2017-04-19 11:10

最高の人材教育用動画

 教育は学校だけのものではない。家庭でも企業でもどこでも教育は重要だ。
しかしなかなか良い教材は見当たらないのが現実。
特に道徳教育などはその良い教材が少ない。

がしかしそんな中、実に素晴らしい教材が動画として配信された。
まあ、見てください。


https://www.youtube.com/watch?v=lJZTHoj086k

取材を断られたら、その家を蹴飛ばしている。これが日本のゴミ中のゴミの姿である。

素晴らしい動画だと思う。他人の家を訪問するのに手をポケットに突っ込んだまま、これがいいのか悪いのか、こんな事を考えさせるのに最適の動画だ。
さらに部下の教育がどうなっているのか、それを上司に考えさせるのにも良いし、企業組織として従業員の教育をどうすべきか、さらに経営者としてこんな部下が育つような会社にしてしまった責任はどうなのか。考えることは沢山あると思う。

是非こんな事をこの教材を使って検討してほしい。
そこの某共同通信社の社長サン、こんな奴を野放しにすると本丸に火がついて落城しますよ。
先ずは自分の周りから見直したほうがいいですよ。
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2017-03-28 17:36

英科学雑誌 日本の科学研究の失速を指摘

 日本の科学技術が失速している、こんな衝撃的な指摘が報道されている。
指摘したのはイギリスの科学雑誌「ネイチャー」、それをNHKが報道している。

私はこれをDHCシアターで見たのだが、ちょうどその時のコメンテーターが武田先生。武田先生は予算配分の問題という解説をされていたのだが、この問題は根が深そうだ。
最初にどんな報道かというと

<以下引用>
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170323/k10010921091000.html

英科学雑誌 日本の科学研究の失速を指摘
3月23日 4時36分
世界のハイレベルな科学雑誌に占める日本の研究論文の割合がこの5年間で低くなり、世界のさまざまな科学雑誌に投稿される論文の総数も日本は世界全体の伸びを大幅に下回ることが、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」のまとめでわかりました。
「ネイチャー」は、「日本の科学研究が失速し、科学界のエリートとしての地位が脅かされている」と指摘しています。イギリスの科学雑誌「ネイチャー」は、日本時間の23日未明に発行した別冊の特別版で日本の科学研究の現状について特集しています。

それによりますと、世界のハイレベルな68の科学雑誌に掲載された日本の論文の数は、2012年が5212本だったのに対し、2016年には4779本と、5年間で433本減少しています。

また、世界のハイレベルな68の科学雑誌に掲載された日本の論文の割合は、2012年の9.2%から2016年には8.6%に低下しています。

さらに、オランダの出版社が集計した、世界のおよそ2万2000の科学雑誌に掲載された論文の総数は、2005年から2015年にかけての10年間で、世界全体では80%増加した一方で、日本の増加は14%にとどまり、日本は世界全体の伸びを大幅に下回っています。
特に、日本が以前から得意としていた「材料科学」や「工学」の分野では、論文の数が10%以上減っているということです。

こうした状況について、「ネイチャー」は、「日本の科学研究がこの10年で失速し、科学界のエリートとしての地位が脅かされている」と指摘しています。
その背景として、ドイツや中国、韓国などが研究開発への支出を増やすなか、日本は大学への交付金を減らしたため、短期雇用の研究者が大幅に増え、若い研究者が厳しい状況に直面していることなどを挙げています。

「ネイチャー」は、特集記事の中で、「日本は長年にわたり科学研究における世界の第一線で活躍してきたが、これらのデータは日本がこの先直面する課題の大きさを描き出している。日本では2001年以降、科学への投資が停滞しており、その結果、日本では高品質の研究を生み出す能力に衰えが見えてきている」と記し、長期的に研究に取り組める環境の整備が求められるとしています。
米留学 学生数も減少
論文の発表数が最も多い、世界最大の科学大国アメリカに留学する学生の数でも日本は減少の一途をたどっています。
アメリカの教育関連の非営利組織「国際教育研究所」によりますと、日本から
アメリカへの留学生の数は、1994年度から1997年度にかけては国別で1位で、ピーク時の97年度には4万7073人でした。
しかし、2005年度に3万8712人と4万人を切って以降、大幅な減少が続き、2015年度には1万9060人まで減り、国別で9位と、中国やインド、サウジアラビアや韓国などよりも少なくなっています。

減少の原因について「国際教育研究所」は、日本の少子高齢化や留学の期間と、日本の就職活動の時期とが合わないことなどを挙げています。

一方で、急速に留学生の数を増やしているのが中国で、アメリカへの留学生の数で1998年度に日本を抜いて1位になって以降、ほぼ増加の一途をたどっています。一時はインドに抜かれたものの、2009年度に12万7628人と10万人を超えて再びトップとなり、昨年度は32万8547人と、アメリカへの留学生全体の31.5%を占めるに至っています。

<引用終り>


衝撃的な話だ。これは10年、20年かけてゆっくり衰退してゆくという事を示している。
それがどんな状況か、ネイチャーにはこんなグラフが載っている。

2017-3-28科学技術論文数比較 
http://www.natureindex.com/news-blog/the-slow-decline-of-japanese-research-in-five-charts

凄いグラフではないか。左側の件数のグラフでは、ほかに国は猛烈な右肩上がりのグラフ、それに対し日本はと言えばまったく横ばい。だから右側のシェアーで見ると大きく数値を下げている訳だ。日本一人負けである。

この件は藤井聡先生も危機感をあらわにした論陣を張っている。

【藤井聡】鮮明になる日本の科学技術の凋落――「PB緊縮財政」が日本をここまでダメにした
https://38news.jp/economy/10268

藤井先生はPB(プライマリー・バランス)緊縮財政が原因だとおっしゃっており、確かにその通りだ。
しかしもっとよく見てみると・・・
実は国立大学の金に関してはこんな事がある。
・ 平成16年(2005年)から国立大学の「法人化」が実施され、従来国の予算で運営されていた国立大学が、気にからの補助金で運営する法人になった。

・ 国からの補助金は平成16年度以降毎年1%づつ、平成22年度以降1.3%づつ削減されることとなった。
おいおい、こんな事を10年以上続けてくれば、そりゃあ金が無いのは当たり前だろう。大学には今は金がない。これは由々しき大問題ではないだろうか。

実はこれが小泉純一郎が郵政民営化の陰で仕掛けた日本貶めの罠だった。小泉純一郎は細川のバカ殿と組んだり、変原発運動をやりだしたり、その言動が元総理大臣と思えないものが有るのだが、こんな事でとんでもない「日本下げ」もやっていたわけだ。
そんな経緯があることも忘れてはいけないと思う。

こんな事のため、大学は予算不足で、新しい研究など出来ない状態のようだ。
日本の大学の国際競争力が下がり続けている背景にはこんなカネの面があるという事だった。
道理で聖徳太子を抹殺しようとするような可笑しな連中が、金目当てに変なことを言い出すわけだ。
私にはこれを見て大いに納得したことがある。
何年も前から地球温暖化詐欺と言われ、温暖化懐疑論が取り沙汰されてきたが、最近さっぱり聞かなくなった。温暖化懐疑論者はお役人から金が出ない、そんな事なのだが、その背景には大学自体がカネがない。だから政府の見解に反する研究などしてもらっては困るわけだ。
だから温暖化懐疑論の学者さんが大学から消えてしまった・・・。

色んな意味で日本の科学技術が危機に瀕していることが良く分かった。
藤井先生には大いに頑張ってほしいものだ。

尚この件について、NHKは海外留学生の人数減少の問題も指摘しているが、それには別の側面がある。
この件は別途エントリーします。

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2017-03-21 18:57

聖徳太子の勝ち<追記あり

 文科省のお役人様が聖徳太子の呼び方を「厩戸王うまやどのおう」などという変な呼び方(重箱読み、もとい湯桶読み)に変える、こんな案が出されていた。勿論関係する学者さんはじめ国民の総スカンを食った。
そしてめでたく元のままに決まったと報道されている。
良かった良かった。

それを伝える読売の記事から

<以下引用>

「聖徳太子」「鎖国」変えず…次期学習指導要領 表記 不評で方針転換
2017年3月21日5時0分
 文部科学省が2月に公表した中学校の次期学習指導要領の改定案で「聖徳太子」を「厩戸王うまやどのおう(聖徳太子)」に変更するとしていたことについて、元の表記に戻す方針を決めたことが20日、分かった。改定案に対する意見を国民から募ったところ、「分かりにくい」と不評だったためだ。「鎖国」の表記も復活させる。修正した次期指導要領は今月末に告示される見通し。

 中学校と同時に公表された小学校の次期指導要領改定案でも、現行の「聖徳太子」を「聖徳太子(厩戸王)」と変更していたが、小中ともに「聖徳太子」に一本化する。

 文科省は改定案で、小学校では一般になじみのある「聖徳太子」を前面に出したが、中学校では「厩戸王」を前面に出した。「聖徳太子」は没後につけられた呼称であり、歴史学の研究を反映したとしていた。

 しかし、2月14日~3月15日、改定案について国民から意見を募ると、「小中学校で表記が違うのは分かりにくい」「1000年以上使われた言葉を変えてほしくない」といった意見が相次ぎ、方針を一転させた。

 また、江戸時代は外交や交易が一部で行われていたとして、改定案では小中とも「鎖国」の表記をやめ、「幕府の対外政策」に変えるとしていた。だが、「幕末に『開国』があるのに、鎖国がないのは分かりにくい」などの意見が寄せられたため、「鎖国」を復活させることにした。

 鎌倉時代の「元寇げんこう」は、モンゴル帝国の拡張をイメージしやすいように、中学校で「モンゴルの襲来(元寇)」に変えることにしていたが、「従来の呼び方がなじみやすい」などの意見があり、「元寇」を前面に出した表記に修正する方針だ。

<引用終り>

所で昨日3月20日(月)のDHCシアターに青山繁晴さんが出演していて、私は今朝早朝スカパーで再放送で見たのだが、青山さんはこの件を面白いことを言っていた。

文科省のお役人様が与党の議員にこの件を説明に来て、「大変失礼なことをしました」と頭を下げていたとのこと。そこまでは「バカめ!!」という話なのだが、青山さんはこんな事が起こるのは中国から学者や役人にいろんな工作があり、その結果こんな事が起こった。だからその大本を断たないといけない。そんな事を言っていた。

またこの件は聖徳太子以外に鎖国、大和朝廷(大和政権に)、元寇(モンゴルの襲来)などもあったが、全部元に戻すことになったと言っていた。

この話を聞いて私にはピンとくるものが有った。

以下は私の妄想ですが・・・
中国は他国を侵略したことは無いと言っていた。これが共産党政権も基本的立場で集金平ちゃんもそう言っている。では元寇はどうなんだという事だが、「あれはモンゴルの侵略であって中国ではない」、こう言いたいために歴史の書き換えをしようとしているのではないか
そう考えると、日出処天子至書日没処天子・・・」などと言った聖徳太子も甚だ不都合な存在、だから一段下の「王」としようとしたのではないだろうか。

兎に角現在の中国は極めて傲慢、自分の所に不都合な歴史はどんどん書き換えているようだ。

*3/22 追記します。
ボヤキくっくりさんの所に青山さんの発言の文字起こしが有ったので、元寇の部分を引用します。こんな事を聞くとシナの工作丸わかりですね。
以下青山繁晴さんの発言(太字部分)、文科省の役人が何を言ったのか、青山さんが怒りを込めて話しています。
<以下引用>
 それから「元寇」もやめます、「モンゴルからの襲来」にしますと。
 これ表向きには文科省は言ってないが、議員会館で議論する時に本音が出たのは、「寇」という字は侵略者ないしは侵略の意味ですと。
 これは日本からの視点だと。
 モンゴルは世界平和を目指して日本にやって来たのかもしれないと。
 侵略されたというのは日本からの立場であって、これ偏ってるので、「モンゴルからの襲来」にしなきゃいけないと言うんですよ。

 「大和朝廷」も右側に偏ってるから、「大和政権」にすると。
 何を言ってんだよお前らは、とやってたら、「全部戻します」と来た。
<引用終り>


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2017-02-04 18:33

スマホ問題についての凄い調査結果

 今週月曜日から今日まで、読売新聞朝刊一面に『独かい力が危ない』という特集記事が載った。
私もそれについて1月30日、2月2日にエントリーしたのだが、その関連としてこんな問題提起を紹介したい。

曰く『スマホで子供はバカになる!』
東北大学加齢医学研究所所長 川島隆太氏

尚この記事は1月7日のエントリー「AI時代に生きる」でも紹介したのだが、この時は長文だったためタイトルのみ紹介にとどめた。しかし大変貴重な発言なので今回全文紹介する次第。
読んでいくと川島先生の危機感がひしひしと伝わってきます。


<以下月刊HANADA2017年2月号より引用>

スマホで子供はバカになる!

