学調査』の枠での検査を進めたので、保健所とその管轄の衛生研究所での検査が中心となりました。
まだ感染が限られていた初期は、保健師さんのインタビューと質の高い検査データで接触者を追い、その感染ルートを追いかけて、クラスターを潰すという方法が有効でした。

しかし、それではいずれ保健所の負担は増し、検査キャパシティーが限界になることは明らかでした。

検査については、保険適用になった後も医療機関から保健所に許可をもらい、その上で患者は帰国者・接触者外来に行って検査をする必要があります。

こうした複雑な仕組みのために検査は増えず、結果として経路を追えない市中感染と院内感染が広がってしまいました。


――初期段階でのクラスター対策は有効とも指摘されました。日本ではどの段階で「徹底的な検査と隔離」に方針転換する必要があったのでしょうか。

早い段階で感染が拡大した北海道などの地方都市ではクラスター対策が有効でした。しかし、大都市では感染経路をすべて追うことは非常に困難です。『どの段階』というよりは、そもそも検査を絞り続けた戦略がよくありませんでしたし、今こそ『検査と隔離』の基本に戻るべきでしょう。

■「検査数を抑える」は的外れ

――日本では当初から「検査を抑えて医療態勢を守る」という考えがありました。そもそも、世界の専門家の間でこのような手法はどう評価されているのでしょうか。

検査を抑えるという議論など、世界では全くなされていません。検査を抑えないと患者が増えて医療崩壊するというのは、指定感染症に指定したので陽性の人たちを全員入院させなければならなくなったからであり、検査が理由ではありません。

むしろ、検査をしなかったことで市中感染と院内感染が広がり、そこから医療崩壊が起こっているのが現状です。

――政府の専門家会議は、機能していると考えていますか。

科学が政治から独立していないように見受けられ、これは大きな問題だと感じています。

先ほど指摘しましたが、4月1日時点で「東京は感染爆発の初期である」と会議メンバーは知っていたはずです。それならばそこで、緊急事態宣言をすべしという提案を出すべきでした。

しかし、この日の記者会見で出てきたメッセージには、国内の逼迫(ひっぱく)した状況を伝えてはいたものの、『我が国では諸外国で見られるようなオーバーシュートは見られていない』といった国民の緊張感を緩ませるような言葉もまぎれていました。

一方で、米国のトランプ大統領の妨害にもかかわらず国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は凛として科学者としての役目を務めており、大統領とは全く違う声明も出します。

彼は『自分は科学者であり、医師である。ただそれだけ』と述べています。そういう人物が今の専門家会議にはいないようです。

■「3密」「夜クラスター」以外の感染ルート

――日本の感染拡大防止策がこのまま自粛ベースで行われた際、何が起きると考えていますか。

自粛ベースでも外出が実質削減されればそれで構いませんが、現在のように飲食店は開いたまま、在宅勤務も進まない状態が続けば、感染爆発は止まらないでしょう。いずれ、ロックダウン的な施策が必要と考えます。

―― 一人一人はどう行動すべきでしょうか。

「家にいる」ということです。「自分が感染者かもしれない」と考えて行動すべきです。密閉、密集、密接の「3密」や夜クラスターを避ければよいというメッセージでは、逆に、「自分は関係ない」という意識を持ってしまう可能性があります。それ以外の感染ルートの可能性もあります。実際に感染経路を追えない市中感染が多数を占めているので、注意が必要です。
(構成/編集部・小田健司)
※AERAオンライン限定記事

<引用終り>

  1. 疫病
  2. TB(0)
  3. CM(10)

2020-04-15 09:57

武漢肺炎<WHOが世界の敵になった日


 今日2020年4月15日(アメリカ時間4月14日)は世界にとって記憶に残る日になった。
今朝7時半頃から、BBCテレビはトランプ大統領のWHOへの資金拠出停止の記者会見をずっと続けている。
まあ現代の国際社会の基幹を為す国際機関であるWHO、これを非難する訳だから、いわばWHOは人類の敵と言っているようなものだからだ。

トランプ大統領の声明

2020-4-15トランプのWHO資金拠出拒否
 https://twitter.com/WhiteHouse/status/1250194670031974400

世の中便利になったものです。
日本のゴミメディアの報道を待たなくてもこんな情報が手に入る。WHOは人類の敵、NHKやアカヒ新聞はじめ日本のメディアは日本人の敵ということが分かりますね。

WHOのせいで全世界で多数の死者が出ている、この事実をWHOは真剣に受け止めるべきでしょう。

たとえば今日現在の死者数は(4/15 9:30現在)
全世界~Ⅰ2万6千人
*死者数1万人以上は以下五カ国
アメリカ~2万6千人
イタリア~2万1千人
スペイン~1万8千人
フランス~1万5千人
イギリス~1万2千人
参考:日本~143人


とは言うものの、日本のメディアの速報はこんなもの。

<以下日経より引用>
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58065640V10C20A4000000/?n_cid=BMSR2P001_202004150723

米、WHOへの資金拠出を停止 トランプ氏表明
2020/4/15 7:23 (2020/4/15 7:50更新)

【ワシントン=永沢毅】トランプ米大統領は14日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大への世界保健機関(WHO)の対応が不満だとして資金拠出を停止すると表明した。「コロナウイルスの拡散で対応の誤りと隠蔽についてWHOがどんな役割を担ったかを調査する」と述べ、その間は資金拠出を停止するよう指示したと明らかにした。

米国はWHOへの拠出金の割合で20%を超え、国別では首位に立つ。ただ、近年では中国の割合が急増していた。WHOの今後の運営に大きな影響を及ぼしそうだ。

トランプ氏は会見で「WHOは中国による偽情報を後押しした。信じられないほどの問題を抱えている」と非難した。WHOが世界の感染者数を20倍に増やしたと主張した。

同氏はかねてWHOが米国による中国の渡航制限などを批判してきたと主張しており「WHOは中国寄りだ」と批判してきた。
<引用終り>


今日は世界にとって長く記憶すべき日。そう思います。

  1. 疫病
  2. TB(0)
  3. CM(28)

2020-04-10 17:32

武漢肺炎<責任転嫁は中国病、黙っていたらダメですよ


 「明日への選択」という情報誌がある。

2020-4-9明日への選択20年4月号表紙

日本政策研究センターが出しているものだが、ここに面白い記事が有った。
題して
『日本人の知らない「中国病」 黄 文雄』
はて中国病と言われても知らないのだが、謳い文句はとみれば・・
 ・中国の歴代王朝が、疫病で滅びたケースは結構多くて、漢から始まって、隋も、元も、明も、みんな疫病で滅びたと言えます。

こんな話なのだが、私の気になったことを抜萃して引用します。
尚記事の電子版はないので、スキャナーでスキャンし、OCR変換し電子化しました。変換ミスなどがあるかも知れませんがご容赦を。

それでは最初に見出しと気になった部分を取り上げます。尚全体に大変貴重な意見なので、全文を末尾に掲載しました。宜しければご一読いただければ幸いです。


巻頭インタビュー 日本人が知らない「中国病」      黄 文雄
・疫病で滅んだ歴代王朝
  中国の歴代王朝が、疫病で滅びたケースは結構多くて、
  漢から始まって、隋も、元も、明も、みんな疫病で滅びたと言えます。

・世界に疫病を拡散
  14世紀のペスト(ヨーロッパの全人口の30%から60%が死亡したとされる)、
  20世紀のスペイン風邪(全世界で5千万人~1億人が死亡)、21世紀に入ってSARS、
  以上いずれも中国から拡散。
  また台湾の経験。台湾は過去、瘴癘の島で、疫病が酷く人が住むには不適の土地だった。
  それが日本統治で疫病が絶滅し人が住めるようになった。
  しかし、1949年、国共内戦に敗れた蒋介石の国民党が入ってくると、疫病が大流行した。
  コレラ、天然痘、ペスト、チフス、マラリアなど、台湾で絶滅していた伝染病が
  爆発的に広まった。
  引用者注:この台湾での経験は貴重です。無制限に中国人を入れるとどうなるか。
  現在日本に来ていた中国人は所得制限である一定のレベル以上の人だけです。
  低所得層は大挙してタイに行っていましたが、その結果は惨憺たるものでした。

・なぜ疫病が流行するのか
  中国は衛生観念が希薄で物凄く不潔。根底には中国の基礎的思想である儒教がある。
  儒教では八徳(仁義礼智信忠孝悌)を説くが、この中には清浄清潔はない

  この八徳という概念は中国の中では一般的の様で、忘八と言えば、八徳を忘れた者、
  つまり「恥知らず」「馬鹿野郎」「妻を寝取られた間抜け」などの最高の罵り言葉。
  その発展型の王八蛋も同様の罵り言葉。だから八徳は良く知られた概念です。

  中国には清浄という概念が無いが逆に日本には古代神話の昔から水で清める習慣がある

  例えば、手水(ちょうず)・・・日本人にはこれが当たり前だが・・・
2020-4-10手水
https://www.kokugakuin.ac.jp/article/10585  より拝借

  今回私が痛感したのが、この清浄という概念が儒教国には無いこと
  だから中国も韓国も非常に不潔。
  私のタイでの経験でも、清浄という概念の無い連中に教えるのは至難の業だった。
  この清浄という概念のない連中が隣の国に十数億人もいる。ここが重要だと思う。

・ジコチュー(自己中)とニセモノ(偽物)
  永年戦乱に明け暮れた中国は家族以外は信用できない自己中な人間を作った。
  また自分勝手で人を騙さないと生きていけない社会でもある。

・何でも食べる食文化
  中国人はヘビもトカゲもネズミも何でも食べてしまう。
  「四本足のものは机以外は何でも食べる」と言われるほど。

・情報統制は皇帝制度の時代から
  天変地異が起こると天子の徳の有無が問われるという文化。
  だから絶対権力者の機嫌を損ねるのを恐れて、やっぱり報告しない。
  武漢で大変なことが起こっていても。言えない。
  言ってみれば、これは「中国病」です。

・責任転嫁に注意せよ
  天変地異が起こると天子の徳の有無が問われる文化。
  それで習近平のせいだと批判され、それを口実に反体制運動が広がるのを怖れている。
  だからこそ、それをかわすために責任転嫁する
  自分のことは棚に上げてすぐ誰かに責任転嫁するから、黙っていたらダメですよ


こんな所が私の気になったことです。今現在、集近閉は責任逃れに必死。
自国の事情を無視して、アメリカやイタリアにマスクなどの医療品を送ったり、医師団を派遣したりしている。その腹の内はこんなもの。
中国の考えていることがとても良く分かる。



以下は参考用に「明日への選択」記事全文です。興味のある方はどうぞ見てください。
流石黄文雄先生、シナ人のことをよくご存じです。

<以下日本政策研究センターの情報誌「明日への選択」より引用>
(引用者注:雑誌をスキャナーでスキャン・OCR変換したので変換ミスはご容赦を)
巻頭インタビュー

日本人が知らない「中国病」      黄 文雄

疫病で滅びたケースは結構多くて、漢から始まって、隋も、元も、明も、みんな疫病で滅びたと言えます。

    中国・武漢発の新型コロ
 ナウイルスはいまや世界中に拡散され、WHO(世界保健機関)が『パンデミック』を宣言し、各国が「非常事態宣言」や「国境封鎖」を行う事態にまで発展している。ある研究者によると、人類史の中で最も多くの命を奪ってきたのは戦争でも自然災害でもなく感染症だとされ、一日も早く収束することを祈るばかりだ。
 中国の文明史について多数の著書がある黄文雄氏によると、中国は歴史上たびたび感染症(疫病)の発生を繰り返し、それにより歴代王朝までもが滅びたばかりか、中国国内で発生した疫病が原因となって世界に疫病が拡散し、大きな被害を与えてきた歴史があると指摘する。中国と付き合うということは、こうしたリスクを伴うということを、痛感せすにはいられない。

 疫病で滅んだ歴代王朝

 黄 戦後の日本では、中国の歴代王朝が衰亡した原囚が語られるとき、暴君の悪政によって人心を失ったとか、天命を受けた天子の徳が衰えて易姓革命が起こったとか、そういう儒教的伝統史観に基づくものが多いと思うんです。
 しかし、歴代王朝の崩壊期によく見られるのは、自然環境の悪化から社会環境の悪化が起こり、それが連鎖的に拡大再生産を繰り返し、水旱、疫病、飢饉、流民の大流出、戦乱の激化、そして帝国が破壊するというパターンです。そういう経済社会史的分析が、戦後の日本には欠けていると思うんですね。

ーーー 歴代の王朝が滅びたのは必ずしも人心を失ったり、外敵によるものではないと。

 黄 そういうことです。なかでも疫病で滅びたケースは結構多くて、漢から始まって、隋も、元も、明も、みんな疫病で滅びたと言えます。
 漢の時代から見てゆきますと、西暦七一年から一八六年までの間に五回も疫病が大流行しました。それで力が弱ったところに黄巾の乱が発生して、結局、漢は滅びてしまった。
 それから、隋も同しです。隋の皇帝煬帝は聖徳太子の国書に激怒したことで知られていますが、彼は魏、晋、南北朝と四百年近くにわたって分裂を繰り返していた中国の混乱に終止符を打った皇帝です。ところが、隋末から唐初(六一0年~六四八年)の四十年間に七回も疫病が流行した。その影響で隋はわずか三十年で滅んだんですね。

ーーー 疫病は王朝を覆してしま
うほどの破壊力を持っていた。

 黄 モンゴル人工朝の元も、疫病が原因で滅んでいます。世界帝国を築く原動力になったモンゴルのあの騎兵軍団が弱くなったからではない。
 中国の災害の統計(『中国古代重大自然災害和異常年表総集』)によると、元末(一三四一年~一三七○年)には「大疫」が十一回起こったと記録されています。その結果、バタバタと人が倒れて行った。中国の人目は、一二〇〇年に一億三千万人だったのが、疫病の流行によって人口が激減し、一三九三年には六千万人まで減少しています。そうした中で、江南に群雄が割拠し、紅巾の乱をはじめ各地で反乱が起こった。それで元王朝は大都(北京)を捨てて、モンゴル高原に退いたんですね。
 元の次に中国を支配した明も、疫病で滅んでいます。明が滅びた後は清か立ちます。けれども、その間に李自成の反乱軍が北京を占領するということもあった。その李自成は明朝のラストエンペラー崇禎帝のことを評価しています。崇禎帝は深夜まで臣下の意見書に目を通すなど憂国の君主でした。だから、悪政や外敵によって滅んだわけではないんです。
 記録を見ると、明王朝の万暦帝と崇禎帝の間(一五七二~一六四四)に、ペストや天然痘が流行して、少なくとも一千万人の死者が出ています。もちろん、明は十六世紀後半から北のモンゴルと南の倭寇に悩まされ、万暦帝の頃には政治腐敗が進んでいたけれども、そこに疫病が追い討ちをかけて滅んだわけです。

世界に疫病を拡散

ーーー 中国は治乱興亡が激しく、易制革命によって王朝交代が

 黄 もう一つ知られていないのは、中国は国内で疫病を発生させて王朝を滅ぼしただけでなく、世界に疫病をばらまいてきたということです。
 例えば、十四世紀のヨーロッパでは黒死病(ペスト)が流行し、ヨーロッパの全人口は三分の一に減りました。その原因は諸説あるけれども、モンゴル軍の遠征が原因だという説も有力です。まず中国の南宋王朝にペストが流行し、それがモンゴル軍へと伝わった。チンギス・カーンの孫のモンケ・カーンは南宋への遠征途中でペストで病死しています。さらに、ペストはモンゴル軍を通じて西アジアへ伝染し、その後クリミア、ベネチア、北アルプスを経て、全ヨーロッパに伝わったんですよ。
 近代では、一九一八年のスペイン風邪(インフルエンザ)も中国発です。これは一九一七年に中国の南方で発生し、最初は中国に駐在していたアメリカ人が感染しました。そのアメリカ人が、第一次大戦のヨーロッパ戦線に従軍して発病したことでフランス軍が感染し、その後ドイツ軍にも感染し、そして全世界に拡散されたんですよ。スペイン風邪の感染者は五億人以上、感染からわずか四ヵ月で二千乃人が死亡し、最終的には五千万人~一億人が死亡したと推定されています。
 今の中華人民共和国ができてからも、何回も感染症が発生しています。一九五○年代にはアジアインフルエンザを、一九六〇年代には香港インフルエンザを撒き散らしてきました。特に香港インフルエンザによる死者は全世界で四百万人にのぼります。二〇〇〇年代に入ってからは、SARS(重症急性呼吸症候群)、鳥インフルエンザ、アフリカ豚コレラ、そして今度の新型コロナウイルスです。
 それ以外にも、WHOによると、現在の中国でのB型肝炎キャリアは八千八百六十万人。エイズ発症は五万七千百九十四件、梅毒は四十七万五千八百六十件。ロイターによると、結核の保菌者は五億五千万人。日本の外務省は「中国にはキャリアと呼ばれるウイルス保有者が大変多く、注意が必要です」とホームページに掲示しているほどです。

ーーー 中国は感染症の温床だと。

 黄 日本だって江戸時代は鎖国していたけれども、出島に出入りできた唐船から疫病が持ち込まれました。
 台湾も中国からの疫病でやられました。台湾はもともと「瘴癘の島」といって、疫病が酷くて人が住めない島だと言われていました。それが日本統治によって疫病が絶滅し、人が住める島になったんです。しかし、一九四九年に国共内戦で敗れて逃げてきた蒋介石の国民党が入ってくると、疫病が大流行した。コレラ、天然痘、ペスト、チフス、マラリアなど台湾で絶滅していた伝染病が爆発的に広まった。私はその時小学生だったからよく覚えていますよ。

なぜ疫病が流行するのか

ーーー それにしても。中国ではなぜこんなに疫病が発生するんですか。

 黄 そのことは今度出した本(『新型肺炎 感染爆発と中国の真実』)にも書きましたが、少し紹介しますと、まず衛生観念が稀薄なんですね。
 中国がものすごく不潔だということは日本の旅行社や商社マンはよく知っていると思います。例えば、中国の地方都市の公衆トイレは露天にレンガを積み上げて壁を作り、地面に穴を掘って板を渡しただけというのが多い。十九世紀の英国の旅行家イザベラ・バードは地球上で一番汚いのは中国だということを書いていますが、それは今でも変わっていないんです。
 そもそも中国人には衛生観念がないんですよ。これは中華文明の核にある儒教に「清浄」という徳目がないことからも分かります。神道、仏教、イスラム教では清浄は重んじられていますが、儒教は「仁義礼智信」などの道徳は教えても、清潔は教えない。
 これは中華文明が黄河から生まれたことと関係していて、黄河は黄土高原の真っ只中を流れ、大量の土砂が流れ込むので、濁流です。そこから穢れというものを忌避しない儒教のドグマが出来上がった。
 だから、中国と行き来している台湾商人の間では、何かあっても中国の病院には行かないという不文律が出来上かっている。死ぬかもしれないですからね。
 不衛生極まりないだけでなく、中国の病院は患者へのケアが杜撰で、ニセ薬が横行している。それなのに診療費はものすごく高い。だから、台湾商人は絶対に行かないんです。
 そもそも中国の医者の中には、ろくでもない人が沢山いるんです。これも儒教の影響で、「技」を扱う者は低級という観念が影響しています。日本の場合は成績が一番いい人間が医学部に入るし、医者は社会的に尊敬される存在だけれども、中国では成績の悪い学生が医者になる。漢方医の場合は七ヵ月ぐらいで医者になれてしまいます。そういうことだから、医者を軽んじる患者も多い。医者に対する暴力行為も頻発し、その件数は年問数万件にものぽります。
 こういう不完全な医療制度も疫病が流行する原囚の一つですね。

 ジコチューとニセモノ

 黄 中囚人のジコチュー(自己中心主義)な性格を災いしています。
 中国人だって伝染病は怖いので、自分の家はまだ少しはきれいにしようとする。でも、他人が使うものは汚くていいと思っている。二〇一八年、中国の五つ星の最高級ホテルで、客室係が便器や浴室を洗うのに使った同じブラシでコップも洗っている映像が流されて大騒ぎになりました。五つ星ホテルだってこうなんだから、他はどうなんだという話です。
 なぜそんなにジコチューなのかというと、もともと中国は戦乱が多く、殺し殺される歴史を繰り返してきたので自分の家族以外は信用できない。だから、会社を作るときも家族経営で、他人は入れない。「自分さえよければいい」という考えが染み付いているから、ゴミも糞尿も平気でホイホイ捨てる。だから環境汚染が酷いんです。


