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2016-08-01 17:39

太陽はご機嫌斜め<最終回、処方箋は?

 太陽活動の異変を見てきたが、太陽は無黒点と小さな黒点が現れる状態を繰り返しているようで、昨日まで見えていた黒点が今日は無くなっています。
さて太陽活動の異変が寒冷化につながるのですが、では如何したらいいのか、そんなことを考えてみたい。


寒冷な時代と言えば日本一の豪雪地帯新潟県にそんな豪雪と闘ってきたところがある。

先ずはこんな写真を見てください。

2016-7-26山古志村の新旧中山隧道

現在は新潟県長岡市山古志、新潟県中越地震の時、全村孤立し話題となった旧山古志村の一番奥、小松倉地区にある中山トンネルである。
正面が現在のトンネルだが、これは平成10年に開通したもの。右手に見える小さな小さなトンネルが中山隧道でこれは村人が手掘りで掘ったトンネル。完成までに16年もの歳月を要して昭和24年に開通した。

この件は無才さんのブログ「無才の古今往来」で取り上げられていたもの。

http://musai00h.blog.fc2.com/blog-entry-1581.html

http://musai00h.blog.fc2.com/blog-entry-1578.html

詳細な写真などは無才さんのブログに詳しいので、そちらを参照ください。
感動的な話がたくさんあるようです。
冬には4メートルもの積雪のある豪雪地帯。そしてこの小松倉地区はこの隧道着工時で50戸程度の小さな集落。そこからどこへ行くにも峠越えという所で村人が難渋していた。そこで自分らで峠の下にトンネルを掘ろうとしたのだという。

詳しい話は以下資料参照ください。
中山隧道の土木史物語
http://dspace.lib.niigata-u.ac.jp/dspace/bitstream/10191/11484/1/10_22_0002.pdf


さてここからが本論。
こんな寒冷化にどう対処するか、それがこの中山隧道を手掘りで作り上げた先人の苦労話から読み取れます。
インフラ整備です
しかもお上が動かなければ自分らが行動する。そんな努力で豪雪を乗り切る。こうだと思うのです。
この中山隧道の場合、このトンネルの先には多分数十戸の小さな集落しかないでしょう。それでもこんな苦労をしてでもトンネルを作って生活している、その努力が多分県を動かして、立派なトンネルができたのではないでしょうか。

日本は道路などのインフラは一応整備されているように見えます。しかし実際は増える自動車に道路が全く追いついていません。
特に最近高架道路が増えていますが、この高架道路はほんのちょっとの積雪でも通行不可能になります。
原因は凍結しやすい、路肩が狭すぎて一台止まると後ろが全部止まってしまう等などなど、災害に弱いのです。

寒冷化の時代にはそれに見合ったインフラの整備が重要。
太陽活動の停滞ぶりを見ながら、そんなことを思っています。

太陽活動の話は今回で終了します。分かりにくい話でしたがお付き合いいただき有り難うございました。
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2016-07-31 16:55

太陽はご機嫌斜め<続編2・温暖化ど~たら論

 太陽がご機嫌斜めなのだが、その結果として気候変動は温暖化なのか、はたまた寒冷化なのか、そんなことを日経が書いている。

私としては地球温暖化は『江戸時代末までの寒冷な時代から約150年かかって温暖化してきたが、これな20世紀末で終わった』という考えなのだが、やっとそんなことを日経が書きそうである。
IPCCという全世界を巻き込んだ壮大な科学の死ともいえる捏造話が終わりそうだ。

世界はやっと『お天道様に顔向けできそう』、そんな風に考えてもよさそうだ。


その日経記事は有料で読めないと思うので、以下全文引用します。

<以下引用>
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO04534330W6A700C1000000/

科学記者の目

温暖化根拠に疑義 ホッケースティック論争を読み解く
2016/7/11 6:30

 2001年、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第3次報告書に採用された「ホッケースティック曲線」は、20世紀の人為的な地球温暖化の証拠として、世界中に衝撃を与えた。約1000年間にわたって安定していた地球の平均気温が20世紀後半に急上昇したという内容だったからだ。しかし、その真偽をめぐる論争が海外で激しく展開されたことは、国内ではほとんど知られていない。関連書籍の日本語訳が出そろったのを機に、論争を読み解いてみる。

1990年の第1次報告書では「現在の気温は中世ピーク以下」

(図1)ヒューバート・ラムが再現した古気候のグラフ。中世温暖期が現代より暖かく表現されている
2016-7-29過去1000年間の気温推移

 1990年に出たIPCCの第1次報告書では著名な気候学者ヒューバート・ラム氏の研究により、過去1000年の古気候を再現したグラフが掲載された(図1)。11世紀から14世紀半ばまで現代より気温が高い「中世温暖期」を示している。その後、気温は下がり始めて「小氷河期」になり、19世紀後半から再び上昇に転じて今に至っている。現在の気温は中世温暖期のピークには及んでいない。

 中世温暖期の正確な気温はもちろん残っていないが、ラム氏が参考にしたのは例えばグリーンランドの南部や西部に約300年間にわたって入植地があったこと。ブドウは英国や欧州大陸の高地でも栽培され、森林限界も高かったという。いずれも現在より暖かかったことの証拠になる。欧州以外でも、日本は東北で約300年間冷害による飢饉(ききん)の記録がなく(引用者注:この件は後ほど説明します)、京都では桜の開花が早かったという日記が残っている。

1999年に「20世紀後半に急上昇」を主張する論文

(図2)ホッケースティック曲線。灰色部分は代替データによる推定値で、黒い実線がその中央値。赤い線は温度計データ
2016-7-31ホッケースティック曲線

 ところが米ペンシルベニア州立大学のマイケル・マン氏らが1999年に論文発表した古気候の再現グラフは、約1000年間にわたってやや下降気味の横ばいだった気温が、20世紀後半に急上昇したことを示した(図2)。そこで横ばいの部分を柄、急上昇を刃に見立てたホッケースティックの名前がつく。木の年輪や氷床コア、サンゴなどの堆積物などの気温代替データをもとに作成したが、中世温暖期や小氷河期を無視したことが論争の的になった。

 論争の過程ではカナダの鉱山技師、スティーブン・マッキンタイヤ氏の存在が異彩を放つ。理系の研究者ではないものの統計の専門家として、2003年ごろからどんなデータをもとにどんなプログラムで計算したら、ホッケースティック曲線ができるのかをマン氏らに執拗に問い尋ねた。マン氏らがほとんど応じなかったことで論争は混迷した。

 そして2009年末、マン氏ら主流派が論争について謀議を重ねた大量のメールが外部に流出する「クライメートゲート事件」が起き、ホッケースティックを作るにあたってデータの改ざんがあったことが明るみに出た。犯人は依然不明だ。その後、論争をそれぞれの立場から総括した書籍が海外でたくさん出版された。日本語で読めるのはそのうちの4冊だ。

「どっちつかず派」が疑念をかき立てる

右の2冊の著者は人為的地球温暖化論の主流派、左の2冊は懐疑的な見方をしている
2016-7-31主流派・懐疑派の著書

 最初に出版されたのは『地球温暖化スキャンダル』(スティーブン・モシャー、トマス・フラー共著、渡辺正訳、日本評論社)。クライメートゲートを詳細に取り上げており、原著が出たのは2010年前半と非常に早かった。日本語版も同年6月に出版された。渡辺正・東京理科大学教授(当時は東京大学教授)は「以前からホッケースティック論争に関心を持っていたので、原著の製作と並行して翻訳を進めた」と言う。

 同書の著者2人は、自分たちを脅威派でも懐疑派でもない「lukewarmers」(どっちつかず派)と位置づける。しかし、主流派がマッキンタイヤ氏をののしりながら、データやプログラムを明かさないことを申し合わせる攻撃的なメールを次々と引用することで、科学者らしからぬ主流派に対する疑念をかき立てている。

 渡辺氏は『地球温暖化論のウソとワナ』(伊藤公紀・横浜国立大学名誉教授との共著、KKベストセラーズ、2008年)でもいち早く、ホッケースティック曲線に問題があることを論じており、「以前から疑われていたことが、メールのリークで明らかになった。人為的な地球温暖化論の根幹に関わることだ」と断じる。

ホッケースティック論文派「化石燃料業界が暗躍」と指摘

 2012年に出版された『地球温暖化バッシング~懐疑論を焚きつける正体』(レイモンド・S・ブラッドレー著、藤倉良・桂井太郎訳、化学同人)はホッケースティック論文の共著者であるブラッドレー氏が2011年に原著を出版。副題にあるように、温暖化に懐疑的な立場の連邦議員による公聴会の場面を冒頭に掲げ、いわゆる科学的な論争とは異なるタッチになっている。

 ブラッドレー氏は懐疑論者の背後で化石燃料業界が暗躍していることを再三指摘。政策や研究をねじ曲げていると主張している。監修者の立場で翻訳にあたった藤倉良・法政大学教授は「化石燃料業界の支援を受けた保守系のシンクタンクなどによる露骨なロビイング活動が日本では全然知られていない。義憤に駆られて翻訳した」と話す。

 ただ同書は中世温暖期について「太平洋東部の赤道下と西ヨーロッパでは寒かった」と述べており、最近の気温上昇の停滞(ハイエイタス)に反して「1986年以降、実質的に毎年、記録を破るほどの気温上昇が続いている」、気候モデルによる予測がはずれているのに「現在と過去の気候を正しくシミュレートできた」とする著者の認識に疑問もある。

気温代替データと温度計データ 2つのグラフをつなぎ合わせ

 ブラッドレー氏の本の翻訳の途中で出版社から持ち込まれたのがマン氏が書いた本の翻訳だ。2012年に原著が出たが、大部なために翻訳に時間がかかり、日本語版の『地球温暖化論争~標的にされたホッケースティック曲線』(藤倉良・桂井太郎訳、化学同人)の出版は2014年だった。ブラッドレー氏の本よりマッキンタイヤ氏憎しの度合いが強まっている。科学的な証拠の提示や分析はほとんどない。

 そしてマン氏の本の中には気になるくだりがある。もとの論文の提出時には20世紀半ばまでの横ばいの曲線しかなかった。論文の査読者が「温度計データを付け足して21世紀後半までグラフを伸ばす」ことを提案。この結果、見事なホッケースティックができあがったという。気温代替データだけだと、20世紀後半は気温の低下を示していた。

 こうして代替データに温度計データとつないだ論文が完成し、権威ある科学誌ネイチャーに掲載され、IPCC第3次報告書の目玉になった。温暖化傾向に警鐘を鳴らしたい主流派の意向に沿ったホッケースティックだが、「木に竹をついだ」ようなグラフの不自然さに異を唱える向きはなかったという。

 最後に出版されたのが今年4月の『ホッケースティック幻想~「地球温暖化説」への異論』(A.W.モンフォード著、青山洋訳、桜井邦朋監修、第三書館)だ。マッキンタイヤ氏の行動を見守った著者がクライメートゲート事件前までに、真実に迫ろうとするマッキンタイヤ氏と、けんもほろろの対応を繰り返すマン氏側の行動を克明に描いている。

 また、技術的なポイントである統計処理についても詳しく解説しているのも特色だ。一般の読者向けではないが、真実のありかを丹念に追求する姿勢は類書にない。監修に当たった桜井邦朋氏は元神奈川大学長の太陽物理学者。「中世温暖期には太陽活動が活発だったので気温が高かった。それを無視するホッケースティックはありえないと思った」と振り返る。

 初版の発行は2010年。クライメートゲート事件の直後で事件の経緯は触れていない。翌年の改訂版で分析が末尾に加わっている。著者が無名だったことや、懐疑論が敬遠されたことにより、日本での出版は大幅に遅れたという。

第5次報告書、本文に埋もれた新グラフ

 クライメートゲート事件後に、科学界ではデータの改ざん・捏造(ねつぞう)がなかったか、いくつもの調査委員会が立ち上がり、どれもマン氏らに問題はなかったとする報告をまとめた。これで一件落着にみえるが、その後のIPCC第5次報告書を読めば、事実は逆だったことが分かる。マン氏らが2008年に発表した新しい古気候再現グラフが載っているのだ(図3)。それはラム氏のグラフの再来に見える。

(図3)第5次報告書の本文で示された古気候のグラフ。西暦300年ごろからの赤い曲線「Ma08elvl」がマンによる再現。中世温暖期が明示されており、ホッケースティックの面影はない
2016-7-31新しい気温グラフホッケースティックでは無い

ただ、マン氏のグラフは、一般の人が目にする第5次報告書の政策担当者向け要約や、もう少し詳細な技術要約ではなく、分厚い本文の中に埋もれている。マン氏は自著で「氷床コアと堆積物の記録が大量に集まったので、今度は年輪データを全く使わないでも、十分意味のある過去1300年間の北半球の平均気温を再現することができるようになった」「中世温暖期のピークも高くなる」と書いた。つまり、ホッケースティックは乏しいデータを基に作られていたことを自ら認めている。

 IPCC第3次報告書の目玉だったホッケースティック曲線だが、今となっては科学的な裏付けがなかったことに等しい。しかし当時、この曲線は温暖化対策の必要性を強くアピールしたいIPCCによって必要以上にもてはやされた。温暖化の証拠さがしは今も続いているが、決定打はまだ見つかっていない。

(科学技術部シニア・エディター 池辺豊)

<引用終り>


長い引用文で恐縮です。やっと正論が日経に載ったという事が私には感慨深いのだが、もう一つこんな記述が日経に出ることにも興味があります。

日本は東北で約300年間冷害による飢饉(ききん)の記録がなく
実はこの時代、東北は豊穣の時代だった。奥州藤原三代の栄華は今でも金色堂が残っていますが、そんなものを可能にした豊かな時代でした。

そしてこれが私が紹介したい事。
2009年12月にこんなエントリーをした

太陽が警告している<温暖化、実は寒冷化だった (その5)

この中にこんなことを書いた

ここに青森県の「南部八戸藩飢饉一千年小史」という資料が有る。二本柳正一氏が昭和43年に纏めたもので742年からの飢饉の歴史が記載されている。
(詳細はこれをご覧ください)
所がこの中で874年から1229年まで飢饉・凶作の記録が無い。
二本柳氏は「357年間凶作関係不明、要研究調査」としているが、私はこの時代が東北地方が豊穣の時代であったひとつの証拠と見たい。
2016-7-31南部八戸藩冷害1000年小史

この資料を作った二本柳氏がどんな方か存じ上げないが、ネットも何もない時代に膨大な古文書を読み込んで作成したことは間違いないと思う。
中世に東北地方が豊穣の時代という事がよくわかるデータで、膨大な時間を費やされた研究に敬意を表したい。
資料を見ると赤枠で357年間冷害飢饉の記録が無いことを示すが、そのすぐ上、青枠が貞観11年の大地震・・・東日本大震災を起こした大地震の1000年前の地震である。

二本柳氏はこの資料を「ガリ版」で作成したそうだ。先人の苦労がしのばれる話である。
なお二本柳氏は水喰中学校長と書かれているが、調べても水喰中学は見つからない。青森県上北郡東北町に水喰小学校は存在するので、そのあたりの関係の方ではないかと思う。

最後にこの記事はもう見られなくなっているが、幸いなことにアーカイブで見ることができる。
http://archive.is/ug0n#selection-11.0-8027.4


先人は大変な苦労をして気候変動を調べているが、現代は大変な苦労をしてデータ捏造を、それも世界的規模でやる時代。
困った時代だが、それだけ一般人がしっかり事実を見る目を養わないといけないと思う。

<続きます>
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2016-07-29 16:59

太陽はご機嫌斜め<続編1

 太陽に黒点がなくなり、ご機嫌斜めとのエントリーをしましたが、今回はその続編です。
最初に今回の無黒点は4日続いて今日新しい黒点が出てきました。

さて本題です。
前回こんなグラフを紹介しました。

2016-7-26黒点数の400年の変化

この太陽黒点の観測は1608年に望遠鏡が発明された直後から始まっています。その為1645年から1715年まで続いたマウンダー極小期が奇跡的に発見された、若し望遠鏡の発明があと50年~100年遅ければ、おそらくマウンダー極小期は発見されなかったでしょう。
そんな幸運のおかげで過去400年の黒点数推移が見られるわけですが、よく見ると昔は黒点数が現代よりも少ないことが分かります。データのある400年間で見れば、現代は異状に黒点の多い時代、こう言ってもいいでしょう。

上掲グラフには現代極大期と書いてありますが、研究者の常識は『現代が異常なんだよ』という事のようです。


さてもう一つ、温暖化だ!、寒冷化だ!、そんな事情が歴史的にはどうなっているかというとこんな風です。

これは7月11日の日経新聞に載っていた過去1000年間の世界の気温の推移グラフ
(詳細は次回書く予定です)

2016-7-29過去1000年間の気温推移

歴史的に見ると今我々が生きている時代は特別暖かい時代、そんな理解でいいと思います。

そして日本の気温がどうなっているか

2016-7-29日本の平均気温推移
観測点は次の15地点(都市化の影響のない地点が選ばれている)
網走,根室,寿都(すっつ),山形,石巻,伏木(高岡市),飯田,銚子,境,浜田,彦根,宮崎,多度津,名瀬,石垣島

100年で1.16度の温度上昇、これが日本の気温のこの100年の変化となっている。

ただし気温上昇はコンスタントではない。いくつかの変曲点があり、横ばい(あるいは若干の下降)と急上昇が何回もある。
だから長い目で傾向を見ないといけないのが気候変動なのだ。



しかし温暖化とか寒冷化と言っても1度とか2度の話でピンときませんが、実はもう一つ隠れた温暖化の要素があります。
それは都市化による市街地の温暖化です。


ちょっとボリュームが多いですが、こんなグラフがあります。
環境省が都市化によるヒートアイランド対策という事でまとめた資料から
「ヒートアイランド対策マニュアル」
http://www.env.go.jp/air/life/heat_island/manual_01.html

日本全体と各都市の気温推移を最高・最低・平均でまとめたもの(この当時は17地点だった、上記グラフとほぼ同じもの)

2016-7-2917地点平均気温推移

開始年の違いなどで、平均気温が100年で1.5度上昇になっている。そして注目すべきは最高気温は100年で1.0度、最低気温は100年で1,9度上昇していること。
しかし以下各都市は上掲日本全体の平均と比べ大きく上昇、特に最低気温の上昇が著しい。
この差が都市化による温暖化である。

2016-7-29札幌平均気温推移

2016-7-29仙台平均気温推移

2016-7-29東京平均気温推移
東京の場合平均気温は日本全体(1,5度)を大きく上回る3,3度上昇している。この差の1,8度が都市化による上昇分。
そして最高気温でも日本全体(1,0度)を上回る1,5度上昇だが平均気温が上昇している割には上昇幅は小さい
しかし問題は最低気温。日本全体(1,9度)を大きく上回る4,6度上昇、この差の2,7度が都市化による上昇分となる

2016-7-29名古屋平均気温推移

2016-7-29大阪平均気温推移

2016-7-29広島平均気温推移

2016-7-29福岡平均気温推移


どの都市を見ても傾向は同じである。
温暖化とは最高気温が高くなることより最低気温が高くなることのほうが大きい。
だから熱中症だ熱中症だと騒ぐのは事実を見ていないという事。
その上に都市化による温暖化も最低気温が高くなることが顕著である。

昔に比べ冬に雪が降らないとか氷が張らなくなったと感じることが多く、温暖化を実感するのだが、騙されてはいけない。
体感的に温暖化と感じる大きな要素は都市化である。

こんなところを見ると温暖化詐欺師が使う手が見えてくる。データを纏めるとき都市化に関係しそうな観測点を増やせば、温暖化となるデータなどいくらでも作り出せる。
今温暖化と騒いでいる連中の根拠にこんなからくりが潜んでいることをもっと知るべきだと思う。

<続きます>
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2016-07-26 22:44

太陽はご機嫌斜め

 最近マスゴミが取り上げない話に太陽活動の異常の件がある。
太陽黒点がいやに少なくなっているということで、太陽黒点が少ない=太陽活動が低下している=地球寒冷化が進んでいる
こんな話で、私も何度も取り上げた。
そして太陽は最近活動がすっかり鈍くなり、先月から今月にかけて10日間黒点がなくなっていた。
(6月24日~7月3日まで10日間)
そして昨日今日とまたも黒点が無い。一体どうなってしまったのか。

これは今日(7月26日)の太陽、一昨日まで見えていた黒点が昨日・今日と見えない。

2016-7-26黒点のない太陽7月26日


これは月別太陽黒点相対数の推移グラフ

2016-7-26黒点相対数の変化24期

太陽黒点は約11年周期で増減を繰り返していることは良く知られている。
そして黒点数の増減が地球の気候変動に大きな影響を与えていることもわかってきた。

上掲グラフを見ると確かに黒点数は少なくなっているが、それがどんな意味を持つのか。

先ずはこのグラフ

1970年以降の黒点数推移

2016-7-261970年以降の黒点相対数の変化

そして歴史を紐解いて、望遠鏡発明以降の観測開始からの記録を見てみると

2016-7-26黒点数の400年の変化

昔のことだが1645年~1715年まで約70年間、ほとんど黒点のない時期がある。マウンダー極小期という。
この時期は気候が大変寒冷な時期で、アルプスの氷河が成長していたため「小氷期」、または「小氷河期」と言われている。

またマウンダー極小期から75年後の1790年~1830年にも黒点数の少ない時期がある。ダルトン極小期という。

このような黒点数の少ない時期は地球が寒冷な時期だったのだが、最近研究が大いに進んできた。
特に太陽黒点数に関しては観測記録のしっかりしている1755年から各周期ごとに番号をつけている。現在は第24期である。

そして黒点の多い時期は平均11年だった太陽活動周期が短くなり、逆に黒点数が少ないときは活動周期が長くなる。
さらに屋久杉などの研究からさらに古い太陽活動が分かってきて、マウンダー極小期のように黒点数が少ない時期は活動周期が13年~14年に延びると言ったこともわかってきた。

こんな事で日本の江戸時代のような寒冷な時期がやってくる。その理由は太陽活動だ、こんな事が太陽活動の様子から云われるようになってきた。

そして先月から今月、太陽には黒点が無い。
最初に挙げた第24期(つまり現在)の太陽黒点数で見ても、異常に黒点数が少ないことがお分かりいただけよう。
第24期はどうもダルトン極小期並みの黒点数になりそうである。
その24期は2008年12月に始まった。周期が13年ならば2021年12月くらい名で津木菟のではないか。
そしてその次の第25期、現在の黒点数の状況からはマウンダー極小期並みにほとんど黒点が無い時代が来るかもしれないと言われている。