川島隆太 東北大学加齢医学研究所所長

スマホの害が明らかに

 私は東北大学加齢医学研究所で脳の研究をしています。加齢医学研究所は仙台市教育委員会と学術協定を結んでおり、二〇一三年から、子供の学習意欲を伸ばすにはどうすればいいのかを脳科学の視点で諮問するようになりました。
 教育委員会はゲームやテレビが子供の学習意欲を削いでいるのではないかと考えていましたが、最近はゲームをするのも、動画を見るのもすべてスマホでできてしまう。児童・生徒が普段どれくらいスマホ、タブレットを使っているのか、またそれによってどんな影響があるか調べてみようということになりました。
 仙台市教育委員会と共同で毎年、仙台市立小・中・高校生約七万人を対象に、「仙台市標準学力検査」と「仙台市生活・学習状況調査」を実施しています。
 「仙台市標準学力検査」は、基礎知識と応用力を調べるテスト(中一は国語、数学、理科、社会の四教科。中二、中三は英語を加えた五教科)。
 「仙台市生活・学習状況調査」は、好きな授業に関する質問や学習意欲についてなどのアンケートです。
 「ふだん、一日当たりどれくらいの時間、携帯電話(スマートフォンも含む)でメールやネットゲームをしたり、ネットを見たりしていますか」などの質問があり、この二つの調査を元に解析したのですが、恐ろしい事実がわかりました。それは、「一日一時間以上スマホを使うと子供の学力が下がる」ということです。
 スマホ(タブレットも含む)使用が一時間以内であれば平均点は上がるのですが、一時間を超えると下がり始めます。使用が一時間増えるごとに、平均で国語二・三点、数学四・六点、理科三・八点、社会三・八点下がるのです。
 学力を下げる要因として、二つの可能性が考えられました。一つめは、スマホ使用による睡眠不足。二つめは、家庭学習の時間がスマホによって奪われている可能性です。
 しかし、どちらも違っていました。

使っただけ成績が下がる

 まず、睡眠不足の可能性を調査しました。睡眠不足の子供の成績が悪いのは、文科省などの調査によってわかっています。いろいろな説明がなされていますが、おそらく理由は二つ。一つは、レム睡眠(浅い睡眠)の数が足りないこと。レム睡眠は脳に記憶を固定させる役割があると言われています。睡眠時はレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しており、睡眠時間が短いと、このレム睡眠の数が減って記憶が定着しない。
 もう一つは、ミトコンドリアの機能低下です。細胞のなかにはミトコンドリアというエネルギーを生産する細胞内構造物があり、睡眠不足になると、ミトコンドリアの機能が低下することが医学的にわかっています。ために、脳が細胞レベルでエネルギーをうまく作れなくなる。
 そこで私たちは、子供を睡眠時間が六時間の群、六~八時間の群、それ以上寝ている群の三つに分けてスマホの使用時間を調べてみました。結果、きちんと寝ている子であっても、スマホを使用したら使用した分だけ平均点が下がっていたのです。
 スマホによって学習時間が奪われているという仮説も検証しました。この場合も先ほどと同様、家でまったく学習しない群、一時間程度する群、二時間以上やる群に分けて調べてみたのですが、どの群も、やはりスマホの使用が長くなればなるほど成績が下がっていたのです。
 ことに数学は下がり方が顕著で、自宅で二時間以上勉強する群であっても、使用時間が一時間増えていくごとに平均点が約五点下がっていきます。一時間程度勉強する群のなかで、スマホを使わない子と三時間使用する子に分けてみると、前者の平均点は七十二点、後者は六十一点。
 スマホをまったく使わない子、三時間使用する子の数学の平均点は前者六十三点、後者五十四点。
 家で勉強しない子は学校の授業でしか記憶が作られませんから、スマホを長時間使用することで、学校で学んだことが頭から消えてしまったのがわかります。無為に時間を過ごすよりも、スマホを使っている時間のほうが悪影響があるということです。

2017-2-4-1月刊HANADAスマホ記事4 

 睡眠を十分とっていようがいまいが、自宅で勉強しようがしまいが、スマホを一時間以上使ったら使った分だけ学力に影響があるのです。

使用をやめると成績アップ

 調査結果からは、学力の低い子ほどスマホを使いたがるのではないか、という仮説も成り立ちます。それを検証するために、翌二〇一四年から子供たちの成長を三年間、追跡調査しました。
 すると、成績のよかった子供がその後、スマホを持ち始めると成績が下がり始め、逆にスマホの使用をやめた、あるいは一時間未満にした子供は成績が上がったのです。
 ただ、スマホの長時間使用が習慣化してしまっていた子供に関しては、いきなり使用を制限しても、}年で成績は若干しか上がりませんでした。スマホ依存が深刻な子供は、回復に時間がかかるようです。
 これらの結果から、スマホの子供に与える影響は直接的なものであることが明確になりました。
 最初の調査では、LINEアプリを使用している子供の成績の下がり方が著しいこともわかりました。先述したように、スマホは一時間未満であれば平均点は上がりますが二時間未満の使用で抑えることができるということは、時間を自分でマネジメントする能力があると考えられます)、LINEなど通信アプリに関しては、一時間未満でも影響が見られた。三十分でも使えば、各教科の平均点が下がっていくのです。
 教科別に見ていくと、一時間LINEを使用するごとに国語二・五点、数学四・八点、理科四・一点、社会は三・八点下がります。なぜLINEは、一時間未満でも影響があるのか。既読マークの表示や通知音が頻繁に鳴るたびに相手の反応が気になってしまい、勉強の集中力や注意力を低下させることが考えられますが、それだけでは説明かつかないことが多く、今後、継続調査が必要でしょう。

学習中に八割がスマホを

 二〇一六年はスマホに関するアンケート内容を増やし、使う時のシチュエーションやどんなアプリを使っているかを調べ、LINE同様、アプリごとに影響に特徴はないか調べてみました。
 アンケート結果を解析して驚いたのはーー教育委員会の方たちも驚きを隠せませんでしたがーースマホを持っている子供の約八割が、家での学習中にスマホを使用しているということです。
 では学習中、どのようにスマホを使用しているのか。音楽を聴いているのが七割、ゲームをしているのが全体の三分の一、動画を見ているのが三分一、LINEが三分の一。足していくと分母を超えてしまいますから、複数のアプリを使用している子供が多くいることになります。
 アンケートを解析してわかったことは二つ。
 一つは、LINEを除いて音楽、動画、ゲームなど、机に向かっている時に一つのアプリしか使っていない場合は学力に与える影響に差はないこと。二つめは、複数のアプリを切り替えながら、つまりマルチタスキングをしながら勉強している場合は成績が大きく下がることです。
 スマホと学力の因果関係ははっきりしているわけですが、なぜスマホを使用すると学力が下がるのか、明確な理由はまだ解明できていません。スマホをいじると、前頭前野の血流量が下がることがわかっています。前頭前野は記憶する、学習する、行動を抑制する、物事を予測する、コミュニケーションを円滑にするなど、人間ならではの働きを司(つかさど)っている部分。そこの働きが抑制されるわけです。
 これはテレビを見たり、ゲームをしたりしている時、あるいはマッサージを受けている時にも同じ状態になります。つまり、一種のリラックス状態になる。この弛緩した状態が長時間続くことで、脳に何らかの影響を及ぼすのではと推測されます。
 スマホの問題で悩ましいのは、科学的根拠を出すのが非常に困難な点です。いまの時代、動物実験ができなければ、生命科学の世界では。科学”とは認められません。動物実験をして、遺伝子発現やタンパク質の組成の変化などを見るなどが必要なのですが、実験動物はスマホを使うことができない。

2017-2-4-2月刊HANADAスマホ記事7 

 今後は現象論として、継続して調査を積み重ねていくしかないと考えています。

取材を受けたが、ボツに

 これらのデータは三年間、仙台市の小学校高学年、中学生約四万人を対象に調査した結果で、信頼性の高いデータです。しかし、こういったスマホのリスクについて、最近は雑誌で少し取り上げてくれますが、聞、テレビなどの大マスコミはなかなか取り上げてくれません。
 関西のある新聞社の記者が、スマホの問題について取材に来ました。その記者は非常に熱心に取材をしてくれて、「これは重要な問題です。大きく取り上げましょう!」と張り切っていたのですが、後日、泣きながら電話がかかってきた。広告主(携帯会社やスマホを製造している電機メーカー)からのクレームを危惧して、上司がその記事をボツにしてしまったというのです。
 また、私たちがスマホのリスクについて記者発表しようと動いていると、教育委員会のことを取材している某地元紙の記者が教育委員会に対し、「そのデータを表に出すな」と倒喝してきたこともありました。
 最近は新聞社も部数が減り、広告も入らなくなってきていますから、新聞社側の気持ちもわからないではありません。ただ、心ある”普通の大人”であれば、この事実を知れば世間の人に知らせてくれると考えていただけにショックでした。
 自分たちのできる範囲で、スマホのリスクについて地道に啓蒙していくしか方法はないと考え、その一環として、毎年、調査結果をまとめたパンフを仙台市内の学校に配るなどしています。
 親や先生が、いくら頭ごなしに「スマホを使うな」と子供に言っても彼らの耳には届きません。大人がすでにスマホ中毒になってしまっており、「どの口が言うんだ」と言われてお終いです。きちんとデータを示して、説明してあげないといけない。

なければ困るは思い込み

 学生たちは必ず、「スマホはコミュニケーションの大切なツール。ないと困る」と言います。
 しかし、私たち仙台市民は、東日本大震災の直後、約一ヵ月、電力の供給がなく、ケータイ、スマホを使うことができない時期を経験しています。私は彼らにこう訊くのです。
 「あの大震災でスマホが使えなかった時、家族、友人とのコミュニケーションはどうだったんだい?」
 彼らはハッと気がついたように、
「あの時のほうが、いまよりも遥かに濃密なコミュニケーションが取れていた」と答えます。あの時は、お互いに寄り添いあわないと生きていけない極限の状態だったこともあるでしょうが、スマホがなければないで、もっと質の良いコミュニケーションができるのです。
 しかし、電気が通じて再びスマホが使えるようになると、皆そのことを忘れてしまいました。
 もう一つの学生の言い分はこうです。
 「もの調べ、辞書代わりに使っている。すぐに調べられるから時間の短縮になる」
 私は彼らにこう訊きます。
 「時間が短縮されるのはいいことだと私も思います。それで、君は余った時間をどう過ごしているの?」
 「……スマホです」
 スマホを使う時間が、無為に過ごすよりも害があることは先ほど説明しました。こう言うと、スマホで短縮された時間をスマホに費やすことがいかに無駄であるか、彼らは気がついてくれます。
 余談ですが、スマホでウィキペディアや電子辞書を使って調べている時の脳を見ると、ほとんど働いていません。
  一方、紙の辞書で調べものをする場合は脳が活性化します。辞書を繰る時に、「この文字の画数や偏(へん)は……」「大体、ここらへんに調べたい単語があるはずだ」など予測が必要になり、頭を使うからです。
 こういった啓蒙活動が功を奏して、スマホの使用を控える学生が少しずつですが増えています。
 私か顧問を務めている兵庫県の小野市では、スマホを使うとどの程度学力が下がるかというデータのグラフを、グラフの読み方の例として授業に取り入れています。小野市のある小学校では、在校生か自主的に、屋上にスマホの使いすぎを警告する幕を掲げるようになりました。

リスクを知ることが大事

 私はスマホのリスクを調べるまで、スマホに対してとくに問題意識を持っていませんでした。ただ、電車に乗るとみんながスマホをいじっている様子や、カフェなどで若いカップルが会話もせずにお互いにスマホをいじっている光景を目にして、何か異常だなと思う程度でした。
 いまから十二、三年前、私の息子たちも大学生、高校生くらいからガラケー、スマホを持ち始めましたが、わが家ではひとつのルールを設けました。「勉強中、寝る前は、ケータイを居間に置いておく」。勉強中、就寝前にタラタラ使うのが目に見えていたからです。いま考えれば、そのルールは正しかったように思います。
 私自身もガラケーに加えてスマホを持っていますが、基本的にはメールのチェックくらいで使用は最小限にしています。
 私たちは二〇一七年の四月に、仙台市のすべての就学生に「勉強中は必ず電源を切る。それができない、あるいは自信がない人は絶対に持ってはいけない」という強いメッセージを出そうと考えています。
 スマホを子供に持たせるときに大切なのは、そのリスクをきちんと教えること。スマホには中毒性があります。中毒性があるものへの耐性は、大人も子供もありません。ただ麻薬とは違い、悪い面ばかりではないことを考えると、これから持たせるのであれば、お酒やタバコ同様、二十歳を過ぎてからのほうがいいのではないか、と私は考えています。
 お酒を飲みすぎると、肝臓を壊したり、アルコール中毒になったりするわけですが、いまはそのリスクを知らずに、子供に楽しくなるからとドンドンお酒を飲ませている状態なのです。


かわしま りゅうた
一九五九年、千葉県生まれ。東北大学医学部卒、同大学院医学研究科で学び、医学博士となる。スウェーデン王立カロリンスカ研究所客興研究員、東北大学加齢医学研究所助手、講師、教授、同研究所スマートーエイジング国際共同研究センターセンター長等を経て現職。研究テーマは脳機能イメージング、脳機能開発等。

月刊Hanadaー2017年2月号  p267-p273より

<引用終り>


全体に非常に衝撃的な内容だが、私が最も危惧していること、それはテレビや新聞が取り上げてくれない、それどころかデータを公hyプするなと恫喝まがいのことを言ってきたりするというくだり。

問題は根が深いです。





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2017-01-30 21:06

問題文が理解できない<読売新聞が騒いでいます

 本日の読売新聞朝刊一面にとても気になる記事があった、『読解力が危ない』という記事の第一回目。タイトルは『問題文が理解できない』となっている。
朝刊1面のトップ記事に次ぐ2番手記事である。内容も衝撃的だ。

こんな記事(クリックで大きくなります)
2017-1-30本日の読売朝刊一面記事 

記事の内容はこんなもの
<以下引用>
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170130-118-OYTPT50101/search_list_%25E8%25AA%25AD%25E8%25A7%25A3%25E5%258A%259B%25E3%2581%258C%25E5%258D%25B1%25E3%2581%25AA%25E3%2581%2584__

[読解力が危ない]<1>問題文が理解できない
2017年1月30日5時0分

 日本の子供たちの読解力低下が懸念されている。経済協力開発機構(OECD)が昨年12月に公表した国際学力調査の結果では、15歳の読解力が4位から8位に順位を下げた。文章や資料を読み解く力がないと、深く考え、自分の考えを表現することは難しい。読解力向上には何が必要なのか。

2017-1-30本日の読売朝刊一面記事2 

 埼玉県戸田市の戸田第一小学校で27日、公開授業が行われた。3年1組の約30人は値段が書かれたケーキの絵を見て、足し算やかけ算の計算式を考え、それに合う問題文づくりに挑んだ。「問題文を自分で作ってみることで、文章題の理解が進む」と担任の坂野(ばんの)武教諭(38)は語る。こうした授業に取り組むのは、問題文をきちんと読めない子供たちがいるためだ。

 戸田市は昨年2月、人工知能(AI)の研究で知られる国立情報学研究所の新井紀子教授らと、市立中6校の生徒計340人の基礎的な読解力を測るテストを実施した。その結果、4人に1人は問題文を正確に読めていなかった。問題によっては正答率が半分程度やそれ以下のケースもあった。

 同市の戸ヶ崎勤教育長は「教科を教える前に、文章の内容が分からない生徒がいるというのは衝撃的だった」と振り返る。

 これまでも現場の教員に漠然とした不安はあった。普段のテストでも答えを何も書かない子たちから「問題で何を聞かれているか分からない」という声が出ていたからだ。同市は昨年8~10月にも小6~中3に同様のテストを実施。現在、どの学年で読解力に差がつくのか、分析を進めている。

 大学生の読解力もおぼつかない。学生の劣化を指摘する著書がある音真司氏が講師を務めた私大では、読書をする学生は少数で、3年でゼミに入るまで図書館に行ったことがない学生もいた。音氏は「試験やリポートではSNSや日記のような文章を書いてくる。文の構造を理解せず、考えも整理できない」と話す。

 2004年公表のOECD調査でも読解力は8位から14位に急落し、危機が叫ばれた。これを受け、文部科学省は05年に読む力と書く力の向上を掲げた「読解力向上プログラム」を策定。学校現場では授業開始前の時間を読書に充てる「朝の読書」などが活発化した。

 その後、学習内容を増やした「脱ゆとり教育」の効果もあり、日本の読解力は回復傾向が続いた。しかし、最近はSNSの普及に伴う短文のコミュニケーションが若者の間で急速に広がり、長文を読んだり、書いたりする機会は減っている。

