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2019-09-11 21:19

日本人が知らない北米左翼の恐ろしさ<9.11の事例


 昨日、アメリカの大学の左傾化についてエントリーした。
アメリカの大学の左傾化が猖獗を極めている  2019-09-10 21:30」
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1677.html

所で今日は9.11、この9.11について、筑波大学の掛谷英紀氏が大紀元に興味深い事例を紹介している。
その該当部分を紹介したい。

紹介するのは掛谷英紀氏の8月26日付 大紀元のコラム。「日本人が知らない北米左翼の恐ろしさ  2019年08月26日 」

ではいきます。

<以下引用>
掛谷英紀コラム
日本人が知らない北米左翼の恐ろしさ
2019年08月26日 17時43分

 ソ連などを例示して共産主義の間違いを指摘すると、未だ本当の共産主義は実現されていないと反論する人がいる。しかし、これまで共産主義を目指した国は数多くあり、その企ては全て失敗した。再度挑戦するなら、過去の失敗の原因を究明して、それを修正する必要がある。ところが、そういう真摯な姿勢の左翼はいない。ソ連や東欧が失敗したら、次はベネズエラを称賛する。ベネズエラが失敗したら、それに触れないようにする。だから失敗を繰り返す。

こんな書き出しで始まる
・・・中略・・・

日本では文系の大学教授の左傾化が顕著だが、これは世界共通の現象である。北米も例外ではない。そうした左翼教授たちの思想の本質を垣間見ることができるエピソードを一つ紹介しよう。

ルービン・リポート(Rubin Report)という米国のインターネット番組がある。番組ホストのデイブ・ルービン(Dave Rubin)はゲイ男性で同性婚もしている。このプロフィールからすると、彼は左翼ではないかと思われるだろう。実際、この番組は開始当初、ザ・ヤング・タークス(The Young Turks)という左翼系のインターネットテレビ局で放送されていた。しかし、ルービンは左翼の欺瞞と暴力性に気づき、そこから離れて左翼を批判するようになった。彼は自らをクラシカル・リベラルと称しているが、今ではリベラルを自称する左翼たちから激しいバッシングを受けている。

昨年10月、そのルービン・リポートのゲストにオタワ大学の教授ジャニス・フィアメンゴ(Janice Fiamengo)が登場した。そこで彼女は左翼教授たちの恐ろしさを示す貴重な証言を行った。彼女はもともとフェミニストとして左翼活動に従事していた。左翼からの転向組という点で、ルービンと共通している。

番組でルービンはフィアメンゴ教授に転向のきっかけを尋ねた。彼女は2001年の9.11同時多発テロだと答えた。そのエピソードが強烈である。当時、彼女はサスカチュワン大学の教員だった。テロのニュースを見て彼女は動転していたが、周りの教授たちはいかにも嬉しそうでbarely contained sort of vaunting pleasure)、満足気だったcertainly a kind of satisfaction)というのである。実際、テロが起きてから1時間も経っていないとき、出くわした同僚は彼女の前でこう言ったそうである。「ざまあみろThey’ve got what they deserved.)」と。

つい最近も、ザ・ヤング・タークスのコメンテータであるハサン・パイカー(Hasan Piker)が「アメリカにとって9.11は当然の報いだAmerica deserved 9/11.)」と自らのネット配信動画で語ったことが話題になった。左翼中核層のこうした本音を直に聞けば、浮動層は左翼運動と訣別することができるだろう。

米国にはアンティファ(Antifa)と呼ばれる集団がある。C.R.A.C.(元レイシストしばき隊)の米国版というと分かりやすいかもしれない(アンティファの方が歴史は古く、本家である)。実際、C.R.A.C.にはアンティファを真似ている部分が多く見られる。

アンティファは保守系の人間が大学で講演会をすると聞くと、その大学のキャンパスに押しかけて妨害するなどの活動を繰り返している。最近は、活動が過激化しており、人に向かって暴力を振るうこともしばしばである。
・・・以下略、詳細はリンク先参照ください・・・
<引用終り>


この9.11は私もテレビで映像を生で見ていたのだが、とんでもない衝撃だった。

2019-9-11悲劇の写真9-11

このような大事件の報道に接し、「ざまあみろ(They’ve got what they deserved.)」とか「アメリカにとって9.11は当然の報いだ(America deserved 9/11.)」、こんな事が言える。これの異常さはアメリカ人でなくてもわかると思う。
これが左翼の本音であること。こんなことを我々も良く知っていくべきでは無いだろうか。


以下はオマケ。
掛谷英紀氏のコラムは大変面白いので、以下参考までに全文引用します。

<以下全文引用>
https://www.epochtimes.jp/p/2019/08/46354.html
掛谷英紀コラム
日本人が知らない北米左翼の恐ろしさ
2019年08月26日 17時43分

 ソ連などを例示して共産主義の間違いを指摘すると、未だ本当の共産主義は実現されていないと反論する人がいる。しかし、これまで共産主義を目指した国は数多くあり、その企ては全て失敗した。再度挑戦するなら、過去の失敗の原因を究明して、それを修正する必要がある。ところが、そういう真摯な姿勢の左翼はいない。ソ連や東欧が失敗したら、次はベネズエラを称賛する。ベネズエラが失敗したら、それに触れないようにする。だから失敗を繰り返す。

理工系の分野で研究開発に携わる人間は、失敗すればその原因を徹底的に洗い出し、それらを修正してから次の実験を試みる。でなければ、いつまで経っても目的を達する技術は完成しない。そういう習性もつ我々からすると、同じ失敗を何度も繰り返そうとする行動原理は全く理解できない。理工系で左翼思想に嵌る人が稀有なのはそのためだろう。

もちろん、もともと社会の破壊と自らの独裁を目指す人にとっては、過去の共産主義国の試みは成功であって失敗ではない。だから、左翼中核層は同じことを繰り返そうとする。一方、左翼浮動層は「理想の社会」を目指しているが、単に考えが足りないので、同じ失敗を繰り返す。

昔の共産主義と今の左翼は違うと反論する人もいる。しかし、特に北米の左翼運動を見ていると、人を物扱いし、人命を著しく軽視するという点で、今の左翼も過去の共産主義国指導者と本質的に同じ思想を持っていると考えざるをえない。

今年5月、米国のジョージア州で6週を過ぎた胎児の中絶を禁止する法案が、そしてアラバマ州では一切の中絶を禁止する法案が通ったことは、日本でも広く報道された。米国の保守派が極端な主張に走っているという印象を受けた人も多いだろう。しかし、その前にブルー・ステイト(Blue State, 民主党が強い州)で、逆の極端な動きがあったことを日本の大手メディアは伝えていない。それを知っていれば、このニュースは全く違ったものに見える。

妊娠中絶をどの時点まで認めるかは、国や州によって異なるが、一定の限度を設けているのが普通である。ところが、この制限の撤廃を求める左翼運動が勢いを増している。その結果、今年1月、バージニア州とニューヨーク州で出産直前までの中絶(late-term abortion)のハードルを下げる法案が通った。そこで議論になったのが、中絶手術に失敗して生きたまま出てきた場合はどうするかということである。左翼運動家たちは、その場合は殺していいということまで言い出しているのである。

こうした主張を見ると、人間を物扱いにする共産主義の唯物論的思想を今の左翼も受け継いでいると考えるのが妥当だろう。アラバマ州やジョージア州の動きは、こうしたブルー・ステイトの極端な動きへの反動として出てきたものなのである。

日本では文系の大学教授の左傾化が顕著だが、これは世界共通の現象である。北米も例外ではない。そうした左翼教授たちの思想の本質を垣間見ることができるエピソードを一つ紹介しよう。

ルービン・リポート(Rubin Report)という米国のインターネット番組がある。番組ホストのデイブ・ルービン(Dave Rubin)はゲイ男性で同性婚もしている。このプロフィールからすると、彼は左翼ではないかと思われるだろう。実際、この番組は開始当初、ザ・ヤング・タークス(The Young Turks)という左翼系のインターネットテレビ局で放送されていた。しかし、ルービンは左翼の欺瞞と暴力性に気づき、そこから離れて左翼を批判するようになった。彼は自らをクラシカル・リベラルと称しているが、今ではリベラルを自称する左翼たちから激しいバッシングを受けている。

昨年10月、そのルービン・リポートのゲストにオタワ大学の教授ジャニス・フィアメンゴ(Janice Fiamengo)が登場した。そこで彼女は左翼教授たちの恐ろしさを示す貴重な証言を行った。彼女はもともとフェミニストとして左翼活動に従事していた。左翼からの転向組という点で、ルービンと共通している。

番組でルービンはフィアメンゴ教授に転向のきっかけを尋ねた。彼女は2001年の9.11同時多発テロだと答えた。そのエピソードが強烈である。当時、彼女はサスカチュワン大学の教員だった。テロのニュースを見て彼女は動転していたが、周りの教授たちはいかにも嬉しそうで(barely contained sort of vaunting pleasure)、満足気だった(certainly a kind of satisfaction)というのである。実際、テロが起きてから1時間も経っていないとき、出くわした同僚は彼女の前でこう言ったそうである。「ざまあみろ(They’ve got what they deserved.)」と。