地球温暖化などと言われているが、そんなことをひっくり返す話が出てきそうだ。
<続きます>



・・・おまけ・・・

堅苦しい話ばかりなので、こんな写真でも。
国立天文台のHPにのっていた写真、 太陽を横切る機影。

2016-7-26太陽を横切る飛行機

イカロスは太陽に向かっていったので翼を焼かれて落ちてしまいましたが、果たしてこの飛行機はどうか・・・・・
噂によれば、東京のほうでは月末に鳥アタマが落ちるらしい、太陽に刃向かったらどうなるか・・・・
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2015-07-16 19:58

温暖化詐欺が隠し切れなくなってきた

 最近地球は寒冷化に向かっているとの報道がアチコチに出てきている。良い事だと思う。
先日コメント欄でコロ4号さんから質問を頂いたし、裏の桜さんは最近のエントリーで取り上げている。
これは裏の桜さんのエントリー
「WSJも「温暖化はウソじゃね?」的なことを書いているんだが・・・」
http://sakuraura.blog.fc2.com/blog-entry-3486.html

私は2009年11月からこの問題を取り上げ、太陽活動と地球の気候変動についていろいろエントリーしてきました。
(古い記事はカテゴリー気候変動で見てください)
そしてこの気候変動については対策は大変である。
そんな事で今分かっている事を掻い摘んで書いてみたい。


最初にWSJが何を言っているか

<以下引用>
http://jp.wsj.com/articles/SB11495408658641713516104581107682925402252?mod=JWSJ_EditorsPicks

地球は「ミニ氷河期」入りか、2030年までに-科学者が警告
By SHAWN LANGLOIS
2015 年 7 月 14 日 19:14 JST

 今から15年かそこらすれば、「極渦」(北極上空を取り囲む強い気流)もそれほど悪く聞こえないかもしれない。

 欧州の科学者たちは、2030年までに過去370年ほど経験したことのない「ミニ氷河期」が訪れる可能性があると警告している。

 バレンティーナ・ザーコバ教授率いる英ノーサンブリア大学の研究者たちは、数学モデルに基づき、太陽活動が60%低下し、地球の気温が急低下すると予想した。英インディペンデント紙によると、前回こうした状況が起きたのは1645~1715年(引用者注:マウンダー極小期と言う)のことだ。

 この説にはもっと多くの検証が必要だが、ザーコバ氏は自身の見解に確信を持っている。

 同氏は、太陽内部にある異なる層を伝わる「2つの波を総合し、太陽の現在の活動周期の実際のデータと比較することによって、われわれの予想が97%の確率で正確であることが分かった」と説明した。

 覚えているだろうか?米航空宇宙局(NASA)のコンサルタントやスペースシャトル・エンジニアを務めた経験のあるジョン・ケイシー氏も同じような懸念を表明したことで知られている。ケイシー氏は「ダーク・ウインター」というタイトルの著書で、穀物の不作や食糧暴動が起きる可能性について警告している。

 ケイシー氏は以前に、米メディア、ニューズマックスに対して「われわれに10年は残されていない」とし、「われわれはオバマ政権の8年間を無駄にしている。8年も無駄にする時間はないのに」と話していた。

<引用終り>


最初にお断り
この記事は「地球は「ミニ氷河期」入りか」と書いてありますが、これは不適当な翻訳です。
原文は「mini ice age」でして、小氷期と訳すのが適当です。元々これは地球の気候変動を調べるのにヨーロッパアルプスの氷河の状態を調査した。温暖期には氷河は小さくなるし、寒冷期には大きくなる、そんな事から名づけられました。地球のかなりの部分が氷河におおわれる氷河期(glacial epoch)とは違います。(この件は別の機会に書くかもしれません)

さて本題です。最初に地球の気温が最近どうなっているか、そんなグラフから。

2014-1-25sekai の年平均気温推移気象庁
全世界的には百年で0.7度の気温上昇(温暖化)である
実はこのグラフは去年アップしたデータで最新のものではない。最新のものは気象庁の以下のページにあります。
http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_wld.html
但し最新版はアメリカのデータが温暖化詐欺で捏造された可能性が捨てきれないので、あえて少し古いものにしました。
悲しい事ですが、世界の気候関係データは温暖化詐欺で相当捏造されているので、検証が必要です。

さてでは日本は何度かと言えば、こんな風です。
2014-1-25日本の年平均気温推移気象庁

百年間で1.1度の平均気温上昇となっています。
このグラフは都市化の影響を受けないように選定した測定点だけのデータ。だから都市化が無ければこんな推移と言う事です。
注目すべき点は日本も世界も同じだが、赤いトレンドの線が直線なので紛らわしいが、気温上昇は20世紀末で終わっている。その後の十数年は多少の変動はあるモノのほぼ横ばい状態と言う事。


しかし実感がわかないのは平均値である事と都市化の影響が排除されているから

これは都市の気温推移、東京の事例です。
2014-1-25東京の年平均気温推移

このグラフは東京の最高気温、平均気温、最低気温の推移。

都市化の影響が無ければ、百年間で1.1℃の温暖化。
しかし東京では最高気温は百年間で1.5℃、平均気温は百年間で3.3℃、最低気温に至っては百年間で4.6℃上昇しています。
平均気温で2度以上の違い、これが都市化の効果と言えます。特に最低気温に至っては百年間で4.6℃上昇。
最近雪が降らなくなったとか氷が張らなくなったと感じると思いますが、こんな風に最低気温が上がってきた効果が大きい。
最高気温は「熱中症ガー」と騒ぐ人が多くなりましたが、都市化の影響は小さいと言えます。


しかし小氷期の話にはもう少し長い期間のデータが必要

例えばこんなデータ
2015-7-16地球の過去1100年の平均気温推移

これは過去1100年間の平均気温推移だが、こんな所に小氷期が出てくる。
20世紀初頭からの現代は「現代温暖期」、歴史の中では特別な時期なのだ。
そして小氷期は現代より平均気温で2度位低温であったと考えられている。

そこに太陽活動が関係してくる。太陽黒点が太陽活動が活発な時は沢山あらわれ、太陽活動が弱くなると黒点数も減る。
そしてその太陽活動が地球の気温に影響を及ぼす、そのメカニズムもかなり分かってきた。
(詳細はこのブログに色々書いてありますが、煩雑なので今回は省略。詳細はカテゴリー気候変動参照ください)


さてそこで太陽黒点だが、その推移がコレ。過去300年の黒点数推移である。

2015-7-16太陽黒点数推移グラフshukushoubann

そして細かい話は抜きにして、太陽活動が活発な時は黒点が増える、。その黒点の周期は大体11年周期で変動するのだが、周期は長いときは12年~14年。短いときは9年~10年。そして活動が活発な時は周期が短く、活動が低調な時は周期が伸びる。特に活動が極端に低調なマウンダー極小期の場合、その直前の活動サイクルは周期が伸びることが分かってきた。

そんな事を頭に於いて上のグラフを見てほしい。
19世紀百年間の太陽サイクル(第5活動周期~第13活動周期)は平均で11.6年。
20世紀百年間では太陽サイクル(第14活動周期~第22活動周期)は平均で10.5年 となっている。

太陽のような巨大なモノの動きが百年単位で比較して活動サイクルが1年も違う。これは実は大変な事なんだと思っている。

こんな所から何を読み取れるか。
江戸時代の終わりから始まった温暖化は20世紀一杯続いてきた。それが太陽黒点サイクルが19世紀と20世紀で全く違う事でも表れている。

そして21世紀の最初の黒点サイクル(第24活動周期)は全く違う様相を示している。
このままで推移すれば次の黒点サイクル第25活動周期には相当の寒冷化が予想される。その時期は2020年代であろう。
ドレ位気温が下がるか、平均気温で2度位低温になると覚悟しなければいけないだろう。
がしかし安易な予想は禁物で更なる研究が必要だと思う。しかし対策は待ったなし。

特に寒冷化にはエネルギー・食料問題が重要になってくる。

冒頭引用したWSJの記事には最後に「われわれに10年は残されていない」とし、「われわれはオバマ政権の8年間を無駄にしている。8年も無駄にする時間はないのに」とある。
アメリカの民主党政権だけではない。日本も民主党のお蔭で酷い目にあってきた。
もうそんな過去から決別し、寒冷化に備える時が来ているのだと思う。
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2015-06-19 09:31

今年の夏の天候は?

 最近の気象について少し気になる事がある。今はエルニーニョ現象が発生しているのだが、今までは大したことのないレベルだった。
しかし直近のデータを見るとエルニーニョ現象が相当強まっている。何か急変したと言っても良いレベルではないだろうか。
エルニーニョ現象が発生すると夏は冷夏になりやすいなど心配な事がある。最初に直近の気象庁発表について。

直近のエルニーニョ監視速報はこちら。
http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/elnino/kanshi_joho/kanshi_joho1.html

そしてここではこんな事を言っている。
2015-6-19エルニーニョ監視速報6月10日発表の主文

そしてこんなグラフ
2015-6-19エルニーニョ監視速報6月10日発表shukushoubann

このグラフ、2か月前にはこんなグラフだった。
2015-6-19エルニーニョ監視速報4月10日発表

例えばこのグラフで今年の8月の予測を見ると、2ヶ月前の4月10日発表の予測では8月の海水温は+1.0℃~+2.5位。
これが6月10日発表の予測では+1.8℃~+2.7℃位、更に10月には+2.0℃~+3.4℃位となっている。
今迄エルニーニョ現象と言っても大したことは無かった。しかし今回のエルニーニョ現象はかなり強いらしい。

これは典型的なエルニーニョ現象(左)とラニーニャ現象(右)
2015-6-19典型的なエルニーニョ現象とラニーニャ現象

なるほどねえ、+2.0℃~+3.4℃と聞くと凄いなあと思うけれど、最強クラスのモノに比べればそうビックリするレベルでもなさそうだ。
しかしエルニーニョ現象で日本の夏の天候がどうなるか、気象庁のHPに依れば

エルニーニョ現象発生時の夏(6〜8月)の天候の特徴

平均気温は、北日本、東日本、および西日本で低い傾向があります。 降水量は、北日本太平洋側と西日本日本海側で多い傾向があります。 日照時間は、北日本、西日本太平洋側、および沖縄・奄美で少ない傾向があります(図2)。


2015-6-19エルニーニョ発生時の典型的な夏の気候


しかしこの件で今年の稲作が私には心配なのだ。農家の方以外は余り気にもしていないと思うが、最近コメの買い入れ価格が大きく下落している。だから農家の方が今やる気をなくしている。そんな事で今年の夏の天候と稲作、注意して見ていきたい。

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2014-07-17 22:26

ニューズウィーク火病中だが、それより気になる事<追記あり

 今発売中のニューズウィークが火病を発症したらしい。可笑しいなあ、この病気はK国専用だった筈だが・・・
何はともあれ今週火曜日発売の最新号。

2014-7-17ニューズウィーク表紙

温暖化が全世界を巻き込んだ壮大な詐欺だった事は広く知られている。
アメリカなどは殆どの人が信じていない詐欺話。それをこんな風に報道するのはきっと何か裏が有る筈だが・・・

実はそんな事を書くよりもっと気になることが発生した。
太陽黒点の話である。

太陽黒点が太陽活動の活発かどうかを大変よく表している事は良く知られてきた。
そしてその太陽活動に異変が起こっている事も2009年頃から指摘してきた。
こんなエントリーなど
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-81.html

所で今何が気になるか? 実は今は太陽活動の極大期なのである。
現在は太陽活動周期24期と言うのだが、前回の23期と比較して弱いとは言うものの太陽活動は活発。
そしてだから黒点数も多い時期なのだが、何と今日は太陽黒点がゼロになっているらしい。
但し本当にゼロかどうかは国際機関の公式発表に依らないと分からないので、ゼロで無い可能性もあるのだが・・・

これが今日の太陽の黒点状況写真。黒点が写っていない。
2014-7-17太陽黒点ゼロの写真2014-7-17

さてこの黒点数はと言うとこんな風に推移してきた。
これは前回の太陽活動サイクル23期と現在の24機を比較したもの。
2014-7-17太陽黒点23期と24期比較

このグラフは黒点数の月平均値を示す。
この様に前回より活動が低調ながら今は極大期の筈である。
しかしその極大期に黒点が観測されない日が出来た、これは相当異常な事だと思う。
なお黒点がゼロに日と言うのは最近では2011年8月14日、3年前という事になる。
2011年全体では1月14日と8月14日の2回だけ。
2010年は44日、2009年は261日、2008年は266日となっているが、上掲グラフの様に前回の極小期が極端に黒点が少なかったという事だが、その傾向がマタマタ現れたという事の様だ。

太陽の黒点周期が約11年と一般に言われている。しかし活動の活発な時は周期が短く、活動が弱いときは長い。
23期は12.6年であった。
そしてこんな現象が、マウンダー極小期のような極端に黒点の少ない時期直前の状況で見られることが最近の研究で分かってきた。

これが過去400年の太陽活動サイクルのグラフ
2014-7-17太陽黒点推移400年

そしてこれが主な太陽活動の異常期の説明
2014-7-17太陽変動現象と発生年代


とは言うものの、速報での話で一喜一憂していても始まらないので、もう少し推移を見守りたいと思います。

<7月18日追記します>
18日の太陽観測では小さな黒点が現れています。黒点ゼロは1日だけでした。
但し18日の相対黒点数は11でしたので、ごく小さいものとなっています。
しかしたった1日とは言え黒点ゼロの日が出来たことの意味は重いです。
今後の状況を注視していきます。

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2014-04-13 16:28

この夏はエルニーニョ現象発生が予測される

 気象庁は10日、この夏はエルニーニョ現象が発生する見通しとの予報を発表した。
これは気象協会のHPから。

<以下引用>

この夏 5年ぶりにエルニーニョ現象発生か

2014年4月10日 20時2分
気象庁は10日、この夏は5年ぶりにエルニーニョ現象が発生する可能性が高いとの見通しを、エルニーニョ監視速報で発表した。夏にエルニーニョ現象が発生すると、日本付近では太平洋高気圧の張り出しが弱くなり、冷夏になる傾向がある。(日本気象協会)
気象庁の発表によると、3月はエルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態が続いたが、これから夏にかけて太平洋赤道域の東部の海面水温が上昇し、夏以降はエルニーニョ監視海域の海面水温が基準値より高くなることが予測されるという。この夏にエルニーニョ現象が発生する可能性が先月の発表時(3月10日)よりも、さらに高まった。
・・・以下略、詳細は下記リンク先参照下さい・・・

http://www.tenki.jp/forecaster/diary/tenki_news_flash/2014/04/10/10021.html

<引用終り>

この報道で私は二つの点で大いに関心が有る。
一つ目はエルニーニョ現象は異常気象、冷夏などの原因になる。しかしテレビや新聞報道もいやに静かだ。
だが油断できない。
特に農家の方など今から冷夏に備えてほしいと思う。間際になってから慌てても手遅れになりやすい。
先手必勝です



二つ目、こんなエルニーニョがまだ始まっていない段階でこの夏エルニーニョが発生しそう、こんな予報は恐らく初めてだろう。
此れこそ予報であり、これを聞いてそれに対する備えをしていけば良い。大変良い予報だと思う。


実は私は2011年9月に「気象庁の天気予報がおかしい」、こんなブログをアップし、気象庁に問題提起したことが有る。
それから半年くらい経ってから気象の道を志す学生だがという方から長文のコメントを頂いた。
「気象庁の天気予報がおかしい」は台風の進路予報の問題とエルニーニョ現象の問題について疑問を書いたのだが、その方から一つずつ反論を頂いた。

最初のブログはコレ、2011年9月のエントリー「気象庁の天気予報がおかしい」である。
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-355.html

そしてその後の気象庁の変化に関してはコレ、2012年9月のエントリー「気象庁の天気予報に変化の兆し」
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-578.html


最初のエントリーを気象庁の方が読んで下さったのかは分からない。しかしコメント下さったのは気象庁の方なのではないか、余りにも詳しいのでそんな気がする次第。
そして2012年9月のエントリーで書いたように、気象庁発表の天気予報に私が指摘したことが盛り込まれている。大変良い改善だと思い感謝する次第。

そして今回エルニーニョ現象の予報について非常に大きな改善がされた。海面温度のデータからは全く分からないエルニーニョ現象発生の可能性を今、ここで発表する。実に画期的な素晴らしい事である

実は海洋観測は日本が昔からやっていて、エルニーニョなどと言う言葉も無かった時代からの地道なデータの積み上げがある。
一寸その辺り、日本が世界の他の国では出来ない事をやってきたいい例だと思うので紹介したい。

最初にエルニーニョとはこんなモノ
2014-4-13エルニーニュ4


この暖かい海洋の水が動くのはこんな仕組み
波が伝わるように動くのだとか
2014-4-13エルニーニュ1


そしてここに日本の観測船が海洋の調査を長年続けてきた話がキーポイントとして浮かび上がる。
海洋観測船凌風丸の観測したデータである。エルニーニョなどと言う言葉も無かった時代から調査してきた。

2014-4-13エルニーニュ2


凌風丸の観測は1967年から観測を続けている。
エルニーニョが問題視され始めたのは1980年代になってからだ。

これが凌風丸と啓風丸、現在日本の気象庁の海洋観測船はこの2隻だけになってしまった。

2014-4-13凌風丸・啓風丸写真


ついこの間まではこの5隻体制。
2014-4-13海洋観測船5隻体制の頃

残念ながらこの内3隻は2010年、ミンス政権下のレンホー一味の手にかかって売り飛ばされてしまった。
以下エントリー参照ください
「蓮舫仕分けの気象庁の海洋観測船がシーシェパードの手に」
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-625.html

これが売り飛ばされ、シーシェパードの手に落ちた清風丸。
2014-4-13清風丸の現在、シーシェパードの写真


あと2隻の内、長風丸は残念ながら何処へ行ったか分からない。
しかし幸いこの内高風丸だけはスクラップ屋から海上保安庁によって救出され、巡視船風神になった。

2014-4-13高風丸改め風神写真2


エルニーニョの話がいつの間にかミンスの悪辣ぶりの話になってしまった。
だがこんな地道な調査を長年続けているのがエルニーニョの発生予報などと言う素晴らしい成果を生む。
昔ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われた時代が有ったが、アズ・ナンバーワン、ナンバーワンとしてやる事とはこんな事なのだと思う。

エルニーニョ発生予報の裏にこんな関係者の血と汗の結晶がある事をもっと知るべきなのではないだろうか。
それにしてもいい話である。

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2014-04-01 11:55

横浜開港記念会館

 昨日3月31日、横浜にある横浜開港記念会館へ行ってきた。
「気候変動の原因は何か」というシンポジュームが目的だった。
目玉は気候変動の原因が「宇宙線が雲を作る」と言う理論を提唱したヘンリク・スベンスマルク氏の話を聞くためだった。
愛知県から行こうとすると横浜は近くは無い。昨日は朝4時起床、朝からドタバタであった。

行った所はこんな所。横浜市開港記念会館・・・重文である。

2014-4-1横浜開港記念会館外観
この写真は「超高層ビル写真サイト  TOKYOビル景」さんの以下のサイトの写真を借用しました。
http://bb-building.net/tokyo/deta-y/089.html

そして中はと言えばこんな所。これが会場入り口・・・流石重文である。

2014-4-1横浜開港記念会館


内容はまあ予想していた通り。講演者の方も殆んどその著書を読んでいたのでまあ予想道理だったが・・・
内容はボチボチ書いていきます。

ひとつ面白い話。
東工大の丸山茂徳教授の話の中に地球温暖化はマスコミがムチャクチャ煽るのが問題。
丸山教授は「マスコミ帝国主義」だ、そんな表現で問題だと言っていた。全く同感である。


内容はとも角、終わったのが午後6時20分、オイオイ、オイラはこれから380キロ先まで帰るんだぜ。ヤレヤレ。
まあ中身が良かったので良しとするか、そんな事だった。
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2014-01-25 17:44

オンダンカガ~~と言う前に

 アメリカでは凄い寒波が襲っている。しかしそれでもオンダンカガ~~と言う人がいる。
実際はどうなっているのか、ちょっと調べてみた。

最初にこれが気象庁の公表している平均気温の推移グラフ。

最初が世界
2014-1-25sekai の年平均気温推移気象庁


次が日本
2014-1-25日本の年平均気温推移気象庁


この様に赤線でトレンドが示してある。なるほどこれではだれでも温暖化と言う訳だ。
でもこの赤線が邪魔になって本当の所が見にくい。もう21世紀になってからは温暖化は止まっている筈なのだが・・

そこで気象庁のデータから赤線を外し、もう少しトレンドを詳しく見てみた。

これが世界
2014-1-25世界の年平均気温推移清水

グラフを良く見てみると気温が横ばいの部分と上昇している部分に分かれる事に気が付く。
これは世界も日本も同じ。
例えば世界の気温は100年間で0.7度上昇したと言うのは、2回の気温上昇期の合計だった。
1905年~1944年までの40年間に0.3度、1975年~1999年の25年間に0.5度上昇している。
良く温暖化論者が今世紀末には世界は2度くらい温暖化などと言うのはこれが原因。
25年で0.5度なら・・・0.5x4=2.0度、なるほど今世紀末には2度上昇することになる。


これが日本
2014-1-25日本の年平均気温推移清水

日本の場合には100年で1.1度温暖化したと気象庁は書いている。
しかし此れも良く見ると1905年(明治38年)~1944年までの温暖期40年で0.4度、
1975年~1999年までの温暖期25年で0.8度上昇している。
この25年間で0.8度を4倍して、今世紀末に3度とか4度気温が上昇する、そんな事をのたまうアホンダラが未だにいる訳です。

尚、日本のグラフには引用者が勝手に赤線を引っ張ってみた。(適当です。多少違うかもしれません)


この気温上昇が太陽活動と関係がある事はだんだんわかってきたが、まだまだ研究が必要だろう。
しかし太陽活動は完全に停滞期に入ってしまったので、これから地球は寒冷化に向かう、これはほぼ間違いない所だがもっと研究が必要である。
そしてどんな風に成ろうとも人間がどうするか、これは国レベルでも個人レベルでも考えないといけない事と思う。