 文科省は今回の結果を受け、語彙(ごい)力の強化や文章を読む学習の充実を掲げた。20年度から実施する新学習指導要領にも反映させる。

 05年当時、文科省のプログラムに沿った指導法を研究した高木展郎(のぶお)・横浜国立大名誉教授は「現代に求められる読解力は、思考力や判断力、表現力に通じる力だ」と指摘。「向上には新聞の社説のような論理構成の文章を書き写し、自分の意見を書くことが効果的だ。読書もただ本を楽しむのではなく、『読んでどう考えるか』という学習にしないと読解力は育たない」と指導の転換を求めている。

  ◆SNS= ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略。LINE(ライン)やツイッターなどがある。利用者は短い文章をインターネット上に投稿し、近況を伝えたり、互いに情報交換したりできる。
<引用終り>


何が気になるのか、それは中学生対象の英語の教科書の記述が正しく回答できた生徒が半分にも満たなかった、まさに絶句の記事だからである。

しかしこの文章の読解力、話し言葉の理解力について、私は永年苦労してきた。
物作りではモノが相手だから結果が見える。理解していなければ結果が出ない訳だから、この点ははっきりしている。それでも何か新しいことをしようとしたり、品質の改善に取り組んだりするとき、この問題は避けて通れない重要事項だった。
そんな事で折に触れこのブログでもいろいろ書いている。今日はこの記事の一回目なので、今まで取り上げた記事を紹介したい。

最初に上掲記事の中に出てくる「新井紀子教授」に関して、今月初めに取り上げている。

AI時代に生きる
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1339.html

また言葉の理解に関してはこんなエントリー
春の小川をタイ語で言うと<再掲
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1136.html

春の小川をタイ語で言うと<再掲<続編
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1137.html


色々言いたいことはあるのだが、今回は第一回目の記事。次回以降の記事を見て考えてみたいと思います。
しかし、一つだけ言いたいこと。この問題は学校教育だけの問題ではありません。
職場でも家庭でも、そして地域でも、お父さんお母さんだけでなく、皆で考えねばいけないことだと思います。


  1. 教育
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2016-05-31 16:22

国の立て直しはまず教育から<台湾と日本

 台湾の総統に蔡英文民進党主席が5月20日就任した。
中国べったりだった前総統から独自路線の蔡英文氏の総統就任、日本としても大いに歓迎したいところである。

この蔡英文総統についての詳しい話については丸山光三さんの分析が詳しいので以下参照してください。
http://marcooichan2.blog129.fc2.com/blog-entry-4875.html


「台湾国民はとうとう自らの国を建てる端緒についた」、これが丸山光三さんの見立て。詳細は上掲ブログを見てください。


さてその蔡英文総統、早速手を付けたことがある。それは・・・
反日捏造歴史教科書の是正である。

参考ブログ(バンコクジジイさん)
http://ameblo.jp/bangkokoyaji/entry-12163601069.html


<以下フォーカス台湾より引用>

日本の「植民地統治」強調した教科書、使用中止へ 政権交代で/台湾
【政治】 2016/05/21 16:58
http://japan.cna.com.tw/news/apol/201605210004.aspx

台北 21日 中央社)20日の民主進歩党(民進党)・蔡英文政権発足に伴い、教育部長(教育相)に就任した潘文忠氏は21日、中国国民党・馬英九政権時代に同部が改訂した「課程綱要」(課綱、日本の学習指導要領に相当)を廃止する行政命令を近日中に出すと発表した。

2014年1月に行われた改訂では、公民や歴史の教科書で、戦後長らく続いた政治弾圧「白色テロ」に関する記述の削除や、「日本統治時期」から「日本植民統治時期」への変更、中国大陸とのつながりを強調する内容の充実化などが決定。当時野党だった民進党や民間団体が抗議を行っていた。

改訂に反対する動きは中高生にも波及し、施行直前の昨年7月末には、撤回などを求める生徒が教育部の敷地内に突入する事態にまで発展。約1週間にわたり抗議の座り込みが続けられた。

潘氏は、課綱の改訂は手続きに問題があり、関与したメンバーも偏っていたと指摘。早期廃止を約束した。

改訂版と旧課綱版のどちらの教科書を使うかは各学校の判断に委ねられているため、教育部は今年9月からの1学期に限り、改訂版の使用を許可している。ただ、2学期目以降は旧課綱版の使用が義務付けられる。

また、潘氏は2018年に導入予定だった新課綱について、更なる検討が必要だとして社会科に限って2020年に延期する考えを示した。

(余暁涵、陳至中/編集:杉野浩司)

<引用終わり>

丸山光三さんは
馬英九(元総統)は李登輝総統がせっかく布置した「特殊な国と国との関係」をそれ以前の「一つの中国」へと後退させてしまった。
こう言っている。

そしてこれからもう一度やり直しとなるわけだが、その第一歩が馬英九が手掛けた反日捏造歴史教科書の是正
早速その第一歩を踏み出す。いいことだと思います。



翻って日本では歴史教科書の出鱈目な反日ぶりが問題になっていますが、いまだ是正の動きは鈍い。
それどころか、もう「呆れてものも云えない」教科書が出てきているのだ。

WiLLの6月号、7月号(現在発売中)で水間政憲さんが「トンデモ歴史教科書」と題して告発論文を公表している。
麻布、慶応、灘というエリート校で採用された歴史教科書があまりにも酷いものだと言っている。

2016-5-31Will6月号歴史教科書

そしてこれが水間さんの言うトンデモ地図

2016-5-31Will6月号歴史教科書2

東アジア一帯が「アジア州」、そして日本の地名はありません。しかし白村江の地名は載っています。
笑っちゃうのはベトナムのハノイです。(トンキン)とカッコ書きされていますが、トンキンとは漢字で書くと「東京」です。
しかしベトナムではハノイは漢字表記は「河内」です。
この地図は日本語で書いてあるように見えますが、中共の地図です。こんなものが日本の歴史教科書になる、とんでもない話ですね。


これが7月号

2016-5-31Will7月号歴史教科書1
元寇も文永の役、弘安の役も載っていないとはなんという歴史教科書か、皆さんお怒りと書いてあります。


これが次のページのまとめ

2016-5-31Will7月号歴史教科書2

この15年戦争とは、1931年の満州事変から1937年のシナ事変をはさんで1945年の大東亜戦争終結まで、これを日本が仕掛けた侵略戦争とする歴史観です。
まさに東京裁判史観そのものである。
水間さんはこの教科書は日本解体のための教科書と言っているが、まさにその通りだと思う。

なおこの論文、6月号~20ページ、7月号~26ページの長文なので、とても全文は紹介しきれませんが、大変貴重な論考。
興味のある方はぜひWillでご覧ください。(とこれはコマーシャル)



台湾は新しい総統の下で新しい歩みを始めた、その第一歩として教科書を正しいものにしようとしている。

しかし日本はと言えば、反日教科書が猛威を振るっているわけだ。
一刻も早く反日教科書を放逐せねばいけない自体となっている。
  1. 教育
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2016-04-04 17:44

教育界の反日・反「日の丸」・反「君が代」の司令塔はユネスコ

 よもぎねこさんの昨日のエントリー「スペルマン枢機卿の証言 ルーズベルト」が大変興味深い。
あの悲惨な戦争に日本を追い込んだフランクリン・デラノ・ルーズベルト、その支持者だったスペルマン枢機卿の証言がビックリ仰天なのだ。
http://yomouni.blog.fc2.com/blog-entry-5488.html#comment

この内容はよもぎねこさんのブログを見ていただくとして、そのコメント欄に「都民です。」さんと言う方が江崎 道朗さんの意見を紹介している。

江崎 道朗さんは「コミンテルンとルーズベルトの時限爆弾」等の著書で知られているのだが、江崎さんのFB記事を見ると、日本の教育界が1970年代から突如として[反日・反「日の丸」・反「君が代」]になった、その理由が良く分かる。

2014-12-6コミンテルンとルーズベルトの時限爆弾

この著書の内容については以下エントリー参照ください。
アメリカの反日プロパガンダ<続編
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1041.html


さてでは江崎 道朗さんはどんな事を言っているのか。以下江崎さんのFBから引用する。
https://www.facebook.com/michio.ezaki/posts/882619038521261

<以下引用・・・見やすくするため一部改行・強調などしてある>

江崎 道朗
2015年10月12日 ·
〇ユネスコは、世界の教職員組合を左傾化させ、偏った反戦平和教育を推進した司令塔
 ユネスコのことについてかつて書いたメモが残っていたので、ご参考までに紹介します(事実関係についての詰めは甘いので、あくまでご参考として読んでください)。

 そもそもユネスコは、フランス共産党の学者たちが中心となって結成した組織であり、自由主義陣営の解体を目指す司令塔の役割を果してきました。
 アメリカも、レーガン時代にそのことに気付き、ユネスコから脱退したのです。
 このユネスコに限らず、国際組織がどのような存在なのか、日本でも、しっかりと調査・分析する必要があると思います。
……

 1946年に結成されたユネスコだったが、その前身は、国際連盟国際教育局(事務局長は児童中心主義の心理学を主導したジャン・ピアジェ)であり、その活動は新教育連盟のメンバーによって運営されていた。
こうした経緯から、ユネスコは、フランス共産党所属の心理学者アンリ・ワロンらが中心となって結成された。
 ユネスコ憲章…「戦争は、人間の心のなかにおいて始まるものであるから、平和のとりでは、人間の心の中に建設されなくてはならない。この憲章の当事国は、教育に関する万人に対する完全かつ平等な機会、客観的真理の拘束ない探求、ならびに思想および知識の自由な交換に信頼し、各自の人民の間の意思疎通の方法を発展かつ増加させること、に同意しかつ決意した」
 この啓蒙主義と平等主義を謳ったユネスコはその後、教育と教員をめぐる諸問題について政府間のベースでとるべき一連の勧告を出した。
 特に重要なのは、1966年のユネスコ主催の特別政府間会議で採択し、各国政府にその実施を勧告された「教員の地位に関する勧告」である。
 この勧告では、以下のような点が強調され、西側社会の教員組合の左傾化・拡大化を助長した。
①「教員が平和のために貢献すること」がもっとも重要
②「教員団体は、教育の進歩に大いに寄与しうるものであり、教育政策の決定に共同すべき勢力として認められるべきである」(第9項)として教職員団体の教育政策全般にわたる関与、発言の保障を明示。更に「教職者は職業上の任務遂行にあたって学問上の自由を享受すべきである」とし、教科書、教材の選択、教育方法や評価方法の採用などにかかわる教員の主要な役割を強調
③「教員の社会的公共的生活への参加は、教員の人間的発達における利益、教育事業の利益および社会全体の利益という観点から奨励されなければならない」
④「教員の賃金と労働条件は、教員団体と教員の雇用主の間の交渉過程を通じて決定されなければならない」「教員が教員団体を通じてその公的または私的雇用主と団体交渉を行う権利が保障されなけばならない」


 つまり、ユネスコの勧告を根拠にしながら、日教組は、反戦平和教育だけでなく、教科書採択権限を含む学校教育に関する権限を、教育委員会ではなく、日教組に譲るよう徹底した政治闘争を繰り広げることになったのである。
 しかもユネスコは1974年、「国際理解、協力および平和のための教育、ならびに人権および基本的自由に関する教育のための勧告」を採択し、国際理解という名のアンチ・ナショナリズム、平和という名の反戦平和・軍縮教育、人権という名の反差別・平等主義・少数民族保護教育を各国に推進するよう要求した。

 更にユネスコは1980年には「人権教育七ヵ年推進プラン」を可決した。これが、同和問題や在日に関する反差別教育を推進する根拠となり、日教組は、反日・反「日の丸」「君が代」闘争を繰り広げることになったのである。

<引用終り>


 今もこのユネスコの「左巻き体質」は全く変わらない。

ユネスコ脱退論
http://www.sankei.com/west/news/151013/wst1510130037-n1.html

ユネスコ分担金凍結論
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20151014/plt1510141535005-n1.htm

上掲記事にはこんな記述も
「ユネスコへの分担金に関しては、分担率が最も高い米国が現在支払いを停止している。理由は、2011年にパレスチナの正式加盟が認められたためで、米国は1984~2003年にも脱退していた。英国も1985年に脱退し、1997年に復帰している。」

ユネスコと言うのはトンデモナイ左巻きの巣窟だった。
そして今、彼らがターゲットにしているのが日本と言う事である。

そう言えば、日本の皇室典範について、国連の女性差別撤廃委員会が、「女性差別にあたる」として見直しを求めていた等と言う馬鹿げたこともある。
日本も国連をうまく使う事をもっと考えるべき時期なのだ。



オマケ、
口直しにこんな風景でも
八雲たつ・・・ 出雲の国、松江城から松江市街地方面を望む。
出雲は雲の国でした、とても美しい雲。

2016-4-4松江城より

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2016-04-01 15:08

大阪の教育の崩壊

 至極当然の良い話をした大阪の中学校の校長さんが退職することになった。
マルクス主義結社と言われる日新聞の言葉狩りに有ったらしい。

この件はNINJA300さんの以下ブログで知った。
「滅びの陰が忍びよる日本」
http://ninjafighter.blog.fc2.com/blog-entry-1807.html


最初にその問題となった校長先生の話(全文)
産経記事より
http://www.sankei.com/west/news/160314/wst1603140095-n1.html
ホームページに一時公開された寺井校長の発言要旨

 今から日本の将来にとって、とても大事な話をします。特に女子の人は、まず顔を上げてよく聴いてください。女性にとって最も大切なことは、子供を2人以上産むことです。これは仕事でキャリアを積むこと以上に価値があります。

 なぜなら、子供が生まれなくなると、日本の国がなくなってしまうからです。しかも、女性しか子供を産むことができません。男性には不可能なことです。

 「女性が子供を2人以上産み、育て上げると、無料で国立大学の望む学部に能力に応じて入学し、卒業できる権利を与えたらよい」と言った人がいますが、私も賛成です。子育てのあと大学で学び、医師や弁護士、学校の先生、看護師などの専門職に就けばよいのです。子育ては、それほど価値のあることなのです。

 もし、体の具合で、子供に恵まれない人、結婚しない人も、親に恵まれない子供を里親になって育てることはできます。

 次に男子の人も特によく聴いてください。子育ては、必ず夫婦で助け合いながらするものです。女性だけの仕事ではありません。

 人として育ててもらった以上、何らかの形で子育てをすることが、親に対する恩返しです。

 子育てをしたらそれで終わりではありません。その後、勉強をいつでも再開できるよう、中学生の間にしっかり勉強しておくことです。少子化を防ぐことは、日本の未来を左右します。