つい最近も、ザ・ヤング・タークスのコメンテータであるハサン・パイカー(Hasan Piker)が「アメリカにとって9.11は当然の報いだ(America deserved 9/11.)」と自らのネット配信動画で語ったことが話題になった。左翼中核層のこうした本音を直に聞けば、浮動層は左翼運動と訣別することができるだろう。

米国にはアンティファ(Antifa)と呼ばれる集団がある。C.R.A.C.(元レイシストしばき隊)の米国版というと分かりやすいかもしれない(アンティファの方が歴史は古く、本家である)。実際、C.R.A.C.にはアンティファを真似ている部分が多く見られる。

アンティファは保守系の人間が大学で講演会をすると聞くと、その大学のキャンパスに押しかけて妨害するなどの活動を繰り返している。最近は、活動が過激化しており、人に向かって暴力を振るうこともしばしばである。

実際、今年6月には、オレゴン州ポートランドでアンティファを取材していたフリージャーナリストのアンディ・ノー(Andy Ngo)が激しい暴力を受け、集中治療室に運ばれるほどの大けがを負う事件が起きた。ポートランドはアンティファの主要拠点の一つであり、警察も手を出せないほどの状況になっている。

左翼は、社会的弱者やマイノリティの味方であると自称する。しかし、それが欺瞞であることは昔も今も変わりない。現実には、彼らは自分の政治イデオロギーに都合のいい弱者やマイノリティしか保護しない。自分に都合の悪い弱者は容赦なく潰す。実際、自分の邪魔になる新生児は殺していいと平気で言う。9.11同時多発テロを喜ぶ。被害者のことなど全く顧みない。性的マイノリティ(ゲイのデイブ・ルービン)や人種マイノリティ(ベトナム系2世のアンディ・ノー)であっても、左翼イデオロギーに従わないものには容赦しない。

左翼運動に騙されないために必要なことは、彼らが何を言っているかではなく、何をやっているかに注目することである。弱者の味方を騙るが、現実には自分に従わない弱者には敵対する。多様性が大事だと言うが、左翼イデオロギーに従わない人間の言論は弾圧する。そうした行動に着目すれば、左翼中核層が目指すものは全てが自分の思い通りに動く独裁的な社会であることに気づくはずである。

執筆者:掛谷英紀

筑波大学システム情報系准教授。1993年東京大学理学部生物化学科卒業。1998年東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了。博士(工学)。通信総合研究所(現・情報通信研究機構)研究員を経て、現職。専門はメディア工学。特定非営利活動法人言論責任保証協会代表理事。著書に『学問とは何か』(大学教育出版)、『学者のウソ』(ソフトバンク新書)、『「先見力」の授業』(かんき出版)など。

<引用終り>

  1. 社会主義・共産主義
  2. TB(0)
  3. CM(4)

2019-02-26 17:07

南米一豊かだったベネズエラはどうなってしまったか


 南米ベネズエラが危機的状況のようだ。つい最近もボルトン米大統領補佐官補佐官が韓国訪問予定を中止したが、その理由がベネズエラ情勢が不安定なので対応するためだとか。

聞こえて来るのは悲惨なニュースばかり。
例えば
飢えた自国民を経済封鎖し、支援物資を求める人々に発砲するマドゥロの狂気
2019年2月25日(月)15時30分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/02/300-5.php

ペンス米副大統領、ベネズエラ問題で62億円支援表明
2019.2.26 09:26
https://www.sankei.com/world/news/190226/wor1902260013-n1.html

そんなベネズエラだが、私はベネズエラは南米一の豊かな国、こんなイメージを永らく持っていた。タイ時代にはベネズエラへの部品輸出もやっていたので、どうしてそんな事になってしまったのか。「国の自殺」とまで言われるに至る過程は大いに興味がある。


最初に昔の豊かなベネズエラの豊かさに関して、宮崎正弘さんのメルマガにこんな読者の投稿があった。

<以下引用>
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成31年(2019年)2月25日(月曜日)
通巻第6002号 

(読者の声2)私は1984年から13年間、ヴェネズエラの大学で教鞭を執っていました。
 当時のヴェネズエラの大学の教授の給料は世界で1,2の高さで、日本の大学教授、アメリカの教授の、実感として数倍以上貰っていました。日本に一時帰国したとき、日本の物価が総て安く、驚異的に感じました。
トリニダードから来ていた私の女中は、休みにマイアミに旅行に行き、女中の給料で、アメリカの物価が安く、爆買いをしていました。アメリカ人に、ヴェネズエラ人ではなく「2つおくれ(Da meDame  dos)」と呼ばれたりしていました。(引用者注:Dame はスペイン語で”頂戴”とか”よこせ”・”おくれ”の意、 dosは”二つ”です。爆買いで一つで良いのに何でも二つ買っていたのを揶揄した言葉)
私の学生のお金持ちのお父さんはマイアミで週末に買い物をしてきて、「何を買ったの?」と尋ねると、アメリカの「ショッピングセンターを一つ買った。」と言っていました。
私も、フロリダに、ヨットの係留出来る桟橋付きの別荘を持っていました。チャベスなどの出てくるずっと前に日本に帰国しました。チャベス大統領は、国名まで変えました。それまでは正式名はヴェネズエラ共和国ですが、そこに、建国の父である、「シモン・ボリバール」の名を入れ、国名を「ヴェネズエラ・ボリバル共和国」にしました。

シモンという名には、ヴェネズエラ人が好きなようです。私の大学はヴェネズエラの国立大学でエリート育成のために新しく出来た大学で、創立25周年で私は5人目の名誉教授・名誉博士になりました。日本の大学と違い、定年で辞めた教授はただの退官教授で名誉教授にはなれません。私の前は、イスラエルのノーベル平和賞を貰ったシモン・ペレス。その前は作詩家のシモン・ディアスでした。「シモンの付いていない名誉教授はめずらしい〜」と言われました。
 資源のある国の宿命は、「国民が怠け者、投資家はイージーマネーに走る投資しかしない投資家」になって、国内に産業は育たないと言うことだと思います。
    (K.I生)
<引用終り>


凄い話です。1980年代、90年代で日本やアメリカの大学教授の数倍以上の給料・・・
裏山鹿~~、
しかし資源国というのはこれなんですね。使いきれない位のカネが入ってくる。女中さんがベネズエラ(多分首都カラカス)からマイアミまで飛んで爆買いする。考えてみると、カラカスーマイアミ間は約2200キロ、東京ー台湾(台北)間とほぼ同じです。唯々すごい。

資源国のこんなカネ余りが人の心を蝕み、怠け者を作るのですが、この件は別にします。
もう一つ、家電や鉄鋼などの技術者が日本の2倍とか3倍の給料で引き抜かれて韓国や中国に行きました。そんな人たちも同様の思いをしているのですが、そんな事は別の機会にします。


そしてこんな豊かなベネズエラがどうして食うに困る程の貧困になったのか。その原因は社会主義だあ~と言っている動画をtarafuku10さんが翻訳してくれているので引用します。

2019-2-26ベネズエラ1 

https://twitter.com/tarafuku10/status/1099976705345753088
元動画:https://youtu.be/CCIdm3cM6zQ
(引用者注:この動画を開くとなんちゅう悪夢という広告がでますのでご注意ください)


かつて、明るい未来が約束された南米の国がありました。民主主義が機能し、経済は急速に発展し、中間所得層も拡大していました。教育、医療、海外投資などの重要な指標はすべて良い方向を指し示していました。完璧には程遠い国でしたが、希望にあふれていました。そして、それは根拠のある希望でした。
2019-2-26ベネズエラ11 


しかし、その希望は露と消えました。以前の輝かしい姿は失われ、抜け殻のような破綻国家となりました。電力や水道の供給は滞り、パンやトイレットペーパーなどの生活必需品は慢性的に不足。犯罪件数はうなぎ登りで、報道の自由はほぼ存在しません。事実上の独裁制が民主主義にとって代わりました。
2019-2-26ベネズエラ12 

 
残念なことに、その国とは私の愛するベネズエラです。私の家族が深いルーツを持つ国です。そこで何が起きたのか、私は一言で言い表すことができます。それは「社会主義」です。1999年、大統領候補だったウゴ・チャベスは、ベネズエラの人々を社会主義のパラダイスに導くと約束しました。
2019-2-26ベネズエラ13 


チャベスのテーマは、「Esperanza y Cambio」(希望と変化)です。「ベネズエラは富にあふれる国家である」と彼は言いました。「しかし、その富は邪悪な資本家や企業によって市民から奪い取られている」。当選した暁には、この不正をただして見せると彼は有権者に約束します。そして彼は当選します。
2019-2-26ベネズエラ14 