所で此処まで見て、生活の実感とあまりにも違う事に気が付くと思う。

速い話、子どもの頃よく雪だるまを作ったよ。でも今では雪だるまなんかできない、雪合戦もできなくなった、こんな方も多いと思う。

実は温暖化にはもう一つの側面が有る。都市化による温暖化である。
道路が舗装され、ビルが出来、川や池が埋め立てられ、結果として都市ではそれが原因の温暖化が進んでいる。

環境庁のHPに「ヒートアイランド対策マニュアル」と言うものがある。
https://www.env.go.jp/air/life/heat_island/manual_01.html

此処に各都市の平均気温推移が出ている。
こんなモノである。
2013-8-3ヒートアイランド1

2013-8-3ヒートアイランド2




一つのサンプルとして東京の例(上掲の図を拡大)。
2014-1-25東京の年平均気温推移


そして8月の関東地区の気温分布(これは参考までに)
2013-8-3ヒートアイランド東京



上掲グラフは上が最高気温、真中が平均気温、下が最低気温の推移である。
全部右肩上がりのグラフなのだが、そのトレンドが問題。
最高気温は100年で1.5度上昇
平均気温は100年で3.3度上昇
最低気温は100年で4.6度上昇 こうなっている。

この最低気温の上昇の激しさに注目してほしい。
都市化で温暖化すると言う事は最低気温が上がるという事なのである。
だから冬が寒くなくなって雪が降らなくなった。子どもの雪だるま遊びが過去のモノになった。
こんな事が言えるわけです。
雪だるまをテレビの天気予報でしか見なくなった・・・(笑)

尚この件は他の各都市でも程度の差は有りますが傾向は同じ。
詳細は上掲リンク先参照ください。

尚この話、雪国ではどうなのか、詳細は私も調べてないので雪国暮らしの方、若しこの話が可笑しかったらご教示ください。

まだまだ寒さはこれから、そして気候変動への対策はこれからも長く我々の課題となると思います。

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2014-01-19 16:38

北米の大寒波の解説

 年末から今月前半にかけてアメリカは空前の大寒波に見舞われました。
マイナス40度などと言う気温もあったとか、凄かったですね。
でもその寒波が去ったみればもう話題にもならないようです。
のど元過ぎれば・・・でしょうか。

大寒波のシカゴの写真
2014-1-19アメリカ大寒波シカゴの凍りつくトラック



所でその大寒波、実は温暖化が原因だとのたまうおかしな人もいるようですが、独立行政法人海洋研究開発機構からその理由の解説が公表されました。
今日本も寒いですが、まあ落ち着いてその理由など見てみたい。

<以下引用>

2014年1月上旬に北米を襲った大寒波について

2013年12月から北米は比較的寒い状態が続いており、2014年1月の第一週は北米の大部分が特に強い寒波に襲われた。その前にはエジプトで降雪があるなど、北半球の寒冷化も危惧されているが、この様な極端な現象は基本的に一時的な現象であり、頻繁に起こらないかぎり気候の変化・中長期変動とは無関係と言ってよい。実際、北米は寒冷化していた1970年代にも温暖化していた1990年代にも今回の強烈な寒波と同程度の寒波を経験しており、いくつかの力学的・熱力学的要因と条件が重なって起こるこの様な現象は、中長期的な気温変動の傾向とは無関係である事を示唆している。

以下の一連の図に見られる様に、寒波の南進は極渦と呼ばれる対流圏上層から成層圏中層にかけての中高緯度の大規模な渦状の大気の流れの南北方向の強い乱れを伴っており、一般的な言葉で言うならば、偏西風の大きな蛇行を伴った現象である。つまり、北米を襲った寒波は、その東側(北大西洋上からヨーロッパ・ロシア)で起こった比較的温かい空気の北進と表裏一体であり、大きな領域の平均で見れば極端に冷たい状態ではないという事がわかる。

・・・中略・・・

今回の寒波は温暖化が原因の一部であると主張する向きも少数ながらあるが、それはナンセンスである。もしそうならば、1990年代から同様な寒波到来の頻度が1960年代~1970年代と比べて目に見えて高くなっているはずであるが、そういう事実は無い。また、極域の気温が中緯度域よりも上昇すれば偏西風が弱まるというのは一応理にかなってはいるが、同時に偏西風の蛇行に強い影響を持つ移動性擾乱の発達を手助けする南北気圧勾配も弱まるわけで、仮に極渦が本当に弱くなったとしても、それが寒波の南進に大きな影響を持つとは言えない。

・・・中略・・・

最後に余談であるが、北半球の数十年周期気候変動に大きな役割を果たす可能性があるグリーンランド海の水面温度が、2013年10月と11月の間に、1989年冬以来最大の急降下を見せた。

・・・中略・・・

2℃以上の急低下で、11月の平年並から2℃程度低い状態になった。2013年12月も同様に平年並より低い状態が続いている。これは1989年以来最大の降下で、もしこれが数年間継続するならば、北半球は本格的に30年程度の寒冷期に突入すると考えられる。

・・・以下略・・・

http://www.jamstec.go.jp/j/jamstec_news/20140117/

<引用終り>

引用文はアチコチ省略しましたので全文は上掲リンク先参照ください。


尚この話は海洋研究開発機構の主任研究員中村元隆の署名記事だが、中村氏の話は産経で取り上げられている。
以下コラムも参照ください・

論説委員・長辻象平 始まるか、北半球の寒冷化
2013.10.20 03:20
 ◆IPCCと異なる見解

 「地球は間違いなく寒冷化に転じると思いますよ」

 大気海洋地球物理学者の中村元隆さんは断言する。海洋研究開発機構の主任研究員だ。
以下略、詳細は上掲リンク先参照ください。


中村元隆さんの解説文はアメリカの大寒波は中長期的な気温変動とは関係ない、そう言っているが其れより心配なのがグリーンランド海の水温急降下なのだと言う。
これは日本から遠く離れた海の話だが日本にも無関係ではなさそうだ。
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2013-12-13 16:36

昔の雪景色

  明日は12月14日、14日と言えば・・

「時は~ 極月 14っ日(か)~」 そうです、忠臣蔵 赤穂浪士討ち入りですね。

 

 

 

赤穂浪士討ち入り(戦前の写真です)

 

 

本当はこの当時は旧暦なので今の暦にすると1703年1月30日になるようですが、余りにも極月14日が有名なので、そのままにしました。

 

 

この赤穂浪士討ち入りの日は当時でも大変な大雪だったようです。

この件、ガンダムさんもコメントで指摘しておられました。

 

 

実は江戸時代は現代より相当寒く、結構大雪が降ったようです。

赤穂浪士討ち入りから時代は下がりますが江戸で3尺もの大雪が降った記録が有ります。

 

天保12年12月17日(西暦1842年1月28日)、江戸江戸大雪三尺(日本の気象史料)

 

そして江戸時代の終わりころですが、江戸幕府が気象観測を行っていまして、そのデータが残されています。

「霊憲候簿」がその資料名で内閣文庫と国立天文台に保管されています。

その資料を読んだ方のブログに依れば当日の江戸の天気は

  朝曇、30度余、29寸8分6厘、摂氏ー1度

  午正雪、32度強、29寸9分1厘 摂氏0.2度   

  初昏雪、32度半、29寸7分8厘 摂氏0.3度

なのだと言う。

詳細は以下参照ください

http://blog.goo.ne.jp/11111fumitomo/e/2c211a81999f00ad1742473d1329fa9b

 

 

そう言えば同じ頃浮世絵師安藤広重はこんな絵を

 

「名所江戸百景 深川洲崎十万坪」

安政4年(1856年)閏五月に出版されたもの。

 

 

この深川洲崎とは現在の木場 東京都現代美術館近辺との事。

凄い風景です。高い空を舞う鷲の目で見た雪景色、一面真っ白な雪と遠くに見える山。この山は筑波山でしょうね。

 

 

 

これとほぼ同じところから見た現代の風景がこんなモノ東京スカイツリーから)

 

 

 

 

 

また芝の愛宕山を描いたこんな雪景色も

「東都司馬八景 愛宕山暮雪」

天保10年(1839年)頃の作品

 

 

 

さて江戸時代はこんな雪でしたが今年は如何でしょうか。

マスゴミは未だに温暖化が~と叫んでいますが、今年は相当寒い冬になりそうです。

我が家では長女が今度の日曜にやってきて保管してある冬タイヤに付け替える予定。例年は年末位にやっていたのですが、今年は少し早目の方がよさそうです。 

 

 

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2013-12-13 16:27

昔の雪景色

 明日は12月14日、14日と言えば・・
「時は~ 極月 14っ日(か)~」 そうです、忠臣蔵 赤穂浪士討ち入りですね。


赤穂浪士討ち入り(戦前の写真です)

2013-12-13赤穂浪士討ち入り(戦前の写真)



本当はこの当時は旧暦なので今の暦にすると1703年1月30日になるようですが、余りにも極月14日が有名なので、そのままにしました。


この赤穂浪士討ち入りの日は当時でも大変な大雪だったようです。
この件、ガンダムさんもコメントで指摘しておられました。


実は江戸時代は現代より相当寒く、結構大雪が降ったようです。
赤穂浪士討ち入りから時代は下がりますが江戸で3尺もの大雪が降った記録が有ります。

天保12年12月17日(西暦1842年1月28日)、江戸江戸大雪三尺(日本の気象史料)

そして江戸時代の終わりころですが、江戸幕府が気象観測を行っていまして、そのデータが残されています。
「霊憲候簿」がその資料名で内閣文庫と国立天文台に保管されています。
その資料を読んだ方のブログに依れば当日の江戸の天気は
  朝曇、30度余、29寸8分6厘、摂氏ー1度
  午正雪、32度強、29寸9分1厘 摂氏0.2度   
  初昏雪、32度半、29寸7分8厘 摂氏0.3度
なのだと言う。
詳細は以下参照ください
http://blog.goo.ne.jp/11111fumitomo/e/2c211a81999f00ad1742473d1329fa9b


そう言えば同じ頃浮世絵師安藤広重はこんな絵を
「名所江戸百景 深川洲崎十万坪」
安政4年(1856年)閏五月に出版されたもの。
2013-11-4広重浮世絵名所江戸百景深川洲崎十万坪縮小版


この深川洲崎とは現在の木場 東京都現代美術館近辺との事。
凄い風景です。高い空を舞う鷲の目で見た雪景色、一面真っ白な雪と遠くに見える山。この山は筑波山でしょうね。



これとほぼ同じところから見た現代の風景がこんなモノ(東京スカイツリーから)

2013-11-4東京スカイツリーから見た筑波山方面2012-11月のモノ



また芝の愛宕山 を描いたこんな雪景色も
「東都司馬八景 愛宕山暮雪」
天保十年(1839年)頃の作品 

2013-11-4広重浮世絵東都司馬八景愛宕山暮雪縮小版


さて江戸時代はこんな雪でしたが今年は如何でしょうか。
マスゴミは未だに温暖化が~と叫んでいますが、今年は相当寒い冬になりそうです。
我が家では長女が今度の日曜にやってきて保管してある冬タイヤに付け替える予定。例年は年末位にやっていたのですが、今年は少し早目の方がよさそうです。

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2013-12-12 20:38

北極が消える日<ニューズウィークのアホ記事です

  今週のニューズウィーク日本語版には驚いた、

「北極が消える日」だそうである。
 
 
 
 
 
 
北極が消える? 北極が消える??
まさか字面通りに解釈すれば・・・
 
地軸が狂って北極が無くなる、そう言う事でこれは正にトンデモナイ話。
しかしこの記事は「北極海の海氷が消える」と言いたいらしい。
オイオイ! 日本語は正しく使えよ、ビックリするじゃないか。
 
それにアメリカは空前の大寒波、何が温暖化だ!、バカも休み休み言え。
この一言だろう。
 
 
ニューズウィークはアメリカ本国では電子版しか無くなってしまった、現在紙での発行は日本のみの筈。
この記事は明らかに日本向けのモノである。
 
中はトンデモ記事であふれているが、こんな写真がある。
 
 
 
北極海の海氷がこんなに少なくなったと言う比較写真。
しかし如何して2011年の写真を出してきたのだろう。
今はJAXAのデータで簡単にわかる。
 
こんなグラフである。
 
http://www.ijis.iarc.uaf.edu/jp/seaice/extent.htm
 
 
 
尚参考までに上掲海氷の写真の2011年9月9日は海氷面積428万平方キロ、
それが今年はと言うと、2013年9月9日は483万平方キロである。
 
ここ数年、確かに北極海の海氷は減り続けてきた。しかしそれもっ去年で終了。
今年は海氷面積は大きく回復している。
 
一体この記事、日本人に何が言いたいのだろう。
何か裏の有りそうな話である。
 

  1. 気候変動
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2013-12-12 20:35

北極が消える日<ニューズウィークのアホ記事です

 今週のニューズウィーク日本語版には驚いた、
「北極が消える日」だそうである。

2013-12-12ニューズウィーク1



北極が消える? 北極が消える??
まさか字面通りに解釈すれば・・・

地軸が狂って北極が無くなる、そう言う事でこれは正にトンデモナイ話。
しかしこの記事は「北極海の海氷が消える」と言いたいらしい。
オイオイ! 日本語は正しく使えよ、ビックリするじゃないか。

それにアメリカは空前の大寒波、何が温暖化だ!、バカも休み休み言え。
この一言だろう。


ニューズウィークはアメリカ本国では電子版だけになってしまった、現在紙での発行は日本のみの筈。
この記事は明らかに日本向けのモノである。

中はトンデモ記事であふれているが、こんな写真がある。

2013-12-12ニューズウィーク2


北極海の海氷がこんなに少なくなったと言う比較写真。
しかし如何して2011年の写真を出してきたのだろう。
今はJAXAのデータで簡単にわかる。

こんなグラフである。

2013-12-12北極の海氷面積グラフ


尚参考までに上掲海氷の写真の2011年9月9日は海氷面積428万平方キロ、
それが今年はと言うと、2013年9月9日は483万平方キロである。

ここ数年、確かに北極海の海氷は減り続けてきた。しかしそれも去年で終了。
今年は海氷面積は大きく回復している。

一体この記事、日本人に何が言いたいのだろう。
何か裏の有りそうな話である。


  1. 気候変動
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2013-11-04 15:52

遂にBBCがマウンダー極小期並みの寒冷化を警告し始めた

 前回未だに地球温暖化との幻想記事をとりあげた。
しかしイギリスではBBCが太陽活動の低下が過去1万年来のペースで低下し、日本の江戸時代に相当するマウンダー極小期の再来となるとの報道を始めた。
マウンダー極小期の再来=小氷期の再来という事でこれから寒くなる、そんな警告である。
(注*マウンダー極小期=1645年~1715年、日本では元禄時代前後、将軍では三代家光の最晩年から七代家継までの時代)

BBCでは10月28日に放送したようだが内容が分かるモノが無いので、BBCの気候・気象担当者ポール・ハドソン氏のブログで概要が分かる。

http://www.bbc.co.uk/blogs/paulhudson/posts/Real-risk-of-a-Maunder-minimum-Little-Ice-Age-says-leading-scientist
Mike Lockwood教授の話として内容を紹介している。


そこで今の太陽黒点サイクルはどうなっているかと言うと
2013-11-4太陽サイクル24の現状


現在は太陽サイクル24なのだが前回、前々回と比べて太陽活動は非常に低調な事がこの図でも分かる。

しかし上掲の図ではその異常さが分かり難いのでこれを見てください。
これは1年前までの段階の図だが、過去何サイクルかと現在のサイクル24を比べたもの。

2012-6-24過去50年の太陽黒点推移


太陽の黒点が約11年周期で変化しているのは良く知られている。
この図のように最近の約50年で見ると今まではそのサイクルは10.2年周期のサインカーブとピッタリ重なっている。
しかしサイクル23の末期からそれが狂い始めている。
サイクル24はそれの開始が大きく遅れている。

実は最近の屋久杉などを使った研究でマウンダー極小期は太陽サイクルが14年くらいに伸びている、そしてその兆候はその直前のサイクルが13年から14年に伸びている事が分かってきた。

つまり太陽が示している活動の状況は大変寒冷だった江戸時代のマウンダー極小期、これと全く同じ動きをしている事を示している。

そしてついにイギリスBBCはその警告を始めた訳だ。

江戸時代がそんなに寒冷だったのか。指標は色々あるが先日広重の浮世絵と五平餅の話をエントリーしたが、江戸時代の浮世絵を見ると雪景色の浮世絵が結構残っている。



そんなモノを少し紹介しよう。
(但し広重はマウンダー極小期より150年位後の人だがこの時期も寒かった)


最初はこれ、「名所江戸百景 深川洲崎十万坪」
安政4年(1856年)閏五月に出版されたもの。

2013-11-4広重浮世絵名所江戸百景深川洲崎十万坪縮小版


この深川洲崎とは現在の木場 東京都現代美術館近辺との事。
凄い風景です。高い空を舞う鷲の目で見た雪景色、一面真っ白な雪と遠くに見える山。この山は筑波山でしょうね。



そしてこれ、「東都司馬八景 愛宕山暮雪」
天保十年(1839年)頃の作品 
(注:司馬=芝)

2013-11-4広重浮世絵東都司馬八景愛宕山暮雪縮小版


東京都港区の愛宕山は23区内の最高峰だそうだ(海抜25.7メーター)、しかし現在は周りをビルで取り囲まれ、こんな景観は無くなってしまった。
この浮世絵は年の暮れの市に降りかかる雪にも負けず集まった人々の様子を描いている。
新年の色々なものを売る店も、眼下に広がる江戸の街も白一色。


尚こんな鳥瞰図は昔の人はタダ想像するしかない世界だった。しかし現代では広重もビックリの視点が有る。
これは2012年、ある方が東京スカイツリーから筑波山方面を写した写真。

2013-11-4東京スカイツリーから見た筑波山方面2012-11月のモノ

こんな風景が「深川洲崎十万坪」のような景色になるだろうか。


この深川洲崎の浮世絵も私の好きなものです。
しかし当時の人はこんな浮世絵、驚いたでしょうねえ。空を舞う大きな鷲の目で見た地上の雪景色。
現在ならヘリコプターも気球もあるのですが当時は何もない。
そしてこんな浮世絵を見た西欧の人たちの驚き、正に天と地がひっくり返る感じだったんでしょう。

尚今は東京から筑波山は見えるんでしょうか、多分ビルの上なら見えるんでしょうね。
  1. 気候変動
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2013-11-02 22:39

未だに温暖化を叫ぶマスゴミ

 未だに温暖化で大変だと騒ぐ連中がいる。

これは侮日新聞が報じたもの・・・ もとい 侮日新聞が呆じたもの。 

 

<以下引用>

 

温暖化:今世紀末の東京、2000キロ南西の気候に

毎日新聞 2013年10月31日 15時00分(最終更新 10月31日 16時44分)

 

 地球温暖化が進んで気温と降水量が変化すると、21世紀末の東京は、約2000キロ南西にあたる今の中国・揚子江南部の沿岸都市に近い高温多湿の土地になるとの分析結果を、筑波大の日比野研志研究員らのグループがまとめた。ローマは北アフリカ並みになるという。感染症の拡大や農作物被害など、大きな影響が懸念されると指摘している。

 

 今世紀末の大気中の温室効果ガス濃度が20世紀末に比べ倍増し、世界の平均気温が2.8度前後上昇するシナリオを想定。世界195カ国・地域の首都を対象に、2075〜99年に月平均気温と降水量がどのように変化するかを、海洋研究開発機構のスーパーコンピューター「地球シミュレータ」で分析、現在のどの土地に似た気候になるかを調べた。

 

 その結果、東京の平均気温は3度程度上昇し、上海と台北の中間に位置する中国浙江省温州市に気温や降雨量が最も近い気候になるという。同市は東シナ海沿岸にあり、多雨で台風の被害も多い。また、ローマは地中海を越えてチュニジア、アルジェリアの国境周辺に最も似た気候になるほか、ワシントンは米テキサス州北部、モスクワは欧州有数の穀倉地帯とされるキエフに近い暖かさになるという。

 

 一方、現在でも暑い赤道付近のアフリカ・南米・東南アジア諸国の首都の場合、温暖化がさらに進んだ今世紀末に、よく似た気候の土地は現在の地球上に存在しないことも確認できたという。

 

 研究を統括している高藪出(たかやぶ・いづる)・気象庁気象研究所室長は「感染症や農作物、生態系などへの大きな影響が考えられる。この成果を入り口に温暖化の被害軽減策の研究を深めたい」と話している。【阿部周一】

 

 

http://mainichi.jp/feature/news/20131031k0000e040248000c.html

 

<引用終り>

 

温暖化で大変だ大変だと言うが温暖になって何が困るのだろう??