ーーー 大変な社会ですね。

 黄 このジコチューとも関係がありますが、ニセモノも疫病の発生と拡大の原因になっています。
 皆さんも中国はニセモノ大国だということはよく知っているでしょう。一説では、世界のニセモノの八〇%は中国で造られていると言われています。日本人には信じられない酷い話が沢山あって、下水に流された廃棄油を集めて「地溝油」というニセモノ油を造り、外食産業ではそれが使われていることがあります。また中国では水道水が飲めないのでミネラルウオーターを買う人が多いけれども、えたいの知れない湧き水や川の水を汲んで入れただけのものが多い。当然、衛生基準が守られているはずがない。ニセモノ業者はただ儲けるために造っているので、被害が出ても知ったことではないんです。

ーーー どうしてそういう自分勝手な考え方が横行するのですか。

 黄 これは生存条件と関係が深い。黄土高原はもともとは森林に覆われていたけれども。建材や燃料にするため伐り尽くしてしまった。中国人は木を植えないので黄土高原はやがて砂漠化し、特に北の方は水が出なくなった。それで人口は黄河の南の方に集中した。しかし、資源は有限なので、人口が密集すると生存条件が厳しくなる。中国の戦国時代に書かれた『韓非子』は、中国で戦争が起こる理由は「有限な資源の争奪だ」とズバリ指摘しています。自分勝手で人を編さないと生きて行けないのは、そういう背景があるんです。

何でも食べる食文化

ーーー 新型コロナウイルスの発生原因は諸説ありますが、コウモリが原因だという説もあります。それにしても、中国人はなぜあんなものまで食べるんですか。

 黄 中国人はヘビもトカゲもネズミも何でも食べてしまう。「四本足のものは机以外は何でも食べる」と言われるほどです。だから、市場では多くの野生動物が生きたまま売られているんですよ。
 二〇〇三年にSARSが流行した時は、ウイルスの宿主であるキクガシラコウモリから感染したハクビシンが市場で売られ、それを食べた中国人から広がったと考えられています。
 二〇一ニ年に発生したMERS
(中東呼吸症候群)は、ヒトコブラクダから人に感染したとされています。中国の市場ではラクダも売られているんです。
 新型コロナウイルの原因はまだ特定されていないけれども、動物のウイルスが何らかの要因で変異を起こし、人間に感染したのではないかというところまでは分かっています。
 つまり、中国人が何でも食べるということも、疫病発生の原因になっているということです。
 そもそも人間と動物が一緒に暮らしている生活スタイルが怖いんです。特に農村では、牛、豚、鶏、犬、馬が一緒に暮らしている。天然痘は牛痘にきわめて近い関係にあり、インフルエンザは豚、麻疹(はしか)は犬、普通の風邪は馬から感染する病気です。
 例えば、犬は中国に一億五千万匹以上いるとされ、農村だけでなく都市でも多い。犬に噛まれる事故は年間十万~十五万件も発生し、在中国日本大使館によると、毎年二千四百人前後が狂犬病で死亡しているそうです。

ーーー それでは、疫病が流行らない方がおかしいですね。

 黄 食文化の話に戻しますと、こんなふうに何でも食べてしまうと、結局は自然環境を破壊してしまう。例えば、中国ではヘビを食い尽くして輸入しているくらいですが、ヘビを食い尽くすと、ネズミが増える。ネズミが増えると、穀物が食い尽くされる。そうすると、砂漠化か広がる。砂漠化か広がると、飢饉になるという悪循環を引き起こす。砂漠化は食文化だけじゃなく、人口増加、森林資源の枯渇、農業による地力収奪なども原囚だけれども、やっぱりそういう経済社会史的側面を頭に置いておかないと中国は分からないと思うんです。

 情報統制は皇帝制度の時代から

ーーー ここまで文化的、経済社会史的な側面からお話いただいてきましたが。それだけでなく、共産党の問題もあるのではないかと思います。新型コロナウイルスが世界中に拡がってしまったのは、習近平政権が情報を隠蔽したからだと指摘されています。

 黄 中国共産党は情報統制を徹底していますからね。都合の悪い情報を遮断するのは日常茶飯事です。絶対無謬の共産党にとって「疫病被害の拡大を防げなかった」という失態は絶対にあってはならない。あっても人民に知らせてはいけない。この共産党の隠蔽体質がまず第一の原因です。
 ただ、この情報隠蔽体質は中国共産党独自のものというより、皇帝制度の時代からそうなんですよ。
 中国では昔から地方長官は中央政府から派遣されます。中央政府から地方長官として赴任する者が「官」。その地方の言葉を官に通訳する役目が「吏」という現地役人です。地方長官は地方での実績が、中央政府での出世を左右する。だから、疫病や飢饉の抑え込みに失敗すると、自分の無策を隠蔽し、中央に報告しない。あるいは被害を少なく報告する。
 特に、天変地異が起こると天子の徳の有無が問われるという文化があるから、絶対権力者の機嫌を損ねるのを恐れて、やっぱり報告しない。武漢で大変なことが起こっていても。言えない。言ってみれば、これは「中国病」ですよ。

一責任転嫁に注意せよ

ーーー パンデミックが「中国発」ということになると、習近平政権にとっても、命取りになりかねない。

 黄 そう思います。さっき言ったように、天変地異が起こると天子の徳の有無が問われる文化だから、習近平のせいだと批判され、それを口実に反体制運動が広がるのを怖れている。だからこそ、それをかわすために責任転嫁する。
 国内では、夥しい死者が出て非難の声が強くなってくると、「一月七日には感染症対策を指示している」とうそぶき、地方幹部四百人を処分しました。
 感染封じ込めの成果が出てくると今度は一転して、「中国以外の国は新型肺癘に勝てない」「世界は中国に感謝を」「ウイルスは米軍が持ち込んだ」と宣伝がどんどんエスカレートしています。
 日本に対しても、ビザ免除を停止したし、習近平訪日延期についても「日本も今大変な状況だから仕方がない」という感じで報道している。自分のことは棚に上げてすぐ誰かに責任転嫁するから、黙っていたらダメですよ。


黄文雄写真
天変地異が起こると天子の徳の有無が問われるという文化があるから、絶対権力者の機嫌を損ねるのを恐れて報告しない。
武漢で大変なことが起こっていても言えない。
言ってみれば、これは「中国病」ですよ。
<引用終り>     

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2020-04-08 17:31

武漢肺炎<メディアは海外からの讒言には反論する責任がある


 安倍首相が緊急事態を宣言して一日たった。
私は今回の緊急事態宣言での安倍さんの発言は本当に素晴らしいものだったと思っている。
特に冒頭医療関係者に対する謝意の言葉、多くの日本人の心を代表してくれた発言。素晴らしかった。

記録の為もあり、その会見の動画を貼っておきます。
動画では安倍首相の凄さと同時に日本のマスゴミのだらしなさが良く出たものになりました。




所がこの緊急事態宣言に対し、外国メディアからケチが付いており、それを日本のクソメディアが嬉々として報道している。

例えば時事はこんなことを流している。
比較に為、今回の緊急事態宣言とその前の小中高一斉休校についての報道を比べてみます。

<以下引用>
「措置遅い」「強制力ない」 緊急事態宣言で海外メディア
4/7(火) 18:39配信時事通信

 新型コロナウイルス感染者急増を受けた日本政府の緊急事態宣言発令について、海外の主要メディアからは、欧米諸国の非常事態宣言などと比べて「大胆な措置を取るのが遅い」「強制力も罰則もない」と厳しい見方が相次いだ。

 AFP通信は、日本の措置には外出禁止や店舗閉鎖などの強制力はなく、違反者への罰則もないため「欧米での都市封鎖(ロックダウン)とは程遠い」と報道。英BBC放送(電子版)は、専門家からは発令が遅過ぎるとの声が出ており、「ドイツや米国は、日本が社会的距離確保の措置実施や新型コロナの広範囲な検査実施に失敗したと強く批判している」と伝えた。

 米CNNテレビ(電子版)も、中国と経済・地理的に関係の深い日本では早い段階で感染者が出ていたのに「世界の他の多くの地域で見られるような大胆な措置を取るのが遅かった」と指摘。集中治療室(ICU)のベッド数や検査数の少なさのほか、人工呼吸器の不足で医療崩壊への懸念が広がっていると報じた。

 一方、ロイター通信は、緊急事態宣言の発令前から、ツイッターで「東京脱出」が話題になっていたと紹介。日本のメディアを引用する形で、別荘地の軽井沢には東京のナンバープレートの車が増えていることを取り上げた。
<引用終り>

しかし、2月27日には日本は小中高一斉休校を発表しているが、その時の海外からの「ケチ」報道も酷いものだった。
それを日本の太鼓持ちメディアが嬉々として報道する。今改めて読みと本当に吐き気がします。
しかしこんな事を一つずつ改革していかないと未来は開けません。我慢して読んでみると・・・。

<以下引用>

「日本政府の対応は“電車の衝突事故”のようだ」海外は日本の新型コロナ対策をどう報じた?
近藤 奈香 2020年03月03日

 新型コロナウイルスは南極を除く全ての大陸、約60か国に広がり、感染者数は世界で8万8000人を超えた(3月2日時点)。日本国内でもすでに260人の感染が確認されているが、日々増え続ける感染者数に対し、「日本政府は危機意識が低く、初期対応を誤ったのでは」と、国内から批判の声が上がっている。

「東京オリンピック中止」の可能性もささやかれるなか、日本の“新型コロナウイルス対策”に、海外からも注目が集まっている。それでは、海外メディアは日本の一連の対応をどう報じているのだろうか。各メディアの反応を見てみよう。

安倍首相の“危機感のなさ”が見えた?
 新型コロナウイルスに対する日本の対応として、海外でも集中的に報じられてきたのは「ダイヤモンド・プリンセス号」についてである。3月1日には、同船から全ての乗員乗客が下船したが、未だ事態は予断を許さない。

 既に日本人以外の乗客にも死者が出ており、2月28日には英国人の男性が、3月1日にはオーストラリア人の男性が亡くなった。彼らは各国において、新型コロナウイルスによる「初の死者」となった。

 ニューヨーク・タイムズ紙は、ダイヤモンド・プリンセス号での検疫には「ロードマップが欠如していた」とし、初期段階でマスク着用が徹底されていなかったことなど、現場での対応の不備を指摘。一方で、日本政府についても次のように批判した。

「日本人で新型コロナウイルスによる最初の死者が出た翌日(※2月14日)、安倍首相はタスクフォースの会議(※新型コロナウイルス感染症対策本部での会議)に8分間出席し、その後3時間、日本経済新聞会長らとの夕食を楽しんだ」

「電車の衝突事故を目撃しているようなものだ」
 ワシントン・ポスト紙は、「新型コロナウイルスに対する日本政府の対応は、スローモーションで起こりつつある電車の衝突事故を目撃しているようなものだ」と、独特な表現で厳しく非難。「決断を下さなければならないときに、安倍首相はためらった」と見る同紙は、その原因として、「4月に控える習近平国家主席の来日が、安倍内閣の対応に影響を及ぼした可能性がある」と指摘している。

 他にも、「日本は中国との関係性を重視しすぎたあまり、感染拡大を防ぐための初期対応に失敗した」と分析している海外メディアは多い。実際に、アメリカ、オーストラリア、シンガポールといった国々は、中国本土からの中国人の入国を、既に1か月以上も制限している。しかし日本は、武漢を含む一部の地域に限っては入国規制を設けているものの、中国本土からの全面的な制限には今も至っていない。

観光業はアベノミクスの“数少ない成功例”だった
 日本にとって中国は最大の貿易相手国であるが、それと同時に、インバウンド消費の最大の“お客様”でもある。日本政府観光局によると、2019年の訪日外国人数は約3188万人だが、そのうち約959万人が中国人だった。

 その観点からロイター通信は、「観光業の拡大は、アベノミクスにおける成長戦略として7年前に打ち出され、数少ない『成功例』の1つであった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって、観光業への過剰依存が問題視され始めた」と報じている。日本が中国本土からの全面的な入国制限に踏み切れないのは、経済的な要因だけでなく、頼りにしていた“アベノミクスの成功例”への打撃を恐れたからではないか……とする報道だ。

医学的根拠のない一斉休校は「政治的パフォーマンス」
 そんな中、日本政府は2月27日、全国の小中高に3月2日からの臨時休校を要請するという、異例の発表を行った。これに対しドイツの国営放送ドイチェ・ヴェレは、「この決断によって多くの親は仕事を休み、子供の面倒を見なければならなくなった。多くの国民はツイッター等で安倍首相を批判している」と日本国内の反応を紹介しながら、政府がこの“要請”の医学的根拠を示せていないことを指摘。「今回の要請は、『決断力がある』行動をする意思がある、と見せつけるためにとられたとも考えられる」と、一種の政治的パフォーマンスではないかと分析している。

 また、ニューヨーク・タイムズ紙は、新型コロナウイルスは高齢者へのリスクが高いこと、そして日本は高齢化率(全人口のうち65歳以上が占める割合)が世界一であることに言及しながら、次の点を指摘した。「(日本の対応策は)全国の小中高を1カ月間休校にする、というもので、高齢者ではなく若者をターゲットとしている。若者はコロナウイルスへの感染リスクが低く、感染した際にも重症化する可能性が低いため、よりリスクが高い高齢者を守ることにはならない」

 同紙は今回の“一斉休校”が、結果的に正しい決断となる可能性を否定してはいない。だが、同じく高齢化が進んでいるイタリアや韓国では、「専門家のアドバイスに従い、高齢者に対し多くの検査を行い、治療と隔離に専念している」にもかかわらず、世界一高齢化が進んでいる日本で、真っ先に“感染リスクの低い若者”を守る対応策が打ち出されたことに、戸惑っているようだ。

東京オリンピックは中止になるのか?
 さらに、今回の決断の背景として「オリンピックに影響が及ぶ可能性がささやかれる中、安倍首相はウイルスを制御することに意欲的であると示したいのだろう」と同紙は述べている。それでは、新型コロナウイルスは今後、東京オリンピックにどのような影響を与えるのだろうか。

 ガーディアン紙は「オリンピックは中止となるのか。新型コロナウイルスによって中止になるスポーツ・イベントは」との見出しで、「テコンドー、フェンシング、レスリング、そしてサーフィンの種目が予定されている千葉において、新たに感染者が確認された」と報じている。「日本」や「東京」といった視点だけでなく、各競技が行われる地域においても、感染者の有無が注目され始めている。

 また、同紙は元水泳選手のイアン・ソープ氏にも取材。彼がオーストラリアのアスリートらに対し、東京オリンピックへの参加を決断する前に、自身の健康に配慮するよう呼び掛けていると報じている。

「オリンピックが無事に執り行われることを祈ろう」
 他にも、「IOCがオリンピック開催に変更はない、と言っている中でも、国際的には『日本が果たして充分な手を打っているのか』という懸念が共有されている」(ドイチェ・ヴェレ)、「日本政府は300億ドルをオリンピック準備につぎ込み、何十億というスポンサー料もぶらさがっている。オリンピックが無事に執り行われることを祈ろう」(ワシントン・ポスト紙)などと、着実に不安は広がりつつある。

 今後、日本政府はリーダーシップを発揮し、安心して東京オリンピックを開催できる環境を作っていけるのか。世界中が注目している。
<引用終り>

読んでいくと悪意のある言葉遣いが毛虫の群れのようにちりばめられていますね。
例えば
電車の衝突事故・・・
観光業はアベノミクスの数少ない成功例・・・
医学的根拠のない一斉休校・・・
東京オリンピックは中止になるのか・・・

もう突っ込みどころ満載の話だが、例えば・・・
アベノミクスが成功したのは失業率とかいろんなデータがある。観光業などはほんの付け足しだ。
医学的根拠が有るから一斉休校した。結果はすぐに表れている。
オリンピックはこの時点で延期しか検討されていないのに、中止と意図的に書き換えている。

こんな出鱈目の言いたい放題を嬉々として流す日本のゴミメディア。こいつらは本当は日本には要らないのだが、最低限、こんな言いがかりには反論しなければいけない。
それが羽織ゴロ・電波芸者はじめメディアの最低限の義務だと思うのだがどうだろう。


そして最低限こんな事を言って見てもバチは当たるまい。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の3月1日と現在の比較

        3月1日現在        4月8日現在
        感染者数  死者数    感染者数  死者数   100万人当り
1.アメリカ   ⑪66      0      400,335  12,841    39
2.スペイン  ⑫50        0     141,941    14,045    300
3.イタリヤ  ③889      21     135,586   17,127     283
4.フランス  ⑩73       2      109,069   10.328     158
5.ドイツ   ⑨79       0      107,663   2,016       24
6.中国    ①70,257  2,835         81,802     3,333     2
7.イラン   ⑤593       43      62,589     3,872      46
8.イギリス                  55,242    6,159     91
9.トルコ                   34,109       725        9
10.スイス                   22,253      821       95
13.カナダ                   17,897    381        10
17.韓国    ②3,150     17       10,331     192        4 
・・・中略・・・
30.日本    ⑥241       5          4,257        93     0.7
(国名の前の数字は感染者数順位、3/1現在の感染者数の前の○印の数字は3/1時点の順位)
(太字はG7の国、日本だけ感染者数、死者数、人口当り死亡率とも少ないのが良く分かる)

日本も苦しんでいる。だから緊急事態宣言になったのだが、日本のやっていることは数字に表れている。死者数である。
この表でも死者数が圧倒的に少ないのが分かるが、本当は人口100万人当たりの死者数を見るべきではないだろうか。
これで見ても日本が他の国と全く違うことが分かる。
国民の命を守る、こんな事を盛んに言う人がいるが、命を守るとはこう云う事である。
少なくとも先進国では桁違いの少ない死亡率。
ケチをつけてくる欧米メディアには、「君たちの言う事を聞いたら、こんな低い死亡率になるんですか?」、こう反論してほしいものである。

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2020-04-02 18:06

武漢肺炎<3つの「密」を防ぐ理由


 武漢肺炎への対策としてこんな事が政府から要請されている。
これは分かるのだが、どうも全体像が見えにくい。

2020-4-2新型コロナウイルスの集団発生防止


そんな時、良い資料が有った。
押谷教授の新型コロナウイルス感染症の現状、日本の対策などをまとめた資料。
https://www.jsph.jp/covid/files/gainen.pdf

押谷仁東北大教授は新型コロナウイルスの感染防止策を検討する政府の専門家会議メンバー。
長文だが大変分かりやすいのでぜひ見ていただきたい。

特に私にはこの部分が、今まで疑問に思っていた事が腑に落ちた。

2020-4-2クラスターの起きる環境
クラスターの起きる環境の類型化
・換気量が増大するような活動
・大声を出す
・歌う
・1対複数の密接した接触
・多くは咳・くしゃみが無く、通常の飛沫感染ではない

ここで「換気量」と言う言葉が出てくる。この換気量、換気と言うと普通は「部屋の換気」を思い出す。特に一つ上の政府の要請文「3つの密を避けましょう」の1番目が「換気の悪い密閉空間」、だからこの換気と思いがちだが違う。
この「クラスターの起きる環境」で言っている「換気量」は医学用語の換気。
肺で呼吸する時、どれだけに空気を吐いて吸うか、その量のことである。

肺胞換気量とはこんなもの
2020-4-2肺胞換気量
https://www.kango-roo.com/sn/k/view/1619 この記事を参考にしました。

ここから先は医学知識ゼロの短足が考えた推測なので違うかもしれませんが、普通の肺の換気量は1回あたり450mL~500mL。しかしその換気量の中で実際には肺胞まで届かずに吐き出される分が1回あたり150mL。だから普通に呼吸している時は吸った空気500mLの内約3分の2の350mLが肺胞まで届くことになる。
勿論これは大声を出したり、歌を歌ったり、運動したりすればこれよりずっと多くなるわけです。
ウイルスは小さいので、この肺胞まで届く空気に乗ってくるから、呼吸が激しくなって来れば肺に届くウイルスの量が増える。こんなことでは無いかと思います。

お医者様が難しい「換気量」などと言う言葉を言うので、わたしなりに考えてみました。
これで私なりに「3密」が理解できたと思います。
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2020-03-30 22:07

武漢肺炎<国内感染者数には日本国籍以外の人が多すぎ<*追記あり(3/31)



* 追記します。
このエントリーの内容は見直しが必要です。
コメント欄でkazkさんにご指摘いただいたのですが、厚労副大臣橋本岳氏のFBにこんな記事が有ります。
以下橋本岳氏のFBより引用
https://www.facebook.com/gaku.hashimoto.3/posts/3601287046612514
橋本 岳
3月22日 14:20 · 
たまたまこの記事を見つけたので、内部的に確認をしてみました。日本国籍者の数字は確認できた数字であり、それ以外の数(この方が「外国籍」としている数)は大半が「確認中」とのこと。PCR検査は匿名化して行っているため、陽性の検査結果が判明すると、保健所で名寄せしてから追跡し、自治体を経由して国籍等の報告をいただくことになります。よって把握に時差が生ずるため、資料的には直近の数字は「確認中」が一定数生じてしまうのが現状です。
記載の仕方を工夫してもらうよう担当に伝えるとともに、情報の集約の仕方を考えます。

橋本岳氏がこの記事と言っているのはこんな記事
厚労省・新型コロナ陽性者データに内在する不可解な矛盾 ishtarist 2020/03/20
<引用終り>


当初このエントリーはこの情報が分からずアップしました。しかし現役の厚労副大臣の発言なので一応信用すべきかと思います。但し橋本岳副大臣が厚労省に問いただしてからすでに1週間以上。厚労省のデータには変化が有りません。副大臣の言うことなんか聞くもんかとでも言いたいのでしょうか。
本文のグラフを見ると分かりますが、日本国籍以外の数字は3月11日以降様相が激変しています。
そしてその前、3月4日付でPCR検査が保険適用との厚労省の決定が有ります。
保険適用になったら急激に日本国籍以外が増えてきた。でも保険適用ならそもそも保険番号など確認する筈で、どうしてこんな事になるか分からない。
百歩譲って名寄せに時間がかかるなら、分かった時点で訂正すればいい。こうでは無いでしょうか。
こんな疑問が有ることを前提に以下記事を見てください。
尚詳細が分かったら別途記事アップします。


では以下当初エントリーです。

 武漢肺炎の感染者数が日々増加している。しかしここに今まで殆ど報道されていない問題をツイッターで問題視している人がいる。
その問題点は何か?