 やっぱり結論は、「今しっかり勉強しなさい」ということになります。以上です。

<引用終り>


全く当たり前のことを言っているだけだ。どうしてこれが問題になるのか理解できない。
これこそマルクス主義結社朝日新聞の本領発揮であろう。此れでは大虐殺をしたスターリン・ソ連やポルポト・カンボジアと何ら変わることがない。
・・・そう言えば朝日新聞はポルポトのクメールルージュをアジア的優しさを持つとか言ってたなあ、朝日新聞の優しさとは人間を虫けらの同然に扱うものなのか・・・
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-435.html


この件は二つの問題がある。一つ目は「マルクス主義結社と言われる朝日新聞」による言葉狩りだが、これについては中川八洋さんが「人喰い鬼畜記者ばかりの朝日新聞」なる一文を上げているので、これを参照ください。
http://nakagawayatsuhiro.hatenablog.com/entry/2016/03/31/203910


もう一つの問題は教育の崩壊が始まっている事。
この件で退職した寺井校長先生の年齢が61歳なのだと言うのが私には驚き。
この方は2015年3月に定年退職された。しかし大阪市は管理職の人材不足が激しいため再任用で校長職をされていたのだと言う。
考えてください。再任用で給料は半分、しかし校長と言う激務は変わらない。こんな事で頑張ってこられた方なのだ。

大阪の教育が可笑しい事は30年以上前から知っていた。
例えば大阪から愛知県に転勤してきた女性教諭の場合、大阪では通知表(票)を付けたことがない、だから如何していいか分からない、こんな事例を現実に見ている。

そして現在の大阪市の場合、管理職のなり手が無い、だから定年を過ぎた方が頑張らざるを得ないと言う事。
しかもこの管理職不足はつい最近こんな傾向になったのだとか。

一昨日こんな報道があった。

大阪市教委  教員給与、能力重視に…17年度導入目指す
http://mainichi.jp/articles/20160330/k00/00e/040/239000c
毎日新聞2016年3月30日
狙いは「大阪市は校長や教頭のなり手が不足しており、昇進意欲を高める狙い」なのだとの事。

この背景には橋下改革での校長公募制がある。
信任校長の半分を公募で選ぶ、つまり校長候補の教頭さん(各学校に校長と教頭は大体一人ずつ、だから粗同じ人数いる)の半分は校長への道が無くなった。
そしてその公募校長が出鱈目な連中ばかり。酷いものになっているようだ。

公募校長の実態は以下参照ください。
http://matome.naver.jp/odai/2140203733052257601


こんな事だから教頭、校長の成り手が無い。その為定員不足で試験で不合格にした教頭候補を採用せざるを得ない・・・・
http://hidehide333.blog.shinobi.jp/%E6%95%99%E5%93%A1%E3%81%AE%E8%B3%AA/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%B8%82%E3%80%80%E6%95%99%E9%A0%AD%E8%A9%A6%E9%A8%93%E3%81%AB%E3%80%80%E7%95%B0%E5%B8%B8%E4%BA%8B%E6%85%8B%E3%81%8B%EF%BC%9F

そして驚くのが、教頭の成り手が無く応募者は激減し、十分の一になってしまった・・・。
http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/36406419.html

また教員そのものも定員割れで全部採用してもまだ足らず、とうとう追加募集する羽目に。(大阪府の事例)
http://kyouikublog.wpblog.jp/2883.html

こんな報道がされる様では管理職になり手が無いのも無理はない。
http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/30050777.html

だから教頭試験の受験者を指名するなどと言う事もやっているらしい
http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/600.html

上掲のソースにもチョットというものもあるが、とうとうこんな所からもこんな報道が
http://www.labornetjp.org/news/2014/1411312877111sasaki/#0top

この記事を読むとこんな事が書いてある。(オリジナルソースは週刊東洋経済なのだが・・・)
<以下引用>
府内の校長や教頭らから成る大阪府公立学校管理職員協議会が今年2月に実施したアンケート調査結果は衝撃的だ。
府内1100校の校長らに尋ねたところ、府内の現役教師が仕事を辞め、他府県で新たに教師になるケースが急増しているという。

 2011年度からの3年間で兵庫の15人を筆頭に、奈良、徳島県の各7人など少なくとも39人に上る。
 しかも、他府県に流出するのは若手教師が多い。
 28歳(9人)、27歳(8人)、33歳(7人)と、20代後半から30代前半の若手教師ばかり。
 ・・・大阪府内で勉強時間の取れる非常勤講師を続けながら、大阪府・市の教員採用試験を受験せず、他府県の教師を志望する「教師の卵」も増えている。

<引用終り>


日本は教育を重要視してきた国である。そんな事が良く分かるこんな写真を紹介。
こんなモノを見てどう感じられるだろうか。

これは「パンドラの憂鬱」さんの所から借用したもの
http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-1867.html

この写真は1946年4月に広島で撮影されたもの。
2016-4-1広島の被爆後の学校46年4月

終戦後、の困難な状況・環境下にもかかわらず、勉強に励む子供たちと教師の姿
なお、広島平和祈念資料館のホームページに記載された情報によると、一見男性にも見える丸刈り・スーツ姿の教師の方は女性で、
被爆後に頭髪が全て抜け、ようやく生えそろった頃だったそうです。


こんな日本なのだが、一体大阪はどうなってしまったのだろう。
教育の崩壊は間違いなく国の崩壊である。
だからどんな苦しい時でも教育だけはしっかりやってきた。
その教育が今崩壊しようとしている。
大阪だけの問題では無く、日本全体で考えねばいけない事だと思う。
  1. 教育
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2015-02-23 12:03

教育改革や農協改革で見え始めた日本再生への道<櫻井よしこ氏のコラムです


 この所風邪をひきまして体調が良くなかったのですが、世の中はそれとは関係なく春に向かっています。・・・「鬼の霍乱だぁ」の声あり・・・(笑)
今日2月23日をもって韓国との通貨スワップの最後の分が終了。
先ずは目出度い事ですが、論客櫻井よしこ氏が面白い事を言ってます。


<以下引用>

「 教育改革や農協改革で見え始めた日本再生への道 」
2015.02.21 (土)
      櫻井よしこ
 
「恰(あたか)も、明治維新のあの大改革の嵐、日本開国の命懸けの戦いの中を駆け抜けたような感慨を抱いています」

中央教育審議会会長の安西祐一郎氏は2月9日の第7期中教審の締めくくりの会でこう語った。
戦後教育の大改革といってよい成果を挙げ得たことへの安堵の気持ちが込められていた。

私も末席に連なった中教審の議論は、必ずしも全て順調だったわけではなかった。
とりわけ教育委員会の在り方についての議論は白熱した。

教育委員会は教科書の採択に始まり教育現場が直面する問題全般に責任を有する。にもかかわらず、偏向した内容の教科書が多くの教育委員会によって採択され続けてきた

また、2011年、大津市で発生した中学2年生男子のいじめによる自殺事件で見られたように、いじめを隠し、責任逃れに終始する教育委員会も存在した

中教審はこのような現状を克服するために首長の責任を明確にし、新設した教育長の任免権を首長に与えるなど、首長の権限を強めた。この改革によって、有権者の意思で選ばれた首長が、教育現場により強い権限を及ぼすことができるようになった。教育現場に今も色濃く見られる日教組のあしき影響も緩和されるだろう

教育内容の大きな変化の一つは、今年4月から「教科」として教えられる道徳教育にあるだろう。かつて修身と呼ばれた道徳教育は、昭和20年、占領軍が禁止して以降、日本の学校できちんと教える体制はなかったのだ。

06年の第1次安倍内閣で、教育基本法が改正され「道徳心を培う」ことが教育の目的として書き込まれた。今回、安倍晋三首相、下村博文文部科学大臣の下で道徳が正式に教科として教えられることになったのは、非常に大きな意味があると思う。

「朝日」「毎日」「東京」の3紙は社説で、多様な価値観が育たない、価値観の押し付けだなどと批判したが、そうした批判は当たるまい。どの時代でもどんな国でも、勇気、誠実、他者への思いやり、正義感などは普遍的価値観として大事に守られ、受け継がれてきた。

大人が実行して子供たちに範を示し、家庭や学校で重ねて大事な価値観として道徳を教えてきた。この当たり前のことをわが国は敗戦の結果、禁じられていた。70年ぶりに復活する道徳教育は必ず、日本人の善さを引き出し大きな力に育て上げていくと、私は確信している。

第7期中教審で決定されたもう一つの重要点は日本史を必修科目にしたことだ。これまで高校の歴史の必修は世界史であり日本史は選択科目にすぎなかった。自国の歴史を知らずして、世界の歴史を学んで何の意味があるのか。これもようやく改められた。

分野は異なるが、今週発表された戦後社会の大改革のもう一つの事例が農協改革である。農協の特権体質は、法人税率が19%で一般企業の25.5%よりずっと安いことや、農協会員の株の配当は損金算入されて課税されないことや、農協の事務所や倉庫には固定資産税が掛からないことなど幾つもあるが、私は「整促方式」という農協独自の制度に注目したい。

これは約700ある地方の単位農協や県連、全農など農協系組織の全てを利用して事業を行う仕組みである。肥料や種、農機具の買い付けから生産物の出荷まで全事業を全員で行い、各レベルで手数料を受け取る仕組みといえば分かりやすいだろう。

そこには合理化や効率化の考えはなく、そこに関わる人々の利益優先しかない。結果として日本の農業は衰退したが、この農協も改革されることになった。

教育改革も農協改革も具体的な法案作りの段階で骨抜きにされないように監視が必要だ。まだ油断はできないが、15年が力強い日本再生の年になることが実感される。

http://melma.com/backnumber_108241_6169547/

http://yoshiko-sakurai.jp/2015/02/21/5783

<引用終り>


教育の重要性はいまさら言うまでもないが、特に最低だったのがゆとり教育だった。
残念ながら今そのゆとり世代が世の中で出てきている。
私は会社では「新入社員は学校ではしっかり教育されていない、だからイチから教えなおしせねばならない」、こう言い続けてきた。

では学校の教育現場はどうかと言えば、多くの一生懸命頑張る先生方の中に全く仕事をしない先生が少なからずいる。
こんな仕事をしない連中の声が大きく、それに引きずりまわされているのが現状だ。
そしてそんな風潮の陰に教育委員会制度が潜んでいる。

今回の第7期中教審について文科省がこんな事を書いている。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo1/003/gijiroku/04122101/001/002.htm

<以下引用>
3) 教育委員会に対して指摘されている問題点とその要因

○  教育委員会に対して指摘されている問題点としては、以下のようなものが挙げられる。

1  指摘されている問題点

○  教育委員会は、事務局の提出する案を追認するだけで、実質的な意思決定を行っていない。
○  教育委員会が地域住民の意向を十分に反映したものとなっておらず、教員など教育関係者の意向に沿って教育行政を行う傾向が強い。
○  地域住民にとって、教育委員会はどのような役割を持っているのか、どのような活動を行っているのかが余り認知されていない。地域住民との接点がなく、住民から遠い存在となっている。
○  国や都道府県の示す方向性に沿うことに集中し、それぞれの地域の実情に応じて施策を行う志向が必ずしも強くない。
○  学校は、設置者である市町村ではなく、国や都道府県の方針を重視する傾向が強い。また、教職員の市町村に対する帰属意識が弱い。

2  問題点の要因として考えられるもの

○  教育委員会の意思決定の機会が、月一回程度、短時間開かれる委員会会議のみで、十分な議論がなされておらず、適時迅速な意思決定を行うことができない。
○  教育委員に対して事務局から十分な情報が提供されない。また、教育委員が、学校など所管機関についての情報を得ていない。
○  教育委員の人選に首長や議会が関心を持たない場合、適材が得られない。
○  教育長や教育委員会事務局職員の学校教育関係ポストが、教員出身者によって占められ、教員の立場を強く意識するものとなっている。
○  教育の政治的中立性を強く意識する余り、教育委員と首長との意思疎通が十分に行われず、相互の理解が十分でない。
○  教育委員が職務を遂行する上で地域住民と接する機会が少なく、また委員会の広報活動や会議の公開も十分でない。
○  小規模の市町村教育委員会では、指導主事を配置できないなど事務体制が弱く、学校指導などが十分にできない。
○  教育委員会に財政的な権限がないため、財政支出を伴う施策は、教育委員会が独立して企画・実施することができない。
○  小中学校が市町村立でありながら、その教職員の人事権は都道府県教育委員会の権限とされている

<引用終り>

 子どもを持つ親なら皆さん知っている。先生と言っても千差万別。
とても熱心な良い先生もいるが、しかし中にはどうしてこんな人を先生に採用してしまったんだろう、そう思わせる先生も少なからずいる。
そしてそんな先生方がやっているトンデモ教育、これに気が付いていない人が多い。
或る先生などは中学校の国語の授業時間中ずっと戦争反対、自衛隊の海外派遣反対を喋っていたりする。
しかしそんな問題点が実際の人事権を持った人の所に届くのはごく稀だ。
そんな事が此処に現れている。
span style="color:#FF0000">その教職員の人事権は都道府県教育委員会の権限とされている


そんな意味で教育が変わる、これはとてもいい事なのだと思う。

  1. 教育
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2014-05-10 22:25

徹底的に教え込むという事

 5月3日に名古屋市の高校6校の吹奏楽部による「吹奏楽の夕べ」と言うコンサートが開かれた。
私はこれを聴いたわけではないのだが、これを聴いた人から大変興味深い話を聞いた。

この「吹奏楽の夕べ」には作曲家で吹奏楽指導者の櫛田てつ之扶氏がゲストとして招かれており、その人の話が有った。詳細はとも角としてこのようなクラブ活動をすることの意義を櫛田氏は京都の大学で教えている経験からこんな事を話したのだと言う。

「中学・高校で部活をやってきた子とやって無かった子ではこんな風に違う。例えばこんなコンサートで椅子を並べる必要が有ったとしたら・・・
部活をやって無かった子はチャンと並べるがそれでオシマイ。終わったとも報告せずに帰ってしまう。
中学・高校と部活をやってきた子は椅子を並べ、キチンと綺麗に整頓する。それから雑巾を持ってきて拭きだす。勿論終わったら終わったと報告に来る。
部活をするという事はこんなに人間の違いを作るモノ。そこに人間教育の意義が有る。」
こんな話であったと言う。

なるほどねえ、面白い話である。
それを聞いてこんな話を思い出した。

サウジアラビアのテレビで「改善」と題した日本紹介番組が数年前大評判になった。
その一部はこんなモノである。

言葉はアラビア語なのだが見ればなんとなく言っている事は分かると思います。


この番組は戦後急速な経済成長を遂げた日本の秘密を探る番組で、機械式駐車場などの科学技術、交通機関などに見られる時間の正確さ、信号を守る・ポイ捨てをしない・電車に乗る際降りる人を優先させる・
置き忘れられた財布を持ち主に届ける、など日本人のマナー/モラルの良さ、など等、
日本の様々な面をサウジアラビアと対比する形で報道されています。