有権者にとって、これは悔やみきれない選択となりました。チャベスは、師と仰ぐフィデル・カストロからインスピレーションを得ました。師と同様に、演説を好みました。7時間も演説を続けたこともあります。自分が主役のテレビ番組を毎週放送していたのですが、そこで突然歌いだしたこともありました。
2019-2-26ベネズエラ15 
(引用者注:カストロのキューバ革命のときの同志がチェ・ゲバラ、この件は後ほど書きます)

覚えておいてください。国の指導者が全国放送のテレビで歌を歌い始めたら、あなたはピンチです。

チャベス政権は、次々と産業を国有化しました。政府は私企業よりもうまく事業を運営できる。そして、利益は人々に「分け与えられる」とチャベスは約束しました。
2019-2-26ベネズエラ16 


石油/ガスの多国籍会社との契約を華々しく破棄し、油田/ガス田使用料の値上げを要求しました。企業が拒否すると、撤退を命じ、企業は撤退しました。ハリウッド・スターが、金持ちから金を奪って貧者に与えるというチャベスの素晴らしい仕事を見るために国を訪れ、彼のイメージアップに一役買いました。
2019-2-26ベネズエラ17 


米国や欧州の進歩派の政治家たちも、彼に惜しみない称賛を与えました。もう1つ覚えておいてください。ハリウッド・スターがあなたの国を訪れて指導者を褒めたたえたら、あなたはピンチです。指導者が全国放送のテレビで歌を歌い、ハリウッド・スターに称賛されたら、万事休すだと思ってください。
2019-2-26ベネズエラ18 
(引用者注:doomは運命にあるとか、判決を下すとかいう意味があり「万事休す」となった)


社会主義はいつも最初はうまくいくのです。だから人々は騙されるのです。少なくとも始めのうちは。政府がお金を差し押さえるのは簡単ですが、そのうち差し押さえるお金がなくなります。これは、文字通りベネズエラで起こったことです。国を脱出するお金のあった人々は脱出しました。
2019-2-26ベネズエラ19 



ベネズエラの社会学者であるトマス・パエスによれば、200万人近くが国を捨てました。富を成す能力のある人々は引き続き富を成していますが、それはマイアミやマドリードをはじめとしたベネズエラ以外のさまざまな場所での話です。

1999年にチャベスが初めて大統領に立候補したとき、人々が満足しなければ2年以内に辞任すると言いました。しかし、カストロと同じように、チャベスには権力を譲る意思はまったくありませんでした。チャベスは大統領のまま2013年に死亡し、副大統領だったニコラス・マドゥーロが後を継ぎました。
2019-2-26ベネズエラ20 


チャベスからカリスマ性や声を差し引いたのがマドゥーロです。

ベネズエラは今、世界からのけ者にされ、孤立しています。数多くの国際線がこの国へのフライトを拒否しています。人々は食べ物を手に入れるためだけに長時間、列に並びます。それでも、手に入れられれば幸運です。
2019-2-26ベネズエラ21 


最近の調査によれば、2016年にベネズエラの成人の75%が体重を減らしました。平均9キロ近くも。この国家的な減量プログラムは「マドゥーロ食事療法」などと揶揄されています。それでもマドゥーロは権力にしがみついています。野党の指導者や真実を伝えるジャーナリストは逮捕されました。
2019-2-26ベネズエラ22 


ベネズエラの事例は教訓です。

国がいったん社会主義の道を進み始めれば、引き返すのは容易ではありません。社会主義国である期間が長いほど、改革は難しくなります。ベネズエラは過去20年間社会主義者が支配しています。
2019-2-26ベネズエラ23 


あなたがいる場所が米国でも、欧州でも、世界のその他の場所でも、こんなことは自分がいる場所では起こらないと考えているなら、あなたは自分をごまかしています。人が政府に頼ることに慣れてしまうと、どれだけ貧乏な状態に置かれ続けようとも、その依存関係を断ち切るのは難しくなります

これが、社会主義者のウソを信じてはいけない理由です。社会主義は麻薬です。あらゆる麻薬と同様に、最初は気持ちがよくなります。しかし、最終的にはあなたの国を破滅させます。

ちょうどベネズエラのように。

デビー・ダスーザでした。(了)
2019-2-26ベネズエラ24 

<引用終り> 


遠い南米の話ではあるが日本も無関係ではない。特に国民が怠け者になってしまう所が問題なのだと思う。

そして日本が社会主義者に国を乗っ取られて悪夢を見たのはつい7年ほど前です。
その悪夢の残党がいまだに国会で騒いでいます。


大変困ったことですが、官僚の中にもこんな社会主義者がいて、日本破壊工作をやっています。
その代表者がビーチ前川さん。

ビーチ前川さんのパソコンの待ち受け画面はゲバラの写真だそうだ。
2019-2-26ビーチ前川の肖像 

チャペスはカストロを信奉し、そのカストロの盟友ゲバラを信奉しているのがビーチ前川さん。これでは聖徳太子抹殺事件が起こるもの無理ないですね。

聖徳太子は日本史上重要な人物で、日本国家自立の精神的よりどころとなった人だ。こんな人を抹殺するというのは日本破壊を目指す社会主義者でなければできない。その社会主義者が最高権力者になれば、ベネズエラのようになってしまうが、部分的にだって教育行政に関しては日本の国体を揺るがすような問題を起こす。

ベネズエラで起こっていることは、どこででも起り得るのだと思う。

  1. 社会主義・共産主義
  2. TB(1)
  3. CM(6)

2018-05-11 11:19

中国のマルクス礼賛、だがマルクスは労働者をバカにした


 今年はカール・マルクスの生誕200年という事で、中国が盛大に祝ったと報道されている。
マルクスねえ~~、このエントリーを8割がた書いたところで、いつの間にやら(自分のミスを棚に上げて・・・)消えてしまって書き直しなのもマルクスの祟りやも知れぬ。ああ、マルクス主義の恐ろしさよ(関係ないか・・)。

しかしこのマルクス、その思想は結果として20世紀に1億人以上の人を殺した。間違いなく人類始まって以来最大の虐殺の原因。しかもその結果に対し誰も裁かれていないという恐ろしさが有る(この件は後ほど書きます)。

さてでは最初に中国のマルクス礼賛ぶりから。

<以下引用>
http://jp.wsj.com/articles/SB11448110591113194574604584210993147156998

中国でマルクス称える新プロパガンダ、理論は貧弱
象徴性を重視、指導部の正当化が狙い

習主席は4日、カール・マルクスの生誕200年を記念する式典(写真)を催した
2018-5-10中国のマルクス・プロパガンダ1
2018 年 5 月 8 日 12:14 JST

 【北京】中国はこの数十年の間に資本主義の力を借りて経済の奇跡を起こしてきた。その中国で習近平国家主席は今、共産主義思想を体系化したカール・マルクスを結束のシンボルとして「重用」しようとしている。

 このドイツの思想家が5月に生誕200年を迎えたことに合わせ、習氏は派手なキャンペーンを開始した。中国の共産党機関紙は資本主義を批判したマルクスの「資本論」を「聖書」とあがめ、国営テレビはプライムタイムに「近代の偉大な思想家」であるマルクスを称えるドキュメンタリー番組やトークショーを放映している。

 習氏にとってみれば、このキャンペーンは共産党員に対し党への忠誠を求め、中国国民に対しては共産党政権への信義を守らせる方策である。習氏は、マルクスの思想を採り入れたことで中国は繁栄を実現し、強国となったと唱える。

 マルクス主義は依然として中国の公式のイデオロギーだが、多くの中国人は今では自国を名ばかりの社会主義国家とみている。中国には何百人もの億万長者がおり、世界最大級の新興企業もあり、都市部のエリート層と農村部の貧困層との所得格差は拡大する一方である。

 マルクスに関する当局のプロパガンダは象徴性が重視され、理論的な側面は貧弱である。習氏や共産党幹部は、資本家の搾取や階級闘争に関する議論を奨励し、マルクス主義を西側の帝国主義的ないじめに立ち向かい、中国の偉大性をよみがえらせる手段として描いている。習氏は4日、北京の人民大会堂で演説し、マルクスは「正直かつ質素に暮らし、愛と仲間を大切にした」と訴えた。
・・・以下略、詳細は上掲リンク先参照ください・・・
<引用終り>


マルクスは「万国のプロレタリアートよ、団結せよ」と言った(共産党宣言の最終章)。
(注:普通は「万国の労働者よ、団結せよ」と訳されるが、原文(ドイツ語)はプロレタリアートであり、雇用するブルジュアジーに対して雇用される側の賃金労働者階級をさす。労働者というとブルーカラーを指すイメージが有るが、ブルーカラー、ホワイトカラーの別ではないので、あえて原文に従いプロレタリアートとした)