国内の感染者数に占める日本国籍以外の人数が異常に多い。多すぎるのだ。
3月29日のデータでは日本国籍以外の感染者数は全体の約40%(3/29現在)。日本に居住している外国国籍の人は確か2%程度のはずだが、何だ? この異常な日本国籍以外の人数の多さは。

最初にそのグラフ
以下Chieko Nagayamaさんのツイッターからグラフを借用
https://twitter.com/RibbonChieko/status/1244219925943615488

2020-3-30日本国内感染者数累計
こんな信じられない話のソースは厚労省のデータなのでそのページを見てみた。

厚労省のHPより
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10555.html

厚労省のHPコピー
このコピーの下の方、赤枠内にその記述が有ります。
3/29の場合、PCR検査陽性者1693人、その内日本国籍者1007人なのだという。

2020-3-30厚労省の武漢肺炎ページ


この日本国籍以外の人が何者なのか、日本居住者の外国籍の人は確か2%程度の筈。
余りにも多すぎとは思いませんか。
矢張り、トランプに倣って、「ジャパン・ファースト」を叫ばねばいけない時代の様です。
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2020-03-29 16:44

「日本のコロナの謎」 検査不足か健闘か、欧米注視<日本のメディアには説明責任がある その2



 「日本のコロナの謎」 検査不足か健闘か、欧米注視<日本のメディアには説明責任がある。今回はその2番目です。
前回のエントリーでドイツから日本の感染者数への疑問と言うか揶揄と言うか、そんな記事を紹介しました。

ではその検査とはどんなものかから
このコロナウイルスの正式名称は「SARS-CoV2」、SARSウイルスによく似ているのでこの名前。
このウイルスによる感染症(武漢肺炎)の正式名称が「COVID-19」です。

さてその検査方法ですが、PCR検査は実は精度は高くありません。
本当に陽性の人を検査して陽性と出る頻度を感度と言いますが、これが現場の経験では70%位だというのです。

実際現場で「COVID-19」と戦ってきた医師の方の記事にこんな記述が有りました。
(参照記事)
今日から新型コロナPCR検査が保険適用に PCRの限界を知っておこう
忽那賢志  | 感染症専門医
3/6(金) 6:00
<以下抜粋引用>
検査には感度と特異度という指標があります。

感度とは「その疾患を持つ人が検査を行った場合に陽性となる頻度」であり、特異度とは「その疾患を持たない人が検査を行った場合に陰性となる頻度」です。

私は現時点で約15例の新型コロナウイルス感染症の患者さんを診療していますが、初回のPCR検査が陰性で、それでも疑わしいからということで行った2回目・3回目の検査でようやく陽性と判明した事例が少なからずあります。感覚的なものですが、咽頭や鼻咽頭のスワブを用いたPCR検査の感度は70%くらいかなと感じています。つまり30%の方は本当に新型コロナウイルス感染症なのにPCR検査で陰性と出てしまうということです。(引用者注:偽陰性)

またいかに優れた検査と言えども、偽陽性(本当は新型コロナウイルス感染症ではないのに陽性と出てしまうこと)が起こりえます。(引用者注:だから日本はPCR検査を慎重に行っている)
<引用ここまで>


陽性の人を検査して陽性と出るのが70%、これを聞いたら誰でもそんな不正確な検査、ダメだよと言うでしょう。がしかし、他にいい方法が無いので現在のやり方になっているのです。


一寸ここで寄り道。
昭和30年代初め頃まではメートル法の外に尺貫法も使われており、尺貫法のものさしに曲尺(かねじゃく)と鯨尺が有りました。

これが曲尺(2尺)・鯨尺(2尺)・曲尺(3尺)・メートル尺の比較
2020-3-28ものさし比較
西陣岡本のブログさんより拝借
https://okamotoorimono.com/weav/monosashi/

しかしこんな事では困るため、現在ではメートル法に統一されており、同じ1尺でも長さが違うなどということは無くなりました。
こんな事を可能にするため、例えばものさしならその物差しの「大親分」が存在します。メートル原器です。

2020-3-28メートル原器

この写真は1960年まで使われていたメートル原器(現在は重要文化財になっている)。
こんなもので普段使う物差しが正しいことを保証している訳だ。


くどくど長い話をすみません。
私が言いたかったのは、現代社会では何かを測ったり、何かを検査したりするときは必ず一番正しいものが有る。正解がある。これが当たり前になっています。
例えば学校の入学試験がそうですね。試験には正解が必ずある。無ければ試験になりません。

しかしPCR検査の場合、絶対正しいというものは現在有りません。だからあるPCR検査キットを使ってこんな検査をしてみたらこんな結果になった。だからこの程度の感度なのだろう。検査で陽性と出てもそこから色々やってみて、その場その場で判断するしかない。こんな風なのです。

そんないい加減な!、それじゃあ、上の写真のものさしみたいに、持っているものさしが曲尺なのか鯨尺なのか分からず使っているようなもの。こんな意見が出ると思います。
しかし人類が初めて経験する疫病。そんな良いモノが簡単に存在する訳はないのです。


こんなことで、流石ノーベル賞学者の山中先生は流石にいいことを言っています。
「大切なのは早く対策をすること。人類が初めて経験するものだからエビデンスが無くて当然。今は大袈裟なくらいの対策をして、エビデンスが集積してから少しずつ緩めていけばいい」。
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-date-202003.html


その山中先生と尾身茂氏の対談動画 大変いい内容です。
【新型コロナ対策 緊急対談】
日本は「新型コロナ」にどう対応すべきか?〜尾身茂氏(新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 副座長)×山中伸弥氏(京都大学iPS細胞研究所所




さてこんな全く未知のウイルスなのですが、日本には世界に誇る検査設備が有ります。
CTスキャンです。
このCTスキャンを使った現場の医師のこんな報告が有りました。

3月23日のエントリーより
武漢肺炎<現場医師からの報告が素晴しい  2020-03-23 08:37
<以下抜粋引用>
COVID-19の臨床的特徴は「非常に肺炎を起こしやすい」ということではないでしょうか。インフルエンザ患者を診ていても、細菌性肺炎の合併は時々あってもウィルス性肺炎自体はかなり稀です。しかしCOVID-19では、通常なら風邪程度の症状でもCTを撮影すると、複数の肺炎像が見られます
すでに報告されているようにこのCT像がかなり特異的です。胸膜にへばりつくようなすりガラス、あるいは網目状の陰影が複数見られます。通常の細菌性肺炎とはかなり異なる印象です。他院からCOVID-19の鑑別のために患者さんが紹介されてくるのですが、CTでスクリーニングをおこない、怪しい影があればPCR検査をおこなっているのが現状です。
<引用終り>

このようにCTスキャンでCOVID-19特有の肺の症状を掴み、そこからPCR検査で確認すれば相当正確に判断できる。こんな事が今に日本がやっている方法です。
幸い日本はCTスキャン大国、こんな事をぜひ世界に発信すべきだと思います。

世界を見ると、死者が1万人を超えたイタリヤは曲尺か鯨尺か分からないPCR検査をやりまくった。その結果は医療崩壊⇒高齢者を治療できない⇒死者激増、こんな結果を生んでいる。

日本方式で医療崩壊を防ぐしかないということ。これをぜひ世界に発信すべき、これが日本のゴミメディアの責任と思っています。

最後に蛇足ながら一言。
ものさしの例を挙げたように、昔はどこかに正解が有った。特に明治維新以来、欧米に正解が、お手本が有りました。
しかしこれからの日本にとっては「正解がどこかに有るという夢」、この時代は終わりました。日本は何処にも正解のない荒野を切り開いてゆかねばいけません。
その為には山中先生が言うように、「やってみなければ分からないのだから早くやる。柔軟に状況に対応する(朝令暮改結構)」、こんな事をいつも考えて毎日を生きていきたいと思います。

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2020-03-24 16:04

コロナウイルスとは何か&あなたは何をすべきか


 裏の桜さんが武漢肺炎に関して大変素晴らしい動画を紹介されている。
題して
『SARS-CoV-2に関して、この動画はわかりやすいね・・』
http://sakuraura.blog.fc2.com/blog-entry-5343.html

動画は英語で、字幕はあるモノの内容はかなり高度だが、分かりやすく説明している優れもの。
先ずは見てください。

コロナウイルスとは何か & あなたは何をすべきか
2020/03/19



【世界中で1300万回以上再生された「コロナウイルスとは何か&あなたは何をすべきか」を解説するムービー】


この動画で私の疑問があらかた解けた。
特に80%の人にはほとんど症状が出ないほどおとなしいウイルスが如何して劇症化するのか、

そんな疑問も大体わかった。とてもいい動画です。
何はともあれ、動画を見てください。

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2020-03-23 08:37

武漢肺炎<現場医師からの報告が素晴しい


 武漢肺炎は世界中で蔓延しているが、全世界を客観的に見れば、日本の対応は素晴らしい。
しかし日本人の実感は「とにかく大変、まさに国難だ」。こうでは無いだろうか。

そんな折、現場の第一線の医師から実態を伝えるツイッターが出てきた。
大変有用な話なので全文引用します。


最初に、このツイッターを紹介したアノミマスポストから

<以下引用>
アノニマス ポスト ニュースとネットの反応
<必読>ダイヤモンドプリンセス号の新型コロナウイルス患者の治療に携わった医師のツイート〜ネットの反応「欧州などより比較的落ち着いている状況なのがどうしてなのかが良く分かりました。ありがとうございます」


そしてこれがその方のツイッター
北川/脳神経内科医/開業準備中
@kitagawaneuro


この1ヶ月、都内の一般病院でCOVID-19の診療にわずかですが携わったので、その経験を記します。なお、私は呼吸器や感染症の専門医ではないので、あくまで一内科医としての経験、意見であり所属する医療機関を代表するものではありません。
午後7:11 · 2020年3月21日·Twitter for Mac


2月に入ってから連日、クルーズ船の乗客から陽性者が多数報告され、都立病院にも収容されていると聞いていましたが、それが限界に近づいており一般病院でも受け入れを要請されるとの噂が流れてきました。

2月中旬に陰圧室を持っているような病院のICT担当者が招集され、正式に患者の受け入れが要請されたため、翌日から患者さんを移動させ1日で感染者用の病棟が準備されました。当初、どんどん入院してくると思っていましたが、実際はぽつりぽつりという感じで、これが最も意外でした。

それほど入院数が多くなかった理由としては、受け入れ病院の数が増え分散されたこと、当院はICUがないため、軽症から中等症の方に限られたことなどがあると思います。河野大臣がツイートしていましたが、自衛隊病院は多くの患者さんを受け入れています。

日本の検査数が少ないと報道されていますが、確かに当初は「なぜこの人を検査してくれないのか?」といったケースもありましたが、現在では概ね中等度以上の患者はほとんど検査されており、その実数に大きな乖離はないように思います。

一方、無症候やほとんど症状がないような人は検査があまりされていないので、検査数を増やせばそうした症例数は増えると思われます。山に例えれば裾野の部分は大きくなると思いますが、7-8合目以上の規模は概ね把握されているのが実感です。

COVID-19を疑う根拠が非常に乏しい人に検査をしても事前確率が低く、あまり意味がありません。一方、普通ではない肺炎像があったり、濃厚接触者は事前確率が高く、こうした人達は逆に積極的に検査はされている印象です。

COVID-19の臨床的特徴は「非常に肺炎を起こしやすい」ということではないでしょうか。インフルエンザ患者を診ていても、細菌性肺炎の合併は時々あってもウィルス性肺炎自体はかなり稀です。しかしCOVID-19では、通常なら風邪程度の症状でもCTを撮影すると、複数の肺炎像が見られます

すでに報告されているようにこのCT像がかなり特異的です。胸膜にへばりつくようなすりガラス、あるいは網目状の陰影が複数見られます。通常の細菌性肺炎とはかなり異なる印象です。他院からCOVID-19の鑑別のために患者さんが紹介されてくるのですが、CTでスクリーニングをおこない、

怪しい影があればPCR検査をおこなっているのが現状です。幸いCTスキャンが2台あるため、一般患者と分けて検査することが可能でした。またCTでは明らかな多発性陰影でも、レントゲンではかなり分かりにくく、それだけでは否定できません。

このような状況になって思うのは、パンデミックの際には病院や医療システムに余裕が必要だという事です。病床に余裕があるからこそ、専用の病棟を作れますし、外来にしても普段使わないエリアがないと、患者の動線を分けることができません。

国全体の医療システムにも余裕がないと、パンデミックへの対応は難しいことを実感します。一つの病院に限界近い患者が殺到すれば、院内発症(アウトブレイク)がおこり、さらなる患者の増加を引き起こすことは確実で、まさにイタリアでこうしたことが起こっているのだと思います。

この1ヶ月間で、新規患者数はほぼ横ばいでどんどん増えているという印象はありませんので、様々な自粛要請やリモートワークへの移行などの措置がある程度有効なのだろうと感じます。ただ、このまま収束していくかどうかは、現場の末端にいる医師にはわかりません。

ここまで一気に書いたので、少し補足します。民間の検査会社でもPCR検査は可能になりましたが、現時点では行政機関のほうが結果が帰ってくるのが早いため、そちらに依頼しています。検査の適応については、行政側と現場の医師の間に、

「こうした症例は検査すべき」といった暗黙の合意ができつつあり当初よりスムーズになっているようです。現在、クルーズ船の患者さんが少しずつ退院し始めており、今月末から来月にかけて国内発症者の退院も増えていくと思われます。

受け例が決まった時は、私も含めすべての職員は不安だったと思います。ただ、結局はどこかが受け入れなければ患者さんが溢れてしまいます。声を大にして言いたいのは、COVID-19を受け入れても病院に大きな収入が入るわけではありません。

むしろ入院・外来患者ともに減っており経営上は大きなダメージがあります。マスクも潤沢にあるわけではなく、ギリギリでやっているのが現状です。ここで院内感染でもおこって病院を閉鎖するようなことがあれば、経営上はさらに大きな打撃を受けることになりますが、

現状ではそれが補填されるわけでもありません。
当初、東京のような過密都市では爆発的に患者が増えるかと思いましたが、そうでもありません(現場の実感としてもそうです)。京都も患者数は比較的少ないようですが、どちらも他人によそよそしい街だからでしょうか?(冗談です)。

先程も書きましたが、私はこのウィルスを完全に封じ込めることは不可能だと思います。我々にできるのは、現在の医療システムが対応かのうなレベルに患者数をとどめておくことです。一方、経済活動をいつまでも制限したり鎖国のようなこと続ければ、経済の破綻により死ぬ人が出てくることは間違いなく、

国は、感染者数を一定以下にとどめつつ経済活動を少しずつ元に戻していくという難しい舵取りを迫られていくのでしょう。
一部に、集団免疫ができれば大丈夫という意見があるようですが、このウィルスについては未知のことが多く、私はその考え方については懐疑的とは言いませんが賛成もできません。

私は3月末に退職するのですが(1年前から決まっていたことなのです)、COVID-19の診療にあたっている末端の現場の状況をお伝えしたく長々とツイートしました。

私の体験と考えはあくまで、都心部の一般病院でのそれですので、地域が違えばまた異なる状況であることは言うまでもありません。

<引用終り>

このツイートをした医師の方は間も無く脳神経内科を開業されるようです。
しかしこの報告は実に素晴らしい。日本のやっていることがいかにぎりぎりの所で美味く回してきたか、その結果として感染者数も少なく、また重篤な患者も少ないので死者数も少ない。そんな事が良く分かります。
北川医師の貴重な報告、ありがとうございました。

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2020-03-22 17:05

武漢肺炎を疑われた話


 先日、家人のいつも通っている脳神経内科のクリニックに行ってきた。家人は難病を抱えているため、毎月1回名古屋のクリニックに通院している。今月は先週火曜日はその日。
所が出かける少し前に体温を測ったら38.6℃もある。
こんなことでそのまま医者に行った所、当然ながら今話題のウイルスではないかと疑われた。
一寸そんな顛末と私が思うことを書いてみたい。

最初にどうしてそんな熱が出たのか、そしてどこの医者に行ったのかを掻い摘んで。

家人の難病はパーキンソン病で、時々熱が出ることがある。特に昨年秋頃はそんな事が酷かった。
家人の発熱は不思議な事に点滴をするとあっさり収まってしまう。昨年後半も何度かそんな発熱でかかり付けのクリニックに飛んで行って診察をしてもらったが、結局対症療法しかない、そんな事で今日まで来ている。
(余談だが、この発熱、便秘と関係が有るようだが、この話はちょっと置いておきます)

今回は毎月一回の定例の診察なのだが、直前にいきなり発熱。その状態で診察を受けたらどうなったか。

最初にそのクリニックの受付に行って、定例の予約できたのだが直前に発熱し、今38.6℃もあると説明した。看護婦さんが飛んできて、すぐに別フロアの待合室に行って、他の人となるべく離れていてくれと言われた。なるほどねえ。
その後、体温測定の後ただちに胸のレントゲン撮影に。
その後診察を受けたのだが、幸いレントゲンでは肺の画像には異常が無かったので、問診で肺炎の症状が無いのを確認。
その後そのまま通常のパーキンソン病の診察。更に点滴を打ってもらい、帰りにはまあ元気になって帰宅した。

家人のケースでは「もしかして?」と疑われたが、まあ異常が無かったのでここで終わりだった。しかし、よく考えてみると、多分若し肺のレントゲンで少しでも異常がありそうだったら即CT検査になっていたと思う。
注:そのクリニックはX線とMRIは有るがCTはない。だから別の中核病院にすぐ行くことになっただろう)
CTでは若し肺炎なら、細菌性肺炎や誤嚥性肺炎と武漢肺炎は明確に区別できるものらしい。