中でも特に注目したい所がこの動画でも取り上げている学校で子供に掃除をさせている所。
サウジアラビアだけでなく他の国でも子供に掃除などさせない国が大部分。
そんな中で日本のこのやり方が日本のマナーの良さを作ってきた、そう捉えてそれをサウジアラビアでも採用しようと大臣に働きかけ、遂にアチコチの学校で掃除を指せるようになってきたらしい。
「日本がやっているんだ、おれたちも見習おう」、そう言う事の様である。


矢張り良い習慣、マナーは天から授かるモノではなく自分たちで掴みとること、それを徹底的に教え込むことが重要だという良い証拠である。


更に日本の歴史とは国を守ることとはどういう事か。
こんな動画が有る。
これはハロン棒さんから紹介していただいたのだが、まあ見てください。



日本のこれからを作っていくためには色んな所で「何をやるべきか、日本は何をやってきたのか」、そんな事をアカヒ新聞などの自虐史観で無く真実を教え込んでいかないといけない。
それは子供に掃除の仕方を教えたりするのと同じことなのではないでしょうか。

最後にこれは私の経験。
タイでタイ人に色んな仕事を教える、その第一歩は掃除の仕方、箒の持ち方、掃き方を教える事からでした。
これは何時になっても、日本でも同じだと思っています。
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2013-08-30 15:09

全国学力テスト<続編:家庭の教育から考えねば

  全国学力テストについてのエントリーで kazk さんから興味深いコメントを頂いた。

教育については私も従業員教育で色々な経験をしたが、特にタイではタイ人への教育で色々考えさせられた。

そこで小中学校全国学力テストから見えるものという事で考えてみたい。

 

 

 

最初に kazk さんからのコメントを紹介

 

<以下引用 ・・コメント欄は字数制限の為読みにくいので一部改行した・・>

 

Commented by kazk さん      2013/08/29 00:43

 

 沖縄県は日本で一番人口が増えてる県ですが、それが過疎の県に負けてるというのがいかにも痛いですよね。

正直な所、山の分校のような所は将来的には維持できないだろうということは十分に予想されました。全てを経済原則で考えるのは無理ですが地方はあまりにもそれを無視し過ぎます。ある意味テストの好成績というのもその副産物なのだということでしょう。

 

考えるべきは40人学級などという言葉は探したくてもなかった頃の学力が一番高かったという事実です。

本来は人が集まるというのはそれ自体で力なんです。少人数学級とか何とか言いますが、そうしなくてはいけない最大の問題は家庭の教育力の低下だと思ってます。

まともな一斉授業を50人で成り立たせることが出来ないということは教師の側の問題じゃない、子供の側の問題だということです。

 

散々言われてることですが、学力を向上させたければ教えられる側を均一化すること、これが絶対必要なのです。少人数制はそれが出来ない結果の苦肉の策に過ぎません。今のクラス至上主義、習熟度別編成を嫌うのは何も日教組だけのせいじゃありません。

愚かな親の側の問題です。

 

小生、塾教師をやり結構能力はあったと思ってます。その経験から言うならば、均質な生徒が揃えば70でも80でもやれます、ということです。一学年150人以上を見ましたが(塾としてはとんでもない規模なんですよ、これ)、ある1人の生徒についてお母さんと面談した時に、一ヶ月前から家庭教師付けられましたか、とこちらが質問し驚かれたことが有ります。教えることに集中できればわかります。週2日、3時間でも十分です。

 

教師の問題とするのならばもっと教えるということに責任をもってもらいたいということです。本来はそれをマジにやれば組合なんたらは出来るはずがない。つまりどこかで手を抜いてるのです。

組合活動が盛んな地域と学力が逆相関は間違いなくあるでしょうね。

 

小学校あたりのクラス至上主義も問題でしょう。教室の独裁者にはなれるでしょうが、あまりにも雑務が多すぎます。その辺の負担を減らすことを考えねばいけません。

 

教師の世界のヒエラルヒーというのでしょうか矛盾というのも大問題でしょう。大卒1年目でも教諭になれば天下ですし、ベテランでも講師となったらその立場は酷いもんです。

教師を係累に持たれる方に言うのはなんなんですが職業別で最も子供を産んでるのは公立小学校の共働き教師だろうと思います。良い悪いではなしに事実としてそう思います。あともう一つ、塾教師の間での公理は、学校の教師の子供にできるやつはまずいない、ということです。家庭と人格が分かるというのは大げさでしょうか。

 

秋田県あたりの例は全県的な学力アップのためのバックアップがあるとのことですがこれくらいのことはやれと言いたいですね。学力向上が教育委委員会の仕事じゃなければなんなんでしょうか。

 

どうもこの国では名人や職人的な技能は珍重されますが全体としての技能だとか一般的な能力の向上だとかを軽視し過ぎます。物事の9割はきちんとしたマニュアルで片がつく、というのが小生の意見です。教師の能力で学力に差がついてしまう、ということが学校の敗北だと思わなければいけないのだと思ってます。

 

まあ、世の中では圧倒的な少数意見だと思いますが、そんなものだと思ってます。

 

<引用終り>

 

 

 

とまあ、こんなコメントなのですが、大変面白い意見だと思います。

 

最初に kazk さんの言いたい事からは外れますが、ちょっと田舎の事情について、こんな事を理解してほしい。

僻地の学校はクルマなど無かった時代でも子供の足で通学できる範囲に作ってきました。だから最大4キロ~8キロ歩けば学校に行ける。そうなっています。

だから古い歴史のある学校だが小さな学校、そんなものが沢山あります。

しかし最近はクルマ・スクールバスが利用できるので統合できるようになりました。

そんな事情を踏まえてこの意見、見てください。

 

 

そしてもう一つ、これは沖縄の県民性についてです。

私も沖縄については殆ど知識が無かったのですが、最近こんな話がある事を知りました。

最初に昨年の「沖縄タイムス」の記事をご覧ください。

 

 

 

<以下引用>

 

【生活】子ども連れての居酒屋「9時には帰りましょう」・沖縄

 

2012/11/07(水) 18:17:51.23 ID:???0

 那覇地区PTA連合会(大山正会長)は6日、県庁で会見し、「青少年の健全育成」「学力向上推進」の観点から、保護者が子ども同伴で居酒屋を利用する際、「夜9時までには帰りましょう運動」を展開すると発表した。

 

大山会長は、保護者に連れてこられた子どもが、深夜の居酒屋で騒ぐ姿が多々あり、こうした保護者の姿勢が、子どもの健全な心身の育成を妨げていると指摘

一方、居酒屋の食事利用が一般化している現状を踏まえ「居酒屋に行ってはいけないではなく、遅くまでいない」ことを強調した。

 

12月に、那覇、浦添両市内の幼小中学校へ文書で通知を出し、保護者の意識改革を促す。来年度からは、ポスターを学校や自治会に張り出すとともに、居酒屋など飲食店にも掲示の協力を求める方針。

 

大山会長は「基本的な生活習慣は、毎日の積み重ね。学力向上には睡眠が欠かせない。沖縄特有のゆるい夜型社会を改善するよう、まずは、親の規範意識を高めたい」と話した。

 

飲食店などでつくる県飲食業生活衛生同業組合の鈴木洋一副理事長は「親の仕事帰りに食事に来るなど、家族の事情に応じて居酒屋を利用する場合が多い。

経営に関わるので、ポスター掲示などは各店舗の判断に委ねたい」と話した。

 

ソース:http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-11-07_41207 ⇒注:リンク切れ

 

http://dat.2aa.jp/newsplus/1352279871.html

 

<引用終り>

 

 

 

 kazk さんからのコメントで言及しているのは家庭の教育力の低下、教師の質だけでなく学校教育の仕組みの問題など多岐にわたる。その中でも家庭の教育力の低下については具体的のどんな事なのか中々分かり難い。

 

しかしこの沖縄の事例を見てどんな風に感じられるだろうか。

 

沖縄の家庭教育の崩壊は報道されることは全くない。

今回取り上げた様な話もネットなどでチラッと断片的に聞こえてくるだけだ。

口の悪い人は、沖縄良いとこ一度はおいで、飲み屋で子どもが夜中まで騒ぎまくってるよと言っていたり・・

 

 

しかしPTA連合会の会長がわざわざ県庁で会見し、保護者が子ども同伴で居酒屋を利用する際、「夜9時までには帰りましょう」と言わねばならない。

沖縄の県民性は此処までになってしまったのだ。

県庁にいる仲井真知事さん、あんたが「かりゆしウエア」を着てふんぞり返っている場合ではないんだよ

 

こんなモノを見ると学力テストで毎回最下位になるのも理解できるような気がする。

 

 

 

そして此処からは私の経験

タイで発展途上国の民度とはどんなものか、タイ人を使って仕事をしてみて良く分かった。

放っておけば仕事が中途半端でも知らん顔、ゴミなど片づける事など決してしない。

そんな連中相手に日本式のモノ造りと日本のモノの考え方を教えてきた。

要するに率先垂範、自ら汗を流してして「教え込まなければ」決して身につくものではない。

(注:教えるではない、教え込むのです。何度も何度も繰り返し繰り返し・・・)

 

これは私一人ではなく日系企業の日本人みんながやっている事。

そしてその成果がこんな形で現れた事例を紹介。

 

少し古いが2010年5月のタクシン派のバンコクでの反政府デモの後片付けでタイ人の民度に変化が現れた様子を見ることが出来る。

 

 

2010年5月のバンコク中心部、

ショッピングセンターは放火で焼け落ち・・・

 

 

街がゴミだらけ

 

 

 

しかし週末になったらボランティアの若者たちが集まって町の掃除を始めた。

(ネットで呼びかけたものに若者が応じたもの)

この写真に写っている白いシャツに黒いスカートの女性たち、これは女子大生の制服です。

 

 

そしてこの人、この仕掛け人の一人、日本食チェーン「OISHI」の社長タンさん。

大富豪だがこんな事をするようになった。

 

 

徹底的に教え込めば民度は変わる。これはそんな事例だと思っている。

 

今回の全国学力テストの結果、これを学校・教師だけの問題にせず、家庭でも考えるいい機会ではないだろうか。

  1. 教育
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2013-08-28 10:33

全国学力テスト<肝心なのは教師の質

  全国学力テストの結果が公表された。

今回は全国の学校が参加しての結果、そしてその結果から改善しようとの取り組みも始まっているようで大変喜ばしい事だ。

 

しかし問題もある。教員の質の問題だ。

昨日この件を報道するNHK報道を見ていて、沖縄県が成績トップの秋田県の教育を学ぶ様子の映像が有った。

見てオヤッと思ったのだが・・・

 

最初にこの件を報道する犬HKの報道。

 

 

<以下引用>

 

学力底上げも“活用力”は課題

8月27日 21時45分

 

松井裕子記者

全国の小学6年生と中学3年生を対象に行われた「全国学力テスト」の結果が27日公表されました。

国語と算数・数学のいずれも、身に着けた知識を活用する力に課題がある一方、正答率の低い地域と全国平均との差は縮まり文部科学省は「底上げが図られている」と分析しています。

今回の結果から見えた課題と成果について、社会部・文部科学省担当の松井裕子記者が解説します。

 

課題は活用力 成果の兆しも

 

全国学力テスト」は文部科学省が平成19年度から小学6年生と中学3年生で行っていて、ことしは4年ぶりにすべての児童生徒、およそ230万人が対象となりました。

テストは国語と算数・数学で行われ、それぞれ、基礎的な知識をみる問題Aと、その知識を活用する力を問う問題Bに分けて出題されました。

公立学校の正答率の平均は▽小学校の国語のAが62.7%、Bが49.4%、▽小学校の算数のAが77.2%、Bが58.4%、▽中学校の国語はAが76.4%、Bが67.4%、▽中学校の数学はAが63.7%、Bが41.5%でした。

過去のテストと同じ傾向で、いずれも問題Aより問題Bの方がほうが正答率が低くなっています。

複数の内容を分析的に捉えて自分の考えを書くなど、知識を生かす“活用力”に依然として課題があることが分かりました。

 

一方で、これまでにない兆しもありました。 このテストでは都道府県ごとの平均の正答率を公表していますが正答率の低い地域と全国平均の差が縮まり、初めて小学校のすべてのテストで最下位と全国平均の差が5ポイント以内に収まりました。

文部科学省は「学力向上の取り組みで底上げが図られている」と分析しています。

 

学力向上した県の秘訣は?