しかし、習近平はひょっとすると・・・、自分はプロレタリアートだと思っているのかも知れない。ではブルジュアジーは誰なんだとなると・・・、それはアヘン戦争以来シナを侵略し、略奪してきた英米資本主義(アヘンを売りつけた国)、こんな風に思っているかもしれない。

しかし、習近平以下、シナの強欲資本家がプロレタリアートねえ・・・。世の中不思議なことが有るもんです。


所で冒頭書いた「共産主義が1億人以上殺した」、これは1997年に刊行された「共産主義黒書」で明らかにされた数字です。
死者の概要は以下の通り。

 ソ連(ロシア):2000万人  責任はレーニンとスターリンだが多くはスターリン
 支那:6500万人       勿論毛沢東の責任が大部分
 ベトナム:100万人
 北朝鮮:200万人
 カンボジア:200万人
 東欧:100万人
 ラテンアメリカ:15万人
 アフリカ:170万人
 アフガニスタン:150万人
 国際共産主義運動(コミンテルン)と政権についていない共産党によって殺害された人:約1万人
 総計:約1億人

この他に日本人だってスターリンによって多くが殺されている。
例えばシベリア抑留、多数の日本人が大変な苦労をされた、その犠牲者はリンク先のwikiによれば、『確認済みの死者は25万4千人、行方不明・推定死亡者は9万3千名で、事実上、約34万人の日本人が死亡した』こうなっている。


この共産主義の流した殺戮は、昨年アメリカのトランプ大統領が公式に追悼の声明を出している。以下ブログ参照
「トランプ大統領 ロシア革命百周年で「反共」声明」

そのトランプ大統領のその声明文

 本日の共産主義犠牲者の国民的記念日は、ロシアで起きたボルシェビキ革命から100周年を記念するものです。ボルシェビキ革命は、ソビエト連邦と数十年に渡る圧政的な共産主義の暗黒の時代を生み出しました。共産主義は、自由、繁栄、人間の命の尊厳とは相容れない政治思想です。

前世紀から、世界の共産主義者による全体主義政権は1億人以上の人を殺害し、それ以上の数多くの人々を搾取、暴力、そして甚大な惨状に晒しました。このような活動は、偽の見せかけだけの自由の下で、罪のない人々から神が与えた自由な信仰の権利、結社の自由、そして極めて神聖な他の多くの権利を組織的に奪いました。自由を切望する市民は、抑圧、暴力、そして恐怖を用いて支配下に置かれたのです。

今日、私たちは亡くなった方々のことを偲び、今も共産主義の下で苦しむすべての人々に思いを寄せます。彼らのことを思い起こし、そして世界中で自由と機会を広めるために戦った人々の不屈の精神を称え、私たちの国は、より明るく自由な未来を切望するすべての人のために、自由の光を輝かせようという固い決意を再確認します。


トランプ大統領は反共産主義を明確にしている。一方習近平はマルクス主義を讃えている。
さてどちらが正しいか、それが日本の進むべき道を示していると思う。
特に「共産主義者による全体主義政権は1億人以上の人を殺害」、これは思想(共産主義)とその思想の信奉者(共産主義者)、そして政治体制(全体主義政権)をキチンと区別して考える点で大変いい考え方ではないか。


所でもう一つの話題。
習近平はマルクスをたたえ、こんな事を言っている。

マルクスは「正直かつ質素に暮らし、愛と仲間を大切にした」

所がとんでもないことが昨年暴露された。なんとマルクスは労働者を馬鹿にし、金銭には極めて汚い人間だったのだ。

ウィーン在住の長谷川良氏のコラム「ウィーン発 コンフィデンシャル」でその事を書いている。
<以下引用>
http://blog.livedoor.jp/wien2006/archives/52174785.html
2017年05月17日06:00
マルクスは「労働者」をバカにした!

 カール・マルクスの「資本論」第1部が出版されて今年で150年目を迎えた。来年はカール・マルクス生誕200年も控えている。カール・マルクス(1818-1883年)は一体如何なる人間かについて関心が高まってきている。

2018-5-11カール・マルクス 
▲カール・マルクス(1875年)

 オーストリア日刊紙クローネンは14日、出版者ハリー・ロボルト氏、ドイツの「左翼党」グレゴリ・ギシ―議員、そして女優のアンナ・タルバッハさんの3人による朗読本(2009年)、テーマ「カール・マルクスとエンゲルス間の書簡」の内容を紹介し、マルクスがフリードリヒ・エンゲルス(1820~1895年)宛ての書簡で労働者をバカにし、金銭問題では信じられないほど冷酷な人間であったことを暴露している

 マルクスとエンゲルスの書簡は公表を目的としたものではなかった。エンゲルス宛のマルクスの発言の一部(原文は独語)を紹介する。

①‘Komplettere Esel als diese Arbeiter gibt es wohl nicht‘

 (1852年、マルクスがエンゲルスに送った手紙の中で)
 「労働者ほど完全にバカな存在はない」と述べている。資本家による労働者の搾取を糾弾した「資本論」の著者マルクスは労働者をバカと呼び、軽蔑しているのだ。

②`Alles, was ich weiss , ist , dass ich kein Marxist bin`
 
 (マルクスとエンゲルスの作品の中で)
 マルクス「自分で知っていることは、自分がマルクス主義者ではないということだ」と述べている。

③‘Ich habe natuerlich meine Aufstellungen so gehalten, dass ich im umgekehrten Fall auch Recht habe‘
 
 (マルクスは1857年、自身の著書について)
 「著書の中では、自分の見解とまったく逆のような状況が発生しても自分の考えが正しいと受け取られるように配慮しているよ」

④‘Stirbt der Hund jetzt ,so bin ich aus der Patsche heraus‘

 (1852年、マルクスは遺産を残す可能性のある叔父の死を願っている) 
 遺産を持つ叔父を犬と呼び、叔父が死に自分のところに金が入って困窮から救われたい、と吐露している。
  
⑤`Ich habe einen sicheren Plan entworfen, deinem Alten Geld auszupressen.´
 
  1848年、お前の親父(工場経営者)から金を巻き上げる確実な計画を立てたよ。

 マルクスはエンゲルス宛の書簡の中で本音を吐いている。マルクスにとって「労働者」は重要な役割を果たしているが、彼は書簡の中で労働者をEsel(ロバ)と呼び、バカ扱いしている。金銭問題でも冷酷さが現れている。
 マルクス自身、労働者の生活をよく知らなかった。労働者の事態を知らないのに労働者の味方のように振舞っている自称・マルクス主義者はマルクス死後も多く出てきた

 興味ある点は、③だ。マルクスは自身の主張に反するような状況が出てきたとしても「自身の見解が正しい」と受け取られるように注意深く書いていると告白していることだ。マルクスの狡猾さを表現している。

<引用終り>


これを読んで永年の疑問が解けたと思う。つまりマルクス主義はなぜあのように不寛容で排他的なのか。
そこには基本的な労働観の違いが有る。マルクスにとって、またマルクス以後のすべての共産主義者にとって労働とは「奴隷労働」のこと。だからその労働の結果生み出されるものが資本家に搾取されることが我慢ならないのだと。

しかし日本人の労働観は違う。日本では神話の世界から神々もみな労働をしている。その労働の結果生み出されるものに対しても敬意を持っている。だから日々の労働に対しても創意工夫をしていくことが正しいことと信じている。

こんな労働観の違いが根本にあるのだと思う。

  1. 社会主義・共産主義
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2017-12-02 16:50

トランプ大統領 ロシア革命百周年で「反共」声明


 現在発売中の正論1月号、江崎道朗氏のSEIRON時評に大変面白い話が載っている。
今年はロシア革命百年で11月7日はその記念日。それに合わせてトランプ大統領が「共産主義犠牲者の国民的記念日」として声明を発表している。

大変興味深い声明なのだが、実はこの声明、日本ではどうも報道されていない。
こんな事が報道されないのが日本のメディアの大問題なのだが、先ずはその声明を紹介したい。

ドナルド・トランプNEWS
トランプ大統領、共産主義犠牲者の国民的記念日を宣言
投稿日:2017年11月9日
<引用元:ホワイトハウス報道資料 2017.11.7>

トランプ大統領は11月7日、共産主義犠牲者の国民的記念日を宣言した。共産主義の犠牲者に限った記念日は、米国では初めてのこと。
<以下がその声明文>

 本日の共産主義犠牲者の国民的記念日は、ロシアで起きたボルシェビキ革命から100周年を記念するものです。ボルシェビキ革命は、ソビエト連邦と数十年に渡る圧政的な共産主義の暗黒の時代を生み出しました。共産主義は、自由、繁栄、人間の命の尊厳とは相容れない政治思想です。

前世紀から、世界の共産主義者による全体主義政権は1億人以上の人を殺害し、それ以上の数多くの人々を搾取、暴力、そして甚大な惨状に晒しました。このような活動は、偽の見せかけだけの自由の下で、罪のない人々から神が与えた自由な信仰の権利、結社の自由、そして極めて神聖な他の多くの権利を組織的に奪いました。自由を切望する市民は、抑圧、暴力、そして恐怖を用いて支配下に置かれたのです。