こんなことで、武漢肺炎は町医者の患者でも、疑わしい患者は拠点病院のCTで確認できる。私のその一端を垣間見たわけだ。

所でこんな事の陰には、あまり報道されないが、日本の医療制度や設備の先進性が隠れている。
例えば、私も今回初めて知ったのだが、日本のCTスキャンの普及率は世界一なのだという。

これはそのグラフ
人口100万人当たりのCTスキャン台数は断トツ世界一絶対数でも人口3.3億のアメリカとトップを争っているとか。日本はCTスキャン大国だったのだ。
2020-3-22CT台数1
引用元:新型コロナ防疫で、地味に活躍する「CTスキャン」の話
https://togetter.com/li/1482255
(引用者注:この記事は大変有用な内容が多い。是非ご一読を)

こんな事情があるので、日本の武漢肺炎対策は、重篤な人、重篤になりそうな人を早く見つけ早期治療。これを中心にしている。その陰にはCTスキャンの世界一の普及率と言う現実がある。


所でCTスキャンで相当の所まで分かるという話は、私も昨年経験した。
これも家人のケースだが、家人は昨年9月に足を骨折した。その10日後、今度は原因不明の体調不良と発熱でまたもや救急医療のお世話になった。
この時、CTの凄さを実感できた。私もCTは概略知っていたが、あれだけ全身くまなく調べられるとは・・・。
担当医の方には持病のパーキンソン病が有ることを説明しておいたし、血圧を測ったら200もあったということで徹底的に調べてくれた。その時全身のCTをとり、その報告書を見せてもらう事が出来た。(多分普通は門外不出だと思う)
家人のCTは首から下、下肢まで、肺から肝腎脾など内臓全部、下肢血管の血栓の有無に至るまで、全部調べてあった。最新医療の凄さを実感したものだった。

なるほどこれなら、CTを取ってからPCR検査で武漢肺炎ウイルスを確認すれば確実だと理解できた。

日本の武漢肺炎は死者数が他の国に比べると非常に少ない。日本が隠しているなどと言ういわれのない疑いさえかけられる始末。だがこんな日本の先進医療の実態が分かれば、そして重篤な患者を重点に治療していけば、死者数が少なくなるのも理解できる話だと思う。

昨日のエントリーで、イタリア、スペイン、フランスのラテン系3ヵ国だけで死者数は阪神淡路大震災に近いと書いたが、今日見ると既に阪神淡路大震災の死者数を越えている。
もはや戦争、これは日本人にはピンとこないが世界の現実である。

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2020-03-21 17:55

武漢肺炎<とうとうトップ20からも外れてしまった


 武漢肺炎は日々猖獗の度を強めているが、その中で日本はと言えば、どんどんランキングを下げている。トップ10から陥落したかと思ったら・・・

遂に今日、トップ20からも陥落し、本日21位になっている。
朝日新聞やらNHKやらは何とかして日本を貶めたいと頑張ってきたが、とうとうここまで来てしまった。そろそろ頭を丸めてお詫び行脚に出かける時期ではないかね。朝日新聞・NHKさんよ(笑)。

これが今日のランキング

2020-3-21武漢肺炎感染状況3月21日16時現在

オーストラリア、マレーシア、ポルトガルにも抜かれ、遂に21位になった。

思えば、先月、2月28日には中国・韓国・ダイプリ号・イタリア・イランに次いで6位だった。
僅か3週間ほどでこの変化。
恐らく歴史に残る大変化を今見ているのだろう。

尚、死者数ではこのランキングで日本は13位となる。

それにしても死者数を見ると、イタリア~4032人、スペイン~1093人、フランス~450人、このラテン系3国だけで死者は5500人を超えている。阪神淡路大震災の死者が約6400人だったが、このラテン系3ヵ国で死者数が阪神淡路大震災の死者数に近づいている事だけでも、その異常さが分かろうと言うモノ。
余談だが、これだけ死ぬと棺桶から足りなくなる(!)。現場では凄い事になっている筈だ。
日本も決して油断できない所だと思う。


武漢肺炎のランキングの話はここまでにして、ちょっと心温まる話など。


<以下引用>
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200320-00252577-soccermzw-socc
なぜ日本は新型コロナ感染が少ないのか 元ブラジル代表FWが称賛「それが理由だ」
3/20(金) 18:20配信Football ZONE web

名古屋FWジョーが新型コロナ拡大状況について持論展開、「日本はすごく清潔な国」

 新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るうなか、J1名古屋グランパスに所属する元ブラジル代表FWジョーが日本の現状に触れ、一部の国よりも感染拡大が緩やかな理由について持論を展開し、「すごく清潔な国」と日本を称賛している。米スポーツ専門局「ESPN」ブラジル版が伝えた。

 各国で新型コロナウイルスの感染が拡大しており、リアルタイムで「感染マップ」を更新している米ジョンズ・ホプキンス大学の感染者数データ(19日午後8時30分)によれば、発生源の中国が1位の8万1154人、イタリアが2位の3万5713 人、イランが3位の1万8407人、スペインが4位の1万5014 人、ドイツが5位の1万3093人。当初上位だった日本だが、現在は17位の924人と感染拡大を抑えつつある。

 名古屋で在籍3シーズン目を迎える点取り屋のジョーは、「家を出る時はいつでも衛生管理に気を配っている。いつも手を洗わないといけない」と細心の注意を払っていると明かす。その一方、日本の現状について「この時期は感染力のあるインフルエンザもあるし、新型コロナウイルスの前から日本人は1年中マスクをして道を歩いているよ」と口にしている。

 3月上旬は感染爆発が懸念された日本だが、その間にイタリアなどで感染者が見る見る増加。比較的に緩やかに感染者数が推移している日本について、名古屋のストライカーは「日本はすごく清潔な国。おそらく、それが他の場所ほど状況が悪くない理由だ」と私見を述べている。

・・・以下略・・・
<引用終り>

いい話だと思う。
ダイヤモンド・プリンセス号がやってきて、日本の対応が後手後手に回った時(本当はよくやっていたのだが)、マスゴミをあげて反安倍の大合唱だった。特に2月などは保守の論客の人たちでさえ安倍批判に転じていた。私の尊敬する保守の人たちでも(名前はあえて出さないが)口汚く安倍さんを罵っていた。
そんな風潮がこんな話で少しずつ消えてくれることを期待したい。

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2020-03-20 17:59

武漢肺炎<なぜ新型コロナウイルス対策に「石鹸」が最強なのか?


 武漢肺炎が猛威を振るっている。今朝も友人たちと喫茶店でコーヒーを飲んできたのだが、話題は矢張り武漢肺炎。何せ私の住む町でも感染者が複数出ている。だからみんな真剣だ。高齢者・持病持ちが危ないといわれるが、みんなれっきとした末期高齢者(笑)。おまけに友人の葬式を済ませたところ。他人ごとではない。
更に地元の春祭りもとうとう秋に延期が決まりそうだ。地区によっては人を集める都合で今年の開催を断念したところもあるとの事。
まだまだ苦しい戦いの日々が続くようだ。

所で、武漢肺炎(新型コロナウイルス、SARS-CoV-2)の予防に一番なのが石鹸による手洗い。その理由が良く分かる記事と図が有ったので紹介したい。


最初に本題に入る前に敵の姿など。
これは東京都健康安全研究センターが2月7日に分離に成功した新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真。

2020-3-20新形コロナウイルス(SARS-CoV-2)電顕写真
http://www.tokyo-eiken.go.jp/lb_virus/kansenshou/virus_gazou/sars-cov-2/

このウイルスの大きさはほぼ100nm(ナノメートル)、
1000nmが1µm(マイクロメートル、昔はミクロンと言ったが今は使わない)なのでウイルスの大きさはほぼ1ミリの1万分の1程度。
この大きさでは普通の光学顕微鏡では見えないので電子顕微鏡を使う。


さて、このように普通の顕微鏡でも見えないものだが、その構造はこんな風になっている。

2020-3-20新形コロナウイルス(SARS-CoV-2)の構造
雑誌ニュートン 2020年4月号 p10 『猛威を振るう新型コロナウイルス』より

これを頭に入れて、以下の記事を見てみたい。


<以下Gigazineより抜粋引用>
2020年03月13日 12時00分メモ
なぜ新型コロナウイルス対策に「石けん」が最強なのか?

世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルスへの感染を予防するには「とにかく石けんを用いた手洗いに尽きる」と呼びかけています。世界各国の研究機関が全力で新型コロナウイルス対策に乗り出している中、「なぜ画期的な新技術や強力な新薬ではなく、昔から身近に使われていた石けんがウイルス対策に効果的だとされているのか」について、専門家が分かりやすく解説しています。

「一体なぜ、石けんはSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)、ひいては普通のコロナウイルスやほとんどのウイルスに効果的なのでしょうか?」という疑問に答えたのは、ニューサウスウェールズ大学の超分子化学の専門家であるポール・サンダーソン氏です。サンダーソン氏はTwitterでの計25回の投稿を通じて、石けんがウイルス対策に効果的である理由を解説しました。

2020-3-20新形コロナウイルス(SARS-CoV-2)の構造詳細
そもそもウイルスとは何かについて、サンダーソン氏は「ほとんどのウイルスは、RNA・たんぱく質・脂質という3つの構成要素から成る自己組織化ナノ粒子だといえます」と説明しています。ウイルスは厳密には生き物ではないので、超分子化学の立場からすると「自然と自分と同じ構造をつくりあげるナノサイズの粒子」だということになるのだとのこと。

ここで重要になるのは、ウイルスの中核であるRNAを保護しているのが、脂質の膜だという点です。ウイルスの粒子は一般的に、エンベロープという膜で保護されおり、このエンベロープの多くは脂質二重層でできています。脂質二重層の組織はまるで面ファスナー(引用者注:マジックテープの事)のようにがっちりとかみ合っているため物理的に分解することは困難ですが、分子同士は非共有結合でつながっているので、化学的な結合力そのものは弱いのだとのこと。

そして、石けんには脂質を溶かしてしまう作用があるので、石けんにさらされたウイルスは「トランプで作ったピラミッド」のように簡単にバラバラになってしまいます。これに、石けんが手の表面から汚れを除去する効果も加わるので、石けんはウイルス対策にうってつけだとのこと。

ドラッグストアなどには手洗い用の石けん以外にも、抗菌作用などをうたったさまざまな製品がありますが、「それらはウイルスの構造にはまったく影響を与えないので、普通の石けんには勝てません」とサンダーソン氏は指摘。多くの衛生用品は「石けんの高価なバージョンに過ぎません」と断じました。

唯一の例外はアルコール消毒です。アルコールは60%を超す程度の濃度になると、脂質を溶かす溶剤としての作用が非常に強くなります。そのため、市販されている濃度60~80%のアルコール消毒液は石けんと同様の仕組みで効果的にウイルスを不活性化させます。しかし、石けんでの手洗いと違ってウイルスごと汚れを除去する作用はないので、石けんほどの効果は見込めないとのこと。
・・・以下略・・・
<引用終り>

このウイルスの断面の略図で、ウイルスは脂質の二重層に守られて中でとぐろを巻いている。その外側の資質がマジックテープのようにしっかりしているんだが、脂質なので石鹸で分解でき、外側の資質も膜が無くなれば中のRNAもバラバラ。これでウイルスを退治できる。

なるほどこの説明で、石鹸石鹸と煩くいう訳が納得できる。大変良く分かる解説だった。
尚原文のツイートは以下参照ください。

どうやらこのウイルスとの闘い、多分後世の歴史家は全く新しい戦争と言うでしょう。
何せイタリアなどは死者が今日現在でも3400人を超えています。
どう見ても戦争。気を引き締めねばいけないと思います。
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2020-03-16 07:40

武漢肺炎<世界は日本に倣え、だが日本は?


 武漢肺炎は全世界に拡散してしまった。遂にアメリカはイギリスやアイルランドまで入国禁止にしたと報道されている。

まず最初に、これが昨日(3/15)夕方現在の感染者数
日本はスイス・イギリスだけでなくノルウェー、スエーデン、オランダ、デンマークにも抜かれ、現在15位になって・・・と思いきや、一夜明けてみたら・・・。
【本日(3/16)06:50確認してみたら、日本はベルギー・オーストリアにも抜かれ17位に・・・、あまりの変化に画像更新が間に合わない(涙)】
(日本メディア風に言えば、ヨーロッパ勢強し!、日本何と17位に陥落!!

2020-3-15武漢肺炎国別感染者数
https://www.worldometers.info/coronavirus/

さて、この感染拡大に対する対処法はと言えば・・・。
フランスやイギリスだけでなくスエーデン、ノルウェー、フィンランドも日本方式に切り替えるとの事。
日本はダメだ、韓国を見習えと叫んでいたマスゴミ諸君、どうするんだえ。世界は日本を見習えと言っているのに。

<以下はアノニマスポストの情報>
イギリス、フランスに続き、スウェーデン・ノルウェー・フィンランドも軽症者は検査しない方針 医療先進国では日本方式が標準に~ネットの反応「医療資源潰すだけだしね」
https://anonymous-post.mobi/archives/21421

スウェーデン
https://www.dn.se/sthlm/farre-kommer-att-provtas-for-coronaviruset-i-stockholm/
フィンランド
https://yle.fi/uutiset/3-11256138
ノルウェー
https://www.fhi.no/nettpub/coronavirus/helsepersonell/testing-og-diagnostikk-for-nytt-koronavirus-coronavirus/
<引用ここまで>


しかし日本メディアは相変わらず日本の数字を嵩上げし、ダイプリ号と感染者数を合算して報道している。

<以下時事通信の報道>
感染1500人超す 新型コロナ、死者は31人
3/15(日) 17:56配信 時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200315-00000044-jij-soci
<引用終り>


先日友人たちと喫茶店でコーヒーを飲んでいた時、テレビしか見ない情報弱者の友人がこのダイプリ号の感染者数を合算した数字を言う。そこで私が港に入った船はそのままでは外国だよ。その船から降りたら日本だよ。空港だってそうだろう。イミグレを通ったら外国だから免税点だってあるだろう。こんな話をした。
そうしたら友人の一人(叩き上げの現場人)がこんな事を言った。
友人曰く「そうだよ、俺は経験が有るから知ってる。会社の近くの港にロシアの船が入るだろう。その船はタラップの所に自動小銃を持った怖い警備員がいる。迂闊に入って行くと殺されても文句は言えない。あそこは外国なんだ。それとおんなじだゾ。」

しかしこんな常識すら日本のゴミメディアには分からないと見える。
マスゴミ改革=大掃除が必要だと痛感した。

尚日本のダメメディアは朝日・毎日・中日東京とNHKと思われているが、時事通信も朝日に輪をかけたくらい酷いということだと思う。

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2020-03-13 17:51

武漢肺炎<長く苦しい戦いの幕が今開いたところ


 株が暴落しています。今日3月13日の株価終値は17.431円、年初の最高値が24.115円(1月17日)でしたから最高値から28%も下落したことになります。
しかしこの株暴落、これは私は長く苦しい戦いの幕が開いた、そう理解すべきものと思っています。

株に関してはアメリカの株がそもそも高すぎたとか色々あります。しかし一番大きな問題点は戦後75年続いた世界秩序がウイルス騒動で大きく崩れた事でしょう。
歴史の指し示すところは、こんな混乱期は少なくとも5年や10年は続くということです。簡単には新しい秩序が出来る訳ではありません。

例えば現在の武漢肺炎騒動。感染国は中国、イタリア、イラン、韓国と続いていますが、イタリアと韓国は左翼政権です。中国は共産党独裁国家、イランはイスラム独裁国家ですから、感染大国は皆独裁国家か左翼政権国家
こんな秩序が崩壊しないと新しい未来は開けないと見るべきでしょう。


丁度下記エントリーにNINJA300さんが良いコメントを下さったので紹介したい。
みんなで力を合わせ、この危機を乗り越えようと論説で書いたところはありますかby櫻井よしこさん 2020-03-09 17:41

ここにこんなコメントをいただいた。
<以下引用>

短足おじさん二世、およびブログを読んでおられる方へ
ブログ本文に関係はないのですが、ちょっと書かせてください。

・・・中略、全文は上掲リンク先参照・・・

次に、本日は原油が一日で30%下がりました。金曜日にSCOという原油が下がれば上がる株(ETF)をてじまってしまいました。5000ドル儲かるところが、500ドルしかもうかりませんでした。私は小心者。臆病者です。それはさておき、原油が一日で30%下がるなんて過去にあったでしょうか?
世界に大きな変化がおきようとしているのを感じます。

アメリカ株はまだまだ大きく下がるはずです。日本株は短期的に反発(dead cat bounce)する可能性が高いですが、相場のアヤにすぎません。アメリカ株以上に下げるでしょう。他の国の株価もおなじようなものです。
今年は酷い年になりそうです。株なんて少なくとも今後一年は買うべきではありません。わたしは阿呆なので買ったり売ったりして、分泌される脳内麻薬を楽しんでいますが、ただのバカです。
とんでもないことが起こりつつあります。日本でいえば1945年、1990年以来の出来事です。

今後の予想はできませんが、1年半後か2年後にアメリカ株をゆっくり買えばいいのかななんて想像していますが、想像の世界にすぎません。とにかく、世界の大変化の予兆を感じています。
漫画のご紹介とこの人生で一度切りの大変化を感じたので書かせていただきました。想像不可なことが起こりつつあるのを感じます。
怖がらせるつもりはまったくありません。シナ人が買わなくなった日用品等はしばらくは下がるでしょうから今の内に押し入れに買いだめておくことを私はお勧めします。テレビは「そういうのはやるな」と綺麗ごとをいうでしょうが。1990年以上の変化です。「ゆっくり」と準備を怠らない方が良いと思います。わたしは死にたくない、生き残りたいのですが、何とも言えない本能的恐怖を今感じています。

短足2世さん。皆さま、大変失礼しました。頭の隅に置いといていただければ幸いです。
2020-03-10 01:12   NINJA300
<引用終り> 


こんな今までにない事態に対処するためには、3月12日のエントリーで紹介した山中先生が言っていること、つまり今までにないこととはエビデンスなんか無い事態。これに対処するためには朝令暮改ではないが柔軟に対応するしかない。こんな事を頭に入れてこの苦しい戦いに立ち向かうしかない。こんな風に思います。

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2020-03-12 18:10

武漢肺炎<100年に一度の可能性


 ノーベル賞学者の山中伸弥先生が今回の武漢肺炎について大変いいことを言っている。
山中先生は感染症の専門家ではないが、言っていることは実にまとも。
参考までにその概要をアップしておきます。


尚冷静な山中先生が100年に一度というビル・ゲイツの言葉に続けて話をしており、人類が初めて経験するものだからエビデンスが無くて当然こんな言い方で柔軟な対応を求めています。

ではその記事です。
一つ目は、JAPANのYOSHIKI(現在ロサンゼルスに居る)との電話対談の話。
二つ目は、【新型コロナ対策 緊急対談】ということで、尾身茂氏と山中伸弥氏の対談


では最初にYOSHIKIとの話、(この対談はニコニコチャンネルで18日まで見られるようです)
尚肝心な所ということで、山中先生の話の部分だけ太字にしてあります。

<以下引用>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000234.000021123.html
YOSHIKIとノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授(京都大学iPS細胞研究所所長) が緊急対談
新型コロナウイルスは100年の一度の脅威となる可能性 経済的な窮地に立たされる仲間たちの為にも政府のサポートが必要
YOSHIKI PR事務局2020年3月12日 11時17分

3月11日、日本最大級の動画サービス「niconico」のニコニコチャンネル内『YOSHIKI CHANNEL』にて、YOSHIKIとiPS細胞の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授(京都大学iPS細胞研究所所長)の緊急対談が生放送され、新型コロナウイルスの脅威と、その対応策について語られた。

今回の対談では、現在世界各地で猛威を振るっている新型コロナウイルスについて、国民が不安に感じていることや疑問視されている点など、LAのYOSHIKIから、日本に居る旧知の仲である山中教授にさまざまな質問が投げかけられた。

まず、YOSHIKIがLAの現状について「LAもコロナのニュースで一色になっていて、日本と同様にトイレットペーパーやマスクが手に入らない。NYでは封鎖も始まっている。アメリカでも半パニックになっている」と報告。 