少なくとも暖かい方が暮らしやすい、こんな事は常識だ。

 

歌の文句にもある。

 

サマータイム:Summertime 歌詞

Summertime and the livin is easy
Fish are jumpin and the cotton is high
Oh your daddys rich and your ma is good lookin
So hush little baby, dont you cry
One of these mornings
Youre goin to rise up singing
Then youll spread your wings
And youll take the sky
But till that morning
Theres a nothin can harm you
With daddy and mammy standin

そしてサマータイムときたら、私としては矢張りこれ

 

 

しかし世界は今急速に判断が変わっている。太陽活動が低調になり、既に15年も地球の温暖化は止まっている。そしてこれから寒冷化が加速するであろう。

どの程度か、非常に寒かった江戸時代並になる。太陽活動がマウンダー極小期並みになることがハッキリしてきたからだ。

 

この話、長くなるので次回エントリーします。

 

なおFC2版はこちらです。

  1. 気候変動
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2013-11-02 22:33

未だに温暖化を叫ぶマスゴミ

 未だに温暖化で大変だと騒ぐ連中がいる。
これは侮日新聞が報じたもの・・・ もとい 侮日新聞が呆じたもの。


<以下引用>

温暖化:今世紀末の東京、2000キロ南西の気候に
毎日新聞 2013年10月31日 15時00分(最終更新 10月31日 16時44分)

 地球温暖化が進んで気温と降水量が変化すると、21世紀末の東京は、約2000キロ南西にあたる今の中国・揚子江南部の沿岸都市に近い高温多湿の土地になるとの分析結果を、筑波大の日比野研志研究員らのグループがまとめた。ローマは北アフリカ並みになるという。感染症の拡大や農作物被害など、大きな影響が懸念されると指摘している。

 今世紀末の大気中の温室効果ガス濃度が20世紀末に比べ倍増し、世界の平均気温が2.8度前後上昇するシナリオを想定。世界195カ国・地域の首都を対象に、2075〜99年に月平均気温と降水量がどのように変化するかを、海洋研究開発機構のスーパーコンピューター「地球シミュレータ」で分析、現在のどの土地に似た気候になるかを調べた。

 その結果、東京の平均気温は3度程度上昇し、上海と台北の中間に位置する中国浙江省温州市に気温や降雨量が最も近い気候になるという。同市は東シナ海沿岸にあり、多雨で台風の被害も多い。また、ローマは地中海を越えてチュニジア、アルジェリアの国境周辺に最も似た気候になるほか、ワシントンは米テキサス州北部、モスクワは欧州有数の穀倉地帯とされるキエフに近い暖かさになるという。

 一方、現在でも暑い赤道付近のアフリカ・南米・東南アジア諸国の首都の場合、温暖化がさらに進んだ今世紀末に、よく似た気候の土地は現在の地球上に存在しないことも確認できたという。

 研究を統括している高藪出(たかやぶ・いづる)・気象庁気象研究所室長は「感染症や農作物、生態系などへの大きな影響が考えられる。この成果を入り口に温暖化の被害軽減策の研究を深めたい」と話している。【阿部周一】

2013-11-2侮日の温暖化バカ話
http://mainichi.jp/feature/news/20131031k0000e040248000c.html

<引用終り>

温暖化で大変だ大変だと言うが温暖になって何が困るのだろう??
少なくとも暖かい方が暮らしやすい、こんな事は常識だ。

歌の文句にもある。

サマータイム:Summertime 歌詞


Summertime and the livin is easy
Fish are jumpin and the cotton is high
Oh your daddys rich and your ma is good lookin
So hush little baby, dont you cry
One of these mornings
Youre goin to rise up singing
Then youll spread your wings
And youll take the sky
But till that morning
Theres a nothin can harm you
With daddy and mammy standin

そしてサマータイムときたら、私としては矢張りこれ


しかし世界は今急速に判断が変わっている。太陽活動が低調になり、既に15年も地球の温暖化は止まっている。そしてこれから寒冷化が加速するであろう。
どの程度か、非常に寒かった江戸時代並になる。太陽活動がマウンダー極小期並みになることがハッキリしてきたからだ。

この話、長くなるので次回エントリーします。



11月4日追記します。
相模さんからイザブログのこのエントリーにコメントを頂きました。
イザは間もなく消えてしまうので、この貴重な話をFC2本文に残そうと思います。

以下相模さんのコメントその返事

相模さん のコメント(>のついた部分)

>シナ事変初期、毎日新聞の前身「東京日日」新聞紙上で百人切り報道がありました。無錫--南京間を進軍中、二人の少尉がどちらが先に百人切りを果たすか競争すると言う戦意高揚のヨタ記事。
>
>この報道のために二人の少尉はシナの法廷に召喚され、死刑となりました。これは虚報であるから記事を書いた日日の浅海記者に確認してほしいとの両名の意向に対し、浅海は回答を拒否、結局二人は死刑に処せられました。
>
>山本七平がこれを取り上げ、1人は隊の副官、1人は砲兵隊将校である事だけでも、実際に切り込みなど出来る立場にないと矛盾を指摘。かつ、日本刀の性能から見て、日本刀は数人斬ればボロボロになって使いものにならない等を挙げて浅海の不実を指摘しました。
>
>浅海は戦後、日中友好団体の要人になって「平和」を語ったようです。
>新聞記者の多くはクズですが、クズでも国家間の橋渡しをして美禄を食む人種らしく、唾棄すべき輩だと思っています。
>職業には貴賎はないとはいえ、新聞記者は賎業の代表です。

・・以下は私の返事

詳しい話、有難うございます。
イザブログは間もなく消えてしまいますので、この話FC2にもコメントとして転載させていただきますのでご了承ください。
しかし「百人斬り競争事件」、もっと皆さんに知って貰いたい話ですね。
マスゴミのクズぶりが良く分かります。
尚「百人斬り競争事件」、以下に詳しいです。
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/daitoasenso/taigaishinryaku_nankinziken_hyakuningiri_zikennogaiyo.htm


以上です。
読み直してみて改めて怒りの想いが沸々と湧いてきます。
  1. 気候変動
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2013-09-03 16:33

[書評]気候で読み解く日本の歴史

  今こんな本を読んでいる。

気候で読み解く日本の歴史、著者は田家 康(たんげ やすし)である。

 

 

このテーマ気候と日本の歴史は私が以前から興味のある分野。

そんな事で先日本屋で見かけたので早速買ってきた。

 

 

 

内容はと言えば「真面目な著作」である。

決していい加減なものではないが読んでみると「ガッカリ」する

一言で言えばそんな所。

 

読み終わってなんだコリャ、そんな事で著者の略歴を見ると農林中央金庫、農林水産金融部部長を経て、2011年より(独)農林漁業信用基金 漁業部長をされているのだと言う。

つまり歴史の専門家でもなければ気候の専門家でもないようだ。

ただし気象予報士の資格は有るらしいが、これは天気予報の話である。

 

まあ経歴で著作を評価してはいけないのだが、そんな事は置いといてこの著作の印象を述べてみたい。

 

 

最初にこの著作のいい点は色んな所に先人の著作を引用しているのだが、それがハッキリわかるようになっている。これは大変良い事だと思う。

 

しかしこれで最初の1ページ目からアレッと思うところに出くわす。

1ページ目はこんな書き出しで始まる。

 

「わが国の美しさを讃える表現として、古事記に・・・」こんな風である。

なるほど。

しかしその直後

「日本で四季と言う概念が生まれたのは、水田農耕が広がる時代であった。大和言葉での四季は、「大地を墾(は)ル」が朝鮮古語の春を表すparamによりハルとなり、「田に水をひく」季節がナツ(朝鮮古語でnjarim)収穫を意味する秋(同、karu)「御霊(みたま)を増殖(ふゆ)」(霊の復活)からフユ(同、kara)となった。」

こんな記述が有る。

勿論この記述にも出典が記載されている。

 

まあそんな意味では決して不真面目ではないのだが、日本語の由来を朝鮮古語に求めるのは色んな人がやっている。中には万葉集を現代朝鮮語で読めるなどと言う人までいる位だが、この話は殆ど学術的には意味が無い。

 

朝鮮古語などは実は全く資料不足で殆ど分からないのが現実なのだ。

詳しくはwiki参照

古代朝鮮語

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E8%AA%9E

 

ここで述べられているように百済語、高句麗語についてはほとんど何もわからない。勿論発音などもってのほか。

唯一資料が有るのが新羅語である。その唯一の資料が郷札という。

 

郷札

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%B7%E6%9C%AD

 

この郷札にしても僅か25首の歌が残っているだけ。此れしかないと言う訳である。

 

 

上掲の1ページ目に日本語の春夏秋冬の起源が云々、

つまりこの著者は自分の専門外の事はさして検証もせず、適当な著作から都合のいい所を引用してきているようだ。

 

 

 

この著作は300ページ近い大作である。

専門外の人がこれだけ調べようとしたら実に大変であったろう。

特に歴史に残る飢饉と気候変動を結び付け、それを纏めている所、実に素晴らしい著作と言える。

しかし残念ながら狙いが大きすぎ、引用した沢山の事項が検証不足であることは否めない。

 

私も同じ狙いでこんなエントリーをした。

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1340882/

 

全体は上掲ブログを参照いただきたいが、その中に引用した文献にこんなモノに注目してほしい。

 

 

 青森県の「南部八戸藩飢饉一千年小史」という資料が有る。二本柳正一氏が昭和43年に纏めたもので742年からの飢饉の歴史が記載されている。

所がこの中で874年から1229年まで飢饉・凶作の記録が無い

二本柳氏は「357年間凶作関係不明、要研究調査」としているが、私はこの時代が東北地方が豊穣の時代であったひとつの証拠と思っている。

丁度この頃は奥州藤原氏が栄えた時代、平泉の金色堂が出来た時代であった。

 

尚この著者の二本柳氏、資料では水喰中学校長となっているが調べると水喰中学校は見当たらない。青森県東北町立水喰小学校と言うのは有るので多分そこの校長先生をされていた方だと思う。

昭和43年と言えばネットもパソコンも無い時代、ガリ版刷りで発行された資料、実に立派な業績だと思う次第。

 

 

この本は大変良い狙いで、大変な労力をかけた大作、それは分かるのだが残念ながら消化不良、そんな印象である。

 

 

最後にこの本を読んで現在の天候がふと気になった。

点と点で見れば今年の日本は大変な猛暑である。地球温暖化でこれから先どうなるかと思うのは東京以西の人。東北・北海道の人は今年はさして暑くないなあ、それより雨がよく降るなあだと思う。

 

そして目を世界に転ずると北米大陸は空前の寒い夏なのだと言う。

南米は今冬だが、何十年ぶりかの大雪と報道されている。

局地的な事を捉えて全体を見るのは難しい、それがこの著作にも言える事だと思う。

 

  1. 気候変動
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2013-08-21 21:47

猛暑続きですが

  毎日暑いですね。

気象予報士は毎日「熱中症熱中症」とうるさいです。

 

がしかし、日本のこの猛暑、実は関東以西が暑い、だから東北などは別に暑くないのである。

 

今日の気温のデータ

 

こんなのを見ると暑いのが余計に暑くなりますが・・・

良く見ると東京以西が暑い、東北や北海道は暑くないようだ。

名古屋、大阪は37度越え、広島、福岡は36度越え、これでは暑いわけだ。

 

沖縄の方が遥かに涼しい、いや実は熱帯のタイやシンガポールなども日本夜涼しいのだ。

http://sankei.jp.msn.com/science/news/130816/scn13081623470000-n2.htm

 

 

 

所で最高気温・最低気温のデータを見ると

これは東京

 

これは名古屋

 

特に名古屋などは7月から今日まで平年を最高気温、最低気温とも大きく上回っている。

こんなのを見て毎日熱中症と騒ぐわけだ。

しかしこの暑さは東京まで、白河の関の先は決して暑くない。

 

 

そんな事で気になるのが今後の気象に影響を与える大きな要素、はるか北の北極での寒気の溜め込み具合である。

日本が猛暑猛暑と言っている間にアメリカなどでは100年来初めての寒い夏と言っていたりする、日本の夏の暑さは世界共通の傾向ではないようだ。

 

ここに北極振動指数なるものが有る。

北極振動についてはこれを参照ください

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%A5%B5%E6%8C%AF%E5%8B%95

 

これはその北極振動指数の1年間の推移

 

この指数がプラスの時は北極に寒気が貯めこまれている事を示している。

今年の4月から寒気をため込んでいる。

そろそろそれを放出する時が近づいている様な気がするが如何だろう。

 

なお今年は海の水温が非常に高い。これが高いと台風が発達しやすいのでこれも気になる所である。

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2013-08-03 23:28

猛暑だ、酷暑だ、熱中症だと騒ぐ前に<続編

  毎日テレビ・ラジオの気象予報では猛暑だ、熱中症だと騒いでいる。

しかし気象庁が発表している7月の平均気温推移データによれば、7月の気温は例年とあまり変わりないらしい。

???

実際はどうなっているのだろう??

 

 

最初に気象庁発表の7月の平均気温推移

 

 

http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/temp/jul_jpn.html

 

このデータは都市化の影響のない下記17地点の平均データである。

・北海道地方: 網走,根室,寿都の3地点平均

・東北地方 : 山形,石巻の2地点平均

・関東地方 : 水戸,銚子の2地点平均

・中部地方 : 伏木,長野,飯田の3地点平均

・近畿地方 : 彦根

・四国・中国地方: 境,浜田,多度津の3地点平均

・九州地方 : 宮崎,名瀬,石垣島の3地点平均

 

例えば関東地方では水戸・銚子の2地点のデータである。

これでは実感と会わないのは無理もない。

 

此処に環境庁のヒートアイランド対策マニュアルと言うものが有る。

https://www.env.go.jp/air/life/heat_island/manual_01.html

 

この中にこんなグラフ

 

 

http://www.env.go.jp/air/life/heat_island/manual_01/01_chpt1-1.pdf

 

 

このグラフは最初の左上のグラフが日本の平均として上掲17地点の気温推移を示したモノ

そして札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡各都市の気温推移を上から最高、平均、最低と並べたもの。

 

 

日本の代表地としての17地点の気温が緩やかな右肩上がりを示している。

(注:この温暖化傾向は江戸時代の終わりから続いてきた温暖化傾向で、江戸時代の小氷期からの回復過程と考えられている。しかしこの温暖化傾向は20世紀末で終わったと考える意見が主流になりつつある)

 

それに対し各大都市の気温は見事に右肩上がり。

特に日本全体という事での17地点の平均気温は100年で1.5度上昇、しかし同じ期間に東京は100年で3.3度上昇となっている。

この差が都市化による影響である。

 

特に注意すべきは最低気温が見事に右肩上がり。

つまり都市化の影響は最高気温より最低気温の上昇の方に顕著に表れるという事だ。

(注:この最低気温の件は別の機会にとり上げます)

 

さてその最高気温の事だが、東京・名古屋・大阪の8月の気温の分布はこうなっている。

 

これは東京

 

これは名古屋

 

これは大阪

 

 

猛暑だ、酷暑だ、熱中症だと言うのは都市化の影響で都市の気温が上がっている事の影響なのだ。

これは気象予報士の人は言わないが、これが猛暑の現実である。

 

こんな事で7月は東京以西では猛暑と言われながら、一部ではその実感が伴わない所が有った。

特に東北は7月は冷夏だったし、山陰などでは記録的な豪雨。

 

矢張り広い目でモノを見ないといけない良い事例ではある。

 

なおこの都市化による温暖化がクライメイトゲート事件、温暖化詐欺を生んだ温床になっていたこともこんなデータで良く分かると思う。

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2013-08-01 22:23

猛暑だ、酷暑だ、熱中症だと騒ぐ前に

  東京も名古屋・大阪も連日猛暑続き、7月は酷い月でした。

そして今日から8月ですが、当地方(愛知県)は相変わらず熱中症注意と騒ぐばかり。

 

しかし島根県や山口県では深刻な洪水被害が出ている。そしてもっと気になるのが東北地方の低温傾向。

首都圏では連日の猛暑で暑い暑いと騒ぐばかりだが、ちょっと待ってほしい。

東北地方は未だ梅雨明けしていない事を忘れていませんか。

 

東京からは目と鼻の先、白河の関より北は今年はいやに寒いのだ。

白河? 白河の清きに魚の住みかねて・・・

その白河ではなく日本を壊した白川、その後遺症なのだろうか。

白河の関を境に気象がおかしいのである。

 

 

 

私が何時も注目している指標に「水稲冷害研究チームの2013早期警戒情報」と言うものが有る。

http://www.reigai.affrc.go.jp/keikai/keikai2013/keikai13.html

 

ここの最新版(7月27日)では遂に東北地方太平洋岸に冷害警戒、そして「やませ」警戒が発表されている。

東北は豊かな稲作地帯である。日本を支える美味しいコメの採れる所、しかしちょっと天候不順だと収穫量が激減する厳しい所でもある。

 

その為気象の変化を読んで稲作の対応を考える上掲の様なページが存在する訳だ。

 

そしてついに「やませ」警戒が話題に上ってきた。

やませとは海からの冷たい風の事で、これが吹くと冷害になる、農家には一番恐ろしい風。

ただ最近の農業技術の進歩で冷害にもそれなりに対応する技術がある事が分かってきた。

 

例えばそんな技術の一つが深水管理といって、水田に水を深く張る、これでかなり冷害の被害が防げる。

今農家の方は対策に大わらわだろう。頑張ってほしい。

関東以西の人たちは毎日暑いだの熱中症だのの報道に惑わされることなく、大変な冷害になるかもしれない中で頑張っている人たちの事も考えてほしいものだと思います。

 

 

 

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2013-05-11 22:37

ハワイでCO2濃度が過去最高値を観測<NHKの報道は枕詞に注意

 NHKでこんなニュースが報道されている。

 

<以下引用>

 

 

 ハワイCO2濃度が過去最高値を観測

5月11日 12時18分 NHK

 

 

 アメリカ海洋大気局は、地球温暖化の主な原因となっている二酸化炭素の濃度が、最も長く調査を続けているハワイの観測所で最高値を観測したと発表し、温暖化を防止するためには化石燃料の消費を減らす必要があると強調しました。

 

アメリカ海洋大気局は1958年から、ハワイにあるマウナロア山の標高3400メートルの地点に設けた観測所で、大気中の二酸化炭素の濃度を調べています。

ここでの観測値は、標高が高いため人間活動の影響を受けにくいとされていますが、海洋大気局は10日、「二酸化炭素の濃度が今月9日に初めて400ppmを超え、これまでの最高値を観測した」と発表しました。

 

 濃度は年々、上昇していて、観測開始当初は年間0.7ppm程度だった上昇幅は、ここ10年間は2.1ppmと大幅に拡大しているということです。 

背景には、中国インドなど新興国からの二酸化炭素の排出の急増があると指摘されていて、海洋大気局の専門家は、温暖化を防止するためには化石燃料の消費を減らす必要があると強調しました。

大気中の二酸化炭素の濃度は、日本でも去年5月に、岩手県大船渡市の観測点で初めて400ppmを超えていたことが分かるなど、世界的に上昇傾向が続いています。

今回、人間活動の影響を受けにくいとされている地点でも、400ppmを超える高い濃度が初めて観測されたことで、温暖化への懸念がさらに強まりそうです

 

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130511/k10014504661000.html

 

<引用終り>

 

 

 

NHKの報道には必ず枕詞が付いている。

例えば

地球温暖化の主な原因となっている二酸化炭素

 

所でその温暖化だがここ15年、平均気温は上昇していない。

例えばこんなデータ、これは日本の気象庁発表のモノ

 

このグラフには長期トレンドを示す赤い線が入っており、これは確かに長期的には気温が上昇していることを示している。

しかしこの気温上昇は江戸時代終り頃からの約150年続いた温暖化傾向を表しているモノ

そして良く見ると1998年からは気温の上昇傾向は認められない。

温暖化は既に止まっている。これは最早世界中で認められている事だ。

 

それなのに最近の二酸化炭素の増加は著しい、これも事実である。

結論として温暖化と炭酸ガス(二酸化炭素)には関係が無い、これが事実である。

 

 

NHKは「地球温暖化の主な原因となっている二酸化炭素」とこのように枕詞をつけて報道する癖が有る。

だがこの枕詞が事実でない、NHKが犬HKと言われる所以である。

本当の枕詞とは

事実を捏造することで定評のあるNHK、こういえばこの枕詞は事実である。

 

 

しかし地球温暖化などと騙されている間に寒冷化がひたひたと迫ってきている。

今年の北海道などは恐らく最も遅い春になることは間違いなさそう。

温暖化はシロクマが大変と騒いだが、寒冷化になると人間が大変、今こそ気候変動に注意が必要だ。

 

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2013-04-13 17:39

今世紀末、洪水リスク最大4倍 環境省などが温暖化報告<時代遅れの嘘

 今日の新聞にこんな記事が有った。

これは産経の記事

 

<以下引用>

 

 今世紀末、洪水リスク最大4倍 環境省などが温暖化報告

2013.4.12 18:19
 
 地球温暖化が進むと今世紀末には大雨の増加で河川の洪水リスクが最大約4倍になり、大都市圏の東京、大阪、伊勢湾沿岸では海抜ゼロメートル地帯の面積が1・5倍に広がって高潮被害の危険性が増すと指摘した報告書を環境省文部科学省気象庁が12日、公表した。
 
・・・以下略、詳細は下記リンク先参照ください・・・
http://sankei.jp.msn.com/science/news/130412/scn13041218210000-n1.htm
 
<引用終り>
 
この話は裏の桜さんが詳しく解説されているので、そのブログを参照ください。(これ以上私が付け加えることは有りません)
 
http://dale-alv.iza.ne.jp/blog/entry/3048985/
 
 
地球の気温は過去100年以上の上昇トレンドが終わり、既に約15年間上昇が止まった状態である。
これはいろんな観測結果間違いない事が証明されている。
そして太陽の観測結果から太陽活動が異常であり、今地球は寒冷化の入り口にさしかかっている、そんな事がハッキリしてきている。
 
そこにこんな報道。私は目を疑った。
実は今月は私は読売新聞と中日新聞を購読している。
地元のニュースを知るため、止むを得ず反日・中日新聞をとっているので気が付いたのだ。
そこでコンビニで色んな新聞を買ってきた。新聞各紙の論調が見たかった為だ。
結果、読売・朝日はこの件は無視、日経・中日は取り上げていた。
(産経も同様と思います。)
 
何故そんな事をしたのか。
地球温暖化は全くのインチキだったことが分かってきている。
だから良識ある新聞社なら少なくとも環境省が発表しても、対立意見がある事、しかも日に日にそれが確実になっている事位書き添えなければ可笑しいからだ。
 
幸い読売・朝日は無視している。良い事である
 
所でこの基地外発表、一体どんな奴がやったのか、環境省のプレスリリースを覗いてみたら、居ました居ました、江守正多、此奴です。
 
この江守正多については以下のエントリー参照ください。
http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/3013956/
 
こんなウジ虫が未だにウロウロしている所、日本の科学者のレベルを疑われても仕方ない、情けない話です。
 
所で最後にお笑いを一席。
この江守正多をGOOGLEで検索すると
 
こんなのが出てきます。
江守正多とやら、天の神様はお見通しですぜ、
年貢の納め時じゃないですかねえ。
 
 
最後に裏の桜さんが紹介されていた渡辺正教授の話、この方の書かれた本が大変面白いです。
地球温暖化神話 終わりの始まり」
http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2657791/
 
興味のある方は是非どうぞ。
 
但しこの本、どう言う訳か本屋で見かけたことは有りません。出版元の丸善に行っても見かけないのです。どうなっているのでしょうか。

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2013-03-10 23:03

最近の気温、過去1万年で最高 人為的な温暖化を裏付け<東京新聞のアホ記事です

  この東京新聞のアホ記事、一体どう読んだらいいのだろう。

何はともあれ、先ずはどんな話かと言うと・・・ 

 

 

<以下引用>

 

 

最近の気温、過去1万年で最高 人為的な温暖化を裏付け

 

2013年3月8日 10時24分

 【ワシントン共同】最近10年間の世界の平均気温は、氷河期が終わってから1万年余りで最も高いレベルにあるとする研究結果を、米オレゴン州立大などのチームが米科学誌サイエンスに7日発表した。

 特に過去100年ほどの気温上昇幅が大きく、産業革命以降の大気中の二酸化炭素(CO2)の増加傾向と一致した。現在の地球温暖化が人間活動によって引き起こされたことを裏付ける結果で、チームは「このままでは今世紀末にかけてさらに気温が上昇する」と警告している。

 

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013030801001267.html

 

<引用終り>

 

 

 

氷河期が終わってから一番高い気温??、

ふざけんじゃ無い! 今から数千年前の縄文時代は今よりもっと気温が高かった。

 

 

その証拠、縄文時代の貝塚からはこんな貝殻が沢山出てくる。

 

 見慣れない貝だがハイガイと言う。今は九州の有明海辺りより暖かい所に生息している貝。それが縄文時代(特に中期)には青森県の三内丸山遺跡などに大量の出土事例が有る。

研究者はこの当時の日本の気温は現在より平均で2度くらい高かった、そんな事を言っている。

 

そして縄文時代は現在より暖かく、海面も現在より3~5メーター高かった。

その証拠として東京湾が現在よりはるかに大きい(古東京湾)。これを縄文海進と言う。

 

 

 縄文海進の図

 

 

 

そしてもう一つ、日本で言う平安時代も現在より気温が高かった。

ヨーロッパではこの温暖な時期を中世温暖期と言う。日本でも同様に中世温暖期と言っている。

 

どれくらい温暖だったのか。

この頃でも現在より約1度くらい気温が高かった、そんなデータが有る。

 

そしてその証人がこの人

 

 

紫式部である。

日本が誇る世界の才女、紫式部。

彼女の書いた世界最初の小説「源氏物語」には気象に関する話が沢山出てくる。

そしてその記述は極めて正確で、当時の気候が現在より温暖だったことを示しているのだ。

 

 

さて証拠はこの位にしよう。

東京新聞さんよ、中日新聞さんよ、出鱈目報道は止めなさい。さもないと読者が逃げ出すよ。

今から1万年前まで遡れば今より温暖な時期が有った、こんな事位君たちの足元にもその証拠が幾らでも転がっているんだ。

嘘報道で何も知らない読者を騙す。いい加減にしろ!!