今日、私たちは亡くなった方々のことを偲び、今も共産主義の下で苦しむすべての人々に思いを寄せます。彼らのことを思い起こし、そして世界中で自由と機会を広めるために戦った人々の不屈の精神を称え、私たちの国は、より明るく自由な未来を切望するすべての人のために、自由の光を輝かせようという固い決意を再確認します。

<引用ここまで>


SEIRON時評  江崎道朗しはこの声明についてこんな事を言っています。

 この声明のポイントは、以下の通り。
 第一に、ロシア革命百周年に際して、改めて共産主義の問題点を強調したことだ。その背景には、アメリカで現在、共産主義に共鳴し、自由主義、民主主義を敵視する風潮がサヨク・リベラル側の間で強まっていることがある。

 第二に、20世紀において最大の犠牲者を生んだのは戦争ではなく、共産主義であったことを指摘したことだ。
(注:この犠牲者が1億人以上という数字に言及したことが大きい、これは1997年に「共産主義黒書」で明らかにされた数字だが、最近の研究ではさらに数字は膨れ上がっているようだ)

 第三に、《今も共産主義の下で苦しむすべての人々に思いを寄せます》として、共産主義の脅威は現在進行形であることを指摘したことだ。
 日本では東西冷戦の終了とともにイデオロギー対立の時代は終わったかのような「誤解」が振り撒かれた。
 だがトランプ大統領は、共産主義とその変形である全体主義の脅威が北朝鮮、そして中国において現在進行形であることを理解している、極めて珍しい指導者なのだ。
 ちなみにこの声明を出した翌日は中国を訪問している。アジア大平洋の平和と経済的利益のため中国共産党政府と取引をするが、だからといって《今も共産主義の下で苦しむすべての人々》を忘れるつもりはないとの基本哲学を示したわけだ。

 そのうえで第四に、アメリカ・ファーストを掲げているものの、共産主義・全体主義と戦う同盟国と連携し、「世界の」自由を守る方針を貫くと表明したのだ。

<引用ここまで>


こんな事はもう昔話かというとそうでは無い。現に共産主義をいまだに信奉している中国・北朝鮮を天国の如く崇め奉っている連中が日本にもいる。国会内でもそんな手合いが徘徊しているのだから他人ごとではない訳だ。


所でこの報道、流石に旧ロシアの声改め「スプートニク」では報道している。
https://jp.sputniknews.com/politics/201711084257099/
米政府 ロシア10月革命100周年に関する声明 © Sputnik/ Natalia Seliverstova
2017年11月08日 14:59(アップデート 2017年11月08日 15:20) 
米国政府は7日、ロシアの10月革命記念日に合わせ「共産主義による犠牲者の日」として声明を発表し、同革命以降100年の間に「共産全体主義体制」による犠牲者が世界全体で1億人を超えたとの見解を示した。

関連報道1
https://jp.sputniknews.com/opinion/201711074253726/
ロシア革命から100年... これになぜ日本が関係しているのか? 
2017年11月07日 13:01(アップデート 2017年11月07日 22:37) 
ロシアは1917年のロシア革命から100年を迎えた。全ロシア世論調査センターが今年10月に実施した世論調査によると、回答者の46%がロシア革命を肯定的に評価し、同じく46%が否定的な評価を与えていることがわかった。また革命の主な原因は「国民の困難な状況」だったと考える人は45%、「政府当局の弱さ」が原因だったと答えた人は20%、「ロシア人の敵の陰謀」だったとする人は12%。なおロシア人の92%が、いま「国で革命が起こるのを許してはならない」と確信していることがわかった。なぜなら革命は流血と結びついているからだ。
・・・中略・・・
興味深いのは、ロシア革命100周年が他の国々でも注目を浴びていることだ。現在の60代以上の日本人は、若い頃に学生運動が盛んだったこともあり、ある意味でロシア革命やソ連社会主義といったものに郷愁を感じている人が少なくない。これに関連した様々なイベントも開かれている。例えば、宝塚歌劇団は「『神々の土地』~ロマノフたちの黄昏~」というミュージカルを上映している。
・・・以下略・・・

関連報道2
露日戦争からロシア革命まで
(この件は大変興味深い内容なので、別途エントリーします)

関連報道3
https://jp.sputniknews.com/opinion/201702283382731/
革命から100年:知られざる亡命者が日本に残してくれたもの 
2017年02月28日 09:11
ロシアは、100年という歳月のうちに、帝政ロシア、ソビエト連邦、そして現代ロシアと、政治体制が3回も変わった稀有な国だ。今年は、ロマノフ王朝が崩壊した二月革命から100周年を迎える。当時、多数のロシア人が混乱する祖国を離れ、移民となった。内戦から逃れた人や、人種のために迫害を受けた人、政治体制に反対する人など、それぞれに様々な事情があった。
政治信条や人種に関わらず、革命後に祖国を逃れ移民した人々は、総称して白系ロシア人と呼ばれている。革命後、1921年までに約200万人がロシアから亡命した。そのうち日本へ何人くらい逃れてきたのか、正確な数字は不明だ。ロシア人の住民登録者数が最も多かったのは1930年(昭和5年)の1666人であるが、これはあくまでも居住者として登録された数。実際は未登録の人や日本を経由し第三国へ逃れていった人が相当数おり、革命直後は、おそらく五千人から一万人の間くらいという規模でロシア人が滞在していたと見られている。
・・・中略・・・
澤田氏によれば、白系ロシア人が生計を立てる手段としては、まず羅紗(らしゃ)や洋服の行商があった。和服から洋服へ日本人の普段着が移行するにあたって、白系ロシア人はこれを促進した。バレエ、ピアノ、バイオリンを教えて優れた弟子を育てたのも彼らだ。エリアナ・パヴロワは、日本バレエの母とも言われている。1913年に開校したばかりの宝塚音楽学校で、ダンスや歌の教鞭をとった人もいた。スポーツ界では日本で初めての外国出身プロ野球選手となったヴィクトル・スタルヒン、製菓業界では高級チョコレートを日本にもたらしたフョードルとヴァレンチンのモロゾフ父子やマカール・ゴンチャロフといった人々が有名である。
・・・以下略・・・



最後の江碕道朗氏の論稿を全文引用します。

<以下月刊正論 平成30年1月号 SEIRON時評 江崎 道朗 を全文引用>
●ロシア革命百周年で「反共」声明
 トランプ大統領のアジア歴訪をどう見るのか。
 トランプ大統領は11月15日、ホワイト(ウスで演説し、《今回のアジア歴訪には「対北朝鮮で世界を団結させる」「米国の同盟関係と、『自由で開かれたインド太平洋』での経済協力の強化」「公正で互恵的な貿易の実現」という三つの重要な目的があったと強調した。
 その上で「アジアで、我々が送ったメッセージは明確になり、十分に受け止められた。それは、米国はアジアで競争し、ビジネスを展開し、我々の価値と安全を守る、ということだ」と語った)(朝日新聞デジタル201711月16日)
 ここでいう「我々の価値」とは何だろうか。
 まず注目したいのが、韓国を訪問し11月7日、ホワイトハウスが公表した、トランプ大統領による、共産主義犠牲者の国民的記念日(National Day for thc Victims ofCommunism)41Fだ。共産主義の犠牲者に限った記念日は、アメリカでは初めてのことだ。
 
 重要な声明なので全文を紹介しておきたい。

 《本日の共産主義犠牲者の国民的記念日は、ロシアで起きたボルシェビキ革命から100周年を記念するものです。ボルシェビキ革命は、ソビエト連邦と数十年に渡る圧政的な共産主義の暗黒の時代を生み出しました。共産主義は、自由、繁栄、人間の命の尊厳とは相容れない政治思想です。
 前世紀から、世界の共産主義者による全体主義政権は1億人以上の人を殺害し、それ以上の数多くの人々を搾取、暴力、そして甚大な惨状に晒しました。このような活動は、偽の見せかけだけの自由の下で、罪のない人々から神が与えた自由な信仰の権利、結社の自由、そして極めて神聖な他の多くの権利を組織的に奪いました。自由を切望する市民は、抑圧、暴力、そして恐怖を用いて支配下に置かれたのです。
 今日、私たちは亡くなった方々のことを偲び、今も共産主義の下で苦しむすべての人々に思いを寄せます 彼らのことを思い起こし、そして世界中で自由と機会を広めるために戦った人々の不屈の精神を称え、私たちの国は、より明るく自由な未来を切望するすべての人のために、自由の光を輝かせようという固い決意を再確認します》(邦訳はドナルド・トランプNEWS http://lovetrumPjapan'oops.jp/2017/1 1/09/nati〇nal‐day‐fbr‐the.victims‐ofucommunism/)