YOSHIKIはビル・ゲイツ氏の新型コロナウイルスに対する声明にあった“100年に1度の可能性”という言葉を引用しつつ「実際、人類にとってどれほどの脅威になり得るのか?」と質問をすると、山中教授は「自分は専門家ではないが…」と前置きしたうえで、100年ほど前に数十万人もの死者を出したスペイン風邪(引用者注:死者数はもっと多い、wiki参照)を引き合いに出し、「仰る通り、可能性としては同じくらいの危険性がある。ただし、100年前と比べて今は医学や情報伝達の手段が進歩している為、みんなが正しく行動し、世界が協力し合えば被害は当時の数十分の一に抑えられる」と答えた。

そして、「今は私たちがウイルスに試されている状況。これは個人ではなく、社会の問題。社会全体の脅威になる。みんなで我慢し最初の一撃が通り過ぎるのを待つ時期だと思っている」と続けた。

YOSHIKIは「経済的な損失と自粛のラインが難しい」と前置きした上で、経済的な問題について「Don't be penny wise and pound foolish(一文惜しみの百失い)」という英語のことわざを用いて「将来的な大きなものを失わないでほしい、自粛により感染の速度を遅らせて、1日も早く解決策を見つけることが、将来的にも経済的にも回復を早めるのでは。ただし、自粛中の経済的なサポートは必要だとおもう。」と心配ながらに持論を展開した。

山中教授「大切なのは早く対策をすること。人類が初めて経験するものだからエビデンスが無くて当然。今は大袈裟なくらいの対策をして、エビデンスが集積してから少しずつ緩めていけばいい。ライブ活動やジムのインストラクターなどで生計を立てている方々の経済的問題があるが、その保障や支援策も1日も早く進めるべき」と同意を示した。

さらに、山中教授人が集まる場所換気が悪い場所声を発したり息遣いが荒くなる場所が危険、と国から発表されたが、厳密なガイドラインは無く、極力集まることを抑えるしかない。リーダーたちはエビデンスも無い中で苦しい決断を迫られている。批判も出てくるが、今は我慢をするべきだ」と付け加えた。

対談の終盤では、「今の時点で1人1人ができること」として、山中教授から「自分のことよりも今は他の人にうつさない、社会を脅威にさらさないことが重要。若い人は重篤症状になる可能性が低い分、周りの人にうつさないよう意識して行動してほしい。政府も我慢している人たちに対して、ちゃんと生活面や収入の保障をしてあげてほしい」と今後の課題が語られ、YOSHIKIと同意見を示した。

YOSHIKIは、“今コンサートをすることは危険だ”という自身のTwitterの発言が世間で大きく取り沙汰された件についても言及。「自分もコンサートを開催する側の同業者であるので、尊敬するアーティストや偉大な表現者の方々にこういった発言をするのはつらい。自分で自分の首を絞めるとわかっていたけど、それでも何もしないのは良心が許さず、マネージメントからの抑制があったが発信することにした」と率直な思いを吐露していた。

最後までファンや仲間たちを心配する様子を見せ、「窮地に立たされる仲間たちの為にも政府の経済的サポートが必要だ」と主張。自分の意思が正しいか正しくないかということより、少しでも多くの人を救いたい、という揺るぎない信念を感じさせた。
 
出演者:YOSHIKI、山中伸弥教授(京都大学iPS細胞研究所所長)
<引用終り>


流石山中先生だ。今の時点で一人一人ができること、こんな考えこそ大切なのだと思う。


次にこれは山中先生と尾身茂氏の対談の動画。
良い動画です。

【新型コロナ対策 緊急対談】
日本は「新型コロナ」にどう対応すべきか?尾身茂氏(新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 副座長)×山中伸弥氏(京都大学iPS細胞研究所所



とりあえず今日の所は内容紹介まで。

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2020-03-12 14:28

武漢肺炎、世界に拡散中


 イタリアでの武漢肺炎がどんどん患者数が増えている。
そして、
イタリアはロンバルディア州封鎖⇒イタリア全土封鎖⇒全土の交通機関・薬局・食料品店以外を閉鎖
こんな風になってきた。
ここまできて、中国大好きのWHOはやっと重い腰を上げてパンデミックを宣言。
多分WHOはこの一件が終わったら解体的改革が必要になるだろうが、今はそれを議論する時ではない。

ここからが今日のテーマ。
今の世界の感染者数はこうなっている。今日3月9日午前9時25分現在

2020-3-12武漢肺炎国別患者数3月12日

日本は遂にスイスにも抜かれ11位になってしまった。
某朝日新聞風に書けば
「日本、新形コロナでトップ10から陥落、スイスにも抜かれる。安倍政治に・・・」(笑)

ヨーロッパの感染状態が爆発的に動いている。そしてたった今、アメリカはヨーロッパからに
一ヶ月間停止する処分を決めた。金曜日から実施されるようだ。

いよいよ日本人も覚悟を決めるときが来たように思う。

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2020-03-10 16:22

武漢肺炎の原因、新型コロナウイルスの正体は<動画は林原チャンネルに有りました


 今回の武漢肺炎で感染が拡大しているイタリア。8日から北部ロンバルディア州の封鎖を始め、Ⅰ600万人を封じ込めたのだが、とうとう今日、イタリア全土を移動禁止にしたと報道されている。
いやあ、凄い事になったものだ。


所でこの原因のウイルス、それがどんなものか台湾出身のアメリカの専門家が話をしている。

話しているのは杜 祖健(と そけん、1930年 - )氏
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%9C%E7%A5%96%E5%81%A5
上掲Wikiによれば、アメリカの化学者。コロラド州立大学(英語版)名誉教授、元千葉科学大学教授。英語名アンソニー・トゥー(Anthony Tu)。毒性学および生物兵器・化学兵器の専門家として知られ、松本サリン事件解明のきっかけを作った。趣味はピアノ演奏。日本領有時代の台湾で教育を受けている関係で、流暢な日本語を話す。


こんな略歴の方だ。このインタビューは動画がまだ公開されていないが、以下にその予告編がある。


そして以下記事で概要が分かる。特に日本人には杜 祖健先生の最後のことがをかみしめたいものだ。先生はこう言っている。

「どんな生物兵器が、どの国で作られているかという情報を知ることが大事になる。米国も情報を重要視している。日本人は外から見ていて、国防意識が薄すぎる。『国が危ない』ことをあまり知らないのは、メディアが真実を報道しないためだ。防衛面を頼っている米国との関係は重要だが、(国民と国家を守るためには)憲法改正は必要だと思う」

*追記します(4/16)動画は林原チャンネルに有りました。以下参照ください。
https://www.youtube.com/channel/UCrgpzZ0lkQ1vAnowJU5iThQ/featured


それではそのインタビューの概要記事
<以下引用>
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/200310/dom2003100002-p1.html
新型コロナの正体、やはり“人工的”ウイルスか 中国当局「荒唐無稽で無知だ」と否定も…米専門家激白「分子にある4つの違いは自然に起きるものではない」 
2020.3.10
 
2020-3-10杜先生
「林原チャンネル」で新型コロナウイルスについて語る杜祖健氏
 1930年に台北生まれ。台湾大学卒業後に渡米、スタンフォード大学やイエール大学で化学研究に従事し、コロラド州立大学理学部で教鞭(きょうべん)をとる。ヘビや植物の天然毒が専門で、80年代にはソ連の生物兵器開発について、毒物のデータベース作成などで米政府に協力した。
 オウム真理教による一連のサリン事件で、サリンの分析方法を警察当局に指導したことで知られ、2009年に旭日中綬章を受章した。

 ■生物・化学兵器の世界的権威・杜祖健氏 河添恵子氏と対談

 中国発の新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、安倍晋三政権は9日、中国と韓国からの入国制限を強化した。イタリアや韓国で、感染者や死者が激増するなど、世界は「パンデミック(爆発的大流行)」直前といえそうだ。こうしたなか、毒性学や生物兵器・化学兵器の世界的権威である、米コロラド州立大学名誉教授の杜祖健(アンソニー・トゥー)氏(89)が緊急来日した。台湾出身で、日本滞在中には安倍政権中枢との面会も検討されている。ユーチューブ「林原チャンネル」で8日、新型コロナウイルス問題を徹底追及してきたノンフィクション作家の河添恵子氏と対談し、未知のウイルスの最新情報や、日本の対応について語った。

 「世界(の専門家の間)では『人工的なウイルスだろう』という意見が多い」

 杜氏は、新型コロナウイルスについて、河添氏から「天然のものか? 人工的なものか?」と聞かれ、こう語った。

 杜氏は、新型コロナウイルスの特性について、「SARS(重症急性呼吸器症候群)以来、動物から人間に移る感染症が米国でも重視されている」「新型コロナウイルスは、潜伏期間にも感染するという点で、これまでとは違う」と語った。

 河添氏は、発生地である中国湖北省武漢市に、エボラ出血熱など、極めて危険な病原体を扱える中国唯一のバイオセーフティーレベル4の施設「P4研究室」が存在することを指摘した。

 これに対し、杜氏は「間接的な証拠から、武漢の研究室から漏れたというのが最も適当な説明だろう」と推測し、1979年に旧ソ連・スべルドロフスクの生物兵器研究施設から炭疽(たんそ)菌が漏れて、近隣に複数の死者が出た事例を挙げ、続けた。

 「旧ソ連のケースは、『空調のパイプがつまったために、外に意図しない形で漏れた』とされている。武漢では、焼却処分されるはずの実験動物を裏で転売して漏れたということもあり得る。また、1つの説として、『SARSのウイルスに手を加えたのではないか』という論文も出た。『(新型コロナウイルスは)SARSと近いウイルスだが、分子に4つの違いがあり、自然に起きる違いではない』と報告されており、人工的に改良された可能性がある」

 中国軍機関紙「解放軍報」は1月31日、人民解放軍が陸軍の生物兵器専門家を武漢に派遣したことを報じている。

 杜氏は「台湾側(の専門家)は『感染症を抑えるためなら医学の専門家を送るべきなのに、(中国は)生物兵器の専門家を送っているので、(P4)研究室と関係しているのではないか』と指摘している」と紹介した。

 《中国外務省の耿爽報道官は2月20日、ウイルスが生物兵器の研究所から流出した可能性を指摘した一部報道について、「荒唐無稽で無知だ」と否定し、科学的根拠が全くないと主張した。中国当局は「人工的ウイルス」説も否定している》

 対談では、中国当局の初期対応についても議題に挙がった。

 河添氏は「武漢が当初、隠蔽(いんぺい)をしていたことが絶対的で、習近平政権の問題になる」「日本企業も(中国の)トラップにかかっている」と断じた。

 杜氏も「中国の対応も遅すぎた。武漢全体を隔離するのはあまり意味がない。習政権は、武漢など他のところに責任をなすりつけている。今後の予想はつかないが、多くの都市が分化してしまうと生産や流通も困るし、中国の経済には影響するだろう」と語った。

 日本は、東京五輪開幕を5カ月後に控え、感染拡大抑制に必死だ。

 安倍首相は先月27日に全国の小中高校の一斉休校を要請した。9日には、中国と韓国からの入国制限を強化。今月末まで。発行済みの査証(ビザ)を無効とし、入国者には自宅やホテルで2週間待機を要請する。

 杜氏は「日本も、初期に感染者を局部で隔離できればよかったが…。(感染拡大の抑制に努めながら)今後の教訓に将来をどうすべきかに重点を置くべきだ」といい、「病院船の活用」や「動物から人間に移るウイルスについて、大学の獣医学部での研究拡充」などを説いたうえで、日本の危機管理について、こう総括した。

 「どんな生物兵器が、どの国で作られているかという情報を知ることが大事になる。米国も情報を重要視している。日本人は外から見ていて、国防意識が薄すぎる。『国が危ない』ことをあまり知らないのは、メディアが真実を報道しないためだ。防衛面を頼っている米国との関係は重要だが、(国民と国家を守るためには)憲法改正は必要だと思う」
<引用終り>

動画を見ていただくと分かるが、話す言葉は全くの日本人の話す日本語。それも古き良き日本語である。
早く動画全編が公開されることを望む。

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2020-03-09 17:41

みんなで力を合わせ、この危機を乗り越えようと論説で書いたところはありますかby櫻井よしこさん



 今日は株が暴落し、円高が一層進んできた。
やっと世界が気が付いたようだ。中国のサプライチェーン、バリューチェーンがズタズタに壊れ、それが全世界に波及し始めたことを。
一人中国だけの問題ではない、この現実をもっとしっかり見つめないといけないと思います。

しかし日本国内はと言えば、国会に巣食う左巻き連中は安倍さんの足を引っ張ることしか考えていないようだ。
しかももっと悪いことに、保守系の言論人でさえ、安倍内閣、政府官僚の揚げ足取りに終始している。
確かに不手際もあっただろう。特に習近平国賓来日などは、日本から言い出したこと。それを日本から取り消すようなことは外交上極めて深刻な問題を残す。日本の極めて重要な失敗だった。
今回の武漢肺炎問題で習近平訪日が延期になったのは良いとして、それをいつまでも安倍さんの失政としてグダグダ言い募る人が後を絶たない。そして今度の小中高の一斉休校に至っては、これが悪いこれがいかんとケチばかり付けている。

そんな事よりこの国難をどう乗り切るか、今はそれが最大の問題で、その為には困ったことも色々あるだろうが、みんなで協力して切り抜けるしか無い筈だ。

そんな時、産経に櫻井よしこ女史の大変いい意見が有ったので紹介したい。

<以下引用>
https://special.sankei.com/f/sankeisyo/article/20200307/0001.html?fbclid=IwAR1tkyIvmXTzmY4eaUlJfy-QXJ9PE4QMHrKTNJHdMJamFU18AxNzu7yUBv8
産経抄
3月7日

2020-3-9櫻井よしこ
櫻井よしこ氏(佐藤徳昭撮影)

 「みんなで力を合わせ、この危機を乗り越えようと論説で書いたところはありますか」。ジャーナリストの櫻井よしこさんは4日のBSフジ番組で、新型コロナウイルス報道の在り方に疑問を投げかけた。全国の小中高校などに休校を要請した安倍晋三首相に対しても、ケチばかりつけていると。

 ▼政府の施策チェックもマスコミの仕事ではあるものの、櫻井さんの言葉は耳に痛い。確かにテレビのニュース番組をはじめ、政府対応は失敗だと不安をあおったり、安倍首相の決断のあら探しをしたりが目立つ。当初は、日本より感染拡大が著しい韓国の手法に見習えという合唱も起きた。

 ▼安倍首相が今回打ち出した中国、韓国からの入国制限に対してはどうか。6日付朝刊各紙をみると、朝日新聞は「自身の指導力を演出しようとする狙いが透けて見える」。毎日新聞も「首相のリーダーシップで封じ込めに動く姿勢を演出」と書いていた。

 ▼平時ならともかく、この非常時に際しても安倍首相の政局的思惑に焦点を当て、国難への対処策を個人的な演出へと矮小(わいしょう)化することに努めている。櫻井さんが指摘する通り、そこにみんなで協力して危機に立ち向かおうという意識は感じられない。

 ▼何をしてもたたかれるのであれば、じっとしている方が楽だろう。第二次世界大戦時の英首相、チャーチルは宥和(ゆうわ)政策でナチスドイツの軍事的伸長を座視したボールドウィン内閣をこう指弾した。「成り行きのままに任せ、流動するままに放置し、無為無策のために力を傾けている」。

 ▼後手を引いたかどうかはともかく、政府は動き出している。この局面でただ揚げ足取りや批判のための批判しかできないとしたら、そんなマスコミに存在価値はあるだろうか。

<引用終り>


そしてマスコミ連中は決して言わないが、事実が証明している。日本の武漢肺炎対策は他の国と比べれば、まずまず良い状態だということを。
今日現在の感染者数は、世界で見れば10番目、遂にアメリカも日本より感染者が多くなった現実がある。

これが直近の感染者数
2020-3-9武漢肺炎感染者数3月9日

日本はフランスドイツに抜かれ、さらにスペインにも抜かれ、とうとうアメリカにも抜かれてしまった。現在は10位である。

この表を見て、最近欧米のマスメディアの日本に対する非難が影を潜めていることも納得ができる。私はテレビではBBCを主に見ているのだが、武漢肺炎ではイタリアやドイツ・フランスなどの話ばかり、最近日本のことはほとんど何も触れていない。但し韓国は別で兎に角話題を作ってくれている。
それからクルーズ船については、NHKや朝日新聞はどうしても日本と合算して報道しているが、世界ではクルーズ船は日本とは別勘定。これが常識だ。
そしてこの表ではもう一隻のクルーズ船(グランドプリンセス号)はまだ正式発表が無いせいか、名前すら載っていない。
こんな事をもっと報道すべき、それが報道機関の使命のはずではありませんかねえ。


また小中高の一斉休校についても、市長の判断で小学校の休校をしなかった群馬県の太田市。
ここで保育園の保育士の感染が判明し、慌てて小学校を休校にした。
でも太田市が政府の要請に反発し、休校しなかった時はヤンヤの報道をした新聞テレビはどうも知らん顔をしているようで、NHKもローカルニュース扱いらしい。
これも報道しない自由・・・。

<以下引用>
NHK 群馬 NEWS WEB
太田市も小学校を休校へ
03月08日 07時49分

群馬県太田市は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府が小中学校などの臨時休校を要請したのに対して、共働きの家庭などには影響が大きいとして、公立の小学校と特別支援学校は休校にしていませんでしたが、7日県内で初めての感染者が市内で確認されたことを受けて、9日から当面、市内の公立小学校26校のすべてを休校にすることを決めました。
市は希望する児童は小学校で受け入れることにしています。
一方、特別支援学校は休校にしない方針だということです。
<引用終り>

安倍さんのケチをつけるだけで建設的な事を言わない連中、これが日本の癌だと思う。

  1. 疫病
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2020-03-07 18:58

中国のサプライチェーン崩壊


 武漢肺炎が世界規模で拡散しているが、私にはどうにも良く分からないことがある。
中国ではほぼ1か月半経済活動が止まっている。だが人間は例え経済が止まっても食べて行かねばならない。如何しているんだろう。

例え食べるものが有ったとしても、現代社会は金万能。いくら収入が無くてもローンだけは返済しなければいけない。
中国は一般の会社の給料日は大体10日が多いと聞く。10日になったらローンが払えなくて大問題にならないだろうか。

残念ながら、こんな心配の答えになるような報道は殆ど無い。
僅かにWSJにこんな記事が有った。

<以下引用>
https://jp.wsj.com/articles/SB10345887159712973325004586241391932383576?mod=djem_Japandaily_t
苦しむ中国の労働者、新型コロナで失職や給与削減
中国経済は急激に減速し、国内の労働市場に新たな圧力が掛かっている
中国では都市の封鎖や隔離措置で生産性が低迷している
2020 年 3 月 5 日 07:00 JST 更新

 新型コロナウイルスの感染拡大で中国経済は急激に減速し、国内の労働市場に新たな圧力が掛かっている。企業は営業継続や再開がままならず、賃金カットやレイオフ、あるいは廃業に追い込まれている。

 さらなる雇用削減は個人消費を一段と下押しし、既に急減速が見込まれている中国経済は1-3月期(第1四半期)に大幅に鈍化する見込みで、マイナス成長に陥る恐れもある。

 コンサルティング会社チャイナ・アメリカ・コモディティー・データ・アナリティクスのジム・ファン最高経営責任者(CEO)は、武漢にいる従業員20人のうち18人をレイオフせざるを得なくなった。中国政府が実施している隔離措置によって武漢は大きな影響を被り、事業運営が立ち行かなくなったという。

 ファン氏によると、同社の従業員の多くは武漢封鎖が始まった際、中国の他地域にいたため、戻れなくなった。顧客へのサービス提供が困難になり、資金の流れも滞った。

 米国市民のファン氏は米国で感染流行が収まるのを待ちながら、事業から完全に手を引くことを考えている。

 中国は「もう完全にリセッション(景気後退)入りしたと思う」としながら、「状況が改善すれば、いいことだ。もしそうでなければ、ここ(米国)で人生の新たな一章を開くことにする」と語った。