 

では、正答率を向上させることができた都道府県はどんな取り組みをしてきたのでしょう?まず平均の正答率を都道府県別に見ますと、秋田県が小学校の国語と算数、それに中学校の国語で問題A、Bともに最も高くなりました。

また、福井県は中学校の数学で問題A、Bともにトップでした。

この2県は、過去の学力テストでも上位となっていて、文部科学省は「学校と教育委員会が一体となって家庭学習の充実や、自分の考えを文章化する授業に取り組んできたことが背景にある」と分析しています。

 

上位の県のやり方を参考にしようという動きが広がっています。

去年、すべてのテストで正答率が最も低かった沖縄県は、教員を秋田県に派遣して授業の進め方を学んでいます。

派遣された教員によると、秋田では子どもが中心となって授業が進められていることが特徴的だったということで、沖縄に戻って「授業改善アドバイザー」となり他の教員に改善点を助言するなど秋田のノウハウを広げています。

 

 

その沖縄県、今回は小学校の国語の問題Aと算数の問題Bで最下位ではありませんでした。

また正答率が大きく伸びたのが高知県です。

今回と同じ規模で行われた4年前のテストでは小学校の国語の問題Aで全国平均を1.4ポイント下回っていましたが、今回は4ポイント上昇するなど、小学校ではほとんどのテストで全国平均を上回りました。

背景には、県教育委員会や学校現場の地道な取り組みがありました。

子どもたちがどの程度理解したかをチェックする県内共通の「単元テスト」を取り入れ、苦手な分野を学年やクラス単位で細かく把握し指導に生かしてきたということです。

さらに、独自に学習シートを作って放課後や家庭での学習を促しています。

夏休み中も登校し、学習シートを使って補習していた子どもたちからは、「勉強も分かりやすくなったし、分からないところもできるようになりました」という声が聞かれました。

 
・・・長文なので以下略、詳細は下記リンク先参照ください・・・
 
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2013_0827.html
 
<引用終り>
 
まあ報道としては正論である。
私がアレッと思ったところ、上掲記事に張り付けた写真は沖縄県から秋田県に派遣された教員が秋田県の小学校の子どもに授業している様子。
良く見るとこの教師が来て着ているのはアロハシャツみたいに見えるので多分「かりゆしウエア」。
かりゆしウエアは沖縄で夏の服装としてアロハシャツに対抗して作られたもので、沖縄の仲井真知事が愛用しているモノ
着用期間はクールビズの着用期間と同じとされているが、沖縄ではもっと幅広く着用されている。亜熱帯沖縄ならではの事情だ。
 
しかし良く考えてほしい。上掲写真の教師がいるのは秋田県。
そこにいる目的は秋田県の教育を勉強し、沖縄に持ち替えるために派遣されたのだ。
上掲写真が撮影されたのは何時なのか分からない。多分一応夏季ではあるだろう。
だがそこは沖縄ではなく秋田県である。沖縄では当たり前なのだろうが、秋田県ではかりゆしウエアなどは実にダラシナイ服装に見える。
この教師は秋田県に沖縄の教育を教えに来たのではない。逆に秋田県にお願いして教えを乞うている筈。
であれば服装なども秋田県で当たり前の服装にすべきなのではないだろうか。
特に今年の東北地方の天候は不順である。
かりゆしウエアを着なければならないような天候の日など無かったはずだ。
ついでに言えばかりゆしウエアにもルールが有る。
上がかりゆしウエアでも下は普通のスーツのスラックス、ビジネスシューズだそうだ。
たとえかりゆしウエアだとしてもズボンがGパン、これはルール違反の服装なのだ。
詳細は内閣府のページ参照
http://www8.cao.go.jp/okinawa/kariyushi/kikonasi.html
 
 
沖縄県人には失礼だが、この教師の態度こそ沖縄の人の問題点なのではないだろうか。
自分たちが良いと思う事が余所から見ると「全くダメ」その丁度いい見本だと思う。
 
 そしてこんな教師がノウノウとしていられるのには裏に日教組が控えていないだろうか。そんな事が心配になってくる。

  1. 教育
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2012-10-14 18:08

潰すべきは潰す

  教育の改革が叫ばれている。

特に深刻なのが教師や監督する立場の部署の中にさまざまな害毒を流す連中が混じっている事。

 

そんな事の一環に堀越学園の話が合った。

 

<以下引用>

 

 

堀越学園 学生ら不安広がる 文部科学省解散命令検討で

産経新聞 10月13日(土)22時22分配信

 

 

 群馬県高崎市の学校法人「堀越学園」に対し、文部科学省は12日、大学設置・学校法人審議会解散命令を出す方針について検討するよう諮問した。非公開で行われた会議では、学園が示した再建計画の実効性や、学園が経営する創造学園大などの学生約500人の処遇について議論したとみられる。この日は結論に至らなかったが、月内にも再度会合を開き、答申を出す見通しだ。文科省による解散命令は秒読み段階に入った。

 

・・・中略・・・

 

 文科省は9月、学園に対し

(1)学校運営に必要な施設や設備、さらに資金や財産がない

(2)政令に基づく登記をしていない

(3)欠員監事の補充がない

(4)適正な財産目録が未作成

(5)教職員の賃金が支払われていない

-の5項目で私立学校法、労働基準法違反を指摘。「再三にわたる指導に改善がみられない」と処分の判断理由を通知している。

 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121013-00000564-san-soci

 

詳細は上記リンク先参照ください。

<引用終り>

 

 

私はこの堀越学園については全く知識が無い。

だから報道を信じるしかない立場だがこの件は重要な事だと思う。

 

日本が高度成長をする中で終身雇用制というトンデモナイ制度を作り上げてしまった。

何故トンデモナイか?、

人を雇用する為にはその企業なり法人なりが継続して存続することが前提である。

しかし企業は潰れる事もある、作っている商品なりサービスも未来永劫続く訳ではない。

 

だから企業も、作っている商品やサービスも絶えず変化・進歩することが必要だ。

当たり前の事である。

そしてそれに成功した企業だけが生き残れる、それがこの社会のルールである。

勿論、人も同様に変化・進歩が要求される。当たり前である。

 

 

本題に戻りたい。

学校法人や教師なども時代の要求に対応していかねばならない

教師の中には昭和20年代の思想を未だに持っている連中が結構いる、こんなのが日本を悪くしている。

未だに自虐史観で韓国に謝罪修学旅行をさせているアホもいるのが実態だ。

 

また放漫経営の学校法人や個人としてやる気をなくした教師などは消えて行ってもらわねばならない。

是非ともそうすべきだと思う。

 

 

今回のケースのように

 

(1)学校運営に必要な施設や設備、さらに資金や財産がない

(2)政令に基づく登記をしていない

(3)欠員監事の補充がない

(4)適正な財産目録が未作成

(5)教職員の賃金が支払われていない

 

この様にきちんとルールを決め、それに合わない所には静かに消えて行ってもらう。

これが重要だと思う。

 

 

 

現在学校教育の現場では日教組が猛威を振るっている所がある。

そんな所もきちんとした退場処分のルールを作り、それに抵触したら退場にすべきだと思う。

サッカーのイエローカード、レッドカードが良いのではないか。

これこれをしたらイエローカード、イエローカードが3枚になったらレッドカードで退場・・・つまりクビ。これで良いと思う。

 

 

 

 

  1. 教育
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2012-02-29 06:45

学力低下の実態<続の続>

 前回学力低下の実態<続>と言うことでエントリーした。

此処にkazkさんより大変興味深いコメントを戴いた。

特に4人に1人「太陽は東に沈む」という部分についてはkazkさんの意見が正鵠を射ていると思う。

 

そこでkazkさんのコメントはコメント欄に置いておくには勿体無いのでここにその全文を再掲させていただきます。

kazkさん有難うございます。

 

 

<以下kazkさんのコメント>

 

Commented by kazk さん

 

 小生がかつて教えた子供の中で中学3年生まで電車に乗ったことがない、という子供がいました。高校受験の受験場を一度くらい下見しといたほうがいい、と言う話の中で判明したのですが、実際切符を買って電車に乗ったことがない、と言う事実に呆れました。これがとんでもない低学力野郎ならばお笑いなんですが、県下一の最優秀校にゆうゆう入った子でしたから、別な意味で衝撃でした。


以前、sonoさんへのレスでもかいたのですが、当たり前の生活をしていく上手必ず常識的な知識が必要なのだから、そんなものはほっといても身につくはずだ、というのは本来健全な常識だろうと思います。ところが案外常識じゃあないんですよ。

昔の優秀と言われた子供は、間違いなく世間知に秀でてました。大人との接触や会話を聞くなどで、常識力を身につけたのです。今の時代はそれが要らなくなったらしいのです。親戚、家族、学校の先生などの限定された大人とし付き合わない、その上、学級や学年という集団を超えた付き合いをするということさえ減っている時代でこういう常識はどんどん身につかなくなっていきます。

世の識者と言われる人々はこの手の話を社会性の欠如と切って捨てるだけですが、その処方箋を出しません。これは完璧に家庭教育力の低下です。昨今言われる
学級崩壊なんかも子供に本来身につけさせるべき力、生活力といってもいい、それが低下してることが本当の原因です。学校自体は楽しいところですが、勉強なんか本来面白いわけがない。そこに持ってきて、楽しくないことはやらなくていいというような、誤ったメッセージが世の中溢れてます。こんなところで何で学習が成立しますか。世の78%は無理です。

(この辺で送ります。)

 

この状態で、さらに、知識と知恵の乖離というようなものが起きてるような気がします。例えば日食月食が起こる理由というものは分かる、しかし、夏のほうが日が高く冬のほうが日差しが低いから、日光はかえってよく入るというような当たり前の事実は認識してないということになります。

表題の話はおそらく、日没と聞いた所にミソがあります。日の出と勘違いしてる、というよりは日没という言葉を普段の生活の中で使っていないのでしょう。これが日の出、日の入りと聞けばまだ変わったはずです。

つまり、知識が知恵化していない、とでも言うんでしょうか当たり前の知識を運用できない、ということが問題になるのです。学校で勉強することはただそれだけ、実生活で役立てるとかいう認識がありません。

今の子供は、
JRなどの宣伝で東京青森をはやぶさが最高時速300キロで走り、東京青森を3時間10分で結ぶということは知識として吸収します。では東京青森間は何㎞位あるんだと聞いた途端に詰まるはずです。そしてそんな話が聞かなくなった東京大阪間は何km、と聞くともはや駄目ということになるのですよ。

これを20年繰り返してごらんなさい。立派な利口な馬鹿ができます。

世の中の利口か馬鹿かは世間知の量で決まります。ところが学力は基本的に学校で学習した量の反映でしかありません。それをきちんと蓄えられれば、試験に受かり学歴が付きます。かつての学生ならば学力は基本かかる常識の延長にありましたから、一定の能力を期待出来ました。今でも、学歴は叩きこめば知識を入れられる能力、という意味では機能するでありましょう。

しかし、そんな連中がリーダーになったらどうか、会社なら潰れるし国なら滅びます、というか会社はそんな奴に経営を任せませんし、当たり前の国ならばそもそも選良としません。

おからの親父があいつには会社の経営は無理だと役人にしたのは慧眼でしょう。
ただそんな奴を政治家にして良い訳がない。まあ、おそらく政治家として出てこられるわけないと踏んでたんでしょうね。
 


馬鹿を馬鹿と認識できないマスゴミが一番悪いんでしょうが。

 

 

 

 

<引用終り>

<追記>

最初にエントリーしたとき、本文ががクチャクチャになっていました。

編集しなおしましたのでよろしくお願いします。 

 

 

この話は私も納得です。

日没の方向と言う言葉が質問された学生には無い。

日常会話でも使っていない。

 

つまり学力低下とはこんな事だった、

科学的な知識の前に言葉の能力が無い、

そう考えるべきだと言うことだと思う。

 

有意義なコメント、kazkさん、どうも有難うございました。

 

 

 

<お詫び>

このエントリーをIZAにアップすると本文の中がクチャクチャになってエントリーされてしまいます。

私のパソコンが悪いのか、IZAの問題なのか分かりませんがご迷惑をお掛けしました。

とりあえず今までブラウザをIEだったのですが、google chromeに変えてエントリーし様子を見ることにします。

尚IEを使っているのはchromeだと偶にですがブルースクリーンエラーが出るためで、私のパソコンが古いせいだと思っています。コイツもしばらく様子見です。

  1. 教育
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  3. CM(13)

2012-02-27 11:36

学力低下の実態<続>

 学力低下の実態、続編です。

最初に前回も紹介した教心ネットから凄い話を引用します。

 

教心ネットとは何か。

教師、心理学者、学生、親のための「心理学を教育に生かす」ページだそうだ。

http://www.kyo-sin.net/index.htm

 

 

 

<以下引用>

 

衝撃 大学生のあきれた知能程度 4人に1人「太陽は東に沈む」!(J-CASTニュース2011.11.21)
 

 

 

 大学生の学力低下が指摘されるなか、大学生・短大生の4人の1人が、日没の方向を「東」と答えていたことが明らかになった。また、地球の周りを回る天体として太陽を挙げた人も2割近くいた。この数値は小学生を対象に行った調査結果と大きくは変わらず、中高の理科教育の意義が問われることにもなりかねない。

 実態が明らかになったのは、東海大学産業工学部(熊本市)の藤下光身(ふじした・みつみ)教授らが2011年4月から5月にかけて行った「短期大学生・大学生に対する天文基礎知識調査」。調査内容は、11年9月に鹿児島大学で開かれた日本天文学会の「秋季年会」でも発表された。

月が満ち欠けする理由についても正答半分
 調査は国内の公私立の短大3校・大学2校を対象に行われ、天文学に関する基礎知識を選択式の問題を9問出題。1年生を中心に667人が回答した。調査を行う際の取り決めで、調査対象の学校名は明らかにされていない。

 日没の方向を聞いたところ、正解の「西」と答えた人が75%で、「東」と回答した人が22%にのぼった。「南」「北」と答えた人も、あわせて3%いた。南半球で日没する方向を聞いと、正解の「西」は44%に低下し、「東」が37%に増加した。

 月が満ち欠けする理由についても、「太陽・月・地球の位置関係」と正答できたのは56%で、「地球の影の影響」との回答が42%にのぼった。

 「天動説」を唱える人も続出。人工衛星のように地球の周りを回る天体を複数回答で選んでもらったところ、「月」と回答したのは74%にとどまり、「火星」が33%、「太陽」が18%にのぼった。

小学生からほとんど成長せず?
 実は、01年から04年にかけて、小学校4~6年生に対して同様の調査が行われている。調査では、約4割の子どもが「太陽は地球の周りを回っている」と考えていることや、太陽が西に沈むと理解している子どもが6~7割しかいないことが判明し、波紋が広がった。

 当時の小学生は現在の大学生の世代にあたるため、今回の調査は、この世代がどの程度知識の面で成長しているかをみる狙いもあった。だが、中学校、高校を経ても知識レベルで大きく成長していることは確認できなかった形で、藤下教授は、

 正答率の低さは衝撃的」
と嘆息。

 「若い人が、『どちらの方角から日が昇るか』といった、科学を意識しなくても生きていける現状があるのではないか。学生に『石ころが、だいたい何グラムか』『30センチはどのくらいの長さか』という質問をしても、とんでもない答えが返ってくることがある」
と、学校の理科の授業で習ったことと、自分が実際に生きている世界との断絶を指摘している。
 

<引用終り>
 

此処で注意すべき事、
<01年から04年にかけて、小学校4~6年生に対して同様の調査が行われている> この事である。02年から一番酷いゆとり教育が行なわれた時期、

こんな学生がこれから社会に出てくるわけだ。

 

 

私にとって衝撃的なのはタイで仕事をしているとき、こんな質問をタイ人に良くしていた為である。

だからタイ人の知識レベルを知っているのだ。

 

例えば電動式フォークリフトを導入したとしよう、

使い方やメンテナンスは当然業者が教えてくれる。

しかしそれだけでは直ぐ壊してしまう。

 

それでワーカークラスには単に操作の仕方を教えるだけだが、エンジニアクラスにはバッテリーの構造や仕組み等も知っているかテストしていた。

フォークリフトの電源は鉛蓄電池、だからこれが鉛、これが希硫酸、そして少しずつ漏れるガスは水素、

こんな事が分かるかである。

 

 

例えばH2は何か知ってるか、そんな事を聞いてみるのだ。

H2の分からない連中にそれ以上教えても仕方ない。

分かるヤツを探して、そいつに教えさせるしかない。

 

 

そしてこの経験から、この引用文に出てきた学生さんならタイ人の学生に負ける。これはまことに残念だが事実である。

 

 

今の新入社員はこんなレベルである。

企業として厳しい国際競争に立ち向かわねばならない時、極めて厳しい現実では無いだろうか。

  1. 教育
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2012-02-26 15:56

学力低下の実態

 昨日学生の学力低下についてエントリーした。

今日は昔実際に見た通知票の無い小学校の話を紹介する心算だったのだが、ちょっとググって見るとそれ所かもっと凄い話が有る。

 