 この声明のポイントは、以下の通り。第一に、ロシア革命百周年に際して、改めて共産主義の問題点を強調したことだ。その背景には、アメリカで現在、共産主義に共鳴し、自由主義、民主主義を敵視する風潮がサヨク・リベラル側の間で強まっていることがある。
 第二に、20世紀において最大の犠牲者を生んだのは戦争ではなく、共産主義であったことを指摘したことだ。
 第三に、(今も共産主義の下で苦しむすべての人々に思いを寄せます》として、共産主義の脅威は現在進行形であることを指摘したことだ。
 日本では東西冷戦の終了とともにイデオロギー対立の時代は終わったかのような「誤解」が振り撒かれた。
 だがトランプ大統領は、共産主義とその変形である全体主義の脅威が北朝鮮、そして中国において現在進行形であることを理解している、極めて珍しい指導者なのだ。
 ちなみにこの声明を出した翌日は中国を訪問している。アジア大平洋の平和と経済的利益のため中国共産党政府と取引をするが、だからといって《今も共産主義の下で苦しむすべての人々》を忘れるつもりはないとの基本哲学を示したわけだ。
 そのうえで第四に、アメリカ・ファーストを掲げているものの、共産主義・全体主義と戦う同盟国と連携し、「世界の」自由を守る方針を貫くと表明したのだ。

●監獄国家、北朝鮮

 この声明をより具体化させたのが、その翌日の8日に韓国の国会でトランプが行った演説だ。ホワイトハウス発表の英文をもとに読売新聞が翻訳しているので、重要なところだけ紹介しよう(読売新聞2017年11月9日朝刊)

 目を引くのは、金正恩体制のもとで苦しむ北朝鮮人民の苦境について詳しく述べていることだ。
 《韓国の奇跡は、1953年に自由な国々の軍隊が進撃した地点--ソウルから北へちょうど24マイル(約38キロ・メートル)の地点までしか届いていない。そこで終り、すべてが止まった。行き止まりだ。繁栄はそこで止まり、残念ながらそこからは監獄国家、北朝鮮が始まる。
 北朝鮮の労働者たちは、耐え難い状況下で、へとへとになりながら何時間もほぼ無給で働いている。最近、すべての労働者が70日間連続での労働を命じられた。休みたいなら金を払わなければならない。
 北朝鮮の家族は、給排水もない家に暮らし、電気が来ている家は半分にも満たない。親たちは、息子や娘が強制労働に送られるのを免除してもらおうと教師に賄賂を贈る。1990年代には100万人以上が餓死した。今日も飢えによる死者が続いている。
 5歳未満の子供たちの約30%は、栄養失調による発育不良に苦しんでいる。北朝鮮政権は2012、13年に、その独裁者たちをたたえる記念碑や塔、像をこれまで以上に建造し、それに費やした費用は約2億ドルに上ったと見積もられる。これは、国民の生活改善に充てた予算の約半分に及ぶ )
 北朝鮮の人権侵害をここまで具体的に指摘した政治指導者は恐らくトランプが初めてだろう。

●「今は力を示す時」

 トランプは更に拉致被害者のことにも触れながら、北朝鮮を支援している中国共産党政府をこう批判した。
 《北朝鮮では推定で約10万人が強制収容所で強制労働に従事させられ、日常的に拷問や飢餓、レイプ、殺人にさらされている。
 祖父が反逆罪に問われたために、ある9歳の男の子が10年間も監獄に入れられた事例が知られている。別の例では、ある生徒が金正恩の伝記のほんの細かい一節を忘れただけで殴打された。
 兵士が外国人を拉致し、北朝鮮のスパイのための語学教師として従事させてきた。
 朝鮮戦争以前、キリスト教徒の拠点の一つだった地域では、キリスト教徒やほかの信仰を持つ人々は、今日、祈りをささげたり聖典を持っていたりしただけで、拘束され、拷問され、多くの場合、処刑されることさえある。
 北朝鮮の女性は、民族的に劣等と見なされる赤ちゃんの中絶を強いられる。新生児は殺される。中国人の父親との間に生まれたある赤ちゃんは、バケツに入れて連れて行かれた。衛兵は、不純で生きる価値がないと言い放った。
 それなのに、中国は北朝鮮を支援する義務をなぜ感じるのだろうか》
 中国をこう批判する一方で、北朝鮮に対峙してきた韓国を高く評価した。
 《歴史の実験室とされたこの半島で行われた、悲劇的な実験の結果を私たちは見てきた。それは一つの民族でありながら、二つになった朝鮮の物語だ。
 一つの朝鮮では、国民が自分たちの生命と国家を支配し、自由と正義、文明の将来を選び、信じられない成果を出した。もう一つの朝鮮では指導者たちが、専制政治とファシズム、圧政の旗印の下に、国民を投獄している。この実験の結論は、完全に明自だ。
 1950年に朝鮮戦争が勃発した時、二つの朝鮮で、1人当たりの国内総生産(GDP)はほぼ等しかった。しかし1990年代までに、韓国の富は北朝鮮を10倍以上も上回った。今日、韓国経済は40倍以上も大きい。ちょっと前に同じレベルだったのが今は40倍になっている。韓国のあなたたちが正しいことをしている》
 韓国では、「民族自立を貫いた北朝鮮こそ素晴らしい」というプロバガンダがサヨク・マスコミによって繰り広げられ、文在寅政権も同調しているが、それを真っ向から批判したのだ。
 こうした政治哲学のもとトランプ大統領は、同盟国の自由も守ると断言した。
 《言い訳をする時は終わった。今は力を示す時だ。平和を欲するなら、一貫して断固とした態度を取るべきだ。世界は、ならず者の体制が核爆発による荒廃をもたらすと脅迫するのを容認することはできない》
 国際政治は妥協がつきものであり、中国の習近平国家主席とのやり取りには不安を覚えるが、それでもトランプ自身が確固たる政治信念、つまり共産主義・全体主義と戦うことを明確に示したことは注目しておきたい。
<引用終り>


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2016-04-10 11:05

反戦平和の本質と共産党<続々編

 反戦平和の本質と共産党、今回は続々編=最終回として「保育園落ちた日本死ね」をとり上げます。

「保育園落ちた日本死ね」、この衝撃的な発言も異常ですが、どこの誰だかわからない匿名記事、その事の経緯も何も分からず国会で首相に質問する。
一体この国はどうなってしまったのだろう。
流言飛語(流言蜚語)が跋扈する百鬼夜行の世界を見ているようなのだが、江崎氏はどういっているか。


<以下正論5月号から引用>

「保育園落ちた日本死ね」

 共産陣営の恐ろしさは平和運動だけではない。「保育園落ちた日本死ね」という匿名ブログが、マスコミで取り上げられ、国会でも問題となった。

 なぜ保育園に入れなかったことが「日本死ね」という発想につながるのか、怪冴に思った人も多かったに違いない。それは、サヨクたちの思考を理解していないからなのだ。

 彼らサヨクたちは程度の差こそあるものの、「資本主義国では、子供は必然的に搾取され、抑圧されるまた、発展途上国の子供たちも搾取され、まともに教育さえ受けることができないばかりか、ブルジョワジーたちが起こす戦争の犠牲者となる。子供たちを戦争と貧困の危機から救い、真に児童の権利を守るためには、資本主義・帝国主義を打倒し、社会主義社会を実現するよりほかにない」と考えているのだ。

 だからサヨクは、「保育園に入れないのは、子供を搾取する資本主義体制だからであり、資本主義を掲げる日本を打倒しない限り、この問題は解決されない」と思い込んでいるのだ
「日本死ね」という言葉の奥には、資本主義体制への呪詛がある。安倍政権がいくら待機児童問題に取り組んでいようが、そんなことは関係ないのだ。


 その一方で、貧困問題を直ちに政権批判に結びつける共産党やサヨク・マスコミの手法に反発して保守側も、貧困問題に対して懐疑的な見方をする傾向が強い。その結果、子供の貧困や非正規雇用といった課題は放置されてしまいがちだ。

 確かに何でも政権批判に結びつけるサヨクの手法はうんざりだが、だからといって子供の貧困問題や若者の雇用環境の悪化を放置していていいはずがない。
貧困問題の背景には、二十年近くデフレを続けてきた政府・日銀の政策の失敗があるわけで、「自己責任」で片づけるのは不公平だ。
(引用者注:この政府の失政を自民党の失政ととらえるのがマスゴミの常套手段。しかしこの失政には現在民進党、最近まで民主党を名乗っていた連中も深く関与している。特に細川・村山と言えば分るだろうが橋龍政権でも「自社さ」連立だったわけで、ミンス連中が巧妙に党名ロンダリングをしている事を忘れてはならない。)