 

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2013-02-07 19:01

フローズン・レイン

  フローズン・レインと言う雨とも雪・氷とも違う自然現象が有る。

裏の桜さんがこのフローズン・レインについての大変珍しい動画をアップしている。

 

これが裏の桜さんのエントリー。

http://dale-alv.iza.ne.jp/blog/entry/2989955/

 

 

実は私にもこのフローズン・レインには懐かしい思い出話がある。

今回はちょっと昔話を。

 

 

 

クルマの寒冷地対策が問題になっていた頃、もう随分前の話である。

自動車部品でも当然寒冷地対策をせねばならないが、実際の使われ方が中々わからない。

そんな時に大いに驚いた話。

アメリカなどでは凍結防止に岩塩を砕石状態でそのまま道路に散布している、これはオドロキだった。

日本の凍結防止剤はこの当時は塩化カルシウムが中心、しかも細かい粒状だった。

幾ら凍結防止に効果があるとはいえ岩塩をそのまま砕石状態で散布するのは大いに驚きだった。

(注:ただし現在は日本でも凍結防止剤の主力は塩化ナトリウムつまり塩が約70%位と主力を占めている)

 

 

そしてその時知ったのがどうにも対策方法の無い厄介な現象、それがフローズン・レイン(freezing rainとも言う)だと知った。

上空で過冷却された水滴がある特殊な気象条件化で過冷却された水滴=雨として地上まで降ってくる、それが地面に落ちたその衝撃で瞬間的に凍る、そんな減少だった。

このフローズン・レイン(freezing rainとも言う)、これが降るときは極めて危険。

クルマの場合、道路がいきなりスケートリンク状態になってしまう。

人間が歩いたら、いきなり氷のダルマ状態なのだと言う。

 

この動画でその異常さが良く分かる。

 

 

歩道のスロープがそのまま氷になっている。

降った雨が流れる前に凍り、しかも気泡の無い硬い氷になったわけだ。

 

こんな時の対策はとにかく動かない事しかないのだとか、

家に居れば問題ない、クルマで走っていたら兎に角何とかして車を止め、そこから動かない事しかないようだ。

 

上掲の裏の桜さんのエントリーのkazkさんのコメントでも日本でもまれに降る事が有るようだ。

 

 

今世界は地球温暖化ではなく寒冷化に向かう事がハッキリしてきた。

そんな中でこんな異常な現象、こんな事が日本でも起こらないとは言えないのではないか。

そんな感想を持った次第です。

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2013-02-03 18:11

太陽の異変、続報

 

 太陽の異変がいよいよ間違いないと言う段階に来たようだ。

つい最近のナショジオのニュースから。

 

 

<以下引用>

 

 

ナショナルジオグラフィック ニュース

 

太陽両極の磁場異変を確認

               

サイエンスポータル

February 1, 2013

 

 国立天文台と理化学研究所などの研究チームは、太陽観測衛星「ひので」が昨年9月に行った太陽極域の磁場観測の分析結果を発表した。太陽の北極域では磁場がマイナス極からプラス極へ反転する現象が急速に進んでいる一方、南極域の磁場は依然としてプラス極のまま変化が少ないことを確認した。今回の発表は、昨年4月に行った太陽の磁場反転に関する研究発表の、その後の状況について報告したもの。

 

 これまでの長年の観測研究で、太陽では約11年周期で同時に両極の磁場が反転する現象がみられ、次の2013年5月の太陽活動の極大期(太陽の黒点数が最大になる時期)と同時に、北極がプラス極へ、南極はマイナス極へ反転すると予測されていた。ところが昨年1月の「ひので」の観測で、北極では約1年も早く反転に向けて磁場がゼロ状態となり、南極では反転の兆しが見られないことが分かった。その結果、北極と南極がともにプラス極となり、赤道付近に別のマイナス極ができるような、太陽全体の磁場が4重極構造になる可能性が指摘されていた。 

 

 そのため、「ひので」による観測を昨年9月10日から10月7日にかけて集中的に行った。その結果、北極域では低緯度側から磁場の反転が急速に進行し、緯度75度以北までがプラス極に変化していることが推定された。その半面、南極の磁場は今年1月の最新の観測でも反転の兆候はなく、依然としてプラス極が維持されていることが分かったという。 

 

 また、次の太陽活動の極大期は半年ほど後ろにずれ込んで、今年秋ごろになるとみられ、その時の平均相対黒点数は69と予想される。これは、過去100年で最低の極大期黒点数であり、当面、太陽活動は低調に推移するものと考えられるという。 

 

 こうした太陽活動の異変は、地球が寒冷期となったマウンダー極小期(1645~1715年ごろ)やダルトン極小期(1790~1820年ごろ)に似ているとも言われる。国立天文台などは今後も集中的な太陽極域の観測を継続していく。

 

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=00020130201004

 

<引用終り>

 

 

この4重極構造と言うのは昨年も紹介しましたがこんなモノです。

 

 

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2733528/

 

 

さてそんな事で今まで地球温暖化と散々騒いできたが、実は寒冷化であった。

どうもマウンダー極小期とかダルトン極小期と言われる時期並を覚悟せねばならない、それは間違いなさそうである。

どれくらい寒いか、寒い時代と言われた江戸時代並と考えるべき時が来ているようだ。

 

江戸時代の寒さ。

例えば1842年1月28日には江戸は大雪で積雪は3尺(約90センチ)であったという。

 

http://blog.goo.ne.jp/11111fumitomo/e/2c211a81999f00ad1742473d1329fa9b

 

 

しかし今は僅かな雪でも大混乱する時代、東京が僅か5センチの積雪で大騒ぎになるのだ。

 

マスゴミは東日本大震災と大津波で懲り懲りしたのか、1000年前の貞観地震を持ち出して騒いでいる。

しかしたった170年前に東京で1メーター近い積雪があったという記録がある事など知らん顔だ。

 

しかし寒冷化は間違いないと言うのが専門家の一致した意見になってきた。

対策には膨大な費用と時間がかかる。

これからの日本全体、いや世界全体で取り組む大問題と思うのだが・・・

 

  1. 気候変動
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2012-11-19 20:23

国連気候変動枠組み条約・COP18の展望<今年はIPCCは招待されていない

 国連気候変動枠組み条約COP18の展望

 
毎日新聞 2012年11月19日 東京朝刊
 
 先進国に温室効果ガス削減を義務づけた「京都議定書」後の温暖化対策の新たな枠組みを話し合う、国連気候変動枠組み条約第18回締約国会議COP18)が26日〜12月7日、カタール・ドーハで開かれる。資金・技術援助などを巡って、先進国と新興国・途上国の対立は根強く、交渉難航は必至だ。衆院解散で、政権交代の可能性もある日本は、国際公約をどうするかも決まらず、主導権を握れそうにない。
 
・・・以下略・・・
 
http://mainichi.jp/feature/news/20121119ddm016040003000c.html
 
詳細は上記リンク先参照ください。
 
<引用終り>
 
 
 
国連気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)が来週から始まる。
今回の会議、もうこんな温室効果ガス削減などと言う嘘っぱちはやめたらどうかと思うのだが今年も開催される。
 
 
所でこんな話も・・・、温室効果ガス云々の本家本元IPCCCOP18に招待されていないことが分かったと言うのである。
http://www.gulf-times.com/site/topics/article.asp?cu_no=2&item_no=544308&version=1&template_id=36&parent_id=16
 
 
良い事である。
これでIPCCの嘘っぱちが世界中に認知されたという事だ。
しかし日本ではなぜか報道されていない。
まあ今は続報を待つべき時期、詳細が判明したら続編を書きたいと思います。
 
 
 
所でこの国連気候変動枠組み条約締約国会議、これが開催されると天の神様がお怒りになるのか、猛烈な寒波が襲うのが恒例となっている。
地球温暖化? 何をアホ言ってるんだ、神様はお見通しだぞという事らしい。
 
 
しかしその寒波、実は半端ではない。
これはCOP15の時の寒波
 
 
この時はフランスの誇りユーロスターが英仏海峡トンネル内で立ち往生してしまった。その為何日も鉄道がストップ、甚大な被害が出た。
 
 
これはCOP16の時の寒波。
 
イギリスの道路はマヒ状態
 
これはロンドン/ヒースロー空港、大混雑である。
 
 
この混雑の中を寒波で凍結した道路で事故に巻き込まれた人が帰ってきたのだが、その人は今どうしているのだろうか・・・。
 
 
今年のCOP18、さてどんな寒波がやって来るのだろう。
日本は今年は北日本は今の所いやに暖かい、西日本は寒冷な秋だが今後はどうなるのか。
気になるところではある。

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2012-11-08 15:44

太陽活動がいよいよ未知の領域に

  太陽活動の異変については何度か取り上げてきた。

しかしいよいよ未知の領域に入ったようで、アメリカ海洋大気庁(NOAA)の予報官がこんな事を言っている。

 

 

 

SO THIS IS SOLAR MAXIMUM? 
Space Weather 2012.11.06

http://spaceweather.com/archive.php?view=1&day=06&month=11&year=2012

 


結局、これが太陽の活動の最大期なのか?

アメリカ海洋大気庁( NOAA )の太陽活動の予測担当官は、2013年の太陽活動最大期は、宇宙観測時代に入ってから最も弱い太陽活動の最大期となるだろうと予測していた。

しかし、彼らが考えていたよりも、さらに太陽活動は弱いものかもしれないデータが示された。

下の図は、 NOAA の太陽活動の予測と実際の太陽活動を示したグラフだ。


現在の実際の現在の太陽の活動は、このグラフが示す 20年間の太陽黒点の数の推移の平均を下回っている。

太陽黒点活動は予測できないほど急速に変化するので、実際のカーブが今後、急上昇を見せる可能性はあるが、しかし、現在のところ、太陽の表面には大きな黒点の出現が少なく、そして、最近1週間は強い太陽フレアもまったく発生していない。

今は太陽活動最大期に向かう時期だというのに、まるで、太陽活動の「最小期」のように見えるのだ。 NOAA の予測官によれば、今後24時間にも強い太陽フレアの発生する可能性はほとんどないという。

 

<引用終り>

 

 

 

 

 

この太陽活動の異変は6月にも取り上げた。

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2733528/

 

この時点からほとんど新しい情報は無いのだが、このNOAAの予報官の言っている事は「彼らにとっても想像を絶する状況」が日々起こっている、そう言う事である。

 

 

上掲のエントリーで国立天文台の常田教授は太陽活動の見通しについて、NASA(米航空宇宙局)のハサウェイの話を引用し、「次の極大は2013年春に来るが、その黒点数は前回の極大期の半分程度だろう」との予測を示している。

しかしこの数か月の動向はそんな予測からも外れているようだ。

 

 

 

黒点の話は分かり難いので、前回紹介したデータを引用すると、

 

 

これは最近40年の太陽黒点数のグラフ

周期10.2年のサインカーブとピッタリ重なっている。

しかしこのグラフの最期の所がサインカーブから大きく外れている。

太陽活動は永年の研究でその周期が研究されており、このような異常は1645年~1715年のマウンダー極小期並みではないか、そんな事が現実になりかけている。

マウンダー極小期は大変寒冷な時期にあたっている。

いよいよ寒冷化が現実になりそうである。

 

日本は今の所気象はまずまずの状態、しかし世界はあちこちでこの冬は寒冷との話が聞こえてくる。

注意深く見守っていきたい。

 

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2012-10-30 15:52

地球温暖化防止、もう手遅れ?<〇カは死ななきゃ治らない、もう手遅れ

 地球温暖化防止、もう手遅れ?

2012/10/30 09:07
 
 地球温暖化の防止は既に手遅れかもしれない-。2人の地球科学者が10月29日までに、こんな大胆な内容の論文を英科学誌ネイチャーの姉妹誌「ネイチャー気候変動」に寄稿し、欧米で物議を醸している。2人は、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出上限を企業に課す「排出量取引(キャップ・アンド・トレード)制度」では温暖化は止められないと警告しており、経済的手法で温暖化を効率的に防げると期待されているこの制度への疑問も噴出しそうだ。
・・・以下略 詳細は下記リンク先参照ください・・・
 
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/disaster/602539/
 
<引用終り>
 
いやあ、酷い記事が出たもんです。
幾ら外国からの話でも産経さんにも記事を取捨選択する権利はある筈。
ここまでひどい話は開いた口がふさがりません。
産経さん、あんたどこぞからこんなものでも貰ったのか?
 
 
 
冗談はさておき、未だに炭酸ガス悪者論を騙るお方がいる事、そして其れを唯々諾々と垂れ流すマスゴミ、困ったものだ。
 
しかしまずは此れから見てください。
 
炭酸ガスは人類には、地球には無くてはならないもの。
 
 
これは農業用機器の情報サイトに掲載された炭酸ガス発生装置。
野菜や果物などのエサは炭酸ガス。
炭酸ガスが無ければ野菜や果物は育ちにくい。だから炭酸ガス発生装置が市販されている。
炭酸ガスは地球にとって、人類にとって有用なものなのである。
 
 
 
次に大きく見て地球が他の星と違って湿潤、温暖な気候になっている理由について。
この図は地球が温暖湿潤な気候になるため、炭素循環と言う仕組みが有る。
それで2酸化炭素による強い温室効果の為地球環境が長期にわたって維持されているという説明図。
 
この図は昨年6月、自然科学研究機構のシンポジュームで東京大学大学院の田近英一教授が発表したもの。
 
田近教授は地球の全休凍結を研究しており、その研究成果から地球は過去に3回の全球凍結(スノーボールアース)が有った。
(全球凍結は約22億年前、約7億年前、約6億5千万年前の3回だったとの事)
しかしこの炭素循環、炭酸ガスの温室効果で守られているので温暖湿潤な気候が維持されている、この様に発表している。
 
此処までで私の言いたいこと、炭酸ガス(二酸化炭素)は悪者ではない。
此れが無ければ植物は育たないし、大きく見れば炭酸ガスの温室効果が地球を守っている、こう言う事である。
 
 
 
さて地球温暖化の嘘についてはクライメイトゲート事件以来「温暖化詐欺」として知られてきた。
この国連を巻き込んだ壮大な詐欺話、おかげで日本も莫大な国富を流失してしまった。
 
さてこの温暖化の話、上掲記事の科学者、マスゴミさんはこのグラフをどう説明するだろうか。
この図は過去1100年の気温のグラフ。
右端が現在で「現代温暖期」と言われる時期。
しかしその現代温暖期より中世温暖期の方が気温が高い。日本で言えば平安・鎌倉時代に当たる。
 
こんな頃人間由来の炭酸ガスなど微々たるもの。それがこの温暖化と関係ない事は明白である。
 
 
尚温暖化詐欺については以下参照ください。
 
http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2662080/
http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2657791/

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2012-09-29 10:10

気象庁の予報に変化の兆し

  昨年9月、「気象庁の天気予報がおかしい」をエントリーしました。

昨年の台風で大きな被害が出たのだが、気象庁の天気予報がどうも杓子定規すぎて可笑しい、そんな事を書いたのだった。

 

気象庁の天気予報がおかしい」は以下参照ください

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2447439/

 

 

さて今年も台風シーズンだが今年は如何か。

丁度今台風17号が沖縄を直撃中で、これから日本縦断の恐れがある。

 

これが台風17号の進路予報図

 

台風情報はここを参照ください

http://bousai.tenki.jp/bousai/typhoon/detail-1217.html

 

 

今年の台風の予想進路図などを見ていると微妙だが違いがあるように感じられる。

気象庁の予報の発表ぶりに何か変化があったのだろうか。

 

実は冒頭上げた私のブログに今年の3月になってコメントをいただいた。

コメントをくださったのはtak33さんと言う方。

本人の弁ではどうも今年気象庁に入る若い方らしい。

 

気象庁は二枚舌だと指摘したことに長文の反論をコメントとして書いてくださっている。

わざわざ反論するためにIZAのアカウントをとってコメントしてくれたようだが、気象庁の言い分を代弁しているようなので、そのコメントを長文だが転載させていただきたいと思う。

 

なおtak33さんがコメントしているような改善が気象庁の予報にある様に感じられる。

また上掲のエントリーではエルニーニョラニーニャ現象の発表についても指摘したのだが、此れも8月のエルニーニョ監視速報で改善されている。

大変良い事をしてくれたようだ。

以下tak33さんへのお礼の意味も含め転載します。

 

 

 

Commented by tak33 さん

短足おじさん様、始めまして。将来気象に関わる仕事に就きたいと考える、若干20ソコソコのしがない学生です。昨年の台風について調べ物をしていたら偶然たどり着きました。半年も前のエントリーをほじくり返して申し訳ありませんが、この記事において管理人様が大きな誤解をなさっているようで、気象業界を志す身として少し悲しい気持ちになってしまいました。そこで大変恐縮ながらこの若輩者よりご指摘させていただきたく存じます。

まずは、台風の進路予想図の件です。管理人様は気象庁発表の台風進路予想図には2種類あるという事をご存知でしょうか。
一つは発表の3日先までの強風・暴風域、勢力の盛衰及び進路を予想するもので、この記事の1枚目と3枚目の図に相当します。例えば1枚目には17日発表の3日先(18,19,20日)までの進路や強風・暴風域の予想が描かれています。
もう一つは発表の5日先までの進路のみを予想する台風5日進路予報です。これは2枚目の図に相当し、強風・暴風域を表す円はなく、進路の予想のみが17日発表の5日先(18,19,20,21,22日)まで描かれています。以下はご参考までに。
ttp://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/taifu200/taifu2009.pdf

この2種類の予想図は時間差こそあれ、定時にセットで発表されるものです。図の持つ意味も異なるためどちらか一方だけが発表されるという様なものでもありません。それ故に17日の9時、18時にはそれぞれ上で述べた予想図が両方とも発表されていたはずなのです。
気象庁台風情報)ttp://www.jma.go.jp/jp/typh/
現在は情報こそ発表されていませんが、プルダウンで「台風経路図」と「台風経路図(台風5日進路予報)」の2種類が常に選択可能である事が分かると思います。

よって管理人様は、異なる時間のそもそも異なる種類の予想図を比較して、18時の予想図は9時のものから意図的に21日、22日を除いて(情報を伏せて)発表された予想図だ、という風におっしゃっているのですが、それは明らかに誤解なのです。

 
 

2012/03/10 18:14


 

Commented by tak33 さん

申し訳ございません、リンクが間違っておりました。
ttp://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/taifu2009/taifu2009.pdf

 
 

2012/03/10 18:14


 

Commented by tak33 さん

次にラニーニャの件です。これについては、引用されたハドソン氏のブログの記事の出典(Japanese climate centre)を管理人様が「気象庁」と解釈された事がそもそもの誤解です。(何故アメリカはNOAAなのに、日本はJapan Meteorological AgencyではなくJapanese climate centreなのだろうと思いました。)実際は海洋研究開発機構
ttp://www.jamstec.go.jp/frcgc/research/d1/iod/sintex_f1_forecast.html.en
からの出典のようです。確かに日本の公的機関には違いないようですし、気候に関する中心的な組織(Japanese climate centre)なのでしょう。ただハドソン氏もForecasts are performed on research basis. Please take your own risk using information posted here.(この結果は研究段階であり利用については自己責任で)とあるものを、あたかも日本の公式見解のように扱うのはいかがなものかと思いますが。ちなみに気象庁は気象研究所と開発した予測モデルを使用しているとあるので、
ttp://www.data.kishou.go.jp/shindan/sougou/html/col_2.3.html
海洋研究開発機構の予測モデルを用いているわけでもないようです。いずれにせよハドソン氏のブログの記事が、海外に向けた気象庁の二枚舌の根拠には一切なっていないということを分かっていただけたでしょうか。

 
 

2012/03/10 18:15


 

Commented by tak33 さん

ここで私は気象庁を清廉潔白だと(志す身としてはそう信じたいですが)主張するつもりはありませんし、日々の予報や長期予報、気候変動予測などの精度や真偽、サービスの所々に垣間見えるお役所仕事的な部分などについては、指摘や苦情があってしかるべきだと思います。その声は気象庁を更なる技術やサービスの向上へと駆り立てる刺激になると思うからです。しかし、確たる根拠のない悪評の吹聴や非難でもって貶めてしまう事は何の改善ももたらさない、まさに「百害あって一利なし」だと思います。(昨今、日常的に日本国民が、時には盲目的に、政府を批判するという風潮が罷り通ってしまっている事も、本当に悲しい事だと思います。)