 

2002年からの悪名高いゆとり教育で子どもの通知表に書く評価が相対評価から絶対評価に変わった。

相対評価はクラス全体を母集団にして、5が10%、4が20%、3が40%、2が20%、1が10%と言うように配分する。

 

絶対評価は目標とする習熟度に対してどれだけ達成したかを評価するので一見正しそうに見える。

だが実際はとんでもない実態が潜んでいる。

 

 

 

教心ネットと言うものがある。

教師、心理学者、学生、親のための「心理学を教育に生かす」ページだそうだ。

http://www.kyo-sin.net/index.htm

 

此処にこの絶対評価の実態を調べたデータがあった。

http://www.kyo-sin.net/evaluation.htm

 

どんな事が書いてあるかというと

<以下引用・・全文は上記リンク先参照ください>

 

ここまでひどい絶対評価の実態 -モデルケース-

 

 問題点だらけで、もはや入試では信用されなくなりつつある絶対評価だが、

守秘義務を盾にその実態というのはなかなか見えてこなかった。

ここではモデルケースをもとにその実態にせまる。

 中学校での絶対評価の内訳を算出した。

結果は予想よりはるかにひどかった。

5段階評定であるはずなのに「1」は誰一人としてついていなかったのである。

教科によっては「2」すらついていない。

表を見れば歴然であるが、「1」や「2」の評定が「3」にシフトし、

「5」や「4」も相対評価と比べて2割~3割高い。

これは大手学習塾のデータともほぼ一致する。これでは事実上3段階評価だ。

 分数ができない大学生等、学力低下が起きている今、

このような異常な評定の高さは説明がつかない。

さらに驚いたことに、現場教師の大半が異口同音に「これでいい」という無責任さだ。

※このデータは、個別に集めたデータを40人学級に換算したものである

 

中学校での絶対評価の評定(中3)の内訳<40人学級でのケース>
  相対評価(理論値) 絶対評価
  「5」「4」「3」「2」「1」 「5」「4」「3」「2」「1」
英語16121512
数学161320
国語161124
理科16 27
社会1619
5教科2040804020335410211


 小学校では、3段階評定であるが、その実態もひどいものである。

客観的に見て算数が普通の児童に堂々と「3」がついている。

国語では、漢字の習得率が50%程度、音読もままならない児童に「2」がついている。

事実上2段階評定だ。

※小学校は3段階評定 3・・・良い、2・・・普通、1・・・悪い

 

ある小学生のケース
 学校による
絶対評価
模試による
相対評価
算数
国語


 毎日新聞は情報公開制度を利用して横浜市内の公立中学校の評定一覧を集計した。
 報道で明らかになったのが、学校間格差である。

「5」の生徒数の割合でもっとも格差があったのが、

中2の英語で「80人中44人(55%)」と「82人中1人(1.2%)」と実に45倍である。

相対評価でも学校間格差や評定の内訳などの問題点があったが、

絶対評価での問題点は比べものにならないくらいひどい。

 評定平均は、相対評価なら「3.00」になるが、絶対評価になって2年生では「3.79」、

3年生では「4.02」となっていた。

これは横浜市だけが特別高いというわけではない。

全国的にほぼこのような水準だと予測される。

 実に「内申バブル」である。

 評定の平均が「4.02」というのは、平均すると「オール4」ということだ。

先ほど事実上3段階評定だと言ったが、まさにその通りだ。

 もっとも問題にしなければいけないことは、絶対評価に対する現場教師の問題意識の低さだ。

横浜市のある中学校の校長は「興味や関心を持ち、意欲的に学習する生徒が多いから」と、

他校より評定が高いことを説明している。

横浜市教育委員会の「気にはなるが、問題ではない」という発言も問題だ。
 絶対評価の実態について、ある教員に尋ねたところ

「みんな志望校に合格していくから問題ない」という有様だ。

基礎学力が不十分なのに、実力以上の高校に合格することが「問題ないこと」なのか。

この教師の良識を問いたくなった。

 絶対評価については国の制度であるから仕方ないとしても、

評定をつける教師のレベルの低さにはあきれてものが言えない。

客観的に見て「2」の生徒に「4」をつけるのは、犯罪的行為に等しい。

企業で言えば赤字を黒字という粉飾決算に等しい。
 評価の規準は一教師ではどうにもならない。

 

しかし、評価の基準については現場教師の良識が問われているのだ。

 

 

 

<引用終り>

 

この話は私にとっても衝撃的、今こんな教育を受けた子どもが社会に出てくるのである。

昔の感覚で接していたら全く間違える。

 

今の学生たちは自分たちがどんな程度なのか知らされずに育ってきた。

平均も計算できなくても4とか5の評価を貰ってきていたのである。

 

この問題、社会全体で取り組まないととても解決は難しいそう思えるのだ。

 

<続く>

 


 

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2012-02-25 16:38

学生の学力低下<その一つの処方箋

 今日の新聞各紙は大学生の数学の学力低下が酷い事が報道されている。

新聞によっては技術立国の危機などと書いている。

確かにそうだ。

だがどの報道を見てもゆとり教育が云々とは書いて有るが、では対策は如何するか、そんな事は書いてない。

学校の先生の責任だくらいの感覚である。

 

 

だがちょっと待って欲しい、

ゆとり教育マンセーで日教組の尻馬に乗っていたのは君たちマスゴミだろ、

 

その反省のコメントは無いのか!

 

 

最初に学力がどんなものか、その実例の分かる報道から。

これは読売新聞の物。

 

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120224-OYT1T00931.htm

<以下引用>

 

 

「平均」の意味、大学生の24%が理解せず

 

 大学生の24%が「平均」の意味を正しく理解していないなど、基礎的な数学力、論理力に大きな課題があることが、日本数学会(理事長・宮岡洋一東京大教授)が実施した初の「大学生数学基本調査」で明らかになった。


ゆとり教育の影響のほか、少子化による大学全入時代の到来で入試の難易度が下がったことなどが、理由として指摘されている。

 調査は昨年4月から7月にかけ、国公立大、私立大計48大学で実施。主に入学直後の学生5934人が協力した。調査では小中学校で学ぶ内容を中心に、論理的な文章の読解や記述力、基本的な作図力を問う5問が出題された。

 

 その結果、全問正答した学生は、わずか1・2%だった。「偶数と奇数を足すとなぜ奇数になるか」を論理的に説明させる中3レベルの問題の正答率は19%

小6で学ぶ「平均」についても、求め方は分かるが、「平均より身長が高い生徒と低い生徒は同じ数いる」などの正誤については誤答が目立ち、中堅私大では半数が誤答だった。

(2012年2月24日20時19分  読売新聞)
<引用終り>

 

 

 

 

偶数と奇数を足すと何故奇数なのか正しく説明できる学生が僅か19%、衝撃的な数字である。

 

そしてこれは学生だけ、教師だけの問題ではなく、社会全体の問題として捉えないと解決は難しい。

家庭でも会社でもこの問題を解決する活動、つまり皆で勉強しようと言う活動を今こそやるべき時なのである。

 

この話に丁度良い事例が有る。

先日本屋がなくなったという話をエントリーした。

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2595424/

 

此処にyuyuuさんが大変いい話をコメントしてくれた。

この話をそのまま紹介しよう。

 

 

Commented by yuyuu さん

 

親がテレビを見て、新聞読んでるようでは子供は本は読みません。
だから、子供が小さいうちは親もテレビを見ないで本を読むことです。
我家の場合は小学校に入る前から週に数回は妻が子供を図書館に連れて行き一緒に読書。週末は私を含めて図書館で家族で読書。

その結果、本を読む子になりました。
量も尋常ではなく、ダンボール1箱3ヶ月は持ちません。
小学校時代は古本屋でダンボール単位で本を買ってましたね。

本を読んでも体育が゙好きで、2人とも体育会です。
武家の伝統は文武両道なので別に変ではありません。

親や爺や婆が努力すれば、これからの子供も読書好きになります。

<引用終り>

 

こういう話である。

子どもに本を読めというだけではダメ、親が自分で手本を示し、自分も本を読む

これが本を読む子を育てるコツである。

 

学生の学力低下、これは深刻だが、学校の先生がどうのこうの、

こんな事だけでは始まらない。

Yuyuuさんがやった様に親が手本を示し、親も行動する。

これは家庭だけでなく会社などでも同じだと思う。

会社の先輩、上司も行動すべきだと思う。

 

テレビなどは碌な番組をやっていない、

今こそ社会全体で勉強しよう、そういう運動が必要ではないか。

ゆとり教育マンセーをやったマスゴミさん、

せめて罪滅ぼしにこんな運動の音頭とりをやったら如何だね。

  1. 教育
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2012-02-18 17:56

ゆとり教育世代が社会に出てくる

 ゆとり教育がどうのこうの、こんな話をこの頃聞かなくなった。

しかしゆとり教育世代は実はこれから社会に出てくるので有る。

 

 

ゆとり教育の問題、これについてはsonoさんのブログ、バカ国民のお勉強に是非と言うことで2点追加して欲しいとお願いしたが、その内の一つである。

 

先ずゆとり教育と言っても変遷が有るのでそれから説明。

 

ゆとり教育の変遷

1) 学習指導要領  1980年度施行

2)   〃        1992年度施行

3)   〃        2002年度施行

 

 

この3段階が有る、

そして終焉は2011年度施行の新学習指導要領である。

(但し新しい教育が1980年以前と同じかと言うとそうではないようだが私も詳細は分からない)

 

 

この内特に2002年度施行のものが極めて評判が悪く、一般的にゆとり教育といえばこれを指すことが多い。

しかしその前からゆとり教育は始まっている。

 

そして新学習指導要領による教育は

小学校・・・2011年度から

中学校・・・2012年度から

高校  ・・・2014年度から(数学・理科は2013年度から)

 

こんな風になっている。

 

 

ゆとり教育と脱ゆとり教育でどれ位変ったか、

それを授業時間で見ると

 

ゆとり教育と移行措置と脱ゆとり教育の学年別総授業時数の変化[7]
学年ゆとり教育移行期間脱ゆとり教育
小学1年生782(23)816(24)850(25)
小学2年生840(24)875(25)910(26)
小学3年生910(26)945(27)945(27)
小学4年生945(27)980(28)980(28)
小学5年生945(27)980(28)980(28)
小学6年生945(27)980(28)980(28)
中学1年生980(28)980(28)1015(29)
中学2年生980(28)980(28)1015(29)
中学3年生980(28)980(28)1015(29)

  • ()内は週時間あたりの授業時数

 

 

その主な変化内容は

  • 円周率を「目的に応じて3を用いて処理」から「円周率は3.14とする」に変更された。
  • 中学校において二次方程式の解の公式が登場する。
  • 中学校でイオンについて習う。
  • 教科書が増量となった。

 

詳しくは以下参照ください

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B1%E3%82%86%E3%81%A8%E3%82%8A%E6%95%99%E8%82%B2

 

ゆとり教育には他にも学校週休2日制やハッピーマンデー制度など色々有るが省略。

 

 

さてこんな教育、今始まったばかりで、この3月に卒業する若者は古いゆとり教育を受けてきた訳だ。

その若者達を受け入れる社会人の方たちに是非お願いしたい事が有る。

 

一言、「この若者達は不幸にもシッカリした教育を受けられなかった。だから社会の中でシッカリ教育して欲しい。学問もだが人間としての生き方もキチンと教えてほしい。」

 

 

何故こんな事を言うか。

私がタイ時代にタイの子ども達の学校の時間割を手に入れたことが有る。

これは私の家内が小学校の教師なので是非その参考にして欲しいと持ってきたもの。

やや古いが是非見て欲しい。

発展途上国でもこんなに努力している、日本がボンヤリしている訳にはいかないのだ。

 

 

 

 

これが 私が手に入れた時間割の原本

 

これは中3の時間割

 

 

これは小6の時間割 (英語で書いて有る)

これは小3の時間割 タイ語なので中3のお兄ちゃんが英語を追記してくれた

 

 

次はこの時間割から日本の学校の授業時間を比較したもの

(2008年のデータです)

  
   タイ 日本新学習指導要領

日本  
教科区分教科6 選択科目配分
  1215       
基礎教科国語6647536.7533
     *245*175*105*235*175*105*105
 算数数学6555544.34.334
     *175*175*140*150*150*105*140
 英語276 14  34
    1       
    (chinese) *35*140  *105*140
応用教科理科2362.63422.72.33.3
     *90*105*140*70*95*80*115
 社会23323422.92.43.4
     *70*105*140*70*100*85*120
 生活家庭112 1.61 1.611
      *55*35 *55*35*35
 コンピュータ111       
            
技能教科体育 5+11 32.632.62.62.62.6
  activity         
  scout11*105*90*105*90*90*90*90
 音楽 111.71.411.71.411
     *60*50*35*60*50*35*35
 図工美術11 1.71.411.71.411
     *60*50*35*60*50*35*35
その道徳  1+11111111
    buddhism       
    christianity*35*35*35*35*35*35*35
 特別活動1  1111111
     *35*35*35*35*35*35*35
 総合的学習1 1+11+122233.1      2-3.72.7
  healthhealthhealth       
   physical      1physical     2*70*70*70*105*110*70-130*95
 その11+11    選択教科 3-4.7 
  guidanceguidanceguidance       
   free      *105-165 
合計 30353527282926272828
     *945*980*1015*910*945*980*980
特記事項授業時間505050454545454550 
            
 時間帯8:30ー8:30ー8:30ー       
  15:3015:4015:40       
  時限時限時限       

 

 

この表はタイの会社のスタッフの子どもが丁度中3と聞いたので、

その子どもの学校での時間割の小3、小6、中3の分を手に入れたもの。

日本はやっと小学校でも英語を教えるようになったが(それも週1時間)、

タイでは小3から英語教育をはじめ、小6では週7時間!、

英語だけでなく全体の時間数も日本より多い。

(年間の授業週数は日本⇒35週、これもタイの方が多いようだ)

 

詳細は以下のエントリーを参照ください 

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/851439/

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/853927/

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/855063/

 

 

何やら見にくいエントリーになってしまったがご容赦を。

  1. 教育
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2011-10-29 22:23

都教組、日本人とは言えぬ

 最初にお断りします。

このエントリーのタイトル「都教組、日本人とは言えぬ」は実はパクリ。

パクリ元はsonoraone-3さんの[日教組] 竹島からの「返信」

http://sopnoraone-3.iza.ne.jp/blog/entry/2491398/

 

このセリフ、実に名言、事の本質をズバリ言い表しています。

そこで勝手ながらパクらせていただきました。

・・・私には文才が無い・・・トホホ

 

 

 