 2月19日の、野党5党合意に基づく選挙協力を推進するための理論的な準備も既に始まっている。

 例えば、『世界』4月号は、「分断社会・日本」という誌上シンポジウムを掲載している。その意図をこう記している。
 《日本社会がこわれようとしている。労働市場、財政、所得階層などの経済指標はもちろん、自由、人権、信頼といった社会指標を追いかけてみるとよい。いまの日本社会では価値を共有することが極めて難しく、また、社会のあちこちに分断線が刻み込まれている。
 そうした社会の分断状況は、正規・非正規問題。排外主義、居住区間の分断、コミュニティの破壊、ジエンダー問題など、多様な角度から私たちの社会に「いきづらさ」という暗い影を落としている》


 こう問題提起をした上で、自由主義的な市場経済、道徳、極端な競争社会、民主主義に伴う政治的対立の激化などをやり玉に挙げる一方で、戦時中の国家総動員体制下で革新官僚たちによって検討された「働く国民の生活を国家が保障する」制度ーーこれは恐らく社会主義体制のことを示唆しているのだろうがーーを評価する。

 そして、《地方誘導型の利益分配も機能不全に陥るなか》、《近代自体が終焉と向かう時代がわたしたちの目の前に広がっている》のであるから、《わたしたちは、新しい秩序や価値を創造し、痛みや喜びを共有することを促すような仕組みを作り出す》ことが重要だと、締めくくっている。

 要は資本主義や議会制民主主義が現在の非正規労働者の増加、排外主義、コミュニティの破壊といった問題を起こしているのだから、新しい仕組み(社会主義のことか)を目指すべきだと主張しているのだ。

 恐らく今後、「分断社会」をキーワードに多くの社会問題が資本主義、議会制民主主義の構造的欠陥の帰結であるとして論じられ、社会主義を容認する方向へ世論誘導がなされていくだろう。

 この思想攻勢に対抗するためには、消費税増税で減速したアベノミクスを増税延期(又は減税)と財政出動などによって立て直し、まずは景気回復を実現することだ。経済的困難が続くと、国民はおかしな方向に誘導されやすくなるからだ。

 あわせて子供の貧困や奨学金問題などサヨクが取り組んでいるテーマに保守の側こそ積極的に取り組むとだ。経済的弱者に手を差し伸べることは本来、保守の役割であったはずである。

<引用終り>


>日本死ね」という言葉の奥には、資本主義体制への呪詛がある。安倍政権がいくら待機児童問題に取り組んでいようが、そんなことは関係ないのだ
この江崎氏の行っている事こそ問題の本質をついている。
こんな事に対抗する手段を考えない限り、この問題は形を変えて蒸し返される。
韓国が執拗に「慰安婦がァ~~」と叫ぶのと同じ。何時まで経っても堂々巡りだ。

こんな事は徴兵制度云々についても同じ。そんな事は欠片も言ってないのに、またそんな事は最早現代の軍隊や自衛隊では無意味なのに未だに蒸し返される。
蒸し返す人には徴兵制が他の事でも構わない、とにかくイチャモンをつければいいのだから始末が悪い訳だ。


更にこのイチャモン話、江崎氏は「分断社会」と言う切り口で彼らの手口を指摘している。
この雑誌「世界4月号」は私も読んでないが、概略こんな人の誌上シンポジュームだと言う。

雑誌世界の広告より

*誌上シンポジウム 
◆分断社会・日本──なぜ私たちは引き裂かれるのか
 
〈問題提起〉分断社会の原風景──「獣の世」としての日本
  ◎松沢裕作 (慶応義塾大学)、井手英策 (慶応義塾大学)
〈座談会〉分断社会を乗り越えられるか
  ◎禿(かむろ)あや美 (跡見学園女子大学)、古賀光生 (二松学舎大学)
    祐成保志 (東京大学)、津田大介 (ジャーナリスト)
(引用者注:禿(かむろ) あや美・・変わった名前ですね、誰ですか「禿(はげ)」と読んだ人は)


この人たちがどんな事を喋っているのか分からないが、井手英策と言う人は分断社会が持論の様で、ネットで検索するといろいろ出てくる。

そして問題なのが『「獣の世」としての日本』という問題提起である。
このシンポジュームではこの『「獣の世」としての日本』が前提で話が進められているのだろう。
獣の世???、オイオイ、日本てそんなアフリカのジャングルのような危険な国だったのか???。
こんな無茶苦茶な前提で話を進めれば、どんな結論になるかははっきりしている。
そしてここに彼ら左巻き連中の思考の本質が見える。日本は資本主義社会、日本は敗戦国、だから日本は獣の世だ。
この前提は犯すべからずの公理であり、変更することはできない。
(これを変更しようとすると歴史の書き換えだと騒ぐ・・・)

最後に江崎氏は二つの解決策を提示している。

一つ目は
>消費税増税で減速したアベノミクスを増税延期(又は減税)と財政出動などによって立て直し、まずは景気回復を実現することだ。経済的困難が続くと、国民はおかしな方向に誘導されやすくなるからだ。

二つ目は
> あわせて子供の貧困や奨学金問題などサヨクが取り組んでいるテーマに保守の側こそ積極的に取り組むとだ。経済的弱者に手を差し伸べることは本来、保守の役割であったはずである。

そしてここに政治だけで無く、国民みんなで取り組むべきことがあると思う。

例えば個人としてできる事として、有る事例を
その奥さんは関西地方のある住宅地に住んでいる。近所に仲よくしている若い奥さんがいるが、子どもの保育園への送り迎えが仕事の都合で出来なくて困ったいた。そこでその方は自分は仕事をしてないからヒマなので送り迎え位してあげる、そう言って子どもの送り迎えだけやっていた。もうその子も大きくなって今は送り迎えなど要らなくなった。しかしこんな事で地域で助け合えば「日本死ね」と騒ぐ必要も無くなるのではないだろうか。

国には国の、地方には地方の、そして地域には地域の役割があり、やる事がある。そうではないだろうか。


これで「反戦平和の本質と共産党」は終わりとします。お付き合いいただき有難うございました。
  1. 社会主義・共産主義
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  3. CM(19)

2016-04-09 11:45

反戦平和の本質と共産党<続編

 反戦平和の本質と共産党、今回はその続編です。

2016-4-8江崎道郎正論のタイトル


テーマは共産主義者の特異な平和観。
反戦平和、反戦平和と念仏の如く唱える人たちがいるが、そんな人の平和観が一般の日本人の思っている平和観と全く違う。
これは実に貴重な意見で、私もこの江崎道朗氏の考えに大いに賛成だ。
そして、このアカい人の特異な平和観をもっと皆さんに知ってもらわないといけないと思う。

先ずは何よりも、前回の続きを。

<以下正論5月号から引用>

共産主義の特異な「平和」観

 野党5党が「戦争法案反対」「安倍政権打倒」で結束していくことを決定したことがいかに危険なことなのか、もう少し考えてみたい。

 民主党が共産主義を容認するわけがないし、「戦争法案反対」で共闘するだけだから、それほど警戒しなくてもいいのではないか。そんな声も耳にするが、それは無邪気すぎると言わざるを得ない。
というのも、そもそも共産主義者が使ってきた「平和」の意味が、われわれ国民の常識とは全く異なっているからだ

 一丸三五年、第七回コミンテルン大会においてソ連は、ドイツと日本こそが「軍国主義国家」であると規定し、各国の共産党に次のような指示を出した。
 《共産党は(中略)戦争準備の目的でブルジョワ民主主義的自由を制限する非常立法に反対し、軍需に場の労働者の権利の制限に反対し、軍需産業への補助金の交付に反対し、兵器貿易と兵器の輸送に反対して、たたかわなければならない。(中略)
 ソ連が社会主義の防衛のために労農赤軍を出動させることを余儀なくされたばあいには、共産主義者は、あらゆる手段をもちい、どんな犠牲をはらってでも、赤軍が帝国主義者の軍隊に勝利するのをたすけるように、すべての勤労者によびかけるであろう》

 要するにソ連に軍事的に対抗しようとする日本とドイツの軍備増強に徹底的に反対し、いざとなればソ連を守るため日本とドイツを敗戦に追い込むよう努力することが「平和」を守ることだと、主張したのだ。

 ではなぜ、ソ連を守ることが平和を守ることなのか。共産主義者は「戦争とは資本主義国同士が限られた資源を争奪する過程で不可避的に勃発するものであり、恒久平和を実現するためには国際社会から資本主義国をなくし、世界を共産化するしかない」と考える。
しかし、直ちに世界共産化は難しいので、まずは世界共産化の司令塔であるソ連を守ろう、という論理なのである。

 このように、日本の防衛を否定し、いざとなれば日本が戦争で敗北するように動くことが、共産党の主張する「平和運動」なのである。

 この80年前の方針はいまなお墨守され共産党やサヨク・マスコミは、世界共産化の拠点となってきた中国共産党や北刺鮮がどれだけ安全保障上の脅威を増しても、その脅威を無視するだけで、いざとなれば日本が敗北するようにするため、「戦争法案反対」「憲法九条を守れ」と叫んでいる、あるいは知らぬうちに叫ばされているのだ。