新型コロナ流行を受けた中国企業の措置
Source: Zhaopin.com
Note: Survey taken during the week of Feb. 17-21
2020-3-7WSJ記事

・・・以下略・・・
<引用終り>


中国政府は何とかして経済を動かそうと必死だ。
例えばこんな話が有る。
曰く、中国は新型肺炎の抑え込みに成功した。世界への拡散は中韓などの対応のまずさが原因だ。
こんな話である。何とそれをジェトロまで発信している。

<以下引用>
JETRO 日本貿易振興機構(ジェトロ)
新型コロナウイルス新規感染者数、中国以外の国・地域で中国を上回る
ビジネス短信
新型コロナウイルス新規感染者数、中国以外の国・地域で中国を上回る
(中国、世界)中国北アジア課
2020年03月02日

 世界保健機関(WHO)および中国の国家衛生健康委員会の発表によると、3月1日、新型コロナウイルスの新規感染者数は中国(香港、マカオを除く、以下同)で202人、中国以外の国・地域で1,161人となった(図参照)。2月26日に中国以外の新規感染者数が中国を初めて上回って以降、中国の国外で感染者が急増している。

こうした中、2月28日に記者会見を行ったWHOのテドロス事務局長は、新型コロナウイルスについて、世界的な危険度の評価を4段階のうち、上から2番目の「高い」から最高レベルの「非常に高い」に引き上げ、警鐘を鳴らした。

図 新型コロナウイルス新規感染者数(中国、中国以外の国・地域)
2020-3-7ジェトロの記事
(引用者注:このグラフがインチキなのは自明の理だが、今回はこれは置いときます)

中国国外では、2月16日に新規感染者数が初めて100人を上回って以降、増加ペースが加速している。これまで感染が発生していなかったアイルランド、ニュージーランド、オランダ、ナイジェリアなどでも、新たな感染者が確認され、中国以外で感染が確認された国・地域数は、計61に上った。2002~2003年に発生したSARSの28カ国・地域を上回り、SARS以上に国境を越えた感染の広がりがみられる。

3月1日までの累計感染者数は中国以外で7,313人となり、100人以上の国・地域は韓国(3,736人)、イタリア(1,128人)、イラン(593人)、日本(239人)、シンガポール(102人)、フランス(100人)となったほか、クルーズ船「ダイアモンド・プリンセス」の感染者が705人だった。

新型コロナウイルスの累計感染者数を、SARS(中国で5,327人、中国以外で2,769人)と比較すると、中国では1月29日(午前0時時点)で既にSARSを超え、3月2日には8万26人と大幅に上回っている。一方、中国以外では、当初はSARSほどの感染者は確認されなかったが、2月26日にSARSの記録を抜いた。

中国は日韓からの渡航を厳格管理
中国国外における新型コロナウイルス感染者の増加を受け、中国では山東省威海市(2020年2月26日記事参照)や遼寧省瀋陽市(2020年2月27日記事参照)、四川省成都市(2020年2月28日記事参照)など各地で、日本や韓国など海外からの渡航者に対する入国管理を厳格化する動きが広がっている。

山東省威海市で日本や韓国などからの入国者を14日間隔離する措置について、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相が、これらは「過度な措置」だとして中国側に改善を求めた。しかし、中国の環球時報の社説では、「これは外交問題ではなく、防疫の問題だ」とし、「威海市だけでなく、中国各地で人民の安全を第一とし、韓国・日本など感染が深刻な国から来た全ての人には隔離を行うべきだ」と主張した。また、「湖北省以外の地域で感染防止に成功したのは決して簡単なことでなく、中国人民は代償を支払い、中国経済には膨大な損失が生じた。今後もこの防疫を揺るぎないものにすることは中国人民の強い要求だ」として、厳しく入国管理を行っていく姿勢が示された(「環球時報」2月26日)。(森詩織)
<引用終り>


だが、いくら数字を誤魔化しても、この問題で中国を中心にしたサプライ・チェーン、グローバル・バリュー・チェーン(GVC)はズタズタになってしまった。
これが恐らく元に戻ることは金輪際無いだろう。

特にGVCは付加価値に着目した考え方で、調達・製造・出荷・マーケティング・販売・サービスなど多岐にわたるが、そのステップ全部に金融が付いて回ることが重要だと思っています。

一言で言えば、サプライ・チェーン(又はGVC)がズタズタになって、銀行までズタズタになる。今はそんな事態だと見ています。

尚グローバル・バリュー・チェーンについては、NINJA300さんのメルマガが良く分かります。
メルマガは有料ですが、この記事だけの購入も可能のようですので、宜しければどうぞ。

最後に、まもなく中国が無理やり経済を動かそうとしてあちこちの封鎖を解除する筈です。
その瞬間、物凄い人の移動が始まるでしょう。
これが最大の懸念材料です。
日本が中韓の人の入国を止めたのは実に正解だった。そんな事を実感するときが近づいている。
警戒を怠らないことですね。
  1. 疫病
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2020-03-06 15:49

武漢肺炎、ドイツとフランスにも感染拡大


 武漢肺炎がとうとうヨーロッパで暴れだした。
これが今日の国別感染者数。

2020-3-6-1.jpg
https://www.worldometers.info/coronavirus/

 国別に見ると、多い順に中国、韓国、イタリア、イラン、ダイヤモンドプリンセス号(国ではないが)、ドイツ、フランス、日本の順。

朝日新聞流に見出しをつければ、
「日本、感染者数で8位に陥落、ドイツ、フランスにも抜かれる」
こんな風になるだろう。
朝日新聞の歯ぎしりが聞こえてくるようだ。悔しいニダ、悔しいニダ。

これで欧米からの「この武漢肺炎は日中韓の問題」、こんな見方が変わるきっかけになると思う。

これは私の独断と偏見だが、習近平の国賓来日も元は日本から言い出したものだけに、日本から言い出せば中国に外交上の借金を負うことになる。だから中国から言い出すのを待っていた節がある。
更にこの先にオリンピックの問題が控えている。客観的には1年程度延期が避けられない情勢だが、これも日本が言い出せば、「日本のせいでオリンピックが出来なかった」、こんな大合唱が始まるだろう。それでなくても既に中国では、武漢肺炎が世界に拡散したのは日本と韓国の対応が悪いとの論調がでてきている。
オリンピック延期は日本のせいだ、こんな事を子々孫々まで言われ続けなければいけない可能性まであった。
しかし感染者数が日本を越えてくれば、そんな論調の出る幕が無くなる。将来に禍根を残さなかったという意味でもよかったのではないか。

イランを入国拒否の対象にしたのにイタリアを入国拒否しないのに疑問の声があるが、EUはシェンゲン協定でEU内は国境が無いと同じ。だからイタリアだけ入国拒否してもダメで、若しそうするならEU全体を入国拒否せねばいけない。
そんな事でイタリアは入国拒否できなかったということだろう。

  1. 疫病
  2. TB(0)
  3. CM(8)

2020-03-01 16:26

中国からの入国者「1日1000人以下」 法務省が明らかに


 新型肺炎(武漢肺炎)問題で、中国人を全部入国を拒否しろ!、こんな事が今回の新型肺炎騒動で叫ばれているが、政府は一向動こうとしない。
この為、保守系の方でも安倍首相なっとらんの声がどんどん大きくなっている。しかし実態がさっぱり分からない。私も実はイライラしていた。

マスゴミはこんな時こそキチンと調べて報道すべきだが、桜ボケした頭(噂では左巻きは頭から腐るとか・・・笑)では無理なのかもしれない。
一体中国人は毎日何人位入国しているんだろう。これは私も大いに疑問だった。
しかしやっと疑問が解けた。

2月26日に産経の阿比留瑠偉さんのFBにその関係の記事があり、さらに2月27日の衆議院予算委員会で維新の会の足立泰史氏の質問の法務省が答えている。


最初にこれは産経の阿比留瑠偉さんのFBの記事から

<以下阿比留さんのFBより引用>
https://www.facebook.com/rui.abiru/posts/3063644020346895
Rui Abiru
February 26 at 10:43 AM · 
参考情報。外務省幹部によると

中国からの旅行はいま制限されているから、事実上だれも来ていない。ビザの発給はゼロとか一桁とかそんなもの。毎日数字を見ているが、中国は旅行会社を通さないとビザが申請できない仕組みになっている。その旅行会社にストップがかかってるから、実際にビザを申請しているのは公用とか仕事とかで来るという人に限られている」

 だとのことです。まあ確かに、今朝通った某レジャーランドの最寄り駅も随分空いていました。
<引用終り>

なるほどねえ。これが実態だったんですか、そう思ったら27日の衆議院予算委員会で法務省が答えていた。
1月には毎日2万人を超えていたものが、直近1週間では1日1000人を下回り、約800人程度らしい。


これが2020年2月27日の衆議院予算委員会の動画
該当部分は2時間59分頃から


維新の会の足立泰史氏の質問に法務省の人は、「1月には2万人を超えていたが、直近の1週間では千人を下回っている」と答えている。質問者の足立議員は補足として「1000人以下は大体800人位」と言っている。

なるほどこれなら今更入国禁止としても大した差はない。
皆さんも今でも中国人がワンサカワンサカとやってきていると思っていただろうが、実態はこんなものだった。
どうしてこんな事を新聞の一面辺りで載せないのかねえ。いやTVの電波芸者にもいい話題と思うが、矢張り電波芸者はいい話は嫌いと見えるようだ。電波芸者も頭から腐るのかねえ。

これが産経の記事
<以下産経より引用>
https://www.sankei.com/politics/news/200227/plt2002270007-n1.html
中国からの入国者「1日1000人以下」 法務省が明らかに
2020年2月27日 13時3分 産経新聞

 法務省は27日の衆院予算委員会で、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、中国本土から日本への1日あたりの入国者数について、1月には2万人を超えていたが、直近の1週間では千人を下回っていることを明らかにした。

 日本維新の会の足立康史氏の質問に答えた。

 政府は中国に対し、新型肺炎が発生した湖北省と感染者の多い浙江省に限って入国拒否を行っている。
<引用終り>


衆院予算委員会の動画でわかるが、足立議員はもっときちんとした情報を発信すべきと言っている。世界は誤解している。その誤解の種をまいているのが反日の日本人だと。

矢張り反日日本人はこの新型肺炎騒ぎを奇貨として、早急に駆除すべきでしょうね。

  1. 疫病
  2. TB(0)
  3. CM(10)

2020-02-29 23:20

新型肺炎のウイルスの素性が朧気乍ら見えてきた


 新型肺炎(武漢肺炎、新型コロナウイルス)のウイルスについての情報が乏しい中、福島香織さんが大変貴重な記事をJBPressにあげている。記事は中国軍に関するものだが、ウイルスに関しても貴重な話。
そこでその記事のウイルス関係の分かる部分を引用します。

尚貴重な話なので、全文も本文末に少し小さい字で引用しています。
詳細のコメントはもう少し調べてからにしたいのですが、とりあえずどんな事か見てください。

福島香織さんに記事は前半は見出しだけ、後半だけ引用します。気になる所を太字にしてみました。


<以下引用≳

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59502?pd=all
https://news.biglobe.ne.jp/international/0227/jbp_200227_7299125762.html
異例の公表、中国軍で新型コロナが大規模感染か
2月27日(木)6時0分 JBpress
(福島 香織:ジャーナリスト)

 

新型ミサイル護衛艦、国産空母にも感染者

軍は感染症が最もアウトブレイクしやすい場所

米国が注目する解放軍のロジスティクス能力

きわめて早かった解放軍の動き

「生物兵器」説と「実験室から漏洩」の可能性
 ところで、新型コロナウイルスが軍の「生物兵器」ではないか、という“噂”は医学誌「ランセット」(2月19日)に掲載された27人のバイオテクノロジーやウイルス学の専門家の声明で、今のところ否定されている。彼らはこの新型コロナウイルスの変異が人為的なものではなく自然変異によるものだという大量の証拠があるといい、このウイルスがバイオ兵器だという陰謀論が人類とウイルスの戦の足を引っ張るとして、強く非難した。

 一方、この新型コロナウイルスがバイオ兵器かもしれないとしているのは、感染症の専門家ではなく、イリノイ大学法学部教授のフランシス・ボイル(ブッシュ政権時代、国際バイオテロ法などを起草)やダニー・ショーハム(バル・イラン大学タスパーク・サダト戦略研究センターで中国のバイオ兵器戦略を専門に研究)ら、法律学、戦略・地政学、インテリジェンス、安全保障学の専門家たちだ。ちなみに中国国内やロシア方面からは「米国の生物兵器説」も流れている。陰謀論というのは、とある事象が発生した後に生じる情報戦だと考えれば、イスラエルのインテリジェンスや親共和党系メディアが中国生物兵器説を流し、中露から米国の生物兵器説が流れてくるのは、当たり前の展開といえるかもしれない。

 生物兵器かどうかは別として、実験室からヒューマンエラーで漏洩したウイルスの可能性は、いまのところ明確に否定できる根拠はない

 武漢の疾病コントロールセンターのラボと、何かと注目を集めている国家生物安全実験室の両方で、菊頭蝙蝠(きくがしらこうもり)から分離したコロナウイルスを使ったさまざまな変異の実験を行っていた。それは必ずしも遺伝子組み換えのような人為的変異だけではなく、蝙蝠から鼠、鼠同士といった「自然変異が起きやすい環境」をつくって行うものもあったという。そして、この新型コロナウイルスの起源が菊頭蝙蝠(生息地は雲南、浙江省などで湖北省に自生していない)であることは、中国華南理工大学生物化学工程学院教授の蕭波涛と蕭磊が初期に指摘している。コロナウイルスの実験は、最も危険な病原体を扱えるBSL(バイオセーフティレベル)4ではなく、BSL2の基準で行われていたという説もある。


解放軍が危険視していた新型コロナウイルス
 また米国の医療研究機関、スクリプス研究所の進化生物学者、クリスチャン・アンデルセンは感染者27人分の新型コロナウイルスのゲノム解析によって、この27人の感染したウイルスの同一の起源が10月1日にさかのぼることを突き止めている。

 湖北省に生息していないはずの動物のウイルスから変異した感染源が10月1日以前に存在したとすると、その前に湖北省でどんな事件があったか、なかったかを見直す必要がある。すると、9月18日の武漢の天河国際空港で行われた解放軍による「新型コロナウイルス感染対策演習」の湖北日報の記事が見つかるだろう。

 この演習は、10月18日から10日間、湖北省武漢で「軍事オリンピック」が開催されるにあたって、空港に開設される専用ゲートの警備、チェックを想定した訓練だ。軍事オリンピックは109カ国9308人の軍人が一同に集まり、日ごろの訓練の精度を競技形式で競い合う。競技に必要な軍事物資、ライフルや弾薬などの武器が持ち込まれるので、空港のチェック体制は通常と異なる。このときにさまざまなトラブルが発生することを想定して、その対応を演習形式で行う。たとえば「持ち込まれた荷物から基準値以上の放射能が確認された」「新型コロナウイルスに汚染された荷物が発見された」といったケースを設定して、軍の衛生・防疫部隊が出動し、瞬時に疫学調査、医学調査、臨時検疫区、隔離区設置、感染例確認、病院搬送、衛生処理などのマニュアルを実施する。

 このとき、エボラや炭疽菌といったウイルスではなく「新型コロナウイルス」に対する防疫訓練星としていたことに、なにやら疑いをもつ人たちも少なくないわけだが、まさか本物のコロナウイルスを使って訓練したわけではあるまい。ただSARSのような「新型コロナウイルス」に関する研究が、軍内ではそれだけ重視され、解放軍にとって訓練対象にするくらい危険なウイルスだという認識だったともいえる。起源が10月1日にさかのぼるならば、軍事オリンピック前なので、このイベントに参加した各国軍はちょっと肝を冷やしているかもしれない。

 さて、解放軍内の感染問題がどれほどの深刻さなのかは不明だし、その責任は誰がどうとるのかも想像はつかない。しかし、感染拡大防止の最前線にいて、かつ内部に感染を抱えている軍の動きは注視すべきだろう。

 旧ソ連の崩壊は、政権内部の対立経済崩壊、公共衛生大災害(チェルノブイリ)、そして軍統治の失敗が同時に起こったことによる。中国では前者の3つがすでに始まっている。解放軍が最後のトリガーとなるかどうか。

筆者:福島 香織
<引用終り>

ここで菊頭蝙蝠については以下Wiki参照ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%AF%E3%82%AC%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%83%A2%E3%83%AA
Wikiには
「2003年の重症急性呼吸器症候群 (SARS) アウトブレイク以降、中国国内に棲息するキクガシラコウモリがSARS-コロナウイルス (SARS-CoV) に類似したウイルスを保有していることが分かり、SARS-CoVの大元の保有動物として注目されている」

そして今回の新型コロナウイルスはsars、mersウイルスときわめてよく似ているとの事。
そうするとこの三つのウイルスは、元の宿主は菊頭蝙蝠、それがSARSでは中間宿主がジャコウネコ。MERSでは中間宿主がラクダ。そして今回の物は何が中間宿主かが分かっていない。
こんな現状だということ。

この難題がどうなるか。日々変化しています。今日はここまでにします。



福島香織さんに記事は大変いいことが書いてあるので、以下全文を引用します。

<以下全文引用>
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59502?pd=all
https://news.biglobe.ne.jp/international/0227/jbp_200227_7299125762.html
異例の公表、中国軍で新型コロナが大規模感染か
2月27日(木)6時0分 JBpress


武漢市の病院で新型肺炎患者の症状について話し合う解放軍の医療チーム(2020年1月30日、写真:新華社/アフロ) 写真を拡大
(福島 香織:ジャーナリスト)

 新型肺炎は相手を選ばない。泣く子も黙る中国人民解放軍内にも感染が広がっている気配がある。護衛艦や国産空母を備え、世界に海洋覇権を打ち立てようという解放軍も、ウイルス相手では勝手が違うのかもしれない。

 湖北省孝感市の解放軍空軍降兵軍保障部の軍官に新型肺炎感染が確認されたのは1月25日、すぐさま同じ部隊の200人が隔離されたと1月27日に香港蘋果日報が報じている。孝感市は武漢から70キロ離れた小都市。湖北省は解放軍唯一の空軍降兵軍(空降兵15軍)が配置され、武漢全体で5000人以上の兵士を有する。感染の恐れのある兵士たちは軍用機倉庫に隔離されたというが、そこは暖房設備もなく外と気温がそう変わらず、劣悪な環境であると、香港に拠点のある中国人権民主化運動情報センターが指摘していた。


新型ミサイル護衛艦、国産空母にも感染者
 その後、軍内の感染状況についてはほとんど情報がなかったが、解放軍報が2月17日に、東部戦区の多くの軍官兵士が隔離監察を受けており、その中には新型ミサイル護衛艦「常州」艦長・余松秋も含まれていると報じていた。

 小さな記事ではあるが、解放軍内で新型コロナウイルス感染が起きていることを公式に認めた記事だ。過去、エイズやSARSの感染が軍内で発生したときも、解放軍内の感染状況は国家安全にかかわる問題として公表してこなかったことを考えると、この新型コロナウイルス感染はかなり大規模なものではないか、という憶測も流れている。

「常州」は、解放軍艦艇として初めて紅海での船舶救援オペレーションを成功させ、映画「オペレーション:レッド・シー」のモデルともなった解放軍・東海艦隊のエース艦。感染が発生してからは厳格な管理、体温測定と消毒、隔離措置などを行い、今年の訓練、任務においての影響はない、としている。また余松秋艦長は招待所で1月30日から隔離監察を受けており、隔離先で訓練の難題を研究しているという。

 東部戦区の海軍党委員会としては感染予防のために、今年(2020年)上半期の任務を再検討、再計画し、人員が集まる活動や会議活動をできるだけ少なくして簡略化し、電話やテレビなどで会議を行うとした。東部戦区は山東、江蘇、上海、浙江、安徽、江西、福建などをカバーし、戦区機関は南京に置かれ、主に対台湾任務を中心としている。「常州」の属する東海艦隊の機関駐在地は浙江省寧波だ。