管理人様、その後の日記でも数度にわたって二枚舌云々について述べられておりますが、少なくとも根拠のない事柄で自国のまがりなりにも一政府組織を貶める事だけは止された方がよいのではと存じます。大変失礼なことを申し上げているかもしれません、社会の社の字も知らないこの若造の戯言ですが、その一片だけでも受止めていただければ大変うれしく存じます。大変長くなってしまい申し訳ございませんでした。

 
 

2012/03/10 21:01


 

Commented by 短足おじさん さん

To tak33さん 
>短足おじさん様、始めまして。

コメント有難うございます。
将来の仕事の夢ですか、いいですね、シッカリ頑張ってください。
ひょっとしてこのコメントを書くためにIZAに入られたのでしょうか。
此処には色んな方がいますが、大変勉強になります。
衆人の知恵です。
以下私の考えていることを書いて見ます。
IZAはコメントが1000文字制限があって引用文+コメントだと引っかかる場合がある、それで引用文を一部割愛しますがご了承ください。

最初に進路予想図の話、
これが二つあることは気がついていましたが、この様に発表している事は気がつきませんでした。指摘いただき有難うございます。

しかし内実を聞いて非常に残念な気持ちです。将来気象に関する仕事に進もうとするなら、是非こんな事を注意して欲しいです。
台風の進路予想は場合によっては大災害に繋がります。今回のケースもそうでした。記憶されていると思います。
しかし残念ながらこのケースでは紀伊半島で深刻な被害が出ました。
分かっているのなら如何して予報円は書けないが進路予想はこうだと言わなかったのですか。
いや気象庁のHPに書いてある等と言ういい訳は言わせません。
一般の人が常にそんな所までチェックできないのです。テレビの天気予報位しか見るものは無い。
そんな人たちに如何してきちんとした情報を伝えるか、それが問題なのです。
今回の場合で言えば、上に書いたような情報の出し方をすれば何人かの命が助かった可能性だってあるのです。

気象庁の言い分がこうやって発表してますよ、これは分かりました。ですが台風接近中の時にはそれなりの報道の仕方があるのではないですか。

1000文字制限なので次へ

 
 

2012/03/10 21:02


 

Commented by 短足おじさん さん

To tak33さん 
>申し訳ございません、リンクが間違っておりました。
>ttp://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/taifu2009/taifu2009.pdf

了解しました。

 
 

2012/03/10 21:28


 

Commented by 短足おじさん さん

To tak33さん 
>次にラニーニャの件です。

1000文字制限の為引用文割愛します。

分かりました。ですが益々二枚舌と言って怒りたくなります。
理由は海洋研究開発機構はエルニーニョ研究の最前線、太平洋にブイを設置して常時観測している所ですよねえ。毎日リアルタイムでデータが入ってくる、気象庁はそのデータを整理して発表しているだけでしょう。
それに世界でアメリカと日本だけがエルニーニュ観測をしているのです。
日本が世界に誇る仕事をしている最前線。
これは忘れてはなりません、
私のほかのエントリーにも書きましたが、海洋研究開発機構は日本の誇りなのです。
この時は8月のデータから異常が出てきています。
海洋研究開発機構からは8月のある時点で気象庁に「おかしいぞ」と報告が行っている筈です。
8月のデータが気象庁が決めたラニーニャの定義から言えばラニーニャではない、それは知っています。
しかし今日のスピード化の時代、せめてラニーニャになりかけている、注意しろ、こういっても罰は当たりませんしBBCからの問い合わせにも返事していることは当然気象庁も知っていなければいけないのです。

 
 

2012/03/10 22:06


 

Commented by 短足おじさん さん

To tak33さん 

>ここで私は気象庁を清廉潔白だと(志す身としてはそう信じたいですが)主張するつもりはありませんし、

この件は私の気象に関する色んなエントリーを見ていただきたい。
重要なことは今気象に関しては大変なターニングポイントにいると言うことです。
地球温暖化詐欺については承知していると思います。
実はこの詐欺話に加担しなかった気象関係のお役所は全世界で日本の気象庁だけなのです。
地球温暖化のデータを見ても日本のデータは大体信頼できるがアメリカイギリスも信頼できません。
仕方なく最近では地上観測データは当てにならないので衛星観測データがたより、困ったことです。

その温暖化が1998年で終わったことも承知だと思います。
この温暖化は江戸時代末頃からの長い温暖化トレンドだったのですが、
150年続いた温暖化が終わった、しかし地球は急には寒冷化しません。
これから何年・何十年もかかる寒冷化の時代に入るのです。
しかもこんな変化の時期には異常気象が起こりやすい。
気象庁も発想の転換が必要なのです。

更に気象庁は地震や火山の噴火も管理していますが、地震も今地球全体で地殻がパンドラの箱を開けた状態。
20世紀100年間に起こった大きな地震の数は21世紀に入ってからの10年ちょっとの数とほぼ同じ。
火山の噴火も同じです。
大げさな言い方はしたくないですが富士山の噴火もそう遠く無いと見ています。

私が気象庁に言いたいのはそういう事です。
今世界はとんでもない時期に差し掛かっている、発想の転換と情報のスピードアップが必要。
そう思います。

忘れないで欲しいこと、データは公表してあるんだからHPを見てください。
こんなことを言ってもらっては困るということです。
テレビの天気予報しか見るものが無い、そういう人に如何して正確な情報を伝えるか、それが出来なければ矢張り駄目と言うことです。

続きます

 
 

2012/03/10 22:18

 

Commented by 短足おじさん さん

To tak33さん 

続きです。

最後に私がどんな情報で見ているか紹介しましょう。

私が気象庁の件をブーブー言うのはこんな理由です。
第一に私は衛星放送で24時間気象情報が見られます。
雨雲レーダー画像も10分毎に更新されるデーターが見られます。
気温や降水量もアメダスのデータを10分遅れ位で見られます。
といっても気象予報士でも何でも有りません。
しかし市井の市民としては最高の条件を持っているといえます。
尚海外もBBCとCNNをこれもリアルタイムで見ています。
それでもなかなか分からないのです。素人の限界です。


これだけ見ていても分からない情報など、幾ら気象庁が発信していると言っても一般人には伝わりません。

それから気象庁に限らずですが、一般の官庁は揚げ足取りマスゴミに毒されすぎています。
気象庁が予報に失敗すると鬼の首でもとったような言い方をする、
これはいけません。
気象庁は必要な情報は流す、その上で対策は政府・自治体、そして個人にも責任がある、そう考えるべきだと思っています。

最後に気象に関する仕事を目指しているとの事なので、このブログの気象関係の部分を見てください。
気候変動で検索すれば色々出てきます。
私がどんな危機感を持っているか分かると思います。

では将来に向かって健闘を祈る! 頑張ってください。
 

 
 

2012/03/11 12:52


 

Commented by tak33 さん

短足おじさん様

私の駄文に丁寧にお答えくださってありがとうございます。こうして書き込んでみて、そしてご返事をいただいて新たに気付く事があったように思います。

確かに、平成20年に予報円が小さくなり、平成21年に「台風5日進路予報」で4・5日先の進路予想が開始されても、それがお茶の間に浸透しているかどうかは甚だ疑問です。TVで報道される台風情報は十中八九「強風・暴風円+3日先の進路」に定型化されています。実際、通常の台風であれば3日先までの進路が分かれば、どこをどう通るのかは大抵分かりますし、むしろ報道にすれば4・5日先の情報は誤差が大きくなって余りあてにならずむやみには使いたくない余分な情報なのでしょうか。ただ今回の15号のように南西諸島近辺で3日近く足踏みするような場合には、定型の枠を超えて4・5日先の進路予想も併せて表示できるような柔軟性があってしかるべきだったのかもしれません。気象庁もただ情報を発表するだけではなく、どう報道(マスコミ)に伝えてもらうかどう国民に使ってもらうか、までをもっと考えないといけないという事でしょうか。

 
 

2012/03/11 12:52


 

Commented by tak33 さん

以下は私の意固地な部分ですので、聞き流していただいても結構です。
ttp://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/data/elnino/houdou/pdf/elnino201109.pdf
これは管理人様が紹介された9月発表のエルニーニョ監視速報と同じものですが、この中で現在はラニーニャ現象の状態ではない、予測モデルから判断してこの先ラニーニャ基準ギリギリの平常状態を推移していくだろう、ただある条件の下でラニーニャ現象が発生する可能性があるとも言及しています。
気象庁は自分たちの責任の下で開発した予測モデルの結果をうけて、上記のような日本の気象庁としての公式見解を述べたわけですが、一方海洋研究開発機構の研究段階の予測モデルは、その先9月-11月にかけて弱いラニーニャ状態を予想している。それをその見解の中に取り込んでしまう事は、日本の公式発言としての責任の所在を曖昧にしてしまう事にならないのかなと私は思いました。法に則って粛々と責務を果たす、悪く言えばこれがお役所仕事云々言われる由縁なのかもしれませんが、だからこそ無闇にデータを操作すまいと誠実に観測データを積み重ねてこられたのではとも思います。
必要なときには柔軟に但し信頼できるデータを引用する、その事は悪いことだとは思いませんがそれもこじらせてしまうと、都合のいい時だけ自分たちの考えるストーリーに都合よく当てはまるデータのみを引っ張ってくる、という行為に繋がる危険性を孕んでいないでしょうか。実際こうした常套手段を使う自称科学者やマスコミなんかは私も大嫌いです。

兎にも角にも、管理人様がどういった危機感の元でこうした記事を書かれたのかという事を、こうしてコメントを書かせていただき、そしてご返事をいただき大変よく理解することができました。そして色々なことを考えるきっかけとなり大変有意義なものになったと思います。またこのブログで管理人様が広く取り扱っておられる話題の数々は大変興味深く、またゆっくりと拝見させていただきたいと思います。私もこれからさまざまな知見を取り入れ、将来に向けて人間としての厚みを増すべく邁進して参りたいと思います。今後も機会がありましたらよろしくお願いいたします。

 
 

2012/03/11 14:51


 

Commented by 短足おじさん さん

To tak33さん 
>短足おじさん様
>
>私の駄文に丁寧にお答えくださってありがとうございます。こうして書き込んでみて、そしてご返事をいただいて新たに気付く事があったように思います。
>

2011年の台風の件です。2011年の台風は不思議でした。
6号は四国に上陸と見せて最敬礼して沖に帰って行きました。
9号は沖縄で40時間以上座り込んで動きませんでした。
私はこの時仕事でタイにいました。台風が気になるので情報を取ろうとしても日本のテレビは報道しません。(ネットは繋がる環境に無かった)
仕方なく台湾と中国のテレビで台風梅花を探し、情報を見ていました。
日本のテレビは沖縄で災害が発生していても知らん顔でした。
12号は承知のとおりです。

そして15号、南の海上でウロウロしていても一般の人には6号、9号の経験からまさか自分の所が襲われるとは思えなかったと思います。

誰も気象庁の問題で多数の死者が出たなどとは言いません。しかし気象に携わる者としてはそれに甘えることなく、もっといい方法がなかったか、考えて欲しいと思います。

 
 

2012/03/11 15:21


 

Commented by 短足おじさん さん

To tak33さん 
>以下は私の意固地な部分ですので、聞き流していただいても結構です。


この話、エルニーニョラニーニャ現象がどういうものか、知識の無い人には理解できません。
私もエルニーニョに関して自分なりに勉強したからこそ分かるわけで、一般に人には、或いは新聞記者などには理解不可能でしょう。

しかしこのブログのコメントの最初にyuyuuさんと言う方が言っている通りです。ラニーニャ現象なら寒くなるだろう、ビジネスマンにとっては寒くなるのか如何なのかが重要なのです。
このブログの他の部分を読んでいただくと分かりますが、この年はいろんな所に異常が出ていました。
いつもより早い山の冠雪、虫や鳥の異常、ある人などは今年の大雪を10月頃には虫の卵の位置で分かったという人もいます。
(別にこんな事を気象情報に生かせと言う心算ではありません)

つまり一般の人にとって冬が寒いかどうかは重大な関心事、
そして昔と違って今の日本は寒い冬には弱いのです。
昔は30センチとか50センチの雪でも平気だった所が、今では5センチの雪で交通マヒ。おまけに店も多回配送前提で在庫が無い。
そういう風に世の中が急激に変化しているのです。
気象予報も世の中の変化について行かねばならないのです。

最後にこれは是非考えてほしいこと。
ENSOが世界の気象に大きな影響がある、これはわかりました。
しかしでは如何して、何がENSOに影響を与えるか、
これはまだ研究が多分始まったばかりでしょう。
私からのお願いです。これを是非追求して欲しいと思います。

 
 

 

 

 

大変長文のコメントなのだが、tak33さんの仕事にかける意気込みが感じられるコメントです。

そして最近の気象予報などを見てみると微妙ですが変化の兆しを感じます。

 

コメントにも書きましたが日本の気象観測、気象予報は世界一だと思っていますが、それがさらなる改善に向け変化しようとしている。

とてもいいことだと思います。

 

最後に台風17号の進路にあたる皆様、くれぐれも今後の情報にご注意を。

  1. 気候変動
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2012-09-23 17:59

この夏の異常な暑さ

  やっと秋彼岸になってちょっと涼しくなってきた。

しかしこの暑さで植物は季節を勘違いしているらしい、私の住んでいる所は彼岸花が名物なのだが、彼岸に咲くはずの彼岸花、開花が1週間以上遅れている。

 

 

 

さてこの夏の異常高温は特に北日本で著しい

 

 

この異常な高温は特に9月の中旬は平年値より5.5度も高いという異常ぶり。

そしてその原因は偏西風の蛇行なのだと言う。

 

 

所でではどうして偏西風が蛇行するのか、それは気象庁も何も言っていない。

しかし私には気になるデータがある。

北極の海氷の状況だ。

 

日本の特に北日本が異常な暑さに見舞われている、丁度その同じときに北極の海氷面積が急に減少しているのだ。

ただし海水の表面温度にさして大きな変化はないらしい。

 

 

このグラフで今年は8月初旬までは例年と同じ傾向だったが、それから突如海氷が減少に転じ、最少記録を更新してしまった。

このグラフを見て地球温暖化が加速しただとか、シロクマが如何とかいう人もいる。

しかしこれは北極に居座った巨大な低気圧が原因のようだ。

 

 

この件は裏の桜さんが指摘している。

http://dale-alv.iza.ne.jp/blog/entry/2814730/

 

さてその巨大な北極の低気圧、台風並みに発達し、日本列島がすっぽり入るくらいの巨大なものだと言う。

そしてJAXAのHPではその様子を説明している。

強大な低気圧が北極の氷を吸い寄せているのだと言う。

 

偏西風が蛇行する、これは北極の巨大な低気圧が原因ではないだろうか。

今後の一層の研究が待たれるところだ。

 

そしてこんなモノが来るとその後の余波があると覚悟しておいた方がいいだろう。

今年の冬がどうなるか。

もし9月中旬のように平均気温が5.5度も高い、その反動で平均気温が5.5度も低かったら・・・

いずれにしても対策だけは早めがよさそうだ。

 

  1. 気候変動
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2012-08-14 11:50

エルニーニョ現象が発生、食料価格さらに上昇の恐れ

  オリンピック報道の陰に隠れているが、10日気象庁は「エルニーニョ現象が発生しているとみられる」と発表している。

 

 

<以下ロイターより引用>

 

エルニーニョ現象が発生、食料価格さらに上昇の恐れ

2012年 08月 12日 08:24 JST

 

[東京 10日 ロイター] 気象庁は10日、南米ペルー沖の太平洋中部の赤道付近で海面温度が上昇する「エルニーニョ現象」が2年ぶりに発生したとみられると発表した。世界的に食料供給への不安が高まる中、オーストラリアからインドまでの広い地域で、農産物生産が打撃を受ける恐れが出てきた。

 

米国では、穀倉地帯が半世紀ぶりの大規模な干ばつに見舞われたため、過去2カ月でトウモロコシ相場が60%以上高騰。南米の干ばつの影響で大豆の需給もひっ迫している。

 

世界の食料事情に関しては、国連食糧農業機関FAO)が9日、穀物相場の上昇により、2007─08年の食料危機が再来する可能性があるとの懸念を示したばかり。

 

気象庁はウェブサイトなどを通じ、「エルニーニョ現象が発生したとみられる。冬まで持続する可能性が高い」としているが、その程度や期間は不確定要素が大きい。もしエルニーニョ現象が強ければ、オーストラリアやアフリカの一部、東南アジア、インドが干ばつに見舞われる可能性がある一方、世界の他の地域では降雨が見込まれる。

 

そうなれば、南米ではトウモロコシと大豆の生産量増加につながる一方、オーストラリアでは小麦の収穫が打撃を受ける恐れが出てくる。また、東南アジアではコメが不作になる可能性もある。

 

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE87A00X20120811/

 

<引用終り>

 

 

気象庁エルニーニョ監視速報では以下のようになっている

 

この図で赤い範囲に入っているのがエルニーニョ現象の発生を示す。

詳細は以下参照ください。

 

http://www.jma.go.jp/jma/press/1208/10a/c_kanshi_joho.pdf

 

 

日本ではオリンピックボケでこんなニュースはどこかに忘れ去られてしまった。

しかしアメリカの大旱魃などで穀物価格が急上昇しており、世界の大きな不安定要因だ。

この穀物価格の動向、当分監視していく必要がある。

 

 

所で本題からは外れるが、昨年9月に

気象庁の天気予報がおかしい<報道しない自由か

と言うエントリーをした。

台風の進路予報やエルニーニョラニーニャ発生情報で肝心なことが報道されていないことを指摘した内容だった。

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2447439/

 

 

所がこのエントリーに今年の3月にこんなコメントをいただいた。

 

Commented by tak33 さん

短足おじさん様、始めまして。将来気象に関わる仕事に就きたいと考える、若干20ソコソコのしがない学生です。昨年の台風について調べ物をしていたら偶然たどり着きました。半年も前のエントリーをほじくり返して申し訳ありませんが、この記事において管理人様が大きな誤解をなさっているようで、気象業界を志す身として少し悲しい気持ちになってしまいました。そこで大変恐縮ながらこの若輩者よりご指摘させていただきたく存じます。

 

ak33さんのコメントは長文なので詳細はリンク先参照ください。

 

ak33さんは多分このコメントを書くためIZAに登録された方の様で、その後ブログなどはないので私も詳細は分からない。

本人の話では気象の仕事を目指す若い方の様だ、そして気象庁内部でどのように台風進路予報やエルニーニョ監視速報が出されるのか詳細に説明していただいた。

 

今回のエルニーニョ監視速報の内容を見ると前回の失敗の反省が取り入れられており、大変良い事だと思う。

ak33さん、あなたと議論したことがキチンと次の監視速報に反映されているので大変良い事だと思いますよ。

感謝します。

 

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2012-07-21 13:25

温暖化対策会議:14年に日本で初開催<日本も舐められたもの

 クライメイトゲート事件以来すっかり世界中の信用を失ったIPCC

所がこの温暖化対策会議を日本で開催するという。

 

 

<以下毎日新聞より引用> 

 

 

温暖化対策会議:14年に日本で初開催

毎日新聞 2012年07月20日 12時19分

 

 国連気候変動に関する政府間パネルIPCC)が14年秋にまとめる第5次報告書の総会が同年3月、日本で初めて開かれることが固まった。細野豪志環境相が20日の閣議後の記者会見で明らかにした。環境省は首都圏で開催地の選定を始めた。

 

 総会で採択されるのは、作成が進む複数の報告書の中で最も注目される第2作業部会に関するもの。約100カ国から計500人程度の研究者や政府関係者が集まり、温暖化がもたらす農業や健康への影響などが盛り込まれる。

 

 7月9日にIPCCのパチャウリ議長から細野環境相に開催要請文書が届き、受け入れを決めた。

 

 IPCCは88年設立。これまでに4回の報告書を作成し、温暖化対策に関する各国の政策や国際交渉に影響を与えてきた。【藤野基文】

 

http://mainichi.jp/select/news/20120720k0000e040232000c.html

 

<引用終り>

 

 

 

地球温暖化などと言う壮大な詐欺

日本はこの為に20兆円といわれる莫大な金を払ってきた。

そこにノコノコやってくるのが国連温暖化詐欺師グループ

 

どの面下げてやってくるのか。

多分世界中で嫌われ、開催地の当てがない、それでお人好しの日本を選んだのだろう。

日本も舐められたものである。

 

だがこの会議が開催される2014年頃には地球寒冷化がますますはっきりしているだろう。

IPCCの詐欺師グループにはこの総会でIPCC解散、そして自分たちは日本にやってくるときは王様扱い、帰るときは乞食同然となって帰って行ってもらいたいものである。

 

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2012-06-24 22:32

太陽の異変が本格化してきた

  最近太陽の異変に関する報道が増えてきた。

それだけ最近の太陽の異変が大問題となってきたのである。

例えばこんな図、最近あちこちで見かけるのでご存知の方も多いだろう。

 

 

こんな図で日経サイエンスでも太陽の異変が掲載されている。

太陽に異変 静穏化で地球は寒冷化するのか」

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG2100P_R20C12A6000000/

 

尚この雑誌「日経サイエンス8月号」は明日6月25日が発売日、私も楽しみにしている。

 

 

 

そしてこれからが問題。

太陽に異変がと言うがどの程度か。

丁度分かりやすいグラフがあったのでそれを紹介する。

これはこの約40年間の太陽黒点推移。

 

 

太陽黒点は約11年周期で増減を繰り返しているのはご存じだろう。この図は最近40年ほどの推移グラフ。

(注:図には50年と書いてあるが、一部省略して表示)

青線のサインカーブは10.2年周期のサインカーブ。現実のデータ推移とピッタリ重なる。しかし最近になってこのサインカーブから大きく遅れ、しかも上昇の仕方が鈍い。これが太陽の異変である。

 

(注:太陽活動11年周期と言いながら10.2年周期のサインカーブ、これは太陽活動周期は9年~14年と変動するから。ちなみに20世紀100年間の平均は10.5年、19世紀100年年間の平均は11.5年となっている。)

 

 

 

そして現在はと言えば、遅ればせながら黒点数のピークに向かっている時期なのだが、実は今日現在太陽黒点がゼロになりそうなのである。

 