 共産党が主導する「反戦平和」路線に乗ることは、中国共産党の軍拡を支援し、資本主義を掲げる日本を解体する運動に加わることを意味する。連合や民主党内部の保守系議員は、その恐ろしさをどこまで理解しているのだろうか。
<引用終り>


この様に読み解いていくと、今現在起こっている事も実によく分かる。

そんな事例を紹介しよう。
これは愛知県の某政令指定都市の日教組系の組合が配っているチラシの一部。
日教組と聞くだけで虫唾の走る方も見えるかもしれませんが、まあ我慢してお付き合いを。

2016-4-9名教組チラシ

良く見ると酷いチラシだが、特に左下の赤枠部分を拡大すると

2016-4-9名教組チラシ一部拡大

何が悲しくて日本の話なのに韓国の兵務庁が出てくるのか理解できません。
この組合は日本人の組合なんだろうかと疑問を感じるチラシです。

それにこの手合いは二言目には徴兵制が復活すると叫んでいます
政府も与党自民党も、そして防衛庁もただの一度も徴兵制が必要とは言っていません。
それどころか先進国の軍隊は何処でも(勿論自衛隊も)、現代の高度な兵器では徴兵制でかき集めた兵士が簡単に使いこなせるわけではない。だから徴兵制は最早成り立たないと言っています。

その実例として世界の徴兵制の採用国はこうなっています。
2016-4-9世界の徴兵制度採用国
出典
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B4%E5%85%B5%E5%88%B6%E5%BA%A6

おいおい、徴兵制度は中南米・アフリカ諸国、それと南北朝鮮とオソロシア国位じゃないか・・・
上掲wikiに有りますが、例えばNATO28か国の中で徴兵制度採用国は「エストニア、トルコ、ギリシャ、デンマーク、ノルウェー」の5か国だけです。
G7の先進7か国には徴兵制度を採用している国は有りません。

但し日本の隣国には南北朝鮮、ロシアなどの徴兵制度採用国があり、此処の話があたかも日本の事の如く吹聴されているのがアカいチラシなのです。

こんな事でこのアカい頭の方々、この赤く染まった病気は多分不治の病。
死ぬまで待つわけにもいかないが、困った事ではあります。

<続きます>
  1. 社会主義・共産主義
  2. TB(0)
  3. CM(9)

2016-04-08 19:08

反戦平和の本質と共産党

 最近本屋に行くと、店頭に並んでいる言論誌などで共産党に関しての特集が目立つようになった。
最近の共産党の暴れ方は尋常ではない。戦後間もない頃共産党が大暴れした時があるが、その頃を彷彿とさせる状況だと思う。

そんな中で今発売中の「正論5月号」で特集「共産主義者は眠らせない」というものがある。
此処に江崎道朗氏が興味深い事を書いている。
題して
共産主義の「影響力工作」は甘くない
「反戦平和」の本質と「戦争法反対」「民協合作」の怖さ


2016-4-8江崎道郎正論のタイトル

この江崎道朗氏の発言に関しては先日もとり上げた。
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1245.html

また同氏はコミンテルンに関して詳しく、こんなモノも。
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-633.html


前置きが長くなった。
この江崎氏の正論時評はこんな構成。
・ 進む「民共合作」
・ コミンテルンの「協力者」たち
・ 共産主義の特異な「平和」観
・ 「保育園落ちた日本死ね」


この記事は大分長いので全文は正論5月号を見てください。
この中で特に興味深い「コミンテルンの協力者たち」以下について引用し、考えていきたいと思います。
(長文なので3回に分けてアップします)
尚引用文は適宜改行などして読みやすくしてあります。


<以下「正論5月号」から引用>

コミンテルンの「協力者」たち

 共産党の浸透工作と戦うためには、その手法をよくよく研究しておく必要がある。
共産党・コミンテルン(以下「共産党」と略)は、宣伝と浸透工作を重視しており、その手法は巧妙だ。
この共産党の手法を研究した専門書「革命のインテリジェンスーーソ連の対外政治工作としでの影響力」(勁草書房)がこのほど発刊きれた。
(引用者注:「革命のインテリジェンス・・」については以下参照ください
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033405001&Action_id=121&Sza_id=B0

 『ヴェノナ』(PHP研究所)の翻訳にも関わった佐々木太郎氏が近年、次々と精根公開されている機密文書、具体的にはヴェノナ文書やヴァシリエフ文書、イギリスのMI5史料、アメリカのFBI史料などを使って、これまでのソ連・コミンテルンによる浸透工作の実態を明らにしている。

 外国共産党が他の政党と異なるのは、秘密工作を重視している点だろう。
それまで対外工作、スパイ活動と言えば、相手国の技術や情報を盗むことが主要な任務であった。
ところが共産陣営は、相手国のメンバーにソ連の利益となるような行動をとらせることを目的とした「影響工作」を重視してきた。

 佐々木氏によれば、アメリカの工ドガー・フーヴァーFBI長官は、共産主義運動に関与する人物を次の五つに分類している。

 ① 公然の党員
 ② 非公然の党員
 ③ 同伴者  (Fellow Travelers)
 ④ 機会主義者(Opportunists)
 ⑤ デュープス(Dupes)


 「同伴者」とは、共産党が示した特定の問題についての対応や解決策への強い共感から、共産党のための活動をする非共産員だ。
「しんぶん赤旗」に名前が載る女優の吉永小百合さんや映画監督の山田洋次さんがこれに当たるかもしれない。

 「機会主義者」とは、選挙での票や賄賂といった個人的な利益のため、一時的に共産主義者たちと協力する人たちだ。
共産党の票が欲しいために共産党との選挙協力に踏み切ろうとしている民主党の岡田執行部や維新の党の松野執行部は「機会主義者」と呼べるだろう。


 最後の「デュープス」は、日本語で言えば、間抜け、馴されやすい人々という意味だ。明確な意思を持って共産党のために活動をする人々ではなく、ソ連やコミンテルンによって運営される政党やフロント組織が訴える普遍的な”正義”に対して情緒的な共感を抱き、知らず知らずのうちに共産党に利用されている人々のことを指す。
「戦争法案反対」デモに参加した芸能人・知識人たちやサヨクーマスコミの大半が「デュープス」ということになるだろうか。


 このように共産主義陣営の真の恐ろしさは、彼らの方針に従う非党員グループを作り、広範な影糾力を発揮するところだ。
日本共産党の活動などは、表面的なものに過ぎず、真の政治工作は、秘密裏に、かつ広範に行われている。

 ほとんど知られていないが、知識人・芸能人やマスコミを「デュープス」にする手法を編み出したのが、コミンテルン幹部でドイツ生まれのヴィリー・ミュンツェンペルクだ。
(引用者注:ヴィリー・ミュンツェンベルク
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%83%84%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AF

 ミュンツェンベルクは一九三〇年代、物理学者のアインシュタイン、作家のアンドレージッド、孫之丸人の宋慶齢、劇作家のバーナードーショーなどの世界的な著名人を「反戦平和運動」に巻き込んで反戦世論を盛り上げ、アメリカやイギリス、そして蒋介石政権をソ連主導の「反日反独の人民統一戦線」に取り込むことに成功、結果的に日本を敗戦に追い込んだ

 ところが、ミュンツェンベルクについてはこれまで京都大学名誉教授の中西輝政氏が月刊誌などで言及しているだけで本格的な研究政は日本に存在しなかった。佐々木太郎氏の『革命のインテリジェンス』が本邦初となる。

 なぜ日本は戦前、米ソに追い込まれたのかを理解するためだけでなく、現在進行中の、日本共産党による「国民連合政府」構想の危険性を理解するためにも広く読まれることを期待したい。

<引用此処まで>


私は以前から共産主義者てゃどんな人を言うのか、普通「アカ」と言うがアカとアカで無い人とはどこが違うのか、こんな事が分からないかった。
「資本論」を読んでいる事が共産主義者の条件なら、ほとんどの共産主義者は落第だ。誰も資本論など読んでいない。

がしかし、この区分ならよく分かる。

 ① 公然の党員
 ② 非公然の党員
 ③ 同伴者  (Fellow Travelers)
 ④ 機会主義者(Opportunists)
 ⑤ デュープス(Dupes)

そして問題は③~⑤である。
この人たちにあなたは共産主義者ですかと聞いてみればいい。そうだと答える人は多分いないだろう。
人によっては怒りだすはずだ。
ただ単に平和を愛する一市民、こう思っている人も多い。

だがそこに共産主義者の狙いがあると言う事だ。
それには彼ら共産党の考える「戦争反対」「平和主義」がどんなものかを考える必要があるのだが、それは次回に。

<続く>


最後に参考までに最近の雑誌がどんな事を特集しているのか

2016-4-8-01正論

2016-4-8-02Japanism

2016-4-8-03WILL

2016-4-8-04歴史通
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