 また、中国人権民主化運動情報センターによれば、国産空母「山東」からも1人の軍人の感染が確認され100人が隔離中という。山東は大連港でメンテナンス中であり、3月に海南島の三亜軍港に戻る予定だったが、帰港は遅れるという。ちなみにCCTV4(国際チャンネル)で放送された最近の山東の様子は乗員全員がマスクをつけ、密閉式の完璧管理で防疫対策を実施しており、「死角なし、感染者ゼロである」と報じている。

 このほか、武漢にある海軍工程大学が1月初め封鎖されたという情報が一部で流れている。


軍は感染症が最もアウトブレイクしやすい場所
 こうした解放軍内での新型コロナ肺炎の影響について、米国のボイス・オブ・アメリカ(VOA)の番組「香港風雲」で元米陸軍の医療指揮官、張立平退役少将がこう指摘していた。

 軍、警察、監獄は人が狭い場所に密集しており、感染症が最もアウトブレイクしやすい場所だ。1918年のスペイン風邪の大流行も、米軍内で発生しヨーロッパ進軍によって世界に広まった。今回のウイルスはSARSと違い、重症化はしにくく、重症化率は感染者の5%程度だが、重症化すれば半分以上が死亡する。そのため多くの人が自覚なしにウイルスをばらまき、非常に感染拡大しやすい。集団生活を送り日々苛酷な任務に耐えている軍内はとくに感染が拡大しやすい条件が整っており、いったん感染拡大が始まると一般市民の間での拡大スピードをはるかに超える速さで拡大する、と。

 さらに「歴史は我々に、多くの軍隊が最も戦力を消耗するのはすべて内部の疾病が原因だということを教えてくれる。政策決定者はこのことをよく理解することだ」と警告し、中国解放軍の戦力が新型コロナ肺炎の影響を受けている可能性を指摘した。


米国が注目する解放軍のロジスティクス能力
 新型コロナウイルスの発生地、感染中心地である湖北省は、習近平の軍制改革後、北京を中心とする中部戦区に編入されている。中部戦区は五大戦区中、最も人口が多い戦区であり、湖北省武漢市は解放軍のロジスティクス(後勤備蓄)を担う解放軍全軍軍聯後勤保障の中枢、聯勤保障部隊総部の所在地。聯勤保障部隊は全軍の中でも副戦区級の重要な位置づけにある。

 軍隊にとって最も重要なのは実は最新鋭武器ではなく、補給線、ロジスティクス。習近平の言うところの「人民戦争」である新型コロナ肺炎との戦いは、この中国解放軍の生命線であるロジスティクス大本営がある武漢で発生したわけで、米国の安全保障関係専門家も注目している。米RFA(ラジオ・フリー・アジア)によれば、米中経済安全審査委委員会委員長のロビン・クリーブランドが2月20日の米議会公聴会で、こう言っている。「今回の新型コロナ肺炎への対応で、解放軍の本質が暴露される。これは中国の軍と人民の関係、そして軍事能力の実力を見極める機会であり注目している」。

 湖北省での感染症対応は、まさに解放軍のロジスティクス能力が試される現場で、同時に、軍が高度なリスクに直面したときに人民の命を優先するか否かの判断も見えてくるという。

 クリーブランドによれば、今のところ、解放軍は中国国内のロジスティクスと補給を優先としており、武漢現地の人民の命に関わるような感染防止工作を任務の重点に置いていない、という。


きわめて早かった解放軍の動き
 2月初めのCCTV(中国中央電視台)によれば、解放軍は感染拡大防止工作として、中央軍事委員会の批准を経て中部戦区で駐湖北感染拡大阻止補給支援部隊を設立し、設立当日だけで50両以上の軍用トラックが200トンの物資を武漢市に輸送したという。もっとも、その程度の支援では武漢市内の食料や医療物資の不足は解消できなかったようだが。

 しかしながら、軍の動きは一部では非常に早くからあったという指摘もある。中国科学院傘下の国家生物安全実験室(バイオセーフティラボ)も、軍事医学科学院バイオ工程研究所長の陳薇少将をリーダーとするチームが早々に接収。火神山、雷神山といった新型コロナ肺炎用の新設病院のオペレーションも軍が行っている。陳薇少将は解放軍の主席バイオ兵器防御専門家であり、北京五輪のときもバイオ化学テロ対策の指揮をとった人物という。

 米国防次官補代理のチャッド・スブラジアも公聴会で、「解放軍と中央軍事委員会が感染防止工作に非常に積極的で、早期に頻繁に厳粛に介入している」と指摘。つまり解放軍としては当初、バイオテロ対策級の危機感をもって初期対応に動いていた可能性もある。それを見たからこそ、米国も1月29日、武漢から米国人を脱出させた米政府のチャーター機をカリフォルニア州の空軍基地におろし、機内消毒にあたった米CDC(疾病対策センター)の検査官が生物化学兵器対応の防護服を着用していたのだろう。


「生物兵器」説と「実験室から漏洩」の可能性
 ところで、新型コロナウイルスが軍の「生物兵器」ではないか、という“噂”は医学誌「ランセット」(2月19日)に掲載された27人のバイオテクノロジーやウイルス学の専門家の声明で、今のところ否定されている。彼らはこの新型コロナウイルスの変異が人為的なものではなく自然変異によるものだという大量の証拠があるといい、このウイルスがバイオ兵器だという陰謀論が人類とウイルスの戦の足を引っ張るとして、強く非難した。

 一方、この新型コロナウイルスがバイオ兵器かもしれないとしているのは、感染症の専門家ではなく、イリノイ大学法学部教授のフランシス・ボイル(ブッシュ政権時代、国際バイオテロ法などを起草)やダニー・ショーハム(バル・イラン大学タスパーク・サダト戦略研究センターで中国のバイオ兵器戦略を専門に研究)ら、法律学、戦略・地政学、インテリジェンス、安全保障学の専門家たちだ。ちなみに中国国内やロシア方面からは「米国の生物兵器説」も流れている。陰謀論というのは、とある事象が発生した後に生じる情報戦だと考えれば、イスラエルのインテリジェンスや親共和党系メディアが中国生物兵器説を流し、中露から米国の生物兵器説が流れてくるのは、当たり前の展開といえるかもしれない。

 生物兵器かどうかは別として、実験室からヒューマンエラーで漏洩したウイルスの可能性は、いまのところ明確に否定できる根拠はない。

 武漢の疾病コントロールセンターのラボと、何かと注目を集めている国家生物安全実験室の両方で、菊頭蝙蝠(きくがしらこうもり)から分離したコロナウイルスを使ったさまざまな変異の実験を行っていた。それは必ずしも遺伝子組み換えのような人為的変異だけではなく、蝙蝠から鼠、鼠同士といった「自然変異が起きやすい環境」をつくって行うものもあったという。そして、この新型コロナウイルスの起源が菊頭蝙蝠(生息地は雲南、浙江省などで湖北省に自生していない)であることは、中国華南理工大学生物化学工程学院教授の蕭波涛と蕭磊が初期に指摘している。コロナウイルスの実験は、最も危険な病原体を扱えるBSL(バイオセーフティレベル)4ではなく、BSL2の基準で行われていたという説もある。


解放軍が危険視していた新型コロナウイルス
 また米国の医療研究機関、スクリプス研究所の進化生物学者、クリスチャン・アンデルセンは感染者27人分の新型コロナウイルスのゲノム解析によって、この27人の感染したウイルスの同一の起源が10月1日にさかのぼることを突き止めている。

 湖北省に生息していないはずの動物のウイルスから変異した感染源が10月1日以前に存在したとすると、その前に湖北省でどんな事件があったか、なかったかを見直す必要がある。すると、9月18日の武漢の天河国際空港で行われた解放軍による「新型コロナウイルス感染対策演習」の湖北日報の記事が見つかるだろう。

 この演習は、10月18日から10日間、湖北省武漢で「軍事オリンピック」が開催されるにあたって、空港に開設される専用ゲートの警備、チェックを想定した訓練だ。軍事オリンピックは109カ国9308人の軍人が一同に集まり、日ごろの訓練の精度を競技形式で競い合う。競技に必要な軍事物資、ライフルや弾薬などの武器が持ち込まれるので、空港のチェック体制は通常と異なる。このときにさまざまなトラブルが発生することを想定して、その対応を演習形式で行う。たとえば「持ち込まれた荷物から基準値以上の放射能が確認された」「新型コロナウイルスに汚染された荷物が発見された」といったケースを設定して、軍の衛生・防疫部隊が出動し、瞬時に疫学調査、医学調査、臨時検疫区、隔離区設置、感染例確認、病院搬送、衛生処理などのマニュアルを実施する。

 このとき、エボラや炭疽菌といったウイルスではなく「新型コロナウイルス」に対する防疫訓練星としていたことに、なにやら疑いをもつ人たちも少なくないわけだが、まさか本物のコロナウイルスを使って訓練したわけではあるまい。ただSARSのような「新型コロナウイルス」に関する研究が、軍内ではそれだけ重視され、解放軍にとって訓練対象にするくらい危険なウイルスだという認識だったともいえる。起源が10月1日にさかのぼるならば、軍事オリンピック前なので、このイベントに参加した各国軍はちょっと肝を冷やしているかもしれない。

 さて、解放軍内の感染問題がどれほどの深刻さなのかは不明だし、その責任は誰がどうとるのかも想像はつかない。しかし、感染拡大防止の最前線にいて、かつ内部に感染を抱えている軍の動きは注視すべきだろう。

 旧ソ連の崩壊は、政権内部の対立、経済崩壊、公共衛生大災害(チェルノブイリ)、そして軍統治の失敗が同時に起こったことによる。中国では前者の3つがすでに始まっている。解放軍が最後のトリガーとなるかどうか。

筆者:福島 香織
<引用終り>

  1. 疫病
  2. TB(0)
  3. CM(4)

2020-02-28 22:42

〇〇殺すにゃ刃物は要らぬ。雨の三日も降ればいい


 〇〇殺すにゃ刃物は要らん。雨の三日も降ればいい。これは私が子どもの頃から聞いていた(多分)都々逸。私が聞いていたのは、〇〇には土方が入るもの。これが一般的らしい。
だから、
土方殺すにゃ刃物は要らぬ。雨の三日も降ればいい」、こんな都々逸になる。
日雇い労働者の苦労を言ったものだが、いま中国で起こっているのは多分こんな事だと思う。

情報統制で実態がさっぱり分からないシナ大陸。漏れ聞こえてくるのは通りが空っぽで、人がいない、車も走っていない。
ここまで経済が委縮すると、当然ながら飯も食えない人たちが出てくるはずだ。
中国ではこれからこの大変な事態が始まると思う。

どうして私がこんな事を言い出したかと言うと、日本が戦後の高度成長の過程で、このような収入の不安定さが社会不安の原因であり、働く人のやる気を阻害する。それが技術や品質の向上の阻害要因にもなる。こんな事で現在では当たり前の給与制度としての日給月給制。こんなものを実現してきた。
これが世界では実は当たり前ではない。こんなことをタイでの仕事を通じて痛感してきたからだ。
(タイでの給与制度構築にあたっては色々ありましたが、そんな色々はまた別の機会に・・・)


ここで、参考までに日給月給制を一寸解説。
例として、当地では一般的なトヨタカレンダー2020年4月~3月を見てみると、
年間稼働日~244日(1ヵ月平均20.3日) 休日121日
月間最小稼働日~16日 (5月と8月の2回)
月間最多稼働日~23日 (7月)
このように最小稼働日の5月や8月と最多稼働日の7月で実に7日も働く日数が違う。しかしもらう給料は同じことになっている(だから月給制)、しかし休んだらその休んだ日数分だけ給料を差し引かれる(だから日給制)。しかしこの差し引く日給は1ヵ月20.3日の年間平均日数によって計算する。
但し大多数の人は有給休暇が有るので、この休んだら差し引きされるのは極例外的な人ということになっている。
この制度の最大のメリットは毎月の給料が安定。だから住宅とかクルマのローンを持っている人が稼働日の少ない月でも支払いで困る事が無い。これは非常に良い制度だった。
日本の安心して働ける社会の基礎をなす制度だ。
こんな制度の適応されない人に例えば学校の非常勤講師がある。非常勤講師は担当した授業時間に対し支払われるので、夏休みなど、授業が無い時は生活が苦しい。今回の新型肺炎騒動で小中高を来週から休校にすることになったが、多分非常勤講師の人たちは頭を抱えているだろう。3月分の給料が無くなってしまった。どうして食べていけばいいか・・・。

こんなことで、今中国では不安定要因のマグマが静かに溜って爆発のチャンスを待っている。そんな状況だと思う。


丁度いい記事がWSJに有った。

<以下wsjより引用>
https://jp.wsj.com/articles/SB11387729423772654443704586223810843971854
中国の出稼ぎ労働者、都市に戻れず 経済停滞も
経済の迅速な平常化は地方労働者の職場復帰にかかっている
2020 年 2 月 25 日 13:05 JST

 【北京】中国経済が迅速に平常に戻れるかどうかは、チャン・フアさんのような出稼ぎ労働者の究極の選択に大きく左右されることになるだろう。仕事がないまま地元にとどまるか、新型コロナウイルス封じ込めを目的とした14日間の隔離措置をへた上で仕事に復帰するかの二択だ。

 北京でハイヤーの運転手として働くチャンさんは、春節(旧正月)休暇で帰省した数億人の中国人の1人。チャンさんの場合、約190キロ離れた場所に暮らす妻と子供に会うことが目的だった。だが北京市当局は14日、新型コロナウイルス流行阻止に向け、他の地域から戻る市民全員に2週間の隔離期間を義務付けると発表した。

 一家の稼ぎ手であるチャンさんの月収は約6000元(約9万5000円)。毎月、自動車のライセンス費に142ドル(約1万6000円)、北京市の外れにある別の男性と共同で住む部屋の家賃に156ドル支払っている。また1400ドル近いクレジットカードの支払いの期限が来週に迫っている。

 現在は家族と河北省にとどまっているが、貯金が底を尽き始めていることから来週は北京に戻らざるを得ないかもしれない。「家族の生活は私にかかっている」とチャンさんは話す。
・・・以下略・・・


またこんな記事も

<以下wsjより引用>
https://jp.wsj.com/articles/SB10057081603234524024204586228223380025058
新型肺炎長期化で中国売上高が半減も=米企業調査

2020-2-27wsj記事1
デリバリー商品の準備をする武漢市のマクドナルド店員(26日)
2020 年 2 月 27 日 15:09 JST

 在中国の米商工会議所が実施した調査によると、米企業の一部は、新型コロナウイルスの感染拡大が夏まで続けば、中国事業の年間売上高が最大で半減するとの見方を示した。渡航制限や基本的な防護用品が不足する中で、米企業が業務を正常化できずにいる実態が明らかになった。

 調査は2月17~20日に実施。加盟企業169社から回答を得た。

 それによると、中国で事業を展開する米企業の半数近くは、4月末までに通常の業務が再開できない場合、売上高が減少するとの見方を示した。2割は感染拡大が8月末まで続けば、2020年の中国売上高が50%超落ち込むだろうと回答した。

・・・以下略・・・
<引用終り>

2番目の記事にはデリバリーの準備をするマクドナルドの店員らしき人が写っているが、こんな事であの中国人の巨大な胃袋を満足させられるだろうか。
甚だ疑問だと思う。

多分3月の5日~10日頃、このメシが食えん。如何するんだという問題が噴出してくるはずだ。
(中国の会社は給料日が5日とか10日が多い。この辺りで問題が噴出しそうな予感)

明日で逃げる二月が終わる。三月はどんな月になるか・・・?。
  1. 疫病
  2. TB(0)
  3. CM(6)

2020-02-18 09:40

武漢肺炎のウイルスには人工的痕跡


 中国初の新型肺炎でストップしていたトヨタなどの工場が昨17日から稼働が再開された。しかし稼働は限定的で、問題が解決したわけではない。

これは日経の報道
トヨタ、中国の一部工場再開 VWは一部24日に延期  2020/2/17 12:01 
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55712010X10C20A2EA1000/


そしてこの新型肺炎、原因のウイルスは「人工的に作られたもの」との見解がウイルス研究者によって示された。

これは大紀元の報道
欧州のウイルス専門家、新型コロナウイルスに「消すことのできない人工的痕跡」
2020年02月13日 15時28分
https://www.epochtimes.jp/p/2020/02/51700.html
(本文後半にこの記事全文が引用してあります)

これを読んでみると、この新型肺炎が震源地の武漢がいきなり都市封鎖という荒業に出た理由が良く分かる。人口1000万の武漢を封鎖してしまう。さすが中国である。この都市を見捨てたといってもいいやり方だ。

しかし事態は武漢だけではない。他のいくつかの都市も封鎖しているが、もっと凄いのは広州市、深圳市では個人資産を収用できるように法律を変えた。つまり完全な戦時体制、軍が全てを支配するということのようだ。


広州市と深セン市、個人資産収用を緊急立法「実質上、軍の管理下に置かれる」
2020年02月13日 21時33分
https://www.epochtimes.jp/p/2020/02/51718.html

湖北省2地区、戦時管理を実施「外出禁止」生活用品は政府が配達
2020年02月14日 12時03分
https://www.epochtimes.jp/p/2020/02/51755.html

そして中国はこの新型肺炎に関してアメリカの支援を拒否している。
これは単に面子の為と言うより、ウイルスが人工的に作られたもので、それが何らかの理由で漏れた。こんな不都合な事実がバレるのが困る。こんな事だと思う。
2020年2月3日 / 07:55 / 14日前
米大統領、新型肺炎対策に自信 中国は支援提案に回答せず
https://jp.reuters.com/article/china-health-usa-idJPKBN1ZW0UP

ここで支援しようとしている「疾病対策センター(CDC)」、WHOと並んで世界トップの研究レベルの組織だ。しかしこんな所が調査に入れば、中国にとて都合の悪いことも全部ばれる。特に人工的なものと言う部分は絶対明らかにしたくない所。それ故支援拒否ということになったのだが、現在の感染拡大は恐らくそれを許さぬレベルだと思う。


それで、冒頭紹介した大紀元の報道を全文引用したいともいます。
長文で、おまけにウイルス関係の難しい言葉が出てきますが、現実を理解するため少々我慢を。

それでは大紀元の報道です。

<以下引用>
https://www.epochtimes.jp/p/2020/02/51700.html

欧州のウイルス専門家、新型コロナウイルスに「消すことのできない人工的痕跡」
2020年02月13日 15時28分

2020-2-18-1.jpg
欧州在住の伝染病研究者である董宇紅氏はこのほど、新唐人テレビの番組に出演し、新型コロナウイルスについて「人工的に作られた可能性が大きい」と指摘した(新唐人テレビより)


中国で猛威を振るう新型コロナウイルスについて、一部の海外の専門家は、同ウイルスが実験室で人工的に合成されたと指摘した。米ホワイトハウスはこのほど、アメリカの科学者に対して、ウイルスの発生源について調査するよう求めた。

欧州在住の中国出身ウイルス学者・董宇紅氏は2月9日、新唐人テレビの「熱点互動」番組に出演し、新型コロナウイルスが人工的な産物だとの見方を示した。

董宇紅氏は、中国の北京大学医学部を卒業、伝染病学博士を取得したのち、北京大学附属第一医院で勤務していた。現在、スイスのバイオテクノロジー会社、SunRegen Healthcare AGで首席科学官を務めている。

以下は、番組インタビューの内容である。

司会者:新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大につれ、医学界はこのウイルスの発生源について関心を寄せています。最近、複数の医学研究者がこのウイルスの構造と特性について研究を行い、このウイルスには人工的に作られた痕跡があると指摘しました。欧州に住むウイルス専門家の董宇紅さんは先日、大紀元に寄稿し、新型コロナウイルスについて自らの見解を示しました。

董さん:視聴者の皆さんこんにちは。

司会者:董さん、こんにちは。董さんは先日、大紀元に寄稿されました。この寄稿の中で、董さんは、一部の医学研究報告を分析した結果、新型コロナウイルス(2019-nCoV)について、今まで見たことのない特徴があると述べました。つまり、このウイルスは自然発生の可能性が非常に低いということです。言い換えれば、人によって作られたと言えます。なぜこのような結論にたどり着いたのでしょうか?