これが6月24日の太陽黒点写真、

 

 

黒点番号1511だけが見えているのだが、ちょっと目には何も無いように見える。

数日後には黒点ゼロの日が現れるかもしれないのである。

若しゼロになれば昨年8月以来の事となる。

 

しかし太陽のような巨大なものは10年、20年と言った時間軸では判断できないので、観測データのあるものを全部みてみよう。

 

これはNASAのデータだが、歴史上観測されたデータを全部掲載している。

月度の平均黒点数をプロットしたもの。

1750年~1850年頃まではデータが不十分なので色で表示している。1850年以降はほぼ欠落の無いデータである。

 

ここで見てほしい事、1850年~1950年までの100年間と1950年以降の約60年間では山の高さが明らかに違う。

 

黒点数が多い=太陽活動が活発、そして太陽活動が活発だと地球は温暖化、

こんな事が最近分かってきた。

 

地球温暖化などと言うのがトンデモナイ詐欺話だったのだが、その背景にこんな太陽活動の異常があったということである。

データのある過去250年を見ても、最近の50年が太陽活動の異常な極大期であったという事だった。

 

地球温暖化と言う全世界を巻き込んだ壮大な詐欺話の背景がこんな所にあったという事である。

 

 

 

太陽活動の静穏化で寒冷化するというのは以前のエントリーを参照ください。

 

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1304917/

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1304984/

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1309581/

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1345778/

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1340882/

 

上掲のエントリーは2年半も前のものなので、その後の調査研究の成果が織り込まれてないがご了承ください。

  1. 気候変動
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2012-04-20 16:01

寒冷化の噂

 読売新聞に人生案内という読者の相談欄がある。

普段そんな所は見ないのだが、先日たまたまそれをチラッと見た。

 

テレビなどでニュースと称するバラエティー番組で最近地球は寒冷化する、如何しよう、心配だ、こんな話が蔓延している。

それを心配しての相談だった。

 

 

 

<以下4月17日付読売新聞より引用>

 

5歳娘の未来が心配

 20代主婦。5歳の娘がいます。最近、テレビで「いつ氷河期が来てもおかしくない」と言っているのを見て、娘のことを思って目の前が真っ暗になりました。

・・・中略、相談全文は下記リンク先参照ください・・・

 

(東京・M子)

 

 このご相談が20年くらい前に届いたものなら、「氷河期なんて来るわけないでしょ。心配しすぎです」とばっさり切り捨てたでしょうが、このところの日本、あなたの心配性も全くナンセンスとは言えないようで……。そう、このお手紙への回答は、日本人全体の感じている不安に答えるという側面もあり、簡単ではありません。

・・・以下略、回答全文は下記リンク先参照ください・・・

 

http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/shinshin/20120417-OYT8T00148.htm

 

<引用終り>

 

日本ではつい昨日まで「温暖化で大変だ」といっていたマスゴミ、急に宗旨替えし「寒冷化で大変だ」と言い出した。

温暖化が大変なら寒冷化で良かったじゃないか、白熊だって喜んでるだろ、そう言いたいのだが・・・

 

 

この質問者の方のような疑問は多くの方が持っていると思う。

そこで現在分かっている事を簡単に纏めてみた。

 

・ 最初に何十万年という長いスパンで見てみると

これは東工大の丸山茂徳教授の説

 

このグラフは現在から40万年ほど遡って気温がどう変化したかのグラフ。

単位は1000年、(100千年=10万年)

縦軸は現在の気温を基準にしてその差を表す。

 

ポコンポコンと約10万年間隔で高い所があり、其処から急激に下がっている。

この気温の低い部分が氷河期、高くなっているところが間氷期、現在は間氷期である。

此処でいえること、現在は長期で見れば10万年に一度の暖かい時期で、これから先は(1000年先とか1万年先とかの話だが)寒冷化する。

(注:このグラフから読み取れる事は間違いなく寒冷化する、しかしそれが何時からかは全く読み取れないのだと言う。だから研究が必要なのだとか。)

 

では最近の気温について

これは1100年前からの気温推移

 

これは渡辺正氏の「地球温暖化神話より引用。

 

現在太陽黒点の異常がはっきりしてきたが、この異常はマウンダー極小期(1645-1715)並みではないかと言われている。

 

寒冷化するといわれているのはこの頃の気温になるのではないかと言う事。

現在より約2度ほど平均気温が下がる

赤穂浪士の討ち入り(1702年)頃の気温と言えば分かりやすいかと思う。

 

赤穂浪士討ち入り(戦前の写真)

 

影響が大きいのは農業などである。

特に稲作などは現在北海道が日本の穀倉地帯になってきたが、このあたりの影響が大と思う。

農業関係者の方、是非対策を急いでいただきたいと思う。(国策で取り組むべきことと思います)

 

 

尚この時期を小氷期というがこれはヨーロッパでアルプスの氷河の状態からつけられた名前で、日本で氷河がアチコチに出現するわけではない。

 

また氷河期というと映画「ザ・ディ・アフター・トゥモロー」のような極端な寒冷化を連想する人がいる。

この映画は今から1万年以上前に起こったヤンガードリアス期寒冷化をベースにしているが、この様な海洋循環の異常が今すぐ起こるわけではない。

 

ヤンガードリアス期は以下参照

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%B9

 

 

 

海洋循環については以下エントリー参照ください。

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1345778/

 

 

 

なおそれでも心配な人の為に、

 

海洋循環の異常は影響が大きいことは事実、

その為アメリカ(NASA)とイギリスが共同で海洋循環の調査をしています。

 

この調査から異常がハッキリすれば当然発表されるので、まあそれまでは心配しなくてもいいでしょう。

 

余談ですが、この様な長期的な調査活動はアメリカイギリスそして日本が主にやっています。

海洋の観測や太陽の観測、特に太陽の観測では日本の人工衛星「ひので」が大きな成果を上げています。

(つけくわえればそれにドイツフランスだけ)

この様なことをキチンと続けることが先進国の証、

日本が世界に貢献している証拠で有ります。

(日本では報道されないのが残念です)

 

 

最後にいい加減な事を煽るマスゴミに騙される事なく、必要な対策・訓練をキチンとして、普通どおりの生活をすることが大切だと思っています。

ただし国としてはやるべきことが山積、でも野豚政権では全く分からないだろうなあ・・・

 

 

 

 

なおこの話は裏の桜さんのこのエントリーを参考にしました。

http://dale-alv.iza.ne.jp/blog/entry/2661356/

 

この中で相模さんが読売新聞の人生案内について言及しています。

このエントリーはお二方の話への私なりの回答でも有ります。

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2012-04-16 13:51

「地球温暖化」神話 終りの始まり

 「地球温暖化神話 ー終りの始まりー 渡辺 正 著  丸善出版刊

 

  

苦労して手に入れた本ですが読んでみました。

面白いです。

 

  

内容は丸善出版のコマーシャルですが・・・

 

<以下丸善出版ニュースより>

 

本書「「地球温暖化神話 -終わりの始まり-」は、地球温暖化の実態を国際機関、大学のデータベース、学術論文などに基づいて論じています。果たして、CO削減は必要なのか、COの増加は環境の悪化を招くのか、削減のために投じてきた巨費は妥当なのか?
本書を読んで、ご自身でご判断いただくことを願います。

■目次
1章 COの調書(1)--悪い噂
2章 COの調書(2)--善行録
3章 「地球」温暖化?
4章 COの「温暖化力」
5章 つくられた「地球の異変」
6章 繰り返す気温変動
7章 激震--クライメートゲート事件
8章 「IPCCは解体せよ」
9章 CO削減という集団催眠
10章 再生可能エネルギー?
終章 狼少年

<引用終り>

 

 

 

著者の渡辺正氏は地球温暖化を集団催眠と断じ、それからの脱却とIPCCの解体を主張している。

 

出版直後に品切れになったが、丸善出版の情報では今週あたりに重版が出来るそうなので、是非多くの方に読んでいただきたい本だと思います。

 

 

著者の渡辺正氏を知っているわけではないので、これは私の勝手な推測ですが、渡辺教授は多分こんな事から危機感を募らせたのではないかと推察します。

 

それはクライメートゲート事件発覚(2009年11月)後の日本の対応について、日本学術会議が公開シンポジュームを開いて日本としての見解を纏めた。

しかし結果は地球温暖化の追認と犯罪組織IPCCを擁護するものだった。

 

日本学術会議公開シンポジューム

テーマ:「IPCC問題の検証と今後の科学の課題

2010年4月30日

この内容は以下で見ることが出来ます。

http://www.env01.net/frommanager/2010/fm2010_5.htm

 

 

 

この「地球温暖化神話 終りの始まりでも取り上げていますが、今は温暖化ではなく寒冷化に向かっています

 

以下のエントリー参照ください。

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1340882/

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1345778/

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1309581/

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1304984/

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1304917/

 

 

日本では未だに温暖化詐欺話が横行しています。

多くの人が正しい知識を持つ事を願っています。

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2012-04-12 07:39

やはり地殻はパンドラの箱を開けた状態<1年前のものの再掲です

 昨年4月9日に「地殻はパンドラの箱を開けた状態」をエントリーしました。

昨日又もインドネシアのスマトラ沖でM8.6の巨大地震が発生しましたが、パンドラの箱からはまだまだとんでもないものが出てくるようです。

 

昨日の地震については以下参照ください。

http://dale-alv.iza.ne.jp/blog/entry/2652761/

 

 

パンドラの箱についてはこれからも注意と覚悟が必要なので、

前回のエントリーを再掲します。

 

 

 

<以下2011年4月9日のエントリー>

 

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2234027/#cmt

 

 

 

地殻はパンドラの箱を開けた状態

 

東日本大震災から間もなく1ヶ付 (注:早いモノでもう1年と1ヶ月)、先日も最大級の余震が被災地を襲った。

しかし専門家の先生の意見では、「日本周辺の地殻はパンドラの箱を開けた状態」だと言う。

少々長いが先ずは全文を見てください。

 

<以下引用>

 

東日本沖で起きた巨大地震について


静岡大学防災総合センター教授 小山真人

(2011年3月21日記、23-24日リンク追加、24日富士山と延宝地震について追記、30日いくつかの補足とリンク修正・追加、4月2日修正と補足)

 

大変なことが起きてしまいました。日本海溝に沿った三陸沖から茨城沖までのすべてのプレート沈み込み境界が同時に破壊し、マグニチュード(以下、M)9.0という超巨大地震が起きました(図1)。

この震源域の北に隣接する千島沖から十勝沖までの領域では、数十年に一度程度、M8~8.5程度のプレート境界地震が比較的規則正しく起きてきた場所ですが、今回の震源域内の三陸沖や宮城沖では歴史上M7~8.5程度の地震は見られるものの、その規則性や頻度は不明瞭でした。その南側の福島沖と茨城沖にいたっては歴史上M7~7.5程度の地震がぱらぱらとある程度でした(地震調査研究推進本部による海溝型地震の長期評価など)。

 

一方で、17世紀前半より前の自然災害の文書記録には不備があることが知られています。こうした不備を補うために、津波堆積物や地割れ・噴砂等の物的証拠を調べて過去の地震や津波を調べる研究がなされています。これらの研究によれば、東日本の太平洋側の海岸地域がほぼ450~800年間隔で今回の津波と同規模の津波に襲われてきたことがわかり始めていました。

 

つまり、おおざっぱに言えば500~1000年に1度程度の低頻度大規模災害が今回起きたのです。21世紀なかばくらいまでに東海・東南海・南海地震の同時発生が心配されていましたが、それ以上のことが東日本太平洋岸の沖で先に起きてしまったのです。

 

さらに、これも一部の学者の間で懸念されていた「原発震災」が、福島原発で本当に発生してしまいました。原発震災はまだ進行中で、全く予断を許さない状況が続いています。こうした中で大規模余震や続発地震・津波が起き、原発周辺に再び被害を与えて収拾がつかなくなることが今もっとも心配です。
(参考:1923年大正
関東地震の後にはM7.1~7.6の大規模余震が6回起きました。そのうち5回は数日の間に生じましたが、6回めは本震から4ヶ月半後に起きました:中央防災会議報告書の図2-17。1854年安政東海地震の最大余震(M7.0~7.5)は本震から約10ヶ月後に起きました:宇佐美龍夫(2003)「最新版被害地震総覧」東大出版会170-171ページ)

 

また、今回の地震では、三陸~茨城沖にある南北500kmにおよぶ巨大な震源断層面が最大30mほどずれ動きました。さらに、地震後も震源断層は安定化せず、「余効変動」と呼ばれるゆっくりとした断層運動が継続しており、その一部は震源域の周囲にも洩れ出しているように見えます。(国土地理院)

こうした一連の断層運動は、一部の場所で地殻の歪(ひずみ)を解放させる一方で、別の場所では逆に歪を蓄積させることがよく知られています。東日本全体の地殻歪が再配列・不安定化したのです。(参考:地学雑誌「地震・火山噴火活動の相関とトリガリング」特集号)

 

こうした歪変化は、一部の地震や火山噴火を促進させる影響を与えるため、さっそく富士山の真下で3月15日夜の地震(M6.4)を引き起こしました。この地震は富士山のマグマだまりがあると推定される場所の直近で起きたため、今後1-2ヶ月間くらいは富士山の活動を注意深く見守る必要があります。
(参考:1707年10月4日に起きた宝永東海・南海地震の49日後の12月16日から16日間にわたって富士山宝永噴火が起きました。地震によって引き金を引かれた噴火の典型例と考えられています。
中央防災会議報告書「富士山宝永噴火」)

 

さらに茨城沖の南側に横たわる房総沖のプレート境界でのM8級の続発地震も心配ですし(実際に、この領域では1677年にM8級とされる延宝津波地震が発生しましたが、くり返し間隔が不明)、関東平野の内陸直下の地震に与える影響も懸念されます。こうした歪の再配列にともなう地震や火山噴火が、今後数年かけて東日本全体で起きていくことになるでしょう。
(房総沖についての参考文献:地震調査研究推進本部「三陸沖から房総沖にかけての地震活動の長期評価の一部改訂について」。月刊地球2003年5月号「三陸~房総沖
津波地震-今後30年間に起る確率20%-」海洋出版)

 

実際にインドネシアでは、2004年スマトラ沖地震(M9.1)の南側に隣接したプレート境界で、3ヶ月後にM8.6の大地震と大津波が生じました(図2)。その後も、M8級の大地震が何度か引き続いて今日に至っています。こうした状況が今後日本でも続くことが懸念されます。

つまり、日本の地殻は、言わばパンドラの箱が開いてしまった状態にあります。これまでの地学的に平和で安定した時代は終わりを告げたと認識し、どうか頭を切り替え、限られた資源とマンパワーを有効に配分してください。そして、住民全員が十分な防災対策をしつつ、この長い未曾有の国難を乗り越えるために、それぞれの持ち場で自分の培った力を存分に発揮してください。私も自分ができることを遂行していきたいと思います。

京都大学防災研究所遠田さんによる「東北地方太平洋沖地震にともなう静的応力変化」は、この巨大地震が引き起こした歪の再配列によって今後日本のどこでどのようなタイプの地震が促進されたのか、あるいは抑制されたのかを見極めるための良い目安になっています。
 

http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/etc/EastJM9.html

 

<引用終り>

 

小山先生は声を大にして叫んでいます。

平穏な時代が終り、何が起こっても可笑しくない時代に入ってしまったと。

 

しかしこの話、日本周辺だけではない、そんなデータが有ります。

 

 

http://www.thehorizonproject.com/earthquakes.cfm

 

これは全世界のM6超の地震の20世紀初頭からの推移データ。

 

 

20世紀の100年はほぼ安定していた、

しかし21世紀に入ってからは20世紀の7倍くらい。ムチャクチャな増加傾向である。

つまり世界はこと地震に関しては安定した20世紀から地震激増の21世紀に入ってしまった。

こんな事がこのグラフから読み取れるのである。

そして地殻の不安定さは火山活動にも影響を与える事も事実なのだ。

 

 

日本は小山先生が警告しているように地殻のパンドラの箱を開けた状態。

そして世界的に見ても過去100年無かったトンでもない地震激増の時代に入っている。

 

レンホーさんよ、あんたはこんな事実を見て100年に一度の事なんか心配要らんとでも言えるのかね。

 

<以上で前回のエントリーの再掲終り>

 

以上です。

 

 

最後に一言、

パンドラの箱が開いて、ありとあらゆる悪いものが出てきてしまったとき、最後に残ったのは希望だったそうです。

希望、そうありたいですね。

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2012-04-09 22:55

買えない本の顛末<結果報告です

 「地球温暖化神話 -終りの始まりー、こんな本が買えないことをエントリーした。

こんな話をエントリーしたばかりだが、今日この本は配達されました。

ご心配をお掛けしましたが、”一件落着”です。

 

参考までにどんな事だったのか、要点を説明します。

 

 

 

最初にトラブルの原因

買ったのはamazonのマーケットプレースからだったのですが、

マーケットプレース業者からのメールに記載された伝票番号が全く違っていた事でした。
 

メールで連絡された伝票番号:9633-7553-0821

実際に配達された伝票番号 :9633-7451-9262

 

 

 

そこで宅配便業者の話

この品物はメール便なので、この伝票番号を書いたシールが貼り付けてあり、この番号を読み取るだけ。

何月何日にこの番号の品物がこの流通センターを通過した、これだけが分かるが、これ以上は管理していない。

郵便と同じで、封筒に書いてある住所・氏名の所にポンと放り込むだけ。

だからメール便という名前になっている、料金も郵便などと同じ程度なので、郵便と同じことしか出来ない。

宅配便業者としては送り主に問い合わせしてもらう以外に方法は無いということだった。

 

amazonの話

マーケットプレース担当者に話をつなぎます。

そちらから回答が行きます。

回答の要点はこれだけ、

私がマーケットプレース業者にメールを送ろうとしても送れない、

電話番号も分からないので問い合わせできないとの苦情にも、

申し訳ありませんと謝るだけで進展なし。

 

注)これは私の解釈だが、多分プライバシー保護の為、ユーザーから直接苦情が行く事が無いようにしていると思う。

賛否両論があるだろうが一理ある話。

ただし不快な思いをするお客さんには不評だろう。

 

 

尚amazonの担当者は名前を聞いても姓しか言わない、フルネームを聞いても答えない。

次回問い合わせるとき同じ人で無いと分からないといっても、そのとき電話に出た人が担当者ですとの回答。

 

尚amazonでは損害賠償制度があるので、必要ならそれを申請して欲しいとの事。

 

 

以上を纏めてみると、

amazonで本やCDなどを買う場合メール便の事がある。

確かに安い。(本一冊送って210円である)

しかしメール便は正しく発送されたのか、正しく配達されたのか分からない。

amazonの言い分はその分安い、損害が出れば補償する、こんな事である。

 

 

私が過去2回経験したトラブルもメール便の誤配達だった。

 

普通の宅配便の場合は郵便より格段に広い区域を担当するので、品物を直接手渡しし、受け取りのサインを貰うことで誤配達を防いでいる。

メール便は郵便と同じ配達方法なのが問題なのだと思う。

 

 

尚最近amazonが直接発送する場合はメール便を使用しなくなった様だ。

多分誤配達が多すぎるのでメール便を使わなくなったのではないか。

 

 

最後にamazonには上記伝票番号ミスを連絡し、今後の改善を要望済みです。

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2012-04-09 11:44

地球温暖化神話<買えない本

 「地球温暖化神話 -終りの始まりー、こんな本が先月出版された。

著者は東大の渡辺 正教授である。

 

 

ところがこの本、発売されたのに出回っていない。

amazonでも品切れ状態。

 

 

 

私も手に入らないので困っていた所、amazonに中古品が個人業者でプレミアムつきで売りに出ていた。

まあ多少は仕方ないか・・・

そう思ってオーダーし、間もなく出荷したとのメールが入った。

しかし物は届かない。

 

 

 

輸送業者(ヤマト運輸:メール便)に問い合わせると・・・

私は愛知県なのだが、何と愛媛県松山市で配達完了となっていた。

 

現在amazonに問い合わせ中なのだが、さっぱり埒があかない。

運送業者の言い分はメール便なので封書・はがきと同じ扱い、つまり記録は何も残さない、だから行方不明といわれても調査できないとの事だ。

 

出荷したのはmomo-bookshelfという所だが、電話番号も分からない、メールを送ろうとしてもアクセスできない状態である。

 

出版元の丸善出版では来週くらいに重版ができるとの事なので、それまで待たねばならないらしい。

 

それにしてもamazonの対応は悪い。

これがグローバル・スタンダードなのか。

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2012-02-02 16:20

名古屋の積雪

 大雪に見舞われ苦労している雪国の方にはなんだという量だが、

今朝の名古屋は9時で積雪15センチ、気温はー1.3度だった。

(気温は11時でもー0.2度、13時で0.5度だった)

 

 

これは名古屋の東山タワーから見た雪景色(6年ぶりだそうだ)

 

明日の朝も気温はー2度位の予報なので各地で路面凍結の恐れが指摘されている。

 

今のクルマはABS(アンチロック・ブレーキ・システム)付が多いが、これは車輪がロックしにくくする装置、

決して制動距離が短くなる装置ではない。

クルマを運転する方は凍結した路面に十分ご注意を。

 

尚ABS付でもミラーバーンという鏡のようにツルツルの路面で低速でブレーキングすると瞬時に4輪がロック、

ABSが全く利かないことが有るので注意が必要。

(ABSがクルマが停車したと判断してしまう為)

 

こんな時はポンピングブレーキといって、ABSが自動でやっていることを人間がやれば良いのだが、これは何回か練習しないと難しい。

 

誰にでも言えることは車間距離をとることと急ハンドル・急ブレーキをかけないこと。これが一番確実。

 

 

 

 

尚途中でこんなのや.

 

こんなのを見かけたときは

蹴飛ばしてください。

 

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2012-01-27 22:59

気象庁のコンピューターは大丈夫?

 25日に気象庁が3ヶ月予報を発表した。

 

向こう3ヶ月の気象予報は、

・2月は、全国的に厳しい寒さが続く

・3月から4月も、関東から九州、沖縄では気温が平年並みか低い

 

だそうだ。

 

 

所で漏れ承る所では

”3ヶ月予報の元になるコンピュータの予想では、
どちらかというと気温は高めの予想が出ていた。
今回の予報は、熱帯の海洋の温度分布や、大規模な大気の循環の状況から、その予想を修正して、予報を組み立てたらしい。”


 
最近気象庁の予報が外れっぱなし。
今回は気象庁もコンピューターの予報ではおかしいということで修正して発表したらしい。
気象の変化が何か今までと違う何かに動かされている、
そんな感じがする昨今で有る。
気象庁のコンピューター、大丈夫でっか??
 