では本題です。

昨日の産経の記事にこんな物が

 

<以下引用>

 

都教組、「竹島、日本領と言えぬ」


配信元:
2011/10/28 11:08更新
  東京都教職員組合(都教組)が今夏の中学校教科書採択にあたり、教員向けに各教科書を比較検討した資料の中で、日本固有の領土である竹島について「日本領と言える歴史的な根拠はない」と、日本政府の見解を否定していたことが27日、分かった。

公教育の現場で誤った領土認識が教えられている疑いがある。 

 この資料は都教組が今年6月に発行した「2012年度版中学校新教科書検討資料」。

問題の内容は地理分野の教科書4社分を検討する中で書かれた。4社の教科書とも、竹島が日本固有の領土であることを記述している。

 しかし、資料では、「もし、この記述通り『竹島は日本固有の領土』『韓国が不法に占拠』という政府の一方的な見解を学校で教えることになれば、『感情的なナショナリズム』を子供たちに植えつけることにもなりかねない」と懸念。

 その上で「竹島は尖閣諸島や北方四島と違い、『日本固有の領土』と言える歴史的な根拠はない」と断定している。

 

・・・以下略、全文は以下参照ください・・・

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/533192/

 

<引用終り>

 

 

この件についてはsonoさんが指摘されている通り、これ以上付け加える事は無い。

 

そしてズバリ、こんなことを言うヤツラは日本人とは言えない。

何処へでも好きな所に行ってくれ。

こういうしか無いだろう。

 

 

所で都狂組とはどんな連中だったのか。

コレを見ると良く分かる。

 

都狂組hpより

 

 

このトークでは参加者が「印刷労働者、青年運動家、障害者、ピアニスト、在日韓国のみなさん」だそうである。

どんな連中を集めてきたんだ。

 

 

そしてこの「東京革新懇」なるもの、実は私も初耳の組織である・・・私が知らないだけなのか?。

 

ちょっとググって見るとこんな組織だった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%92%8C%E3%83%BB%E6%B0%91%E4%B8%BB%E3%83%BB%E9%9D%A9%E6%96%B0%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%92%E3%82%81%E3%81%96%E3%81%99%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BC%9A

 

一言で言えば

「1980年のいわゆる「社公合意」により旧日本社会党と日本共産党との革新統一が著しく困難になったことを期に、「思想・信条、政党支持の違いを超えた国民多数の革新的な運動の結集」として個人・団体と日本共産党が共同した一種の政治的統一戦線運動である。1981年に結成。」

つまり日本共産党の別働隊。

 

旧社会党と言う事は多分未だに「マルクス・レーニン主義」の信者なのであろう。

こんな連中は日本人とは言えぬ、その一言で有る

 

  1. 教育
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2010-07-13 14:58

日本の学力

国際数学五輪が行われた。このニュース殆ど報道されていないが結果はこうなっている。

 

 

<以下YOMIURIONLINEより引用>

国際数学五輪、日本は「金」2人「銀」3人

 カザフスタンで開かれた「国際数学オリンピック」で、日本代表の高校生6人のうち2人が金メダル、3人が銀メダルを獲得した。文部科学省が12日、発表した。

 世界96か国・地域から517人が参加、金メダル47人、銀メダル104人、銅メダル115人が表彰された。

 日本の受賞者は次の通り(敬称略)。▽金=井上秀太郎(兵庫・灘高3年)、岸川滉央(福岡・久留米大付設高3年)▽銀=越山弘規(兵庫・甲陽学院高2年)、清水元喜(兵庫・灘高2年)、北村拓真(兵庫・灘高1年)

(2010年7月12日22時17分   読売新聞)

 

所で同じニュースを産経は如何報道しているか?

 

<以下MSN産経ニュースより引用>

 

国際数学五輪、日本は7位 

      (2010.7.13 00:34)

 

 文部科学省は12日、カザフスタンで開かれている国際数学オリンピックで、成績上位9%に与えられる金メダルを私立灘高3年の井上秀太郎さん(大阪府)と、私立久留米大付設高3年の岸川滉央さん(佐賀県)の2人が獲得したと発表した。

 岸川さんは2年連続。日本から6人の高校生が参加し、国別の成績は7位だった。首位は6人全員が金メダルの中国で3年連続。

 

 

 

<以下タイのnewsclipより引用>

数学五輪 タイ5位、日本7位

2010/7/12 (15:38)

数学五輪に出場したタイの高校生

【タイ】世界の高校生らが数学の知識・能力を競う「第51回国際数学オリンピック」が2日からカザフスタンで開かれ、タイチームは金メダル1個、銀メダル5個を獲得し、カザフスタンと並び総合5位に入った。

 今年の大会には96カ国・地域の517人が参加。総合1位は中国で、2位ロシア、3位米国、4位韓国だった。日本は7位。

<引用終り>

 

 

 

 

 

所で日本チームである。 

金メダルの井上君・岸川君おめでとう、皆さんよく頑張ったと思います。

 

しかし日本のニュースでは全体像が見えない・・・

金メダル2名、総合7位・・・ あ、そうですか!である。

 

だがタイのニュースを見ると全体が分かる。

1位中国、2位ロシア、3位米国、4位韓国、同率5位タイ・カザフスタン、7位日本である。 

 

 

この国際数学オリンピックがどんなものかはWikiによれば

 

国際数学オリンピック(International Mathematical Olympiad, IMO)は、毎年行われる高校生を対象とした数学の問題を解く能力を競う国際大会である。

・・・中略・・・

採点の結果、上位1/12には金メダル、次の2/12には銀メダル、次の3/12には銅メダルが授与される。

 

・・詳細は上記リンク先を参照ください

 

 

こうなっている、つまり金メダル受賞者が多数いるという事である。(517人の1/12は43人だが、今回は47人が金メダル)

(別に金メダル銀メダル受賞の諸君にケチをつけるわけではない、以下のことを理解して欲しいので内容を説明)

 

 

所でこの国際数学五輪、今年が第51回だが此処10年ほどの上位がどんな国かと言うと

 

回 年    参加国  開催国   1位   2位   3位  

41 2000年  82  韓国    中国   ロシア アメリカ 

42 2001年  83  アメリカ  中国   アメリカ     ロシア

43 2002年  84  イギリス  中国       ロシア  アメリカ

44 2003年  82  日本    ブルガリア 中国    アメリカ

45 2004年  89  ギリシャ     中国   アメリカ    ロシア

46 2005年  91  メキシコ  中国       アメリカ    ロシア

47 2006年  90  スロベニア  中国   ロシア  韓国

48 2007年  93  ベトナム  ロシア  中国    ベトナム韓国

49 2008年  97  スペイン  中国   ロシア  アメリカ韓国

50 2009年 104  ドイツ    中国   日本    ロシア

51 2010年  96  カザフスタン  中国   ロシア    アメリカ 

 

こんな風になっている。中国が圧倒的に強い、実に11回中9回が一位。

 

 

 

所でこのニュースを見て感じた事、まあタイは初めての上位である。よくやったと報道するのは納得できる。

 

然し日本だって皆さんよく健闘したのだと思う、それなのに報道はあまりにも素っ気無い、何故だろう。

 

ここで過去の日本の成績を見てみると

 

 

 

日本の順位、獲得メダル数

  • 1990年 20位 銀2銅1
  • 1991年 12位 銀3銅3
  • 1992年 8位 金1銀3銅1
  • 1993年 20位 銀2銅3
  • 1994年 10位 金1銀2銅3
  • 1995年 9位 金1銀3銅2
  • 1996年 11位 金1銀3銅1
  • 1997年 12位 金1銀3銅1
  • 1998年 14位 金1銀1銅3
  • 1999年 13位 金2銀4
  • 2000年 15位 金1銀2銅3
  • 2001年 13位 金1銀3銅2
  • 2002年 16位 金1銀3銅1
  • 2003年 9位 金1銀3銅2
  • 2004年 8位 金2銀4
  • 2005年 8位 金3銀1銅2
  • 2006年 7位 金2銀3銅1
  • 2007年 6位 金2銀4
  • 2008年 11位 金2銀3銅1
  • 2009年 2位 金5銅1
  • 2010年 7位 金2銀3

 

此処20年くらいの成績は90年代は順位は二桁が定位置、それが 2003年以降はほぼ10位以内が定位置になった。

だから7位と言っても歴代3位タイの成績である。

 

 

 

そして日本は技術立国を目指していると思う、であるならば学問の基礎の基礎、数学をもっと大事にしてしかるべきと思うのだが、如何してそのような報道がされないのだろうか。

 

 

私にはこの様なマスゴミの報道姿勢、コレこそ日本に充満する閉塞感の原因だと思う。

日本再生の為にはこんな事から変えていかないといけないのではないか。

 

そして中国が11回中9回トップである。中国が躍進する原動力がこんなところにもあるのではないか。

そう考える。

 

また日本はこの様な国際大会で好成績を挙げても殆ど褒賞は無い、

別に目の前に人参をとは言わないが、この様な大会で好成績をおさめたら、例えば大学4年間の授業料や生活費全額無償とか、国立大学に無条件で推薦入学できるとか、そんな褒賞を出す事で努力する人の励みになるような事をするべきではないだろうか。

子ども手当てのバラマキよりよほど有効だと思うのだが如何だろう。

 

日本再生の為にどうしても必要なのが若い人のパワーアップ、そのためのネタがこんな所にも有る。

 

 

タイ人チームのメンバーが誇らしげにカメラに収まっている、彼らの中から次の世代のタイを背負っていく人が出てくるのだと思う。

 

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2008-12-30 18:14

やっと動き出した教育改革<続々>

ゆとり教育見直しの教育改革で小中学校の時間が増え、

小学校から英語を教える、高校では英語の授業を英語で行う等

行われることとなった。

先回のエントリーでタイの小学校でどんなことを教えているのか、

その一端を紹介したがでは実際に子どもたちの力はどうか?

子どもの手書きの時間割を紹介しよう。

 

これは小3用(タイではP3という)

タイ語で書かれている

<上に小さく英語が書いてあるが、子どもが今回私に渡す為に英語を書き加えてくれたもの・・・私がタイ語が読めないので(泣)>

 

これは小6用(P6)

(小6の子どもが日常使う時間割が英語で書いてある!)

 

これは中3用(

 

時間割を英語で書くことの良し悪しは別として、

こんな事を子ども時代からやっていれば英語に対する抵抗感は無くなる。

 

日本もこれから否でも国際化の波をかぶっていかねばならない、

そんな時言葉に抵抗感が無いことはとても重要だと思う。

 

最近ゴルフの人気者 石川遼選手が「将来の為に英語は必須だと思っています」といっているそうだ、

若い人がこの様に積極的に英語をマスターしようとしているのはとてもよいことだと思う。

但しその為には基礎となる日本語の力も一層重要になることも忘れてはならない。

 

 

 

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2008-12-29 18:03

やっと動き出した教育改革<続>

日本と発展途上国のタイで、小中学校の教育カリキュラムにどんな違いがあるか見てきた。

しかし英語教育の中身についてはなかなか分からない、

 

これはタイ出張のおり手に入れた、市販されている小学生用参考書、

 

左側が小1~小3用・・・(義務教育では小3から英語を教えるが、実際は学校によっては1年から教えているらしい)

右側が小4~小6用

 

この参考書の中身の一例

左側の小1~3用

日本では「ハナ、ハト、マメ」と言ったところか?

 

 

右側の小4~6用

これはかなり高度になってきている、

 

尚No.4のNidと言うのはタイ人の女性の名前(ニックネーム)、

そしていかにもタイらしい所・・・右側の壁を這っているのはヤモリ!、

 

こんなものを見ると「これは油断ならんぞ!」と思えるのは私だけだろうか?

<続>

 

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2008-12-28 09:30

やっと動き出した教育改革

小中学校に続き高校の学習指導要領改定案が発表された。

理科・数学・英語を中心にゆとり教育の見直しが行われ、

やっと世界の教育レベルから立ち遅れていたところが

改善される方向に舵を切ったことは大変良いことだと思う。

 

所でこれが世界でのトップクラスを目指せるレベルかと言えば決してそうではない。

私がタイで仕事をする中で、発展途上国が今どんな勢いで

教育に取り組んでいるか、そんな所をつかんできた。

その一端を特に英語教育を中心に紹介したい。

 

まずはじめにこの表を見て欲しい、

 

日本とタイの小中学校時間割比較表 

(バンコク郊外、チョンブリ県の或る子どもの例)

 ・ 授業時数は週間授業時数を表示

  (但し日本の下段*印数字は年間時数)

・ 日本は6・3制だがタイも同じ6・3制

  
   タイ 日本新学習指導要領

日本  
教科区分教科6 選択科目配分
  1215       
基礎教科国語6647536.7533
     *245*175*105*235*175*105*105
 算数数学6555544.34.334
     *175*175*140*150*150*105*140
 英語276 14  34
    1       
    (chinese) *35*140  *105*140
応用教科理科2362.63422.72.33.3
     *90*105*140*70*95*80*115
 社会23323422.92.43.4
     *70*105*140*70*100*85*120
 生活家庭112 1.61 1.611
      *55*35 *55*35*35
 コンピュータ111       
            
技能教科体育 5+11 32.632.62.62.62.6
  activity         
  scout11*105*90*105*90*90*90*90
 音楽 111.71.411.71.411
     *60*50*35*60*50*35*35
 図工美術11 1.71.411.71.411
     *60*50*35*60*50*35*35
その道徳  1+11111111
    buddhism       
    christianity*35*35*35*35*35*35*35
 特別活動1  1111111
     *35*35*35*35*35*35*35
 総合的学習1 1+11+122233.1      2-3.72.7
  healthhealthhealth       
   physical      1physical     2*70*70*70*105*110*70-130*95
 その11+11    選択教科 3-4.7 
  guidanceguidanceguidance       
   free      *105-165 
合計 30353527282926272828
     *945*980*1015*910*945*980*980
特記事項授業時間505050454545454550 
            
 時間帯8:30ー8:30ー8:30ー       
  15:3015:4015:40       
  時限時限時限       

 

 

この表はタイの会社のスタッフの子どもが丁度中3と聞いたので、

その子どもの学校での時間割の小3、小6、中3の分を手に入れたもの。

日本はやっと小学校でも英語を教えるようになったが(それも週1時間)、

タイでは小3から英語教育をはじめ、小6では週7時間!、

英語だけでなく全体の時間数も日本より多い。

(年間の授業週数は日本⇒35週、これもタイの方が多いようだ)

 

私も小学校から英語教育をしていることは知っていたが、

これだけの時間をかけていたことに正直愕然とした。

 

日本は永年教育には力を入れてきた国と言われ、

私もそう思っていた。

しかし現実にこんな事例を見ると考えを改めざるを得ない、

発展途上国でさえこんな状態なのだ。

<続>

 

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