董さん:私の専門は伝染病研究です。80代の両親と他の親戚、兄弟は皆、都市封鎖措置が実施された湖北省黄岡市と武漢市に住んでいます。今、家族や親戚は非常に不安になっています。家族の話を聞いて、私は事態の重大さに気づきました。実に、2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)がまん延していた際、私は北京にいました。あの時、私は体調が悪くて、北京市内の病院で1、2カ月間入院していました。その時の北京市内も、市民はかなり不安でしたが、しかし今の新型肺炎は、比べものになりません。それに、当時、感染拡大の影響で外出に少々不便はありましたが、都市封鎖の措置はなかったのです。アメリカの研究者、エリック・ファイグルーディン(Eric Feigl-Ding)博士は新型肺炎について、「熱核反応のような」大流行だと警告しました。

多くの医学研究報告が、新型コロナウイルスにこれまで見られなかった特徴があると指摘しました。

イギリスの医学誌「ランセット(The Lancet)」に最近掲載された報告書では、41人の感染者を臨床研究しました。このうちの3分の1の患者が集中治療室(ICU)での治療を受けなければならなかったのです。半分の患者に呼吸困難の症状が見られました。さらに、致死率が15%に達したと報告されました。医師として、私はこの感染拡大は尋常ではないと直感しました。

それに親、他の親族や友人、中国のすべての国民は今、非常に不安になっています。これを見て、私はこのウイルスがどういうものかと考え、「ランセット」「サイエンス」「ネイチャー」など国際医学誌で発表された研究資料を調べ始めました。これは、感染防止の最前線にいる中国の医師や科学者による研究資料です。なかに、中国疾病予防管理センターや国家生物安全重点実験室、武漢市金銀潭医院の専門家や医師がいるので、信ぴょう性が高いと思います。

新型コロナウイルスのゲノム配列情報は、すでに国際的な遺伝子データベースに送られたので、海外の専門家は非常に注目しています。各国の研究者はこのゲノム配列の情報を基に、それぞれ研究を行っています。私は、客観的公平性を重視しているので、公式に発表された論文しか読まないようにしています。それで、おおよそ10数本の論文を読みました。ここで今まで得た知見を皆さんに紹介したいと思います。

司会者:はい、お願いします。

董さん:科学者が新しいウイルスを発見した時、一般的にまず、ウイルスのゲノム配列を調べるのです。つまり、この新しいウイルスは他のウイルスと比較して、配列にどのような違いがあるのかを調べるのです。この配列とすでに知られているウイルスのゲノム配列の類似性から、ウイルスの種類を分類していきます。

1つ目は、多くの研究論文は、この新型コロナウイルス(2019-nCoV)をコロナウイルスに分類しました。しかし、新型コロナウイルスは、コロナウイルスの中で「非常に新しいメンバー」だと言えます。新型コロナウイルスは、2種類のコウモリ由来のコロナウイルスと非常に似ていますが、それでもそのゲノム配列の類似性は高くないのです。

これを見て最初に、私は、新型コロナウイルスのタンパク質をさらに調べる必要があると思いました。なぜなら、ゲノムはタンパク質が(生体の)機能を決めるからです。

2つ目は、皆さんが知っているように、ウイルスと言うのは寄生体で、宿主の細胞に寄生してはじめて生きられます。では、新型コロナウイルスの場合、どのようにして宿主の細胞に入ったのでしょうか。これは、受容体と呼ばれるヒトの細胞のタンパク質がこのウイルスの表面にあるタンパク質と結合しなければならないということになります。新型コロナウイルスの表面にあるタンパク質が「鍵」であるなら、ヒトの細胞の表面にある受容体は「錠」です。受容体がウイルスのタンパク質と結合した後、受容体を持つ細胞には食作用(phagocytosis)が起きます。つまり、細胞が細胞外にある物質を取り込むエンドサイトーシス(endocytosis)が発生するのです。これによって、ウイルスが宿主の細胞に侵入するのに成功したと言えます。ここから、ウイルスは宿主の細胞の構造とタンパク質や酵素を利用して、自身の生命活動と増殖を始めるのです。だから、ウイルスは非常に狡猾な微生物だと言えます。細胞内に入り込んだ後増殖するというこのウイルスの特徴から、抗ウイルス剤による薬物治療が難しくなっており、ワクチンの開発も困難です。

コロナウイルスには共通点があります。この種のウイルスは特有のスパイク・タンパク質(Spike Protein)を持っています。専門家は、このスパイク・タンパク質が人の細胞の内部に侵入するコロナウイルスの表面にあるタンパク質であると認識しています。このスパイク・タンパク質は、宿主に感染する際に親和性を大きく発揮しているだけではなく、毒性も発揮しています。

スパイク・タンパク質について、多くの論文はある共通の現象に言及しています。このスパイク・タンパク質のゲノム断片は、新型コロナウイルスの他のタンパク質、つまり、スパイク・タンパク質ではないタンパク質のゲノム断片と大きく異なり、それぞれのゲノム配列も違っています。仮に、新型コロナウイルスのその他のタンパク質が同種類のコロナウイルスと、80~90%似ているとします。しかし、新型コロナウイルスのスパイク・タンパク質と同種類のコロナウイルスのスパイク・タンパク質の類似性は70%しかないです。この差は歴然です。

なぜこのように大きく異なっているのでしょうか? 専門家は、新型コロナウイルスのスパイク・タンパク質の中間配列について困惑しています。この中間配列の源を見つけることができていないのです。多くの研究者は、このウイルスのゲノム配列を解析していますが、しかし、そのうちの数千の塩基対(base pair、略してbp)はすべてのウイルスデータベースに照合しても、見つけることができませんでした。だから、専門家はみな驚いています。

3つ目、新型コロナウイルスのスパイク・タンパク質のタンパク質構造にも、異なる点があります。ご存知のように、タンパク質は三次構造となっています。一部のゲノム配列はタンパク質の表面に現れます。これが、他の受容体と結合する際大きな役割を果たすのです。

ある2本の論文は、新型コロナウイルスのスパイク・タンパク質にある4つの重要なアミノ酸残基が人為的に替えられたと指摘しました。4つのアミノ酸残基が替えられたにもかかわらず、スパイク・タンパク質と受容体の結合性に変化がないのです。1本の論文は、中国科学院パスツール研究所の専門家、崔傑氏が書いたものです。もう1本の論文は、インド工科大学のプラダン(Pradhan)教授らが執筆したものです。インドの研究チームは、新型コロナウイルスのタンパク質はHIVウイルスと酷似していると指摘しました。中国の研究チームは、新型コロナウイルスがACE2(血管機能に関わるアンジオテンシン変換酵素2)細胞受容体に結合して感染するとの見方を示しました。

遺伝子の突然変異について、特にウイルスの遺伝子突然変異は一般的に、自然突然変異と言います。これは無作為で、いかなる機能性や目的性を持たないので、遺伝的浮動(genetic drift)と言い、ウイルスの自然的な再集合とも言います。しかし、新型コロナウイルスについて、われわれはこのウイルスが、受容体タンパク質の働きを保ちながら、正確に「異変」していることに驚いています。

このウイルスはなぜ、その働きを保ちながら、正確に異変したのでしょうか。自然界では、このような現象はありますが、しかしウイルス研究者として、このような現象を目にする確率は非常に低いのです。だから、その2本の論文は、新型コロナウイルスが人為的に合成されたものだという仮説を唱えたのです。


新型コロナウイルスにpShuttle挿入の痕跡
  
司会者:董さんは大紀元に寄稿された後、米国の科学者、ジェームス・ライオンズ・ウェイラー(James Lyons-Weiler)博士と意見を交換したと聞きました。ライオンズ・ウェイラーさんは、別の角度から新型コロナウイルスを研究して、同じような結論にたどり着きました。

董さん:このアメリカの科学者は生物遺伝学の専門家です。彼はエボラウイルス(Ebola)について研究してきました。中国で新型コロナウイルスの感染が拡大してから、ウェイラー博士は新型コロナウイルスに注目し、ウイルスのデータベースを通じて、新型コロナウイルスのゲノム配列を調べていました。彼は自分のブログで研究結果を掲載しています。

新型コロナウイルスを調べている私がウェイラー博士のブログを読んだ後、彼に連絡しました。ウェイラー博士もまず、新型コロナウイルスのスパイク・タンパク質が、このウイルスのほかのタンパク質のゲノム配列と大きく相違していると指摘しました。

彼はこのように言いました。「なぜこのウイルス(2019-nCoV)の多くの遺伝子の中で、このタンパク質だけが配列が全く異なっているのでしょうか。これは全く筋道が通らないことです。他の場所から由来したとしか考えられません」

ジェームス博士の専門は進化生物学だから、この現象に違和感を感じたのでしょう。彼は最初、中国の科学者が発表した新型コロナウイルスのゲノム配列の論文に注目しました。この論文は、新型コロナウイルスのスパイク・タンパク質のゲノム配列にマッチするゲノム配列がないと気づき、仮説として、ヘビ由来のコロナウイルスのゲノム配列と関連性があると主張しました。しかし、その後この仮説は覆されました。

ジェームス博士はその後、分子生物学のゲノム解析方法で、新型コロナウイルスのあの不自然なシークエンスを、非ウイルス由来のシークエンスと比較しました。この結果、博士は、SARSウイルスの再集合に必要なpShuttle-SNと呼ばれる特異の遺伝子配列に非常に近いと気づきました。Shuttle bus、シャトルバスをよく聞きますね。Shuttleは、定期往復便という意味です。遺伝子の研究では、Shuttleというのはある種を別の種に運ぶことを指します。遺伝子を運ぶ道具だと言えましょう。このpShuttle-SNを開発した実験室は、中国のSARS遺伝子ワクチンタンパク質を生成した実験室であります。

ジェームス博士は、新型コロナウイルスが人為的に作られた生物兵器だとは思っていませんが、しかし実験室で行われた遺伝子組み換えによって、非常に危険なウイルスが合成されたとの見方をしています。研究員があるウイルスの一部の配列を別のウイルスの一部の配列に組み込んだことで、人工的な遺伝子組み換えウイルスを作り出したのです。このような人工的な遺伝子組み換えウイルスは、予想もしなかった毒性を持つようになるかもしれません。

司会者:一部の専門家は、新型コロナウイルスにpShuttleを挿入した痕跡がはっきりしていて、指紋を残したかのようだと指摘しました。

董さん:そうですね。このpShuttleはウイルスに見られますが、生物には存在しないのです。この配列は、一般的に遺伝子組み換えを行うときに使われます。これは人の指紋のようです。人の指紋がそれぞれ異なっているのと同じように、生物の遺伝子の一部の配列も特徴的です。特徴的な配列はそれぞれ違うのです。だから、(pShuttleを挿入したことは)まるで「絶対に消すことができない人工的な痕跡」を残したということになります。

司会者:ジェームス博士の結論は?

董さん:ジェームス博士は、この新型コロナウイルスについて、90~95%の確率で「ラボ・イベント(lab event)」によって引き起こされたとの結論を付けました。ラボ・イベントは、人為的にウイルスを改造する実験室を指します。


米政府が調査を要求

司会者:アメリカ政府の科学技術政策局(OSTP)は最近、科学者や医療研究者宛てに公開書簡を送って、新型コロナウイルスの源を迅速に解明するよう求めました。

董さん:中国で新型肺炎の感染拡大は深刻で、突如に現れた災いと言えます。このウイルスの生物学的特徴、感染ルート、遺伝子断片、毒性の強さなどはまだわかっていません。さらに、このウイルスによる動物実験や臨床研究においても、データが混在していて不明な部分が多いです。

世界を巻き込む重大な公衆衛生事件として、中国だけではなく、全世界に脅威を与えています。アメリカには、世界トップレベルのウイルスや伝染病の研究者がいます。アメリカ政府は、新型肺炎の感染拡大を阻止するために、中国や国際社会に協力する義務があると思います。

もちろん、アメリカだけでなく、他の国も医師や研究者チームを中国に派遣すべきだと考えます。なぜなら、中国に降りかかった災いは全世界の人々の災難であり、中国の問題は全世界の人々の問題でもあると思います。

司会者:董さんがおっしゃったように、新型コロナウイルスが人為的に作られた、あるいは実験室のミスによって合成されたものだとすれば、誰がこの責任を負うべきだと思いますか?

董さん:バイオテクノロジーにおいて、現在、遺伝子操作や遺伝子組み換えの技術があります。過去数十年来、科学者たちは、さまざまな遺伝子組み替え技術を通じて、ウイルスを改造したり、ウイルスを再集合させたりしてきました。この技術によって新しいウイルス、新しいワクチンが生まれました。また、この技術で治療のために、有益なタンパク質を人体に組み込みました。

しかし、物事は弁証的に見なければなりません。物事にプラスの面があれば、マイナスの面もあります。たとえば、私が読んだ一部の論文は、遺伝子操作技術によって作られたキメラウイルスについて研究しています。研究者は、野生由来のウイルスにある毒性の高いタンパク質を、すでに知られたウイルスの中に結合させてから、その後遺伝子組み換えによって生じたタンパク質や、この新ウイルスの毒性を調べています。この技術は分子生物学の研究のためにあります。しかし、新しく作られたウイルスの毒性はもっと強い可能性があります。人類に潜在的な脅威を与えることになります。

アメリカの分子生物学者のリチャード・エブライト(Richard Ebright)博士は2015年、「ネイチャー」誌に論文を発表しました。エブライト博士はウイルスの遺伝子組み換えによって新しいウイルスを生成したことは、「実験室で新しい非自然のリスクを作り出した」と警告しました。先ほど話したジェームス博士は、新型コロナウイルスはSARSワクチンの研究と関係があるという仮説を唱えています。

なぜなら、SARSワクチンも遺伝子組み換え技術によって作り出されたからです。新型コロナウイルスが実験室で人為的に合成されたとすれば、その動機とやり方はともかく、実験室は、毒性を持つウイルスが外部に漏れないように責任を持って扱うべきだと思います。

私は科学の発展が重要だと考えています。しかし、これは人類にとって有益で、人類の基本的な道徳観に基づくものであるべきだと思います。道徳観を無視して科学を発展させるのは、必ず大きな危機を招くことになります。人類は、科学技術の過剰な発展によって壊滅される危険性にされされています。


なぜ街で市民が突然倒れるのか

司会者:一部のネットユーザーは、中国の街で、あるいはスーパーなどで、市民がバタッと倒れる様子の写った動画を投稿しています。このことについて、どう思いますか。

董さん:私もこのような動画をたくさん見ました。本当に恐ろしいです。今までの医療活動で、あるいは(中国で)SARSがまん延した当時もこの現象を見たことがないです。動画では、市民は買い物袋やトランクを持っていて、突然、倒れました。しかも、倒れた後、びくともしないです。

これは、苦痛やけいれんが見られないので、心臓や肺の機能が停止したと見受けられます。一般的に心肺停止状態になると、人が死亡したと判断しても良いです。しかし、検視報告書を読まなければ、この現象について結論を付けることはできません。

このような突然死に関して、まず中国の衛生当局が数十件の検視報告を提供しなければならないです。その次に、心肺停止になった原因を調べなければならないと思います。

新型コロナウイルスに感染した患者の半分以上に呼吸困難が報告されました。そのうちの12%の患者に急性の心臓損傷がみられました。さらに、60%以上の患者には急性リンパ球減少が起きました。これは、血液に流れたサイトカインというタンパク質と関係します。サイトカインは砲弾のように、各臓器の細胞を攻撃し、多臓器の機能障害や多臓器不全を引き起こします。あの突然死の映像を見ると心が痛みます。今までこのような現象を見たことがなかったです。今後これについての研究報告を期待します。


新型コロナウイルス新たな現象

司会者:現在、新型コロナウイルスに関する研究の発見が多くなっています。一部では、このウイルスが変異し続けています。報道では、マスクを着けない場合、数十秒の接触でこのウイルスに感染するとか、無症状感染、母子感染などがあります。中国当局も、エアロゾル感染の可能性も示しました。

董さん:ウイルスの人体への危害を判断する上で2つの基準があります。1つ目は伝播性、あるいは感染力です。人々の間で感染が広まる速度とその能力です。2つ目はウイルスの毒性です。先の質問は、新型コロナウイルスの感染力に関する話です。

中国当局の発表では、このウイルスには2つの感染ルートがあります。1つ目は、SARSと同じように、咳やくしゃみなどによる飛沫感染です。2つ目は、接触感染です。しかし、最も恐ろしいのは無接触感染、またはエアロゾル感染という感染経路があります。中国当局は、エアロゾル感染は新型コロナウイルスを含んだ飛沫が空気中で微粒子となって、空気の流れとともにさらに遠く飛ばされ、これを吸い込むと感染すると説明しました。つまり、新型ウイルスは遠距離伝播ができるということです。このエアロゾル感染は新型コロナウイルスの伝播能力を反映していると思います。

司会者:遠距離伝播はどのくらいの距離ですか?

董さん:私が今まで見た伝染病ウイルスの症例の中に、このような遠距離伝播ができるエアロゾル感染がないです。なので、正確には言えないです。しかし、近距離伝播の5~10メートルまでより遠くなることは間違いないです。武漢市政府はなぜ、厳戒令を発動するのではなく、都市封鎖措置を実施したのかを考えると、やはり中国当局は新型コロナウイルスの感染力の速さと広さに気づいたからだと思います。当局が、数十メートル、あるいは数百メートル、さらに遠い距離でも他の人にこのウイルスを感染させてしまうことがわかったと推測します。

新型コロナウイルスのもう一つの特徴は、ヒトからヒトへの強い感染力です。このウイルスの潜伏期間に、他の人に感染する可能性があるのです。一般的なウイルス性伝染病の場合、症状が現れてから、初めて他の人に感染するのです。なぜなら、症状が出た時、体内にあるウイルスの毒性がピークになっているから、人にうつすことが可能です。

しかし、新型コロナウイルスは潜伏期間内に他人にうつしています。公共施設にいる市民のなかに、誰がこのウイルスの感染者かを知る余地もないでしょう。だから、感染拡大防止に大きな困難をもたらしました。すべての人にウイルス検査を行うのは不可能だからです。

新型コロナウイルスの致死率の高さにも注目しなければならないです。SARSが発生した当時は、致死率が9.3%でした。最近、医学誌「ランセット」で発表された論文は41人の感染者について調査を行い、致死率が15%だという見方を示しました。

したがって、新型コロナウイルスの毒性が非常に強いとわかるのです。毒性は、ウイルスのタンパク質の機能と特性によって決められます。これが、私がなぜ新型コロナウイルスのゲノム配列をさらに研究する必要性を訴えるかの理由です。スパイク・タンパク質はこのウイルスの感染力を決めるのです。スパイク・タンパク質によってこのウイルスが人体の細胞に侵入するのです。だから、どのようなタンパク質がこのウイルスの毒性を生じさせたのか、どのように受容体、あるいは細胞に結合するのかなど、このような研究にさらに取り組む必要があります。


中国当局に「情報の透明性を」

司会者:医師として、中国当局の対応をどのように見ていますか?

董さん:中国は今、今まで見たことのない危機と災難に直面しています。中国当局は最大限に情報やデータを公開する必要があります。当局は、現在把握している症例、研究結果を公にするべきです。これができて、はじめて各国の専門家や医師が中国当局に支援の手を差し伸べることができます。

新型コロナウイルスの由来、毒性の特徴、感染力、人体の臓器組織への危害を明らかにして、われわれ研究者ははじめて感染防止の方法を見出すことができます。

同時に、中国側は国際社会の支援を受け入れるべきだと思います。感染者が毎日急増しています。だから、これは極めて困難な防疫任務で、全世界の科学者と医師、政府関係者が一丸となって共に解決していく必要があります。新型肺炎のまん延は人命にかかわる重大なことです。中国で起きた今回の災難は、重大な人道的な災難だと言えます。われわれは、すべての資料を公開するよう中国当局に呼び掛けています。

司会者:ありがとうございました。
(翻訳編集・張哲)

<引用終り>

現場で直接関係した専門家の話ではないので、この話には検証が必要だと思うが、今の所他には適当な情報が無い。しかしあまりにも衝撃的な話なので、専門家と言えども簡単には話せない内容だと思う。
恐らくこの話はほぼ真実に近いと見て対応策を考える必要があるだろう。


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