 
 
ひょっとして天の神様の逆鱗に触れたのではないか、
地球温暖化などとウソばっかり言うとはけしからん。
おまけに永田町界隈にも土鳩・空き缶・野豚と嘘つきばっかりだ。
 
これは成田山新勝寺で昨年発見された風神の図。
天の神様もお怒りだ。
150年の歳月を越えてこの世に出てきて「お怒り」を示している。
 
 
尚この風神の図、成田山の書道美術館で3月4日まで公開されている。
http://www.naritashodo.jp/

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2012-01-22 22:25

寒波到来

  強い寒波がやってきた。

この寒波、どうも来月初めまで居座るつもりらしい。

気象庁はあまり警告を発しないが、記録に残るような豪雪の時との類似性を指摘する声も有る。

 

先ずどんな寒波か

 

これは少しデータは古いが、1月20日時点で予測された上空1500mの気温の平年との差。

平年より2度以上低い気温が2週間以上続くと予測されている。

 

この様な状態が長く続く時、記録的な豪雪が発生している。

 

 

過去の記録的寒波

 

・三八豪雪    昭和38年1月   冬型の持続期間約1ヶ月

・五六豪雪    昭和56年1月   冬型の持続期間約3週間

・平成18年豪雪 平成18年1月   

 

過去の記録はこんなものである。

 

 

 

話は変わるが私は三八豪雪のとき所用で新潟に行っていた。

雪が降り始めたとき、きわどい所で新潟から脱出できた記憶が有る。

雪で新潟から東京まで8時間遅れの急行に乗っていた。

食堂車も売店も全部売り切れで酷くひもじい思いをしたことを覚えている。

(こんなときでも食い物の話か! 他に話は無いのか!)

 

豪雪は大変な被害をもたらす、のど元過ぎれば忘れてしまうのだが、これは忘れてはならない。

特に最近は都市でも田舎でも豪雪などの災害に弱い、

食糧・燃料の備蓄も無く、ちょっとした交通の乱れで大問題となる事が良く有る。

 

 

 

しかし気象庁は昨年9月から10月、ラニーニャ現象で今年の冬の寒冷化が予測されていたのに知らん顔をしていた。

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2489920/

 

またこれは科学的な話ではないが、昨年秋ごろ鳥や虫の挙動がどうもおかしい。

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2495092/

 

この冬の寒波はどうもいつもと違うようだ。

大変な豪雪にならなければいいが・・・

平穏に寒波が通り過ぎてくれることを祈るばかりである。

 

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2012-01-19 22:46

太陽活動に異変の話<続編

 今日NHK・Eテレで太陽活動に異変という番組が放映された。

現在の太陽活動の異変を知らせる意味でよい番組だった。

しかしどうしても気になることがあった。

 

 

それは太陽活動周期は11年でずっと一定だったが、今それが異常だと言っていた事。

 

太陽活動周期は1755年から番号が付けられ、現在24期である。

その周期は大体11年だが、9年から13年と幅がある。

そして太陽活動の活発なときは黒点数が多く、その時は活動周期が短い事が分かっている。

例えば現在は24期だが、少し前の22期(1986年8月~1996年5月)は活動周期は9.66年であった。

 

 

今日の放送では時間の都合でかなり端折ったのであろう、この活動サイクルは11年固定として話が進んでいたが誤解を招く内容だと思う。

先回紹介したこの図でも山が高いときは谷から谷までの幅が短い・・つまり活動サイクルが短いことがお分かりいただけよう。

 

 

単純に計算すると

19世紀約100年で平均サイクルは11.5年

(1798年4月ー1901年12月で9回)

20世紀約100年で平均サイクルは10.5年である

(1901年12月ー1996年5月で9回)

確かに200年間の平均は11年だが、20世紀100年だけ見ると違う。

 

どうも今まで我々が生きてきた20世紀は長い目で見ると特異な時期だったのかもしれない。

まあこんな話をすると30分では到底終わらないので、有る程度端折ったのも止むを得ないとは思う。

しかしいつかは取り上げねばいけない時期が来るように感じた放送だった。

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2012-01-18 18:25

太陽活動の話・おさらい

  寒いですね、北海道では記録的な大雪で除雪に自衛隊まで出動しているとの事。

さて、これまた寒い話だが、19日にNHKのサイエンスゼロ太陽活動の異常の話が放映される事を紹介しました。

 

一足早く現在の気温のトレンドと太陽活動について、簡単に纏めてみました。

 

 

最初は世界の気温の最新のデータから、

これは人工衛星で観測した物

 

こんなデータを紹介するのは世界の気温データがクライメイトゲート事件でクチャクチャに捏造され、信用していいやら悪いやら分からない為である。

 

このデータで見ると1998年がピークで有ることが分かる。

 

 

さてでは日本の気温はと言うと、

 

 

これは日本の気象庁のデータ。

日本といっても東京などは都市化が進んでいるので参考にならない。

この為都市化の影響が少なく、1898年以降のデータの有るところ17地点の平均値で有る。

 

 

気象庁は100年で1.15度の気温上昇と言っている。

そのトレンドが赤の直線なのだが、それをちょっと置いといて良く見てみたい。

良く見ると1910年から1950年頃まではほぼ横這い(緑丸印)、

その後2000年までは気温上昇(赤丸印)、

2000年以降はほぼ横這い(緑丸印)、

こんな風に見える。

 

 

では太陽黒点はと言うと

 

 

このグラフは太陽黒点数の3ヶ月平均のグラフ、

1900年~1950年に比べ、1950年~2000年は黒点数が非常に多いことが分かる。

 

そして太陽黒点の多い時期が温暖になることが分かってきた。

 

 

実は現代に生きる我々はこの黒点数が当たり前のように感じていたのだが、本当は長い歴史を見るとこの時代は黒点数が非常に多い時期だった。

 

 

wikiの太陽変動の所を見ると、現代極大期と言う項目で歴史の中では異常に黒点数が多い時期としている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%A4%89%E5%8B%95

 

wikiの該当部分をコピーすると

太陽変動現象と発生年代
現象名
オールト極小期 ( 中世の温暖期)1040年1080年
中世極大期 (中世の温暖期を参照)1100年1250年
ウォルフ極小期1280年1350年
シュペーラー極小期1450年1550年
マウンダー極小期1645年1715年
ダルトン極小期1790年1820年
現代極大期1950年継続中
こんな風で有る。

 

現代に生きる我々は900年ぶりの太陽活動の活発な時期にいたことに気がつかなかった。

温暖化詐欺は此処をついて出てきたものらしい。

 

さてこんな風なのだが、NHKさんはどんな風に纏めてくれるのか。

それは明日の「見てのお楽しみ」と言うことで。

 

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2012-01-15 16:50

NHKが太陽活動の異変を報道し始めた

 今日は日頃犬HKと言っているのを忘れて、NHKさんのコマーシャルから。

(なにっ!! オマイ 何時から宗旨替えしたんだという話はちょっと置いといて・・・)

 

 

NHKのEテレ(旧教育テレビ)でサイエンスゼロという科学番組をやっているが、今週はこんな物が予定されている。

 

 

放送予定はEテレ(旧教育テレビ)1月19日18:55~17:25

 

 

最近本屋などで科学雑誌が太陽特集をやっているのを良く目にする。

太陽活動に異変があり、地球寒冷化になるという話である。

それをNHKも取り上げたというわけだ。

 

 

 私は2009年11月~12月、「太陽が警告している<温暖化、実は寒冷化だった」 こんなエントリーをした。

 

(1)  http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1304917/

(2)  http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1304984/

(3)  http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1309581/

(4)  http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1345778/

(5)  http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1340882/

 

この頃から太陽活動の異変が顕著になってきた、

既にそれから2年経って、最早座視できない段階に来ているわけだ。

 

丁度この頃クライメイトゲート事件が発覚、地球温暖化等と言うものがトンでもない大嘘だった事がばれた。

科学の死とも言われるこの事件、しかしマスゴミの中には未だに地球温暖化などといっているアホが沢山いる。

しかしデータは地球全体で見ると温暖化のピークは1998年だった。

 

これは人工衛星を使った世界の平均気温データの最新の物。

 

このように1998年がピークでその後温暖化していない。

 

(これに地上観測データを付け加えればもっとハッキリするのだが、クライメイトゲート事件でデータがくちゃくちゃに捏造されてしまったので、いまでは何が信頼できるデータか良く分からない)

 

 


更に昨年6月にもNHKが太陽の異変を取り上げている。(これがコズミックフロントです)

 

(相模さんから指摘され、コズミックフロントの最初の分を追記します)

追記: http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2312381/

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2318393/

 

尚上記エントリーを見ていただきたいのだが、

 

 

20世紀後半は特に太陽活動の異常期=極大期だった。これが地球温暖化詐欺のCO2犯人説の真相。」

私はこんな風に見ている。

 

 

 

 

 

とりあえず本日は番組の紹介ということで、

 

こんな真面目な番組をどんどん作ってくれればNHKにもそれなりの価値が有るのだが・・・

  1. 気候変動
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2011-11-27 20:43

明日からCOP17だが<温暖化詐欺寒波はどうなったか

 明日からCOP17が始まる。

国連気候変動会議・・・

 

この会議去年までは大騒ぎしていたのだが、今年は控えめな報道ばかりである。

そして会議の目的は地球温暖化対策、

しかしいつの間にか目的と手段がすりかわり、今はCO2削減の為に先進国特に日本に金を出させることが目的の会議になってしまった。

 

今年は11月28日から12月9日まで、南アフリカ・ダーバンで開催される。

 

 

 

この会議が始まるとどうも神様がお怒りになるようだ。

地球温暖化、何をアホな事をいっとるか、

その結果は会議が始まるとトンでもない大寒波が襲ってくる。

 

 

2009年のCOP15:コペンハーゲンで開催

その結果がこの寒波。

 イギリス全土が真っ白になっている。

 

鉄道初め交通機関大混乱、ユーロスターも止まってしまった。 

 

 

 

2010年のCOP16カンクンで開催。

 

この時の寒波も凄かった。

 

 

 

 空港も大混乱

  

こんな大混乱の中をsonoさんは帰ってきたのだが、その辺りの事情は以下参照ください。

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2079725/

 

 

 

温暖化は大変だと言うが、昔から歌の文句の通り、夏は暮らしやすいが常識。温暖化、良いじゃないか! 

 

 

 

Summertime and the livin is easy
Fish are jumpin and the cotton is high
Oh your daddys rich and your ma is good lookin
So hush little baby, dont you cry
One of these mornings
Youre goin to rise up singing
Then youll spread your wings
And youll take the sky
But till that morning
Theres a nothin can harm you
With daddy and mammy standin

 

 

 

さてCOP17、神様はまたまたお怒りになるのだろうか・・・

  1. 気候変動
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2011-11-11 23:20

やっと気象庁がラニーニャ現象を発表した

 やっと気象庁ラニーニャ現象が始まっていることを認めた。

いいことである。

しかし事実を知っている人間には、9月の段階でラニーニャが始まっている事を気象庁は世界には連絡している。

しかし国内発表は2ヶ月遅れ。

知らないのは日本国民だけ、困った話である。

 

 

気象庁の二枚舌についてはこれを参照ください

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2447439/

 

 

さてそこで最新情報だが

気象庁の11月10日午後の報道では

 

其のデータは

 

こんな風なので気象庁の発表を待ちきれない所が先行して新聞記事にしている。

 

以下は日経新聞から

 

<以下引用>

 

ラニーニャ再び 東日本以西で寒い冬の公算 
 
2011/11/6 21:27


 今春、終息したばかりの「ラニーニャ」現象が再び発生、拡大し始めている。1年に2度も起きるのは気象庁が統計を取り始めた1949年以来初めて。「ラニーニャもどき」という状態を挟み、実質的にはラニーニャが昨夏から続いているとの見方もある。ラニーニャはこのまま顕著になり、西日本~東日本で当初の予想に比べ寒い冬になる公算が大きい。


 ラニーニャは東部太平洋の赤道域の海水温が平年より低くなる現象。直近のラニーニャは昨夏に始まり、今春終わったとみられていた。

 

 ところが米海洋大気局(NOAA)やオーストラリア気象局は9月に、ラニーニャが再び始まっており冬にかけて拡大するとの予測を明らかにした。気象庁も10月中旬、「ラニーニャの状態に近づきつつある」との監視速報を出した。

 海水温の低い海域は今春、いったん西側に動いたが消えず、秋に入って東側に戻りつつあるという。東京大学の山形俊男教授はこのように低温域が一時的に西にずれる現象を、ラニーニャもどきと名付けている。

 

 海洋研究開発機構の升本順夫プログラムディレクターは「2000年代に入り、ラニーニャもどきが起きやすくなっている。確証はないが地球温暖化で熱帯付近の大気循環が変わった影響の可能性がある」という。

 同機構は来春から夏までラニーニャが続くと予測。もどきを含めれば継続期間は2年に及ぶ。気象庁の前田修平予報官も「今は西部太平洋とインド洋の水温がともに高いが、年明けごろから西部インド洋の水温が下がり典型的なラニーニャに移行する」と予想する。

 ラニーニャ偏西風を蛇行させ、日本付近で北西から南東に向かう流れになりやすい。この影響で今冬は「大陸から寒気が吹き込み東日本以西の気温は低めになりそう」(同予報官)。東大の山形教授は「日本付近の海水温が高いので(寒気が入ると雲が発達し)日本海側は雪が多くなるだろう」とみる。

 どの程度寒くなるか分析するには、寒気の吹き出しの目安になる「北極振動指数」に注目する必要がある。筑波大学の田中博教授は「指数は暖冬傾向を示しているが、この先変わることもありうる」という。低温傾向が強まれば、冬の電力需給見通しにも影響する可能性がある。

 

これは新聞記事にのった説明図・・大変良く分かる

 


 

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E2E7E2E2E58DE2E4E3E3E0E2E3E386989FE2E2E2

(但しリンク切れ)

 

<引用終り>

 

 

 

日本の気象庁が二枚舌を使っていることは紹介した通り。

しかし日経の記事に有るようにこの冬は寒波が来ることを覚悟したほうが良い。

 

(注:今時温暖化のため云々などと時代遅れを言っているが、そんな所はこの際目をつぶります)

 

 

11月も中旬、何となく不気味な1が6個も並ぶ日も野駄目売国首相のTPP参加の話で、いよいよ日本の冬が厳しいものと思わざるを得ない日となった。

 

政治は全く当てにならないが気候だけは待ったなし、

皆様冬への備えを怠り無く。

  1. 気候変動
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2011-11-01 23:36

今年は鳥も虫もおかしい

  今日拙宅の庭木の選定に庭師の人に来てもらった。

(注:猫の額ほどの小さな庭です。簡単に終わります)

その庭師さんの話。

 

 

 

今日はいい天気で気持ちがいいねえ。

こんな日は仕事もはかどるし・・・

所で短足さん、今年は鳥が少ないねえ、特にモズやスズメがいない。

数年前までは夕方など、スズメが電線に群がってピーチクパーチク、煩かったでしょう。

でも今はいないんですよ。スズメが。

 

 

(若い職人さんに向かって)、お前も気がついているだろう。

庭木の剪定などをすると、モズがカエルなどの餌を小枝にさしてあるのだが今年は見ない。

お前も見ないだろう。

おかしいねえ。

 

 

スズメ 野鳥だが人里にしかいない鳥、雑食性の鳥だ。

 

モズ これはメス

 

モズにハヤニエ

 

モズが餌の野鼠を小枝に刺し、肉を食いちぎってコドモの所に持っていく。

 

 

庭師さんは更に話を続けて、

そう言えば今年は蜂がおかしかったよ。

 

私)  アシナガバチ?

庭師さん)  そう、アシナガバチ、

    今年はアシナガバチの巣は変な所ばかりに有る。

    物陰とか、いやに低い所とか。

    この間も隣町の××団地の工事で草刈をしたが 

    蜂の巣はいやに低い、おかしな所ばかりだった。

 

更に続けて

庭師さん)  蜂が変な所に巣を作ると台風が来ると言うでしょう。

    今年は蜂の巣は何処でもそんな所ばっかり。

    だからアチコチ台風で大変だったでしょう。

 

アシナガバチ

 

更に続けて

庭師さん)  今年はいつもと全く違う所に蜂の巣があった。

     おかげでアチコチ一杯ハチにさされて酷い目にあった。

     私らでもハチにさされて病院に行ったよ。(笑)

 

 

庭師の人はこの後もセミもおかしいとか、色々言っていた。 

しかし私にはこのハチの話が特に印象に残った。

当地方では昔から言われている事で、ハチが変なところに巣を作る年は台風が来る、

そういわれている。

そして矢張り台風が来た・・・ 

 

室内で仕事をしている人には分からない話だが、

屋外で仕事をしている人は気象の変化に敏感。

だからこそ気がつく変化なのだと思う。

 

鳥や虫たちは何かおかしい、そんな兆候を感じ取っているらしい。

 

これは鳥や虫たちからの警告では無いだろうか。

  1. 気候変動
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2011-10-28 14:35

今年の山の雪は早い

 少々時期遅れだが、各地の山から雪の便りが届いている。
これは私も見逃していた話なのだが、どうも注目すべき出来事らしい。
最初にどんな話かと言うと・・今月初めの報道です。
(注:記事は私の嫌いな侮日新聞のものだが、まあ大目に見てください。)
 
 
<以下引用>
 
初冠雪:一足早く 観測開始以来、大朝日岳3番目 月山10番目 /山形

 山形地方気象台は3日、月山(1984メートル)と朝日連峰(主峰・大朝日岳1870メートル)が初冠雪したと発表した。同日早朝、同気象台職員が屋上から目視で確認した。
 
 月山は平年より15日、昨年より26日、大朝日岳は平年より19日、昨年より24日、いずれも早い冠雪となった。大朝日岳の初冠雪は、1931年の観測開始以来3番目の早さ、月山は1889年の観測開始以来、10番目の早さという。
 
 3日は、寒冷前線が通過し冬型の気圧配置が強まり、県内上空5500メートルに氷点下26・3度の強い寒気が張り出した。こうした気象条件の際は冠雪する可能性が高いため、職員がひんぱんに山岳方面を注視していた。
 一挙に秋が深まったが、この気象について同気象台の福沢志津夫技術主任は「長続きはしない。秋から冬へ移行する際のひとつの過程。これを繰り返して次第に冬へ移行していく」と話している。
 一方、鳥海山(2236メートル)でも同日、初冠雪を酒田市が確認した。鳥海山の初冠雪については、酒田測候所が閉鎖されたため09年以降観測されていないが、鳥海ブルーライン5合目の鉾立山荘(秋田県側)では昨年の初冠雪は山荘一帯に積雪があった26日ではないかとみている。【佐藤伸】
 
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<引用終り>

 

 

 

所で裏の桜さんが11月からの気象庁の3ヶ月予報に関して、こんなエントリーをしている。

気象庁「平年並み予報」にトリック!?

http://dale-alv.iza.ne.jp/blog/entry/2487974/

 

 

 

裏の桜さんの言いたいのは

「平均は平年並みでも変動が大きい、だから西日本に大雪の可能性も考えねばいけない」

こんな話である。私も全く同感だ。

 

裏の桜さんも言及しているが、原因はラニーニャ現象

 

裏の桜さんは気象予報士の解説を引用し

>11月の平均気温は高めだが、夏日はないにしても20度から急降下し、10度ぐらいに下がるアップダウンが大きくなる可能性がある。さら、12~1月は昨年と共通点があり、クリスマス寒波が早めにやってきて寒くなる。とくに西日本まわりで寒波が押し寄せ、西日本中心に大雪になりそうだという。

 

こんな話である。

 

 

 

所でそのラニーニャ現象だが、気象庁は現在ラニーニャ現象だとは言っていない。

ではどう言っているか。

ラニーニャの状態に近づきつつある」のだそうだ。

 

 

 

 

しかし先月のエントリーで、気象庁の天気予報がおかしいと言うことで、こんなエントリーをした。

 

気象庁の天気予報がおかしい<報道しない自由か

2011/09/19 16:32

 

この中でラニーニャ現象について、イギリスのBBCは日本の気象庁の情報に基づき、「弱いラニーニャ」、

しかし日本の気象庁は「エルニーニョでもラニーニャでも無い」

こう言っている。

 

そして1ヶ月たってやっと「ラニーニャの状態に近づきつつある」と言い出した。

人を馬鹿にした話である。

 

 

そこでもう少しデータを見てみよう。

これは同じく気象庁発表のデータだが、

 

エルニーニョ監視区域の海面温度の変化

 

そしてこのデータを数字で見ると

ややこしい数字で恐縮だが、各月の基準値に対し「5ヶ月移動平均で+0.5度以上ならエルニーニョ、-0.5度以下ならラニーニャ

これが気象庁の定義である。

 

したがって明らかに海面温度が異常値を示し始めているけれど、ラニーニャ現象だとはいえない、これが気象庁の公式見解。

(と此処までは気象庁の弁解を代弁して・・・・)

 

 

しかし以前のエントリーでも色々指摘してきたように、

現在太陽活動の異常期に入っている。

そしてこの影響で地球は寒冷化に向かっている

こんな時期に今までの経験だけでは判断できないことが起こる。

その為には気象の異常は兆候の段階で正確に発表すべきである。

 

最後にこの話の締めくくり。

人間が発表するかどうかではなく、自然は既に兆候を発している

その一つが山の初冠雪などである

冒頭挙げた報道などはその一つの兆候ではないか。

私にはそう思える。

 

 

尚以下は余談だが・・・

このエルニーニョラニーニャ現象(と南方振動も)については、

世界の調査観測をリードしているのはアメリカと日本である。

日本は未だエルニーニョなんて言葉も無かった時代から調査観測を続けてきた。

 

マスゴミの報道を見ると、オーストラリアだの何だのと他の国の事を盛んに取り上げるが馬鹿げている。

他の国は日本とアメリカのデータを元にして見解を述べているだけである。

特に日本の気象庁はクライメートゲート事件に加担しなかった。

それが日本の信頼度を高めているようである。

  1. 気候変動
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